新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅作った「冷やしたぬきそば」。麺はまるなかの蝦夷開拓そば(2025年2月25日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

健康・医療・病気

運動機能測定で今年こそ「ふらつき爺さん」と判定されないために

  やじろべえになるな、かかしになれ! 
 昨日に引き続き、今日も DM の話。

 先月、北海道情報大学の健康情報科学研究センターから、今年の「江別いきいき未来スタディ」の検査日時決定のお知らせのハガキが届いた。

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 申し込んだのがついこないだのように錯覚してしまうが、今回でもう3回目、つまり3年目だ。 

 去年はバランス測定のときに心に迷いがあって、うまくできなかった。
 瞬時に立ちあがったあと、そのあとどうすべきかわからず、ちょっぴり優雅に舞うような形になってしまったのだ。だから運動機能測定の『ふらつき』で『ふらふら』と判定されてしまった。

 今年は粗相が無いよう心がけたい。
 立ち上がったあとに動いたら3日間の禁酒を命じられてしまうくらいの覚悟で臨みたい。

 そしてまた、1回目、2回目とも、提出した「食物摂取頻度調査票」 に記入ミスがあるようです、と言われた。
 ウイスキーの飲んでいる量が間違っているようです、と。

 いえいえ、間違っていません。
 「ほんとは毎晩もっと飲んでいるくらいです」と言うと、アルバイトの学生にバカ受けしてしまった。

 きっと今年も記入ミスがあるようですと指摘され、実話であることを笑われるのだろう。

 でも、そんなにおかしいことだろうか?

 このおじさんが君たちの年のころには、お金がなくて毎日は飲めなかったが、飲むときには吐くほどのんだものだ。清酒「大倉山」とか何とかという、見慣れない日本酒を。

 今の若者のアルコール離れが気になるところだ。

 そしてまた、検査のあとにどこかで昼食を食べるつもりだが、どこで食べようか、いまから悩んでいる。

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の舞踊曲「サロメ(Salome)」(1948/’87)。

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胃の重さを感じながら始まった2025年5月第5週。そしてYからUQへ

  豚汁の会計をしてくれたのはバーバラさん 
 今週の月曜日。      
 明け方から、胃の重さを不快に感じながら目が覚めた。

 いえいえ、胃の重量が増したという意味ではなく(そうかもしれないが)、胃もたれ感に襲われていたのだ。

 もちろん、2日前に食べたつけ麺とは関係ないだろう。 

 たぶん、前日の夜に鶏五目ご飯を作り(無印良品で買った『素』を使った)、鶏五目ご飯は好物なのでついつい食べすぎたのが敗因、いや、原因だと思う。

 さすがに朝食を抜いた。

 以前なら、こういうときはすぐに胃薬を飲んだものだが――もう終売となった『ザッツ21』は私の常備薬だった――今回は自宅にある胃薬は飲まなかった。

 若いころは胃薬はしょっちゅう飲んでいたのに、いつのころからかほとんど飲むことがなくなった。
 胃が痛くなったり、もたれたりすることが激減したからだ。
 年をとると胃がもたれていることにもなかなか気づかなくなるのかもしれない。

 おまけにこの日は朝から小雨。
 傘をさしての出勤。気持ちまでもたれそうだった。

 胃がもたれているだけではなく、腸の方もご機嫌ななめで、やや下痢気味だった。

 でも前の週の金曜日に休みをもらったので、さすがに「今日も行くの、やーめた」ってわけにはいかない。
 後ろ向きな気持ちで江別駅へと向かった。

 札幌駅に着いて、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。

 肉系おかずの「日替り弁当 A」は鶏肉の煮物。
 煮物はお好みではないので「幕の内弁当」を買った。

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 さらにセブンイレブンに寄って、カップの豚汁を買った。レジの女性は外人で『バーバラ』と名札に書いてあった。

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 それにしても、弁当のほかに豚汁まで買うなんて(しかも結果的には完食した)、胃が重くて下痢気味の人間がとる行動とは思えない。

  古古古アメリカ、小泉アメリカ、コメ大統領……    
 この日の日本農業新聞の一面記事は備蓄米の価格がどこで上がっているかというものだった(わが社は農業や食品関連の企業とも取引きがあるので農業新聞も購読しているのだ。あまり読むところはないけれど)。

 農業新聞なので、たぶん農協(JA)系統のことは悪く書かないとは思うものの、ここに書いてあるように全農や(北海道なら)ホクレン、農協が米の出荷価格を大きく上げているとは、私もないだろうなと思っている。
 この記事は備蓄米についての話だが、通常の米に関しても、翌年も生産できる額を確保するのは当然だが、ここまで米の価格が値上がりしたのは JA グループが売り渡した先の業者や、JA を介さないで買い付けた業者によるものではないかと思っている。

 平成5年のことだったろうか。
 冷害で米が不作。国産米が店頭から消え、タイ米やオーストリア米、アメリカ米や中国米が売られていた。

 いつも利用していた近所の個人経営の米穀店でも、国産米はひじょうに高い値段で売られていた。売るものがなくなるかもしれないとも言われた。

 ところが翌年の秋に新米が出回り始める直前になって、その米穀店でも前年産の米が大量に店頭に並んだ。

 隠し持っていたのだ。ひどいもんだと思った。 

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    私は、今回もそれと同じようなもんじゃないかと思っている。

 そういえばあのころは地下鉄北24条エリアで仕事をすることが多く、地下鉄北24条駅近くにあった「すし米」というすし屋をときどき利用していたのだが、そこの大将が「うちを米屋と間違ってくる人が増えて困る」と言っていたのを、いま思い出した。

 それにしても新聞紙面の『米』がコメのことなのかアメリカのことなのかまぎらわしいったらありゃしない。

  わぁー、スヌーピーちゃんだ! 
 火曜日は在宅勤務。

 朝から好天。おなかの調子もこの天気のようにさわやか。すっかり治った。

 仕事に行く妻が、自分の分のほかに私の分の弁当も作ってくれたので、昼はその手作り弁当を食べた。

 ふりかけにスヌーピーの顔が入っているのがおわかりになるだろうか?
 お孫ちゃんが来たとき用に買ってあったふりかけを、おばあちゃんはおじいちゃんにも使ったのだった。

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 午後に玄関の風除室(玄関フード)の見積もりを作るために N 社のセールスさんが来宅。
 3年くらい前から、材料費や人件費が上がり、製品価格も急に価格が上がったという。

 見積り額はだいたい予想していた通り。
 家を建ててから25年以上。
 これまで風除室は要らないと考えていたが、年もとってきたことだし、どうするか決断の時が来た。

 庭ではオオデマリが花盛り。
 けど、ところどころ葉が小さなナメクジみたいな虫に食われていた。
 まったく腹立たしいやつらだ。
 虫体を見つけた個体にはアースジェットをシューしてやった。

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  半年経ったのでアクションを起こします 
 水曜日も良い天気。
 出勤日なので、いつもの時間に家を出て、いつもと同じ時刻に江別駅に着き、いつもと同じ 134M 列車に乗って、いつもと同じ時刻に札幌駅に着いた。

 弁菜亭のこの日の「日替り弁当 A」は「鶏めし」。
 日曜日の夜に鶏五目ご飯を食べすぎて、翌朝は胃が鉛のように重くなったが、そんなことはもう意に介さずに「鶏めし」を購入。

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 帰りは K's デンキに寄り、スマホのキャリアを Y モバイルから UQ モバイルに変更。
 そう、あのときからもう半年が経ったのだ。
 半年を目安に、Y モバイルから UQ モバイルに契約を切り替える。その時期がやってきたのである。       
 再び au に私は帰ってきたわけだが、戻った理由はほかでもない。
 ウチは「auひかり」を使っているので、「自宅セット割」が適用され、月額1,100円が割引になるからである。

  やるべきことがことがまた一つ片付いて、何よりだ。

 この日、X で UQ に替えたことをポストしたところ、翌日こんな返信が来ていた。
 もちろん全然知らない人だけど、なんかうれしかった( ↓ 一応名前は隠した)。

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 こうして、週の前半は終わった。
       
♪ 今日の一曲 ♪
 バーンスタイン(Leonard Bernstein 1918-90 米)の交響曲第2番不安の時代(The age of anxiety)」(1947-49)。

BernsteinSym2LP


水族館はやめ、ステンレスのジョウロを買い、つけ麺後に個室に走った日

  安っぽい緑のプラ製ジョウロにおさらば
 ここにちらっと書いたが、こないだの土曜日に妻とJRで札幌まで出かけた。

 当初の目的は、「moyuk SAPPORO」にある水族館「AOAO」に一度行ってみようかということだったのだが、前日になって「2,000円を出してまで魚を見たい?」と言ったら、妻も「それもそうね」と、私の夢のない意見に同意してくれたので、最終目的地はまだ一度も行ったことのない「COCONO SUSUKINO」に変更となった。

 ご存じのとおり、COCONO SUSUKINO は「ラフィラ」の跡に建てられたが、「ラフィラ」になる前は「ロビンソン百貨店」で、さらにその前は「ヨークマツザカヤ」で、そのさらに前の開店当初は「札幌松坂屋」だった。

 私たち一家はかつて山鼻にあった社宅に住んでいたことがあり、妻にとってはロビンソンは比較的なじみのある店だった(自転車で行けた)。
 その思い出の地に新たにできたココノススキノを見学することにしたのだ。

 まずは、妻が寄りたいといった「in ZONE with ACTUS 大通店」に行った。
 かつて東急ハンズがあったビルの1階と2階である。

 ここで金属製にジョウロを妻が買った。ジョウロではあるが、蓮口(はすぐち)はない。水差しのようなジョウロだ。
 でも、おしゃれだ。

 当然、おしゃれな私も屋内管理のサボテンなどの水やりに使わせていただく。

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     ↑ 写真を見る限り妻が買ったものによく似ているが、同一商品かどうかは不明

  ココに来るノ、初めて
 次に、AOAOには足を踏み入れないもののモユクサッポロへ。

 でも、見たい店は特にない。「きたキッチン」くらい。だけどきたキッチンはオーロラタウンにも新札幌にもあるし……

 そしてココノススキノへ。

 オープン当初、マスコミが『地下入り口にある階段のようになっているベンチのことをおしゃれだ。待ち合わせにも便利』みたいに伝えていたが、実際に目にすると、なんでわざわざここに座ってんの?と思った。待ち合わせするなら『ダイイチ』の総菜売り場前の方が楽しいだろうし……
 それに、下の段の座面は上の段に座る人の靴底で踏まれることになるのでバッチイ。

 昼食は4階にある「ラーメンフードホール」へ。

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 前日の夜に TV 番組の「発見!タカトシランド」でトシと横山由依が(地下鉄東豊線の)学園前エリアにある「風来堂」という店でつけ麺を食べ、舌鼓を打っていた。
 そのすすきの店がここにあるのをたまたま見つけたので、食べてみることにした。
 テレビの影響力というのは、こんなあまのじゃくの私にも及ぶのだ。
 情報の取捨選択能力が個々人に問われるってもんだ。

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 頼んだのは私も妻も味玉味噌つけ麺。

 濃厚でおいしいつけ麺だ。
 しかし、(つけ麺を食べることは私はほとんどないが)ラーメンとしては私の好みの対極に位置する味。ご存じのように、私はむかし風のあっさり系が好きだから(若い人にはこれくらいのガッツリさがうれしいに違いない)。いや、対極にあるのは注文する前からじゅうぶんに予想はしてたんだけど……

 ボリュームもあって、食べ始めた直後から全部食べられるかなと思った。

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 フードコートなのでなんのプレッシャーも感じることはないのだが、なんとなく食欲は『非旺盛モード』に変化。
 食券を買うときにちょうど誰かが頼んだミニチャーハンがカウンターに出され、実においしそうだったが、つけ麺だけにしておいてよかった。
 でも、つけ麺はちゃんと完食できた。

 そのあと、1フロア下の「LEMONADE by Lemonica」で、妻が飲んでみたかったというレモネードを飲む(オリジナルのSサイズ)。

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 うん、レモネードだ。
 でも、ふつうのレモネードの味だった。

 サツエキへは地下鉄で。

 APIA を歩いているときに、おなかがゴロゴロしてきて、トイレに行くべきだという雷警報が私の小脳から発せられた。
 ガッツリした濃厚スープとボリュームある太麺は私の大腸を速攻で刺激してしまったようだ。

 妻に「そこらへんの店を見てて。トイレに行ってくる」と告げ、APIA のトイレへ。

 個室は2つとも使用中。……ちぇ。

 東急百貨店の地下へ。1つしかない個室は使用中。……うぐ。
 おしっこにしては遅すぎると思われているだろうから、いったん妻の元に戻り、「ボク、実は、ポンポン痛いの」と言い訳し、ステラプレイスへ空き個室発見の旅。

 妻はソニプラ(ソニープラザ)を見てるというので、その横のトイレへ。
 個室は使用中。……ひぇ~。
 2階へ。
 個室は使用中。……ひゃあ。
 このあたりで、苦痛と焦りから私の視界はモノトーンになっていった。

 同じ2階の東。スタバの奥の方にあるトイレへ。
 よ、よ、よかったぁ~。2つある個室の2つともが空いてた。……幸いあれ!

 ということで、無事に用を済ませることができた。
 もちろん出てきたものは壊し気味のおなかが産出するようなものであった。
 幸い、この1回の個室内での行為だけでおなかは落ち着いた。

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 そのあとは、JR に乗り帰路に着いた。

 駅近くの駐車場にとめてあった車で、「トリトン」へ。

 夕食用の鮨をテイクアウトするためだ(先ほどまで血相を変えて個室を探していた人物と同一とは思えない転身ぶりだ)。

 あの商品券もそろそろ使わなければならない。せっかくいただいたものを活用しないのは失礼にあたる。
 そして、お鮨はとてもおいしかった。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のデュエット「われは急ぐ,弱けれど弛みなき足取りもて(Wir eilen mit schwachen)」。
 7曲から成るカンタータ第78番わが魂なるイエスよ(Jesu, der du meine Seele)」BWV.78(1724)の第2曲。

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   タワレコ(広告) 主よ、人の望みの喜びよ~バッハ:管弦楽名曲集


妻に誘われFビレッジに行き、一層頑張りはしなかったけど良い1日になった

  隣町に住みながら開業から2年目で初訪問
 で、先週の金曜日に「北海道ボールパーク F ビレッジ」に行った話である

 2023年に開業した、F ビレッジ。

 上のリンク記事でも書いたが、実はウチの2階から F ビレッジの核となる施設「ES CON FIELD」が、晴れた日なら遠くに見えるのである。
 最初は「何だろう?あの巨大な建物は?」と、エスコンだと気づかなかった。しかし、双眼鏡で見たり、望遠レンズをつけて写真を撮って、それがエスコンだとわかったのである。

 妻が「いまだにエスコンに行ったことがないっておかしくない?」というので、おかしいとは思わなかったものの、試合がない日だったので行ってみることにしたのだった。

 試合がある日は駐車場は予約が必要だし、そもそもそんな混みあうところに車で行く気なんて起きない。
 実はこの日だって、最初は JR で行こうと思っていた。しかし、試合がないどころか平日でもあったので、マイカーで行くことにしたのだった。

 予想は良い方向に当たって、駐車場はガラガラだった。

 が、満車になったときに出入りにどれだけ渋滞するのだろうと、想像するだけでぞっとした。F ビレッジから大きな通りに出るのにも信号があるわけではないので、それもまたたいへんかもしれない。

 いや、試合を観に行くことがあったとしても、そのときは公共交通機関を使う以外、私の頭にはないんだけど。

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  想定外の『オムレツ』の状態
 「KUBOTA AGRI FRONT」のカフェでランチをと思ったが、メニューはスープカレーなどで私好みではなかったので、お茶だけ(私はコーヒー、妻はアップルパイにミルクティー)。

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 次に「TruffleBAKERY BAKERY & RESTAURANT」に行き、パンを買ったあとレストランで食事。

 案内してくれた席は窓に向かう形で座るカウンター席。

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 妻は「ナスとトマトのペンネ アラビアータソース」、私は「トリュフのふわふわオムライス デミグラスソース」を注文した。

 オムライスは、皿にオイルがたまっていて「おや?」と思ったが、まったくしつこさや重さはない。

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 味は初めて経験するもの。トリュフが効いているからこういう味になるのだろう。
 卵も薄いタマゴ焼きでライスを包んだものではなく、メニューの名のとおり、ふわふわ。半熟状態の厚いオムレツがライス全体を覆い隠している。

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 これは他では味わえないおいしさだ。もちろん(途中で胸がいっぱいになって食べれなくなるなんてことはなく)完食。食後もおなかの調子は No problem。

 妻が頼んだペンネのソースも上品な味わいだった。

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 A1駐車場に入れたのだが、帰りは(北広島市街をめざしたのだが)よくわからないまま一方通行のセントラルアベニューに入り、そこを突きあたりまで進み、右折してアンビシャス通りへ入ったが、道が混んでいるときは絶対入れないだろう(マップの緑〇の箇所)。

 駐車場を出たら、2カ所あるボールパーク通りまたはアンビシャス通りにつながる出口から出るのが正解だろうが、その道は細く表示はわかりづらい気がした(赤〇の箇所)。 

 なお、赤い矢印は私が北広島市街から F ビレッジの駐車場に入るのに通ったルート、青矢印が帰りに駐車場から北広島市街へ向かうのに通ったルートである。

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 そのあと北広島の「コープさっぽろ」とその2階にある「無印良品」に寄り、帰宅した。

 夜はコープさっぽろで買った総菜のヒレカツと、トリュフベーカリーで買ったパンを食べた。
 おいしいパンだった。

  エスコンでバッハのインヴェンションが響く
 ところでこの日の朝、新たなかかりつけの病院に電話をかけ「帯状疱疹のワクチンを打つ予定なのですが、予診票に『主治医はワクチンを打っても良いと言いましたか?』という項目があるので、打っても問題ないか確認したいんですが」とお願いした。

 看護師は「確認して折り返し電話します」と言ってくれた。

 1時間半ほど後。

 私がエスコンのトイレの出口の壁に書いてあった大谷翔平の言葉を読んでいるときに、スマホがバッハのインヴェンションの14番を奏でた。
 最近、パソコンに取り込んであった CD の音源をスマホに保存して着信音に設定したのだ(このことについても、近々報告する予定)。

 もちろん、看護師さんからだった。

 「先生に聞きましたが、帯状疱疹のワクチン、接種しても問題ないそうです」
 「ありがとうございます」

 また一つ、確認すべき案件が良い形で処理済みになった。なによりである。

♪ 今日の一曲 ♪
 アラビアータというのは唐辛子を入れた辛いトマトソースのことで、アラビアとは関係ないらしいが、チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky 1840-93 ロシア)の組曲「くるみ割り人形(The nutcracker)」Op.71a(1892)から「アラビアの踊り(Danse arabe)」。

 組曲「くるみ割り人形」バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71(1891-92.1892初演)から改編された曲だが、組曲の方がバレエの上演よりも先に初演された。

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帯状疱疹ワクチンは『生』ではなく『組換え』を打つことを選択

  SANZOKU に MANZOKU
 今週の月曜日の朝。
 札幌駅の西改札を通り抜け、その先の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン(西コンコース臨時売店)の前に立った私は、とてつもなく大きな幸福感に包まれた。

 というのも、今日の「日替り弁当 A」は「鶏の山賊焼き」だったからだ。
 山賊焼きを目にしてそれを買わないなんて、私にとっては手持ちのお金が549円以下しかないとき以外はありえないことだ。
 500円玉と50円玉を1枚づつ、つまり550円をちょっきり出して袋に入れてもらった「鶏の山賊焼き」弁当をぶら下げてルンルン気分で会社へと向かった。

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 この日は自宅から、いなりずしくらいの大きさの白ご飯と賞味期限が切れたオニオンスープを持参。
 手持ちのご飯がなかったら足りないところだが、ちょうどいい量となった。
 それにしても「みんながくれるから、米を買ったことがない」という身分になってみたいものだ。そうことを平気でしゃべる愚かな人間にはなりたくないけど。

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 ああ、このコショウのスパイス感!
 おとなの味だ。
 満足、マンゾク、MANZOKU!

  電話が多くて看護師さんもたいへんだ
 火曜日は朝から景気の良くないどんよりした天気。
 この日は在宅ワーク日。
 9時半過ぎには一時はどしゃ降りになるほどの激しい雨。昼前にはやんだが、昼過ぎには一時、霰(あられ)が降った。

 そういえば、高校のグラマーかコンポの教科書に "It never rains but it pours" って英語のことわざが載っていて、その日本語訳が「降ればどしゃ降り」だった。
 でも、なんじゃい?「降ればどしゃぶり」って。英語圏では小雨や霧雨は降らないのか?

 さて、そんな天気だから、在宅業務をそこそこにお庭で作業、なんてことはせずに、家の中で漠然とした時間を過ごしたかというとそうではなく、何度も電話をかけた。江別市立病院に。

 先日書いた、高齢者帯状疱疹ワクチンの予防接種の予約をしたのだ。
 何度も電話をかけたというのは、代表電話番号で交換手(っていまは言わないか……)は出るのだが、「帯状疱疹ワクチンの予約をしたいのですが」「では、内科外来につなぎます……申し訳ありません、ただいま電話中です」というのが何度も続いたからだ。

 ようやくつながり、予約を入れた。
 前回の記事ではお値段の関係で生ワクチンにしようと思っていたが、北海道新聞の記事を読んだ妻が「高くても効果が持続する組換えワクチンの方にしたら?」と言ってくれたので(ということは、家計費のなかから特別に支出してくれるということだ)、組換えワクチンを打つことに考えを変えた。
 きっと妻は、ワクチンの効力が切れた5年後あたりに帯状疱疹にかかり、猛烈な痛みで騒ぎ立て生活にも支障が出てしまった私のめんどうをみるくらいなら、組換えワクチンの費用を出すのは決して高くないと判断したのだろう。

 1回目のワクチン接種は1カ月以上先の話。
 実は私、江別市立病院を利用するのは初めてである。
 病院に行くのが楽しみっていうのはへんな言い方になるが、でもどんな病院か興味深い。

 この日の昼は「菊水」の麺とスープで、しょうゆラーメン。
 数日前に作った豚丼の具(豚肉を炒め、ベルの豚丼のたれをからませただけだが)をご飯の上に載せたミニ豚丼をお供にした。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)のピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2テンペスト(Tempest/Der Sturm)」(1802)。

 いつも読ませていただいているブログ「それでいいの」の管理人さん(ブロガー)が、毎回のように取り上げている曲。ただし、ここにも書いたように、弾く立場で
 私はしばらくベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴いてなかったので、今回「テンペスト」を聴いてみた。
 あまりよく知らない曲なのに、第3楽章はなぜか懐かしい気がした。なんでだろ?

BeethovenSonataHeidsieck


えっ?いまはもう、おなかのなかは空っぽなんですけど……

  想定外の要求
 ここで予言したことを成就させるべく(いや、予言じゃないし、成就ってほどのことでもない)、16日はアサイチで市内の総合病院に行き、再度『循環器内科』の新患受付をした。
 今回は無事、この日診察してもらえることになった。

 待合室であらためて当たりの様子を観察すると、私は誤解していたことを知った。

 最初に行ったとき――2日前のことだが――内科(一般内科)と呼吸器内科や循環器内科、消化器内科の医師はまったく別な人なのかと思っていたが、そうではなかった。それぞれの専門内科の医師たちが、一般内科の診察も担当しているようだ。
 だが、私の場合は風邪とか頭痛とかではなく、明らかに循環器のカテゴリーに入るおビョーキなので、循環器内科の医師がいないのに(他が専門の内科医に)診てもらうのは二度手間ということで、先日はお引き取り願わされたのだろう。

 看護師が私の番号を呼び、私は紳士的に軽く手を上げ、「ここに我あり」と存在を伝える。
 看護師は、いままで通っていた病院が閉院となったという事情はわかった。今日は最初なので、X 線検査と心電図検査、血液検査と尿検査を行なうと告げた。

 私の表情が曇った。
 というのも、いつ呼ばれるかわからない状況で尿意に襲われたら悲劇以外の何ものでもないと思い、ついいましがた最後の一滴まで絞り出すようにオシッコをしてきたばかりだったからだ。
 尿検査をするなんてまったくの想定外だったのだ。
 逆の意味で悲劇だ。

 「いましてきたばっかりで、出ないかもしれません」と、弱気な私。
 「がんばってください」と笑顔で排尿を鼓舞する彼女。
 しかし、結果的に25ml ほど出せたのは、ひとえに私の努力のたまものである。

  1時間ですべての結果が出そろう
 受付してから1時間ほどで診察室に呼ばれた。
 つまり1時間もかからずに、血液検査の結果まで判明したのだ。

 これまではアサイチで採血して、午後その結果を聞きに再度病院に行っていた。それでも結果が出るのが早いと思っていた。そう遠くないが、他の場所に運んで分析してもらわなければならないのだ。だから午後イチには結果がわかるのは、決して遅いことではないと思っていた。

 新たに通うことに選んだこの病院は、規模からして院内ですぐに血液を分析できると予想していたが、その予想は当たった。午後に出直してくる手間はなくなった。

 さて、血液検査の結果はいつもどおり(心電図、尿、胸部には異状なし)。
 前日の昼には弁当に天タレまぶしおにぎりをお供させたというのに上等な成績だ。
 これから先、私のホームドクターとなるまだ若い医師が言うには、「中性脂肪は高いが(この日は私としては低い方だった)LDLコレステロールは高くないので、そんなに心配することはないでしょう。今までと同じ薬を続けていきましょう」ということだった。

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 いままでどのくらいの頻度で通院してたのかと聞かれたので、「2カ月に一度です。3カ月に一度じゃだめですかと尋ねたことがありますが、経過をみるために2カ月に一度と言われました」と悲しげに答えると、「3カ月に一度で大丈夫ですよ。きっと、その病院でのルールみたいなものもあったのかもしれないですね」と言ってくれた。
 次回の診察の予約をし、84日分の薬が処方された(3カ月なので90日分かと思ったら、次回診察日に合わせた日数分だった)。

  『1』でも汗。ってことは、私に合うのは辛さゼロ?
 帰りはグルーッと迂回して、昼食を食べるために江別蔦屋書店に行った。
 「DENO 175° 担担麺」だ。

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 白ごま汁あり担担麺と小ライス。

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 前回の反省を踏まえ、辛さは1にした(痺れも1)。
 それでも途中から汗が噴き出した。

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 通院、しかも初回という一大イベントを終えたあとの担担麺は、何にもまして充実感を私にもたらしてくれた。


♪ 今日の一曲 ♪
 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の交響曲第4番ハ短調D.417悲劇的(Tragische)」。

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新型コロナワクチンに続く市長さまからの贈り物は帯状疱疹ワクチン

  生なら5年後には効果6割減
 先日、自宅の郵便受けに江別市保健センターからの封書が入っていた。

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 んっ?市が行なう健診の案内だろうか?
 そう思って開封すると、『高齢者帯状疱疹ワクチン予防接種のお知らせ』だった。

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 はいはい、高齢者ね。
 私、市のお墨付きをいただいたってわけだ。
 私は行政も認めるこうれいしゃ(・・・・・・)

 とにかく、帯状疱疹のワクチン予防接種の費用を補助してくれるとはありがたい。

 何年か前に、ある人から「帯状疱疹の予防接種はやっといた方がいいですよ」と言われ、病院で料金を聞いたところ、けっこう高かったのでやめたのだが、あのとき高いお金を払って打っていたら、今回の案内を見て「失敗した!」と悔しい思いをするところだった。

 私に案内が届いたわけは、上にも書いたように私が晴れて『高齢者』となったからだが、具体的に言うと、昭和35年度生まれの江別市民が対象者に該当するのだそうだ。

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 ワクチンには2種類あり、自己負担額は、生ワクチンは4,400円で組換えワクチンは22,000円。
 組換えワクチンは接種後5年経っても約9割の予防効果があるが、生ワクチンだと5年後は4割程度。

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 う~ん、悩ましいところだが、22,000円は痛い。帯状疱疹にかかったときの痛みがどのくらいひどいものなのかわからないが、22,000円もじゅうぶんに痛い。

 おそらく、前に病院で聞いた時のワクチンは、そのときの値段からすると生ワクチンだったんだろうと思う。

 接種を受けるのは決めた。せっかくの市長さまのご好意を無下にするのはもったいない。
 生ワクチンにするつもりだが、もう少し考えてみたい。

 たまたまタイミングよく、昨日の北海道新聞に帯状疱疹ワクチンについての記事が載っていた。
 これを読んだ妻は、どうせ打つなら組換えワクチンの方が良いのではないかと思ったようだ。

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  なぜコロナ禍後に帯状疱疹が騒がれるように?
 ところで、数年前からなぜ急に帯状疱疹ワクチンのことが言われ始めたのだろう?
 そしていま、なぜあんなに頻繁にワクチン接種のテレビコマーシャルが流れているのだろうか?

 コロナワクチンを接種することによって帯状疱疹のウイルスが活性化するため、コロナのワクチン接種後に帯状疱疹にかかる人が増えているという説を耳にすることがある。

 コロナワクチンを接種した人と接種していない人を比べると、コロナワクチン接種後に帯状疱疹になるリスクが高まるという研究結果があるそうだ。
 しかし、一方で逆の研究結果もあるという。

 帯状疱疹は免疫力が低下すると発症すると言われている。
 コロナワクチン接種によってヒトの体内で帯状疱疹ウイルスに対する免疫力が一時的に低下し帯状疱疹ウイルスが活性化。その結果、帯状疱疹を発症すると考えられている。
 ただ、これはコロナワクチンに限らず、インフルエンザワクチンの接種でも帯状疱疹を発症したという例もあるそうだ。

 かなり多くの人が集中的にコロナワクチンを接種したので、その副反応として帯状疱疹になる症例が目立ったのだろう。ただ、本当にコロナワクチンが他のワクチンよりも帯状疱疹ウイルスを活性化させやすいかどうかはわかっていないという。

 とはいえ、これだけ帯状疱疹ワクチンのことが言われ始め言われ続けているいうことは、やはりコロナワクチンの影響が尾を引いてるんだろうなと思う。

 私は小学1年か2年のときに水疱瘡(みずぼうそう)にかかった。
 水疱瘡(水痘)にかかって休んでいた N 君が治って学校に来たときに、その発疹の痕を「ここなんだぁ」と私は指で触ってしまった。
 その翌日だったか翌々日に、私は水疱瘡になったのだった。

 そのときのウイルスが、いま私の細胞内でおとなしく眠っている最中なのである。

♪ 今日の一曲 ♪
 デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-74 フランドル)の4声のロンド―「かくも激しく 身に迫り来るわが痛みは(Les douleurs, dont me sens tel somme)」。
 詩はアントワーヌ・ド・キュイーズによる。って、誰か知らないけど、私は。

Dufay


自分でも驚くほどこの日は尿意を感じずに飲食&歓談

  串カツ弁当を買うべきだった……
 先週の木曜日の朝。
 札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを訪ねると、この日の「日替り弁当 A」は串カツだった。
 ここに書いているように、この「串カツ弁当」に私は好意を抱いている。常にカツとともに過ごしている竹串に嫉妬するくらいだ。

 だが、この日の夜は珍しく飲み会があり、その店はイタリアンなのだが、もしかするとミラノ風カツレツなんかが出てくるかもしれないと、余計過ぎる気をまわして、「日替り弁当 A(串カツ)」の購入を見送り、それどころか弁菜亭では弁当を買わなかった。

 弁菜亭をパスした私はファミリーマートに寄って、でもファミマの弁当の中では近ごろお気にの「チキンステーキ&ガーリックライス」は売り切れで、しょうがないので「鶏そぼろ弁当」を買った。この弁当、「3色そぼろ&チキン南蛮弁当」からチキン南蛮を取り除き、ボリュームを落としたって内容のもの。
 当然ながらカーボハイドレート好きの私にはご飯が足りないので、「天然紅しゃけ」おにぎりを購入。これだけだと野菜不足になるので、ジャガイモやダイコンが入っているとん汁も購入。
 おやおや、それなりのお値段になってしまった。

 昼になって私は思い出した。
 そういや今日の朝も肉そぼろを食べたんだってことを。
 連休中にお孫ちゃんたちが来たので、私はお孫ちゃん(兄)が好きな肉祖母露、おっと誤変換、肉そぼろを多めに作った。お孫ちゃんはウチでそれを食べ、また残りはお持ち帰りしてもらったが、一部はウチに残しておいた。それをけさの食事のときに食べたのだ。まっ、いいけど。
 それにしても、何度もぼやくが、おにぎりもずいぶんと高くなったものだ。

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  おしっこしたくならなかった!
 この日の夜の店は「orizzonte」。
 東京の本社から役員様がやって来て、支社メンバーと食事をした。

 私がこの店に来るのは15年ぶりくらい。あのころは何度か社用で利用させてもらった。

 店に入ると、「ああこういう造りだったな」と懐かしく思った。

 料理も前菜、ピザ、パスタ、メイン……どれもすばらしい味だった。
 なお、ミラノ風カツレツは出てこなかった。

 そしてまた、この日は食事中におなかの調子がよろしくなくなることもなく、またハイボールではなくワインを飲んでいたためかもしれないが、オシッコに行きたくなったのは途中一度だけだった(念のため、帰る前にも一度行ったが)。
 飲み会となると、何度も何度もトイレに行きたくなる私にとっては、これは異例中の異例。
 ちょっぴり自信につながった。

20250508Orizzonte

  寒かったけど気分は冷たい蕎麦
 翌金曜日のことはここで報告した。
 そして、土曜日は風が強く雨も降り寒かった。
 そんな酷寒風雨のなか、午前中に私は買い物をしにスーパーに行った。
 妻に、牛乳と木綿豆腐と水菜とすき焼専科を頼まれたのだ。ついでに、私は「菊水」の「味わいづくり札幌生ラーメン」と「醤油」スープも買った。

 でも、昼は急に蕎麦の気分になって、冷やしたぬきそばを作って食べた。
 麺は「まるなか」の「蝦夷開拓そば」、つゆは「めんみ」である。
 気分が蕎麦モードのときに食べる蕎麦の味は、これまた格別だった。

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 言うまでもないだろうが、グラスの中の液体はコーラではない。つゆである。

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♪ 今日の一曲 ♪
 武満徹(Takemitsu,Toru 1930-96 東京)の「地平線のドーリア(The Drian Horaizon)」(1966)。
 「オリゾンテ」というイタリア語の意味は、地平線のことだそうだ

TakemitsuOzawa

   武満徹:ノヴェンバー・ステップス 他 小澤征爾/トロントso



「知床ざるそば」が全国区になったり苫小牧から届いた弁当を食べた話

  間違いねっ、だって
 今日から(というよりも土曜日から)すでに長期連休に突入している人も少なくないだろうが、それはさておき、先週の木曜日の話。
 
 この日は出社日だった。つまり、自宅から札幌の職場まで通勤した。
 大安だし、北海道新聞の占いでは2月生まれの人はこの日、『愛される喜び運』があるということだった。良い日になりそうな予感がちょっぴりした。

 札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」は「鶏のケチャップ煮」という初めて見るおかずのものだった。皆さんご存じのとおり、鶏は私の鉱物である、いや好物である。ケチャップ系のチキン料理も先日作ってみたところだ。

 しかし、なんとなく鶏肉の色合いが良くなかった――自家中毒症で吐き気に襲われて苦しんでいる幼いころの私の顔色のようだった――ので、おいしくないのではないかというよりは、ご飯のおかずとしては味が薄いのではないかと瞬時に勝手に思い込んで、買うのを見送った。

 10時過ぎに、用事を足すために外に出かけた。
 この日も「無印良品」に妻が取り寄せを頼んでいた商品を、私は受け子役として取りに行ってきた。今回も店員さんはスクショの受取用バーコードを読み取ることはなかったが、同じ画面に表示されている注文番号はメモ紙に控え、バックヤードに商品を探しに行った。そして、頼んであった商品は無事、受け子である私の手に渡された。

 そのあと東急百貨店の地下に寄った。

 「天一」のあとに出店したホットドッグか何かの店の場所は2カ月ほどで閉鎖されていたが、またホットドッグ店が営業を再開していた。しかし、期間限定と書いてあったように思う。
 変わった名前だ。
 東急を訪れる客層は年齢層が高めの印象があってホットドッグよりはサザエのおやきの方が好きに違いないと思うが、果たしてどうだろう……

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 店内を2周したが弁当を定めきれず、ということはこの日すごく食べたい弁当はここにはないということだと気づき、「わくわく広場」に行った。

  予想以上に硬かった牛ハラミ
 食べたことのない弁当を食べて読者の方々に紹介したいというサービス精神から、「ヒマラヤダイニング」という店の「牛ハラミ焼き塩ダレ」弁当を買った。
 なんと「ヒマラヤダイニング」は住所が苫小牧。朝のうちに作って、10時過ぎにはここに届けているということだろう。函館駅のみかどの駅弁も特急列車に乗せて午前中に札幌駅の四季彩館に到着し陳列されるが、車でわざわざ札幌まで届けるのはたいへんだ。元は取れるのだろうか?

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 ハラミの味は良かった。が、肉はけっこう硬かった。
 差し歯である前歯が折れたらどうしよう、入れ歯である奥歯でかみ砕ききれなかったらどうしよう。そんな、牛への恐怖心を感じながら食べた。豚や鶏の場合は肉が硬くて嚙み切るのに苦労するってことはほとんどないが、牛肉の場合はこういうことは珍しくないことなので注意が必要だ。って、事前に注意のしようはないんだが……。

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 牛肉の弁当を買うのは久しぶりだったが、実は今回この弁当を買う決定打となったのは、細かい切り込みが食欲をそそるウインナーの存在だったことを、私は告白する。でも、これがアソコだったら、痛くて痛くて耐えられないだろうな。想像しただけで背筋が寒くなる ← 想像するな!

 で、大安だったが、特段吉日ではなかったし、愛される喜びもまったく感じることのないまま、この日は終わった。

 妻は妻で、この日は吉日どころか凶日となった。お孫ちゃん(兄)を除く長男一家が胃腸炎になり、何日か前に妻がヘルプに行ったのだが、それがうつったようで、胃痛、腹痛、吐き気に襲われたのだ。

  甘めのつゆが舌を喜ばせる
 そんなわけで、妻は何も食べられない状況なので、私の夕食――というか、つまみ――はウインナーを傷めた、いや、炒めたり、冷凍メンチをレンジアップしたりといったもの。でも、久しぶりに「菊水」の「知床ざるそば」を買ってきたので、締めに食べた。さすがロングセラー。安定のおいしさ。

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 下の写真は今年1月21日付の道新デジタル(北海道新聞のデジタル版)の記事(一部)である。

20250121DoshinKikusui


 本州の人たちもこの「知床ざるそば」を食べることができるようになったことに、私は言いたい。「よかったね!」。

 ところで、ヒマラヤといえばアルプスである。アルプス・ヒマラヤ造山帯のことを中学の地理の授業で習ったはずだ。私は覚えていないが……

 この弁当を買う前日に、こんなスパムメール(迷惑メール)が、Yahoo のメールの受信箱に届いていた。

20250423Spam

 このメールと同じノリだ。やっぱり私、こういうセンス、けっこう好きである。

 さて、金曜日(25日)は、私には胃腸炎が感染した様子もなく、健康ながらも「めんどくさいなぁ」と気分は後ろ向きで出社。

 弁菜亭の「日替り弁当 A」は「すき焼き風」。迷ったが、やっぱり今の自分が求めているのはすき焼き味ではないと思い、買うのを見送り、ファミリーマートで二度目となる「チキンステーキ&ガーリックライス」を買った。
 昼になって、私がこのファミマの弁当をレンジアップしたおかげで、香ばしいガーリックの香りがオフィスを包み込んだことは言うまでもない。

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 さて、連休に入り読者のみなさんのなかには、こんなときに MUUSAN のブログなんて読んでる暇はないという人が超多数いることだろう。読者なんて薄情なものなのだ。

 なかには、読みたくてもチベット高原とかカシミール盆地といった電波状態が悪いか届かないところを旅行している人もいるかもしれない(無地帰国できることを祈る)。あるいは、国内旅行でも、知床ざるそばを食べに電波状態の悪い知床半島に出かけている人もいるかもしれない(知床ざるそばは家で作って食べるものなのに。いずれにしろヒグマに襲われずに無事帰宅できることを祈る)。
 実際、26日からこのブログへのアクセス数は現政権の支持者と同じくらい急減しているのである。読者も有権者もバカ正直である。

 そんなわけで、私もタイヤ交換をしたり、ガーデニング作業をしたり、それなりにやることがあるので、しばらくブログの更新を休むことにする。
 どうしても読みたいという病的愛好家の方は、豊富な品ぞろえと在庫量を誇る過去記事を読んで気を紛らわせていただきたい(気が向いたらエックスしちゃうかも。あるいはやることが諸事情でやれなくなって、ついついブログを更新しちゃうかもしれない)。

 ではみなさん、すてきな連休を!
 なお、「今週の私はエブリデイ・ホリデイである」というたわけた過ごし方はしないことを申し添えておく。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラビツキー(August Labitzky 1832-1903 チェコ)のピアノ曲「アルプスの乙女の夢(Der Traum der Sennerin)」Op.45。

FurELise



またいけない行為に及んでしまったんです。酔った勢いで……

  コロナ単独犯ではなかった
 4月1日から Z子さんは職場復帰したのだが、新型コロナのほかに、「奥さまニコニコ W チャンス大当たり」とばかりインフルエンザにも同時感染していたそうだ。

 すごい!
 何がすごいかわからないが、すごい。
 私だったら二重苦で心も体もズタズタにされたあとに、たった5日間の自宅謹慎、いや自宅療養で職場復帰などできっこない。元通りに回復するには、最低でもゴールデンウィーク明けまでは安静にしておかなければならない。

 この文章を書いている現在は4月5日だが、私にはコロナらしき症状も、インフルエンザらしき症状もでてない(本人の感覚による)。ちょっと痛いのは耳の穴だけだ(耳掃除をしていて耳かきで強く引っかきすぎた)。
 ということは、少なくとも Z子さんからは感染することなく済んだということだろう。毎日の晩酌でアルコール消毒を怠らない努力をしてきた賜物だ。

 4月1日に話を戻すが、夜にチキンを焼いたあと、また炒飯が食べたくなって―悪い癖だ―酔った勢いで作って食べた。今回も「チャーハンの素」に頼らず鶏がらスープの素とオイスターソースで味付けした。
 ウソ偽りなくおいしかった。私の炒飯作りの腕も、すっかり安定してきたようでうれしい。
 こんな食生活をしているのに、体重は増えない(身長173cmで体重62kg)。
 でもそのかわり、血の中の中性脂肪の量は減らない

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  し、しるがあった方が好き
 翌日は在宅での仕事。
 起床時に体調の異状なし。

 昼は、先日の冷凍食品のおいしい担担麺に対抗(?)し、LAWSON の PB の汁なし担々麺(前日の残りの炒飯を添えて)。

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20250402ShirunashiTantanmen2

 この汁なし担々麺は、以前にも讃えたようにひじょうによくできている。
 が、もともと担担麺では汁なしよりも汁があった方が好きな、ウェッティな私。
 そんなわけで、今回私はこないだ食べた阿吽監修の(汁あり)担担麺に軍配を上げることにした。

  この日は口の中をソフトにしたかった
 さて、4月3日。
 この日も体調に異状なし。気分以外はすこぶる元気。

 というのも、朝から小雨が降っていておセンチ気分な私。つまりは気分はロー。

 そのせいかどうかは自分でもわからないが、この日は札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを覗いたにもかかわらず、そしてこの日の「日替り弁当A」は私の好物の「鶏照焼き」だったにもかかわらず、弁当は購入しなかった。
 なんとなく湿った気分だったので、(あまり関係ないけど)どちらかといえば硬めの炊き上がりのご飯は食べたくなかったのだ。

 弁菜亭の「非駅弁」の弁当のご飯は、私にとってはやや硬めである(最近は購入していないので、駅弁のご飯がどうなのかはわからない)。というか、粘りが少なめだ。
 炊き方なのか米の種類のせい(低価格のブレンド米?)なのかはわからない(米の質が多少劣っていたとしても、この価格で弁当を販売してくれているんだからそれはやむを得ないと思う)。
 ふだんはそんなに気にならないが、こういう気分のときは、口の中が殺伐とした感じになるのは避けたい。

 ということで、10時過ぎに出かけたついでに久しぶりに「わくわく広場」に行き、「アジト」の弁当を買った。新商品の「豚肉とキクラゲの卵炒め」である。ここのザンギの味は私好みなので、それも決め手になった。
 なお、わくわく広場に行く途中、粘着気質野郎のように弁菜亭ワゴンの様子を見に行ったが、すでに「日替り弁当A」の姿はなかった。鶏照焼きはやっぱり人気で売り切れたのだろう。

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 豚肉とキクラゲの卵炒めは、やや甘めの味つけでご飯が進む味。
 ザンギは皮の部分が多かったが、しっかりしたしょうゆ風味がおいしい。

20250403AjitoKikurage2

 このあと東急百貨店の地下に寄ったが、「天一」の跡地に出店したホットドッグかなにかの店の姿は、早くも無くなっていた。

20250403TokyuDept

 いくらユニクロやビックカメラがテナントで入ったとはいえ、東急百貨店の地下食品売り場の客層は年齢層が高い。ホットドッグのような食べ物を売るのはなかなか難しいと思う。
 私も職場での昼食にホットドッグやハンバーガーを食べようと思わないし……(価格に終わりにボリューム的に足りない)。

 次は何の店がオープンするのだろう。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「ほろ酔い加減(Kicsit azottan)」。
 管弦楽のための「ハンガリーの風景(Magyar kepek)」Sz.97(1931。全5曲)の第4曲。

 原曲はピアノ曲「3つのブルレスカ(3 Burleszk)」Op.8,Sz.47の第2曲。

BartokReiner

   タワレコ(広告) バルトーク:管弦楽のための協奏曲 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/ハンガリー・スケッチ ライナー/CSO



プロフィール

MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

御多分にもれず参加中・・・
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