新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

変奏曲

2024(令和6)年を振り返る(2)

 昨日の記事に引き続き、年の後半を振り返ることにする。

  7月
 9月が車検月のレガシィ B4。
 車検を受けて2年後に買い替えかなと思い、一応最近の中古車の価格動向を知っておこうと SUBARU に見に行って、そこでインプレッサ・スポーツを買うことにしてしまった。

  8月
 7 or 8年ぶりに次男が帰省した。

 初めてコストコに行ってみた
 夫婦2人暮らしなら特に買うものはないなというのが私の感想。

 インプレッサが納車された。
 アイドリングストップになじめない私。最近は運転する前にアイドリングストップを OFF にすることが多い。ネット情報によると、近年、バッテリーに優しくないアイドリングストップ機能を装着しない車種が増えてきているらしい。

  9月
 au のホームゲートウェイの無線LAN機能を利用する料金が値上げ。そして、これまではスマートバリューの割引きで相殺されてゼロ円だったものが、月に330円かかるようになるため、無線 LAN 機能の利用を停止(解約)。再び自前で無線 LAN ルーターを購入した。

 20年数年ぶりに札幌市青少年科学館に行った
 私独りで、ではない。お孫ちゃんたちとだ。
 青少年でない上に札幌市民でもない私も、無事入館させてもらえた。

  10月
 ブルーレイディスクレコーダーが壊れたことが発端となって、新しいブルーレイディスクレコーダーのみならず、新しいテレビとテレビスタンドを買った。

  11月
 スマホを買い替えた
 もう「au スマートバリュー」が適用されている恩恵(上記9月の出来事のこと)がなくなり、これを続ける意味もなくなった。そこで、賢い節約術のため、キャリアも au からソフトバンクに替えた。

 11月、November、Novembre、霜月だというのに、こんな時期に(おそらく)蜂に刺された。
 私の体について外から入ってきたのかどうかわからないが、手が腫れ始めた日の夕方に帰宅すると、2階の寝室に1匹のハチが飛んでいるのを発見。その場で近くにあった「北海道時刻表」で床に叩きつけた。この状況から、手の腫れはハチに刺されたとしか思えない(そのハチの写真を撮るのを忘れたのは失態だった。憎しみのあまり冷静さを失っていたのだ)。手の痛みはまだ『少し』以上『それなり』未満に残っている。

 マイナンバーカードの更新のため、市役所を訪れた。
 運転免許の更新のように、5年ごとに市役所に行かなければならないとは、もっと歳をとったらけっこうめんどうなことだ。運転免許証なら歳でよぼよぼになって返戻すれば、もう行かなくて済むのに。

 「年金請求書」が届いた
 年金生活が現実味を帯びてきた。

  12月
 札幌東急百貨店地下の「天一」が1月末をもって退店するということを知り、自分へのクリスマスプレゼントとして25日に最上位の天丼弁当「松」を初めて買って食べてみた。またの名を「特製天丼」である。1,425円。
 たまたまこの日の店員さんの気分で、ではなく、『特製』ゆえなのだろう。容器が違う。「」は白い容器でふたは透明だが、「特製」は全体が品格のある黒だ。そしてまた、「竹」はポリ袋に入れて渡されるが、「特製」は紙袋に入れて渡された(手提げ袋ではない)。さらには「特製」にはお手拭きまでついていた。


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 載っている天ぷらは、ピーマン、なす、海老2本、いか、きす、だ。
 ふだん買っている「竹」(972円)はさつもいもが載っていて、いも天が苦手な私はそれを同じ価格のナスに替えてもらっている。そのため『私の竹』は、いつもピーマン、なす、海老2本、いか、だ。

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 ということは、『私の竹』と「特製」との差は、きすの天ぷらがあるかないかだけってことになる。
 きすの天ぷらだけで453円アップということは、いくら容器や包装が違っていてお手拭きもついているからといっても、価格差がありすぎる。

 たぶん、「竹」とは海老の大きさとか、天ぷらのアイテム数以外の素材の高級化がなされているのだろう。食べていて私には違いはわからなかったけど。でも、「竹」のときより満足感が大きかった気はする。

♪ 今日の一曲 ♪
 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「青少年のための管弦楽入門-パーセルの主題による変奏曲とフーガ(The young person's guide to the orchestra - Variations and fugue on a theme of Henry Purcell)」Op.34(1945)。

BrittenStern


効果が5倍になると言われても……♪WAM/12の変奏曲K.500

  にわかに忙しくなった先週末
 一週間前の木曜日は、私にとっては定番となっている札幌駅立売商会の「幕の内弁当」を、朝のうちに札幌駅西改札前の弁菜亭のワゴンで購入。

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 昼になって、おいしくいただいた。

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 翌15日は在宅ワークの日だったが、昼前にプライベートで重要な『案件』が、予定よりも早く起こった。そのため、急きょ午後から休みをもらった。
 そして、この日の午後から日曜日にかけてばたばたとして過ごした。その件については、あらためてご報告したいと思っている。

 なお、その15日にはこんなメールが届いた。

20240315Spam

 500% アップとはすごい!5倍ってことだ。
 でも、〇〇力も◇◇力もともに0% の私にとっては、500%アップしたとしても、0% × 500% =0% ってことなので、効果はないってことだ。だから、もうメールはよこさないでください。

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「アレグレットによる12の変奏曲(Variationen uber ein Allegretto)」変ロ長調K.500(1786)。

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長く押したんです。がまんできなかったんですもの♪エルガー/エニグマ

  ウイルスセキュリティソフトに振り回された夜
 おとといの夜。
 仕事から家に帰って来てパソコンを起ち上げると(←もうこういう表現はしない時代になってしまっているのだろうか?)、画面の右下に見たことのないメッセージが表示された。
 インストールしているソースネクストのウイルスソフト「スーパーセキュリティ」をアップデートしますか?という内容だった。

 長年スーパーセキュリティを使っているが、こんなメッセージが現われたことがある記憶がない。でも、何気なく「はい」をクリックした。
 クリックしたあと「進行状況」ってところをクリックすると、すでに80数%になっていて、そのすぐあとに完了。再起動してくださいというので再起動したら、ほれ、皆さんもきっと何度も目にしたことがある画面に。

20231115PC

 ところが、これがいつまでたっても終わらない。
 早くハイボールが飲みたいのに……

 ずっと待ったがこれは無限ループに陥っているに違いないと、禁断の電源ボタン長押しの強制終了をしてしまった。

 再びパソコンを起動。
 幸いにして、何のエラーも脅迫メッセージも出ずにふつうどおりのデスクトップの画面に。
 でも気持ち悪いので、システムの復元を試みることにした。
 アップデートをする直前らしき時刻の復元ポイントがあったので復元を実行。

 しかし、しばらくすると「復元できません」のメッセージ。それによるとウイルスセキュリティソフトが邪魔している可能性があるという。
 やれやれ、今夜はウイルスセキュリティソフトに振り回されるわいと思いながら、ソフトを停止して、もう一度復元作業を実行。

 ところがやっぱり同じメッセージが出て、復元作業は頓挫。いったんセキュリティソフトをアンインストールして再試行しようかとも思ったが「めんどうくさい」という重要な理由からやめることに。

 ということでで、復元をあきらめることにした(その後、あらためて Windows の設定からシステムの復元の画面に行ってみると、こんどは『システムの復元前に戻す』という項目が表示され、その時刻はまさに頓挫した時刻だったが、もうこれ以上余計なことをして自らを追い込むのはやめようと、見て見ぬふりをした)。
 まあ、気持ちはかなりスッキリしないが、いまこのように問題なく使えているので、あれはなかったことにしようと気持ちを切り替えた。

 それからというもの、私の頭の中で、エルガー(Edward Elgar 1857-1934 イギリス)のエニグマ変奏曲Op.36(1898-99)がしょっちゅう響きわたっている。

 この曲、自分が思っている以上に、私は好きなのかもしれない。

EigarEnigmaSinopoli

下りられる階段や閉ざされた入口♪ブラームス/ハイドン・バリエーション

  一時閉鎖だが、それはとっても長い「一時」
 昨日の記事の続きである。

 札幌駅バスターミナルの今の様子や、その地下の様子をとにかくカシャカシャと撮ってきた。

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 このあと私は、地下から東急百貨店に向かったのであった。……続く

 なんとなくだけど、今日はブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)の「ハイドンの主題による変奏曲(Variationen uber ein Thema von Joseph Haydn)」Op.56a(1873)を。

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有楽ビルのは札幌2号店?♪松平頼則/主題と変奏

  札幌駅で会ーいーませんかぁ~
 弘栄堂書店の閉店についてここここで書いたが、その件で氷山さんとメールをやり取りをしているなか、弘栄堂閉店の記事に書いてあったオーロラタウンの紀伊國屋が閉店するという話になり、さらにむかしはその近くの「有楽ビル」に紀伊國屋がありましたよねぇと、「主題と変奏」のように話が広がった。

 有楽ビル(現在の桂和大通ビル50)の紀伊國屋には私もよく行ったものだ。
 こんなにいろんな本がそろっているなんて、と驚いたものだ。
 同世代ではないものの、氷山さんもここの紀伊國屋書店にはけっこう通っていたらしい。

 私は高校生のとき春から秋にかけては自転車で通学していたのだが(札幌の東西を横断!)、天気が悪いときや冬場はバスセンター発着のバスを利用していたので、帰りにバスセンターに近い紀伊國屋に寄ることが多かったのだ。
 そしてまた、土曜日は有楽ビルの地下にあるラーメン屋「太郎」でラーメンかソース焼きそばを食べたり、「太郎」の隣のスパゲティ屋の「ジロー」でミートソースを食べたりした。

 書店の閉店が続いているという記事は、8月2日の北海道新聞にも載った。

20220802Doshin

 その記事で初めて知ったのだが、オーロラタウンの店が紀伊國屋としては札幌1号店だったということ。私はてっきり有楽ビルの方が先だと思っていた。

 弘栄堂書店の話に戻るが、これはけっこう前のブックカバー。

koeido2b

 なぜけっこう前かというと、「札幌駅名店街」という記述があるから。
 それにしても「エスタ店」って私は記憶にない。エスタ1番街ということは、現在「コクミン」や「ザ・どん」がある界隈なはずだが、本屋があっただろうか?

 閉店といえば、さらに衝撃的な事実が。

TowerPivotClose

 ただ、こちらは閉店といっても、移転して札幌パルコ本館に9月16日にオープンする。
 ピヴォ自体が2023年5月末で閉館するので、一足先に引っ越しするのだろう。

Matsudaira 松平頼則(Matsudaira,Yoritsune 1907-2001 東京)のピアノと管弦楽のための主題と変奏(Theme and Variations for Piano and Orchestra。1951)を。

 越天楽による主題と6つの変奏曲からなる。










衣をまとった鶏肉の下にはソース焼きそばも♪レーガー/モーツァルトVar.

  値上げのお詫びにパプリカを
 3連休も瞬足で私の前を、中を、後ろを通り過ぎて行ってしまった。
 悲しいので先週にさかのぼった話をしよう。

 先週の月曜日は、弁菜亭(札幌駅立売商会)の「知床とりめし」を食べた。
 前回もそうだったが、このごろは以前と違って、朝に私が札幌駅に到着する時間にすでに入荷しているのがうれしい。
 いまのところ価格も900円と据え置かれているのもうれしい。

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 この日はとりめしのなかに入っている鶏肉もいつもより多かったような気がした。

 火曜日は外勤帰りに東急百貨店の地下の「魚一心惣菜亭」で、「鶏西京焼&豚西京焼弁当」を久しぶりに買った。自分で言うのもなんだが、大絶賛したわりには、この弁当を買うのはまだ2回目。
 前回買ったのはまだ雪深かった2月のこと。その後の世の中の大きな変化に伴い、価格は627円から734円(734.4円の端数を切り捨て)と大幅値上げ。
 ただし、弁当の内容はより充実して、以前はなかったブロッコリーとパプリカが盛り込まれた(美しい盛り付けだ)。たまたまなのかもしれないが、シメジの量も前回よりも多い。なお、漬物は紅ショウガに変わっていた。

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 もちろん味は満足ゆくもの。おししい。
 なお、『白抜き』だった一文字は通常印刷になっていた。

 水曜日。
 この日も鶏。
 しかも911kcalという、恐るべき「まんぷく!炒飯&油淋鶏」弁当。
 この日の私はよっぽど体調がよかったのだろう。意欲も食欲もみなぎっていたのだろう。情欲もみなぎって欲しいものだ。

 なぜこの弁当を買ってしまったのか?
 実は前日の夜に「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」で「味のイサム」のチャーハンの映像を観てすっかりモードはチャーハンになってしまったのだった。

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 そして、完食してごめんなさい、私の主治医さま

 大食漢だったレーガー(Max Reger 1873-1916 ドイツ)の「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(Variationen und Fuge uber ein Thema von Mozart)」Op.132(1914)を。

 廃盤 ↓

HinWeber











「牛乳」と呼んではいけない♪WAM/ママの変奏曲

  それらは「乳飲料」
 先日の午後、突然『いちご牛乳』が飲みたくなった。
 職場でだ。

 いや存じている。牛乳ではないものを牛乳と呼んではいけないことを。
 だからむかしのおおらかな時代とは異なり、『いちご牛乳』は『いちご・オ・レ』みたいな名前で売られている(のを見たことがあるような気がする)。同じ理由から『フルーツ牛乳』も『コーヒー牛乳』もこの世の中から名称が消えた。

 とにかく私は近くのセブンイレブンに行った。
 けど旧姓『いちご牛乳』に匹敵する商品はなかった。

 けど、私の興味をそそるドリンクがあった。
 「飲むMilky」である。
 子供のころ、ミルキーは大好物だった。ふつうの玉状のミルキーはもちろんだが、それより硬めの棒状のミルキーをよく食べたものだ。

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 で、このドリンクだが、想像以上に甘かった。
 でも甘くなかったらミルキーじゃない。なんてたって「ミルキーはママの味」なんだから。
 だから看板に偽りなしの、ミルキーを忠実に再現した完成度の高いドリンクなのだった。
 
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「『ああ、ママに言うわ』による12の変奏曲(Variationen uber ein franzosisches Lied 'Ah, vous dirai-je, maman')」ハ長調K.265(K6.300e)(1781-82)。「きらきら星変奏曲」と呼ばれている作品である。

MozartMaman ← 廃盤!












スシィのはずが楽にしたせいでテンプゥーラに……♪ゴットシャルク/ポルトガル変奏曲

  同じ和食でも、あっさりから重厚への急転回
 3カ月に一度の歯科の定期検診に行ってきた。

 予約時間は10:30だ。なぜこの時刻にしたかというと、社に戻る途中にデパ地下に寄り道して昼食の弁当をゲットするためだ。過酷な歯科診療に耐えたことへのご褒美だ。ちょっぴりリッチな弁当にしたいと思うことに、罪はないだろう。

 この日の昼食は、『穴子の押し寿司』にしようと私は決意した。

 実は私は穴子の押し寿司が好物なのだ(思い出深くもある)。そのことを思い出してしまったのだ。
 ただ、高価な割には食べていて満足感がない(味の変化もない)。ちょっと物足りない感じがする。しかし、先日の改善されていない中性脂肪の値のことを思えば、野菜はゼロだが、穴子の押し寿司は今の私に向いているような気もした。なんて立って、魚であり、酢の物だから。

 さて、歯科医院での先生の見立てによると、入れ歯の状態に問題なし。

 そのあとの歯ぐきのクリーニングも、担当する衛生士さんがこまめに「楽にしてください」と言ってくれたので、今回はまったくオエッとならなかった。「楽にしてください」と言われて口を閉じると、バキュームの吸引力から逃れてのどの方にたまった唾液を飲み込むことができる。そうすると、まさに楽になるのである。

 会計を済ませ、私は自身の足をデパ地下へと向かわせた。というのも、他人の足を向かわせるのは無理、もしくは犯罪となるからだ。

 東急百貨店の地下で私は穴子の押し寿司を『見た』。

 が、手に取らなかった。

 というのも、無事に歯科治療が終わったとたんに、猛烈な空腹感に襲われたからだ。穴子くんなら物足りないこと間違いない、って状況になったのだ。

 そんなわけで血液には優しくないに違いないが、天丼の「竹」にした(価格はこちらの方が穴子の押し寿司より安い)。

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 サツマイモをナスに替えてもらったのは言うまでもない。

GottschalkSym 天ぷらの語源はポルトガル語だということに敬意を表し(?)、ゴットシャルク(Louis Moreau Gottschalk 1829-69 アメリカ)の「ポルトガル王ルイ1世賛歌による演奏会用変奏曲(Variations de concert sur l'hymne portugais du Roi Louis I)」RO.289(1869)を。
 ピアノと管弦楽のための作品である。






今年は Not Go To Travel♪WAM/K.455

201810Muso  十勝を味わえないのなら……
 例年9月の末か10月の半ばぐらいまでの間で、妻と帯広を中心とした十勝地方に旅行に行っている。
 おととしは2泊したが(そのとき行った店の1つが「無双」)、去年はコロナのことも勘案し1泊にした。

 今年も行こうと思っていたが、コロナの感染拡大が収まらず、そんなご時世に移動するなんて、とほとんど断念状態。

 今月末で緊急事態宣言が解除されるようだが、そしてそうなると飲食の制限もずっと緩和されるのかもしれないが(いまの十勝がどのような制限下にあるのかは知らないが)、それでもいろいろなお祭りが中止になっているくらいだから、お店で楽しく会話しながら飲食できるような状況にはそうそうならないだろう。十勝に行ってゆったりと食事ができないのなら、楽しみ激減である。
 去年は『GoTo トラベル』を使って宿泊したが、今年はそういうのがない。ないということは、まだ動くなっていう無言の圧力がかかっているとも言える。札幌ナンバーの車は嫌がられるかもしれない。

 さらに(これも9月26日まで延長されたものが、ようやく解除されることになったが)、移動しにくいように休日の高速料金割引もずっと適用除外中になっていた(国土交通省からの依頼だそうだが、動きを止めるために割引をするなっていうのもどんなものかと思う。高速を利用するのはレジャーの旅行客だけじゃないのに)。もちろん、休日でなく平日に旅行に出かける可能性も高いのだが、どっちにしろ感覚的に、解除されたからといって、すぐに「さぁ、行くぞ!」って気にはならない。

 ってことで、今年は十勝巡りは中止。

MozartVariations2 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「グルックの歌劇『メッカの巡礼』の『われら愚かな民の思うは』による10の変奏曲(10 Variationen uber 'Unser dummer Pobel meint' aus der Oper 'Die Pilgrimme von Mecca' von Gluck)」ト長調K.455(1784)を。

 ← 事実上、廃盤。

 十勝といえば、masa さん、先週はメッセージを送っていただきありがとうございます!

 お元気そうで何よりです。
 またのお便り、お待ちしております!

原点回帰であらためて良さを知る♪レーガー/モーツァルトVar

HinWeber  年度初めは初心(?)に帰り……
 「バッハに帰れ」運動の作曲家といえばレーガー(Max Reger 1873-1916 ドイツ)である。

 ハロルド・C・ショーンバーグの「大作曲家の生涯」(亀井旭/玉木裕共訳:共同通信社 1978年)では、

 世紀末のドイツの作曲家で、前を向くよりは挑戦的に後ろを向いたのは「バッハに帰れ」運動の中心人物、マックス・レーガーだった。彼は一人きりで活動し、ドイツ以外の国では彼の音楽はほとんど知られなかった。現在ではドイツ国内でもあまり演奏されることはない。『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』とか『ヒラー変奏曲』といった作品でしかレーガーを知っていない、とみられる二十世紀の批評家の大半にとって、レーガーは怪物である-意味のないフーガを持つ膨大な曲を作った作曲家、というわけだ。

と書かれている。

 私もレーガーの曲で聴いたことがある作品は「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(Variationen und Fuge uber ein Thema von Mozart)」Op.132(1914)だけである。
 それも、ヒンデミットのウェーバー・バリエーションが聴きたくて買ったCDに一緒に収録されていたのだ。そうでなかったら、レーガーの作品を1曲も聴かないで今日に至っているかもしれない。

 それはそうと、年度初めとなる先週の木曜日は、ひっさびさに弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内弁当」を買って食べた。
 昨年の3月に出会ったこの弁当、ちょっと物足りないかなと近ごろは手にすることがなかった。
 しかし、原点に立ち返ってみたのだ(いったい何の原点だ?)。

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 しかしである。やっぱり食べるとワンコインでこれが食べられる幸福を感じざるを得ない。
 華々しさはない。実にベーシックだ。
 そして、本来のシューマイの味がしないシューマイや赤いウインナーなどのチープなおかずによって、「自分は駅弁とは違うんです」と背伸びをしていない態度が好ましい。

 あと100円プラスぐらいで、この幕の内の高級版なんかができると楽しいと思うのだが……

 そうそう、その札幌駅立売商会だが、コープさっぽろのグループ会社が全株式を取得したそうだ 。


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