新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

料理・飲食・食材・惣菜

毎月1日と16日は本館 Go!Go!デー。そして、日本カレーの和服美女

 今日は『16日』だ。
 金曜日でうれしいが、仏滅だ。 

 16日ということは、私のなかの決め事として、今日はここ新館の記事の更新は休み。
 代わりに本館の記事を更新している。

 なので、あなたもそっちに行ってみたらよろしいのではないかと、私は思っているところだ。
 私の意にそってくれるものと信じてやまない。
 
 ところで先日、札幌の ASTY45 につながる地下通路の近くでこんな広告を見かけた。
 ボンカレーが誕生したときのキャラクターの女性を意識しているのは明らか。
 それにしても、欧州とかインドではなく、ニッポン風なカレーが食べたくなる看板だ。

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 でも、もうそのボンカレーのキャラクター(松山容子)のことを知っている人の方が少ないか……

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 さて、今日は一日、明日の大安までおとなしく過ごすこととするか……

自分でも驚くほどこの日は尿意を感じずに飲食&歓談

  串カツ弁当を買うべきだった……
 先週の木曜日の朝。
 札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを訪ねると、この日の「日替り弁当 A」は串カツだった。
 ここに書いているように、この「串カツ弁当」に私は好意を抱いている。常にカツとともに過ごしている竹串に嫉妬するくらいだ。

 だが、この日の夜は珍しく飲み会があり、その店はイタリアンなのだが、もしかするとミラノ風カツレツなんかが出てくるかもしれないと、余計過ぎる気をまわして、「日替り弁当 A(串カツ)」の購入を見送り、それどころか弁菜亭では弁当を買わなかった。

 弁菜亭をパスした私はファミリーマートに寄って、でもファミマの弁当の中では近ごろお気にの「チキンステーキ&ガーリックライス」は売り切れで、しょうがないので「鶏そぼろ弁当」を買った。この弁当、「3色そぼろ&チキン南蛮弁当」からチキン南蛮を取り除き、ボリュームを落としたって内容のもの。
 当然ながらカーボハイドレート好きの私にはご飯が足りないので、「天然紅しゃけ」おにぎりを購入。これだけだと野菜不足になるので、ジャガイモやダイコンが入っているとん汁も購入。
 おやおや、それなりのお値段になってしまった。

 昼になって私は思い出した。
 そういや今日の朝も肉そぼろを食べたんだってことを。
 連休中にお孫ちゃんたちが来たので、私はお孫ちゃん(兄)が好きな肉祖母露、おっと誤変換、肉そぼろを多めに作った。お孫ちゃんはウチでそれを食べ、また残りはお持ち帰りしてもらったが、一部はウチに残しておいた。それをけさの食事のときに食べたのだ。まっ、いいけど。
 それにしても、何度もぼやくが、おにぎりもずいぶんと高くなったものだ。

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  おしっこしたくならなかった!
 この日の夜の店は「orizzonte」。
 東京の本社から役員様がやって来て、支社メンバーと食事をした。

 私がこの店に来るのは15年ぶりくらい。あのころは何度か社用で利用させてもらった。

 店に入ると、「ああこういう造りだったな」と懐かしく思った。

 料理も前菜、ピザ、パスタ、メイン……どれもすばらしい味だった。
 なお、ミラノ風カツレツは出てこなかった。

 そしてまた、この日は食事中におなかの調子がよろしくなくなることもなく、またハイボールではなくワインを飲んでいたためかもしれないが、オシッコに行きたくなったのは途中一度だけだった(念のため、帰る前にも一度行ったが)。
 飲み会となると、何度も何度もトイレに行きたくなる私にとっては、これは異例中の異例。
 ちょっぴり自信につながった。

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  寒かったけど気分は冷たい蕎麦
 翌金曜日のことはここで報告した。
 そして、土曜日は風が強く雨も降り寒かった。
 そんな酷寒風雨のなか、午前中に私は買い物をしにスーパーに行った。
 妻に、牛乳と木綿豆腐と水菜とすき焼専科を頼まれたのだ。ついでに、私は「菊水」の「味わいづくり札幌生ラーメン」と「醤油」スープも買った。

 でも、昼は急に蕎麦の気分になって、冷やしたぬきそばを作って食べた。
 麺は「まるなか」の「蝦夷開拓そば」、つゆは「めんみ」である。
 気分が蕎麦モードのときに食べる蕎麦の味は、これまた格別だった。

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 言うまでもないだろうが、グラスの中の液体はコーラではない。つゆである。

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♪ 今日の一曲 ♪
 武満徹(Takemitsu,Toru 1930-96 東京)の「地平線のドーリア(The Drian Horaizon)」(1966)。
 「オリゾンテ」というイタリア語の意味は、地平線のことだそうだ

TakemitsuOzawa

   武満徹:ノヴェンバー・ステップス 他 小澤征爾/トロントso



グリーンディの振休で本日は記事の更新はお休みです

 訪問いただきましてありがとうございます。

 本日は「みどりの日」の振替休日ということに勝手に位置づけ、記事の更新をお休みさせていただきます。

 豊富な品ぞろえの過去の記事が、あなたの暇つぶしのお役に立てますことを祈っております。

 なお、今年の「みどりの日」は、私の妻とお孫ちゃん(兄)とお孫ちゃんのお母さんの3人は AEON に買い物に行きそこでランチをするということだったので、私は独り、お昼寝をしているお孫ちゃん(弟)の姿を確認しながら、ホンコンやきそばを作って食べたのでした(お孫ちゃんの父親は、これまた別な用事でおでかけ)。

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おじいちゃんになれて良かったと実感する幸福な時間

  おじいちゃんは人気者
 3日の夕方に長男一家が来宅。

 翌日の午前中に長男の車のタイヤ交換。長男一家はアパート暮らしで物置が狭い。なのでタイヤはウチで預かっているのだ。雨がぽつりぽつりと落ちてきたが、それほどでもなくて助かった。

 ちなみに長男の車もインプレッサ。ウチのインプレッサは1600ccだが、長男のは2000cc。ちょっと癪にさわる。

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 5日のこどもの日は天気が良く、庭ではゲウム(ミセス・ブラッドショー)の花が色づき、オオデマリのつぼみの姿もより一層はっきりしてきた。

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 午前中はお孫ちゃん(兄)と近くの公園に行き、お孫ちゃんが「かけっこしよう」というので走ったが、爺やはすぐに息が上がってゼーゼー。帰宅後はお孫ちゃんに『草抜くぞう』を持たせて雑草抜きを手伝ってもらった。

   Amazon(広告)⇒ 清水製作所 Mont Blanc 草抜くぞう

 お孫ちゃん(弟)も、爺やの姿を見ては抱っこをせがんできてかわいい限り。それを見て、またまたお孫ちゃん(兄)も抱っこをせがんできて、まったくもって爺さん冥利に尽きる(しかし、弟ちゃんだってそれなりの体重になっているし、お兄ちゃんは15キロもある。腰を痛めないよう注意が必要だ)。

 3時のおやつは、この日のために買って冷凍しておいた「くるみや」のたぬきケーキ

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 これを食べたあと、一家は帰っていった。
 お兄ちゃんには、おじいちゃんが作った大好きな肉そぼろをお持ち帰りしてもらった。

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 そんなわけで、お孫ちゃん(兄)がパソコンの周りに列車のおもちゃ(Nゲージ)を並べていたので、さらにはパソコンで「ナンバーワン戦隊 ゴジュウジャー」の YouTube 動画を観たりしていたので、4日、5日は珍しくブログから遠ざかった生活をしたのだった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 私にとってはこの時季、聴かねばならないという強迫観念に似た衝動にかられる、ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「春の交響曲(Spring Symphony)」Op.44(1949)。

SpringSymGar


28年の年月でドアのメッキは剥がれ、外壁も塗装から18年経ち……

  18年前、あと4,5年はやらなくてよかったのかも
 ゴールデンウイーク初日の4月26日土曜日。

 午前中は、ハウスメーカーの営業担当がわが家に来宅。
 外壁塗装と玄関ドアの見積もりの説明を受けた。
 MUUSAN 邸の外壁は、律義なことに新築からちょうど10年目で塗装した。なぜなら10年で塗装するのが目安と言われていたからだ。そして、その塗装から今年で18年も経った。なんて不義理な態度だろう。

 まだチョーキングや目立った変色は見られないが、ここに書いたように、問題が発生してからでは修理費用がかさむし、そうでなくても刻々と値上がりの波が押し寄せているので、年金生活者となる前にやっちゃった方が良いだろうという結論に達したのだった。

 外壁と同様に傷んでいるのが玄関ドア。ウチは玄関フード(風除室)をつけていないので、余計傷みやすいのだろう。ドア全体がくすんでいるし、金のメッキなんてボロボロだ。郵便受けもバネが甘くなって内側は完全に閉じず、冬はそこから冷気が吹き込んでくる。

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 見積もりは江別市内の建設会社(仮に江別工務店と呼ぶことにする)とハウスメーカーに依頼した。
 そして、この日はハウスメーカーの担当者さんから説明を受けた(江別工務店からはその数日前に説明を受けた)。

 どちらも、今回の見積りはシリコン塗料の場合とフッ素塗料の場合の2種。
 シリコンの場合は次回塗装の目安までは10年~12年。フッ素の場合だと12年~15年(ハウスメーカーが言うには20年)だという。フッ素の方がシリコンよりも施工費は高いが、長持ちする分結果的にコスパは良い計算になる。

 18年前に塗装したときは水性シリコン塗料を塗ってもらったが、それで18年もったのだから、今回もシリコンで良いかとも思ったのだが、壁の劣化なども考慮するとシリコンで同じようにまた18年ももつとは思えないという、ハウスメーカーの答えだった。一方、江別工務店はシリコンでもむかしより『性能』は上がっているので、シリコンでも大丈夫だという見解だった。

 ちなみにシリコンの場合、18年前と今回で価格は約2倍になっている(同じシリコンといっても当時とは材質が異なるし、消費税率も違うが)。

 昼食はセコマの PB のカップ麺。
 ちゃんとエビの味が感じられた。

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   ヤフーショッピング(広告)⇒ セイコーマート Secoma えびだし塩ラーメン 12個入

  画面は暗くなり、価格に心も暗くなる
 朝の天気予報では、この日は昼ころから天気が急変し雷を伴う激しい雨に注意が必要と言っていた。
 昨年2階のベランダに設置したエアコン室外機。それにつながる外壁に取り付けたダクトに歪みがあり、この日の午後に修理してもらうことになっていた。それが雷雨となると作業が大変だろう。
 しかし、幸いにもこの日、昼ころから雨は降らなかった。作業は無事終わった。たわんでいたダクトカバーはほぼまっすぐになった。

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 そのあと、玄関フード(風除室)と玄関ドアの展示を見に、東雁来の Nissho と苗穂の LIXIL に妻と行って来た。玄関フードの値段がけっこう高いことをあらためて思い知らされ、また、カタログで候補としていた玄関ドアの実際の色味を確認することができた。

20250429Nissho

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 途中、気がついたらカーナビの画面がひどく暗くなっていた。走行中にそうなったのだ。前にも出たことがある症状だ。駐車したときに『設定』画面を開くと、画面の明るさが4になっていた(通常は24くらい)。勝手に明るさの設定値が変わるのは、きっとこのカーナビ(カロッツェリア)のバグに違いない。先日は画面が真っ暗になった。今度このような怪奇現象が起こったら、SUBARU に電話して私と同じような問い合わせがないか聞いてみよう。

 夕食で私は豚肉の生姜焼きを作ったが、まだ胃腸が本調子ではない妻はうどんを食べていた。
 そして、結局この日は雷雨になんかならなかった。

  リッピングファイルのバックアップ完全終了
 日曜日。
 この日も寒かった。
 胃腸炎(おそらくノロ)で仕事を休んでいた妻は、この日から出勤。私は日ごろ胃腸をアルコール消毒しているせいか結果的にうつらないで済んだ。

 午前中はハードディスク(HDD)に取り込んだ CD 音源で、まだ最終バックアップをするのを延ばしのばしにしていたファイルのコピー作業。
 ここに書いているように、リッピングした CD 音源は HDD 2台と SSD の3つのデバイスに保管してある。ふだん音楽再生するときは、SSD に保管した音源ファイルを パソコンを通じて(ソフトは MusicBee)DAC に送っている。つまり、HDD 2台はバックアップ用である。
 HDD 2台のうち1台は、SSD とまったく同じデータが保管されているが、もう1台は一部ファイルのバックアップが済んでいなかった。その作業を行なったのである。

 作業は1時間ほどで終了(コピーしていないファイル(フォルダ)を1つ1つ選びながらコピーするので手間がかかる)。
 こうして、SSD と 2台の HDD の音源ファイル数はぴったりと一致した。
 
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 一致しないと大騒ぎとなるのだが(騒ぐのは私だけ)、それにしても3つが1バイトも違わないとは、なんとも感動的である。
 この719GB というのが、私が所有していた CD 約1,200枚分のデータ量(flac形式で取り込み)。HDD は余裕を見て最初に3TB 、2台目は2TB の容量のものを買ったが、全然1TB で間に合うものだった。

 昼はレトルトカレー。この「The HOTEL CURRY コクの中辛」、思っていた以上においしかった。ここ数年は喫茶店とかでカレーを食べることなんてしてないけど、こういう味のカレー出している店とかふつうにあると思う。つまり業務用のレトルトを使ってるっていうこと。

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 夕方は理容室へ。
 この日の店主との話題はリフォームの話。その理容室でも、そろそろボイラーや専用のシャンプー台などの交換時期を迎えているそうだが、お互い「何でも高いよね」とため息をついた。

 夕食の調理担当は私。
 この日はトンチリ。
 理容室の帰りに、さっぱりした頭で爽快に豚肉を買うついでに、プリンも買ってきた。生乳とか卵ちとかにこだわったとかいうプリンではなく、安っぽいむかしからあるようなプリンが食べたかったのでこれを買った。
 でも、プッチンプリンでなくても、プッチンするつまみがあることに、文明の発達を感じた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)の「プリンク・プランク・プルンク(Plink, plank, plunk)」(1951)。

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「知床ざるそば」が全国区になったり苫小牧から届いた弁当を食べた話

  間違いねっ、だって
 今日から(というよりも土曜日から)すでに長期連休に突入している人も少なくないだろうが、それはさておき、先週の木曜日の話。
 
 この日は出社日だった。つまり、自宅から札幌の職場まで通勤した。
 大安だし、北海道新聞の占いでは2月生まれの人はこの日、『愛される喜び運』があるということだった。良い日になりそうな予感がちょっぴりした。

 札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」は「鶏のケチャップ煮」という初めて見るおかずのものだった。皆さんご存じのとおり、鶏は私の鉱物である、いや好物である。ケチャップ系のチキン料理も先日作ってみたところだ。

 しかし、なんとなく鶏肉の色合いが良くなかった――自家中毒症で吐き気に襲われて苦しんでいる幼いころの私の顔色のようだった――ので、おいしくないのではないかというよりは、ご飯のおかずとしては味が薄いのではないかと瞬時に勝手に思い込んで、買うのを見送った。

 10時過ぎに、用事を足すために外に出かけた。
 この日も「無印良品」に妻が取り寄せを頼んでいた商品を、私は受け子役として取りに行ってきた。今回も店員さんはスクショの受取用バーコードを読み取ることはなかったが、同じ画面に表示されている注文番号はメモ紙に控え、バックヤードに商品を探しに行った。そして、頼んであった商品は無事、受け子である私の手に渡された。

 そのあと東急百貨店の地下に寄った。

 「天一」のあとに出店したホットドッグか何かの店の場所は2カ月ほどで閉鎖されていたが、またホットドッグ店が営業を再開していた。しかし、期間限定と書いてあったように思う。
 変わった名前だ。
 東急を訪れる客層は年齢層が高めの印象があってホットドッグよりはサザエのおやきの方が好きに違いないと思うが、果たしてどうだろう……

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 店内を2周したが弁当を定めきれず、ということはこの日すごく食べたい弁当はここにはないということだと気づき、「わくわく広場」に行った。

  予想以上に硬かった牛ハラミ
 食べたことのない弁当を食べて読者の方々に紹介したいというサービス精神から、「ヒマラヤダイニング」という店の「牛ハラミ焼き塩ダレ」弁当を買った。
 なんと「ヒマラヤダイニング」は住所が苫小牧。朝のうちに作って、10時過ぎにはここに届けているということだろう。函館駅のみかどの駅弁も特急列車に乗せて午前中に札幌駅の四季彩館に到着し陳列されるが、車でわざわざ札幌まで届けるのはたいへんだ。元は取れるのだろうか?

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 ハラミの味は良かった。が、肉はけっこう硬かった。
 差し歯である前歯が折れたらどうしよう、入れ歯である奥歯でかみ砕ききれなかったらどうしよう。そんな、牛への恐怖心を感じながら食べた。豚や鶏の場合は肉が硬くて嚙み切るのに苦労するってことはほとんどないが、牛肉の場合はこういうことは珍しくないことなので注意が必要だ。って、事前に注意のしようはないんだが……。

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 牛肉の弁当を買うのは久しぶりだったが、実は今回この弁当を買う決定打となったのは、細かい切り込みが食欲をそそるウインナーの存在だったことを、私は告白する。でも、これがアソコだったら、痛くて痛くて耐えられないだろうな。想像しただけで背筋が寒くなる ← 想像するな!

 で、大安だったが、特段吉日ではなかったし、愛される喜びもまったく感じることのないまま、この日は終わった。

 妻は妻で、この日は吉日どころか凶日となった。お孫ちゃん(兄)を除く長男一家が胃腸炎になり、何日か前に妻がヘルプに行ったのだが、それがうつったようで、胃痛、腹痛、吐き気に襲われたのだ。

  甘めのつゆが舌を喜ばせる
 そんなわけで、妻は何も食べられない状況なので、私の夕食――というか、つまみ――はウインナーを傷めた、いや、炒めたり、冷凍メンチをレンジアップしたりといったもの。でも、久しぶりに「菊水」の「知床ざるそば」を買ってきたので、締めに食べた。さすがロングセラー。安定のおいしさ。

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 下の写真は今年1月21日付の道新デジタル(北海道新聞のデジタル版)の記事(一部)である。

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 本州の人たちもこの「知床ざるそば」を食べることができるようになったことに、私は言いたい。「よかったね!」。

 ところで、ヒマラヤといえばアルプスである。アルプス・ヒマラヤ造山帯のことを中学の地理の授業で習ったはずだ。私は覚えていないが……

 この弁当を買う前日に、こんなスパムメール(迷惑メール)が、Yahoo のメールの受信箱に届いていた。

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 このメールと同じノリだ。やっぱり私、こういうセンス、けっこう好きである。

 さて、金曜日(25日)は、私には胃腸炎が感染した様子もなく、健康ながらも「めんどくさいなぁ」と気分は後ろ向きで出社。

 弁菜亭の「日替り弁当 A」は「すき焼き風」。迷ったが、やっぱり今の自分が求めているのはすき焼き味ではないと思い、買うのを見送り、ファミリーマートで二度目となる「チキンステーキ&ガーリックライス」を買った。
 昼になって、私がこのファミマの弁当をレンジアップしたおかげで、香ばしいガーリックの香りがオフィスを包み込んだことは言うまでもない。

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 さて、連休に入り読者のみなさんのなかには、こんなときに MUUSAN のブログなんて読んでる暇はないという人が超多数いることだろう。読者なんて薄情なものなのだ。

 なかには、読みたくてもチベット高原とかカシミール盆地といった電波状態が悪いか届かないところを旅行している人もいるかもしれない(無地帰国できることを祈る)。あるいは、国内旅行でも、知床ざるそばを食べに電波状態の悪い知床半島に出かけている人もいるかもしれない(知床ざるそばは家で作って食べるものなのに。いずれにしろヒグマに襲われずに無事帰宅できることを祈る)。
 実際、26日からこのブログへのアクセス数は現政権の支持者と同じくらい急減しているのである。読者も有権者もバカ正直である。

 そんなわけで、私もタイヤ交換をしたり、ガーデニング作業をしたり、それなりにやることがあるので、しばらくブログの更新を休むことにする。
 どうしても読みたいという病的愛好家の方は、豊富な品ぞろえと在庫量を誇る過去記事を読んで気を紛らわせていただきたい(気が向いたらエックスしちゃうかも。あるいはやることが諸事情でやれなくなって、ついついブログを更新しちゃうかもしれない)。

 ではみなさん、すてきな連休を!
 なお、「今週の私はエブリデイ・ホリデイである」というたわけた過ごし方はしないことを申し添えておく。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラビツキー(August Labitzky 1832-1903 チェコ)のピアノ曲「アルプスの乙女の夢(Der Traum der Sennerin)」Op.45。

FurELise



946は釧路、4949はしくしく。湯はねの受難

  トイレの中にこいのぼり
 妻の実家を訪問した日の翌日は、朝のうちに自宅に向け出発。

 帰りも中山峠経由のルート。
 喜茂別の「郷の駅」でトイレ&買い物タイム。買ったのは生しいたけとニンジン。

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 中山峠は濃霧。この日も峠は素通りし、豊滝除雪ステーションでトイレ休憩。
 トイレの中に手編みと思われるこいのぼりが。
 そういえば、有名な定山渓の大量(大漁)のこいのぼり。どこにあるのだろう?国道を走っていても車窓からはわからなかった。

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 「くるみや」に寄って電話予約しておいたたぬきケーキを買ったあと、環状通を通って江別へ。

 昼食は江別の丸亀製麺。考えてみれば、江別の丸亀製麺を利用したのは初めて。
 またまた、食べる前に撮影するのを忘れて、これが食べかけというか食 ing 状態のかけうどんをあわてて撮った。

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 帰宅後は、洗車。ただし、今回は水洗いのみ。
 今回もインプレッサ君は、快適な走りを提供してくれた。燃費は13.7km/L。

 この日の夜は冷蔵庫にある残り物をあれこれ食べた。
 
  最後の最後でボチャッと……
 次の日の日曜日は天気が悪く、ずっと家の中。
 午前中、ヨドバシ.com に注文した炭酸水が届いた。今回の配達は日本郵便。

 昼は買い置きしてあった冷凍の担担麺。これを食べるのは二度目

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 やっぱり、この担担麺(担々麺)は味が良い。今回は指定通りの時間レンジアップしたが、ただやっぱり麺がやわらかい(ちょっと伸びたような感触である)のが残念。

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 なお、注意するよう書かれてあるのに、丼に移すときに湯はねさせてしまった。ゆっくりと慎重に入れたのだが……しくしく。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第49番ヘ短調Hob.I-49受難(La passione)」(1768)。

HaydnSym45


KushiroSTA202504
(この写真は本文の内容とは関係ありませんが、タイトルにはけっこうかすってます)

おねだりして買ってもらったトンカツは、その後どうなったでしょうね?

  洞爺駅近くで『踏切、停~まれ』
 先週の金曜日は今年度第1日目となる有給休暇をとり――来年の2月で65歳になり会社勤めが終わるので有給休暇を繰り越して残しても意味がない。だから、現在保有している日数の完全消化を、サラリーマン人生最後の年の目標としたい――、胆振地方に住む妻の両親のもとを訪ねた(もちろん妻と一緒に)。

 今回も、行きも帰りも中山峠経由。
 行きは豊滝除雪ステーションでトイレ休憩。

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 中山峠は素通りし(私、揚げいも好きじゃないし)、喜茂別の「郷の駅」でもトイレ休憩。

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 妻の実家には11時に着いた。

 妻の母が洞爺湖町虻田の「A マートとうや湖店」に行って豚肉を買いたいと言うので――この日は地元産の豚肉がセール品だったようだ――父と母を乗せて、妻と4人で虻田の A マートに向かった。

 場所は JR 洞爺駅のすぐ横で、店の近くの踏切に私が運転する車がさしかかったときに、走っている列車の本数が少ないこういう場所では珍しいことにカンカンカンカンと踏切が鳴りだし、運よく(?)特急「北斗」(7号)を見ることができた。



 A マートというのは、全農が全日食と組んで従来の A コープから転換を図った地方小型店だということだ。
 なかなかこぎれいで、品揃えも品物も悪くない印象。揚げたてのトンカツが総菜売り場で売っていたので義理ママに「ねぇ、ママン~」とおねだりして買ってもらった。というのはウソで、妻におねだりして買ってもらった。

  マルちゃん正麺を扱っていない?
 次に行ったのは伊達の AEON。義理ママが靴下を買いたいとのことだ。
 ここのイオンでは、前に「にんにく岩塩」を購入したことがある。江別では売っているのを見かけないので、ここでまた買おうと思ったが、今回その姿は棚になかった。
 姿といえば、インスタントラーメンの売り場にマルちゃん正麺の姿がなかったのが不思議に感じた。なので義理ママは義理パパのために「ラ王」を買っていた。

 そのあと、伊達市内にあるおいしいと人気が高い「回転寿司割烹 伊達和さび」へ。
 「和さび」には10年位前に一度来たことがあるが、そのときは駐車場が満杯でとめられず食べるのをやめたことがある。今回は平日の13:30近くということで、すんなりと入店することができた(でも、この時間でも次々とお客さんが来ていた)。

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 回転寿司が回転しなくなって久しい。
 回るのは楽しかったし、あれはあれで画期的だった。
 が、いまではタブレット端末でオーダーすることができ、食べたいものを確実に自分のところに出してくれるこのシステムがほぼ定着しつつあることは好ましいと思う。ガリだって、ここでは小皿に盛って各人の前に出してくれた。ウケてると勘違いしたおバカなニンゲンが悪さをして、その行為を英雄さながらに SNS で拡散した事件が相次いだせいだが、そしたまたコロナの流行もあったが、安心して食べられるということはありがたいことだ。

 『トロたくあん巻』は皿に1個しか寿司が載っていないが、それは私が3つ食べてしまってから、「おっと、写真を撮り忘れてしまった」という過ちを犯したせいだ。
 握り寿司はもちろん2貫ずつ皿に載って出されるが、生うにや生ほたては1貫である(ふつうの『ほたて』(2貫)もあるし、もちろんそれも生だが違いは何だろう。活きが違う、つまり生きているってこと?)。

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 食事のあと、妻の実家へ。

 今年は大きいと言っていたが、ほんとに大きかった。家の中にも多々入り込んでくるカメムシが。

 夜はイオンで買ってきた総菜やら何やらを食べたら、ほどなくしておなかがいっぱいになってしまい、トンカツを食べる機会を失ってしまった。
 翌朝はやはり前日にイオンで買ったサンドイッチが朝食だったので、トンカツを食べる気分ではなかった。
 ちゃんと忘れずに義理パパや義理ママが私に代わって食べてくれただろうか?その存在を忘れられ、いまだに冷蔵庫の棚の奥に置かれたままってことがありませんように!

♪ 今日の一曲 ♪
 弟子のドップラーの協力によって管弦楽曲に編曲したリスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)のハンガリー狂詩曲第5番ホ短調悲しい英雄物語(Heroide elegiaque)」S.359-5(1853刊)。
 リストのハンガリー狂詩曲は原曲のピアノ版と管弦楽編曲版とで通し番号が異なる曲があるが、この第5番は、第2番とともに原曲と編曲版の通し番号が一致している。

 また、ハンガリー狂詩曲第5番の元となっているのは1839年から'47年にかけてリストが書いたピアノ曲「21のハンガリーの民族旋律と狂詩曲(21 Ungarische Nationalmelodien und Rhapsodien)」S.242の第12番「メスト ホ短調『悲しい英雄物語』(Mesto 'Heroide elegiaque)」である。

Enescu


ハムが挟まっていない味気ないエリアを解消するために……

  キュウリが酢の物に化けないために
 先週の、私にとって吉日かどうかはわからないが、大安の土曜日。

 急に自家製のハムとキュウリのサンドイッチが食べたくなり、この日の夜はそれを作って食べなければ後悔するに違いないと、午前中のうちに食パン(角食)とハムを買いにスーパーに行って来た。

 この思いつきの背景には、冷蔵庫の野菜室の中で約一週間静置されたままのキュウリの姿があって、それが水のように溶けて――つまり腐って――しまう前に、即刻消費すべきだという危機感があった。

 もしかすると、妻はその日の夜にキュウリとわかめの酢の物なんぞを作ろうと思っていたのかもしれない。しかし、私はキュウリとわかめの酢の物よりキュウリとハムのサンドイッチの方が約一千倍好きなわけで、酢の物作りを妨害・阻止する狙いもあった。

 ホクレンショップに行き、日糧の「絹艶」10枚切と丸大のロースハムを購入。また、この日も「菊水」の「味わいづくり 札幌生ラーメン」がセール品になっていたので、それもカゴに入れた(あの日より1玉当たり1円高いけど)。

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20250412Ajiwaidukuri

  あのスーパーで買ったらデパ地下より高い!
 スープだが、いつもは断然しょうゆ派の私だが、この日はなぜか「たまにはしおラーメンも食べてみようかなぁ」なんてかわい子ぶって思っちゃったりなんかして(しおラーメンの何がかわい子ぶっていることになるのか不明だが)、西山のしお味のスープを買った。「菊水」の商品にも塩味のスープはあるのだが(「旨塩」)、ここの店にはなぜか置いてないのだ。

20250412NIshiyamaShio

 ところで、下の3枚の写真は上から順にホクレンショップ、大丸百貨店札幌店、そして某スーパーのラーメンスープ売場だ。
 ホクレンショップと大丸は4月(今月)に撮影、某スーパー――ええ、お察しのとおりあそこです――は先月の3月に写真を撮ったのだが、某スーパーの西山のスープの値段が「付け間違いじゃない?」ってくらい高い。デパ地下(大丸)よりも高いのだ(ホクレンショップと大丸は同じ価格)。
 また「菊水」のスープの値段も、ホクレンショップと某スーパーでは20円以上の差がある(大丸には置いてなかった)。
 どうしてこんな奇怪な現象が起こっているのだろう?

 物価高の折り、できるだけ支出を抑えたい準・年金生活者としては、こういった情報は重要である。ローカルな情報ではあるが、みなさんとも共有したい。 
 私も気づいたらお得情報を発信するので、みなさんからもこういった節約につながる情報をブログや SNS で発信してもらえたらありがたい。

20250412SoupHS

20250410DaimaruRamen

202503SoupMV

  拾った十円玉で『他力本願』
 買い物の帰りに、歩道に植えられている街路樹のナナカマドの根元に10円玉が落ちているのを発見。
 お金を拾うなんて何年ぶりのことだろう?
 本来なら派出所に届けるべきなのだろうが、届けるとなると私の労務費等のコストとあわなくなるので、自宅にあるパワーストーンのタイガーアイの下に置くことにした。窃盗ではない。預り金扱いである。
 拾ったお金で願うのもどうかと思うが、でも、金運が上がりますように!

 昼は、先ほど買ってきた菊水の麺と西山のスープで作ったしおラーメン。
 食べたいときが食べどき。いつもは『しお』だと味が物足りなく感じるのに、今回はけっこう満足。

 そういえば、今から45年くらい前に根室――父が単身赴任していて、何度か根室に行ったのだ――の「山しろ」ってラーメン屋で食べたラーメンは安くておいしかったなぁと、そんなことを突然思い出した(いまでも店はやっているようだ。食べログで店舗の写真を見たが、私が行ったときの建物とは違うと思う。たぶん場所も?)。

20250412RamenShio

  空白地帯をつくらないために
 夕方。
 ハムサンド作り。
 マヨネーズは、もちろん2枚のパンの両方に塗る。
 私はサンドイッチの角にハムが入っていないのがかなりイヤなので、扇形に4等分したハムをこのように配置する。

20250412Sand1

 このようにしたあと、もう一枚ハムを置く。

20250412Sand2

 これで全面がハムで覆われた。
 ハム空白地帯解消!
 めでたし、めでたし。

 照明の関係、スマホのカメラのクセで黄色っぽく写っているが、純白の絹艶にハムの妖艶なピンク色、そしてキュウリのさわやかなグリーンのコントラストが美しかった。

20250412Sand3

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 主食というよりは、つまみとしてハイボールのお供に最適だった。
 う~ん、大安吉日!

♪ 今日の一曲 ♪
 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)の「ジャンヌの扇(L'eventail de Jeanne)」の「ファンファーレ」(1927)。
 2行上のリンク先の記事に書いたように、このバレエは10人の作曲家による共作で、ラヴェルはファンファーレを作曲した。

RavelAbbado



ギッチリがコツ,または醜い不法侵入者を私は許さない……

  貧乏性なもので……
 話が行ったり来たりして申し訳ないが(←口先だけで、実はそれほど申し訳なく思っていない)、再び先週の木曜日の話。
 そう、昼に「厚切りポークのジンジャーソース」弁当を食べた日のことだ。

 この日の夜も、調理担当は私。
 この日の私は出社日だったというのに、なんと感心な振る舞いだろう!と言いたいところだが、接客業の仕事をしている妻の方がはるかに疲れているのだ。

 冷蔵庫のチルド室に挽き肉があった。
 冷蔵庫の野菜室に安くなっていたので大袋で買ったピーマンが6個残っていた。
 なので、肉詰めピーマンを作った。←祝!三段論法成立

 しかし、出来上がった肉詰めピーマンは、肉とピーマンの間にニトリのすき間家具が入るくらいすき間ができてしまった。私に断りなく、焼いているうちに肉は縮み、ピーマンはハリとツヤを失って弛緩したのだ。

 妻が言うには「挽き肉をけっこうぎっちり詰め込まなきゃだめ」。

 そうなのか……
 私の生来の貧乏性が料理の仕上がりに正直に反映してしまった形だが、焼く前にぎっちり作戦のことを教えてほしかった。私としては、ご丁寧にピーマンの個数に合わせて挽き肉の量を分配したのだから。
 なお、左側の一品は湯豆腐。2日前に期限が切れた豆腐を消費するため、急きょテーブル上に強制参加させた。

20250410Nikudume

  いやな予感がいやなことに的中
 夜の9時過ぎに用事があって2階の自室――といっても、前にも書いたとおり長男が使っていた部屋だ――に行ったのだが、部屋に入る前に何か嫌な予感がした。

 照明をつけると、なんと、壁に大きな汚れが!
 その黒いものは汚れではなく、大きな邪悪極まりないゲジゲジ(正式にはゲジ)だった。

 私の予感は当たってしまったのだ。当たらなくていいのに。
 でも、すごい。予言者になれるかもしれない。ノストラダムーサン……

 もちろんゲジゲジの写真なんて撮っている余裕はない。
 目を離したすきに高速で逃走してしまう恐れがあるからだ。行方不明になったら不安で夜も眠れない。それに、あなただってゲジゲジの写真なんて見たくないだろう。

 ゲジゲジが張りついていた場所は、オーディオ機器の後ろ側の壁の床から1.5mほどの高さのところ。
 こっちの様子を窺うようにじっとしている。
 ゲジの目は左右それぞれ200個くらいの複眼から成るそうだ。ということは、いまあいつには私の顔が400個見えているということか?この岩城宏之みたいな感じで

 とにかく、アンプや CD プレーヤーの近くなのでアースジェットをかけるわけにもいかない。
 いや、殺虫剤をかけて苦しみもがきながら大暴れされても困る。カマドウマのように飛び跳ねまくることはないだろうが……

 私はとっさに近くにあった、たたんであったヨドバシ.com の小さい段ボール箱を手にしやや強めに叩き、床に落ちたあと逃げようとしたそいつを今度は怒りと憎しみを込めて強打した(実は最初の一撃で動けなくなると思っていたのだが、そこは私の計算ミスだった。身に着いた優しさが出てしまったのだろうか?)。
 こうして邪悪なものは駆除された。床にはもげた脚が何本かピクピク動いていた。
 ヤフオクで何か売れたときに発送に使おうと思っていたその段ボール箱は、汚らわしいものとして即刻屋外追放処分となった。

 それにしても今月に入って、家の中にゲジゲジが出現したのは2回目だ。
 前回は1階の廊下の壁、そして今回。いずれも同じ時間帯だ。
 春になったわいと喜んでばかりはいられない。陽気に駆られてこういう気味の悪い生物――ゲジゲジは益虫だというが(やつらは昆虫じゃないけど)、それ以前の問題だ――や変態が出没するようになるからだ。もっとも江別あたりでも、真冬でも下半身を露出しているオヤジがいたそうだが。

  ソウルフードで気を取り直し
 不快かつ怖い思いをした翌日は在宅ワークの日。

 昼はホンコンやきそばを作って食べた。
 爽快な気分にまではならなかったが、ソウルフードの味に幸せな気分にはなれた。
 どーでもいい話だが、最近ホンコンやきそばを作るときは、ほんのちょっと水の量を多めにしている。

20250411Hongkong1

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 この日の夜。
 寝る前に自室に行き、緊張感をもって臨戦態勢で照明のスイッチをオンにしたが、そこには邪悪な者の姿はなかった。
 とりあえずはほっとした。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「醜いもの(Egy torz)」(1911)。
 「2つの肖像(Ket portre)」Op.5,Sz.37の第2曲。

BartokPf3


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