新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

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DIY

ダンベルに長靴を履かせハンマーで叩いてみた♪ミヒャエリス/森の鍛冶屋

  長靴を『パンク修理』
 DCM 上江別店でラーメンどんぶりの「龍鳳華美濃」を買ったとき、私は一緒に自転車のパンク修理キットを買った。
 こういうものは百均にあるのではないかと思い、その前にマックバリュ上江別店の中にある Can★Do に寄って見てみたが、パンク修理キットはなかった。
 DCM には自転車関連の商品がたくさん置いてあった。ふだん近づくことがないコーナーだが、冬場でもこんなに広くスペースが割かれていることに、ちょっとびっくりした。

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 パンク修理キットを買ったのは、いまはなき帯広の長崎屋で買ったママチャリのパンクを修理する、ためではなく、気がつくとゴムの継ぎ目が裂けていた雪かき用の『サブ』のスパイク長靴(有名優良メーカーのミツウマ製)を修理するためである(こういうのを見たことがない南方に暮らす人たちのために、靴底をお見せしよう。これで素足を踏まれたら、血が出るだろう)。なお、ふだんはスパイク付きではない長靴を履いて雪かきをしている。

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 裂けた箇所はここ。

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 修理キットの中身はこう。

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 楕円形のパッチラバーだと裂け傷の長さぎりぎりなので、円形のパッチラバーも使うことにした。
 作業は、箱に書かれた手順に忠実にそって進める。まずは広めにサンドペーパーをかける。

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 ゴムのりを薄く広めに塗り、乾くのを待つ。

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 まずは、楕円形のラバーを貼る。

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 ここで、ダンベルとハンマーを動員。
 ダンベルを長靴の中に入れ、貼った箇所の裏側のところにあてる。そして、ラバーを圧着させるために上からしつこくハンマーで叩く。

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 鍛冶屋のように叩いて、まずは1枚目が圧着(したと思う)。

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 さらに円形のラバーの貼り付けも同じ要領で取りし進めて、修理完了。

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 修理後まだ一度も使用して(履いて)いないので、修理が完璧だったかは、耐久性も含めまだ未確認。
 ちょっと気になるのは、指示通りゴムのりを薄く塗ったが、そのゴムのりがまだ8割がた残っているということ。キットに入っていた4枚のパッチラバーのうち2枚使ったのだから、理屈を言えば、ゴムのりの半量は無くなっていておかしくない。うすうすにし過ぎたのだろうか。そうだとしたら、すぐにはがれてくる恐れがある。

 ところで、ふだん雪かきなどのときに履いている長靴だが、履いて用事を済ませたあと-1時間後とか2時間後とか-に脱ぐと、ほぼ毎回、靴下のつま先や土踏まずのあたりなどが濡れている。長靴に穴が開いているわけでは、もちろんない。
 汗?それにしては濡れ方(箇所)にムラがある。
 ネットで調べてみると、この濡れは汗の場合もあるが、どうやら長靴の中が結露して起こるらしい。それなら、防ぎようがないか……

 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)のサンドペーパー・バレエ(Sandpaper ballet, 1954)とミヒャエリス(Theodor Michaelis 1831-87 ドイツ)の森の鍛冶屋(Der Schmied im Walde, ?)を。

 森の鍛冶屋の CD は、私はもっていないので写真は無し。
 ここでも書いたが、この曲、私は1976年7月27日に NHK-FM の午前9時からのモノラル放送番組「家庭音楽鑑賞」で放送されたのをエアチェックし、それを聴いていた(ウェッセルデッカー楽団という団体の演奏)。
 そのテープも30年くらい前に処分したわけで、それ以降この曲を聴いていなかったが、先ほど YouTube で聴いてみた。なんと、ウェッセルデッカー楽団の演奏は曲の前半部分がカットされていたという事実を、いまになって初めて知った。

AbdersonStein

1mmあたり100円ってことで……♪グレツキ/Sym3

  『脚』ではなく、その名は『ギボシ』
 正月にふさわしい話題だとは思わないが、『栓』の話である。

 浴槽の水栓は、家を建ててから一度も交換したことはなかった(鎖は一度切れたために、交換した)。古くなったせいで、このゴム栓を手にしたりすると、手が黒くなる。つまり色落ちするようになった。浴槽の内側などに触れたりしても黒く色がつくので、今回交換することにした。

 いままでのゴム栓はこれ。

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 このようにゴム栓の下側にプラスチックの『脚』があるゴム栓は、しかし、DCMに行ってもなかった。この『脚』がなんの機能を果たすのかまったくわからないが、私としては無くたって問題ないと判断した(どっちにしろそんな栓は売っていないのだし)。

 しかし、この『脚』が、新しい栓を買い替えるにあたってネックになった。ゴム栓のパッケージにはそれまで使っていた栓をはめてみてサイズを確認できるようになっているのだが、この『脚』があるために測れないのだ(写真は購入後に栓を取り付けたあとの空箱)。

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 家で排水口の直径を一応は測って行ったが、35mm っぽかった。
 店で、古い栓を逆さにしてパッケージの穴に当てはめると、やはり35mm前後らしかった。
 しかし店の品ぞろえでは、34mm と36mm はあるが、35mm というのはない。サービスカウンターに行き相談すると、けっこうゴム栓のサイズを断定するのは難しいようで、ノギスで測ったらやはり35mm だったので、結局上の写真の、サイズに幅があるタイプにした(税込み1,097円)。

 取り付けて排水口に入れてみると、抵抗なく入った。ということは、新しい栓の最小径である34mm ではスポっと入ってしまったわけで、34mm の栓を買ったら小さすぎて失敗だったことになる。そして、37mm まで OK のこの栓は、無事わが家の浴槽の排水口を塞いでくれた。

 交換したあとで『セキスイ 浴槽 栓』で、ネット検索をしてみた。初めにこうやって調べるべきだった。ウチはセキスイハイムで、浴室も積水化学工業製なのだ(セキスイハイムと積水ハウスは別な会社であること、念のため申し上げておく)。

 すると、こんなページにたどりついた。

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 やはり『脚』がある。この脚付き仕様はセキスイのオリジナルなのだろうか?『脚』の名称は「ギボシ」というらしい。交換時に他社メーカーのものを選ばないように、特殊仕様にしているのかもしれない。
 このウェブページには28mm と36mm の2種があった。ということは、ウチの栓は36mm なのだろう。それがわかっただけでも収穫だ(にしても、1,716円!)。

 そして、さらに私は思いだした。
 セキスイハイムから「ハーモネートショッピングクラブ」という公式通販のカタログが送られてきていることを。そのカタログには、ハイムの設備のいろいろな製品(ドアノブやらブラインドやら風呂ふたなど、そろそろ交換するようなもの)が載っていて、つい最近23年12月1日から24年3月31日までが有効期間のものが届いたのだった。

 で、ページをめくると、あらあら、モロに載っていた。やっぱり『脚』付きだ。

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 うん、やっぱりウチのは36mm だったのだ。自分で測ったときに35mm らしかったのは、きっと1mm 縮んでいたのだろう。それにしても、3,600円ねぇ……

 こういうときのために、自宅にもノギスがあれば便利だとも思った。
 たまたまマックスバリュの上江別店に行ったときに、同じ建物のなかにある CanDo を見ると、プラスチック製のノギスがあった。こんなものまで売っていて、110円で買えるのね。

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 ということで、浴槽のゴム栓交換騒動がきっかけとなって、ノギスもわが家の工具箱に仲間入りした。

 グレツキ(Henryk Mikolai Gorecki 1933-2010 ポーランド)の交響曲第3番Op.36嘆きの歌の交響曲(Piesni zalosnych)」(1976)を。

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