新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は札幌の「宮川本店」の鰻重。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

北海道新聞

今月のおすすめがちらし寿司なのは、池田光政の命日が6月だから?

  ちらし寿司なのは池田光政にちなんで? 
 6月最初の平日となった――そしてこの日は出社日だったのだが――2日・月曜日。

 翌3日の北海道新聞によると、この日から札幌駅東改札前にあった札幌駅立売商会(弁菜亭)の店舗が閉鎖され(かつては隣にキヨスクもあった)、代わりに2台目となる駅弁自販機が設置されたそうだ。

 自販機の中の弁当って何℃くらいで管理されているのだろう?
 買ってすぐ食べたら冷たくておいしくないってことはないのだろうか?

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 そのこととはまったく関係なく、私はいつものように西改札前の弁菜亭ワゴン(臨時売店)に向かい、「今月のおすすめ弁当(水無月)」を買った。

 なぜ「日替り弁当 A」を買わなかったかというと、「日替り弁当 A 」の姿が見当たらなかった(ような気がした)のと、「水無月」にもメンチカツが入っていたからである。

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 ちらし寿司が特に好きなわけではないが、この日はちらし寿しも悪くないかなとも思った。すっぱいものを食べたくなるなんて、アタシどうかしたのかしら……
  
 ひじき煮や茄子、ニンジンやインゲンなど、体のことを考えてくれている内容となっている。ご飯の上の豆は2個。これをポンポンと置く専門の担当者がいるのだろうか?

 ところでなぜ今月はちらし寿司なんだろう?(去年もそうだった)

 調べてみると、備前岡山藩主の池田光政の命日が6月27日。この人は「一汁一菜令」を出したのだが、この倹約令が岡山のちらし寿司であるばら寿司が生まれるきっかけとなったのだそう。具を一緒にしちゃえば『一菜』だっていう屁理屈が成り立つから。

 そんなわけで、6月27日は「ちらし寿司の日」になっている。

 だから6月のおすすめ弁当はちらし寿司なのだ、きっと(「いえ、関係ありません」と言われないことを願う)。

 私の父方の祖父母は岡山県出身だったが、祖母の得意料理はちらし寿司(酢飯に具を混ぜ込む五目寿司(五目ちらし寿司))で、ときどき作っていた。岡山出身ということと関係あるのかどうかわからないが。

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  ハチ vs 車掌  
 翌火曜日も出社日。

 電車が苗穂駅に着いたとき車掌が「前から6両目の中ドアに蜂がいりため、その処理を行ないます」とアナウンス。数分後に運転再開。そりゃ、車内にハチがいるのはとても嫌だ。でも、どう退治したのだろう?外に追い出したのか、それとも叩き落としたのか……

 去年の11月にハチに刺された私だが、半年以上たつのに、いまだに刺されたところがときどきつる感じがして痛みが走る。やれやれ。

 弁菜亭の「日替り弁当 A」は豚生姜焼き。
 しかし、見た感じが蒸し焼き風に見えたので今回はパス。

 ファミリーマートに行って「ハンバーグ&豚焼肉弁当」を購入。ファミマのこの弁当を食べるのは2回目。 

 おいしいことに変わりはないが、最初に食べたときほどの喜びは感じなかった(学習効果?それとも適応?)。

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 巷ではこのところ、私が予想していた通り、スーパーの店頭に令和6年産の米が積まれ始めているようだが、コメに関し、この日の北海道新聞にはこんな訂正記事が。
 間違えることもあるよね、人間だもの。

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  ビーフじゃなくてポークだけど 
 4日も出社日。
 弁菜亭の「日替り弁当 A」は「酢鶏」。
 しかし、月曜日とは反対にすっぱいものを欲していなかったのでパス。
 というか、不思議なことに急にカレーが食べたくなったのでセブンイレブンで「道産ポーク使用 まんぷくポークカレー」を買って、昼に食べた。

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 前の日の午前中に出かけたときにたまたま道通ビル(北5西6)の前を通ったので、あの広告の店はここにあるはずとわざわざ地下1階に見に行ったのが、きっとカレー欲求の動機づけになったのだと思う(店は開店前)。

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  キツネよ、カラスにむかっていけ! 
 木曜日は久々の在宅勤務。

 朝、カラスの鳴き声がうるさいので窓から外を見ると、体格の良いカラスが卑屈な表情の毛がぼさぼさでビンボーったらしいキタキツネを空中から威嚇し追いかけていた。

 ヒトんちの前でやかましいことをするな!

 キタキツネは嫌いだが、カラスは嫌いどころか憎しみを抱いている私。
 ミニトマトやイチゴをつまみ食いしたら、ただじゃすまないからな。泣いちゃうからな!

 勤務日ではあるが在宅しているのでその機会を有効活用して、午前中は Noritz による石油給湯器の点検N 社との風除室の打合せ

 ノーリツによる点検結果については異常なしだったが、この話はまたあらためて。

 そのあと花びらが散る前にとオオデマリの花を摘んでゴミ袋へ。
 まだ木に花は残っているが、20リットルのゴミ袋がいっぱいになったので、この日の作業は中断。

 昼はラ王と小ライス。

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 午後はベートーヴェンのコンチェルトなんかをかけながら、のんびりと過ごした(仕事中だというのに)。

  3分の1の価格でこれなら文句は言えない
 そして、ようやく金曜日。

 朝、弁菜亭ワゴンに近寄ると、この日の「日替り弁当 A」は串カツだったのでゲット。

 ここで書いたように、この弁当、メインの串カツ以外のおかず群は『中華弁当』のようでいろいろな味を楽しめる。

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 なお、いつもはコンビニで買うことが多い味噌汁だが、先日スーパーで永谷園の「あさげ」の10食入り大袋を買った。税込みで321円。
 1食当たり32円と、セブンイレブンで一番安いフリーズドライみそ汁(『長ねぎ』など)の3分の1以下。

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 味も具の質と量もセブンの方が上だとは感じるが、値段との兼ね合いからするとこれで十分だ(って、気づくの遅い……)。ただし、これはフリーズドライではなく生みそタイプ。

 と、考えるとセブンと同じくらいの値段ながら、具も味もセブンに負けている(←個人的感想)アマノのみそ汁(フリーズドライ)はコスパが悪い。

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♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)のピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56(1803-04)。

TripleCon


訪日客には快適な快速でも、日本人客には情報提供頻度低下?

  台 or 代?
 ぜーんぜん乗らない気分で江別駅に向かった連休明けの水曜日。

 こういう日は、せめて新しい車両の電車――733系4000番台――がやって来ると1cm くらいは気分が盛り上がるのだが、残念ながら733系ではあるが4000番台ではなかった。

 その733系4000番台について、遅ればせながらって感じだが、5月3日付けの北海道新聞に記事が載っていた。

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 『速に液晶表示 訪日客適』

 はいはい、よく考えましたね。うんうん。よしよし。なでなで。

 どっちが正しいのかわからないが、私は『4000番台』と意地を張って書いたものの、新聞では『4000代』と表記されている(『番』無し)。いや『代』を使うのが正しいんでしょう。だって、新聞がそう書いているんですから。
 ↓ の写真は今年2月に撮影した4000だい。

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 新聞に載っているディスプレーの写真は、日本語・英語・中国語・韓国語が同時に表示されている画面のものだが、上のリンク記事に載せた画面の場合だと、各言語ごとに画面が切り替わることになるはずだ。

 となると、日本語表示の画面の表示時間が相対的に短くなり、わが国民に対しての親切度の低下を招いているって「X」で指摘している人たちがいるのも一理ある(首都圏や大阪の人)。

 私も、東京であまり利用したことのない路線の電車に乗ったときに、乗り換え情報が知りたくても中国語や韓国語の表示で日本語の画面がすぐに出てこず、ちょっぴりイライラしたことがある。
 「英語だけでいいじゃないか!中国語や韓国語は不要だ」とまでは言わないものの、日本語の画面の表示時間が外国語表示画面より長ければいいのに、とは思う。だって乗っている人は日本人の方がずっと多いんだから。

 4000番台も快速エアポートでの運行時以外は、日本語ファーストにすべきだ、ってJR北海道にめんどくさいことは言わないが、そんなことを夢見ている後期中年者もいるということは知っておいていただけないかしら。
 ま、JR 北海道の場合、地下鉄や首都圏の電車と違い駅間の距離が長いから、問題ないだろって反論されそうだけど。

 721系のクロスシートは座っている分にはロングシートより2倍以上快適だが、混雑した状況下で立ちんぼしていると悲惨。それに、もうかなり古くなってしまった。丸目ライトのフェースもすっかり年寄り顔だ。『景色を眺めやすい』って言っても窓は外がわからなくらい濁っているし。
 でも、クロスシート車両が減っていくのは、これまた悲しい。

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 (外国人にとって)快適なディスプレーの導入もけっこうだが、日本人も外国人も快適になれる透明度を保つ窓を開発してほしい。いや、開発するまでもなく、確か特急車両は窓は濁ってないから、同じのを採用してくれればよい。

 そうそう、もう最近は1083列車は走っていない。
 もう本州へ運ぶタマネギがないのだろう。だから帰り便である1083列車も運行をやめたようだ。

 さて、休み明け初日の昼は札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A(タンドリーチキン)」。
 この日は『カレー風味』のおかずもアリかなと思えたのだ。もちろん、朝のうちに買って会社に向かった。

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 昼。
 タンドリーなチキンをフレンドリーな気持ちで口に入れると、思ったとおりこの日の私の舌にはカレー味もアリだった。

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 木曜日に通勤で乗った車両がたまたま733系の4000番台だった(別段気分は盛り上がらなかった)。
 ディスプレーの前に立って、確認のためにしばらく眺めていたが――周囲の客は不審に思ったに違いない――路線表示の画面については日本語と英語の2種類で、カンコク語やチューゴク語での画面は無いようだった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 M.ハイドン(Michael Haydn 1737-1806 オーストリア)のトランペット協奏曲第2番ハ長調P.34
 1760年代に作曲されたと考えられている。

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とても立派で良い心がけだが、奥さまとは噛み合っていない改革案

  朝からピリッと!
 こないだの土曜日の朝。

 私はうきうきした気分で目覚めた。
 というのも、その前々日に寄ったスーパー(ホクレンショップ)で、しばらくの間欠品していた丸大食品の「黒胡椒」を発見し購入。この日の朝食で、それをフライパンで焼いて食べようと決めていたからだ。なお、これを焼くときは油は引かない。脂が溶け出してくるからだ。

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 私はボロニアソーセージが大好きで、たまにこういうたぐいの商品を買うのだが、「黒胡椒」はボロニアソーセージの周りがブラックペッパーで覆われているもの。ボロニアソーセージ群のなかでも私が特に好きな商品。原材料は豚肉だけではなく鶏肉も使われているせいか、価格も割安な感じ。これを焼いて食べるとご飯のおかずにもお酒のお供にもばっちりなのである(いや、朝飲みはいたしません)。

 これと、塩昆布を混ぜた玉子焼きを作った。
 この玉子焼きを、そのあと妻が自分の弁当に詰めていた(この日は仕事)。
 認められた感があって、なんかうれしかった。

  奥さまでないが、私もGo!
 幸せな朝食のあとは、ブログの記事を少し書き、10時過ぎに妻に頼まれた買い物をしにスーパーへ(この日もホクレンショップ)。5日なので『奥様ニコニコ Go!Go!DAY』。
 「ホンコンやきそば」や「伊賀の天然水 強炭酸水」が税別55円。

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 ホンコンやきそばは4袋ストックがあるので買わなかったが、炭酸水は10本買うことにした(家に30本ほどストックがあるのに)。

 そして、妻に頼まれたダイコンにピーマン、豚モモ肉切り落とし、牛乳(よつ葉軽やかしぼり)をかごに入れる。
 さらに豚モモ肉うす切りも買った。今夜は『とんちり鍋』の予定なので、それに使う豚肉だ。本当は豚ロース肉うす切りにしたいところだが、ここは節約と衰えつつあるあごの筋肉を鍛えるためにモモ肉にした(妻のお買い物メモにも『モモ肉うす切り』という明確な指示があった)。

 おや?「菊水 味わいづくり札幌生ラーメン」が税別115円だって?
 いや、数日前に買ったばかりなのでやめておこう……

  この冬はノネズミの被害無し
 帰宅後は、その後さらに雪から解放されたバラ苗の冬囲いを3つほどはずし、先日の作業の続きでオオデマリの枝を剪定。そして雪の下から姿を現した落ち葉を拾う作業。
 この冬は、バラもそのほかの木も、ノネズミによる樹皮の被害(食害)が(いまのところ)まったく発見されていない。これで3シーズン連続で被害無しということになる。キタキツネのおかげなんだろうか?

 クロッカスもさらに開花株が増え、チオノドクサも花の青色が見えてきた。

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 「もうこの気温なら大丈夫だろう。だって、たまに雪が降る名古屋なんかでも一年中外に置いて育てている家もあるんだから」と、オリーブの鉢植えを外に出した。
 鉢底と地面(や台になるレンガなど)の間にゲジゲジやワラジムシが潜むことがないよう DAISO で買ったキッチン用品の金網を鉢の下に置いた。
 このあたりは、かつては近くに水田があった。そのときはウチの庭にもよくカエルが姿を見せてくれた。そのころはゲジゲジの姿を家の周りで見ることなどなかった。もちろんいまのようにたまに屋内にもゲジが侵入することなどなかった。きっとカエル君が捕食してくれていたんだと思う。
 その後、水田は麦畑などに転換された。カエルの姿はまったく見かけなくなった。そして、ゲジの姿をよく見かけるようになった。

 外に出した鉢植えはオリーブだけ。

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 サボテン類は、去年外に置いたら日焼けでひどい姿になり、バツっと切るはめになったので、今夏は部屋の中で育て続ける。せっかく新しい芽を出してきたんだもの。

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 鉢の横に置いてあるラブラドライトも春の日差しを受けて、心なしかいつもより強い光を放っている。んっ?タイガーアイが埃だらけだ。これじゃ金運が上がらないな。拭かなきゃ。

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  もやしを消費しなければならなくなったので……
 昼になったので、この日はそばを茹でてお餅も焼いて力そばにしようかと思いきや、冷蔵庫に2日前に期限が切れてしまいなんとなく顔色が悪くなりつつあるもやしを発見してしまったので、もやしを茹で、ラーメンも茹で、もやししょうゆラーメンに。
 蕎麦の気分だったのに……。でも、おいしかった。

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 今日麺をひと玉消費するのがわかっていれば、さっきスーパーでセール品になっていたラーメンを買ったのに……

 午後はカリンニコフやらチャイコフスキーといった西欧的ロシア音楽を聴きながらブログ書き。

  側面だけじゃなく中もよく洗ってね
 さて、夕食。
 『とんちり鍋』ときたら、ワタクシ MUUSAN が調理担当に立候補しないわけにはいかない。
 まずは昼にシャキッと茹で上げた、袋の中ではシャキッとしてなかったもやしの残りで、ナムル作りに初挑戦。うん、まずまずの出来栄え。

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 そして、ワタクシの(好物ゆえの)得意料理の『とんちり鍋』。
 この日もおいしくできましたとさ。

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 ところで料理といえば、先日北海道新聞の「読者の声」欄にこんな投稿が載った。

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 83歳の夫さん、すばらしい心がけである。

 が、待てよ。

 妻さんは "夕飯のアイデアが浮かばない"と言った。つまり、夕飯に何を作ろうかが思いつかなくて困っているのだ。
 でも、それに対して夫さんは "食後の後始末は私も手伝うよ" と食べた後のことを言っているのである。
 とらえようによっては『とにかく何か作れ!食べたあとは洗い物を手伝うから(←全面的に担当するとは言っていない)』と、喧嘩を売っているようにも聞こえる。

 夫さん、妻さんが何に困っているのかきちんと把握なさって、妻さんがちゃんと『解放』されるような方向で改革できることを、若輩者ながらご祈念申し上げます。

 文中のビーカーの話。
 実験に使うガラス器具の洗い方は、私も大学でしっかりと教えつけられた。
 ビーカーでも試験管でも、スライドガラスでも、水をはじいて水滴になるところがなくなるよう、つまり全面が水の膜で覆われるようになるまでよく洗い、そのあと自然乾燥すること、と。
 食器を直接すのこに置いて乾かすことと、ビーカーを自然乾燥させることの話を結びつけるところは、ちょっと強引だが。

 私もグラスを洗うときには水滴にならないように、水の膜でガラスが覆われるように心がけている。
 ただしクリスタルガラスなどのある程度材質の良いグラスでないとそうはならない。安いグラスはどんなに洗っても水の膜はできず、カーワックス顔負けに水滴を作り上げるだけだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky 1840-93 ロシア)のヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35(1878)。

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   タワレコ(広告) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 諏訪内晶子



彼も彼女も、頭の中も体の中も、ともに変化なし

  とんかつラーメン、わが食卓に初登場
 妻がトンカツを揚げたのである。
 「八雲」でかつどじそばのサンプルを見たからではない。妻が最初からその予定だったことに、実は私は気づいていた。なぜなら、冷蔵庫のチルド室に、ヒレカツにするのに適した豚肉が入っていたからである。

 そして翌日。
 ひな祭りのこの日は大安であり、私が住む地域一帯は『燃えるゴミ』の収集日だったわけだが、それはともかく、私のワークは『@在宅』だった。

 いつものごとく朝のうちにやるべきことをやり終え(ゴミをゴミステーションに出しに行くことや、私のやるべき少しばかりの業務)、そのあとはゆったりのんびりと音楽をかけながら、未来に投稿するブログ記事を書いた。ってたいそうな口ぶりだが、未来といっても2,3日先のことである。

 昼になった。
 「菊水」の麺とスープーこの組み合わせであるーでしょうゆラーメンを作った。
 そして前日の残りのヒレカツ2切れをトッピングした(つまり、最初の行の記述がここでがぜん意味を持つようになるのである)。

 「えーっ!ラーメンにとんかつぅ~?」って驚くことはない。

 蕎麦にかつとじを載せるのが許されるなら、『とじ』てはいないがラーメンにカツを載せても、バチが当たることはないだろう(いや、綴じたら(漢字ではこう書くらしい)ラーメンには合わないに違いない)。
 だいたいにして、江別の「らーめん しょう」のメニューには「とんかつラーメン」ではないか!私は食べたことがないが……
 それに、排骨麺(パーコー麺)という料理だってあるではないか!いや、少なくとも『とんかつラーメン』って、例えば『ギョーザカレー』よりははるかに一般的な存在のようだ。

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 と、能書きというか言い訳はともかく、とんかつラーメンを食べた。しかも、また餅まで載せた。江別らしくブロッコリーも載せた。コマツナも横たわらせた。「おまえまでもか!」と言いたくなるくらい、このところ価格高騰中の長ネギも多めに入れた。
 満足の一杯であった。10日後の病院での血液検査に影響を与えないことを祈る。

  昼に続き夜も『餅』系を摂取
 この日の夜は、妻が買ってきたこんなお菓子を食べた。
 夕方に MaxValu で買ったそうだが、もう残り2個になっていて、そのうち1個を買ったということだった。
 私が頭からかぶりついたのは『おだいり様』の方であることは、言うまでもない。

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 原材料表示に『生あん』と書いてあるが、頭にも胴体にも『あんこ』は入っていなかった。すべてがうっすらと甘いふつうの米粉だんご。
 どういうことだったのだろう?生あんとは餡子のことではなかったのだろうか。

  おめでたいことはないが赤飯
 3月4日。
 新たに雪が少し積もっていたので、5時前から軽く雪かき。
 江別駅のホームもこのようにまた雪で覆われた。

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 札幌駅に着き、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに行くと、陳列を始めたばかりのようで、幕の内弁当、ハンバーグ弁当、今月のおすすめ弁当の姿はあったが、肉系のおかずの弁当である「日替り弁当A」の姿はなかった。
 「もし日替りの A が、今日は鶏の山賊焼きだったらどうしよう。たいへんなチャンスロスになる」と思ったが、いつ並べ始めるかわからないのにそこでじっと待っているわけにもいかないので(並べる係の弁菜亭のおじさんは極めてマイペースで作業していた)、「今月のおすすめ弁当(弥生)」を選んで、売り子の女性に渡した。特に赤飯が好きなわけではないが、メンチカツが入っているところが私の好感を得て選ばれた格好だ。

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 どの料理(おかず)も、過去に弁菜亭の『非駅弁』弁当で食したことのあるものなのでむかしのクラスメイトに再会したって感じだ。
 それにしても、これだけ彩りよく、つまり多種類のおかずを入れてある弁当は、(またしても繰り返しになるが)コンビニ弁当ではまずお目にかかれない。

 クラスメイトといえば、先日の北海道新聞のおくやみ欄で知り合いの名前を見つけた。
 浦河に住んでいたときに、家も近所で、小学校1年生のときに同じクラスだった人の名で、喪主になっていた。実の父親が92歳で亡くなったのだ。浦河といえば、昨年も知っている名前を見かけた(亡くなったのは本人)。
 私が浦河に住んでいたのは1966年の秋から1971年の秋までの5年間。
 そんなむかしのことなのに、このようにいまだに名前に気づくとは不思議なものだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 シュニトケ(Alfred Garrievich Schnittke 1934-98 ロシア→ドイツ)の「イン・メモリアム(In memoriam)」(1978)。

InMemoriam

   タワレコ(広告) シュニトケ: イン・メモリアム、ヴィオラ協奏曲

 

鮭へのトラウマを消し去るために至宝の力を借りる

  再冷凍後再解凍したのでまったく傷んでいません
 鮭の切り身に関し、私がとても気の毒な経験をしたことを、昨日書いた

 しかし、この思いをずっと引きずることは、自分自身のためにも、さけ・ます類のためにも、さらには弁菜亭のためにも、決してプラスになるものではない。鮭の切り身(それも一切れの半分にも満たないサイズだ)で私と札幌駅立売商会との関係にひびが入るようなことがあってはならない。

 気を取り直すために、日曜日の朝、私は鮭の切り身を焼いた。

 いやいや、心配には及ばない。
 とっくに消費期限が過ぎているが、買って来てすぐに冷凍庫にしまいこんだ。業界筋からは再冷凍はお薦めしないと言われそうだが、どうしようとこっちの自由だ。
 それにしても、このところ飲食店での食中毒発生(ノロウイルス)のニュースをよく目にする。飲食店で、それもミシュランに載ったこともある店なんかで大当たりとなっちゃうと、客としてはもう防ぎようのないお手上げ状態ののゲロゲロピーってもんだ。気をつけようがないもの。まあ、ミシュランガイドも、「えっ、この店が?」っていうのが載ってることもあるけど。

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 このイオン(マックスバリュ)で売っている「天然紅鮭 至宝」は、なかなか味が良い。
 甘塩なので、私は焼く前にほんの少しだけ振り塩をする。

 で、十数分後。「グリルの調理が終了しました」とグリル嬢(本名:日立ラク旨グリル HT-M8STF)が美しい声で私に教えてくれた。

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 この日の朝刊を背景にしたのは、「トランプってひどい奴、でもゼレンスキーって人もどうなのかな」と思ったことを、私の記憶にとどめておきたかったから。ってわけではなく、この二人とは違い、やはり私と弁菜亭との関係に決裂はないということを象徴的に訴えたかったのだ。決裂した記事を載せたんじゃ説得力がないかもしれないけど。

 焼き上がった鮭の切り身からは、骨がその存在を自己主張することなく「ごめんね。食べるのに邪魔でしょ」という謙虚な姿勢が伝わってきた。
 私のほんの気持ちばかりの振り塩が功を奏し塩加減もばっちりで、鮭のうまみが最大限に引き出されている。口に入れると、口腔内で香ばしさがスカッシュのボールのように飛び跳ねまくった。

  意気込みも大切だが形だって大切
 ところで、阿部直美・阿部了の「おべんとうの時間(3)」(木楽舎:2015年)な中で紹介されている音威子府村の「砂澤ビッキ アトリエ3モア」名誉館長の河上實さん。

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 河上さんは、中学生のころから木材店をやっていた父親の手伝いで雪深い山に入って丸太運びを手伝ったが、そのときに食べる弁当は、その状況から握り飯以外考えられなかった。仕事師たちが持ってきて食べていたのは豪快なでっかい握り飯だったと語り、こう続けている。

 僕の握り飯は母親が作ってくれる普通のだったけど、どうやったら冷えずに食えるか必死に考えたなあ。塩引き鮭の周りのご飯は、味が浸みてて旨かった。あの強烈な思い出もあって、今もうちの(妻)に毎日おにぎりを作ってもらってるんです。

 わかる、わかるなぁ。
 いや、丸太運びの過酷さじゃなく、鮭の周りの味が浸みたご飯の味。
 あれ、おいしいけど、ちゃんと焼いた鮭じゃないとそんな味はしない。フレーク?まったくしない。
 ちょっと塩が強めの焼き鮭じゃないと。
 けど、たとえば弁当のご飯の上に切り身をボンッと載せたりすると(どーだ、鮭弁当だぞ!みたいな弁当にありがち)、一歩間違えると、味が浸みるのを通り越して魚臭くなっちゃって、そうなると私は苦手(鮭の焼き方ー例えば大量調理のための蒸し焼きーの問題もあるのだろうけど)。

 で、何を言いたいかというと、味が浸みるのもいいけど、焼きたての鮭で炊きたてのご飯を食べるのがいちばん、ってこと。

 今回、鮭が焼き上がったあと(焼き時間はクッキングヒーター任せ)、もうちょっと焼き目がついた方がいいかなと思い、2分間の追加焼きをした。そのせいで、ちょっとパサつき気味になってしまった。

 この先1年後に会社勤めの生活が終わったら、雌鶏(めんどり)並みに朝起きるのが早い私は(最近、雌鶏にも雄鶏にもお目にかかったことがないが、きっといまでも早起きの習慣は変わっていないのだろう)、毎朝ちゃんとしたー健康的なという意味でー朝ご飯の用意をし、よく噛み噛みして食べるようにしなければならないが、それに向けて、いまから中までちゃんと火が通っているけどジューシーな鮭の焼き方、適正な塩加減でだしの旨味が舌をうならせる美味なみそ汁の作り方、妻がバイト先に持って行く弁当に入れても恥ずかしくないと合格点を得られる玉子焼きの味つけと仕上げ方を習得しなければならない。

 ただ、こういう前向きな姿勢も大切だが、『形』も重要である。
 ということで、エプロンが欲しいと妻にお願いしているところだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第83番ト短調Hob.I-83めんどり(La poule)」(1785)。

 子どものころ、ニワトリを飼っていた。
 スーパーで買い物をした景品がひよこだったのだ。
 どうしてひよこだったのだろう?

Haydn82

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ピーク時282店舗 ⇒ 2月17日から2店舗

  そのうち社名も変わる?
 1月29日の北海道新聞に、 JR 新札幌駅のキヨスクが閉店するという記事が載っていた。

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 「じゃあ岩見沢の釜めしはもう新札幌では買えなくなるのか」とかいう話はともかくとして(って、私が買ったのは4年以上も前の話だし)、これで残るキヨスクは2店舗のみだって(kiosk の写真は「JR北海道フレッシュキヨスク」のホームページから転載。順に、新札幌駅、ラッチ東、ラッチ中。新札幌店の写真は、まだダイエーがあったときのものが使われている)。

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キヨスク札幌ラッチ東-scaled

キヨスク札幌ラッチ中-scaled

 小学生のころ、浦河に住んでいたときには、浦河駅にもキヨスクがあった(当時はキヨスクという名称ではなかったかもしれない。鉄道弘済会売店?)。そこのキヨスクで初めて「道内時刻表」を親に買ってもらったのだが、表紙は711系車両の写真だった。ということは、711系がデビューした1968年のことだったんだろう。
 浦河から札幌の祖父母の家に急行「えりも」に乗って一人旅で遊びに行くときは、ここのキヨスクでおみやげの「サラブレット煎餅」を買って持って行った(ような記憶がある)。

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(JTB 時刻表復刻版 1968年10月号)

 それにしても、kiosk は札幌駅改札内の2店だけになるのか。
 まあ、「JR北海道フレッシュキヨスク」は四季彩館やセブンイレブンの運営も行なっているわけだから、もうキヨスクにこだわる意味もないのだろう。そのうち社名も変わるかもしれない。

 私も久しく、かつてはよく利用していた「ラッチ中店」で買い物をしていないので、不義理を反省して、たまには弁当を買うとするか。でも混んでて買いづらいんだよなぁ、朝は。

♪ 今日の一曲 ♪
 サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「競馬(Les courses)」。
 ピアノ曲「スポーツと気晴らし(Sports et divertissements)」のなかの1曲。

SatieTakahashi



トイレではリフォーム作業中、キッチンではチャーハン調理中

  おじさんはいま仕事を始めたばかり
 先週の水曜日の朝は、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン自体はすでに定位置に置かれていたものの、おじさんが一人、「さて弁当を並べるとすっか」的状況。つまり情勢は『これから』ってことが横目で見てわかったのでスルー。

 ということで、会社に行く途中にファミリーマートに寄った。ファミマといえばこないだ「山ちゃん」の『山賊焼弁当』を買って食べたが、この日はチルド弁当の「肉汁じゅわっと 大きな鉄板焼ハンバーグ弁当」を買って、昼に職場にある電子レンジの中に置き500Wで4分30秒回転させて食べた。

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 嘘偽りなくじゅわっとジューシーなハンバーグでデミソースもおいしかったが、でもやっぱりどこかコンビニフレーバーを感じるものだった。いや、それが良いとか悪いとかではなく、示し合わせたようにそういうふうな味になるのが不思議といえば不思議だ。

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  決め手はピーマン?
 木曜日は在宅ワーク日。
 そしてまた、この日はトイレのリフォームで工務店の方々がわが家にやって来た。つまり、私としては仕事どころではないのだ。古い便器の取り外しや床材の張替え、新しい便器の取り付けなどの作業を興味をもって眺めさせていただいた。といっても、狭い空間なのでのぞき見状態。だから、あまりよく見えなかった。トイレの話については、また日をあらためてご報告する予定。

 この日の昼は炒飯を作った。
 チャーハンの素は使わず、鶏がらスープの素とオイスターソース、しょうゆで味つけ。弱火で卵を半熟状態までゆっくりと炒めたあとご飯を投入するのだが(ごはんは冷たいままだとダメ)、そのときにしっとり仕上がるように少量の酒を振りかける。そのあと、細かく刻んだ長ねぎ、ピーマン、粗びきウインナーを入れて炒める。
 これが出来上がりの図。

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 この日もおいしく出来上がった。
 少し取り分けておいたのを夕食時に妻が食べたが、「今日のはおいしい」とお褒めのお言葉をいただいた。

  ラッキョウと迷ったが結局福の神に
 金曜日の朝も札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンは開店前の準備中で購入できず。
 午前中に出かける用事があったので、久しぶりに「わくわく広場」に寄って「アジト」の「鶏五目ご飯」弁当を買った。

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 あいかわらずおいしかったが、この日はご飯の炊きあがりがちょっと硬めに感じた。

 そして土曜日。
 「もう20日以上雪かきしてない。こんなんでいいのだろうか」と思いながら、午前中のうちに散歩がてらスーパーに行って福神漬を買い(今宵はカレーライスだと妻から情報を得たので)、昼はこのときと同じ組み合わせ、つまり「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメンを作って食べた。

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 前にも書いたように、このスープも西山製麺のスープと同じく和弘食品で製造している。

 その和弘食品だが、1月6日の北海道新聞に広告を出していた。

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 すごいね!隠れた大企業だ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ケージ(John Cage 1912-92 アメリカ)の「4分33秒(4'33")」(1952)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第320回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  1.5代目常任指揮者・山岡重信
 この日の定期演奏会にも、私は行っていない。
 前回書いたように、シュロモ・ミンツが「~かしら」と不思議がっている(13ページ)。

 ところで、10ページに書かれている伊福部昭の交響詩曲って別な曲名の書き間違いだろうが、何の曲のことだろう?交響譚詩だろうか?
 
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 1月23日に秋山和慶氏が引退を発表。翌日の北海道新聞にはそれを報じる記事も載った。
 札響との数多くの名演奏で私にたくさんの感動、興奮をもたらせてくれた。未知の名曲もたくさん紹介していただいた。
 ほんとうにありがとうございました。
 早く治りますように!

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 それにしても、すごい83歳だ。
 やったことはもちろん悪いが、この欲の強さ、パワー、バイタリティーに感心すべき点はある。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)のピアノ協奏曲ト長調(1929-31)。

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改革を進め札響を再建した元事務局長、新型コロナでお亡くなりに

  コントラバス奏者は優れた改革者
 9連休最後の日。
 この日の北海道新聞にはーそれにしてもずいぶんと薄い朝刊だった。たったの20ページだー札幌交響楽団の元の事務局長だった宮沢敏夫さんの訃報記事が載っていた。

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 私が転勤で東京から札幌へ戻った2008年から帯広に転勤する2012年までの間は、けっこう高い頻度で札響の定期演奏会を聴きに Kitara に行っていたが、ロビーで宮沢さんの姿をよくお見かけした。
 謹んで哀悼の意を表したい。

 そしてまた、多くの人がもう忘れかけている感があるが、やはり新型コロナはいまでも怖い病気なのだ。日々の暮らしの中で、そのことを忘れてはいけない。

 話はガラッと変わるが、この日の昼食は今年最初となるラーメン。家ラーだった。
 麺は菊水、スープも菊水。スープはお値段お高めの「濃厚醤油」ではなく、レギュラー価格(73円)の醤油スープ。このスープを食べるのは久しぶりだ。

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 うん。このスープはこのスープでおいしい。大衆食堂(って死語じゃないだろうけど、使わなくなったな)で食べるような、あっさり系の懐かしい味。

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 血圧が高めなので完飲はしなかったが、けっこうスープも飲んでしまった。これもまた、脂っぽくないおかげ。
 ふぅ~、おいしかった!

♪ 今日の一曲 ♪
 今年没後200年となるヴォルジーシェク(Jan Vaclav Vorisek 1791-1825 チェコ)の交響曲ニ長調Op.24(1821)。

Tchaikovsky6Sapporo

 この演奏(ライヴ録音)は宮沢さんが退任した翌月に行なわれた定期演奏会のものである。

2025年の仕事始めの日なのに、去年の大晦日から正月3が日にかけてのご報告

  終わってしまえば瞬息の間だった9連休
 「わぁ、9連休のスタートだ!」と喜んでいたのも Long long ago のことのよう。
 今日から2025年の仕事が始まる。それにしても令和になってもう7年目。これまた早いものだ。

 そんな新たな幕開けの日に、去年の大晦日の話。
 この日はときおり雪がちらついたが、まあまあ穏やかな天気。
 窓にくっついた雪が、ちゃんと結晶の姿を残していたので PENTAX K-S1 で撮影。黒死病を患っている私の K-S1。お孫ちゃんを撮るために回復させようと、グリーンボタンを100回以上繰り返し押し続け、復活させたタイミングで撮れたのだった。

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  うま煮、半身揚げ、ザンギ ← チキントリオ
 昼すぎに長男一家がやって来た。
 お孫ちゃん(兄)とは完全にフレンドリーな関係を築いている『自称・江別の友蔵』的存在の私。しかし、生後10カ月のお孫ちゃん(弟)はまた私のことをお忘れになったようで、私を見て最初のうちは邪悪なものにおびえるように号泣。しかし、徐々に慣れ、夕方には笑顔で見つめ合える関係になった。

 そして妻による大晦日の夜の料理。
 手巻き寿司がメイン。いちばん下の鶏の半身は冷食の「小樽なると屋 若鶏の半身揚げ」。

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 かつての池田バンビのコマーシャルの「豆まきに、ピィーナッツ・トーリオ!」じゃないが、大晦日に鶏肉をけっこう食べたので翌日の元日の朝、起床した私の第一声が「コケコッコー」になってしまわないか心配になったが、杞憂に終わった。しかし、今年が酉年だったらその可能性があったかもしれない。←アホか!

 年越しそばを食べたあと、まだ22時前だったがお孫ちゃん(兄)と私は一足先に寝室へ。お孫ちゃん(兄)は遊びに来るといつもおじいちゃんとおばあちゃんと寝ると言って、ジジババと『川の字』になって寝るのである。

  穏やかな元旦
 翌日は新たな雪もほとんど積もっておらず、私は心も体も穏やかに新年の朝を迎えることができた。除雪作業に携わる人々にとってもそうだったに違いない。

 元旦仕様でいくつかの部で構成された分厚い-といっても、むかしに比べると迫力がなくなった-北海道新聞の通常面を見ると、やれやれ、元日から訂正記事。これじゃあまるで未明に執り行われる秘密の儀式みたいだ。

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 朝食はお雑煮。
 昼は前日の年越しそばの残りの麺でかしわそば。ここに書いてあることに反し(とはいえ、朝ではなく昼だが)、ビールを飲んでしまった。

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 夜はふるさと納税(宮崎県小林市)の返礼品の牛肉ですき焼き。
 この日も『爺』は、お孫ちゃん(兄)と早めに寝室へ。

  挽き肉を求めて出かけたが、帰りのお孫ちゃんの手にはロングトミカ
 2日。
 朝、焼き鮭をほぐしてご飯にかけた『鮭ご飯』を食べていたお孫ちゃんが、「おじいちゃんの作ったお肉のご飯が食べたい」と、これまたうれしいことを言ってくれたので、「じゃあ、明日ね」と約束。お肉のご飯とは、肉そぼろをかけたご飯のこと。しかし、約束したはいいが冷蔵庫にも冷凍庫にも挽き肉のストックがない。スーパーも正月休みだ。いや、MaxValu なんかはやっているがわざわざ車で買いに行くほどのことでもない。
 そうだ、LAWSON や セイコーマートに冷凍挽き肉が売っているかもしれないと思い、お孫ちゃんと買い物に。でもローソンにもセコマにも、挽き肉はさすがに置いてなかった。
 そしてまた、ローソンにはトミカが何種類か売っていて、お孫ちゃんに買ってあげちゃった。
 1,045円。豚挽き肉ならけっこうなグラム数が買えそうな金額だった。

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 この日の昼は「おせちもいいけどカレーもね!」のキャンディーズのハモリフレーズを思い出しながら、レトルトカレー。けどククレじゃなくて、ボンカレーゴールド。

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 午後、お孫ちゃん(兄)が「はい。おじいちゃんにお手紙!」と紙を渡してくれた。

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 開くと、3色ボールペンを駆使して描いた『メッセージ』が。
 トミカのお礼なのだろう。にしても、『ジジ殺し』的なかわいいことをやってくれる。

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 夜はふるさと納税(当別町)の返礼品の「スマイルポーク」でしゃぶしゃぶ。
 またまた、この日も『爺』は、お孫ちゃん(兄)と早めに寝室へ行き、2人そろって即寝。

  朝から肉を切り刻む音が……
 翌朝。
 みんなより早く起きた私は、前日のしゃぶしゃぶの豚肉の残りをまな板の上にのせ、トントントンと包丁で細かく切り刻んだ。
 嫌なことがあってその怒りを発散したかったわけではない。お手製の挽き肉作りだ。
 けっこう粗めではあったが、その挽き肉で肉そぼろを作った(No Photo)。

 1時間ほど後に起きたお孫ちゃん(兄)に「今日の朝ご飯は肉ご飯だよ」と伝え、朝食のときにご飯の上に肉そぼろをのせてあげると、大喜び(←お孫ちゃんが)。何度も「お肉、もっと」と追加をせがまれ、大喜び(←じいちゃんが)。トントンした甲斐があったってものだ。

 この日の午後、お孫ちゃんたちは帰宅。
 いつもは2泊3日なのだが、今回は3泊4日の滞在。
 楽しく充実した時間だった。
 そしてまた、来た日も帰った日も天気が穏やかで、JRが平常運転だったのも何よりだった(お孫ちゃんたちは JR を利用してやってきて、そして帰ったのだった)。

♪ 今日の一曲 ♪
 今年生誕100年となる芥川也寸志(Akutagawa,Yasushi 1925-1999 東京)の作品から、交響曲第1番(1955)。

AkutagawaFoeever


プロフィール

MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

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