トリ、トリ、トリ
先週の月曜日は、上品な見た目と味わいの「お菜屋 ふく亭」の「鶏照焼き釜めし」を初めて食べた。
食べていると、頭の中で優雅な伊福部昭の郢曲「鬢多々良」が私のニューロンによって奏でられた。
水曜日は札幌駅立売商会(弁菜亭)の「知床とりめし」を久しぶりに食べた。
慣れ親しんだおいしさに、頭の中には鶏にもかかわらず伊福部昭の「シレトコ半島の漁夫の歌」のメロディーが浮かんだ。
そして金曜日。
セブンイレブンでチルド弁当の「大盛ごはん ガーリックチキンステーキ弁当」を買って食べた。
この弁当を食べるのは初めて。
そして、結果的にこの週は、出社日となる3日間の昼食がすべて鶏肉ものとなった。
この弁当は、見た目も味も、決して下品とは言わないものの、なかなかワイルドだぜぇである。
かなりの『油量』であり、味つけも濃い目。
ごはんも大盛りで食べ応えがあるのはれしいのだが、食べている姿をかかりつけの医者に見られたら説教されそうだ。溶けた『バターもどき』(乳等を主要原料とする食品?)に浸ったスパゲティを食べるときにはかなりの罪悪感と油はねの危機感があった。
この弁当を食べている間、私の頭の中では伊福部昭の「キングコング対ゴジラ」の音楽が鳴り響いていた。
なお、この日の鶏肉の産地がブラジルなのかタイなのか、私には知る由もなかった。 では、伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の映画「キングコング対ゴジラ」(1962)の音楽を組曲化したものを。