新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

害虫・害獣

旅先から自宅に戻ると、庭に初めて目にする『変異的』な花が咲いていた

  『本家』よりもワイルドで強健な姿
 妻との3泊4日の旅行から家に帰ってきたのは、先週の火曜日の夕方のことだった。
 翌日、庭を見ると、留守のあいだに何種類かの植物の花が咲いていた。

 バラも開花。今年も最初に咲いたのは「オールド ブラッシュ チャイナ」だった。

20240529OldBrush

 オオデマリは開花のピーク。雪解けのころ見えた姿は、雪の重みでずいぶんと枝が折れて痛々しく、開花が危ぶまれたコデマリも、みごとに復活して花ざかり。しかも、あの『風車』の効果のせいか、いまのところコデマリにはまったくアブラムシが発生していない。虫のことを気にせずにそのまま切り花にして家の中に飾れるのだ。

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 クレマチスのメイリーンはたくさんの花をつけ、蔓の成長も旺盛。

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 フウロソウも咲き始め、バーバスカム・ビオレッタも次々と花を咲かせている。

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 このもともとあった(買った株の)バーバスカム・ビオレッタの株から50cm ほど離れたところにも、今年はバーバスカム・ビオレッタの株が育っている。元々の株よりも葉が大きく花茎も太い。
 そして、それが私の帰宅を待ちわびたかのように、帰って来た翌日に咲いた。

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 それがこれ ↑。
 なんだか、もともとのバーバスカム・ビオレッタとは花の色も、つぼみの付き方も、花の形も違う。
 株分れしたと思っていたが、50cm も離れているということは、きっとこぼれダネから成長したのだろう。ということは、これは『変異種』というか、雑種で、だから姿かたちが違うと考えられる。
 けど、予期せぬ姿のバーバスカム・ビオレッタ(の変種)を目にしたときには、うれしいようななんで?っていうような-だってなんとなく大雑把な感じの姿で可憐さに欠けるんですもん-複雑な心境になってしまった。

 トマトも風除けガードのビニール袋よりも背が高くなった。
 しかし、今日の時点(5月31日)でも寒く、まだガードを外せるような気温ではない。

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 絹さやえんどうも順調に育っている。

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 が、早くも葉にはエカキムシの被害の痕跡が。
 オルトラン粒剤をまいたというのに……

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 ナスは1本枯れかかっている。キュウリも元気がない。
 なお、6月1日、庭でスギナ抜きをしていたら、今年初めてカッコウの鳴き声を耳にした。

  旅の始まりは空港での朝食から
 で、話は最初に戻るが、旅行に行って来たのである。東京に。
 その旅は土曜日の朝に新千歳空港に着いて-私の場合は-「北の弁当工房 かな」(金歳堂)の「知床産鮭山漬けおにぎり」」を買って食べることから始まった。

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 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第6番ニ長調Hob.I-6(Le matin)」(1761?)を。

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 読者の皆さんにとってはまったくもってどうでもよいことだが、今月からブログのタイトルにその日取り上げる音楽作品名を記すのをやめることにした。

『高齢者の時』じゃなくて…My Garden 2024.5.11♪ビクトリアの声楽曲

  お孫ちゃんは虫が嫌い
 先週の火曜日(7日)は雨が降り風も強く寒かった。
 翌日の8日は雨はやんだが、前日よりもさらに気温が低かった。
 私は気が気でなかった。
 早く買いに行ってしまったがゆえに、早く庭に植えてしまった野菜の苗たちがこの寒さで萎えてしまわないだろうかと。私の気持ちはすでに萎えてしまっていたほどだ。

 しかし、土曜日に確認すると、特に問題は起こっているようには見えなかった。
 かつてビニールに包まれて飢えた狼から守られていた本があったように、苗たちはビニールのおかげで寒さから守られたのだ。見た感じでは血色、いや、葉の色つやも元気そうだ(写真はミニトマト)。

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 キュウリも、特製ペットボトル温室では温度が上がりすぎるかもしれないと思い、この日(土曜日)ビニール(野菜苗ガード)に変更した。

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 タネをまいたコマツナの発芽はあまり進んでいないが、絹さやえんどうは順調
 エカキムシ(ハモグリバエ、ハモグリガの幼虫)の予防的防除を目的として、オルトランDX粒剤をばらまいた。
 そういえば、ゴールデンウィークにお孫ちゃんが遊びに来たときに、「あのとき〇〇ちゃん(←孫の名前)に手伝ってもらってタネをまいたお豆の芽が出てきたよ」と教えてあげたが、まったく関心を示さなかった。

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 関心を示さないといえば、お孫ちゃんは絵本の「はらぺこあおむし」が好きだったのに、庭にアゲハチョウが飛んで来た時も喜ばないどころか、「ムシ、ムシ」とむしろ怖がっていた(ウチから帰った直後に熱を出したお孫ちゃんは、金曜日にようやく熱が治まったという)。

 ゲウム(ミセス・ブラッドショー)は花ざかり。ユーフォルビアも咲き始めた。

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 昨年寄せ植え用に購入し、今年も寄せ植えに使おうと庭に移植して越冬させた3つの宿根草
 そのうちシルバータイム(タイムは time ではなく、Thymus という綴りである)とスカビオサは無事に冬を越してくれたが、オステオスペルマムは消滅してしまった。

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 この日は桃色夏椿(モモイロナツツバキ)の幹も剪定、というか、切り詰めた。

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 すでにアリが幹を上へ下へ、あちらへこちらへと行き来していた。
 ということは、もうカイガラムシの幼虫が発生し始めているのかもしれない。しかし、この日は風が強く、農薬散布はできなかった。

 なお、この日の昼は永谷園の「五目チャーハンの素」を使い、卵のほか長ねぎとカニカマを入れて、炒飯を作って食べた。もちろん上手く、かつ、美味くできた。

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 ビクトリア(ヴィクトリア。Tomas Luis de Victoria 1548-1611 スペイン)の「あちらへとこちらへと(Vadam et circuibo)」。

Renaisance

膝にサポーター。これで中腰の姿勢から解放される?♪バルトーク/醜いもの

  これじゃ倒れるのが当たり前
 昨日の話の続きである。

 銀色のテープを羽に貼ったかざぐるまを庭のあちこちに立て-とても庭の景観を損ねると妻は言った-芝生のエッジ切りをした私。
 そのあとはサボテンを外に出した。

 豊中の「ICHIGO-YA」で買ったサボテンたちのうち、毛深くないあの柱サボテン(品種名不明)はその後もさらに伸長し、小さな鉢ではとても不安定になった。そして、私はやってしまった。服の裾を引っかけて倒してしまったのだ。床に散乱する土。あわてて拾い集めたあとの様子がこれ。よくこれまで、この小さな鉢で倒れなかったものだ。

20240425Cuctus

 ということで、外に出すにあたってこのサボテンをひと回り大きい鉢に植え替えることにした。同時に、これまた成長著しいメデューサの頭のようになった「金手毬」も大きめの鉢に植え替えた。

 外に出すにあたって、レンガなどの上に直に鉢を置くと、鉢の下に淫靡、いや、隠微な場所を好むワーラジやゲージなどの昆虫に近いが昆虫ではない醜い目にしたくない節足動物が忍び込む恐れがあるので、DAISO で買って来たワイヤーネットの上にサボテンたちを並べて置いた。

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  花を咲かせたベンジャミンは、ちゃんと元気
 DAISO でこのネットを買ったときに、近くの棚に膝用のサポーターが置いてあるのを発見。
 これをつけると、芝生などの雑草を抜く時に膝をついてもズボンが汚れないで済むと思い、2つ購入。腰にあまり負担をかけずに雑草抜きができそうだ。

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 サボテンを外に出したあと、今度はベンジャミンも外に持ち出し、葉についたほこりを落とすために
あ上から散水(そのあと再び家の中に取り込んだ)。このベンジャミン、昨年の夏に花をつけ、俗説によれば花を咲かせたベンジャミンは枯れるということだったが、ウチのベンジャミンは元気いっぱいである。

 この日の昼は「マルちゃんの激めん」。

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 朝はチャーハン、昼は激めんと、まったくもって元気な私である。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「醜いもの(Egy torz)」(1911)。
 「2つの肖像(Ket portre)」Op.5,Sz.37の第2曲。

BartokPf3

DAISO のかざぐるまにアブラムシ防除を託す♪クープラン/第17組曲

  前の日に峠越えを終えたので……
 洞爺湖方面へ日帰りのお出かけをした翌日-このあいだの日曜日のことだ-、朝目覚めた私は朝ご飯を何にしようかと、ベッドの中で考えた。この日の朝は、炊飯器をセットしていなかった、つまり残ったご飯を食べなければならなかったのだ。
 正統的に、ご飯をレンジアップするべきか?
 いや、炒飯を作ろう。
 こうして、私はサンデーのモーニングにいきなりチャーハンした。今回はチャーハンの素を使わずに、鶏がらスープの素と塩とコショウ、そして仕上げに風味付けとしてしゅうゆを回しかけた。具は卵のほかに、魚肉ソーセージと長ねぎである。

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  孤独な焼き作業
 先日、お孫ちゃんが来たときに私はたこ焼き(具はタコではなく魚肉ソーセージにした)を焼いたが、そのときに買って残っていた『銀だこ』ブランド(製造者を確認しなかった)の刻み紅ショウガを炒飯に添えた。しかし、いつも買っている紅ショウガと比較すると、やけに赤々していて目が痛くなりそうになった。

 お孫ちゃんに喜んでもらおうとたこ焼き器を買ったわけだが、おじいちゃんが目の前でたこ焼きを作っているのを見たお孫ちゃんは、しかしまったく興味を示してくれなかった。

 悲しいよ ひとりでたこやき 返すのは (友蔵 心の俳句)

 炒飯を食べたあとは-あっさりとしているが、実においしい炒飯が出来上がった-外に出てまずは車のタイヤ交換。次の冬シーズンは新たなスタッドレスタイヤに買い替えなきゃならないことになっているので、外したスタッドレスタイヤの溝に挟まっている無数ではないかと思えるほどの小石の除去作業も、今回はそこそこにして済ませた。

  キラキラが回る。まさに乱反射
 そのあとは、DAISO で売っている風車(かざぐるま)に銀色のテープを貼って、庭のあちこち(計6本)を立てた。
 この風車は、もしかしたらカラス除けになるかもと去年初めて立ててみたのだが(去年は2本)、ふと「待てよ!確かアブラムシは反射光を嫌うっていう情報を目にしたことがある。どうしてニンゲンさまがアブラムシのことを知っているのか疑問に思わなくもないが、試してみる価値はありそうだ」と思いつき、実行に移すことにしたのだ。銀色のテープ-これは別な目的で使うために買ったのだが、予定変更によってわが家でデッドストックになっていた-が張られた風車がくるくると回れば乱反射効果を生み出すのではないか?果たしてバラたちにアブラムシが集まってこないかどうか経過を観察していきたい。

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 次に行なったのは、芝生のエッジ切り。
 やはり境目をはっきりさせると、見た目が締まる。

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 さらに私がとりかかった作業は、、、……続く

 クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「小さな風車(Les petits moulins a vent)」。
 クラヴサン曲集第3巻(1722刊)のなかの第17組曲(Ordre No.17.全5曲)の第2曲。

CouperinOrdreCompBaumont

寒さに負けず食欲旺盛な『アオ』♪メシアン/忘れられた捧げ物

  食べようと思ったら先客がいた
 おとといの土曜日は、雨上がりで庭の草木は濡れていたが、やれるときにやってしまえと、朝からバラやクレマチスの強剪定や落ち葉拾い(オオデマリ)などを行なった。1時間半ほどの作業で、40リットルのゴミ袋がいっぱいになった。いっぱいになったので、そこで作業をやめた。

 2週間ほど前に生長の様子を報告した、コマツナとルッコラは寒さのせいで生育旺盛とはいえないが、それでもここまで大きくなった(なお、この記事で息子の車のタイヤ交換を行なったことを書いたが、ウチの車もその5日後に冬タイヤに交換した)。

20231028Komatsuna

 この写真を撮った数日前に、コマツナを採って茹でて食べようと思ったら、なんとアオムシを発見。
 まあ、無理して食べることはないかと、このコマツナたちはアオムシさんの食事用に捧げることにした。おじいちゃまがアオムシのお役に立てるとなると、お孫ちゃんも喜んでくれるだろう

 でも、アオムシたちはどのように越冬するのだろう?
 サナギになって冬を越すらしいが、このコマツナはやがて枯れ、この場所は雪の下になるのだ。
 どこか安全な場所に移動してからサナギになるのだろうか?

20231026Aomushi

 野菜類はピーマンを除いて、すべて抜いてしまった。
 ピーマンだけを残しているのは、まだピーマンは実り続けてくれているからである。

20231028Piment

 春先に「庭の花」で買った花の苗のうち、多年草のオステオスペルマム ダブルファンとスカビオサ、そしてシルバータイムを庭に移植した。うまく冬を越し、来春に再び寄せ植えに使えるといいのだが……

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 メシアン(Olivier Messiaen 1908-92 フランス)の管弦楽作品「忘れられた捧げ物(Les offrandes oubliees)」(1930)を。

MessaenEtoilesApex

腹ペコなアオムシとの付き合い方 2023♪ショパン/練習曲Op.25-9

  ブロッコリーはお嫌い?
 庭でバラや野菜を育てている私にとって、最大の敵は害虫である。
 しかし、一口に害虫と言っても、アブラムシサンゴジュハムシ(オオデマリの葉を食い荒らすイモムシ)、アブラナ科の野菜にやって来るナガメなんかに対しては、私はお情け無用で駆除作戦を遂行するのだが、アオムシ、つまりモンシロチョウの幼虫に対しては、それがモンシロチョウの子どもであると思うと、なんとなく退治するのが申し訳ない気持ちになってしまう。モンシロチョウが好きだというわけではないのだが、それでも殺すには忍びないと思ってしまうのである。

 それでも、昨年はダイコンの葉を食い散らしているアオムシどもを退治した。あたりが糞だらけになっているのが耐えられなかったのである。

 しかし、今年はアオムシは駆除しないでおこうと私は決めた。
 というのも、お孫ちゃんが好きな本のなかに「はらぺこあおむし」というのがあるのを知ったからである。

HarapekoAomushi1

 それなのに、わが家庭菜園に潜む腹ペコなアオムシを駆除するなんてことが、私にできようか!

 ストーリーは、葉っぱの上にあった小さな卵からちっぽけなアオムシが生まれ、食べ物を探しては食べ続ける。そして、すっかり大きくなってアオムシはさなぎになり、やがてきれいな蝶になる、というもの。
  アオムシが食べたあとのように、ページに穴が開けられた造りとなっている。

HarapekoAomushi2

 この絵本は、たくさん食べたら大きくなれるということを子どもに示唆しているし、また食べ過ぎておなかが痛くなったあと緑の葉っぱを食べたらおなかの具合もすっかり良くなったという、野菜を食べるといいんだよ、ということも訴えており、短いながらも奥深い話になっている。

 半年ほど前に、お孫ちゃんがわが家に遊びに来たときに、廊下に飾ってある絵を指さし、つたない言葉で「あ お む し」と言った。
 「えっ?」と私がその絵を見ると、なんとそれは「はらぺこあおむし」のものだった。

HarapekoPoster

 いつも目にしているのに、まったく「はらぺこあおむし」という認識が私にはなかった。なんてこったい……。それにしても、この絵はいつどこで買ったのだろう?妻が一人で買って来たってことは考えられないから、一緒にいるときに買ったのだろう。けど、記憶にない。

 さて、今年はダイコンを植えていないし、アオムシが好むアブラナ科の野菜はルッコラとコマツナを収穫したあとの今はブロッコリーだけだ。

 で、ブロッコリーは葉が食べられても食用にする花蕾まではアオムシに食べられないだろうし(だったらダイコンだってそうじゃないか!)、どっちにしろ収穫のピークは過ぎた。ということで、もしアオムシを発見したとしても、温かい目で見守ることにした。

 葉を見ると、いた。アオムシが。でも2匹だけだ。

Aomushi20230716

 5日後。
 ちっぽけなアオムシは、少し大きくなった。

Aomushi20230721a

Aomushi20230721b

 ところが、その数日後に観察しに行くと、アオムシの姿はなかった。
 葉の穴も広がっていないし、糞も見当たらない。
 誰かに連れ去れたのだろうか?
 ブロッコリーの葉は見るからに硬そうなので、おいしいものを求めてどこかに行ってしまったのだろうか?
 今年の夏は仲よく付き合おうと思ったのに、いまのわが家の家庭菜園には、アオムシはいない。

 ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)の練習曲変ト長調Op.25-9蝶々(Butterflies)」を。
 「12の練習曲(12 Etudes)」Op.25(1832-36)の第9曲。

ChopnEtudesGav

直接アタックしないで、下から攻めてみよう♪シューベルト/鳩の便り

  隣の家にドリフト(漂流)したら困るので……
 毎年、庭の桃色夏椿(モモイロナツツバキ)が、カイガラムシの被害に遭い、その排泄物で黒すす病が発生することは、これまた毎年このブログで嘆いているところである。
 もちろん、今年も葉はすすけ、虫体らしきものも見られ、アリが幹を上へ下へとせわしく行き来している。

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 こうなる前に、つまり春先に農薬を散布すればいいのだが、江別は6月の中旬まで風が強い日が多く、なかなか農薬散布に適した日が少ない。そしてまた近年では、(私も若いころはけっこう平気にやっていたが)2メートルを超える木に薬を散布するという行為が、近所のことを考えるとうしろめたいというか、なるべく避けるべきだと思うようになってきている。バラにハンディタイプのスプレー(霧吹き)で薬をかけるのとは違うのだ。
 こうして重い腰を上げないうちに、ナツツバキはカイガラムシ天国となってしまう。

 もっと樹高を切り詰めて管理しやすくするという選択肢もあるが、もうあんなことはないと思うが、もしかするとまたポーポーちゃんが来るかもしれないと思うと、ある程度は葉を繁らせておきたい。

 で、今回私が決めたカイガラムシ退治の方法は、オルトラン粒剤をまくというもの。
 ダメモトではある。というのも、2メートル以上の高さまで根から吸収された薬の有効成分が樹液の中で上がっていく可能性は高くないからだ。

20230707Ortran

 カイガラムシと厚い友情で結ばれているアリたちを退治することも忘れてはならない。
 これで様子見である。

 なお、オルトラン粒剤はバラの株もとにもまいた。
 こちらの方はアブラムシにかなり有効だと考えている(そういえば、むかしは私もバラにはオルトラン粒剤をずいぶん使ったものだ。なぜ、ここ数年はやめていたのだろう?)。

 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の「鳩の使い(Die Taubenpost)」D.965A。
 14曲からなる歌曲集「白鳥の歌(Schwanengesang)」D.957(1828)の第14曲。
 当初は第1~13曲が出版される予定だったため、第14曲には別のD.番号(ドイッチュ編の作品目録番号)が付けられている。

SchubertSchwanengesang

二重保温作戦でバジルを救え!♪伊福部昭/わんぱく王子の大蛇退治

  寒空の下、カッコウが鳴く
 今週の日曜日(←先週の、と言うべきなのだろうか?)と月曜日は寒かった。
 月曜の仕事帰り、駅から自宅まで歩いているときなんか、手がすっかり冷たくなって、手袋を持っていないのを恨めしく思ったほどだ。

 でも、そんな寒いなか、私は今年初めてのカッコウの鳴き声を耳にした。
 ようやく江別にも春(初夏?)が来た。
 それにしても予期せずに突然耳にしてもかっこうの鳴き声ってすてきだ。

 この寒さのせいだろう。庭に植えたバジルが元気ない。

 もちろんビニールで囲っているが、地際のすき間からの風が体にこたえたのだろうか?

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 2リットルのペットボトルの底を切り取り、バジルにかぶせてみた。
 簡易温室だ。
 これで元気を取り戻してくれることを願っている。

20230523Basil2

 つるなしいんげんも発芽してきた。

20230523Ingen

 お孫ちゃんが侵入して畝の一部を踏んだ小松菜はまだ芽が出てこない。

 オオデマリの葉が穴だらけになっているのに気づき、近くで見てみると、黒っぽいネトネトした感じのウジのような虫が多数(写真には数匹しか写っていないが、大量発生だ)。これは即刻退治しなければならない。
 なんという害虫かわからなかったので、とりあえずマラソン乳剤をかけておいた。全滅してくれると良いのだが……

20230523Gaicyu

 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の交響組曲「わんぱく王子の大蛇退治」(1963/2003)を。

IfukubeOrochi

My Gardenに春が、My Homeに孫が来た♪WAM/すみれ

  『冬服』の脱衣開始
 このあいだの土曜日。
 まだ庭の中央部分には雪が残っているが、それ以外の場所の雪がすっかりなくなったところに植えてあるバラたちの冬囲いのネットを外した。

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 今回冬囲いを外した株たちを見る限りでは、ノネズミの食害はなかった。ほっとした。

 ただ、枕木2本を株の両側に挟むように置き、さらにその上に屋根のように枕木を置いたところには、何やらノネズミの巣らしきものがあった。
 ここも食害はなかったが、このように雪が入りこまない空間を作ることは危険であることが判明した。巣の材料は枯葉やロープを綿状にしたものだ。

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 また、この日は今シーズン最初の開花がわが家の庭で見られた。

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20230325Bloom3

20230325Bloom2

 午後になって、息子夫婦がお孫ちゃんを連れて遊びに来た。
 お孫ちゃんをつれて江別蔦屋書店に行き、妻が新幹線の本と帽子をお孫ちゃんに買ってあげ、そのあとお孫ちゃんは「食の棟」の「さすらいの喫茶店」でリンゴジュースを飲んだ(私はアイスコーヒー、妻はプリン)。
 フードコートは気兼ねなく使えて良い。

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20230325Tsutaya2

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の歌曲「すみれ(Das Veilchen)」K.476(1785)を。

 廃盤 ↓

Spohr Guiter

 









冬の準備完了@My garden♪ベルリオーズ/ばらの精

  3本から1本へ転換
 先週の某日、意を決して冬囲いを行なった。

 これがビフォー。

20221106Before


 そしてこれがアフター。

20221107After

 以前はバラ一株につき支柱3本を使い、三角錐状にネットで囲っていたが、春になるとけっこう支柱が折れたりしていることが多かった。
 そこで上からの雪の重さを軽減すべく、去年あたりからいくつか実験的に1本柱で海苔巻きのようにネットで巻き巻きしてみた。
 どうやらこれでも大丈夫そうだ。そのかわり、巻きやすいように広がった枝は剪定、高さもけっこう切り詰める。今年はほぼ全株を、1本巻き囲いにした。

 あとは昨シーズンのようにノネズミに樹皮を食われないことを祈るだけだ。
 そしてまた、雪の少ない冬でありますように……

 加えて、今日は本館の記事もアップしたので、迷い込む人がいますように!

 ベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「ばらの精(Le spectre de la rose)」。
 6曲からなる歌曲「夏の夜(Les nuits d'ete)」Op.7,H.81(1840-41)の第2曲。

Berlioz14bBou

 この季節に「夏の夜」、、、ごめん。

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