新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

暮しの情景(日常)

これって北海道以外では定番の味じゃないの?

  削ったものを温める
 このところ、『修繕』とまでは言えないが、家の中のちょっとした不具合を補修している私。
 こないだの日曜日は、長らく見て見ぬをしてきたリビングと廊下の床(フローリング)の小さな穴を埋める作業をした。

 家を建てて数年のうちは、ちょっとでもフローリングに傷がつくと「かくれん棒」でまさに "穴埋め" していた。しかも、床材の色とほぼ同じになるようにナッツブラウンとライトオーク、ミディアムブラウンオークの3色をブレンドしていた。
 しかし、そのうち傷の数に追いつけなくなり、当時買った「かくれん棒」はいまもそれなりに長いまま残っている。
 今回はたまたま目についた深めの傷を埋めることにした。使ったのはミディアムブラウンオーク1色。

 これがリビングの床にできた穴。

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 これが補修のための道具。

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 穴にカッターで削った「かくれん棒」を少し入れ、ドライヤーの温風で軟らかくしながら足し入れていく。

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 穴が浅い場合は削った「かくれん棒」がドライヤーの風で飛んでしまうので、私は上からカッターの刃で抑えそこに刃に温風をかけて融かすようにしている。

 最後にアイスクリーム用のスプーンで表面を滑らかに仕上げる。

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 アイスクリームのスプーンといえば、いまから30年くらい前に、妻がコンビニでアイスクリームを買ったときに、レジの学生らしきアルバイトさんに「匙も下さい」と言ったら、「サジ、で・す・か?」と言葉が通じなかったことがある。あれは笑ったが、でも考えてみれば、いまでも「小さじ1」とか「さじ加減」とか言うわけで、あのころすでに妻が死語となった言葉を使っていたわけではなかったのだ。

  削ったものを混ぜる
 この日の昼は、「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメンを作って食べた。

20250119Ramen1

20250119Ramen2

 お供のライスには(市販品の)「チーズおかか」をふりかけて食べた。製造者は恵庭市にあるオルソンという会社。

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 わが家ではおにぎりの具にチーズおかかを使うことは、今では鮭やたらこと同じくらい当たり前だが、パッケージに『北海道の定番の味』と書かれているということは、北海道以外ではメジャーではないということなんだろうか?(ふだんは市販品は買わず、細かくちぎったスライスチーズと削り節としょうゆを混ぜ合わせたものがウチのチーズおかかである)。
 考えてみれば、名古屋や大阪ではチーズおかかのおにぎりってあまり見かけたことがないかもしれない。

♪ 今日の一曲 ♪
 オールソン(上の会社とは綴りは違うけど)が独奏を務めたスクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)のピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20(1896)。

ScriabinPesek


お客さん、チェンジは不可です。最後の機会に拒否された私

  店の方針が変わった?
 今週のはじめ。
 「そうだ。今月いっぱいで札幌東急百貨店の『天一』が退店するんだった」ということを思い出し、食べ納めをしようと、天丼弁当を買いに行った。いつもの『竹』である。

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 えっ?サツマイモ(いも天)が入ってるじゃないかって?
 そうなのである。デフォルトの盛り付けである。

 この日以来、4年半近くにわたり、毎回いも天を同じ価格のナス天に替えてもらっていた私。
 もちろんこの日も「サツマイモをナスに替えていただけますか?」と店員さんに言った。

 その店員さんー初めて見る人だったかもしれないーは、振り返ってガラス張りの厨房に行き、中で天ぷらを揚げているおじさんにそれができるか尋ねた。と、そのおじさん、私に向かってひと言、「替えられないです」とだけ言った。

 ???
 ボラギノールのテレビ CM が突然動画になったのを目にしたかのように、意表を突かれた。
 「いままでは替えてくれていたのに、今日はどうして替えてくれないのですか?」と喉まで出かかったが、ここでそんなことを言ったところで良いことなんて一つも起こらない。

 店員さんに「では、ナス以外で替えられるものがありますか?」と言うと、すまなそうに「替えられないんです」と言う。聞きに行ったときに「天ぷらの組み合わせは変えられない」とでも言われたのかもしれない。

 妥協するしかない。
 「わかりました。では竹を1つ下さい」
 「すいません。よろしいですか」
 「はい」と、腑に落ちないが購入を決意した。

 いままで毎回まったく問題なく替えてくれていたのに、退店を前にして方針が変わったのだろうか?イレギュラーなことはしない、と。でも、そもそも最初にいも天が苦手ならナスはどうですかとすばらしい提案してくれたのはお店の人だったんだけど(もちろん単品のいも天とナス天は、この日も同じ値段で売られていた)。

 そういえば今回、弁当のサンプルのうち、「特製天丼」のサンプルは置かれていなかった。退店を前に弁当のメニューも二種類に絞ったようだ。

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 こっちのわがままといえばそれまでだが、最後の最後に起こった『いも天不可避事件』。
 長年の感謝を込めて温かい気持ちでここでの最後の買い物にしたかったが、ちょっぴり苦く悲しい幕切れとなってしまった。
 いも天?私にはおいしく感じられなかった。だって、苦手だから。

 昨日の記事で、『日中の札幌駅の切符を買う人たちの数がひどい。特に西改札側が』と書いたが、この日天丼弁当をぶら下げて東改札側に行くと、いやいやこちらもかなりの混雑ぶり。これじゃあ、切符を買う必要があるときにはかなり時間に余裕をもって駅に行かなくてはならない。やれやれだ。

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♪ 今日の一曲 ♪
 テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767 ドイツ)の「ターフェルムジーク(食卓の音楽。Tafelmusik)」(1733刊)の第1集から「終曲(Conclusion)」ホ短調TM.Vol.1-6。
 編成は2fl,Str,bc(通奏低音)。

Telemann Tafel


朝早くから降りる人と乗る人が入り混じりホームはごったがえ

  駅の券売機でチャージするのもたいへん
 先週の金曜日。
 このところは恒常的になっているのだが、私が朝の通勤で乗っている『マイ列車』として登録してある134M 列車は、数分遅れで札幌駅に着いた。遅れるのは江別駅を発車する前に先行させる「ライラック4号」が、雪だの霧だのの影響で3回に1回くらいの頻度で遅れて通過するからだ。

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 前にも書いたように、134M 列車は定刻7:42に札幌駅に着くと7:48発新千歳空港行きの快速「エアポート28号」になる。だから、134M 列車が遅れるとエアポート28号をホームで待っている人たちはさぞかしイライラしてるんだろうなと思ってしまう。

 それにしても、まだ8時前だというのに134M が入線する6番ホームは快速エアポートを待っている人でいっぱいだ。新札幌方面への通勤客もいるのだろうが、圧倒的に観光客が多い。そして134M から降りた人はエアポートに乗る人の列に阻まれなかなか階段に行けない。つまりホームはごったがえだ。
 観光客だろうと何だろうと JR 北海道の売り上げが増すのは良いことだが、この混雑なんとかならないものだろうか。いや、ならないんだろうな。これもまた、オーバーツーリズムってやつだ。日中に札幌駅の券売機で Kitaca にチャージしようとしても混んでて全然できないし(特に西コンコース側)。

 と、いま確認のために「北海道時刻表」を開いたら、なんか変。千歳線の上りの最初のページの隣が何でいきなり下りなの?って、今初めて『乱丁』に気づいた。これ去年の9月号だけど。

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 前置きが長くなったが、この日札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで買ったのは、これまた私が愛好する「日替り弁当A(鶏ももスパイス)」。「山賊焼き」だったら二日続きでまったく違う山賊を味わうことになって面白かったんだけど、そうはうまくいかなかった。けど鶏ももスパイスはうまかった。

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  駆け込んでも待っている間にガソリンを消費するのでは、という考え方
 ついでに言うと、かなり雪が降るという予報が外れ、金曜日から土曜日にかけても新たな積雪はほとんどなかった。うれしいはずれだ。だから気象予報士を恨む気はまったくない。

 土曜日は朝のうちに車にガソリンを入れにSSに行った。
 1日だか2日前にガソリンの価格が上がったばかりだ。妻はそれなら値上がりする前に入れに行けばよかったのにと言うが、5円上がったとして30リットル入れても、150円だ。値上がり前の駆け込み給油で混みあうスタンドで、アイドリング状態で待つことを考えると、150円余計に払ってでもふだん通りに給油するのを選ぶ。それが私の価値観だ。
 ちなみに今回レギュラーガソリンの価格はリッター175円。会員割引が6円だったので、リッター169円だった。

 スタンドから帰ると、この一週間で積もった少しの雪を雪かきし、空き地に運ばず庭に捨てた。
 昼はまたまた江丹別そばを茹でて食べた。何日か前に妻が作った親子丼の具(鶏肉が少なかったので麩も入れてあるが、案外イケる)でミニ親子丼を作って、そばのお供にした。
 60歳過ぎにしては食べ過ぎだ。
 でも食べられるということは健康の証だ。仮にそれが不健康になる入り口であっても。

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♪ 今日の一曲 ♪
 C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)の「専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲第6集(Clavier-Sonaten und freye Fantasien, nebst einigen Rondos furs Fortepiano, fur Kenner und Liebhaber. 6 Sammlung)」Wq.61(1787刊)。

CPEBach55


名古屋の有名店が監修した「揚げた『焼』」を幻で食べてみた

  ウォッカではなく95%のアルコール
 出張から帰ってきた翌日の朝に江別駅に行くと、もう古い案内表示板は撤去されていて、新しいものへ任務が完全に引き継がれていた。

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 札幌駅に電車(江別駅7:15発134M)が着き、私は西改札を抜け札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。置かれていた日替り弁当Aはメンチカツだった。そう、私の好物のメンチカツである。しかし、この日はなんとなく揚げ物気分ではなかったので買わずに、ファミリーマートに寄った。
 すると「世界の山ちゃん監修 山賊焼弁当」というのがあって、名古屋勤務時代を懐かしく思い出してしまい、買ってしまった。
 しかしこの「山賊焼」は『焼』といっても、私の知っている(そして気に入っている)この山賊焼きとは異なり、下味のついた鶏もも肉を揚げたものである。つまり、揚げ物気分でないと左脳は思っていたにもかかわらず、右脳は揚げ物を選択する行動を促したのだ。

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 添付されている「幻のコショウ」をつけながら食べると、意外や意外、お酒のお供のようだなと思っていたのにごはんのおかずになかなか合う。そしてまた、久しぶりにチルド弁当ではないコンビニ弁当を食べたが、ご飯がとてもふっくら炊きあがっていてとてもおいしかった。

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 ところで、先日このブログに海外からコメントが寄せられた。
 写真はブログ管理画面のものではなく、コメントが寄せられたという通知メールの画面である。

 ロシア語と英語で何やら書かれているが、アルコールという文字も見えるので、どうやら化学薬品(化合物)の名前のようだ。それを売ってあげマスリンニコフ的なメールだろうか?元記事にはインフルエンザ・ウイルスという言葉が出てくるが、それと関係あるのだろうか?

 いずれにせよ良い気分にはなれないので、スパム対策としてブログのコメント設定で『国外の IP アドレスからの投稿を受け付けない』にチェックを入れた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 カリンニコフ(Vasily Sergeevich Kalinnikov 1866-1901 ロシア)の交響曲第2番イ長調(1895-97)。

KalinnikovJarvi


かしわそばの肉のようにゴロゴロしてますがカモなんです

  昼は鴨、夜は牛@TOMAKOMAI
 先週の火曜日、ということは三連休明けの初日ということになるが、朝、通勤のために江別駅に行くと、列車の改札案内板が新しいものに交換されていた。で、なぜかそれまで上にあった案内板は改札機の横に「機器調整中」の紙を貼られて静物のように置かれていた。きっと、前日あたりまでは、こちらの方で案内表示されていて、新しいものの方に「機器調整中」の紙が貼られていたのだろう。

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 新しい案内板は、その列車が何両編成であるかや、この列車は江別駅が始発の列車だ、という情報も表示されていて便利だ。

 4番ホームからは江別神社のどんど焼きに出されたお飾りなどの山が見えた。あのなかに、わが家から持参したお飾りもあるのだ。一番下の方に埋もれているに違いない。

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 この日はいったん出社後、午前中のうちに社員2人と一緒に苫小牧に出張した。
 苫小牧で昼ご飯を食べようということになり、国道沿いの「ゆで太郎」でそばを食べることにした。 

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 「ゆで太郎」は札幌の東雁来に店があるのを見かけたことがあるが、利用するのは初めて。私は「ゴロゴロ鴨南蛮そば」を頼んだ。

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 味は悪くなかったが、麺はやわらかくてゆですぎのように感じた。また、鴨肉が鴨特有の味がしなくて鶏肉っぽかったが、かといって鶏肉でもない感じの脂で、要するに私には謎肉だった。鴨せいろを頼んだ同僚も「鴨じゃない感じがした」と言っていたから、私だけがカモられたということではないだろう。
 とは言いつつも、かしわのような鴨肉に(売り文句である『ゴロゴロ』した形の鴨肉なので、カモっぽく感じなかったのかもしれない)、かしわ好きの私はひそかに喜びを感じていた。

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 日が暮れて、夕食は焼き肉店へ。地元の焼き肉店がどこも予約が取れなかったので「徳寿」に行った。でも、さすが「徳寿」。やっぱりおいしかった。
 もちろん後期中年者の私は、胃もたれ&おなか急降下必至と予測される上カルビなどのサシが入った肉は食べず、サガリとねぎ塩タン、ミノを食べることに徹した。厚切りのサガリは部分入れ歯の私には食べづらかったがおいしかった。もちろん、天国への階段が見えるようなことがないよう十分注意した。徳寿自慢のスイーツも食べたかったが、おなかのことを考えてやっぱりがまんした。

 なお、翌日の昼は会議会場で出た弁当を食べたことを申し添えておく。

♪ 今日の一曲 ♪
 マクスウェル・デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「炎の舌(Linguae Ignis)」(2002)。

MaxwellDavisNAXOS



床がドアに擦られるのを救ったのは薄いプラスチックの会員カード

  ドアの右側を浮かせるためには

 この日は、1階納戸のドアが床との間で引き起こす物理的摩擦をなんとかするべく取り組んだ。
 このドア、開けてすぐのときにドアの向かって右下がかすかに床面に擦るのである。実は家を建てた直後からこの症状が出て、丁番に紙を挟んだりして対処していた(ハウスメーカーの人が最初にやったのを真似てやってみていた)が、うまくいったりいかなかったり。また、症状が出るのは決まって冬期間。どうやら床の乾燥か何かが関係しているのではないかと思っている。

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 写真の黄色の〇のあたりが擦る場所で、シュッと音がする。フローリングにかすかにカーブの擦り跡がついているのがおわかりになるだろうか?
 擦らなくなるようにするには白い『⤴』の方向に回転させるようにドアの右側を浮かせれば良い。実際、ドアを開けるときに意識してノブを上に持ち上げるようにして開けると擦らない。ということは、まさに紙一重。紙一枚分くらい浮かせることができれば擦らなくなる。

 これまでは丁番に厚紙を挟んで対処していたが、完全解決には至らなかった(時間が建つとまた症状が出る)。
 そこで今回は厚さが潰れる紙ではなく、ビスを締めても潰れない、もう使わないであろう薄いプラスチックの某会員カードを使うことにした。これをビスとビスの間に入る大きさになるよう縦横それぞれ4つに切り、今回はそれを4枚重ねて、それがずれないようにセロテープで巻いて束ねた。

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 下の丁番のドア側のビスを緩め、隙間3カ所にこのプラスチックを入れて再びビスを締める。

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 するとおかげさまで、擦りが解消された。偶然にも4枚重ねがちょうど良い厚さだったようだ。

 最初は3カ所ではなくいちばん下にだけ挟んでみたが、擦りは解消しなかった。
 3カ所にプラスチック板を入れてこの丁番全体にすき間ができるようにすると成功した。

 つまり、
 ① 紙ではなく硬いプラスチックなどを使うこと
 ② それを下の丁番全体が浮くように挟み込むこと
ということが成功の秘訣であることが、今回ようやくわかった。

 いやぁ、納戸のドアを開けるたびに実に爽快な気分になれるようになった。

 ひと仕事を終え、この日は江丹別そばを茹でて、ざるそばにして食べた。
 前日の元日気分に続き、二週間前の大晦日気分がよみがえった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 今年が生誕100年となるベリオ(Luciano Berio 1925-2003 イタリア)のピアノ協奏曲第2番エコーイング・カーヴ(Echoing curve)」(1988)。

BerioRender


ホンコンやきそばで再び元日気分になった1月の第2日曜日

  動きがスムーズで静かになった戸の向こうには
 わが家のキッチンの横には引き戸がある。廊下との境となるもので、この戸の先にトイレやら洗面所・浴室がある。

 この戸がこのところ(←だじゃれではない)、開け閉めするたびにキュルキュル音がするようになったので、いったん外して戸車に潤滑スプレーをかけることにした。

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 ご存知の方も多いだろうが、引き戸は開けた状態にして(この戸の場合は左側に移動させた状態にして)上に持ち上げると外れる。

 幸い2つある戸車2カ所に異常はなし。戸車の軸のまわりの綿ぼこりを取り除き、車軸に kure5-56 をスプレー。

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 戸をはめ込んで動かしてみると、なんでもっと早くやらなかったんだろうってくらい静かに、そして動きがスムーズになって開け閉めするのが軽くなった。

 そうそう。
 『奥様ニコニコ Go!Go!DAY』のときに買ってあった S&B のホンコンやきそば。そのなかに賞味期限が2025年1月1日のものが残っているのに気づいた。この引き戸の向こう側の廊下の壁際に置いてある棚にストックしてあったのだ。

 これはいけない!ということで、作って食べた。
 なんとなく正月気分になった。

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 ホンコンやきそばって私、もう55年以上は食べてきている。
 すごいな、S&B も私も。いろんな意味で。

♪ 今日の一曲 ♪
 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の交響詩「夜の騎行と日の出(Nattlig ritt och soluppgang)」Op.55(1907)。

SibeliusSakkyo



再生資源化が決まったとたん、動きが機敏になったあいつ

  HDD 内のデータ抹消、無事完了
 役立たずの夫のように、妻が使っていたノートパソコンが突然使い物にならなくなったのは、9月のことだった。

 もう使えないパソコンをいつまでも家に置いておく意味も意義もない。
 だが、処分するにあたってはハードディスクに残っているデータを滅亡させなきゃならないし、そのあとも「燃えないゴミ」としてポイっと捨てるわけにはいかない。リサイクルするのがユーザーの義務なのである。

 ということで、再セットアップしてハードディスクのデータの消去(とアプリケーションソフトの消去)を行なった。

 これを行なうには、『設定』→『回復』→『この PC を初期状態に戻す』と進めばよい。PC がまともな状態ならば。しかし、この PC はいかれてしまっているので『この PC を初期状態に戻す』をクリックすると、デスクトップ画面に戻ってしまう状況。
 ユーザーズマニュアルに載っていた別な方法、電源をいったん切り電源ボタンを押した直後に何度も[F2]ボタンを押し「BIOS セットアップユーティリティー」画面を表示させ、そこの「HDD Recovery」を選ぶことで再セットアップを始めることができた。

20250111PC1

 もう後戻りできないプレッシャーで指が震えるが、『初期状態に戻す』で Go!

20250111PC2

 開始したが、なかなか % の数字が進まない。

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 こりゃ、1泊2日コースか、それとも三日三晩か、下手すりゃ五日五夜におよぶかも、と心配したが、画面を見つめていてもしょうがないので放置プレイ。飲酒&食事を済ませ6時間ほどして戻ると、Windows の再インストールへとステージが変化していた。

20250111PC4


 そのあとは、『インターネットに接続しましょう』というお誘いが。

20250111PC5

 しかしここに表示されているWi-Fi はウチのものではない。このときと自宅の Wi-Fi 機器は違うもの、どっちにしろこのパソコンは最近の新しい Wi-Fi ルーター(アクセスポイント)の SSID を認識しないのだ。

 電源ボタンを長押しして、強制的に電源を切る。
 10秒ほど待って電源ボタンを押すと、おぉ、再セットアップしたから当たり前といえば当たり前だが、皮肉なことに壊れる寸前よりも起動するのがとても速い。
 で、表示されたのはまさしく初期的画面。

20250111PC6

 これなら、データも無事消滅しただろうと判断。シャットダウンした。シャットダウンのスピードも素早かった。前は OFF にされるのが名残惜しそうになかなか画面が閉じなかったのに。

 翌日、NEC の LAVIE 公式サイトからリサイクルを申込んだ。
 リサイクル料は無料である。
 今週中には送付用の資材が自宅に届くと思う。

20250112LAVIEmail

♪ 今日の一曲 ♪ 50h Anniversary of the Death

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の組曲「五日五夜(Five days, Five night)」Op.111a。
 同名の映画音楽(Op.111。1960)から、1961年にL.アトヴミヤンが5曲から成る組曲にしたもの。

Newbabylon


はじめての私は DCMアプリ のなかでぐーるぐる

  書いてあるとおりにやっても先に進まない
 先日、とある事情から会員になる必要性というか、なっておいてメリットはあってもデメリットはないという判断から、DCM のポイントカード「マイボ」 のスマホ登録をすることにした。

202501MyBO2

 これまでは DCM で買い物をするたびに「マイボカードをお持ちですか?」と聞かれ「いえ。持ってないです」と答え続けてきたが、DCM アプリをインストールするとそれがマイボカードになるというので、「持ってないです」から卒業し「このバーコードが目に入らぬか!」と提示できるようにアクションを起こしたわけだ。

 DCM アプリをダウンロードして、リーフレットに従ってマイボ登録を開始。私はいちばん下の『はじめてマイボを利用される方』の身分だ。

202501MyBO

 ①の段階で終了してもすでにマイボが使える状態になっているが、注意書きにもあるように会員登録をしなければ、もしログアウトをした場合などはたまったポイントを使えなくなってしまうらしい。それはいただけない。

 ということで『会員情報の登録をおすすめします』と赤地白抜き文字で書かれているアドバイスに従って『会員情報を登録する』をタップ。②の画面でメールアドレスを入力すると、届いたメールには URL が。

 ところが、その URL をタップすると一瞬だけ③の画面が見えるが、また①の画面に戻ってしまう。何度やっても同じ。つまり、①→②→ URL タップ→①→②→ URL タップの繰り返し。

 たまたま DCM の元江別店に行く用事があったので、サービスカウンターでこのループする画面を見てもらいながら聞いてみたが、店員さんも不思議がるばかり。なぜ③の画面が出てこないのかは『マイボコンタクトセンター』に電話して聞いてほしいと言われた(電話番号が書かれたリーフレットをくれた)。

 自宅に帰り『マイボコンタクトセンター』に電話をして状況を説明しいろいろやりとりしながら試したが解決せず、電話口のお嬢さんもなぜかはわからないまま。では送られてきたメールにある URL をコピーして直接ブラウザ(クローム)に貼り付けてアクセスしてみてと言われ、そのようにすると、今度は③の画面が表示された。
 「やったー」と思ったのもつかの間、③の画面の「DCM アプリで会員情報登録にすすむ」をタップすると、また①の画面に戻ってしまった。
 お嬢さんもお手上げ。「スマホを再起動してもう一度試してみて下さい」というので、これ以上この人の人生の中の貴重な時間を私が奪ってはならないと思い、「そうしてみます。ありがとうございました」と電話を切った。

  別ルートから会員登録を先に済ましてみると
 そのあと、このアプリのレビューを見てみると、そのなかに「このアプリだけでは登録が完結しない」というようなことを書いているものがあった。

 もしやと思い、別ルートを探すことにした。
 パソコンで「マイボ 登録」で検索し、「マイボサイト」というのを発見。
 ここでマイボの会員登録ができることがわかった。

202501MyboSite

 この画面で『カードをお持ちでない方』をクリックし、住所氏名、メールアドレスなどを入力し登録。これで私もマイボ会員になることができた。

 そのあと、上のリーフレットのいちばん上の『メールアドレスとパスワードを登録済みの方』の手順でログインすると、無事に『ログイン完了!』にたどり着いた。私はゴールできたのだ!すごろくで上がったような気分だ。めでたしめでたし。

 つまり、まずはマイボ会員になって、そのうえで DCM アプリに情報を紐づけすることで成功したのである。

 それにしても、店舗のサービスカウンターの人はともかくとして、コンタクトセンターの人が、初めての人はこのアプリだけでは登録できないことを知らない、というのは不思議だ。同様の問い合わせはないのだろうか?

♪ 今日の一曲 ♪
 今年生誕200年となるヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II 1825-99 オーストリア)の「常動曲(無窮動。Perpetuum mobile)」Op.257(1816初演)。

JStraussAbbado





その訃報を知ったのは中学3年生の夏のことだった

  この穏やかさが怖い
 本日は成人の日である。って、去年の記事も同じ書き出しだった。
 現在では18歳で成人ってことになったが、多くの自治体では『20歳の集い』として、20歳を対象にした式典を行なっているという。
 そりゃそうだよな、18歳の人は受験なんかで忙しいわけだし……って、私は二浪したせいで20歳のときも忙しい、というか集いなんかに顔を出す身分じゃなかったんだけど。

 話は変わるが、この年末年始は実に穏やかな天気が続いた。
 12月30日の朝に市の除雪が入り、そのあと午前中に雪かきと雪運びに1時間半を費やしたきり、雪かきらしい雪かきは今日の今日までしていない。つまり10日以上、過酷な除雪作業から解放されているのだ。「江別市雪情報総合案内」のサイトを見ると、10日時点で、まだ昨年度よりも今年度の方が累計降雪量は多いものの、12月中は今年度の方が昨年度よりもかなり多かったのに対して、その差はかなり縮小しつつある。

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 土木事務所敷地内の積雪量は、去年が44センチだったのに対し、今年は37センチと、積雪量自体は去年より少ない。

 この反動がいつやってくるのか、とっても怖い。

  バーモントに回帰した私
 そんなことを考えながらワークらしい仕事もせずに過ごした在宅ワーク日の先週の木曜日。
 この日の昼はお手製チャーハン。
 味つけは鶏がらスープの素、オイスターソース、酒、おろしにんにく、しょうゆ。具は卵、前日のサラダで使いきれなかったリーフレタス、長ねぎ、ハム。うん、自己採点で80点。

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 手作り料理といえば、先日印度カリー子さんがテレビに出ている番組を見た。
 一時期、私も凝って印度カリー子さんのレシピに従ってカレーを作って食べていた。
 実際、体に優しそうで、もちろんおいしいのだが、最近は全然作っていない。
 いや、なんのことはない。タマネギをじっくり炒めるのが面倒なだけだ。ぶんぶんチョッパーまで買ったのに、いけない私……
 結局、市販のルー、特にバーモントカレーに戻ってしまったが、今年に入ってからはすでにもう2回もレトルトカレーも食べてしまっている。

 金曜日は出社日。
 すでに弁当が並んでいたので、西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)で「日替り弁当 A(酢鶏)」を購入。
 味つけは酸っぱすぎず甘すぎずで、ご飯によく合うもの。この日はプラスアルファ分のご飯を自宅から持ってきていなかったので、弁当のお供としてヘビー級の「すみれ」のワンタンスープをチョイスした。

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20250110Sudori2

 そして3連休初日の土曜日。
 この日の昼はいつもの「菊水」の麺と、珍しく西山のみそのスープでみそラーメンを作って食べた。
 風邪だのインフルだのコロナだのが流行っているようなのでー報道によると江別のインフルエンザ感染者数は突出して多いらしいーおろしにんにくとおろししょうがを入れてみたが、これまたみそのスープにぴったりだった。

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20250111Ramen2

♪ 今日の一曲 ♪
 今年は私が大好きな作曲家であるショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の没後50年にあたる。

 私が初めてショスタコーヴィチの曲を聴いたのは、クラシック音楽を聴くようになった年の1973年のこと。
 あのときはまだショスタコーヴィチは存命していたわけで、その2年後に亡くなったのだ。私は中学3年で、夏休み中のことだった。あれから、もう50年なのかという思う一方で、まだ50年なのかとも思う。
 間違いなく言えるのは、そりゃ私も年をとるはずだ、ってことだ。

 交響曲第5番ニ短調Op.47(1937)を。

ShostakoSym5Petrenko1


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