新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

交響詩

ホンコンやきそばで再び元日気分になった1月の第2日曜日

  動きがスムーズで静かになった戸の向こうには
 わが家のキッチンの横には引き戸がある。廊下との境となるもので、この戸の先にトイレやら洗面所・浴室がある。

 この戸がこのところ(←だじゃれではない)、開け閉めするたびにキュルキュル音がするようになったので、いったん外して戸車に潤滑スプレーをかけることにした。

20250111Hikido1

 ご存知の方も多いだろうが、引き戸は開けた状態にして(この戸の場合は左側に移動させた状態にして)上に持ち上げると外れる。

 幸い2つある戸車2カ所に異常はなし。戸車の軸のまわりの綿ぼこりを取り除き、車軸に kure5-56 をスプレー。

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 戸をはめ込んで動かしてみると、なんでもっと早くやらなかったんだろうってくらい静かに、そして動きがスムーズになって開け閉めするのが軽くなった。

 そうそう。
 『奥様ニコニコ Go!Go!DAY』のときに買ってあった S&B のホンコンやきそば。そのなかに賞味期限が2025年1月1日のものが残っているのに気づいた。この引き戸の向こう側の廊下の壁際に置いてある棚にストックしてあったのだ。

 これはいけない!ということで、作って食べた。
 なんとなく正月気分になった。

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 ホンコンやきそばって私、もう55年以上は食べてきている。
 すごいな、S&B も私も。いろんな意味で。

♪ 今日の一曲 ♪
 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の交響詩「夜の騎行と日の出(Nattlig ritt och soluppgang)」Op.55(1907)。

SibeliusSakkyo



あの『街道』に行っても、もう MOGMOG 欲求が満たされることはない

  なぜ円形にむけ始めたのか?
 13日の金曜日を迎えるにあたり、この一週間を振り返ることとしたい(←あくまで私個人のことであり、世の中全体を振り返るわけではない。そんなことは期待されていないのもわかっているし、期待にも応えられない)。

 月曜日の朝。手の写真を撮った。
 あの、蜂に刺された箇所。円く皮がむけ始めていた。もしかすると、この円の中心がハチの針が差し込まれた凄惨な現場なのかもしれない。

20241209LeftHand

 それにしてもずいぶんとシワシワな爺さんくさい手の甲だなと思われるかもしれない。「いやいや、そんなことは」と言っても、それはウソに違いない。というのも、私自身が「ずいぶんとしわしわな爺さんくさい手の甲だな」と思ったからだ。
 しかし、これはハチに刺されたことによる腫れの後遺症、あるいはステロイド剤による副作用かもしれないのだ。というのも、右手の手の甲はなかなかピチピチ、ツヤツヤしているから。

20241209RightHand

 なお、今日現在(12日21時)、痛みは、ピーク時(刺された1~3日後)を100としたら、18.546ぐらいまでおさまってきている(まだ、痛みと、骨のあたりがつるような感覚が残っている)。

  ドア上案内板も『中華』対応
 朝の暗いうちから自分の手の写真を撮っているなんて、知らない人が見たら気味悪がるだろうが、それはさておき、この日江別駅に行くと、貨物列車(1083)はやって来なかった。もしかすると月曜は運休日なのかもしれない(始発が本州のどこかだとしたら、始発駅基準で日曜運休ってことだろう)。

 通勤電車の134M はまたまた733系の4000番台。新型だ。
 これが防犯カメラ。

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 そして、ドア上の案内表示板も東京の山手線などの電車のようなものになった。

20241209JR134M2

 この日の昼は、午前中のお出かけついで(←時間つぶしではなく外勤である!)に、APIA の 「わくわく広場」へ。久しぶりに「アジト」の弁当を買った。
 「鶏五目ご飯」は、思いつきで買っても、前日に決断して買っても、どっちにろおいしい!(この日は思いつき)。

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 ところで「わくわく広場」で買い物をしたあと、「そうだ、野菜不足を補うために、みそ汁を買おう」と、私は「MOGMOG ストリート」を通って、セブンイレブンに向かうことにした。

 が、「MOGMOG ストリート」の「日本一」や「サザエ」があった場所はもぬけの殻だった。
 元のように、閉館した ESTA への閉鎖した通路の扉が姿を現していた。

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 ステラプレイスの案内板を見てもご覧のとおり。
 「MOGMOG ストリート」はただの街道、東豊線への単なる通路になってしまっていた(東端の方の通路沿いにはセブンイレブンやサツドラがあるが)。

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 ネットで調べると、「MOGMOG ストリート」は11月15日に営業を終了したそうだ。オープンしたのが去年の9月27日だったから1年ちょっとの間の営業だったことになる。いや、逆に1年もよくもったものだとも思える。目の前に行くまで店の存在もわからないような、あの壁の凹部に出店した各店の勇気を称えたいくらいだ。

 って、一週間を振り返るつもりが月曜の昼までの報告だけでこんなに長くなってしまった。
 今日のところはここまでにしておこう。

♪ 今日の一曲 ♪
 レスピーギ(Ottorino Respighi 1879-1936 イタリア)の交響詩「ローマの松(I pini di Roma)」(1924)から、第4曲「アッピア街道の松(I pini della Via Appia)」。

RespighiMazel


auのHGW内蔵無線LAN利用料の値上げに伴い自前のWiFiルーターを再導入

  永年無料って言ってたじゃない!
 そうなのである。まったくもって「やられた!」って感じだ。

 au から『重要なお知らせ』のはがき-と言っていいのだろうか?こういう見開きの郵便物を-がわが家に届いたのは9月12日のことだった。

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 その内容は、現在 au から貸与されている ホームゲートウェイ(HGW)に備わっている「内蔵無線 LAN 機能」の月額利用料を550円から660円に値上げするというものだった。それだけではない。これまでは「au スマートバリュー」が適用されている場合は、その内蔵無線 LAN 機能を利用するオプション料金は550円割引きされていた。つまりプラマイゼロで実質無料だった(なお、HGW 自体のレンタル料は無料なので、内蔵無線 LAN 機能を利用しない場合は「au スマートバリュー」が適用されなくても無料)。
 しかし、今回の改定で割引料金は330円に。つまり「au スマートバリュー」が適用されていても、660-330=330円の負担が発生するようになるのだ。

 あらためて「au スマートバリュー」の条件を書くと、以下のとおり。
 ① au のスマホ回線を契約している
 ② 「au ひかり」など KDDI 指定のネット回線を契約
 ③ au ひかり電話に加入

 ここに書いたように、昨年末に au から最新のホームゲートウェイに交換しませんかという案内があり、即行で申し込み。その半年前に買い換えたばかりのアイ・オーのルーターの出番がなくなりオークションで売ってしまった。もう、au の HGW 内蔵の無線 LAN 機能で性能的には十分だと判断したからだ。
 そして、「au ひかり電話」や au のスマホを解約しない限り、死ぬまで月々利用料は実質ゼロ。私の老後は安泰と思われた。少なくとも無線 LAN に関しては。

 ところが、今後はいきなり毎月330円の負担が発生する。
 1年で3,960円。2年で7,920円。2年半で9,900円。
 1万円で自前の無線 LAN ルーターを買っても2年半で元が取れる(10月から付加される新しいサービスの「ギガぞうWi-Fiサービス」は私には利用する機会はないと思われた)。

 それにしても、こんなことならオークションに出すんじゃなかった。って、こんなことが起こるとは想像もしていなかった。だって、上のリンク先記事にも写真を載せたが、新しい HGW への交換案内の DM にだって『永年無料』って書いてあったんだし。

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 案内が来たのが12日なのに、解約専用フォームの受付締め切りが25日までというのも、あまり余裕がない話だ。
 それでも、また自前でルーターを用意すべきかどうか少し悩んだ。急ぐことはないだろうか、と。

  まる子のシールがもらえたので買ってよかった!
 案内が届いた2日後。
 お孫ちゃんがわが家に遊びに来たときに、たまたまお孫ちゃん(兄)と江別のケーズデンキに行く用事があった。
 一応、ルーターのコーナーに行ってみると、在庫限りで 「I-O DATA」のルーターが安くなっていた。安くなっていたといっても、もう終売となっているヨドバシ.com などの最終時の価格よりは高い。でも、まあ、いいか。ということで、買った。

 会計時に、お孫ちゃんは店員さんからちびまる子ちゃんのシールをもらって大喜び。
 その笑顔を見たときに、やっぱり買ってよかったと思った。

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 そのあと、内蔵無線 LAN 親機機能の解約手続きも済ませた。
 解約の手続き画面には、『解約しても HGW に LAN ケーブルを接続することでパソコンなどでインターネットを利用できます』とか『ご自身で用意した無線 LAN ルーターを HGW に有線で接続することで、無線 LAN が利用できます』といった説明が書かれていた。
 それを見て、親切な説明だけど、もしかして内蔵無線 LAN 親機機能のサービス自体をやめたがっているのではないか?。ちょっぴりそう思ってしまった。

 現在は HGW と I-O 機の2台から Wi-Fi 波が飛んでいるが、トラブルは起きていない。
 10月1日なったら、わが家の HGW の『無線』のランプは消灯しているはずだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響詩「十月革命(10月革命.October)」Op.131(1967)。

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自分の愚かなる思い込みが解消した朝♪リスト/英雄の嘆き

  姿かたちで判断したためのミス 
 札幌駅立売商会(弁菜亭)が『駅弁ではない弁当』の品ぞろえの中の一つとして販売している「幕の内弁当」。
 私が2020年の2月に大阪からこちらに戻って来てから、どれほどお世話になったかってくらい食べてきたが、おそらく物価上昇のあおりを受け昨年の6月にザンギ(鶏の唐揚げ)がコロッケ半個に置き換わったのをきっかけに、私はこの弁当を買わなくなった。

 札幌駅立売商会の駅弁以外の弁当に入っているザンギのクオリティは私のお好みではないのだが(でもこの駅弁のザンギも同じような感じだったけど)、でも私はコンビニやスーパーの弁当に入っている平べったくて中がかたまったイモのペーストのようなコロッケよりは、このザンギの方がはるかに好ましい。そういうコロッケはちっともありがたくないのだ。

 今週の月曜日。
 この日も「ハンバーグ弁当」にしようか、それとも(メインが白身魚のフライなので、前向きな気分にはなれないが)今月ももうあと3日なので、札幌駅立売商会ファンとしては駆け込みで「今月のおすすめ弁当(睦月)」を買うべきだろうかと、悩みながら西改札前の弁菜亭ワゴンに向かった。
 そのとき偶然にも「幕の内弁当」の原材料表示にメンチカツと書いてあるのが目に飛び込んできた。まるで私に訴えかけるかのように!

 そう。私がコロッケだと思いこんでいたのは、実はメンチカツだったのだ!
 私は見た目だけでコロッケと思いこんでこの弁当を半年以上も敬遠し続けていたのだ。「幕の内弁当」になんとお詫びしたらよいのだろう!
 猛省しながら、マルちゃんのワンタンをお供に、久々にこの弁当を味わった。

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 私はメンチカツが好きで、札幌駅立売商会の弁当のメンチカツも、これまた好きなのだ。ザンギがメンチに替わったのなら、それは私にとってひじょうに喜ばしいこと以外の何物でもない。
 でも、私はこの半年間でこのメンチカツを食べるチャンスを何度も自ら放棄していたことになる。悔やんでも悔やみきれない。

 もう一度、去年の6月にキヨスクで撮った写真を見てみよう。

20230605Makunouchi

 なんてこったい。『原材料名』の下の行に『ンチカツ』と書かれているではないか!これは『メンチカツ』と推定せざるを得ない。
 なぜ、あのとききちんとチェックしなかったのだろう!MUUSAN のバカバカバカッ!

 って、60歳すぎにもなって、こんなことを嘆き悲しんだり喜んだりして、やれやれ、まったくもって何考えてんだか……。コロッケだと思っていたものがメンチカツだったってだけの話じゃないか。

 札幌駅立売商会の「幕の内弁当」は往年の姿とは少し変わってしまったが、『幕の内』の基本を押さえている点は変わっていない。鮭もおいしいし、煮物から替わった小松菜のお浸しも上品なとてもよい味つけだった。

 ところで、この日の朝は気温は高めながら、ほんの少し雪が舞い降りていた。江別駅のホームで電車を待っていると、降ってきた雪がコートの袖に。気温の関係からか、それらは見事な結晶の形のまま。なんだか、私は自分が雪の王子になったような気分になった(←やれやれ、again)。

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 リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の交響詩「英雄の嘆き(Heroide funebre)」S.102(1849-50/改訂'54)。未完の「革命交響曲」の第1楽章がもとになっている。リストの交響詩の通し番号では第8番となる。

Liszt Masur

Go!Go!トリットォ~ン、とは逆行動!♪レスピーギ/ローマの噴水

  最初はトリトン
 先週の金曜日-1月5日-は、私が勤めている会社の仕事始めの日だったが、私は大胆にも有給休暇をいただいた。やる気がないと言われれば大正解なのだが、この日は支社長も有給休暇をとるというので、支社長一人だけなら後ろめたさが残るかもしれないと、私は親切心から便乗して差し上げたのだ。

 この日の朝は遅めに起床。
 8時にイクラご飯を食べた。イクラは正月に買った残りである。

 その少し後に妻が起きてきて「今日の昼、トリトンに行ってみない?」と昼食を外で食べる誘いを受けた。
 トリトンというのは私がむかしカラオケでよく歌った「海のトリトン」のことではなく、回転寿し店である。って、ことで11:30ころにTORITON 江別店に着いた。

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 まだ冬休み中だし、まだ休みの人が少なくないとはいえ平日である。
 なのに、すでに席が空くのを待っている人、多数。しかも、子ども連れよりは私たちのような年配の夫婦や、それプラス親世代の4人組といったお客さんが多い。私たちは7番目だった。

 ほどなくして、カウンター席に案内された。
 案内してくれた店員さんに丁重なあいさつをしていただき、またカウンター内の職人さんに「担当させていただきます〇〇です」と、これまた丁重なあいさつをされた。どちらもほっとするような口調だった。

 回転レーンは回っているが、その上に寿しはない。お薦めの品がかいた紙製ののぼりが回っているだけ。注文はタブレット端末から行ない、出来上がった寿しがのった皿を職人さんが渡してくれる。心無いおバカで非常識な人々が、おかしくもない迷惑行為をしたせいで、回転寿し店ではもう寿しは回らなくなったのだ。衛生的だし出来立てを食べられるのはありがたいが、小さな子どもなんかが「次は来るかな」と好きなものが回ってくるのをワクワクして待つ楽しみは奪われてしまった。

 頼んだお寿司-今後の検索でのヒットを考慮し「寿し」のほか「寿司」も用いてみた-はどれもおいしかった。さすがトリトンだ。

20240105Triton2

 しかし、8時に朝食を食べた私は、残念ながらあまり多くは食べられなかった(妻は朝食抜きだったので、それなりに食べていた)。最初の一貫で私はいきなり泣いた。「真いか山わさび」の山わさびが強烈だったからだ。
 大好きな穴子もおいしかったし、とりわけ「真いかゆず塩」は私たち夫婦の舌に新鮮な歓びをもたらしてくれた。あぁ、おいしかった。おなかがいっぱいで「まぐろたくあん巻」が食べられなかったのが悔やまれる。

 そして、カウンター席という店側の人たちの至近距離で食事をすることになったにもかかわらず、職人さんの感じがよかったし、かつ、職人さんは多忙につき必要な時以外は私たちを良い意味でほったらかしてくれたので、私はプレッシャーを感じることなく、最後まで体調も気分も良好なまま食事をすることができた

 ところで、私たちが食事をしていた12時ころになると、逆に席を待っている人が減っていた。11時に押し寄せた第1弾の人たちが回転してはけてしまったわけだが、12時になったほうが待っている人が少ないというのは不思議な感じがした。

  経由地は AEON
 そのあと、AEON 江別店へ。
 特に目的はなかったが、なんとなく行ってみた。

 3階の(おそらくは新春セールの)特設売り場に電動のシュレッダーが残っていたので、それを買った。昨年秋に手回し式のシュレッダーが壊れ、不自由な思いをしていたのだ。

20240105Asmix

 税別3,000円だったが、この日はさらに10%引き。さらに「一の市」で100円引きで、税別価格2,600円。まあ、お得なお買い物ができたのではないだろうか?(喜び勇んでさっそく使ってみた様子がおわかりいただけるだろう)。

  最後に Go!Go!
 さらにそのあと、ホクレンショップに行った。この日は「Go!Go!デー」。
 税別55円のホンコンやきそばと同じく税別55円の伊賀の強炭酸水(500ml)を購入。
 ホンコンやきそばは5袋パックは274円と、バラを5個買うより1円安いのだが、私は2個だけ買った(いくらソウルフードとはいえ、5個買っても期限内に食べきれず、悲しい思いをすることがあるので。なお、翌日も行ってみたが、5個パックは品切れしていた or 品出しが追いついていなかった)。

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 レスピーギ(Ottorino Respighi 1879-1936 イタリア)の「朝のトリトンの噴水(La fontana del Triton al mattio)」。交響詩「ローマの噴水(Fontane di Roma.または「ローマの泉」)」(1914-16)の第2曲である。

RespighiRomaMuti


消えてしまった錦の糸♪サン=サーンス/オンファールの糸車

  前の日の夜はいつもどおりの生活を
 連休前に2カ月に一度の『定例通院』をした。つまり血液検査とその結果に基づく医師との懇談、ならびに(これがいちばん重要なのだが)医師の指示による薬剤師からの薬の購入という一連のプログラムをこなしたのである。

 前回は前の日にアルコール摂取を控えるという、偽善的行為をした。そのため、中性脂肪は基準値範囲内ではなかったものの、私としては正常値ともいえる値となった。
 しかし妻が、「いつもと違う生活をして検査をして、それに意味があるの?」と私に疑問を投げかけてきた。
 まったくだ。そしてまたこれは、妻が私に対し「酒を飲んでいい!」っと公認し、奨励してくれているわけで、これを拒否する正統的合理的科学的根拠はない。よほどのあまのじゃくでなければ、謹んで申し出を受け入れるのがまともな人間がとる行動だろう。

 ということで、いつもどおりハイボールを飲んだ。

 翌朝。
 札幌駅に着いた私は「弁菜亭」で「札幌駅立売商会」の「知床とりめし」を買い、バックパックに傾かないように慎重に入れ、病院に向かった。
 採血をしたあと会社に行き、昼になったので「知床とりめし」を食べた。

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 ふきの煮物は「幕の内 いしかり」のものと同じく、以前の濃い緑色のものではなく黄色っぽいものにかわっていた。しかし原材料表示を見ると、むかしと同じ「蕗煮」なので、きっと材料が色白の蕗にかわったのだろう。

  どこか『暗い』と思ったら
 と、その時、私は何かが違うと感じた。
 …………

 錦糸玉子の姿がなくなっている!

 前回食べたときはどうだったろう?
 あっ、このときすでに錦糸玉子の姿はなくなっていたのだ。気づかなかった。

 さらにその前は?

 鳥インフルエンザの影響は、知床とりめしにも及んだのだった。これはやむを得ないだろう。

 原材料表示の錦糸玉子の記載も、当然のことながら、消えていた(写真がピンボケで申し訳ないが)。

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  体は正直。でも、原因把握が大切? 
 午後になって、再び病院へ。
 検査結果は、中性脂肪の値が500オーバー。

20230502Result

 医師に「昨日、お酒をちょっぴり多めに飲みました」と正直者のワシントンのように告げる。
 すると医師は「飲むと上がるからね。原因がわかっているなら大丈夫」と、正直者の私をとがめることなく診察は終了した。

 調剤薬局で薬をもらい、卵の品薄状態ができるだけ早く解消することを願いながら、私は会社に戻ったのだった。

 サン=サーンス(Camille Saint-Saens 1835-1921 フランス)の交響詩「オンファールの糸車(Le rouet d'Omphale)」Op.31(1871)を、マルティノンの指揮で。

IbertMartinon

あれから10数年?いまや『ビレッジ』に♪ストラヴィンスキー/うぐいすの歌

  なんで私が倶知安で牛ふん堆肥を?
 4月最後の2日間、29日~30日は、妻と車で小旅行してきた。

 29日はニセコの「高橋牧場 ミルク工房」へ。
 ここに以前来たのはいつごろのことだったろう?
 10年以上前のはずだ。
 あのころは建物も2つか3つぐらいで、ソフトクリームを食べるのに立ち寄る所って感じだったが、今回訪れてみたらいくつもの建物が建ち、すっかり立派な観光施設になっていた。

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 昼食は、ここのレストラン「PRATIVO(プラティーヴォ)」で。

20230429Niseko2

 12時前だが、すでにけっこうな混み方。しばらく待つ。
 ビュッフェスタイル(食べ放題)のイタリアン・レストランで野菜が主体。大人一人1,800円。
 窓からは羊蹄山が真正面に見える。

20230429Niseko1

 謳い文句である『野菜の素材を活かしたお料理』のとおり、味つけがくどくなく、またありきたりではない味つけ。どのように調理しているのかわからない味のものもあった。

 野菜料理は充実しているものの、それに対して肉料理はポークのローストのみ。魚料理はない。これはちょっと寂しい。また、『炭水化物もの』も、チキンライスとパスタが2種類だけ。これまたちょっと寂しい。野菜料理がすばらしいゆえに、メイン料理やご飯・麺ものも、もう少しバラエティーに富んでいればうれしいのに、と思った(ローストポークとパスタ、チキンライスもおいしかったが)。

 それでも、食べている人たちがみな幸せそうな表情をしていて、外国人も少なくなく、「コロナの禍は過ぎ去った」と実感した次第(まだ油断はできないけど)。

 このあと倶知安の「DCM」(旧:Homac)に寄り、たまたま目についた牛ふん堆肥をついでだからと買い(何も旅先で買うことぁないのに!)、この日は洞爺に泊まったのだった。まさかそこに停まっている私の車のトランクの中には40L入りの牛ふん堆肥が入ってるなんて、誰も想像もしなかったろう。

 そうそう、この日、この春初めてのウグイスの声を耳にすることができた。

 ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)の交響詩「うぐいすの歌(Le chant du rossignol)」(1908)を。
 ただしこの『ウグイス』は『夜うぐいす(ナイチンゲール)』のことである。

 ブーレーズ/クリーヴランド管の演奏を(1996年録音)。

StravinskySrtBoulez

私好み、いやそれ以上にジューシーな炊き上がり♪リスト/祭典の響き

  春だ、まつりだ、1.5点だ
 今週の月曜日は、いつもの Kiosk で-といっても、札幌駅のキヨスクの相次ぐ閉店で、いつもも何もこのラッチ中店以外にはラッチ東店しかなくなったが-、ヤマザキの「和風鶏五目ご飯」弁当を買った。
 この弁当を買うのはこのとき以来だと思うが、お値段据え置きの370円のままは立派。

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20230403Torigomoku2

 ところで、先日、弁当のご飯の硬さ、あるいはパサつき感について書いたが、この弁当のご飯はやわらかめの炊き上がりのご飯が好きな私にとっても「やわらかめ」と感じるほどだ。
 ということは、個人的な好みの問題だけでなく、世の中にはこのぐらいのやわらかさの炊き上がりのご飯だって決して珍しいものではないってことなんだろう。
 そんなどうでも良いことに気づいたので、今日は休もうと思ったけど、休みを返上してブログをアップした。

 これで「くだらない」という評価がいっそう高まりそうだ。

 『春のパンまつり』を祝し、リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の交響詩「祭典の響き(Festklange)」S.101(1853)。リストの交響詩の通し番号では第7番にあたる。

 ↓ ショルティ/ロンドン・フィルのすてきな演奏(1977年録音)は、でも、廃盤。

LisztLesPrelude

 









本日6:30開店!ドヴォルザーク/水の魔物

  噛み心地の変化を楽しむ
 今週の月曜日の昼食は、ごていねいにも数えてみると1年と5カ月ぶりに LAWSON の「生姜香る!『これが豚生姜焼弁当」にした。いつもの Kiosk(ラッチ中店)が天井からの水漏れによって長きにわたって休業しているが、この Kiosk がやっていないだけで弁当購入の店の選択肢が1つ欠けてしまい不自由な思いをしている。このところは実際は、そんなに Kiosk で弁当を買っているわけではないのにもかかわらずだ。

 この LAWSON のチルド弁当シリーズはおいしい。おいしいが、見た目からの想像を大きく上回るぐらいにおいしいとは言い難い、つまり想定内のおいしさなのがちょっとつまらない。そしてまた、1年5カ月前は550円だったのに、きょうびは646円と急速な経済発展を遂げたのは大いに残念だ。

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 この生姜焼きの肉は薄切り肉だが、いくつか塊り肉のようなのが入っていて、違う食感が楽しめる。って、もしかしてあの弁当の肉が混じりこんでるわけじゃないよな。まさかね。

  実はトンカツよりメンチカツ好きな私
 火曜日は外出ついでに ESTA の地下に寄った。
 何にしようか迷ったが、迷ったときは「日本一」の「焼鳥弁当」だわいと思ったものの、10時の開店のすぐあとで、陳列台の隅に弁当は置いてあったが、まだ品名や値段が書かれたシールが貼られていない、つまり生まれたままの姿の、まだ魂が吹きこまれてない商品になっていない状態。
 それを「なんとか譲ってください!もちろんお代は払います!」と申し出てまで手にしようとは思わない。ってことで、通路を行ったり来たりした末に、玉藤の「特製弁当」にした。通常価格は税込み600円-これでも十分に安い-だが、月と火はワンコイン弁当デーだかで500円(これよりさらに安いのだ)。しかもスタンプ2倍。

 この弁当を買うのは初めてだが、「玉藤ランチ」の兄弟みたいな内容。
 ただし、玉藤弁当のようにご飯の上に豪快というか非日常的というか万事休す的に漬物なんかを乗っけてしまっているのではなく、正統的な幕の内弁当の体をなしているところに好感が持てる。

 大きなメンチカツのハーフもザンギもおいしかった。この弁当、なかなか気に入った。5年ほど経って劣化してしまった輪ゴムのような見た目の焼きそばも、ふつうにおいしかった。

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 「玉藤」と言えば、東急百貨店の地下にあった「まい泉」が1月の末に閉店となったが、そのあとそこには「玉藤」が出店した。
 ESTA の地下の玉藤には「ヒレカツ弁当」とか「ロースカツ弁当」といったカツ定食系の弁当は置いていないが(少なくとも私は見かけたことがない)、東急の店舗では販売していた。

 で、いよいよ今日から営業再開だ!

DSC_0959

 ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の交響詩「水の魔物(Vodnik)」Op.107,B.195(1896)をエリシュカ/札響の演奏で。

Dvorak8Sapporoso

このトンカツにはなによりしょう油が合いそうだ♪ボロディン/中央アジア

  私もアジア人ではあるが……
 先週の2月22日は、猫の日にちなむこともなく、昼食は ESTA の「屋台屋亜細亜」で『揚げていないトンカツ』のカツ丼弁当を買って食べた。正式名称は「豚ロースのチリカツ弁当」である。

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20230222Ajia2

 一口目から濃厚なアジアの味の世界が口の中から鼻腔へと広がった。
 よく見ないで買った私が悪いのだが、ソースにはコチュジャンやナンプラーが使われている。どう考えても保守的な私の舌に合わない。おいしくないのではない。ただ単にエスニックが不得意な私の口に合わなかっただけだ。カツ自体は食べやすい厚さで衣もあっさりしていて良かったのだが……。しょう油をかけて食べたいなと思った。
 このお店の味付けは、私にはダメということがこの日はっきりした。

 先週のこの『亜細亜体験』の前日は「日本一」の「焼鳥弁当」、天皇誕生日を挟んだ『体験後』は弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内 いしかり」にしたが、日本人に生まれて良かったと実感した(いや、特段和食が好きというわけではないが)。

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20230224Ishikari2

 ボロディン(Alexander Borodin 1833-87 ロシア)の交響詩「中央アジアの草原にて(Dans les steppe de l'Asie centrale)」(1880)。

BorodinJarvi

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