新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

出張・旅行・お出かけ

かしわそばの肉のようにゴロゴロしてますがカモなんです

  昼は鴨、夜は牛@TOMAKOMAI
 先週の火曜日、ということは三連休明けの初日ということになるが、朝、通勤のために江別駅に行くと、列車の改札案内板が新しいものに交換されていた。で、なぜかそれまで上にあった案内板は改札機の横に「機器調整中」の紙を貼られて静物のように置かれていた。きっと、前日あたりまでは、こちらの方で案内表示されていて、新しいものの方に「機器調整中」の紙が貼られていたのだろう。

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 新しい案内板は、その列車が何両編成であるかや、この列車は江別駅が始発の列車だ、という情報も表示されていて便利だ。

 4番ホームからは江別神社のどんど焼きに出されたお飾りなどの山が見えた。あのなかに、わが家から持参したお飾りもあるのだ。一番下の方に埋もれているに違いない。

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 この日はいったん出社後、午前中のうちに社員2人と一緒に苫小牧に出張した。
 苫小牧で昼ご飯を食べようということになり、国道沿いの「ゆで太郎」でそばを食べることにした。 

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 「ゆで太郎」は札幌の東雁来に店があるのを見かけたことがあるが、利用するのは初めて。私は「ゴロゴロ鴨南蛮そば」を頼んだ。

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 味は悪くなかったが、麺はやわらかくてゆですぎのように感じた。また、鴨肉が鴨特有の味がしなくて鶏肉っぽかったが、かといって鶏肉でもない感じの脂で、要するに私には謎肉だった。鴨せいろを頼んだ同僚も「鴨じゃない感じがした」と言っていたから、私だけがカモられたということではないだろう。
 とは言いつつも、かしわのような鴨肉に(売り文句である『ゴロゴロ』した形の鴨肉なので、カモっぽく感じなかったのかもしれない)、かしわ好きの私はひそかに喜びを感じていた。

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 日が暮れて、夕食は焼き肉店へ。地元の焼き肉店がどこも予約が取れなかったので「徳寿」に行った。でも、さすが「徳寿」。やっぱりおいしかった。
 もちろん後期中年者の私は、胃もたれ&おなか急降下必至と予測される上カルビなどのサシが入った肉は食べず、サガリとねぎ塩タン、ミノを食べることに徹した。厚切りのサガリは部分入れ歯の私には食べづらかったがおいしかった。もちろん、天国への階段が見えるようなことがないよう十分注意した。徳寿自慢のスイーツも食べたかったが、おなかのことを考えてやっぱりがまんした。

 なお、翌日の昼は会議会場で出た弁当を食べたことを申し添えておく。

♪ 今日の一曲 ♪
 マクスウェル・デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「炎の舌(Linguae Ignis)」(2002)。

MaxwellDavisNAXOS



苫小牧でかしわ抜きともりせいろを頼んでかしわせいろとして食べた

  そば刺し、鴨焼き、板わさ、蕎麦味噌 etc、、、
 先週の水曜日、1拍2日、いやそれならテンポが遅すぎる。1泊2日で苫小牧に行ってきた。
 珍しく出張である。私、一人ではない。会社の人たちと一緒である。

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 どの料理もおいしい(去年と違い、品切れの料理はほとんどなかった)。一品料理のほぼすべてについてくる長ねぎもとてもおいしかった。

 けど、私にとってこの店がちょっと残念だったのは、ハイボールがないこと。でも、この店はアルコール類の持ち込みが OK だそうで、そうと知っていればウイスキーと炭酸水を買って持って来るんだった。次回利用する機会があれば、、、いや、そこまですることはないか。

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 〆で私が頼んだのは「かしわ抜き」(念のために申し上げておくが、かしわ抜きとはかしわそばのそば抜きである)ともりせいろそば。これで冷たい蕎麦と温かいつゆのかしわせいろということになる。
 そのメインイベントのそばとかしわ抜きの撮影を忘れたことを深くお詫び申し上げる次第だ。

 翌日の昼は会議ででたお弁当。これまた写真を撮り忘れた。抜けてるったらありゃしない。ごめんなさい、、、

♪ 今日の一曲 ♪
 本文の内容とは関係なく、リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の「ラ・カンパネラ(La companella)」。
 6曲からなる「パガニーニによる超絶技巧練習曲集(Etudes d'execution transcendante d'apres Paganini)」S.140(1838。1851年に「パガニーニによる大練習曲」S.141に改作)の第3曲(嬰ト短調)。

LisztWatts




カレーでもお寿司でもサガリでも、ボク元気!♪黛敏郎/曼荼羅交響曲

  自然の中でおおらかな気分でカレー
 先週は外で昼食を食べる機会が3回あった。
 水曜日から木曜日にかけては妻と洞爺湖方面にお出かけ。この日は天気が良く、有珠山 SA からは有珠山と昭和新山が見えた。

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 初日の昼は洞爺の「Lake Hill Farm」で。

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 食べたのはカレー。とはいえ、店内飲食ではなくテイクアウトにした。
 カレーの味もとても良く、ジャガイモやニンジンなど野菜がゴロゴロ。具にタケノコが入っているのが珍しかった。また、牛肉もたっぷりだった。致命的だったのは、そのカレーの写真を撮り忘れたことである。

  非対面で席に届くのでリラックス気分でお寿司
 翌日は激しい雨の中、江別へ帰った。
 途中、輪厚 PA のスマート IC を出たすぐのところに建っている、「EDELWEISS FARM」の「Piccola Foresta」に寄り、ソーセージやパンを買った。

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 昼は、江別の「はま寿司」に初めて行ってみた。
 にしても、夫婦2人で食べて2,000円までならないとは、なんてこった。それなりに食べたつもりなんだけど。
 この日も『心』に起因する食欲不振やおなか急降下はまったくなかった。

  不安を克服してアガった気分でサガリ
 その翌日は苫小牧に出張。
 苫小牧に着いたのは昼前で、同僚が食事をしましょうと言う。
 まさか「おなかが痛くなると困るから、あなただけ行ってください」とも言えず、食べることに。
 しかも、焼肉。
 これは自己体調異変覚悟の昼食だ。
 この「金剛園」って店は、若いころに苫小牧に出張したときに、夜、支社の人に何度か連れて行ってもらったことがあり、おいしいことは十分承知していた。でも、いまの私は若くないポンポコイタイタ不安症の後期中年者なのだ。

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 豊富なランチの定食メニューの中から、私はカルビ定食を頼む、なんて脂っこい行為には及ばず、サガリ定食を頼んだ。大・中・小と選べるライスも『小』にした。

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 肉を焼きながら、なんとなく喉を通らないのではないかと不安になって来る。
 そして口に入れると、、、なんておいしいのでしょう!
 ふつうにおいしくいただき、ふつうにおなかやおしりも異常を訴えることはなかった。

 整腸剤の効果もあるのだろうが、私の『気の持ちよう』が食事に関して良い方向に変わりつつあるのだったら、とてもうれしい。

 黛敏郎(Mayuzumi,Toshiro 1929-97 神奈川)の曼荼羅交響曲(1960)。
 金剛界曼荼羅、胎蔵界曼荼羅の2つの楽章からなる(作品の上のリンク記事では『胎臓界曼荼羅』と書いているが、なぜ一発変換されないのにわざわざこのような誤記をしたのか自分でもワケがわからない)。

MayuzumiMandara

シエラレオネでもがんばってね!♪サン=サーンス/アフリカ幻想曲

  苫小牧でかしわぬきを食す
 昨日のブログ記事で苫小牧に出張したと書いた。

 正面に見えるえんじ色の建物が JR 苫小牧駅である。

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 夕食は一緒に出張した他の5人と「蕎麦花(そばな)」という蕎麦店へ。
 一品料理もメニューにけっこうあったが、入店したのが19時過ぎということもあって、品切れになってしまっていた料理が少なからずあった。頼むことができた料理はどれもおいしかったので、品切れになって食べられなかったものが気になるし、食べられなかったのが悔しい。

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 また、この店には「鴨ぬき」や「かしわぬき」もあり、私はビールのお供に「かしわぬき」も頼んだ(ハイボールは1杯頼んだあと、品切れになった)。今回のメンバーには東京勤務を経験した人も4人いたが、みな「かしわぬき」のこと、つまり『ぬき』のことを知らなかった。意外と知られていないようだ。
 〆はざるそばにしたが、そばもとてもおいしかった。

 そうそう、JRといえば、7日付けの北海道新聞朝刊に、キハ183系車両が今度はアフリカで活躍するという記事が載っていた。
 いやぁ、働くねぇ。
 がんばってね。

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 話を戻すと、苫小牧に宿泊した翌日は、朝から会議(のようなもの)。
 昼食はそこで出された幕の内弁当。まあ、あんなもんなんだろうな。

 夕方に札幌に戻ってきて、私が勤めている会社のメンバーと取引先の方たちとで(先方の希望で)サッポロビール園へ。
 私がビール園に行くのは、このとき以来。っていうか、地元の人はあまり行かないよね?
 そして驚いたことに、予約で『満席』だった(もちろん私たちは予約していたが)。
 コロナ解禁からまだわずかしか経っていないのに、満席とは……

 なお、帰りは苗穂駅から乗車したが、初めてアリオからつながっている連絡通路を通ってみることができた。

 サン=サーンス(Camille Saint-Saens 1835-1921 フランス)のピアノとオーケストラのための作品、アフリカ幻想曲(Fantaisie 'Africa')Op.89を。

SaintSaensPfCon

きのこ屋さんでノン・キノコメニューを食す♪ケージ/Radio Music

  その名も“デリシャス・レストラン”!
 珍しくも今月は出張する機会が3回あったと書いたが、第3の出張の行き先は余市と倶知安の取引先を表敬訪問するというもの。同僚2人と一緒に会社の車で行って来た。

 午前中に余市のお客様を訪問。
 倶知安に向かう途中の仁木の「きのこ王国」で昼食を食べた。
 3年前にもここに立ち寄ったが、そのときはトイレ休憩。食事をするのは初めてである。

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 車での移動、そして取引先訪問なわけで、行きたいときにトイレに行けるわけではない。
 魅惑的ではあるが、きのこ天ぷらそばや海老天丼、豚丼やカレー・そばセットなんかを食べると、そのあとはおなか急降下の可能性が極めて高くなる。だから私は食券機のボタンを押し間違えないよう細心の注意を払って「かけそば」のチケットを買った(それにしても、なぜ食券機が店のいちばん奥に置かれているのだろう?)。

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 ふつうにおいしいそばだった。
 ごちそうさま!
 そのあとも、体調を崩すことなく無事用事をすませることができた。

 ケージ(John Cage 1912-92 アメリカ)の「ラジオ・ミュージック(Radio Music)」(1956)を。

 廃盤 ↓

CageRadio











知らぬ間に「ちとせ」が「札幌」に変化@CTS♪シベリウス/悲しきワルツ

  地域応援実行
 みなさん、昨日は日ごろの勤労に感謝したことと思うが、一夜明けた今日のこのブログは昨日の記事の続きである。
 船は苫小牧港を出港し、天候に恵まれ大きく揺れることもなく、無事翌日の昼すぎに大洗港に着いた。

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 夜は大洗で味見程度に少量だけアンコウのどぶ汁を食べ、宿泊地である水戸に移動した。

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 ホテルにチェックインすると、クーポン券がもらえたので、私と上司・同僚4人それぞれがクーポン券を握って、それが使える駅ビルのチェーン居酒屋へ。

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 ホテルのすぐそばでもあるので、おなか急降下となったときには即・帰室できるという安心感もあって、そこそこたっぷり飲んだ。

 翌日は水戸駅から特急「ときわ」に乗り、品川へ。品川で京急に乗り換え羽田空港に。

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  久しぶりのちとせラーメンに心は踊る
 このときの私はすでに「ちとせラーメン」モード。

 昼すぎに到着する私が乗ったANA〇〇便は定刻よりも10分ほど早く新千歳空港に着陸。
 
 私はわき目もふらず、3階のフードコートに向かった。
 「ちとせラーメン」の醤油ラーメンを口にするのは、このとき以来、約3年ぶりだ。

 13時少し前で、フードコートはそこそこ混んでいた。
 私は「ちとせラーメン」に近い場所にある2人掛けのテーブルをキープし、「ちとせラーメン」へと向かった。

 オーダーしようとしたとき、あれっ?雰囲気もメニューも変わった?

 そして視線を上げると。

 な、な、な、なにぃ~?

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 「ちとせ」じゃなく「札幌」になっている。
 私はショックで床に崩れ落ちそうになった。
 3年の歳月の間に、「ちとせ」を新千歳空港から姿を消してしまったのだった。
 悲しい。
 しかし、いつまでも呆然としているわけにはいかない。

 「ちとせ」がダメなら、「弟子屈」しかない。
 「ちとせ」を知る前の私は「弟子屈」の「むかし醤油」派だったではないか!気持ちを切り替えよう!
 私は舞うように回れ右し、おとなしく主人を待っている荷物を取り行き、競歩の選手並みの速さで「弟子屈」に向かった。
 「席開いてます、すぐご案内できますよ!」というお姉さんの言葉にさらなる後押しをされ、むかし醤油ラーメンに小ライスを頼んだ。

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 ああ、なんとすばらしい光景なのだろう。

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 箸袋に書いてあるとおり、私が笑顔になったのは言うまでもない。

 シベリウス(Jan Sibelius 1865-1957 フィンランド)の「悲しきワルツ(Valse Triste)」Op.44-1(1904)を。

Beethoven Kegel

港で駅弁を食べることができるとは!♪アルベニス/エル・プエルト

  いまだにキハ82系の呪縛から逃れられない私
 定年退職後、いまの会社に再就職してからは出張することはほぼなくなったが-というのも、出張するような仕事をしていないからだ-真冬前の珍事というか、今月は3度出張する機会があった。

 1回目は帯広。そのときは『幻の鳥精肉串事件』が起こってしまった。

 その次、第2回目は苫小牧からフェリーに乗って大洗、さらに水戸へ行くというもの。
 私のほか上司や同僚、さらにはアルフレッド氏にオーダ・マンボ氏も一緒という、豪華メンバーの船旅である(厳密には豪華なメンバーは私だけだということに、異論はあるまい)。
 しかもフェリーの出航は18:45なのだが、苫小牧港でも用事があるため昼前には港に行った。

 苫小牧までは特急「北斗」に乗車。
 自由席はきっと混んでいるに違いないと思ったが、全然余裕のよっちゃんの空き具合。
 まだまだコロナ禍の影響を大きく引きずっているってことだろうか?

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 私にとっては「おおぞら」や「北斗」はキハ82系の思い出がひどく強く残っているので、ホワイトボディの261系の「おおぞら」や「北斗」に乗っていると、なんだか「おしゃれ」って感じてしまう。

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 苫小牧駅に降り立つなんて何年ぶりだろう(今年の7月の出張は車で行った)。

 そうだ、苫小牧駅に来たからには、昼食のために駅弁の「サーモン寿司」を買って行こう。

 そう思いついた私だが、改札を出てざっと見渡した感じではそれらしき売り場を発見できず。手ぶらのまま苫小牧西港のフェリーターミナルへ。

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 昼になり、じゃあ昼食はターミナル2階にあるレストランで食べようかと、われわれ一行は向かったが、メニューを見て、カレーとかカツとかオムライスとかは今日の私には重すぎるし、食べたあと(仮に少し残したとしても)食べ過ぎでおなかを壊す恐れが高いと判断し、同じフロアにある売店でおにぎりか何かを買うことにした(結果的に、他の人たちもそうした)。

 売店はセコマではないがセコマ系のようで、セコマの惣菜(おにぎりやパスタなど)も置いてあったが、なんと「サーモン寿司」も1つだけだが置いてあった。
 私は他の人に遠慮することなく、その1つだけの「サーモン寿司」をゲットした。

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 一口、口に入れると……うわっ、冷た、、、
 そう、冷蔵ケースに置かれていたのでギンギンに冷えている。
 これじゃおなかを冷やしてしまう。それ以前に、味がよくわからない。

 ってことで、レジ横のレンジで30秒ほど温めると、本来のおいしさが(生寿司などでも冷え切ったときは1パックなら30秒ほどレンジアップするとちょうどよい温かさになる。30秒ほどならネタが煮えてしまうということはない)。

 こうして、思わぬところで食べることができた5年ぶりの「サーモン寿司」に舌鼓を打ったのだった。

 アルベニス(Isaac Albeniz 1860-1909 スペイン)の「(El puerto)」。
 ピアノ曲「イベリア(Iberia)」(1905-09。全4集12曲)の第2曲。

 今日は管弦楽による組曲版をご紹介しておく。
 そして、この出張の話は続く。

AlbenizIberia

こっちは短くなったけど、あっちは延ばしてる?♪プロコフィエフ/Sym1

  あの重機はどうやって持ち込まれたのか?
 特急「おおぞら」に乗って帯広に出張する日、早めに札幌駅に行って現在の札幌駅の写真を撮った。

 初っ端から写真がぶれていて「どーも、すまんこって」って感じだが、廃止となったため1番ホームの表示が消された案内板。

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 ホームでは1番側は柵が建てられている。

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 かつては寝台特急列車が発着していたため、他のホームより長かった5番・6番ホームは苗穂側の先端が取り壊され、ホームの長さが短くなった。

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 一方、3番・4番ホームは延ばしている?

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 1番線あたりに重機が置いてあるが、これってどうやってここに運び込んだのだろう?

 こちらが1番ホーム廃止に伴って新たに作られた11番ホーム

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 今日は、プロコフィエフ(Sergei Prokofiev 1891-1953 ソヴィエト)の交響曲第1番ニ長調Op.25古典交響曲(Classical symphony)」(1916-17)でも……

JanacekAbbado

お金も勇気もないしお許しもでないので♪グリーグ/ペール・ギュント

20221109Wada60sai  広い部屋、広いベッド、広い浴室
 昨日の記事では、私が帯広で、火で鶏肉を炙っている恐い魔王がいる魔宮にふらふらと入りこんでしまったことを報告した。

 その翌朝、ホテルのロビーで同僚と合流した。

 このホテルには初めて泊まったが、なんでもむかしはラブホテルだったようで、妙に風呂場が広い、浴槽もでかい。が、かなり古さを感じさせる。
 でも、探しても1万円以内で泊まれるホテルはここぐらいしかなく、この日、帯広のホテルの値段は軒並み恐ろしいほど跳ね上がっていた。

 午前中は音更の取引先のところに行き、そのあと帯広に戻る途中にある「」で昼食。
 「蔵」ではこれまでも何回かかしわそばを食べてきたが、この日もかしわそばを注文。仕事の外出先で食事をすることがあるときには、おなかが痛くなったり、さらにおなかを下すのが怖くて、もうすっかり丼物とか洋食は敬遠するようになった。また、「蔵」のそばメニューにはおにぎりが1つ付いてくるのだが、食べすぎでもおなかを壊す恐れがあるので、今回は「おにぎりは無しで」と断った。
 なお、同僚はカレーそばを注文。

 午後は帯広市内の取引先のところに行き、同僚はさらにもう一か所行くところがあったので、ここで解散。私は帯広駅へと向かった。

 少し時間があったので長崎屋のなかの「喜久屋書店」で新書を購入した。もちろん帰りの特急「おおぞら」のなかで読むためである。

 和田秀樹著「60歳からはやりたい放題」(扶桑社新書)。
 全然知らなかったが、この人の著書がいくつも並んでいた。

 書かれてあることをどう受け止めるかは読者によって異なるだろうが、私にはなるほどなぁと思うところがいくつもあった。

 そのなかでもふむふむと思ったのが以下の部分。

 年配になるほど、恋愛的なドキドキ感に抑制をかけてはいけません。なぜなら、恋愛で得られるトキメキ感やドキドキ感は、男性ホルモンの分泌を活発にする上、前頭葉にも強い刺激を与えるので、若さの源ともいえるからです。反対に、恋愛感情に過度に抑制をかけると老け込んでしまいます。人目を気にしたり、道徳で自分を縛ったりしない方が、老け込まない一つの方法だと思います。
 では、どうしたらドキドキ感を生むことができるのでしょうか。
 たとえば、アイドルの追っかけや漫画やアニメ、ドラマなどで、好きなキャラクターに入れ込むのもいいでしょう。そのほか、習い事やスポーツクラブに、好きなインストラクターを作るのもおすすめです。また、キャバクラやホストクラブなどに行って、実際に疑似恋愛を楽しんでみるのもいいと思います。「疑似」であっても、脳には十分な刺激になるはずです。

 なるほど。
 疑似か……
 キャバクラに行くお金も勇気もないので、じゃあ、AVを観るように心がけようか……

GriegPeerJarvi グリーグ(Edvard Hargerup Grieg 1843-1907 ノルウェー)の「山の魔王の宮殿にて(I dovregubbens hall)」。
 付随音楽「ペール・ギュント(Peer Gynt)」(1874-75)の中の1曲。










とても居心地が悪かった居酒屋♪嘘つきジャゾットが作ったアダージョ

  久しぶりの石勝線
 先週は、珍しいことに出張に行って来た。
 行き先は帯広である。

 札幌駅を午後に出発するおおぞら7号(写真は別な特急。イメージである)に乗って、帯広には17時過ぎに到着。

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 どうでもよいことかもしれないが、新得駅の駅名標は、サッポロビールの文字がすでに消えていた。

20221108ShintokuSTA

 翌日一緒に行動する同僚は帯広入りが遅くなるので、この日は一人。ホテルにチェックインしたあと、夕食を食べに出かけた。

 先月は妻とプライベートな旅行で帯広に来て、美珍楼に行こうとしたら建物そのものがなくなっていて、思いつくまま鳥せいに行った(写真は、今回撮った美珍楼跡地)。

20221108MichinrouArea

 「まいったなぁ。さてどこに行こうか?」としばし途方にくれたあと、百里香に行けばよかったのに、なぜか鳥せいに行ってしまったのだ。

 建物が古いというだけではない清潔感のない店内に、なんとなく接客もなおざり。
 むかしこの店に来て、快い気分にならなかったことを、いまさらながらに思い出した。
 そして、1時間も経たずに店を後にした(十勝清水の鳥せいには好印象が残っているのに……)。
 そんな妻は、私に「じゃあ、今日は百里香に行ったら?」と言っていた。
 なので、私は百里香に向った。

  我ながら不可解な行動
 店の前のお品書きのようなものを見ると、しかし麻婆豆腐やら餃子は、その一皿だけでおなかがいっぱいになりそうで、ちょっと無理かなと、店に入るのがためらわれた。

 そして、何を思ったのか、私は「鳥せい」に向かい、そのうえ店に入ってしまったのだ。やってはいけないと思えば思うほど、それをやってしまうって魔物に憑りつかれたのだ(しかもこの日は、昼も鶏を食べた。弁菜亭の知床とりめしである)。

20221108Shiretoko

20221108Torisei

 通されたのは店の奥のカウンター席。
 「カウンターへどうぞ」と言われたが、どこに座っていいのかの指示は無し。
 まあいい、適当に座った。
 カウンターの目の前が焼き台。
 これは環境が悪い。まいった。
 煙は流れてはこないが、それでも服に臭いがつく。

 それより、焼いているだ男性-この人が店主のようで、いちばん偉そうだ-が、ほかの店員をとにかく叱りつけている。「順番違うだろっ!」「早くしろって!」「何やってんだよ!」etc,etc……

 見ていて落ち着いた気分になれない。
 急速に食欲がなくなり、むしろ胸やけがしてきた。ただでさえ店で独り飲みするのが超苦手な私(手持ちぶさたになる)。そういったストレスが一気に私を襲ったのだ。頭の中にアルビノーニのアダージョが流れる。

  入れ間違えたのはあの『焼き手』
 そのときカウンターの先客の女性が、「食べきれなかった分を持ち帰りにしてほしい」と店員に頼んでいた。
 そっか、その手があったか。
 私も、気が利かないのか、愛想っけがないのか、接客がなっているとはいえない店員に「頼んだ分はそのまま持ち帰りにしてください」と、料理-鶏精肉、心臓、砂肝の串-が出来上がる前に、早々にお願いした。
 持ち帰り用に袋に入れられた焼鳥を持って、なんとも不幸せな気分で店を出た。
 店で口にしたのはお通しの枝豆のうち数莢と、ハイボール1杯だけ。

 客の前で平気で店員を叱りつける焼き手、気の利いた接客をしようとする意気込みゼロの店員、女性客の笑い声はしていたもののなぜか暗い雰囲気の店内……すっかり気持ちが害されたのだった。
 しかも持ち帰った串には、間違って鶏精肉ではなく砂肝が(ダブルで)入っていたし……

 むかしこの店に行ったことがあると上に書いたが、帯広に住んでいたときも、同僚たちと飲むのに鳥せいを使ったことは一度か二度しかなかった。
 まあ、あの居づらさは何人かで行っても変わらないから、自ずと足が向かなかったのだろう。
 あとから百里香のメニューをネットで調べると「チャーシュー」や「ザーサイ」をあった。

 チャーシューとザーサイでハイボールを飲んで、〆に丸鶏醤油ラーメン……そうしておけばなんて素敵な帯広の夜になったことか!あのとき、店の前でもっときちんとメニューを見ればよかった……

 ホテルの部屋で、鶏精肉ではなく冷めて硬くなりつつある砂肝を噛みながら、セコマで買ったハイボールを飲んでいると、自分はなんて愚かな間違いを犯してしまったのだろうと、悔やんでも悔やみきれなかった。

 では、アルビノーニ(Tomaso Giovanni Albinoni 1671-1751 イタリア)のアダージョ(Adagio)ト短調を。

BaroqueMasterP

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