新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

歌曲

シミ対応に不安ならちょい漏れ対応を選べ!それでも心配なら……

  これを穿けば長い曲のコンサートでも安心?
 先日、妻と私のパンツを買いにイオンに行ってきた。

 パンツというのはズボンではなく、下着のパンツである。
 パンツといっても私が穿いているのは、ピッチピチ、モコモコになるラインが鮮明になるパンツではなく、ブカブカ、ひらひらで陰部や臀部の状況を察することができないトランクスである。

 いつもは無印良品でトランクスを買っているのだが、この日は他の買い物ついでに10%引きセールということもあって、イオンに行ったのだった。

 イオンの下着売り場になんてふだんは行くことがないので知らなかったが、いまはこういったパンツが実に充実した品ぞろえで並んでいた。

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 う~ん、迷う。
 シミ対応よりもちょい漏れ対応の方が安心か?
 いや、それを言うんだったら軽失禁対応の方が間違いないだろう。
 でも、穿いた感覚はどうなんだろう?厚みは?ズボンが盛り上がったりしないのだろうか?

 このようにいろいろ夢、いや、想像がふくらんだが、ふくらませただけ。
 よりどり2枚で980円のふつうのトランクスを買ったのだった。

 しかしながらこれから先、近い将来の生活を考えたとき、こういう商品が売られていることに私は大きな安心感を得ることができた。

 ところで、この世でいちばん(時間的に)長い交響曲としてかつてギネスブックに載っていたのはマーラーの交響曲第3番(とブライアンという人の交響曲第1番)だった(現在はこの項目なし)。

 私は過去2回、マーラーの第3交響曲を札響定期で聴いているが、ええ、そりゃ緊張したものだ。お股のあたりが気になる。気にするとさらにしたくなるような感覚が強くなる。まあ、幸いにも、途中で音楽に引き込まれ、股間の存在を忘れることができたけど。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「たくましい想像力(Starke Einbildungskraft)」。
 歌曲「若き日の歌(Lieder und Gesange aus der Jungendzeit)」(全14曲)の第9曲。

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納税して豚しゃぶしゃぶセットをいただきます。B4の自動車税は無事還付

  ふるさと納税のわが家の定番返礼品
 先週、ふるさと納税の手続きを済ませた。
 実はふるさと納税をするようになったのは3年前から。けっこうな返礼品がもらえて納税する側からすればメリットだらけということは聞いていたが、なんとなく手続きが面倒そうでやろうという気にならなかった。
 が、妻がやっぱりやってみようと言い出し、遅ればせながら3年前から始めたのだった。

 所得に応じて、いくらまでふるさと納税ができるか限度額が決まってくる。
 「さとふる」とか「ふるなび」、「楽天市場」などのふるさと納税取り扱い事業者のサイトで簡易的にシミュレーションすることができるが、私は安全を考えて、シミュレート結果よりもけっこう低めの金額分をふるさと納税するようにしている。

 3年間変わらずに収めている町が、江別の隣町・当別町。
 当別町には「スマイルポーク」のブランド豚を生産している浅野農場というところがあり、その肉は江別市内のイオンでも買えるのだが、甘みがある上品な味わいの豚肉。その、しゃぶしゃぶ用の肉を返礼品で選んだ(文末にリンク先(広告)を掲載した)。
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 今年はほかにふるさと納税先として、九州の某市と京都市を選び、牛すき焼肉とみりんをそれぞれ返礼品として選んだ。
 正月に食べる豚しゃぶと牛すき焼きの肉はこれで調達したってことになる。

  あのときのおじさんはいったい何だったんだ?とあらためて思う
 税金といえば、マイカーを入れ替えたので、SUBARU の方でそれまで乗っていた B4 の登録を抹消してくれたのだが、残り半年分の自動車税をお返ししますというはがきが9月の末に届いた。

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 還付金を銀行に振り込んでほしいときは、このはがきが届いてから7日以内に道庁(石狩振興局)に電話して口座番号などを伝えることになるのだが、前回、B-sport から B4 に乗り換えた9年前は、電話してそこで聞かれた必要事項を相手(言葉遣いが丁寧とはいえないおじさんの声だった)にきちんと答えたのにもかかわらず、約1カ月後の言われた日にちになっても還付金が振り込まれないという事件が起こった。問い合わせると「受け付けた記録がない」と言われる始末。

 そのときの教訓があって、私は今回、相手の名前をしっかり確認し、メモした(はがきに白く塗ってあるところが、私のメモがある箇所)。だが、今回の相手はていねいな応対のしっかりした感じの女性で、たぶん間違いないだろうと思った。

 そして、言われた通りの日にちに還付金は振り込まれ、通知書も振り込まれた翌日には届いた。
 前回起こってしまった思い出すだけでいたたまれない気持ちになる相手のミスによるトラブルもなく、無事に税務処理が行なわれたことに、当然のこととはいえ、感謝する。Hさん、ありがとう。

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♪ 今日の一曲 ♪
 フォスター(Stephen Collins Foster 1826-64 アメリカ)の歌曲「故郷の人びと(スワニー川)(Old folks at home(Swanee River))」(1851)。

RogerWagner


食べすぎたのはぁ~、自分のせいよぉ!続いておなか急降下@長沼

  前に来たのはB4 に乗り換えてすぐのころだった
 こないだの土曜日は、天気も良かったので妻と紅葉を観に行くことにした。

 まずは由仁の「三好焼菓子店」に寄ってクッキーを購入。この店を訪れるの二度目。

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 そのあと行った先は、夕張の「滝の上自然公園」。ここを訪れるのも二度目だ(9年ぶりとは!)。
 そこそこの数の人たちが紅葉を楽しんでいた(中には葉が紅くなるはかなさを悲しんでいた人もいるかもしれないが)。

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 駐車場前の建物(何軒かの店が出店していた)で売っていた大福を購入。

  舌鼓打ったすぐそのあとに……
 昼食は長沼の Harvest。
 13時過ぎに行ったが、40~60分待ち。結局、受け付けをしてから1時間で案内された。

 妻は「農園ポテトとハンバーグのセット」。私は「道産ポークステーキとメークインのニョッキセット」。ポークステーキをオーダーするのは初めて。

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 肉はもちろん、野菜もご飯もおいしかった。
 が、食べ過ぎたのか、食後すぐにおなかがぎゅるぎゅる。今回はストレス性のものではなく、食べ過ぎでおなかが驚いたものと思われる。
 やれやれ、まったくもって『困ったちゃん』である。

 トイレから戻ると、テーブルにはすでに食後のコーヒーが置かれていた。
 私はトイレの便器に座ってきたばかりだということを周囲の客に悟られることもなく、優雅にコーヒーを味わった(妻はりんごジュース)。

♪ 今日の一曲 ♪
 芥川也寸志(Akutagawa,Yasushi 1925-89 東京)の「もみぢ葉」。
 歌曲集「車塵集」(1949.全5曲。訳詞:佐藤春夫)の第1曲。

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カラスどもよ、途中で休憩などせずに一目散に帰り給え!

  カラスの楽園の跡地、開発始動
 先日野幌駅周辺の開発について発表されたが、そのことを知っている人も少なくないだろう(江別市民や江別に関心がある方に限るだろうが。群馬に住んでいる Kbys 君はこのこと知らないだろう)。
 これは、10月17日付けの北海道新聞の記事である(下は江別の地域面)。

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 その JR北海道が計画する戸建て用地とコープさっぽろの新店舗が建つという場所がここ。JR 車内から21日に撮影。写真が不鮮明なのは、夕暮れ時なのと電車が走行中なのと窓が濁っているから。

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 このあたりはかつて鉄道防風林だったところ。ここのほかに、イオン江別の裏手あたりの鉄道防風林も伐採され公園になったため、これらの広大な林地に営巣していたと思われる多くのカラスたちは立ち退きせざるを得なくなった。いったいどこに転居したのだろう?

 棲家を失ったことと関係あるのかどうかはわからないが、6~7年ほど前から高砂駅周辺は夕方になると不気味なほどカラスが集まりだし、電線で一休みしたり、辺りを飛び回っている。

 先日は高砂駅で電車を降り、歩道を歩いていたら、上から私のすぐ脇に糞が投下された。危ないところだった。
 マックスバリュやツルハ界隈は、相変わらず一大中継地となっている。

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  休憩場所、徐々に拡大中?
 しかし、最近はさらに上江別方面まで勢力を拡大しつつあるのが嫌な感じである。きらら街道旧恵庭線の交差点を中心とした周辺の電線もやつらの休憩場所になってきている。

 観察していると、南幌方向から飛んできている。
 南幌方面で何をしてきているのだろう?
 そして、どこに帰るのか知らないが、寄り道しないでまっすぐ帰ってくれ。

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 わが家の周辺も、マックスバリュの駐車場界隈のようになったら耐えられない。
 何か有効な対策はないのだろうか?ないんだろうな。

♪ 今日の一曲 ♪
 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の歌曲集「冬の旅(Winterreise)」Op.89,D.911(1827.全24曲。詞:W.ミュラー)から、第15曲「(からす。Die Krahe)。

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重い腰を上げて覚悟して作業に取りかかったが、あっさりと断裂、終了

  炭素鋼タッグの威力
 木槌(手掛矢)の頭がパッカリと割れ、その後たくましそうなハンマーを買ったが酷暑のために先延ばしにしていた、プルーンの幹の『薪』化作業。残すはあと一本だったのだが、なかなかやる気が起きず、ようやく先週、あのクサビを取り出し幹(原木)と闘うことにした。

 ところが、覚悟したのにもかかわらず、作業はあっさりと終わってしまった。つまり、あの炭素鋼製の楔(クサビ)と炭素鋼製のハンマーの強力なタッグによって、原木(幹)は2つに裂け、それぞれがさらに2つに裂けられた。これで径(もしくは厚さ)10cm以内という江別市の「燃やせないゴミ」のお引き取り基準をクリアできた。

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 年をまたいでの懸案事項だった『原木薪化大作戦』が、これで完全に終了。心がすきっとした。

 話はまったく変わるが、先日の北海道新聞に詩人の新川和江が8月10日に95歳で亡くなったという記事が載っていた。
 この名前、記憶にある。
 と思って自分の所有 CD リストを調べたら、やっぱりあった。この人の詩を用いた曲が。
 そして、10数年ぶりに聴いてみた。
 なんか、ジーンときた。

♪ 今日の一曲 ♪
 外山雄三(Toyama,Yuzo 1931-2023 東京)「新川和江の詩による歌曲集(Songs by the Poetry of Kazue Shinkawa)」(1996)。

ToyamaSym


これで応援価格なら、もう私、暮しがんばれないかも……

  自己満足的報道
 ほうら、言わんこっちゃない。
 暑いだの、雨が降っただの、ヨーヨー釣りをしただのと言っている間に、もう8月も最終週だ。そしていま、マスコミは自民党の総裁選がどうだこうだと騒いでいるが(はしゃいでいるという方が適切か?)、一般庶民に向かってそんなことを騒がれたってどうしようもない。国民の選挙で選ぶわけではないからだ。能登の状況はどうだとか、なぜ悪徳政治家が逮捕されないのかとか、あらゆるものが当たり前のようにこれでもかと値上がりし国民の暮らしはとっても苦しいのになぜ外国にばっかりいい顔をするのかとか、(おそらく)官僚はあいかわわず世の中にマッチしない政策素案を作ってどうもならないのをどうすべきかとか、そういうことを伝えるべきなのに、一緒に総裁選でお祭り騒ぎしていてもうどーもならんと思ってしまう。

 先週の木曜日は在宅勤務だった。翌日に受ける人間ドックに備え、脂っこくなくシンプルにというコンセプトで、昼は久しぶりに「ホンコンやきそば」を作って食べた。この日も中華コック長は笑顔だった。

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 さすが道民のソウルフードである。明日は元気に胃カメラを飲み込んじゃおうという前向きな気持ちになった。
 なお、夜は翌日に受ける人間ドックに備えることなく、いつもどおりハイボールをたくさん飲んだ。
 でも、翌日に受ける人間ドックに備え、20:50に飲むのをやめた。

  4,000Hzの聞こえ方が怪しい……
 人間ドックはアサイチから。
 いつも緊迫した状況にさらされる聴力検査だが、今回は左耳で高い方の音(4,000Hz)を認識するのがやっとだった。ここまで聞こえづらかったことは初めてだ(例年よりも音量(dB)が低かった可能性って考えられるのだろうか?)。検査終了後、係の人が「問題ないですね」と言ってくれたが、来年はどうなっているだろう?まったく聞えなくなっている恐れもある。
 音楽を聴く時にプリメインアンプの BASS を上げ、TREBLE を絞っているバチが当たったのだろうか?まさかね。

 最後の検査は、胃内視鏡検査。左耳の腹いせに、左の鼻から内視鏡を挿入してもらうことにした。
 検査後、医師から「問題がある箇所はないですよ」とのお言葉。検査結果のレポートが届く前に、胃に関しては Good であることが明らかになった。

 胃内視鏡検査を受けたことがある人ならご存じのとおり、検査では内視鏡の先から水や空気を胃に送る。なので、検査が終わったあと、いや検査の途中から、おなかが張ってきて、おならがしたくなる。
 検査後にトイレに駆け込み、超特大の放屁をしたあと、会社に向かう。

 その途中に東急百貨店の地下に寄り「魚一心 惣菜亭」を覗くと、いつも私が見に行くよりも遅い時間の、もう11時を過ぎていたせいか、久しぶりに「鶏西京焼き&豚西京焼き」弁当の姿を発見。もちろんゲット。さらに紅鮭のおにぎりもここで購入。なんせ前日の21時以降絶食しているのだ。これくらい食べないと夏バテしてしまう。

 買ったあと、またおなかが張ってきて、肛門をこじ開けてやろうとばかりにたまったおならが圧力をかけてくる。
 ひとけのないところで放ってしまうことも可能だが、万が一気体だけでなく固体、つまり実もにじみ出てしまう恐れがあるので、がまんしつつ速足で社に戻った。まあ、そもそもひとけのないところを見つけるのが至難の業でもあるし。

 会社のトイレに駆け込みエア抜きをすると、「プ~~~~ッ」と、まるで『101匹プーさん大行進』の世界。このスッキリ感は言葉では言い表せない。

  しめじとブロッコリーが消え……
 膨満が解消され、快調&快腸状態で食べた西京焼きは、しばらくなかなかゲットできなかったということも相まって、格別においしかった(ただ、しめじとブロッコリーの姿がなくなったのは残念だ。価格据え置きのための苦渋の決断だったのだろう)。また、絶妙な塩加減のロシア産紅鮭がたっぷり入ったおにぎりも、これまたとてもおいしかった。
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 この日の帰り、特に用もないのにスーパーに寄った。
 『さんま蒲焼』缶が『ガンバレ暮らし!!応援価格』で積んであった。でも、3缶で税込み1,067円。
 サンマの蒲焼きの缶詰の価格が上がっていることは知っていたが、いつのまにか千円超えしていた。しかも、応援価格で、である。物価高にあらためて驚愕し、恐怖さえ感じる。

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 私にとって『さんま蒲焼』缶は庶民の味方の代名詞的存在であり、3缶パック300円という印象をいまだにぬぐえない。
 それがこんなにお高くなって、やれやれだ。
 いまのままの政治、政策では、大半の日本人が穏やかでゆったりとしたゆとりのある老後の生活を送るなんてことは夢のまた夢になってしまった。
 いまの「貧しくて暮らしにくいニッポン」を、「希望あるニッポン」にするための策を考えていただき、政治家に提案してほしいものだ、官僚には。

 ただ、朗報もある。かすかだけど。
 翌日サツドラに行くと、同じさんま蒲焼の3缶パックは税込み861円だった。
 まぁ、じゅうぶんお高いけど、なぜかほんの少しほっとした。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「浮世の生活(この世の生活。Das irdische Leben)」(1992⇔93)。
 歌曲集「子供の不思議な角笛」の第5曲。

 私がこの曲を知ったのは、ショルティ/シカゴ響によるマーラーの交響曲第5番の LP を買ったのがきっかけ。ロンドン・レーベル(デッカ)の2枚組で、2枚目の B 面に子供の不思議な角笛から4曲が収録されており、そのなかに「浮世の生活」があったが、私には4曲中いちばん衝撃的だった。メゾソプラノ独唱はイヴォンヌ・ミントン。
 その音源がいま手元にないのが残念だ(写真はネットのなかから拝借)。

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長い間、窮屈な思いをさせてごめん-買って以来初めてのパキラ植え替え

  虫が出てきちゃ困るので熱攻撃
 リビングに置いてあるパキラの鉢植え。
 これを買ったのはいつのことだったろう。少なくとも5年以上にはなる。もしかすると10年ぐらい経つのかもしれない。「ホクレンショップゆめみ野店」に入っている「たかはしダリア」でセール品になっているのを買った(たかはしダリアがこのスーパーにテナントとして出店したのはいつごろのことだっただろう?)。そのときの(地際からの)丈は50cm くらい。それが今や150cm ほどになった。

 この間、一度も植え替えていない。
 「植え替えなきゃ、植え替えなきゃ」と思いつつも、籐の鉢カバーの大きさの関係で鉢をサイズアップするわけにもいかず、何年にもわたってずるずると延ばしてきた。
 そして「鉢をサイズアップすると鉢カバーに納まらなくなるし樹高もさらに高くなる。だったら鉢の大きさをアップしないで、植え替えだけしよう」と後ろ向きな決断をして、先週の土曜日に実行に移した。

 これが植え替え前。

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 土は百均(DAISO)のものを使用。2週間ほど前に買ってあったのだが、袋に『胞子のため表面が白く覆われることがある』とか『虫が発生することがある』と書かれていたので、未開封のままの袋を雨の日以外は毎日日光に当てて殺菌、殺虫を試みた(効果があったかどうかは、今後白くなったり虫が出て来たりということがあるかないかで明らかになる)。
 なお、容量から考えれば園芸用培養土はツルハドラッグの店先に積んであるやつがいちばん安くつくように思う。今回はそんなに量がいらないので百均のものにしたが……

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 予想通り、というか当たり前のことだが、これまでの鉢の土はかたくかたまっており、通気性が悪いのが見ただけでわかった。こんなところに植えられていたなんて、ほんとうに申し訳ないことをした。
 それらの土を根からていねいに取り除き、新しい土に植えた。

 サイズアップしないものの、鉢も新しいものに替えた(気持ち程度だが、ちょっぴり大きくはなった)。

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 あとはちゃんと根付いてくれることを願うだけだ。

  生き残ってくれたナスは立派な実をつけてくれた
 庭ではミニトマトが赤く色づき始めた。ピーマンも大きくなってきた。
 2本苗を買ったうち、生き残ったナスも実をつけて順調に大きくなっている。キュウリの実も2本目が肥大中。タネが古いため発芽率は悪いが、コマツナも収穫期を迎えている(右はつるなしいんげん。いずれも21日に撮影)。

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♪ 今日の一曲 ♪
 「木の葉を編み合わせて(Encintured with a twine )」。
 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「ノクターン(夜想曲。Nocturne)」Op.60(1958)の第3曲。

 この作品は8曲からなり、テノール独唱とフルート、イングリッシュ・ホルン、クラリネット、ファゴット、ホルン、ハープ、ティンパニ、弦楽合奏という編成。
 各曲のタイトルと詞の作者は、以下のとおり。

 1.詩人の唇の上に私は眠った
  On a poet's lips I slept P.B.シェリー
 2.大海原のとどろきの下 
  Below the thunders of the upper deep A.テニソン
 3.木の葉を編み合わせて
  Encinctured with a twine of leaves D.H.コールリッジ
 4.真夜中の鐘が鳴りつづく
  Midnight's bell goes ting T.ミドルトン
 5.だがあの夜
  But that night W.ワーズワース
 6.彼女は静かな、最後の息をしながら眠っている
  She sleeps on soft last breaths W.オーエン
 7.夏の風ほどやさしいものがあろうか?
  What is more gentle than a wind in summer? J.キーツ 
 8.私がまどろむ時、私の目は最もよく見える
  When most I wink, then do mine eyes best see W.シェイクスピア

BrittenSerenade



20km 以上の間、トイレに籠って独り占めしていた事情は何?

  個室で何をして過ごしていたのか?
 先週の金曜日の朝。
 諸事情により、私はいつもよりも早い電車に乗ることにした。7:25江別発の岩見沢始発の列車番号 136M の電車である。
 6両編成の6両目に乗った。席はポツポツといくつか空いていて、座れないことはなかったが私は立って行くことにした。トイレの近くに立った。

 トイレは『使用中』の表示が点灯していた。
 高砂、野幌と車内は混みあい始め、大麻を発車する時点でけっこうな混み方になった。トイレは使用中のままだった。しかし、トイレの中からは何の音もしない。具合が悪い人が倒れ込んでいるのではないか?そんな心配をしたほどだ。

 7:55に列車が札幌駅に到着すると、トイレの『使用中』の表示が消え、扉があいた。
 出てきたのは倒れ込むどころか、小柄だが顔色が良い、痩せてはいるが健康そうな、いま腹痛に襲われているとか下痢が続いているといった苦境に立たされている様子がまったく感じられない、でもあまりぱっとしない高校生らしき男だった。ずっとトイレに籠城していたことに悪びれる様子もなく、電車を降りていった。

 間違いなくこの男は用を足すためにトイレに入ったのではない。混みあう車内を避けるためにトイレを占拠したに違いない。私はそう思った(万が一そうではなかったら思い込んだことを謝るが、その可能性は極めて低いと思われる)。私は言いたい。「トイレにこもりたいなら、自分のウチでこもれ!」と。

 たまたまトイレを利用しようとした客が他にいなかったからよかったものの、もし急を要した人が扉をノックしたら、彼はすぐに出てくれたのだろうか?そもそも30分ほどの間、トイレにこもるとはどういう神経をしているのだろう?トイレという快適とはいえない場所であることもさることながら、そこを必要とする人がいるかもしれないということに気が回らない(あるいは平気な)ところが、私には理解できない。

 でも注意したところで、こっちが難癖をつけてきたと悪者になりかねない。そもそも注意する勇気が私にはない。
 だから、黙って列車を降りた。

  最後の1個!
 この日の午前中は、風が強く小雨が降るなか外勤。
 久しぶりに札幌駅の東コンコースにある「The Smoke Shop」を覗いてみた。
 すると「照り焼きスモークチキン弁当」が1つだけ残っていたので、迷わず GET !
 価格は698円のままだが(うれしいことにレジ袋が無料になっていた)、鶏肉はちょっと小ぶりになったかも。でも、そのおいしさに満足、マンゾク!
 なお、この弁当だけでは足りないと考え、「わくわく広場」で「ふか河」のかんぴょう細巻も買って食べた。あぁ、満腹、マンプク!って、こういう食べ方をしているから中性脂肪の値が下がらないのだ。心を鬼にして糖質増量キャンペーンの習慣を終わらせなきゃ……

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 そういえば、こないだ職場の女性社員が同僚との会話のなかで「昨日はたらふく食べちゃった」と言っていた。

 鱈腹……

 この言葉、私としてはかなり久しぶりに耳にした。

 ついでに言うと、「スモークチキン」を食べた前日の昼食は、私の定番弁当である札幌駅立売商会(弁菜亭)の「幕の内弁当」だった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「私は快い香りを吸いこんだ(Ich atmet' einen linden Duft)」(1901)。
 歌曲集「最後の7つの歌(7 Lieder aus letzter Zeit)」の第4曲。

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木槌が割れたあと、再挑戦で原木を割り、今度は強固な枕木まで断裂

  右の手のひらのだるさは覚悟していたけど……
 日曜日の朝。
 両手の手のひらに鈍い痛みとだるさを感じながら目覚めるでも二度寝に入るでもなく、ウトウトしていた私。
 両手の手のひら?
 重い木槌の柄を握りしめて、何度も振り下ろしたのだから、右手の手のひらが痛み握力が失せているのはわかる。でも、原木に刺したクサビを支えるようにつかんでいた左手の手のひらまで、なんでだるいの?そんなにクサビを強烈に握りしめた記憶はないのだが……
 と考えても、両方の手のひらがだるくて力が入らない(のが間違いないと予想できる)ことには違いない。
 
 と、そのとき、なぜか「トムとジェリー」の真ん中作品の「逃げてはみたけれど」が頭に浮かんだ(そのあとネットで確かめたら、正しいタイトルは「逃げてはみたけど」だった)。

 このアニメは、独房に入れられている囚人のスパイクが、独房の床下の土をスプーンで掘ってトンネルを作り脱獄を図るというもの。

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 私は思った。 
 大きなハンマー(木槌)を買うのを待たずになんとかできないか?
 小さなハンマー(ふつうの金槌)でクサビを根気よく打つことで、原木を割ることは不可能ではないのではないか?スパイクだって小さなスプーンで脱獄できたのだ。

 前日にパッカリ割れたハンマーの頭を目にし、途方に暮れてあっさりと作業を中断した人と同一人物とは思えないほど、朝からビンビン、いや前向きかつ積極的な思いに駆られたやる気いっぱいの私。
 飛び起きて、前日の残りのご飯をお粥にして食べ、外へ飛び出したのだった。

  この日はクサビではなく斧でパッカリと
 さあ、昨日の続きの作業開始だ。
 クサビを切り込みにあて、金槌で叩く。
 ちっとも ing、つまり『進行』を実感できない。
 そこで電動ノコで切り込みを深くしてみる。
 クサビをあてて叩くが、やはり金槌ではパワーが足りない感じだ。

 そこで初心に帰って、斧(手斧)を使ってみることにした。
 これもクサビがわりに使うのでは、クサビそのものを使うことと変わりなく、金槌ではなかなか入っていかない。
 そこで持ち上げても斧から原木が落ちないくらいまで切れ込みに噛ませ、手斧で持ち上げた原木をそのまま台座(にした枕木)に叩きつけた。
 何度か叩きつけると、GREAT!、割ることができた。

 ただ、この時点で汗がだらっだら。
 あと1本、原木が残っているが(写真の矢印の幹)、ここで根性消失。本日の業務終了。

 この残り1本の原木にどのような手段(道具)で立ち向かうか、現在熟考中。むかし、庭にラティスパネルを立てるための杭を打ったりするのに買った大きめの木槌だったが、もうそういう作業をすることはないだろう。となると、この1本のために大きな木槌を買うのもなぁ……と悩むところだ。

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 ところで、この日は台座にしていた枕木まで割れてしまった。
 枕木が割れるなんて!と思ったが、よく見ると一本物ではなく、木を貼り合わせたものだったようだ(少し前からきれいな亀裂が入っていた)。

 んっ?サイズ的に、将来、枕木を処分するときにもクサビを刺して割らなきゃならないだろう。
 となると、木槌はやっぱり必要か?

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 昨日に続きマーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の曲を。
 「塔の中の囚人の歌(Lied des Verfolgten im Turm)」(1898)。
 歌曲「子供の不思議な角笛(Des Knaben Wunderhorn)」の第8曲。

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トイレで黒カビが繁殖するのは便器の中だけじゃない、という現実

  ふたを開けると漆黒の繁栄が
 先日、トイレの水を流し、タンクについている手洗いのところをなにげに見ると、その穴の下のへりに、なにかが付着しているように見えた。それはゼリー状のようにも見えたが、どっちにしろロクなものではない汚れに違いないと私は結論づけた(ロクでもある汚れというのを私は知らないが)。それがあったのがこの場所だが、あいにくデリケートなゾーンゆえ、写真にはその汚れ状のものは写っていない。

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 そのとき、私は(こんなことは何の気なしに及ぶ行為ではないが)何の気なしにトイレのタンクのふたを開けて中をのぞいてみた。

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 ひょえぇぇぇぇぇ~。
 そこは黒カビ天国だった。「そば天国」には行きたいが黒カビ天国には近寄りたくない。
 家を建てて25年余り。温水洗浄便座が壊れて便座を交換したことはあるが、他の箇所は故障もせずにこれまできた。だからタンクについては、交換どころか中を点検することもなかった。
 こんなふうになるものなのね。

 トイレのタンクの中の洗浄剤というものは無いのだろうか?
 ネットで「トイレ タンク 洗浄」と検索してみると、だいたいがトイレ本体(便器)の洗浄剤が出てくる。いまの世を反映してか関係ないのか知らないが、小林製薬のブルーレット各種が上位に並ぶ。
 まあ、ブルーレットだって洗浄剤が溶けた水がタンクにたまるのだから、タンクの中を洗浄する効果もあるのかもしれない。

 そんななか、その名もズバリ「トイレタンク洗浄剤」というのを「ヨドバシ.com」で発見した。木村石鹸工業(株)という会社が製造している商品だ。

20240608ToireSenjouzai1

20240608ToireSenjouzai2

 注文してさっそく使ってみた。

 手洗いの穴から顆粒を入れて、待つこと2時間半。
 水を流してみると……

20240609Toilet

 おおっ!黒カビ色素で黒くなった水が出てきた。この写真は2回目の流水(初回は撮影失敗)。5回目ぐらいまで黒ずんだ水が出てきた。ということは、効果があるってことだ。

 水に浸かっていない部分(浮球の上部や水面より上の内部)には洗浄効果が当然のことながら及ばない。それでもこれだけの汚れが流れ去ったことに、自分はとても善い行ないをしてしまったような充実感を味わった。

 石渡日出夫(Ishiwatari,Hideo 1912-2001)の歌曲「汚れちまった悲しみに」。

 この曲の LP レコードを持っていたが、いま私の手元に音源は無い(中村浩子のメゾソプラノ、三浦洋一のピアノ。ビクター)。
 その LP には伊福部昭の「ギリヤーク族の古い吟誦歌」と「サハリン島土民の三つの揺籃歌」が収められていて(成田絵智子のメゾソプラノ、ピアノは三浦洋一)、それが目的で買った。伊福部作品のその音源はのちに CD 化され購入したが、石渡作品の方は、LP 処分後は再会しないまま現在に至っている。

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