インターネットにつながらない
わが家のインターネットのルーター接続は、
(壁からの)ケーブル → ONU → ホームゲートウェイ(Aterm BL900HW) → AC1600DGR3
となっている。AC1600DGR3 というのがこれまで使っていた I・O DATA の WiFi ルーターである。
BL900HW も 無線を飛ばせる、つまり WiFi ルーターなのだが、11ac に対応しておらず、最速で 11n の450Mbps である。現在妻が使っている2016年購入の Lavie は 11n では 最大150Mbps の送受信能力しかない(11ac では433Mbps)。なので利用する意味がないので、BL900HW の無線は停止してある。
今回、AC1600DGR3 を DAX3000GR と交換するわけだが、交換してケーブルをつないでみてもDAX3000GR が2重ルーターとして拒否されてつながらないので、試しに (ひかり電話は使えなくなるが)BL900HW を外して ONU(回線終端装置)に直接 DAX3000GR をつなげてみた。しかし、インターネットを認識してくれなかった。
BL900HW がないと『ひかり電話』が使えなくなるのだが、それだけでなく、『ルーター機能を使わない場合でも、au ひかりではホームゲートウェイは必須であり、ホームゲートウェイを介さないと au ひかりは通信できない』のである(←ネットで調べた情報による)。『回線接続機器のルーターを切ると、回線接続業者の提供するサービスが利用できなくなることがある』という情報も見つけたが、まさにその状況となったわけだ。
ということで、掟どおりにつなぎ直す。
(壁からの)ケーブル → ONU → ホームゲートウェイ(Aterm BL900HW) → DAX3000GR
もう一度最初からの手順を踏む(すべての機器のコンセントを一度抜き、10分後に電源 ON)。
いろいろ考えた末に、変なところに固執せず、DAX3000GR を AP モードで使うことを決心する。そうだ。お孫ちゃんは AP が大好きなのを失念していた。爺ちゃんも AP を好きになることにしよう。あっ、AP ってアンパンマンのことです。
たとえ無線を停止させていても、BL900HW がルーターであることに違いはない(ルーター機能を無効にすることはできないようだ)。2重ルーター状態になっているのは、確たる事実なのだ。
再び『インターネット回線の自動判別』を行ない、設定画面に推移し(問題が生じた場合に設定画面に移るようだ)、『2重ルーターの可能性があるため AP モードに切り替えます』のメッセージに対し『OK』をクリックした。
パソコンで SSID を確かめると、ちゃんと DAX3000GR の SSID が表示されていた。
これまでも AP モードだった?
考えてみれば、私がルーターモードだと思いこんでいただけで、これまでの AC1600DGR3 も AP モードで使っていた可能性が高い(DAX3000GR 同様に、ルーターモードと AP モードを自動判別する)。
ただ、AC1600DGR3 を買った当時は、2重ルーターになっていてもそれを警告するメッセージが出る仕組みがなかったのかもしれない。なので、気づかないまま AP モードに切り替わっていた可能性が高い(と、いまになって確信に近い思いを持っている)。また、AC1600DGR3 の場合は、ルーターモードを示すパイロットランプもなかったので、チェックができなかったのだ。
私のノートパソコン(2019年製の LAVIE)、私のスマホ、妻のスマホ、会社のノートパソコン(起動したときに出ていたネットワークの安全性を不安がるメッセージは出なくなった)、マランツの NAP とパナソニックのステレオ装置、プリンター、Fire Stick TV が DAX3000GR と通信できるようになった(もっとも、マランツとパナソニックの機械は、もうこれらでインターネットラジオを聴くことはなくなったので、あえて接続しなくてもよかったのだが)。
ところが、ここで新たな問題が発生。
妻が使っている2016年製の LAVIE では、DAX3000GR の SSID が出てこない(表示されない)のである。