削ったものを温める
このところ、『修繕』とまでは言えないが、家の中のちょっとした不具合を補修している私。
こないだの日曜日は、長らく見て見ぬをしてきたリビングと廊下の床(フローリング)の小さな穴を埋める作業をした。
家を建てて数年のうちは、ちょっとでもフローリングに傷がつくと「かくれん棒」でまさに "穴埋め" していた。しかも、床材の色とほぼ同じになるようにナッツブラウンとライトオーク、ミディアムブラウンオークの3色をブレンドしていた。
しかし、そのうち傷の数に追いつけなくなり、当時買った「かくれん棒」はいまもそれなりに長いまま残っている。
今回はたまたま目についた深めの傷を埋めることにした。使ったのはミディアムブラウンオーク1色。
これがリビングの床にできた穴。
これが補修のための道具。
穴にカッターで削った「かくれん棒」を少し入れ、ドライヤーの温風で軟らかくしながら足し入れていく。
穴が浅い場合は削った「かくれん棒」がドライヤーの風で飛んでしまうので、私は上からカッターの刃で抑えそこに刃に温風をかけて融かすようにしている。
最後にアイスクリーム用のスプーンで表面を滑らかに仕上げる。
アイスクリームのスプーンといえば、いまから30年くらい前に、妻がコンビニでアイスクリームを買ったときに、レジの学生らしきアルバイトさんに「匙も下さい」と言ったら、「サジ、で・す・か?」と言葉が通じなかったことがある。あれは笑ったが、でも考えてみれば、いまでも「小さじ1」とか「さじ加減」とか言うわけで、あのころすでに妻が死語となった言葉を使っていたわけではなかったのだ。
削ったものを混ぜる
この日の昼は、「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメンを作って食べた。
お供のライスには(市販品の)「チーズおかか」をふりかけて食べた。製造者は恵庭市にあるオルソンという会社。
わが家ではおにぎりの具にチーズおかかを使うことは、今では鮭やたらこと同じくらい当たり前だが、パッケージに『北海道の定番の味』と書かれているということは、北海道以外ではメジャーではないということなんだろうか?(ふだんは市販品は買わず、細かくちぎったスライスチーズと削り節としょうゆを混ぜ合わせたものがウチのチーズおかかである)。
考えてみれば、名古屋や大阪ではチーズおかかのおにぎりってあまり見かけたことがないかもしれない。
♪ 今日の一曲 ♪
オールソン(上の会社とは綴りは違うけど)が独奏を務めたスクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)のピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20(1896)。
オールソン(上の会社とは綴りは違うけど)が独奏を務めたスクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)のピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20(1896)。