以下、ネタバレなし
14日の午後 ――どんよりとした憂鬱な気分になる曇り空だった――に、村上春樹の「夏帆」を読み終えた。
最初のうちは少しずつ読んでいたのだが、3割ほど読み進んだあと、残り7割は2日間で読んでしまった。
面白い小説だった。
クライマックスシーンが少しくどくどしかったが、あっさりさせるわけにもいかなかったのだろう。
そしてまた、なにより、いつもの村上春樹流の「これ必要なの?」と思うような生々しい性行為場面描写がなかったことが、私としては好感が持てた。
作者も77歳になって、そんな濡れ場を書く心境ではなくなったのかもしれない。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に出てきたカザルスによるバッハの「ブランデンブルク協奏曲」がこの小説でも出てきた。
夏帆は LP レコードに針を落とし、第2番を聴いた。
『やれやれ』は5回しか出てこなかった。
関係ない話だが、DCM で買ったミニダリヤが返り咲きした。
一季咲きの「コンラッド フェルディナント マイヤー」も返り咲きした(ハチにご用心!)。

































