今月は発売初日に購入
週が明けた月曜日。
やれやれ、この日から7月だ。もう、今年も後半の部に突入してしまった。あと4カ月もすると冬ごもりの準備をしなきゃならなくなる。
そんなことを考えながら冷蔵庫の扉を開け、おかずがのった皿を取り出し扉を閉めようとしたら、ドアポケットに入っていたマヨネーズの容器が傾いてドアとの間にはさまってドアをはじき返し大きく開いてしまったので、皿を近くに置いてマヨネーズを立て直そうとしたら、目測を誤り置いたはずの皿は床へ。そしてガチャーン。やれやれ、朝から掃除。微細なかけらによる口内のけがの危険があるため、そのおかずも失うことに。もいちど、やれやれ。
ただ、この日の朝の唯一の救いは、家から江別駅に行き『マイ列車』に乗りこむまで雨に降られなかったということだ。その時間、札幌では傘をささなければならにほど降っていたらしい(写真と記事の内容はまったくもって無関係である)。
でも、電車-この日は721系だった-で私の隣に座った若い女性が、森林公園駅あたりから断続的にゲロゴボヒョンゲロゴボヒョンと、いますぐに龍角散ダイレクト(むかしなら「クララ」)を飲んでいただきたいと思わざるを得ない、おっさんのような咳をしていたのがけっこう気になった(こちらはマスク着用。その人はノーマスク)。
札幌駅に着き西改札口を出ると、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。
あまり迷うことなく、この日から登場した「今月のおすすめ弁当(文月)」を購入した(この日の日替り弁当 A は「カルビ焼肉」で、「文月」に私は軍配を上げたわけだ)。
昼になって、窓の外で強風によって大きく揺れまくっている街路樹や、横殴りに暴れている雨を眺めながら、メインのヒレカツや準主役のトキシラズの照焼きなどを食べた。あいかわらず500円にしてはすばらしいできばえの弁当だが、私としては定番の「幕の内弁当」に軍配を上げたい(かすかではあるが、照焼きの『魚臭さ』が私にとってはマイナスポイント)。
地下鉄南北線さっぽろ駅南側改札前に『弁当店』が
火曜日。
この日は午前中に歯科医院へ。3カ月に一度の定期健診。
歯科医院に向かう途中、上の小見出しの場所に、弁当店がひっそりと開店の日を待っているのを発見した。私の勤める会社からは、わざわざ弁当を買うためだけにここまで来るほどの近さではないが、どんな弁当を売るのかちょっぴり楽しみだ(店の名前からして、温かい弁当を販売してくれるのだろう)。
糸が曲がってしまい通すのはかなり難しい作業
歯科医院では、部分入れ歯の調子は絶好調だが、あいかわらず朝起きると口にたまった唾液に血が混じっていることを訴えた。
あらためて診てもらうと、3本がつながったブリッジの真ん中の歯に接する歯ぐきがいちばん出血しやすくなっていることがわかった。その真ん中の歯は、両側の歯(冠)につながっていて、その下は歯ぐきに接しているだけ(だからこそ『ブリッジ』なわけだが)。そのすき間に汚れがたまり出血しやすくなっているらしい。だが、両側がつながっているということは、歯と歯の間にすき間がないわけで、通常の歯間ブラシは入れられない。
ということで、特殊なデンタルフロスを使うことになった。
これは先端がやや硬くなっている(青色の部分)。それをつながっているところよりも歯ぐき側の小さな隙間(穴)から裏側に通し、通ったらフロスの中間部のやや厚手の軟らかいところを使って真ん中の歯が歯ぐきと接しているすき間(といっても圧着しているはずだ)を行き来させて掃除するのだ。そして、『悪い血』を出してしまうのである。
衛生士さんの指導のもと練習したが、なかなか通すのが大変だった(それにしても、すごい出血量だった。食後すぐのドラキュラのように口が血みどろの、しかも何度やっても糸通しに失敗する私に、嫌な顔ひとつせずに指導してくださった衛生士さんにはただただ頭が下がる思いだ)。
翌日、自宅でやったときには通すのに30分以上かかってしまった。コツをつかむまでが大変だ。でも、がんばって悪い血を出し切り、健康な歯ぐきに戻す意気込みだ。
この日の夕方、用事があって東急百貨店に行ったのだが、私が歯科医院で買ったこのフロスは「HANDS」でも売っていた。100本入りで1,500円くらいだった。
歯科医院の帰りに東急百貨店の地下に寄り(つまりこの日は昼と夕方の2回、東急百貨店に行ったことになる)、「魚一心惣菜亭」を覗いたが、あの西京焼きの弁当は並んでおらず、気持ちを切り替えてコスパ抜群の「玉藤」の「特製弁当」を買った。ヒレカツやメンチカツがおいしいのは専門店だから当たり前なのだが、ちょっと濃い目の味つけのザンギも実においしい。
J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「マタイ受難曲(Matthaus-Passion)」BWV.244(1727以前)。
ここで書いているように、ハスラー(Hans Leo Hassler 1564洗礼-1612 ドイツ)の受難コラール「血潮したたる主の御頭(O Haupt voll Blut und Wunden)」を中心主題とする。