うなぎの魅力が理解できなかったあの日
今日は海の日である。
同時に3連休の最終日である。悲しいことだ。
一週間前の先週の月曜日。
午前中に外勤。
先日とは逆側、五番館西武(札幌西武)があった側から ESTA の方向を撮ってみた。
この一角にヨドバシカメラが入る高層ビルが建つ予定だ。
同じ区画に立っている北海道建設会館もすでに閉鎖されていた。
いまから40年近く前、就職してすぐのときに、このビルの地下にあった(確か)「叶」という店で、上司にうな重をごちそうしてもらった記憶がある。でも、鰻という食べ物のおいしさをまだ堪能できる舌を持ち合わせていなかった新卒の若造は、無感動に食べた、というよりも、このときは「あまり得意な食べ物じゃないな」と感じたのだった(たぶん、お初もしくは二度目くらいのうなぎ経験だったと思う)。その後、ウナギ大好き人間になるとは、自分でも予想していなかった。
「叶」はその後、あまり長い時を経ずになくなり、別な店にかわった。そのため、もう一度この店のウナギを経験する機会は訪れなかった(下の写真の白いフェンスで覆われている正面玄関。その横に地下へ降りる階段があった)。
そのまま東に向かって-って言っても、信号を一つ渡るだけ-東急百貨店の地下へ。
「魚一心惣菜亭」に行くが、この日も西京焼きの弁当はなし。
で、いろいろ迷ったあげく、もう一つの「魚一心」である「お持ち帰り寿司魚一心」-そういう名前だったことに、この日私は初めて気づいた-で「穴子押し寿司」を買った。
この購買心理に、「叶」の思い出が関与していることは間違いない。しかし、ウナギは高いのでアナゴに逃避行したわけだ(穴子だって安くはないけど)。
帰りは地下鉄東豊線のさっぽろ駅の旧 ESTA 側改札側からJR札幌駅に抜ける通路を歩こうとしたら、あらあら、ルートが変更になっていた。
えっ?5月15日から変わったって?
そんなに、ここを通ることがなかったとは。
細いエスカレーターで地下2階に上がるようになっていたが、これは朝夕は混みそうだ。