新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

岩石・鉱物

今日の予定は久しぶりの会談とそのあとの楽しいお食事♪バルトーク/p協3

  事実上放置状態なので大切にしまうことに
 大阪に住んでいたときに『石好き魂』がよみがえり、買っては部屋に飾り、江別の自宅に戻ってからも飾り続けてきた鉱物標本たち。
 とはいえ、無印良品のアクリルケース(約35cm × 約27cm)を上からかぶせられた標本を、毎日欠かさず愛おしく眺めるわけではないので、いったん片づけることにした(ケース2つ分)。部屋のお片づけの一環である。

 各標本を DAISO で買ったクリアポケットに入れ、展示時は上から覆うように使っていた無印のアクリルケースだが、今度はその中に入れて保管することにした(ってほど、たいそうなことではないが)。

DSC_1270

 ただし、この黒曜石この水晶、タイガーアイとラブラドライト(東京サイエンスの商品のラブラドライト。ラブラドライトは特に好きな好物なので、いくつか所有しているのだ)は引き続き飾り続けることにした。しまいこんだ他の鉱物と、これらのどれかを気分に応じて替えていくのもよろしいかと……。でも、これだけじゃ、ちょっと貧相すぎるか……

202308Stoneb

 なお、こちらのラブラドライトはせっかく勾玉の形をしているので、引き続き窓辺で運気をキャッチするアンテナ役として鎮座していただくことにした。

 さて、上のリンク先の記事にも名前が出てくるが、鉱物といえばオディール・ホッキーさん。

 今日はオディールさんのところに、いろいろと世の中の情勢について教えを請いに行って来る。
 オディールさんからは「そのあとお昼でもご一緒に」という昼食のお誘いも受けている。うれしいことだ。その『幸福なランチ』のひとときについては、後日報告いたしたい。

 以前も書いたが、バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)はいろいろなものを収集していたそうで、そのなかには鉱物コレクションもあった。

 そのバルトークの作品から、ピアノ協奏曲第3番Sz.119(1945。未完)を。
 不完全な形で書き残された最後の17小節を、弟子のT.シェルイ(セアリー)が完成した。


BartokRattle

朝から夕方まで光りだしたパワーストーン♪モンテヴェルディ/おお春よ

202302Labratlite  サボテンも順調に育ってます
 今日から3月である。
 つまり今日は3月1日である。
 ということは、毎月1日と16日に更新している本館の記事も、今日は律義に更新したということである。

 まだ外は冬景色だが、私の中ではもう冬は終わった。
 まとまった雪が降ることもあるかもしれないが、でも私の感覚としては春到来である。だって、3月だもの。

 そんなわけで、部屋の中も気分転換ということで、部屋の模様替えもした。長男が使っていた部屋を勝手に使っている身ではあるが……

 そしてまた模様替えといっても、サボテンを並べた台を窓と平行になるように置き換えただけだ。

 その台の端に、高さ7cmほどのラブラドライトを置いた。このラブラドライトは私の鉱物好きの魂が復活した2018年に、先日閉店したストーンマーケットのステラプレイス店で1,800円で買ったものだが、ラブラドライトとしては石の全体の色が濃いランクの低いもので、中から屈折した光を放つこともほとんどなかった(このように石の色が薄いものはすばらしく輝くが値段も高い)。

 ところが置き場所が変わったら、朝から夕暮れまでご覧のように青い光を放つようになった。
 これまで光を当てたりしてもここまで輝くことがなかったのに、いくら窓際で陽の光が当たるようになったとはいえ(写真の右側が窓。つまり窓に面した場所が光っているわけでもない)、それだけでは説明しきれないような輝き方をしている(曇りや雪が降っている日も同じように光を放つので)。

 突如輝き続けるようになったこの勾玉チックな形をしたラブラドライトは、きっとこの部屋に、この家に、なにか良いことを呼び込んでくれそうだ。美しい青い光はその予兆だ(と思うことにしよう)。

 モンテヴェルディ(Claudio Monteverdi 1567-1643 イタリア)の「おお春よ(O primavera)」。
 マドリガル曲集第3巻(Il terzo libro de madrigali.5声,15曲。1592刊)の第9曲である。

Primavera

この回のオープニング曲は通常版に非ず♪サン=サーンス/動物の謝肉祭

  まだ白黒放送だったあのころ……
 おとといの日曜日の北海道新聞朝刊に『おくやみ記事』が載っていた。
 女優の野村昭子さんという方だ。

20220703DoshinNomura

 私にとってはこの人、「ウルトラQ」(1966年放送)の「カネゴンの繭」で、繭を拾った主人公の少年・金男の母親役だった印象がひじょうに強い。
 私はまだ5歳だったにもかかわらずなぜこのお母さんに強烈な印象を受けたのか、まだ5歳だったのでよく覚えていない。

 同じ道新朝刊の一面にはこんな図鑑の広告が。
 ちょっぴり欲しいかもって思ってしまった(←こどもじゃないんだから!)。

20220703DoshinAd

 サン=サーンス(Camille Saint-Saens 1835-1921 フランス)の「化石(Fossiles)」。
 組曲「動物の謝肉祭(Le carnaval des animaux)」(1886。全14曲)の第12曲。
 おそらく誰もが一度は耳にしたことがある曲だと思う。

SaintSaensAnumalBeroff

2年9カ月ぶりのごたいめ~ん♪伊福部昭/帯広市市歌

20180719TokachiIshiAll  おみやげはコレクションの中から1つ
 ハンバーグ弁当を食べた日と、も一度ハンバーグ弁当を食べた日の間の日、ハンバーガーでいえばハンバーグに当たる木曜日は、午前中に A 社の札幌支社に勤務しているオディール・ホッキーさんを私は尋ねた。もちろんノーアポではなく、前日に訪問する約束を取り付けてあった。

 オディールさんと会うのはこのとき、2019年の9月25日@北見、以来となる。

 私は帯広界隈でかつて買いすぎた十勝石(黒曜石。オブシディアン)の1つを手土産に持って行った(写真の右上のもの)。

 迷惑になっては困るし、鉱物マニアのオディールさんだから巨大な十勝石を持っている可能性もあるので、もちろん事前に「十勝石はいかが?」と打診。「よろこんでぇ~」という返事をもらっていた。

 30分ほど積もる話(の一部)を交わしたが、あまり長居するとオディールさんのお仕事の邪魔になるので、「また会おうね」と言って帰って来た。

  うれしい再会のあとはチンジャオ
 その帰りに、ESTA の地下に寄り、この日は「黄河」の「中華弁当」(青椒肉絲版)を購入(590円)。

20220602Kouga1

20220602Kouga

 昼は箸とスプーンの二刀流で、おいしくいただいた。

 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の帯広市市歌(1952)を。

Ifukube団体歌












着けたいと思うときが着け時?♪PMD/石の連禱

IMGP2340  着けてという石からのシグナル?
 ずっと身に着けていなかったストーンブレスレットを、最近になってまた時折するようになった。

 いや、何か特に理由があるわけではない。

 腕時計に当たって双方が傷つくかもしれないと思っていたが、傷ついたときは傷ついた時のこと、と割り切った気持ちになったことと、なんとなく着けた方が良いような気がしたのだ。

 先日はラブラドライトだけからなる(つまり、他の石と組み合わせられていない)、このブレスレットを着けて仕事に行った。

 ラブラドライトは好きな石だ。
 私が持っているこのブレスレットは青く光る石だけを使っている(ラブラドライトには緑やオレンジ色に輝くものもある)。その輝きが美しい。玉の直径は8mmほどだ。
 2018年に新札幌のカテプリの2階に入っていた店で買ったもので、1万円くらいだった。

 先日、ステラプレイスの地下にあるストーンマーケットの横を通ったとき、ショーウィンドゥのなかにラブラドライトのブレスレットが置かれているのを目にした。

20220520Stone

 その価格にびっくり仰天!
 セールで半額になって54,450円!
 球径が10mmと私が持っているものより少し大きいが、正価だと私が買ったものの約10倍である。

 もちろんラブラドライトでも、安いものは石自体の色が濃く、輝きも少ない。
 しかし私のブレスレットの石も色は薄く、内部から美しい光を放つ。

 どうしてこんなに高いのかわからないけど、とにかくびっくりした。
 もし、精神を安定させる効果があるというラブラドライトのブレスレットをしていなかったら、驚きのあまり取り乱したかもしれない。

MDaviesStone P.M.デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「石の連禱(Stone litany)」(1973)。

 私はこの曲をブーレーズが指揮する演奏会の様子を流した TV 放送で知ったと以前書いたが、その時の記事ではこのコンサートの詳しいことがわからないままだった。
 ところが、先日むかし買った吉田秀和の「音楽 展望と批評 2」(朝日文庫)をたまたま開いたら、このコンサートの評が収められていた。
 1975年5月9日に NHK ホールで行なわれた、BBC 交響楽団の演奏会だった。

YoshidaOngaku2

 それにしても、むかし一度は読んでいるはずなのに、なんでとんじゃったんだろう。記憶から。

ストーンパワーには波がある?♪伊福部/音更町歌

20210603Stone  熱中している時期は道ばたの石まで気になる
 このあいだ本館にアップした、名古屋トリオの記事は大きな反響を呼んだ。オディールさんと氷山さんと私から。つまり当事者の間でメールで盛り上がったのである。

 オディールさんが言い出すまで忘れていたのだが、われわれや、あるいは当時お酒を飲んだあとに一緒に帰路についたことがある職場の人たちなら知っていることなのだが、このファミリーマートについての話題でも盛り上がった(この店はあることでの目印であり、またよく利用もした)。

 名古屋勤務のあと、大阪勤務になったときもファミマをよく利用したが、それはこの地でファミマに親しんだ影響だろう(北海道ではファミマの店舗はあまり多くない)。特にこの『揚げソーセージ』や『お母さん食堂』シリーズはよく食べた(ただ、大阪に転勤してからは昼食用の弁当をファミマで買ったことはほとんどなかった。大阪のファミマの弁当はいまひとつ私の興味をひかなかった)。

 ところで、オディールさんからのメールには、私が現在、鉱物に対して熱意を失っていることへの慰めの言葉もあった。どうやら『鉱物熱』には周期があるらしい。

 彼曰く「鉱物は不思議なもので興味の波があるんです。興味が高まっているときは、自然と体が東急ハンズに向かっていったり、鉱物の本を書店で探したりと憑りつかれたように猛烈に支配されるのですが、急に波が引いていきます」ということだ。

 これぞストーンパワー!

 確かに私も一時期は、近所でも遠くでも、出かけたりしたときに変わった石がないか下ばかり向いて歩いたものだ。
 上の写真は会議で北広島に行ったときに、会議まで時間があったので会場のホテルの周りをさまよって拾った、いや採取した石である。今回のオディールさんからのメールを読んで、納戸にしまいこんでいたのを思い出し、かといって鉱物標本と一緒に並べるほどのものでもないので、せめて日の当たる外へと、持ち出した(単に外の砕石の一員にした)。
 いずれも名前はわからないが、手前左側の薄緑の半透明の石なんて、なかなか美しいではないか!

 なお、オディールさんも現在は『鉱物熱』は小康状態だそうである。

P2090060 氷山さんから来たメールには『グラッチェ・カード』についても書かれていた。
 「フランテ」のポイントカードである。
 氷山さんはずいぶん利用したそうだが、カードは作らずじまいに終わったという。私はグラッチェ・カードを作ったが、このお店は高級店なので日常的な買い物はあまりしなかった。本山のマックスバリュを利用することが多かったのだ。「フランテ」を利用するのは仕事帰りにちょこっと総菜などを買うか、西山の「玉子めん」を買うときだった。

 あっ、十勝川西ながいもも買ったことがあるな。

 あの「グラッチェカード」、どこにいっちゃたんだろ?
 それより前の帯広に住んでいたときに作った、音更の Hapio のカードはまだ家に残っているのに……

Ifukube団体歌 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「音更町歌」を。

 それにしても、なぜ私は名古屋時代に投稿した名古屋がらみの記事に“名古屋”とかのタグ付けをしなかったのだろう?
 いまになって後悔している(大阪の記事は“大阪・関西”というタグをつけている)。


股間近くにパワースポット(?)♪ゴットシャルク/過ぎし時の反映

DSCN0206  交換する店はいまは無く……
 何日か前に右手首につけているストーンブレスレットのゴムが切れ、石がばらばらと地面に散らばってしまう夢を見た。

 いやな夢だ。どう自分をごまかそうとしても、前途洋々な気分にはなれない。

 夢のなかのブレスレットは現実に自分が装着しているものと酷似しており、実際のブレスレットは1年ほど前に購入した店である「ストーンブレス カテプリ店」で「まだゴムを交換しなくてもよいですか?」と尋ね、「まだ大丈夫ですね」と店員さんに言われたのだった(その1年前には一度交換している)。

 ところが去年の秋に、私に連絡がないまま「ストーンブレス カテプリ店」は閉店してしまった。
 あれから1年。あのときは大丈夫だったが、ゴムが劣化している恐れがある。けど、店がなくなったのでゴムを交換できない(いや、その気になれば他の店でできるのだが)。夢が正夢になってしまうことも考えられる。

  暗い場所でごめんね……
 そんなこともあり、このところはブレスレットをズボンのポケットに忍ばせている。
 手首にできないときでも、身に着けていればストーンパワーを発揮してくれると、その業界の人たちは本やネットに書いてある(どうしてそうだとわかるのか不思議だが)。
 はっきり言って私はストーンの秘めたるパワーや秘めなくても見え見えのパワーを信じるわけではないが(その恩恵にもあずかっていないし)、気休めにはなるので、持ち歩いてはいるのである。

 さらにまた、手首から外したのには、もう1つ大きな理由がある。
 腕時計を替えたので、石とぶつかって傷つけたくないのである。石と時計のどちらが硬いかはしらないが、どっちも傷つけたくないという思いだ。過去にはこんなこともしてみたが、はがれてしまうのですぐにやめた。これまでつけていた時計も、そしてブレスレットの石も傷つくことはなかったようだが、今回はいまのところは隣接させないようにしている(ブレスレットを右手首に着けることも試してみたが、ひどく違和感があるのでやめた)。

GottscchalkTropics ゴットシャルク(Louis Moreau Gottschalk 1829-69 アメリカ)の「過ぎし時の反映-夢(Reflets du passe - Reverie)」Op.28(1847)を。



購入者の幸せを願っていたお姉さんは今いずこ?♪クープラン/第21組曲

DSCN0206  12月、その場所は靴売り場になっていた
 12月に新札幌のカテプリに行ったときに、「ストーンブレス」が無くなっていることを知った。

 9月の末に閉店したそうだ(ホームページ上では今日の時点ではまだ存在している)。

 ということは11月に行ったときももうなかったわけで、なんでそのとき気づかなかったんだろうと不思議に思う。不思議に思うが、間違いなくそのときは「ストーンブレス」があった場所に近寄らなかったっていうだけの話だろう。

 最近は小康状態で落ち着いている、私のストーンへの興味(とはいえ、パワーストーンではなく純粋に鉱物にたいするもの)。
 「ストーンブレス」ではラフストーンブレスレットを買ったが、パワーストーンがたくさん並べられた、強力なストーンパワーのパワースポットであるはずのこういう店舗が撤退したということは、なんだか皮肉っぽい。

CrystalGeode3

 いや、きっとどこか別なところに出店することによる前向きな閉店だったのだろう。
 と、思うことにしよう。

 ブレスレットラフストーンを買ったとき、会計のあと「どうぞ良いことがありますように!」と言ってくれていたお店の人は、別な店舗に転勤となったのだろうか?

CouperinOrdreCompBaumont クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「小さな皮肉屋(La petite pince-sans-rire)」。
 1730年刊の「クラヴサン曲集第4巻」のなかの「第21組曲(Ordre No.21)」(全5曲)の第5曲。







再び札幌の東急ハンズへ♪アンダーソン/ブルー・タンゴ

  『お手ごろ』発見!
 病院での診察が終わったのが10:30。

 時間があるので(昼食にも会議にも)、前回は失意の中で何も買わなかった東急ハンズ札幌店で、再び石を見ることにした。

 すると、なんということでしょう!前回は見当たらなかった手ごろな値段の『天青石』があるではありませんか!ちょっぴり迷った末に購入。ほかにもいくつかノリで購入した。税別800円也。

20190802Tensei

 ほかにもいくつかノリで購入した。こちらはミニな標本である。

 上から順に、緑鉛鉱(Pyromorphite)、燐灰石(Apatite)、灰クロム柘榴石(Uvarovite)である。

2019030Pyromorphite

20190730Apatite

20190730Uvarovite

 梅田の東急ハンズで買った『天青石』は大阪で、今回買った『天青石』は自宅のリビングに置くことにする。リビングには『セレスタイト(天青石)』のようなブルーの石を置くと運気が良くなるそうだから。あんまり真剣に信用はしてないけど。

 頭に浮かんだ曲:アンダーソン/ブルー・タンゴ(Blue tango。1951)
          ↑ ブルーってことだけからの連想

AndersonPcon

 この日の話はまだ続く(私の気まぐれで取り上げるのはきっと2~3日後になると思う)。

美しい石を見て美しい私が美しい声で歌う♪GM/大地の歌

Erde  そっか、大阪にもあるんだった!
 先々週の北海道横断出張の最終日に札幌に着き、空き時間に東急ハンズに行き、タイミング良く『鉱物&化石フェア』(勝手に命名)が開催されていて、欲しかった「天青石」があったものの、私の基準で手ごろな値段で素敵な輝きを放っているものがなく、あきらめたことはすでに報告した

 大阪に戻って来て、そういえばかつて梅田の紀伊國屋書店でも鉱物を売っていたことがあったなぁ。いまは夏休み時期だからフェアをやっているかもと思い、足を運んでみた。

 やってなかった……

 と、そのとき私の頭頂に静電気が走った。ひらめいた!
 そう。考えてみれば大阪駅前の大丸の中にも東急ハンズがある。
 その足で私はほとんど行ったことがない梅田の大丸百貨店に行ってみた。

  11階で獲物発見!
 名古屋のJR高島屋に雰囲気が似ている。というのは、ここの東急ハンズも3フロアに売り場がまたがっている(名古屋の高島屋は7フロア)。

 10Fの東急ハンズを1周。石はない。
 11Fの東急ハンズを歩きはじめると、あった!石があった!
 常設か催事かはわからないが、少なくとも札幌の東急ハンズのようなほったらかし感はない。多くは鍵のかかったガラスケースの中に飾られている。なんとなく常設のような気がする。

 そして、私の心にバビバビッっと来る「天青石」があった。
 4000円である。
 40000円の見間違いでないことを十分に確認したうえで、近くにいた店員さんに声をかけ、ショーケースから出してもらった。

celestite1

celestite2

celestite3

 3枚目の写真は1枚目と2枚目の反対側から写したものだが、とにかく、

 ♪ O Schonheit!o ewigen Liebens, Lebens trunk'ne welt!
  (おお、この美しさよ!おお、永遠の愛、命に酔いしれた世界よ!)

 と、歌のひとつも歌いたくなるってもんだ。

MahlerErde6Schonheit これ、何の歌かって?

 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「大地の歌(Das Lied von der Erde)」の終楽章(第6楽章)「告別(Der Abschied)のなかの一節だ。

 中間部の器楽だけの演奏による長い箇所(歌詞が、原詩で猛浩然から王維のものに替わる、その間の部分)の直前に歌われるのがこれなのだ。

 「大地の歌」は、私にとってベルリオーズの幻想交響曲ほどではないにせよ、けっこうな数の録音を聴いてきた作品の1つ。
 私がこの曲と出会ったライナー指揮の演奏を忘れるわけにはいかないが、同じシカゴ交響楽団によるショルティ指揮の演奏が、やっぱりお気にである。

 独唱はミントン(Ms)とコロ(T)。

 1972年録音。ロンドン(デッカ)。

 ところで「天青石」は美しい空色をしているが、火の中に入れると炎は赤くなる。ストロンチウムによる炎色反応だ。「天青石」の化学式は SrSO4なのである。
 が、私がこの石を破片でさえも火にの中に入れることなどしないのは言うまでもない。

激励のお気持ち承り所
最近寄せられたコメント
私の浮き沈み状況

これまでの御来訪者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

メッセージ

名前
メール
本文
本日もようこそ!
ご来訪いただき、まことにありがとうございます。

PVアクセスランキング にほんブログ村
サイト内検索
楽天市場 MUUSAN 出張所(広告)





カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
タグ絞り込み検索
読者登録
LINE読者登録QRコード
QRコード
QRコード
ささやかなお願い
 当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSANの許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。

 © 2014 「新・読後充実度 84ppm のお話」
  • ライブドアブログ