新古典主義
ここで妻は、タマネギやダイコン、カボチャを購入。2年前もここでタマネギを買った。まったくもって行動に変化がない。
昼どきになったので食事をしに、今回は柳月の「トスカチーナ」へ。
食事のあとは帯広駅近くの「h66」という家具や食器、衣類に雑貨を置いてある店へ。ここは前回訪問したときには close だったので、入るのは初めて。ちょっと凝った造りの卓上カレンダーなどを購入。
次は長崎屋。
9月最後の昨日の朝、私はこの日が最後の営業となる PASEO の弘栄堂書店前の通路を感慨にふけることなく足早に通り過ぎた。
ところが Kiosk に行くと、「おにぎりおかずセット」はあったものの、鶏五目系のおにぎりがない。
そこで、左向こうを見てみると「弁菜亭」に、この日はあの男性がいた。
よし。今日はお孫ちゃんの2歳の誕生日でもあるので、ちょっとリッチに「知床とりめし」にしようと、そちらへ向かった。
お孫ちゃんと知床とりめしとの間には何のつながりもないが、でも、余計なことを書くと、お孫ちゃんはリラックマの「キイロイトリ」が大好きで、キイロイトリの小さなぬいぐるみをいつも手に持っているのである。だからこの日とりめしにしたわけではないが……
買ったあと、あのときのようにまた言ってくれた。
「いつもありがとうございます」と。
私の顔を覚えているわけではないだろう。旅行客には見えない、おそらく地元民だと思ってリピーターと判断しているのだろう。
♪ 作品情報 ♪
【編成】 2群のstr, 小太鼓 2, シンバル, タムタム, 大太鼓, timp, シロフォン, cel, p
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
≫ 混合比率?焼酎1.6にお湯が1……?
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ブーレーズ/シカゴ交響楽団。
♪ 作品情報 ♪
【編成】 独奏va, orch(picc 1, fl 2, ob 2, cl 2, fg 2, hrn 3, trp 3, trb 2, tuba 1, timp, 打楽器(シンバル(大・小), 小太鼓, 大太鼓), Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
≫ バルトークの未完の「白鳥の歌」
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ズッカーマン(va),スラットキン/セントルイス交響楽団。
とりあえずは私のリファレンスCDであるショルティ/CSOのマーラーの第6交響曲の第1楽章を再生してみた(といっても実際にはCDではなく、FLAC音源)。
新しいアンプのスペックは出力が70W+70W(8Ω)と、これまで使っていたLUXMANのアンプと同じ。
夜なので、きちんと聴くときの音量まで上げたのは一瞬だけだが、ボリューム位置はほぼLUXMANとときと同じく、時計の短針で言えば10時くらいの位置。
この『同じくらいの位置』というのが実は重要。
先立つもののあとさきを考えない軽い《衝動買い病》という不治の病におかされている私が、今回はけっこう機種選定を考えたポイントの一つだったからだ。そのあたりの話は追々書いていきたい。
そして、この重厚な響きのシンフォニーを、『PM8006君』は試練を試練とも思わせずに、何の違和感もなくパワフルかつ歯切れよく鳴り渡らせた。
朝の部屋に心地よく響くバロック
そして昨日の朝は出勤前に、小音量で(がらにもなく)ヴィヴァルディの「四季」を聴いてみたが、うん、この機種を選択したのは間違いではなかった。上を見ればきりがないが、予算とか図体の大きさなどの条件を考え合わせると、ベストバイだったと言わざるを得ない(と思うようにせざるを得ない)。
きれいで上品な音だ。
ブゾーニの歌劇「嫁選び(Die Brautwahl)」Op.45。
この歌劇の序曲を初めて知ったのは、かつて『レコード芸術』誌の付録にあったサンプルCD(新譜などの一部分を収録)で。
音が不思議な感覚で織りなされるのを耳にして魅了されて、サンプルだったこのバレンボイム盤を買ったのだが、もともとオペラ好きなわけでもないせいもあるのか、そして序曲にあったような引力も感じなく、「あらまっ、失敗」と、CD選びの失敗を嘆いたものだった。
それはそうと、今日から札幌に出張。そして、そのあとはそのままGWに突入ということで、新しいアンプの音を本格的に聴くのはGW明けからだ。
にしても、10日間水やりができない部屋のなかのオリーブの木は干ばつで枯れてしまわないだろうか?
けっこう親身になって心配している。
♪ 作品情報 ♪
【本作品について取り上げた過去の記事】
≫ いつから彼は“超”カリスマになったのか?♪ブゾーニ/嫁選び
♪ 作曲家情報 ♪
バレンボイム/ベルリン国立管弦楽団,同歌劇場合唱団他。
過去の挑戦経験が自信をもたらす
人間ドックで、「昼食はおにぎり2個だけにしましょう」、「お酒を飲むときはおかずを極力食べないようにしましょう」、「それがあなたの血をピュアにするのです」と、医師からアドバイスされた私。
しかし、私はそれを実行する自信があった。
なぜなら、実は過去にも《おにぎり2個作戦》に準じた昼食にしていたことがあったからだ(実際、この翌日には早くも積極果敢に、『紅しゃけ』と『だし巻めんたい』 2球勝負を実践した)。
帯広勤務時代のこと。体重が自己最高となる70kg肥え、いや超えしそうになったときに、弁当でも外食時でもご飯を残すようにしたり、担々麵にライスをつけるのをがまんしたのである。
その結果、体重は65kgを切るほどまでになり、その後もそれを維持している(現在私が上皿天秤に乗った場合は、63kgから64kgの間の重さの分銅とつり合う)。
そしてまた、あのころはおにぎり2個がセットになったセブンイレブンの弁当もよく食べたものだった。これは帯広から名古屋に転勤したあとも、私はビタワンのようにときおり愛食していたが(最近はペットも素材にこだわったものを食べさせてもらっているようだ)、『おむすび&おかずセット』なわけで、先日ドックで面談した医師に言わせるなら、「おかずが余計!」ってことになるのだろう。
『おにぎり』と『おむすび』。さりげない使い分け
出張から大阪に戻った翌日の昼食は、おかずの存在は許してもらうとして、久しぶりにセブンイレブンの『おむすび&おかずセット』にしようと思った。
ところが店に入り棚を見ると、無い。
かといって、おにぎりの単球 2ケというのは、どうも勤務時間のいちばんのメインイベントには寂しすぎる。さらに言えば、私はパリパリ海苔ではなく直巻しっとり海苔派なのだが(セブンでは前者を『手巻おにぎり』、後者を『直巻おむすび』と称している)、その『直巻おにぎり』も棚にはなく、手巻野郎ばかりが残っていた。
そんなわけで、半ば裏切り、半ば不可抗力で、おにぎり2個にするのはやめて、『お好み幕の内』にしたのだった。
昼にその弁当の厚着をしたえびの天ぷらを食べながら思った。はたと気づかされたと言ってもよい。
セカンドオピニオンも重要。この際自分を信ぜよ
「でもなぁ、いまだってズボンが緩めでけっこうベルトで締め上げているんだから、これ以上痩せたらスーツのズボンがベルトできんちゃく袋の口みたいになっちゃうよなぁ。それに年を重ねるのと同時に痩せていったら、いっそう老けて見えるよなぁ。痩せたら筋肉もなくなるよな。確かにいくつかの血液の数値は悪いし、それが病気の原因になりかねないけど、それ以外の病気になるときだってある。そのときに体力がなかったら、一気に衰弱しそうだ。いまでさえ筋肉も体力もないのに、あの医者の言うがままにするのは間違いのような気がする。タンパク質を控え、昼はほぼ炭水化物だけという食生活は、筋力を衰えさせ血糖値を上げないんだろうか?10kg落として54kgにしろだなんて、ちょっとした風でも吹き飛ばされてしまう。私はジャンプの選手じゃないんだ。だいいち、妻が『いっそう貧相になる』と言っていた。医者の意向に沿うということは、妻に反抗するということだ。そうなると私は精神的にも追い詰められる。よし、食べ過ぎないようにしつつ、ふつうの食事をしよう」
ドックから1週間後に、私はこのように決断した。
そしてその夜は、支社内での会食があったので、私は天ぷらを食べ、肉を食べ、生麩を食べ、〆の食事も完食した(コース料理だったのだ)。
翌日の昼食は、朝に寄ったLAWSONでおにぎりしようかどうか迷いもせず、『ドンッ!と紅鮭 幕の内』(上の写真。名前も以前のから変わっているが、中身も変わっている。野菜もきちんと入っているし、ワカメの和え物も入っている)。
この紅鮭はきちんとしたおいしい鮭であった。
そしてまた、この日の夜はマンションの自室で〆に『カップヌードル味噌』を食べてしまった。
だって、ネットのニュースで販売を一時休止するって載ってたんだもの。
帰りにたまたまasnasに寄ったら売っていたので買ってしまった。
ふだんカップヌードルは買わない私のような人が買うから、またまた品薄になるんだろう(それ以外のカップ麺はときおり買っている)。
初めて食べてみたが、もちろんレギュラータイプのカップヌードルと味は違っていた。味噌みそ感はそんなになかったが、レギュラーよりも濃厚だった(こういう食生活は良くない!それは医師でない私でもわかる)。
驚きの海苔の栄養
さて、昨日の昼。この日の朝寄ったのはキブンを変えてセブン。
弁当類は目新しいもの、もしくは目新しくはないがこの日食べたいと思ったものがなく、また多少のうしろめたさも働いて、おにぎり2個とおかずのセット。ただし、『おむすび&おかずセット』と同じ名前をかたっているが、直巻おむすびではなく、ふりかくがかかったもの(直巻のセットはこの日もなかった)。
おかずもこちらの方がボリューミーである。
おにぎりは海苔で巻かれていなければならないというのが、私の私訓なのだが、ないものはしょうがない(海苔は『海の野菜』と言われるほど、ビタミンや食物繊維が豊富なのだ。タンパク質も豊富なんだけど)。
あぁ、透明フィルムの内側に付着しているエビフライの油の悪魔的な輝きよ!
以上、医師の話に感化されたものの、1週間後には生活を改めないことにしたことの報告を終える。
今日の1曲は、ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)のバレエ「兵士の物語(L'Histoire du soldat)」(1918)。
“バレエ”と表記したが、朗読と演劇とバレエが統合・融合された舞台作品で、台本はロシア民話をもとにC.F.ラミュが作った。
第1次大戦後の余裕のない時代だったため、楽器編成は7人の奏者、登場人物は語り手と兵士と悪魔だけである(王女が加わることもあるが、セリフはない)。
物語の筋は、《休暇で故郷に向かっていた兵士・ジョゼフの前に悪魔が現われ、悪魔はジョゼフが持つヴァイオリンと自分の金儲けの方法が書いてある本とを交換して欲しいと言う。ジョゼフは商売に成功するが気持ちは満たされず、旅に出る。旅先で国王の娘が謎の病気に罹っており、それを治したものが国王の娘と結婚できるという話を耳にする。ジョゼフは城に行くが、そこに悪魔が現われ、稼いだ金を悪魔に返せば昔の生活に戻れると言う。悪魔とトランプをするが、悪魔が勝ち、賭けた金は悪魔のものとなる。ジョゼフは悪魔からヴァイオリンを取り戻し、王女の部屋に行ってヴァイオリンを弾くと、王女は起き上がり踊り始める。悪魔が邪魔をしようとするが、最後は倒れて姿を消す。しかし、国境を越えると2人は悪魔の手に落ちると警告する。それを知りながらも故郷に帰りたい気持ちを抑えきれず、ジョゼフは王女を連れて国境を越えてしまう。その瞬間、ジョゼフの姿が消える》というもの。
医者の警告を無視した私は、ジョゼフのようになってしまわないか、若干ながら不安である。医者を悪魔に置き換えちゃダメだって……
実はあの医師、大のおにぎり好きだったというだけかもしれない。
♪ 作品情報 ♪
【初演】 1918年・ローザンヌ
【構成】 2部(約60分)
【編成】 cl 1, fg 1, trp 1, trb 1, perc(小太鼓, 中太鼓, 大太鼓, タンブリン, シンバル, トライアングル(奏者1)), vn 1, cb 1)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
≫ 悪魔にはめられた男の物語
≫ “恐るべき子供”の赤ちゃん帰り。Stravinsky/兵士の物語
♪ 作曲家情報 ♪ ⇒ こちらをご覧ください
♪ 紹介したディスク ♪
ブーレース/アンサンブル・アンテルコンタンポラン,プランション(語り),ヴィテーズ(悪魔),シェロー(兵士)。
演奏も、そして語りも、悪魔と兵士のやりとりもすばらしい!
ただこの曲、おしゃべりが長々と続くところがあり、それはちょっと……。まっ、舞台作品なのでしょうがない(バレエならほぼ常に音楽を伴うんだけど)。
1980年録音。エラート WPCS-11544。
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