新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

本・雑誌

朝早くから降りる人と乗る人が入り混じりホームはごったがえ

  駅の券売機でチャージするのもたいへん
 先週の金曜日。
 このところは恒常的になっているのだが、私が朝の通勤で乗っている『マイ列車』として登録してある134M 列車は、数分遅れで札幌駅に着いた。遅れるのは江別駅を発車する前に先行させる「ライラック4号」が、雪だの霧だのの影響で3回に1回くらいの頻度で遅れて通過するからだ。

20250118MyTrain


 前にも書いたように、134M 列車は定刻7:42に札幌駅に着くと7:48発新千歳空港行きの快速「エアポート28号」になる。だから、134M 列車が遅れるとエアポート28号をホームで待っている人たちはさぞかしイライラしてるんだろうなと思ってしまう。

 それにしても、まだ8時前だというのに134M が入線する6番ホームは快速エアポートを待っている人でいっぱいだ。新札幌方面への通勤客もいるのだろうが、圧倒的に観光客が多い。そして134M から降りた人はエアポートに乗る人の列に阻まれなかなか階段に行けない。つまりホームはごったがえだ。
 観光客だろうと何だろうと JR 北海道の売り上げが増すのは良いことだが、この混雑なんとかならないものだろうか。いや、ならないんだろうな。これもまた、オーバーツーリズムってやつだ。日中に札幌駅の券売機で Kitaca にチャージしようとしても混んでて全然できないし(特に西コンコース側)。

 と、いま確認のために「北海道時刻表」を開いたら、なんか変。千歳線の上りの最初のページの隣が何でいきなり下りなの?って、今初めて『乱丁』に気づいた。これ去年の9月号だけど。

202501Jikokuhyou

 前置きが長くなったが、この日札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで買ったのは、これまた私が愛好する「日替り弁当A(鶏ももスパイス)」。「山賊焼き」だったら二日続きでまったく違う山賊を味わうことになって面白かったんだけど、そうはうまくいかなかった。けど鶏ももスパイスはうまかった。

20250117TorimomoSpice1

20250117TorimomoSpice2

20250117TorimomoSpice3

  駆け込んでも待っている間にガソリンを消費するのでは、という考え方
 ついでに言うと、かなり雪が降るという予報が外れ、金曜日から土曜日にかけても新たな積雪はほとんどなかった。うれしいはずれだ。だから気象予報士を恨む気はまったくない。

 土曜日は朝のうちに車にガソリンを入れにSSに行った。
 1日だか2日前にガソリンの価格が上がったばかりだ。妻はそれなら値上がりする前に入れに行けばよかったのにと言うが、5円上がったとして30リットル入れても、150円だ。値上がり前の駆け込み給油で混みあうスタンドで、アイドリング状態で待つことを考えると、150円余計に払ってでもふだん通りに給油するのを選ぶ。それが私の価値観だ。
 ちなみに今回レギュラーガソリンの価格はリッター175円。会員割引が6円だったので、リッター169円だった。

 スタンドから帰ると、この一週間で積もった少しの雪を雪かきし、空き地に運ばず庭に捨てた。
 昼はまたまた江丹別そばを茹でて食べた。何日か前に妻が作った親子丼の具(鶏肉が少なかったので麩も入れてあるが、案外イケる)でミニ親子丼を作って、そばのお供にした。
 60歳過ぎにしては食べ過ぎだ。
 でも食べられるということは健康の証だ。仮にそれが不健康になる入り口であっても。

20250118Soba

♪ 今日の一曲 ♪
 C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)の「専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲第6集(Clavier-Sonaten und freye Fantasien, nebst einigen Rondos furs Fortepiano, fur Kenner und Liebhaber. 6 Sammlung)」Wq.61(1787刊)。

CPEBach55


いったいどこの誰が私にそんなに荷物を送ってくださっているのか?

  特に熱心な送り主はヤマトに佐川、東電にえきねっと
 私のところに届くスパムメール(迷惑メール)については、このブログでもしばしば取り上げているところだ。

 『迷惑メール』っていうくらいだから、もらっても迷惑なだけなのだが、とはいえ、たまには笑えたり、突っ込みどころ満載の内容のものもあってー15年ほど前には「スパムメール大賞」という本が出版されたほどイジレルものが多々あるのだー、全然来なくなるとこれまた寂しい限りなのも事実。いや、もちろんこれらのメールに引っかかったりしない、だまされたりしない、被害に遭ったりしない、という大前提のもとに、ということではあるが……

BookSpam

 先月も大量に来るメールについて話題にしたが、そこでは迷惑メールフィルターの設定次第では私の目に触れる前にはなからはじいてしまうこともできるが、フィルターの判定ミスで間違って大切なメールも迷宮入りしてしまう恐れがあるので [meiwaku] をタイトル前に付けたうえで受信ボックスに入るように設定していることを報告した

 しかし、先月あたりから [meiwaku] の称号を与えられたメールが、さらに増えてきた。

20250106Spam1

20250106Spam2

 ここまで多くなってくるとさすがに、たまにはおもしろいスパムメールもあって楽しいわ、なんて悠長なことも言ってられない。まったくもって迷惑だ ← だから『迷惑メール』なんだってばぁ。

 そしてまた、この1カ月ほど注意してみていると、まともなメールに対して間違って [meiwaku] が付けられているケースはゼロであることがわかった(逆に迷惑メールのくせに、由緒正しきメールのようにすり抜けてきているものは2通ほどあった。これらは迷惑メールとして au に報告した)。
 なので、いっそのこと私の目には一切触れないまま闇に葬る設定にしようかと思ったが、でもやっぱりちょっぴり心配で、そうは踏み切れない煮え切らない私。

 そこで『迷惑メールの処理方法』を下から2番目の『破棄する/破棄通知メール送信』に変更して様子を見ることにした。

20250106aumailSettei

 これで送信されてくる通知メールをしばらくの間チェックし、迷惑メールではない『恩恵メール』がブロックされずに受信ボックスに無事に届くようなら、いちばん下の『破棄する/破棄通知メール停止』に変更するつもりだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 今年が生誕150年となるラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)の作品から、「高雅にして感傷的なワルツ(Valses nobles et sentimentales)」(1912)。

MaMere


復活する人たちとチェックが入る人たち。そして抹消される人びと

  師走、早くも中旬入り!
 もう今日から12月も『中旬』である。逆に言えば、もう12月の3分の1が過ぎ去ってしまったことになる。これは、冷静に考えると「正月が近づいた!」と喜ぶべき話ではなく、余命が10日分短くなったと憂う話だ。

 いま、部屋にはモーツァルトの交響曲第40番の第1楽章が流れている。
 12月も10日が過ぎてしまったなどと書きながらこの曲を聴いていると(在宅ワーク中のくせに)、涙がチョチョ切れそうになってくる。でも、考えてみれば『チョチョ切れる』ってどういう状態なんだろう。わからないで書いて、ゴメン(その後、ネットで調べ理解したが、関西の俗語とは知らなかった)。

 で、このあいだの日曜日に、いつまでも逃げ回ってられないそろそろ取り組むべき作業に『ちょっとだけ』取りかかった。
 年賀状である。

 私は年賀状作成ソフトに「筆まめ」の廉価版を使っている。しかも、2020年版である。

20241208Fudemame

 だってこれでじゅうぶんなのである、私には。『謹賀新年』とか『賀正』、『初春のお慶びを申し上げます』といった素材に干支は関係ないから。干支や年号の素材を使わないなら、毎年買い直す必要はないのだ。

 その「筆まめ」の住所録を開き、前回(2024年正月分)『年賀状は喪中につき失礼させていただきます』と挨拶状が来ていた人の住所録の『年賀状の宛名を印刷しない』のチェックをはずし、復活させる。

 次に、今回『喪中につき』のはがきが来た人の名簿の『年賀状の宛名を印刷しない』にチェックを入れる。
 さらに、今年の年賀状で『今回でおしまい』と年賀状じまいを伝えてきた人を、住所録から削除する。

 というところまでの作業を行なった。
 もっと減るかと思ったが、まだ住所録には90人ほど登録されている。私にはあまり友だちがいるという実感はふだんないのに、実に不思議な現象である。

 しかし、年賀はがきを買うアクションはまだ起こさない。さらに喪中はがきが来そうな感じがするからだ。年賀はがきを何枚買うかぎりぎりまで待つことにする。

  で、やめるの?やめないの?
 そしてまた、今回でウチも『年賀状おしまい宣言』をするかどうか、私は迷っているところだ。
 それにしても、郵便料金がこんなに上がらなければ、自分が字を書けるうちは、あるいはボケて字を忘れるまでは、執念深く年賀状を送り続けようと思っていたのに、ちょっぴり悩ましいところだ。
 物価高に敏感な妻も、年賀状じまいを真剣に考えているに違いない。

 で、その場合は、どういう文面にすべきか?

 『郵便値上げに断固反対のため、ペンを置いて抵抗します。そうです。今回をもって年賀状を出すのをやめることを涙を呑んで決断します』

とか、

 『もうすぐ年金生活者。ボンビーな私には年賀はがきを買うお金がないので、金の切れ目を縁の切れ目にします。私のせいではありません。郵政を民営化し、物価高を放っておいている政治のせいです』

って感じにすればいいのだろうか。いやいや、ダメダメ。失礼がないようにまじめに考えねば。

 いずれにしろ、やめるならこの先もご縁が続きますようにと、メールや SMS でのやりとりができるようにメールアドレスやスマホの電話番号をお伝えすることになるだろう。そしてまた、逆に「今年でおしまいにします」と書かれた年賀状も来るだろう。数年前からちらほらとあったが、はがきの値上げによってかなり増えるに違いない。

 ということで、妻に「ウチも今回で年賀状じまいをしようか?」と聞いてみたら、意外にも「なんで?」とあっさりと言われた。やめるほどまでには歳をとりすぎていないというのが理由だった。
 ただし、こちらがやめずに送り続けているので相手もやめられないというオーラを発している年賀はがきの送り主については-たとえば子どもが幼稚園に通っていたころに知り合った同じ幼稚園の園児のお母さん(←いや、私が、ではなく、妻が知り合ったのである)-どうするか、もう少し考えてみることにした。

 この日(日曜)の昼は、数日前の夕食の残りの親子丼の具(←妻が調理)でミニ親子丼と、「藤原製麺」の江丹別そばをゆでて前日の夕食の残りのかき揚げ(←妻が調理)をのせてかき揚げ天蕎麦を作って食べた。

20241208Etanbetsu1

20241208Etanbetsu2

♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第40番ト短調K.550(1788)。

MozartMarinner


高齢者よ、働け、働け、それがおまえたちの仕事なのだ!

  働かざるを得ない現実だが、定義を変えるならていねいな論議を
 8月16日の北海道新聞に、こんな記事が載っていた。

20240816Doshin

 これを読んで、もう『偽書』という説が定着してしまったものの、それでも説得力のある「ショスタコーヴィチの証言」(S.ヴォルコフ編、水野忠夫訳:中央公論社・1980年)の一節を思い出した。

Vorkov_mini

 ……いったい、あそこ(第5交響曲の終楽章)にどんな歓喜があるというのか。第5交響曲で扱われている主題は誰にも明白である、とわたしは思う。あれは『ボリス・ゴドゥノフ』の場面と同様、強制された歓喜なのだ。それは、鞭打たれ、「さあ、喜べ、喜べ、それがおまえたちの仕事だ」と命令されるのと同じだ。そして鞭打たれた者は立ちあがり、ふらつく足で行進をはじめ、「さあ、喜ぶぞ、喜ぶぞ、それがおれたちの仕事だ」という。……(265ページ)

 にしても、高齢者と定義する年齢を引き上げたんだから、もっと働けって、おかしな話だ。
 そして、そうすることによってこの新たな『社会保障の担い手』からさらに搾取するってことだ。
 新浪氏はまた勝手なことを言っている。あなたに「75歳でいい」なんて、国民の在り方に対して決めつける権利があるのか?

 記事にあるように、SNS での「悠々自適の老後は存在しない」っていう反応は、まったくそのとおりだし、じつはもうすでにそういう状態になっている。

 これだけ物価が上がり、多額の税金が引かれて-年金からも税金が引かれるとはどういう精神構造なのだ?この国は-いるいま、「すでに65歳になったからおうちでのんびり」なんてしてられない。そんなことして、年金では足りない分を貯金(退職金)から切り崩していったら、あっという間に蓄えはなくなる。
 だからアルバイトででも雇ってもらって少しでも稼がざるを得ない。

 「元気で意欲のある人」?。なにを言ってるんだ、内閣府幹部よ。意欲がどうこうじゃなく、働かざるを得ない優しくない国なのだ、ニッポンは。元気だけど、早めにぽっくり死んだ方がずっと幸せかもしれない。けど、ポックリ死ぬのもかなり難しい。

 「おまえたちはもう高齢者じゃないのだ。さあ、働け、働け、それがお前たちの仕事なのだ」。そして高齢者ではなくなった者は、震える手、痛い腰、おぼつかない足取りで職場に向かい、「さあ、働くぞ、働くぞ、これがおれたちの仕事だ」というのだ。

 やれやれ、ほぅら、「さくさくぱんだ」だって値上がりだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第5番ニ短調Op.47(1937)。

ShostakovichJANSONS

Shostakovich5Jansons



両手で持つ場所。その名は「ピロピロ」♪ドビュッシー/噴水

  ここを持っていれば噴きだす恐れなし
 お孫ちゃんたちがわが家に滞在している間、お孫ちゃん(兄)と一緒に何度かスーパーやコンビニに買い物に行った。
 そのときに200mlパックのジュース(アップルやぶどう)や、いちごオ・レ(俗にいういちご牛乳)を買ってあげた。

 あるときそのパックにストローをさして渡そうとすると、お孫ちゃんは「ピロピロは?」と私に言った。
 どうやらパック上部の両サイドに折りたたむようについている三角の部分をピロピロというらしく、ここを持って飲むことが習慣になっているようだ。
 それは通っている保育園でのやり方で、なるほど、そのままパックを持たせると握った圧力でストローから中身が飛び出してしまう。その防止策として、園児たちは『ピロピロ』を持って飲むように教えられているのだ。

202404IchigoMilk

 なお、お孫ちゃんはジュースはふだんからよく飲んでいるが、『いちご牛乳』は初めて口にするものだったようで-このような甘い乳飲料をふだん親は与えていないのだ-たいそう気に入っていた。私もお孫ちゃんと並んで座って、何年、いや十何年ぶりに飲んでみたが、率直に言って、たいへんおいしく感じた。

 ところで、海外からの果汁が品薄で価格が上がっているとは聞いていたが、100%ジュースの価格がとても上がっていることに驚く。いや、よく利用しているスーパーでは、Dole のリッターパックの姿が消えた。元々安めの価格設定だった「めいらく」のものは並んでいるが、ここ数カ月で異様な価格上昇率だ。

 なんでもかんでも値上がりしているが、便乗もあると私は思っているし、コストアップ以上に価格に上乗せしているものもあるんじゃないかと疑っている。

 ドビュッシー(Claude-Achille Debussy 1862-1918 フランス)の「噴水(Le jet d'eau)」(1889)。
 歌曲「ボードレールの5つの詩(5 Poemes de Charles Baudelaire)」(1887-89)の第3曲。歌詞は詩集「悪の華」より。

DebussyRavelBoulez

 「悪の華」といえば、何年か前に押見修造のコミック「惡の華」の電子版を買って読んだ(全10巻)。
 なかなか面白い漫画だった。

OshimiAkunohana

禁煙パイポのCMが流行ったのは何年?♪ブリテン/気まぐれ

  そのときそのときの出来事の記憶がよみがえる
 私が大学を卒業して就職し、最初に配属となった課では、取扱商品の販売促進業務も行なっていた。そのため、広告代理店と折衝する機会も多かった。

 そんなときにたまたま見つけたのが、ホイチョイ・プロダクションズの「気まぐれコンセプト」という4コマ漫画の本だった(小学館)。買った店は今はなき、ルーブルなにわだった。
 この漫画はビックコミックスピリッツに連載されているもので、それが単行本化されたものだった(1984年)。広告業界を題材にしており、専門用語の解説もあり私は教科書として重宝した。

 その本を誰かに貸したのだが、返って来ずそれっきりに。

 連載開始から2015年までの35年間のベストセレクション版である「気まぐれコンセプト完全版 35年分」が2016年に発刊となり、さらに2020年に電子書籍版も発売されていたことを今年の7月にたまたま知り、8月の初めに電子書籍版を購入。ただ、完全版といっても全作品を収録しているのではなく、ベストセレクション。それでもかなりのボリュームで先日ようやく読み終えた(ずっと連載が続いていたということにも驚いた)。

202308Kimagure

202308KimagurePre

 そのときそのときの流行や時事ネタなどが盛り込まれていて、こんなこともあったなぁ、あんなものが流行ったなぁと、たいへん懐かしく、そしてとてもおもしろかった。
 1981年から2015年までの35年間の『歴史』や『文化』に興味がある人は、けっこう楽しめるのではないだろうか?

202308KimagureManga

 ただスマホで読むと文字が小さくて、老眼がさらに進んだ私にはけっこうしんどかった。
 最初にこの本の単行本を買ったときは、まだ20代半ばで老眼のだったのに……

  私のあとにもお客さんが2人
 時事ネタといえば、先週の金曜日の朝のこと。

 札幌駅西改札前の弁菜亭ワゴに向かうと、二人連れの先客が。外国人のカップル。おそらくは夫婦だ。二人は悩みながらも「幕の内 いしかり」と「知床とりめし」を買った。
 その間待っていた私は、2人が買い物を終えたあと、続いて「幕の内 いしかり」を買った。
 私の後ろにはすでに2人のお客さんが並んでいた。
 お客さんが増えてきて何よりだ。

 9時過ぎから札幌は暴風雨となった。
 朝のうちに昼食を調達しておいて良かったと思った。

20231006Ishikari1

20231006Ishikari2

 あれ?あんまり時事ネタじゃないな……

 で、今日のタイトルの答え。

202308kimagurePipo

 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「気まぐれ(Fancie)」(1961)。
 ピアノ伴奏の斉唱の曲である。
 
BrittenNaxos

失効しそうなポイントを元気のために使う♪ピエルネ/鉛の兵隊の行進

  私は『元気ビンビン』非対象者
 やっぱり無駄にするべきではないと思い直した。


 スマホの au PAY アプリの PONTA カードと連携しているはずなのに、移行できなくて涙ぐんだポイントだ。おそらく、私が致命的な勘違いをしていて、きっとそういうことはできないのだろう。
 だが、やはり約900円分のポイントをそのまま流してしまうなんて、金持ちでもあるまいし、もったいない。そんなもの要らないよという態度自体が、感じ悪いではないか!

20230826Aen ということで、au PAY マーケットで『送料無料』のサプリメントを買うことにした。
 亜鉛のサプリである。
 私は365日毎日ではないが、亜鉛のサプリメントを飲んでいる。
 亜鉛は、セックスミネラルと言われるミネラルで、性腺機能の維持に重要だとされる。精力アップの健康食品に含まれている亜鉛成分のおかげで「このサプリを飲んで、あっちが回復しました」と、新聞広告でお語りになられている男性老人を目にすることがあるが、そっちの方の効果については、悲しいことに少なくとも私は感じたことはない。

 私が亜鉛を飲むのは、パッケージに書かれているように『健康を維持したい』とか『食べ物をおいしく食べたい』というひじょうに漠然とした目的のためではなく(そういう表現しかできないのだろうが)、免疫力のアップと下痢の予防の効果を期待してである(蒲原聖可著「サプリメント小事典」:平凡社新書2003年初版、に書かれていた)。これまた、効果が出ているのかどうか判断がむずかしいが)。

202308KamoharaSap

 ということで、900円を無駄にせずに使い切ったという報告を終える。

 ピエルネ(Gabriel Pierne 1863-1937 フランス)の「鉛の兵隊の行進(Marche des petits soldats de plomb)」。
 6曲からなるピアノ曲「私の子供たちのためのアルバム(Album pour mes petits amis)」Op.14(1887)の第6曲(オーケストレーションされた版で演奏されることも多い)。

GrovesPO

 なお、亜鉛と鉛はまったく別の元素である。元素記号は亜鉛が Zn で、鉛は Pb。そして、鉛には毒性がある(そんなものを兵隊のおもちゃにしてはいけない!)。

腹ペコなアオムシとの付き合い方 2023♪ショパン/練習曲Op.25-9

  ブロッコリーはお嫌い?
 庭でバラや野菜を育てている私にとって、最大の敵は害虫である。
 しかし、一口に害虫と言っても、アブラムシサンゴジュハムシ(オオデマリの葉を食い荒らすイモムシ)、アブラナ科の野菜にやって来るナガメなんかに対しては、私はお情け無用で駆除作戦を遂行するのだが、アオムシ、つまりモンシロチョウの幼虫に対しては、それがモンシロチョウの子どもであると思うと、なんとなく退治するのが申し訳ない気持ちになってしまう。モンシロチョウが好きだというわけではないのだが、それでも殺すには忍びないと思ってしまうのである。

 それでも、昨年はダイコンの葉を食い散らしているアオムシどもを退治した。あたりが糞だらけになっているのが耐えられなかったのである。

 しかし、今年はアオムシは駆除しないでおこうと私は決めた。
 というのも、お孫ちゃんが好きな本のなかに「はらぺこあおむし」というのがあるのを知ったからである。

HarapekoAomushi1

 それなのに、わが家庭菜園に潜む腹ペコなアオムシを駆除するなんてことが、私にできようか!

 ストーリーは、葉っぱの上にあった小さな卵からちっぽけなアオムシが生まれ、食べ物を探しては食べ続ける。そして、すっかり大きくなってアオムシはさなぎになり、やがてきれいな蝶になる、というもの。
  アオムシが食べたあとのように、ページに穴が開けられた造りとなっている。

HarapekoAomushi2

 この絵本は、たくさん食べたら大きくなれるということを子どもに示唆しているし、また食べ過ぎておなかが痛くなったあと緑の葉っぱを食べたらおなかの具合もすっかり良くなったという、野菜を食べるといいんだよ、ということも訴えており、短いながらも奥深い話になっている。

 半年ほど前に、お孫ちゃんがわが家に遊びに来たときに、廊下に飾ってある絵を指さし、つたない言葉で「あ お む し」と言った。
 「えっ?」と私がその絵を見ると、なんとそれは「はらぺこあおむし」のものだった。

HarapekoPoster

 いつも目にしているのに、まったく「はらぺこあおむし」という認識が私にはなかった。なんてこったい……。それにしても、この絵はいつどこで買ったのだろう?妻が一人で買って来たってことは考えられないから、一緒にいるときに買ったのだろう。けど、記憶にない。

 さて、今年はダイコンを植えていないし、アオムシが好むアブラナ科の野菜はルッコラとコマツナを収穫したあとの今はブロッコリーだけだ。

 で、ブロッコリーは葉が食べられても食用にする花蕾まではアオムシに食べられないだろうし(だったらダイコンだってそうじゃないか!)、どっちにしろ収穫のピークは過ぎた。ということで、もしアオムシを発見したとしても、温かい目で見守ることにした。

 葉を見ると、いた。アオムシが。でも2匹だけだ。

Aomushi20230716

 5日後。
 ちっぽけなアオムシは、少し大きくなった。

Aomushi20230721a

Aomushi20230721b

 ところが、その数日後に観察しに行くと、アオムシの姿はなかった。
 葉の穴も広がっていないし、糞も見当たらない。
 誰かに連れ去れたのだろうか?
 ブロッコリーの葉は見るからに硬そうなので、おいしいものを求めてどこかに行ってしまったのだろうか?
 今年の夏は仲よく付き合おうと思ったのに、いまのわが家の家庭菜園には、アオムシはいない。

 ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)の練習曲変ト長調Op.25-9蝶々(Butterflies)」を。
 「12の練習曲(12 Etudes)」Op.25(1832-36)の第9曲。

ChopnEtudesGav

『最北の秘境駅』が廃止に♪ショパン/華麗なる大円舞曲

  海を抜けるって意味じゃありません
 7月15日の北海道新聞朝刊(掲載した写真の記事は14日付の道新デジタル版)に、JR宗谷線の抜海駅が2024年度末に廃止される方針だという記事が載った。

202307014DoshinBakkai

 抜海と言われてもどこにあるのか知らない人の方が多いだろう。
 「北海道時刻表」(交通新聞社)に載っている地図を紹介しておく。

202307TimetableBakkai

 ただ、私としては抜海といえば、キョンキョンなのである。
 ここに書いたように、抜海といえばこのセリフが条件反射的に思い起こされるのである(この本はホイチョイ・プロダクションの「OTV」:1985年発行、ダイヤモンド社)。
 やれやれ。

OTVkyonkyon

 それはともかくとして、1日平均の利用者が2人以下なら、そりゃ維持していくのは難しいわな……

 なお、抜海の名の由来は、「子を背負うもの」という意味のアイヌ語の「バッカイ・ベ」または「パッカイ・ペ」だそうで、港の近くにある抜海岩がそのように見えたことによるという。

 ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)のワルツ第1番変ホ長調Op.18華麗なる大円舞曲(Grande valse brillante)」(1831)を。

ChopinWaltz

烏賊で始まり鮭で烏賊で終わった一週間。そしてレコ芸の見納め♪JB/Sym1

  いかの中にご飯、の逆
 先週の月曜日の昼食はセブンイレブンで買った、私にとっては初体験となる「味しみソースのイカフライ御飯」と、これだけではどう頭を働かせても量が少ないので、やはり初購入の「いかめしおむすび」。私としては極めて珍しいことに、『畜肉』がない食事である。

 「イカフライ御飯」は弁釜製で、540kcal、432円。「いかめし」はわらべや日洋食品製で、229kcal、194円。

20230619Ika1

20230619Ika2

 イカフライのイカはちょっと貧弱だが、しかし看板に偽りなしで『味しみソース』、つまりフライの衣にソースがしっかりと浸み込んでいて、その味がとても良い。

20230619Ika3

 阿部商店という店が監修したという「いかめしおにぎり」は、まさにいか飯そのものの味。
 いか飯とは逆に、ご飯の中にイカが入っていた。
 おいしかった!

20230619Ika4

  久しぶりに日本一!
 火曜日は午前中に外出する用事があったので、帰りに昼食を求めに ESTA へ。
 閉店までのあと2カ月。それまでの間、デパ地下で弁当を買う場合は、できるだけ ESTA を利用しようと、密かに決意している私。

20230620ESTA

 この日は「日本一」で「焼鳥弁当」。日本一の焼鳥弁当を買うのは久々
 うん。安定した変わらぬおいしさだった。

20230620Yakitori1

20230620Yakitori3

  ネコちゃんドンブリ
 この日の朝にアップしたこのブログで、「ネコちゃんトラック」のことを書いたので、昼の弁当はリピートで LAWSON の「ぎんねこ監修 焼鳥&ちゃっぷ焼き風丼」にしてしまった。それにしても、このとき、ずいぶんとローソン、混んでいたな。

20230621Gin_neko1

20230621Gin_neko2

20230621Gin_neko3

  予期せぬトラブルでラーメンおあずけ、そしてイカで〆
 木曜日は在宅。
 冷蔵庫に入っていた前日の残りのご飯で、朝からチャーハンを作った。これは、何かの番宣で、有吉が「朝からチャーハンは……」というのを何度か耳にした影響が少なくないと、自己分析している。

20230622Cyahan

 昼は藤原製麺の麺とスープでラーメンを作って食べる予定が、簡単に済むと思っていた『ある作業』が難航し、たまたま妻が買って来た日糧のサンドイッチをささっと食べて、昼食は終了。この難航した作業=トラブルについては、あらためてご報告いたしたい。

 金曜日は弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内 いしかり」。
 優雅に食べ進み、最後に私が口に入れたのはイカの天ぷら(開封時には玉子焼きの隣にある)。

20230623Ishikari1

20230623Ishikari2

 このように、先週の私の昼食は烏賊(イカ)に始まり、イカで終わったのであった。

  一つの歴史に幕
 そうそう、この日の午後に外勤したのだが、帰りに紀伊國屋札幌店に寄ると、2階の音楽書コーナーに「レコード芸術」が1冊だけ残っていた(1階の音楽雑誌コーナーには姿なし)。
 『記念』に買おうか迷ったけど、あまり面白そうな記事がなかったので、やっぱりやめた。
 申し訳ないけど、やっぱり「レコ芸」は役割を終えたんだなと思った。

20230624RecoGei

 ブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)の交響曲第1番ハ短調Op.68(1855-62, '68, '74-76)を。

BrahmsBohm

 私がこの曲のレコードを最初に買ったのは、カラヤン/VPO の演奏によるロンドン・レーベルのLP(1959年録音)。
 コーヨー西野店(カスタムパルコ内にあった)で、1974年2月のことだった。
 あのころは「レコ芸」もまだ創刊してから22年だったのね。

激励のお気持ち承り所
最近寄せられたコメント
私の浮き沈み状況

これまでの御来訪者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

メッセージ

名前
メール
本文
本日もようこそ!
ご来訪いただき、まことにありがとうございます。

PVアクセスランキング にほんブログ村
サイト内検索
楽天市場 MUUSAN 出張所(広告)





カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
タグ絞り込み検索
読者登録
LINE読者登録QRコード
QRコード
QRコード
ささやかなお願い
 当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSANの許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。

 © 2014 「新・読後充実度 84ppm のお話」
  • ライブドアブログ