新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

札幌

ご家庭のものでも、たまには蓋を開けて中に異常がないか確認すべきこと

  私は定期的に確認しています
 先日、紀伊国屋書店に行ったときに、楽譜売り場でスコアの棚を眺めた。

 私自身はオーケストラ曲のスコアを買わなくなって久しいが(むしろ終活の一環でヤフオクに出品している)、国内譜のスコアもずいぶんとレパートリーが増えたものだ。むかしは高い輸入譜を買わなきゃならなかった曲のスコアも、全音楽譜出版社や音楽之友社、日本楽譜出版社から出版されているのを目にすると、私の青春時代のころよりもクラシック音楽が世の中に幅広く普及・浸透しているのだろうかと思ってしまう(もちろん、そんなことは悲しいかな、ないのだろうが)。

 むかしと変わらないのは、いまだに全音楽譜出版社のマーラーの交響曲第3番の背表紙の自社の会社名が、逆行カノンのように反転していることだった。
 9年前の店頭在庫がそのまま残っているのかもしれないけど……

20241004Fugaku

 逆行カノンというのは、2つのパートのうち、上のパートのテーマ(メロディー)を下のパートはそのテーマを逆に進行するもの。
 上のパートが、ドレミファソラシというテーマだとすれば、下のパートはシラソファミレドと進行する。

 この楽譜は J.S.バッハの「音楽の捧げ物」のなかの「逆行カノン」である(音楽之友社のスコア)。

20241020BachCanon

 ところで、紀伊国屋書店(sapporo55の1~2階)の北側玄関の横に、汚水桝が2つ並んでいる。
 そこには『定期的に掃除をして下さい』と書かれている。
 これに最初に気づいたのは、今年の7月のことだった。

202409KinokuniyaOsuimasu

 一般家庭にある汚水桝には、たまに手入れをしなきゃいけませんというようなことは書いていない。
 けど、やっぱりたまには点検した方が良いらしいということを、このメッセージは示唆している。

 私は、これまでに2度水漏れし(詰まった本当の原因は地盤沈下による排水管の勾配の変化)高圧洗浄もするはめになったキッチンからの排水管がつながっている家の外の汚水桝を1~2カ月に一度、汚れの塊が付着したりしていないか確認しているが、私のこの神経質すぎないかと思われるような行動も、決して病的ではないということなのだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「音楽の捧げ物(Musikalisches Opfer)」BWV.1079(1747)。

 「音楽の捧げ物」で最初に買った音源(当時は LP。この CD と同じジャケット写真)がこれ。
 1975年に西野の「ぴぴ」で購入した。

Bach1079Graf




その店は席が16しかなく、駐車場は店の裏にあるらしい

  料理の味は良いが、店では落ち着けないだろう
 今週の月曜日。
 出勤時には雨に降られずに済んだのにそのあと降り始めた雨のなか、わざわざ昼食を求め、いやいや、用事があったために外勤し、その帰りに、ついでに昼食を調達すべくこの日も APIA の「わくわく広場」に寄った。

 ちなみに、朝に札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに行ってみたが、この日の日替り弁当は A が「すき焼き風」、B は「カレイの煮つけ」だった。「北風や夜風は聞いたことがあるが、すき焼き風とはどんな風だ?」と思った人は、『風』は『ふう』とも読むことが推奨されていることに気づいていただきたい。

 10時過ぎに「わくわく広場」に行ったのだが、いくつもある平台にはまだ空きスペースがあった。この時間だと早いので納品されていない弁当がたくさんあるのだ。それでも「アジト」の弁当はすでに並んでいた。この時間にすでに陳列されているのはうれしい。

20241007Wakuwaku

 なお、公平性を保つためだろうか。アジトだけではなく各製造者の弁当は日によって置かれている場所(台)が違う。各店の弁当の置き場所を日々ぐるぐる動かしているのだ。

 この日も「鶏五目ご飯」に強烈に魅かれたが、他の弁当にも挑戦してみなきゃならないという、誰からも期待されていないにもかかわらず一方的な義務感から、新商品のシールが貼られた「チキン南蛮弁当」を買ってみた。闘牛が赤い布に反応するがごとく、赤いウィンナーに気持ちが高ぶったということもある。

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 この弁当もおいしかった。甘酢系の味つけは私の好みってわけではないが、しつこくない味つけに好感がもてた。ただ、揚げすぎってことではないのだろうが肉がやや硬めだった(そのほうが半ナマ状態より500倍良いが)。

 この弁当を作っている「アジト」だが、札幌市白石区北郷7条9丁目にある。
 「食べログ」によるとカウンター4席、小上がり12席の計16席という小さな店らしい。たぶん狭い空間で、終始圧迫面接を受けているような気持ちになるだろうから、私一人ならプレッシャーを感じて絶対に中に入れないだろう。

 しかし、とても気になったので基地(アジト)を訪ねてみることにした。
 といっても、実際に現地に赴いたわけではない。Google のストリートビューだ。

AJITOgooglemap

AjitoGoogleMap2

 なんかすごい。
 「トムとジェリー」の世界なら、マッチ一本で「ボァ」っと一瞬で燃え尽きそうな建物ではある。

 それにしても、夜遅くまで居酒屋営業をしていて、昼もランチ営業をし、その上さらに弁当を作って納入しているのだから、すごいと言わざるを得ない。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第79番ヘ長調Hob.I-79(1784)。
 編成は、fl,2ob,2fg,2hrn,str。

HaydnSymCompDorati



江別市の後期中年者が札幌市の青少年向けの施設に行ってみた一週間前

  お孫ちゃんもラーメンに舌鼓
 先週の土曜日の朝、お孫ちゃんたちとお母さん(長男の妻。以下、便宜的に『お嫁さん』と記す)と新札幌へ行った。10時を過ぎて間もない時間だったせいか、駐車場も待たずに入ることができた。

 そして、札幌市青少年科学館に行った。
 私と妻がこの施設に来るのは、自分たちの子どもがまだ小学生のころだったから20数年ぶりになる。

20240928Kagakukan2

 館内もまだ比較的すいていて、ほとんど待つことなく、お孫ちゃん(兄)は地下鉄東西線の実物車両(現行とは異なる開業時の車両)の運転台体験や、小形ロータリ除雪車の運転台体験を楽しむことができた。

20240928Kagakukan

 昼はカテプリ地下2階のフードコートで、梅光軒のラーメン(写真はカテプリ、デュオ、サンピアザの共同のホームページから)。

2024BaikoukenHP

 私:醤油ラーメン+小ライス
 妻:生姜ラーメン(醤油)
 お嫁さん:チャーシュー麺(醤油)
 お孫ちゃん(兄):お子様セット(醤油)
 お孫ちゃん(弟):ベビー用カートでおしゃぶりをくわえておとなしく待機

 自分の醤油ラーメンの写真は、なんということでしょう!撮る前に思わず食べ始めてしまい、食べかけの状態になったので無し。
 代わりに、チャーシュー麺を。

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 魚介のだしが効いた、独特のおいしさ。
 梅光軒のラーメンを食べるのは久しぶり。私の好みとはちょっと違うが、おいしいことは間違いない。人気があるのもうなずける。

♪ 今日の一曲 ♪
 ミュジック・コンクレートの開拓者の一人であるアンリ(Pierre Henry 1927-2017 フランス)の「地下鉄(Metro)」。
 20曲からなる「都市.メトロポリス・パリ(La Ville.Metroporis Paris)」(1984)の第18曲で、演奏時間は5分半ほど。

Henry



クッククック、クッククック、うまい鳥ぃ~

  群馬からのメッセージ
 先週末はお孫ちゃんのスポーツフェスティバル、つまりは運動会があった。
 去年のときに比べ、暑さもすごくキツイということもなく、運動会日和だった。
 楽しそうに走ったり踊ったりしているお孫ちゃんを観て、とてもうれしい気持ちになった。

 会場となったグラウンドから撮影した手稲山山頂。そうこの日は望遠ズームレンズをつけて、『黒死病』を持病とする PENTAX K-S1をだましだまし使用。なんとか、お孫ちゃんのかわいい姿を撮影し続けることができた。

  手稲山といえば、大学生のときにKbys 君手稲山を登山したことがあった。
 その Kbys 君から偶然にも昨日メッセージが届いた。昨日の記事に対するメッセージだ。内容は “群馬県産を継続して愛用いただきありがとうございます。私も SUBARU の車に乗っています” というもの。Kbys 君は群馬出身で、現在も群馬在住である。SUBARU は群馬発祥の企業なのだ。

202409MtTeine

  こういうことでモチベーションが上がるのはすばらしいこと!
 今週の月曜日は9月9日だった。
 ククだ。
 変容させればクックである。

 「クッククック」といえば、桜田淳子の「わたしの青い鳥」だ。桜田淳子を知っている人も少なくなってきているだろうが……

 だからということでは全然ないだろうが、9月9日の札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」は「鶏めし」だった。この日も私は札幌駅に7:42に着く列車に乗ったのだが-前にも書いたが、この134M 列車は札幌駅から快速「エアポート」になる。ということは、江別→札幌間の普通列車運行時も 車内 WiFi が使えるというメリットがある。通信量1G の契約をしている私にはありがたい話だ-、8時オープンの西改札前の弁菜亭ワゴン(臨時売店)は、まだ弁当を並べ始めたところ。それなのに無理に売ってもらった。

 だって、ここに書いたように、この弁当は私のツボを見事に押さえたものだからだ。もし、「まだ開店前です」と言われたら、開店までそこに立って売り始めるのを待つくらいの価値がある。いや、陳列のお手伝いをしてもいいほどだ。でも、やさしいお姉さんは7:45にもかかわらず笑顔で売ってくれた。ありがとうございました!

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 このように幸先の良いスタートを切った今週も、今日が折り返し地点の水曜日。
 後半も食べることに歓びを感じながらがんばらねば!(←こういう生き方でよいのだろうか?)

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第7番ホ短調夜の歌(Lied der Nacht)」(1904-06)を高関健/群馬交響楽団の演奏で。

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とても前のことように感じるが、わずか約1年前に見られた光景

  「霧の下」は現在 APIA で営業中
 そう。
 ESTA が閉館したのが去年の8月31日
 その建物は、新幹線の工事の遅れなどの影響でまだそのまま。こんなんだったら、去年閉館することがなかったように思うのだが。
 去年の6月と8月に撮った写真を。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第13番変ロ短調Op.113「バビ・ヤール(Babi Yar)」(1962)を、コンドラシン/モスクワ・フィル、エイゼン(Bs)、アカデミー・ロシア共和国合唱団の演奏で。

Shostako13



11:00開店。11:03満席。あいかわらず大人気の江別のそば屋

  オシッコに行くにも気が抜けない
 この夏は、お盆期間のどストライクというべき8月15日に墓参りに行った。
 最初からこの日にしようと思っていたのではなく、消去法でこの日しか都合がつかなかったのである。お盆をずらしてもう少しあとに行くことも考えたが、閑散とした平和霊園でヒグマが出没したら自分が墓に入るはめになりかねないので、混雑を覚悟でこの日に行ったのだ。

 しかし、午後ということもあってそれほど混んでいなかった。
 父の好きだった焼酎を供え、線香をあげる。
 そのあと、管理棟の近くにあるトイレに行くが、毎回思うがここの階段-トイレに行くには階段を下らなければならない-は実に危険だ。
 天然石をコンクリートで固めた階段だが、崩壊が進んでおり、そこをごまかしごまかしって感じでコンクリートで修復しているのだが、ガタガタでつまづきそうになるし、もしつまづいたら出血は覚悟しなければならない。

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 慎重に下り、今年もなんとか無事におしっこをすることができた。

  新千歳9:30着なので台風の影響なし
 翌日は、関東に台風7号が接近するということだったが、影響が出る前の朝のうちの便で東京から次男が帰省した。
 家に来るのは7~8年ぶりである。
 JR 北広島駅まで車で迎えに行き、その足で野幌の「わか竹」で昼食。
 11時開店で、11:03に店に行くと、もう駐車スペースは1台分しか空いていないし、席もカウンター席が空いているだけ。しかし、待たずに私たち-次男、妻、私-がカウンター席に案内してもらえたのはラッキーだった。
 私はかしわせいろ、妻はかき揚げせいろ、次男はえび天せいろ(大盛り)。麺は3人とも更科。

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 おいしいことは食べる前からわかっているのだが、それでもやっぱり私の好みは藪だということを再確認する結果になった。かしわせいろはつゆは温かいのだが、温かいつゆに(唐辛子ではなく)わさびもこれまた合うものだということも再認識した。そして何より、私も大盛りにすべきだった。

♪ 今日の一曲 ♪
 クルターグ(Kurtag,Gyorgy 1926-  ハンガリー)の「墓碑(Stele)」Op.33(1994)。

Mahler2Gielen


40年前に地下の店で鰻重を食べたことがあるビルも再開発でもうすぐ解体

  うなぎの魅力が理解できなかったあの日
 今日は海の日である。
 同時に3連休の最終日である。悲しいことだ。

 一週間前の先週の月曜日。
 午前中に外勤。
 先日とは逆側、五番館西武(札幌西武)があった側から ESTA の方向を撮ってみた。

20240708SapporoTW1


 同じ区画に立っている北海道建設会館もすでに閉鎖されていた。
 いまから40年近く前、就職してすぐのときに、このビルの地下にあった(確か)「叶」という店で、上司にうな重をごちそうしてもらった記憶がある。でも、鰻という食べ物のおいしさをまだ堪能できる舌を持ち合わせていなかった新卒の若造は、無感動に食べた、というよりも、このときは「あまり得意な食べ物じゃないな」と感じたのだった(たぶん、お初もしくは二度目くらいのうなぎ経験だったと思う)。その後、ウナギ大好き人間になるとは、自分でも予想していなかった。
 「叶」はその後、あまり長い時を経ずになくなり、別な店にかわった。そのため、もう一度この店のウナギを経験する機会は訪れなかった(下の写真の白いフェンスで覆われている正面玄関。その横に地下へ降りる階段があった)。

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 そのまま東に向かって-って言っても、信号を一つ渡るだけ-東急百貨店の地下へ。
 「魚一心惣菜亭」に行くが、この日も西京焼きの弁当はなし。

 で、いろいろ迷ったあげく、もう一つの「魚一心」である「お持ち帰り寿司魚一心」-そういう名前だったことに、この日私は初めて気づいた-で「穴子押し寿司」を買った。
 この購買心理に、「叶」の思い出が関与していることは間違いない。しかし、ウナギは高いのでアナゴに逃避行したわけだ(穴子だって安くはないけど)。

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 帰りは地下鉄東豊線のさっぽろ駅の旧 ESTA 側改札側からJR札幌駅に抜ける通路を歩こうとしたら、あらあら、ルートが変更になっていた。

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 えっ?5月15日から変わったって?
 そんなに、ここを通ることがなかったとは。
 細いエスカレーターで地下2階に上がるようになっていたが、これは朝夕は混みそうだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「若者よ挑戦せよ」。1968年公開の東宝映画のための音楽。

Ifukube TOHO MusicFile



ビルの警備員はラッキーな奴に対して怒り心頭に発した

  JR55ビル近くで見かけた警告文

20240625LuckyStrike

 マナーを守らない人間に喫煙者である資格はない、と。

 先日は札幌駅前通りで『歩きたばこ』をしているおじさんを見かけた。こういう人はすでに絶滅したと思っていたのだが、まだ生き残っているとは。しかも、この道は喫煙禁止区域なはずだ。困ったものだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 A.スカルラッティ(Alessandro Scarlatti 1660-1725 イタリア)のマドリガル「怒りは炎を消し(Sdegno la fiamma estinse)」。
 このリンク先記事に書いた「K」というラーメン屋だが、いま食べログを見たところ、「このお店は休業期間が未確定、移転・閉店の事実確認が出来ないなど、店舗の運営状況の確認が出来ておらず、掲載保留しております」と書かれていた。

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東急の鉄道路線がない札幌になぜ東急百貨店があるのだろう?それは……

  この3人の集まりは初
 昨日のこのブログの記事で、火曜日の夕方に札幌東急百貨店に行ったと書いた。
 そうなのである。仕事帰りに東急百貨店に行ったのだ。

 ところで、なぜ札幌に東急(旧社名:東京急行電鉄)の百貨店があるのか(あるいは、北海道では東光ストアになってしまった東急ストアがあるのか)。
 現在も主に札幌の南区方面でバスを運行している「じょうてつ」(かつての定山渓鉄道)が東急系だからだろう、きっと。

 再開発のために閉店になった「佐藤水産」のビルの前を通り、南の方を見ると、かつてみずほ銀行だった場所には新しいビルが建て始められていた。

20240702SapporoTW1

 北側を見ると、いまだ手つかずの ESTA。
 ESTA が閉館となって10カ月。ってことは、あと2カ月で1年が経つということだ。

20240702SapporoTW2

 これだったら、もう1年営業し続けても良かったのでは?と思ってしまう。

 ところで、なぜ私がその日その時間に東急百貨店に行ったかというと、この日は石山さんからのお誘いで10階の「魚一心」で飲食をともにすることになっていたからだ。A 社の OB である石山さんと私のほかに、A 社に在籍中の村佐地さんも加わった豪華メンバーである。

 この日、もし私が昼も「魚一心」の弁当を買って食べたら、『一心不乱の日』なんていうタイトルでブログを書けたのに、あの西京焼きの弁当がなくて「玉藤」の弁当にしなければならなくなったことは、ちょっぴり残念である。

 2時間の飲み放題の時間は瞬時に過ぎ去ってしまった。
 それほど話題に事欠かなかったから。でも、村佐地さんはまだ少し若いが、石山さんも私も、じゃあ単品でもう1杯飲もうと言うほど若くない。つまりもう十分飲んだ。ってことで、実に健全に酒宴終了。料理もとてもおいしかった。

  あれは平成28年7月29日のことだった
 A 社の方々との交友関係といえば、実は先月の某日にはオディールさんのところを訪問した。いろいろな情勢について教えていただいたあと、昼食をともにした。何を食べたかって?ナ・イ・シ・ョ。

 私が、オディールさんや氷山さんとこれだけ親しく話をしたりメールをしたり食事をしたりお酒を飲むようになった、そのきっかけとなったのがこの。名古屋の暑い夕方。あの日のことを思い出すと、とても懐かしい(お店の記憶よりも、飲みに行くことを話している時の車窓の景色が妙に鮮明だ)。
 その年の手帳を調べてみたら、この日飲んだ店は本山駅近く、猫洞通の「我屋(がや)」という店だった。

202407Gaya

 そこで飲んだあと、今池にあるオディールさんお気に入りのバルにも連れて行ってもらったのだった。

 そう、3人ともそんなことを意識していなかったが、あの日こそが MOH 倶楽部の創立日だったのである。


♪ 今日の一曲 ♪
 アメリカ民謡の「峠の我が家(Home on the Range)」を。

RogerWagner


さあ7月だ、Julyだ、文月だ。ヒレカツとトキシラズを食べて夏バテ予防だ!

  今月は発売初日に購入

 週が明けた月曜日。


 やれやれ、この日から7月だ。もう、今年も後半の部に突入してしまった。あと4カ月もすると冬ごもりの準備をしなきゃならなくなる。

 そんなことを考えながら冷蔵庫の扉を開け、おかずがのった皿を取り出し扉を閉めようとしたら、ドアポケットに入っていたマヨネーズの容器が傾いてドアとの間にはさまってドアをはじき返し大きく開いてしまったので、皿を近くに置いてマヨネーズを立て直そうとしたら、目測を誤り置いたはずの皿は床へ。そしてガチャーン。やれやれ、朝から掃除。微細なかけらによる口内のけがの危険があるため、そのおかずも失うことに。もいちど、やれやれ。


 ただ、この日の朝の唯一の救いは、家から江別駅に行き『マイ列車』に乗りこむまで雨に降られなかったということだ。その時間、札幌では傘をささなければならにほど降っていたらしい(写真と記事の内容はまったくもって無関係である)。


20240627Lilic

 でも、電車-この日は721系だった-で私の隣に座った若い女性が、森林公園駅あたりから断続的にゲロゴボヒョンゲロゴボヒョンと、いますぐに龍角散ダイレクト(むかしなら「クララ」)を飲んでいただきたいと思わざるを得ない、おっさんのような咳をしていたのがけっこう気になった(こちらはマスク着用。その人はノーマスク)。


 札幌駅に着き西改札口を出ると、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。

 あまり迷うことなく、この日から登場した「今月のおすすめ弁当(文月)」を購入した(この日の日替り弁当 A は「カルビ焼肉」で、「文月」に私は軍配を上げたわけだ)。


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 昼になって、窓の外で強風によって大きく揺れまくっている街路樹や、横殴りに暴れている雨を眺めながら、メインのヒレカツや準主役のトキシラズの照焼きなどを食べた。あいかわらず500円にしてはすばらしいできばえの弁当だが、私としては定番の「幕の内弁当」に軍配を上げたい(かすかではあるが、照焼きの『魚臭さ』が私にとってはマイナスポイント)。


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  地下鉄南北線さっぽろ駅南側改札前に『弁当店』が

 火曜日。

 この日は午前中に歯科医院へ。3カ月に一度の定期健診。

 歯科医院に向かう途中、上の小見出しの場所に、弁当店がひっそりと開店の日を待っているのを発見した。私の勤める会社からは、わざわざ弁当を買うためだけにここまで来るほどの近さではないが、どんな弁当を売るのかちょっぴり楽しみだ(店の名前からして、温かい弁当を販売してくれるのだろう)。


20240602Bentouya

  糸が曲がってしまい通すのはかなり難しい作業

 歯科医院では、部分入れ歯の調子は絶好調だが、あいかわらず朝起きると口にたまった唾液に血が混じっていることを訴えた。

 あらためて診てもらうと、3本がつながったブリッジの真ん中の歯に接する歯ぐきがいちばん出血しやすくなっていることがわかった。その真ん中の歯は、両側の歯(冠)につながっていて、その下は歯ぐきに接しているだけ(だからこそ『ブリッジ』なわけだが)。そのすき間に汚れがたまり出血しやすくなっているらしい。だが、両側がつながっているということは、歯と歯の間にすき間がないわけで、通常の歯間ブラシは入れられない。


 ということで、特殊なデンタルフロスを使うことになった。

 これは先端がやや硬くなっている(青色の部分)。それをつながっているところよりも歯ぐき側の小さな隙間(穴)から裏側に通し、通ったらフロスの中間部のやや厚手の軟らかいところを使って真ん中の歯が歯ぐきと接しているすき間(といっても圧着しているはずだ)を行き来させて掃除するのだ。そして、『悪い血』を出してしまうのである。
 衛生士さんの指導のもと練習したが、なかなか通すのが大変だった(それにしても、すごい出血量だった。食後すぐのドラキュラのように口が血みどろの、しかも何度やっても糸通しに失敗する私に、嫌な顔ひとつせずに指導してくださった衛生士さんにはただただ頭が下がる思いだ)。

 翌日、自宅でやったときには通すのに30分以上かかってしまった。コツをつかむまでが大変だ。でも、がんばって悪い血を出し切り、健康な歯ぐきに戻す意気込みだ。


 この日の夕方、用事があって東急百貨店に行ったのだが、私が歯科医院で買ったこのフロスは「HANDS」でも売っていた。100本入りで1,500円くらいだった。


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20240702Floss2

20240702Floss3

 歯科医院の帰りに東急百貨店の地下に寄り(つまりこの日は昼と夕方の2回、東急百貨店に行ったことになる)、「魚一心惣菜亭」を覗いたが、あの西京焼きの弁当は並んでおらず、気持ちを切り替えてコスパ抜群の「玉藤」の「特製弁当」を買った。ヒレカツやメンチカツがおいしいのは専門店だから当たり前なのだが、ちょっと濃い目の味つけのザンギも実においしい。


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20240702Tamafuji2

20240702Tamafuji3

 なお、この日はあらかじめ自ら積極的に楽天カードを提示して楽天ポイントを付与してもらった。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「マタイ受難曲(Matthaus-Passion)」BWV.244(1727以前)。
 ここで書いているようにハスラー(Hans Leo Hassler 1564洗礼-1612 ドイツ)の受難コラール「血潮したたる主の御頭(O Haupt voll Blut und Wunden)」を中心主題とする。

BachMatthausHerreweghe




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