新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

蕎麦

朝早くから降りる人と乗る人が入り混じりホームはごったがえ

  駅の券売機でチャージするのもたいへん
 先週の金曜日。
 このところは恒常的になっているのだが、私が朝の通勤で乗っている『マイ列車』として登録してある134M 列車は、数分遅れで札幌駅に着いた。遅れるのは江別駅を発車する前に先行させる「ライラック4号」が、雪だの霧だのの影響で3回に1回くらいの頻度で遅れて通過するからだ。

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 前にも書いたように、134M 列車は定刻7:42に札幌駅に着くと7:48発新千歳空港行きの快速「エアポート28号」になる。だから、134M 列車が遅れるとエアポート28号をホームで待っている人たちはさぞかしイライラしてるんだろうなと思ってしまう。

 それにしても、まだ8時前だというのに134M が入線する6番ホームは快速エアポートを待っている人でいっぱいだ。新札幌方面への通勤客もいるのだろうが、圧倒的に観光客が多い。そして134M から降りた人はエアポートに乗る人の列に阻まれなかなか階段に行けない。つまりホームはごったがえだ。
 観光客だろうと何だろうと JR 北海道の売り上げが増すのは良いことだが、この混雑なんとかならないものだろうか。いや、ならないんだろうな。これもまた、オーバーツーリズムってやつだ。日中に札幌駅の券売機で Kitaca にチャージしようとしても混んでて全然できないし(特に西コンコース側)。

 と、いま確認のために「北海道時刻表」を開いたら、なんか変。千歳線の上りの最初のページの隣が何でいきなり下りなの?って、今初めて『乱丁』に気づいた。これ去年の9月号だけど。

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 前置きが長くなったが、この日札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで買ったのは、これまた私が愛好する「日替り弁当A(鶏ももスパイス)」。「山賊焼き」だったら二日続きでまったく違う山賊を味わうことになって面白かったんだけど、そうはうまくいかなかった。けど鶏ももスパイスはうまかった。

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  駆け込んでも待っている間にガソリンを消費するのでは、という考え方
 ついでに言うと、かなり雪が降るという予報が外れ、金曜日から土曜日にかけても新たな積雪はほとんどなかった。うれしいはずれだ。だから気象予報士を恨む気はまったくない。

 土曜日は朝のうちに車にガソリンを入れにSSに行った。
 1日だか2日前にガソリンの価格が上がったばかりだ。妻はそれなら値上がりする前に入れに行けばよかったのにと言うが、5円上がったとして30リットル入れても、150円だ。値上がり前の駆け込み給油で混みあうスタンドで、アイドリング状態で待つことを考えると、150円余計に払ってでもふだん通りに給油するのを選ぶ。それが私の価値観だ。
 ちなみに今回レギュラーガソリンの価格はリッター175円。会員割引が6円だったので、リッター169円だった。

 スタンドから帰ると、この一週間で積もった少しの雪を雪かきし、空き地に運ばず庭に捨てた。
 昼はまたまた江丹別そばを茹でて食べた。何日か前に妻が作った親子丼の具(鶏肉が少なかったので麩も入れてあるが、案外イケる)でミニ親子丼を作って、そばのお供にした。
 60歳過ぎにしては食べ過ぎだ。
 でも食べられるということは健康の証だ。仮にそれが不健康になる入り口であっても。

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♪ 今日の一曲 ♪
 C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)の「専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲第6集(Clavier-Sonaten und freye Fantasien, nebst einigen Rondos furs Fortepiano, fur Kenner und Liebhaber. 6 Sammlung)」Wq.61(1787刊)。

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かしわそばの肉のようにゴロゴロしてますがカモなんです

  昼は鴨、夜は牛@TOMAKOMAI
 先週の火曜日、ということは三連休明けの初日ということになるが、朝、通勤のために江別駅に行くと、列車の改札案内板が新しいものに交換されていた。で、なぜかそれまで上にあった案内板は改札機の横に「機器調整中」の紙を貼られて静物のように置かれていた。きっと、前日あたりまでは、こちらの方で案内表示されていて、新しいものの方に「機器調整中」の紙が貼られていたのだろう。

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 新しい案内板は、その列車が何両編成であるかや、この列車は江別駅が始発の列車だ、という情報も表示されていて便利だ。

 4番ホームからは江別神社のどんど焼きに出されたお飾りなどの山が見えた。あのなかに、わが家から持参したお飾りもあるのだ。一番下の方に埋もれているに違いない。

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 この日はいったん出社後、午前中のうちに社員2人と一緒に苫小牧に出張した。
 苫小牧で昼ご飯を食べようということになり、国道沿いの「ゆで太郎」でそばを食べることにした。 

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 「ゆで太郎」は札幌の東雁来に店があるのを見かけたことがあるが、利用するのは初めて。私は「ゴロゴロ鴨南蛮そば」を頼んだ。

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 味は悪くなかったが、麺はやわらかくてゆですぎのように感じた。また、鴨肉が鴨特有の味がしなくて鶏肉っぽかったが、かといって鶏肉でもない感じの脂で、要するに私には謎肉だった。鴨せいろを頼んだ同僚も「鴨じゃない感じがした」と言っていたから、私だけがカモられたということではないだろう。
 とは言いつつも、かしわのような鴨肉に(売り文句である『ゴロゴロ』した形の鴨肉なので、カモっぽく感じなかったのかもしれない)、かしわ好きの私はひそかに喜びを感じていた。

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 日が暮れて、夕食は焼き肉店へ。地元の焼き肉店がどこも予約が取れなかったので「徳寿」に行った。でも、さすが「徳寿」。やっぱりおいしかった。
 もちろん後期中年者の私は、胃もたれ&おなか急降下必至と予測される上カルビなどのサシが入った肉は食べず、サガリとねぎ塩タン、ミノを食べることに徹した。厚切りのサガリは部分入れ歯の私には食べづらかったがおいしかった。もちろん、天国への階段が見えるようなことがないよう十分注意した。徳寿自慢のスイーツも食べたかったが、おなかのことを考えてやっぱりがまんした。

 なお、翌日の昼は会議会場で出た弁当を食べたことを申し添えておく。

♪ 今日の一曲 ♪
 マクスウェル・デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「炎の舌(Linguae Ignis)」(2002)。

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床がドアに擦られるのを救ったのは薄いプラスチックの会員カード

  ドアの右側を浮かせるためには

 この日は、1階納戸のドアが床との間で引き起こす物理的摩擦をなんとかするべく取り組んだ。
 このドア、開けてすぐのときにドアの向かって右下がかすかに床面に擦るのである。実は家を建てた直後からこの症状が出て、丁番に紙を挟んだりして対処していた(ハウスメーカーの人が最初にやったのを真似てやってみていた)が、うまくいったりいかなかったり。また、症状が出るのは決まって冬期間。どうやら床の乾燥か何かが関係しているのではないかと思っている。

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 写真の黄色の〇のあたりが擦る場所で、シュッと音がする。フローリングにかすかにカーブの擦り跡がついているのがおわかりになるだろうか?
 擦らなくなるようにするには白い『⤴』の方向に回転させるようにドアの右側を浮かせれば良い。実際、ドアを開けるときに意識してノブを上に持ち上げるようにして開けると擦らない。ということは、まさに紙一重。紙一枚分くらい浮かせることができれば擦らなくなる。

 これまでは丁番に厚紙を挟んで対処していたが、完全解決には至らなかった(時間が建つとまた症状が出る)。
 そこで今回は厚さが潰れる紙ではなく、ビスを締めても潰れない、もう使わないであろう薄いプラスチックの某会員カードを使うことにした。これをビスとビスの間に入る大きさになるよう縦横それぞれ4つに切り、今回はそれを4枚重ねて、それがずれないようにセロテープで巻いて束ねた。

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 下の丁番のドア側のビスを緩め、隙間3カ所にこのプラスチックを入れて再びビスを締める。

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 するとおかげさまで、擦りが解消された。偶然にも4枚重ねがちょうど良い厚さだったようだ。

 最初は3カ所ではなくいちばん下にだけ挟んでみたが、擦りは解消しなかった。
 3カ所にプラスチック板を入れてこの丁番全体にすき間ができるようにすると成功した。

 つまり、
 ① 紙ではなく硬いプラスチックなどを使うこと
 ② それを下の丁番全体が浮くように挟み込むこと
ということが成功の秘訣であることが、今回ようやくわかった。

 いやぁ、納戸のドアを開けるたびに実に爽快な気分になれるようになった。

 ひと仕事を終え、この日は江丹別そばを茹でて、ざるそばにして食べた。
 前日の元日気分に続き、二週間前の大晦日気分がよみがえった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 今年が生誕100年となるベリオ(Luciano Berio 1925-2003 イタリア)のピアノ協奏曲第2番エコーイング・カーヴ(Echoing curve)」(1988)。

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2025年の仕事始めの日なのに、去年の大晦日から正月3が日にかけてのご報告

  終わってしまえば瞬息の間だった9連休
 「わぁ、9連休のスタートだ!」と喜んでいたのも Long long ago のことのよう。
 今日から2025年の仕事が始まる。それにしても令和になってもう7年目。これまた早いものだ。

 そんな新たな幕開けの日に、去年の大晦日の話。
 この日はときおり雪がちらついたが、まあまあ穏やかな天気。
 窓にくっついた雪が、ちゃんと結晶の姿を残していたので PENTAX K-S1 で撮影。黒死病を患っている私の K-S1。お孫ちゃんを撮るために回復させようと、グリーンボタンを100回以上繰り返し押し続け、復活させたタイミングで撮れたのだった。

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  うま煮、半身揚げ、ザンギ ← チキントリオ
 昼すぎに長男一家がやって来た。
 お孫ちゃん(兄)とは完全にフレンドリーな関係を築いている『自称・江別の友蔵』的存在の私。しかし、生後10カ月のお孫ちゃん(弟)はまた私のことをお忘れになったようで、私を見て最初のうちは邪悪なものにおびえるように号泣。しかし、徐々に慣れ、夕方には笑顔で見つめ合える関係になった。

 そして妻による大晦日の夜の料理。
 手巻き寿司がメイン。いちばん下の鶏の半身は冷食の「小樽なると屋 若鶏の半身揚げ」。

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 かつての池田バンビのコマーシャルの「豆まきに、ピィーナッツ・トーリオ!」じゃないが、大晦日に鶏肉をけっこう食べたので翌日の元日の朝、起床した私の第一声が「コケコッコー」になってしまわないか心配になったが、杞憂に終わった。しかし、今年が酉年だったらその可能性があったかもしれない。←アホか!

 年越しそばを食べたあと、まだ22時前だったがお孫ちゃん(兄)と私は一足先に寝室へ。お孫ちゃん(兄)は遊びに来るといつもおじいちゃんとおばあちゃんと寝ると言って、ジジババと『川の字』になって寝るのである。

  穏やかな元旦
 翌日は新たな雪もほとんど積もっておらず、私は心も体も穏やかに新年の朝を迎えることができた。除雪作業に携わる人々にとってもそうだったに違いない。

 元旦仕様でいくつかの部で構成された分厚い-といっても、むかしに比べると迫力がなくなった-北海道新聞の通常面を見ると、やれやれ、元日から訂正記事。これじゃあまるで未明に執り行われる秘密の儀式みたいだ。

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 朝食はお雑煮。
 昼は前日の年越しそばの残りの麺でかしわそば。ここに書いてあることに反し(とはいえ、朝ではなく昼だが)、ビールを飲んでしまった。

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 夜はふるさと納税(宮崎県小林市)の返礼品の牛肉ですき焼き。
 この日も『爺』は、お孫ちゃん(兄)と早めに寝室へ。

  挽き肉を求めて出かけたが、帰りのお孫ちゃんの手にはロングトミカ
 2日。
 朝、焼き鮭をほぐしてご飯にかけた『鮭ご飯』を食べていたお孫ちゃんが、「おじいちゃんの作ったお肉のご飯が食べたい」と、これまたうれしいことを言ってくれたので、「じゃあ、明日ね」と約束。お肉のご飯とは、肉そぼろをかけたご飯のこと。しかし、約束したはいいが冷蔵庫にも冷凍庫にも挽き肉のストックがない。スーパーも正月休みだ。いや、MaxValu なんかはやっているがわざわざ車で買いに行くほどのことでもない。
 そうだ、LAWSON や セイコーマートに冷凍挽き肉が売っているかもしれないと思い、お孫ちゃんと買い物に。でもローソンにもセコマにも、挽き肉はさすがに置いてなかった。
 そしてまた、ローソンにはトミカが何種類か売っていて、お孫ちゃんに買ってあげちゃった。
 1,045円。豚挽き肉ならけっこうなグラム数が買えそうな金額だった。

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 この日の昼は「おせちもいいけどカレーもね!」のキャンディーズのハモリフレーズを思い出しながら、レトルトカレー。けどククレじゃなくて、ボンカレーゴールド。

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 午後、お孫ちゃん(兄)が「はい。おじいちゃんにお手紙!」と紙を渡してくれた。

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 開くと、3色ボールペンを駆使して描いた『メッセージ』が。
 トミカのお礼なのだろう。にしても、『ジジ殺し』的なかわいいことをやってくれる。

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 夜はふるさと納税(当別町)の返礼品の「スマイルポーク」でしゃぶしゃぶ。
 またまた、この日も『爺』は、お孫ちゃん(兄)と早めに寝室へ行き、2人そろって即寝。

  朝から肉を切り刻む音が……
 翌朝。
 みんなより早く起きた私は、前日のしゃぶしゃぶの豚肉の残りをまな板の上にのせ、トントントンと包丁で細かく切り刻んだ。
 嫌なことがあってその怒りを発散したかったわけではない。お手製の挽き肉作りだ。
 けっこう粗めではあったが、その挽き肉で肉そぼろを作った(No Photo)。

 1時間ほど後に起きたお孫ちゃん(兄)に「今日の朝ご飯は肉ご飯だよ」と伝え、朝食のときにご飯の上に肉そぼろをのせてあげると、大喜び(←お孫ちゃんが)。何度も「お肉、もっと」と追加をせがまれ、大喜び(←じいちゃんが)。トントンした甲斐があったってものだ。

 この日の午後、お孫ちゃんたちは帰宅。
 いつもは2泊3日なのだが、今回は3泊4日の滞在。
 楽しく充実した時間だった。
 そしてまた、来た日も帰った日も天気が穏やかで、JRが平常運転だったのも何よりだった(お孫ちゃんたちは JR を利用してやってきて、そして帰ったのだった)。

♪ 今日の一曲 ♪
 今年生誕100年となる芥川也寸志(Akutagawa,Yasushi 1925-1999 東京)の作品から、交響曲第1番(1955)。

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復活する人たちとチェックが入る人たち。そして抹消される人びと

  師走、早くも中旬入り!
 もう今日から12月も『中旬』である。逆に言えば、もう12月の3分の1が過ぎ去ってしまったことになる。これは、冷静に考えると「正月が近づいた!」と喜ぶべき話ではなく、余命が10日分短くなったと憂う話だ。

 いま、部屋にはモーツァルトの交響曲第40番の第1楽章が流れている。
 12月も10日が過ぎてしまったなどと書きながらこの曲を聴いていると(在宅ワーク中のくせに)、涙がチョチョ切れそうになってくる。でも、考えてみれば『チョチョ切れる』ってどういう状態なんだろう。わからないで書いて、ゴメン(その後、ネットで調べ理解したが、関西の俗語とは知らなかった)。

 で、このあいだの日曜日に、いつまでも逃げ回ってられないそろそろ取り組むべき作業に『ちょっとだけ』取りかかった。
 年賀状である。

 私は年賀状作成ソフトに「筆まめ」の廉価版を使っている。しかも、2020年版である。

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 だってこれでじゅうぶんなのである、私には。『謹賀新年』とか『賀正』、『初春のお慶びを申し上げます』といった素材に干支は関係ないから。干支や年号の素材を使わないなら、毎年買い直す必要はないのだ。

 その「筆まめ」の住所録を開き、前回(2024年正月分)『年賀状は喪中につき失礼させていただきます』と挨拶状が来ていた人の住所録の『年賀状の宛名を印刷しない』のチェックをはずし、復活させる。

 次に、今回『喪中につき』のはがきが来た人の名簿の『年賀状の宛名を印刷しない』にチェックを入れる。
 さらに、今年の年賀状で『今回でおしまい』と年賀状じまいを伝えてきた人を、住所録から削除する。

 というところまでの作業を行なった。
 もっと減るかと思ったが、まだ住所録には90人ほど登録されている。私にはあまり友だちがいるという実感はふだんないのに、実に不思議な現象である。

 しかし、年賀はがきを買うアクションはまだ起こさない。さらに喪中はがきが来そうな感じがするからだ。年賀はがきを何枚買うかぎりぎりまで待つことにする。

  で、やめるの?やめないの?
 そしてまた、今回でウチも『年賀状おしまい宣言』をするかどうか、私は迷っているところだ。
 それにしても、郵便料金がこんなに上がらなければ、自分が字を書けるうちは、あるいはボケて字を忘れるまでは、執念深く年賀状を送り続けようと思っていたのに、ちょっぴり悩ましいところだ。
 物価高に敏感な妻も、年賀状じまいを真剣に考えているに違いない。

 で、その場合は、どういう文面にすべきか?

 『郵便値上げに断固反対のため、ペンを置いて抵抗します。そうです。今回をもって年賀状を出すのをやめることを涙を呑んで決断します』

とか、

 『もうすぐ年金生活者。ボンビーな私には年賀はがきを買うお金がないので、金の切れ目を縁の切れ目にします。私のせいではありません。郵政を民営化し、物価高を放っておいている政治のせいです』

って感じにすればいいのだろうか。いやいや、ダメダメ。失礼がないようにまじめに考えねば。

 いずれにしろ、やめるならこの先もご縁が続きますようにと、メールや SMS でのやりとりができるようにメールアドレスやスマホの電話番号をお伝えすることになるだろう。そしてまた、逆に「今年でおしまいにします」と書かれた年賀状も来るだろう。数年前からちらほらとあったが、はがきの値上げによってかなり増えるに違いない。

 ということで、妻に「ウチも今回で年賀状じまいをしようか?」と聞いてみたら、意外にも「なんで?」とあっさりと言われた。やめるほどまでには歳をとりすぎていないというのが理由だった。
 ただし、こちらがやめずに送り続けているので相手もやめられないというオーラを発している年賀はがきの送り主については-たとえば子どもが幼稚園に通っていたころに知り合った同じ幼稚園の園児のお母さん(←いや、私が、ではなく、妻が知り合ったのである)-どうするか、もう少し考えてみることにした。

 この日(日曜)の昼は、数日前の夕食の残りの親子丼の具(←妻が調理)でミニ親子丼と、「藤原製麺」の江丹別そばをゆでて前日の夕食の残りのかき揚げ(←妻が調理)をのせてかき揚げ天蕎麦を作って食べた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第40番ト短調K.550(1788)。

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11:00開店。11:03満席。あいかわらず大人気の江別のそば屋

  オシッコに行くにも気が抜けない
 この夏は、お盆期間のどストライクというべき8月15日に墓参りに行った。
 最初からこの日にしようと思っていたのではなく、消去法でこの日しか都合がつかなかったのである。お盆をずらしてもう少しあとに行くことも考えたが、閑散とした平和霊園でヒグマが出没したら自分が墓に入るはめになりかねないので、混雑を覚悟でこの日に行ったのだ。

 しかし、午後ということもあってそれほど混んでいなかった。
 父の好きだった焼酎を供え、線香をあげる。
 そのあと、管理棟の近くにあるトイレに行くが、毎回思うがここの階段-トイレに行くには階段を下らなければならない-は実に危険だ。
 天然石をコンクリートで固めた階段だが、崩壊が進んでおり、そこをごまかしごまかしって感じでコンクリートで修復しているのだが、ガタガタでつまづきそうになるし、もしつまづいたら出血は覚悟しなければならない。

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 慎重に下り、今年もなんとか無事におしっこをすることができた。

  新千歳9:30着なので台風の影響なし
 翌日は、関東に台風7号が接近するということだったが、影響が出る前の朝のうちの便で東京から次男が帰省した。
 家に来るのは7~8年ぶりである。
 JR 北広島駅まで車で迎えに行き、その足で野幌の「わか竹」で昼食。
 11時開店で、11:03に店に行くと、もう駐車スペースは1台分しか空いていないし、席もカウンター席が空いているだけ。しかし、待たずに私たち-次男、妻、私-がカウンター席に案内してもらえたのはラッキーだった。
 私はかしわせいろ、妻はかき揚げせいろ、次男はえび天せいろ(大盛り)。麺は3人とも更科。

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 おいしいことは食べる前からわかっているのだが、それでもやっぱり私の好みは藪だということを再確認する結果になった。かしわせいろはつゆは温かいのだが、温かいつゆに(唐辛子ではなく)わさびもこれまた合うものだということも再認識した。そして何より、私も大盛りにすべきだった。

♪ 今日の一曲 ♪
 クルターグ(Kurtag,Gyorgy 1926-  ハンガリー)の「墓碑(Stele)」Op.33(1994)。

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わさびが効きすぎると涙が出るが、わさびがないと涙が出そうな気持になる

  皿の上にある『緑』はネギだけ
 ブログの更新を休むこと9日間。10日ぶりのアップである。いや、血圧とかじゃなく、だからブログのアップのことだ。

 ブログを書かなくてもよいというのは、精神的にひじょうに楽だった。お孫ちゃんたちが遊びに来たときも、帰った2日後にお孫ちゃんのところに遊びに行ったときも、ブログのことを考えないで過ごせた。その反面、毎日続けている日記をさぼってしまって、のちのちになって、あの日はどんなことがあったのだろうとわからなくなるという不安にも襲われた。生まれてこの方、日記をつけたことがないのに、そういう思いがとてもリアルに感じられるのは不思議なものだ。いや、このブログが、私の日記なのだから、不思議じゃないか……

 休みに入る前日の9日。
 この日は市内近郊に外勤。戻ってきたのは1時ちょっと前。コンビニで弁当を買ってデスクで食べるには極めて最悪なタイミングだ。
 ということで、午後も外勤があるので、早めに出て、珍しく外で食事をすることにした。
 1時半近くだったが、APIA の蕎麦屋やラーメン屋はまだエサ待ちの人の列が解消されていなかった。もし列がなくても、落ち着かないから私は独りで利用できないだろうけど。
 国際ビルの「八雲」に行くと、幸いすぐに案内され、しかも幸せ過ぎることに『囲炉裏席』ではなく、テーブル席を案内してくれた。

 暑かったので、ざるそばを頼んだ。
 それにしても、世の中何でもかんでも値上がりしている。困ったものだ。

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 でも、コンビニの麺類の価格と比べ、700円でここのざるそばを食べることができるというのは、相対的に安く感じる。

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 ざるそばが運ばれてきた。
 写真を撮る。
 つゆをそばちょこに注ぐ。私は一度に多くは入れない主義。2cmくらいだ。少なくなったら注ぎ足せばいいのだ。って、どうでもいい主義だ。

 長ねぎとわさびを入れようとしたら、おや、わさびがない。
 小皿にのせ忘れたのか?(間違って温かいそば用の小皿を持ってきたのか?)。それともわさびはオプションになったのか?まさか、冷たいそばにわさびがつかなくなるとは考えにくいが、後日食べログの写真を見てみると、小皿には長ねぎしかのっていない写真もいくつかあった。八雲のわさびに関する情報をお持ちの方は、ぜひとも私に『八雲界』に今起こっていることをお教えいただきたい。

 わさびが欲しいところだが、でも、申し出るのも面倒なのでそのまま食べることにした。
 「そういえば大阪にいるとき、間違ってわさびを買い過ぎたなあ」。そんなことを思い出す。

 うん、久々の八雲のそばは、やっぱりおいしい。きっとわさびがあればもっとおいしいのだろう。
 そば湯は申告制になっていた。欲しい人が店員に申し出るのである。私は申し出るのが面倒なので、そば湯は頼まなかった。だいたいいつもそうだが、そば徳利のなかのつゆは3分の1ほど残った。いや、そば湯を飲むか飲まないかとは関係なく、いつもこんな感じ。なのに、どうして高血圧の薬を飲み続けなければならない体なのだろう、この私。

 ところで、ブログの更新を休むことによって、このブログへのアクセス数が減ったかどうか?
 それについては、あらためてご報告申し上げる。

♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のカノン「私は涙もろい(Lacrimoso son'io)」K.555(1788)。

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ふだんは使っていないけど、安かったからブルーレットを買ってみた

  小林製薬を応援するため、ってわけではなくて
 先日、わが家のリビングに置いてある鉢植えのパキラの植え替えをしたことを報告した。いまのところ葉が枯れるとか葉が落ちるといった症状は出ていないので、植え替え作業は成功したのではないだろうか、たぶん。

 そのときに、ツルハドラッグで売っている土が安いということを書いた。
 書いたからにはちゃんと証拠を示さなければならい。なので先日、新聞の折り込みチラシを見て「これは安い」と思った税込み165円の「ブルーレット除菌 EX」(小林製薬)を買いに行ったついでに、写真を撮ってきた。

 今年の春は妻は寄せ植えを作らなかったので-お孫ちゃん(弟)のお世話で忙しかったのだ-この土を買わなかったが、例年はウチでも買っている。ブレンドなど良質な培養土とは言えないかもしれないが、この値段でこの量(14L)というのはコスパが良い。

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 ところで、ブルーレットの除菌効果ってどのくらい期待できるのだろう?タンク内に対してはこれぐらい効くってことはないのだろうが、ある程度の抑止効果はあるのかも。

 さて、7月も今日で終わりだ。
 早いなあ。
 そんなことを言ってうちに、8月もあっという間に過ぎ去るのだろう。

 話はまったく変わるが、こないだの日曜日の昼は旭川の藤原製麺の「江丹別そば」をゆでて食べた。
 江丹別は北海道の蕎麦の産地の一つ。
 つゆにわさびを入れすぎて、私は泣いた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 A-solo:私は泣いてはいけないのでしょうか、恵み深い神よ
 Cho:おまえは、そうだ、泣いてはいけない

 これはマーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第3番ニ短調(1893-96/改訂1902)の第5楽章の歌詞の一部。もともとは歌曲「子供の不思議な角笛」の第11曲「3人の天使がやさしい歌をうたう」として書かれた曲である。

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苫小牧でかしわ抜きともりせいろを頼んでかしわせいろとして食べた

  そば刺し、鴨焼き、板わさ、蕎麦味噌 etc、、、
 先週の水曜日、1拍2日、いやそれならテンポが遅すぎる。1泊2日で苫小牧に行ってきた。
 珍しく出張である。私、一人ではない。会社の人たちと一緒である。

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 どの料理もおいしい(去年と違い、品切れの料理はほとんどなかった)。一品料理のほぼすべてについてくる長ねぎもとてもおいしかった。

 けど、私にとってこの店がちょっと残念だったのは、ハイボールがないこと。でも、この店はアルコール類の持ち込みが OK だそうで、そうと知っていればウイスキーと炭酸水を買って持って来るんだった。次回利用する機会があれば、、、いや、そこまですることはないか。

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 〆で私が頼んだのは「かしわ抜き」(念のために申し上げておくが、かしわ抜きとはかしわそばのそば抜きである)ともりせいろそば。これで冷たい蕎麦と温かいつゆのかしわせいろということになる。
 そのメインイベントのそばとかしわ抜きの撮影を忘れたことを深くお詫び申し上げる次第だ。

 翌日の昼は会議ででたお弁当。これまた写真を撮り忘れた。抜けてるったらありゃしない。ごめんなさい、、、

♪ 今日の一曲 ♪
 本文の内容とは関係なく、リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の「ラ・カンパネラ(La companella)」。
 6曲からなる「パガニーニによる超絶技巧練習曲集(Etudes d'execution transcendante d'apres Paganini)」S.140(1838。1851年に「パガニーニによる大練習曲」S.141に改作)の第3曲(嬰ト短調)。

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別々の器で出てくるのではなく、とろろとつゆが融合しているとろろそば

 旅行最終日。
 9時過ぎにホテルをチェックアウトし、東京駅へ。
 駅改札内の売店でおみやげを買い、さらに改札外(八重洲側)でもおみやげを買い、ウロウロしているとあんみつ屋さんを発見。妻が言うには有名な店で、こんなところに支店があるとは!ということで、入店。

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 「上野公園前 あんみつ みはし」の東京駅一番街店。
 私は「冷やしほうじ茶」、妻は「杏あんみつ」を注文。
 冷やしほうじ茶はお茶の味がしっかりしたし、妻はとてもおいしいあんみつだと言っていた。妻は最近食欲が落ちてきた父親にあんみつを発送してもらおうとしたが、残念ながら北海道は宅配対象エリア外だった。

  13年ぶりの小松庵
 昼は「丸の内 oazo」 の5階にある「小松庵」へ。
 私が東京勤務時代に社用でよく利用した蕎麦店。東京から札幌へ転勤になったあとも、出張の際には何度か立ち寄らせていただいた(最後に行ったのはこのときだと思う。つまり13年ぶりということになる)。

 11時過ぎに行ったのだが、すでに何組もの客が入店しており、「12時から予約が入っている席でよろしければ」「全然よろしいです」と、12時までの時間制限席に案内される。確かに、空いているテーブルもことごとく『予約席』の札が。
 店内の様子は、むかしと変わらず。

 私も妻も「とろろそば」を頼む。1,980円。高いなぁ、やっぱり東京の蕎麦は。「ごまそば処 八雲 札幌国際ビル店」のとろろそばの2倍以上の値段だ。

 でも、ただとろろが入った器がついてくるのではなく、すでにつゆととろろが混ぜ合わさせたものが供された(生卵も溶かれている?)。おいしい。
 高いけどおいしいから、開店してすぐからすでに混んでいるわけだ。
 新千歳空港から車を運転するので、この日もランチビールはなし。

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 当時いた、店長と小松庵子さんの姿は、さすがに店になかった。

 その後、空港へ。
 車両が新しくなってもモノレールはあいかわらず狭い。まあ、車体を大きくできないのだからしょうがないんだけど。
 帰りのフライトも順調!快適な ANA の旅。

 新千歳空港に着いて、夕食用の弁当(空弁)を「お弁当所 美食千歳(BISHOKU SENSAI)」を購入。妻は「幕の内 彩」、私は「北海道グルメ 豚丼」。

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 長沼経由で江別の自宅に無事帰還。
 日ごろの行ないが良いせいか(妻の)、4日間の旅行中、ほとんど雨に当たらずに済んだ(新千歳空港に着いたら、AIR DO のカウンターには長い列ができていた。天候が悪くなり、羽田便が何本か欠航したのだ。私たちも、帰りの便がもう少し遅ければフライトに影響が出たかもしれない)。

 スーツケースの中身を取り急ぎ片付け、羽田空港で買った漬物や新千歳空港で買った弁当をつまみながら、ハイボールを飲んだのだった。

 「東京2024」紀行の最終回は、旅行前の私の「駐車場予約奮闘記」を。

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の「タヒチ・トロット(Tahiti Trot)」Op.16(1928)。
 V.ユーマンスの「2人でお茶を(Tea for Two)」を管弦楽編曲した作品である。

ShostakovichJazzSuite

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