新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

ロマン派・ロマン主義

鳥居に礼をした40分後にワンコイン弁当の絶滅を知った衝撃の朝

  蓬莱-1
 仕事始めの日となった月曜日の朝は、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン(西コンコース臨時売店)では駅弁を並べ始めたところで、『非駅弁』はまだ到着していないようだった。1年の最初の勤務日の昼食を弁菜亭の弁当でスタートできなかったのは残念だが、それはしょうがない。
 そのため、昼食はセブンイレブンで買った「ぶたはげ監修 炭火焼き豚丼」にした。

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 火曜日は在宅ワーク。昼は2カ月前に期限が切れた「無印良品」のレトルトカレー。
 特にカレーが食べたかったわけではない。でも、妻が「無印のカレー、まだ残ってるわよ」と私に言ったということは、消費しなさいと促していることに他ならない。だから妻の意向に沿うために食べた。

 水曜日。
 この日は定例の通院日。アサイチで採血の予約。
 しかし、いつも乗っている 134M 列車だと札幌に早く着きすぎて開院まで時間がありすぎる。なので、遅めの電車に乗ることにした。
 このため時間に余裕もできたので、駅に向かう途中、江別神社に寄って正月飾りをどんど焼きの場所に置いて来た。

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 8時過ぎに札幌駅に着いてーこれでもまだ開院まで25分あるー、弁菜亭のワゴンで幕の内弁当を買った。
 これから病院に行くのに弁当を買うなんて、と自分でも思ったが、弁当を買うために帰りにまた駅に戻るのは賢くない行動だと思い、弁当が入った袋をぶら下げて病院に行くことにしたのだ。

 売り子さんに「幕の内弁当」を差し出すと、「550円です」。

 えっ?いま、なんと?

 でも、聡明な私はすぐに「今月から50円値上がりしたんだ」と理解し、慌てて小銭入れから100円玉を取り出し、あらかじめ持っていた500円玉と一緒に渡し、50円をお釣りでもらった。

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 弁菜亭、お前もか!
 いや、責めてはいけない。よくここまで500円で踏ん張ってきてくれた。もううっちゃりきれなくなったのも無理はない。

 でも500円ワンコインで買えなくなったのは痛い。1,000円札があれば2日間続けて買えた。そのすがすがしさ、切りの良さが失われた。切りがよかったから購買意欲を掻きたてられていた面もある。なので、今後の私の消費行動に微妙な影響を及ぼす恐れもある。

  弁当を持って病院へ
 それにしても、ありとあらゆる物価が上がっているのに、こっちはもうすぐ年金が支給される身。つまり、収入は減る一方なのだ。不安が募る。豊かな老後どころか、ふつうの老後も迎えられなさそうだ。

 いったい、こんな暮らしにくい日本にしたのは誰だ?
 誰のせいでこうなった?

 自分たちだけ肥えれば国民のことなんてどーでもいいと考える政治家が悪い!
 同じ国民のくせして、出世のために議員センセに褒められようとヘンテコな政策や仕組みを考える官僚が悪い!
 「ニホンはナンデモ安いデス」と言ってキッチンカーの3,000円のカツ丼を喜んで食べる外国人観光客が悪い。
 裏金だの増税だのなんだかんだよりも中居正広のことが日本国における一大事のように報道しているマスコミが悪い。

 そう嘆きたくもなる。

 そんな風に過剰な被害者意識に襲われながら、550円の弁当が入ったレジ袋を持った私は病院に着き、健保組合が発行した『保険証』と診察券を出し、「その後おかわりありませんか?」という看護師の質問に「内科的なことは変わりないですが、11月に蜂に刺されてひどく腫れてとても痛くて皮膚科にかかりました。まだ少し痛いです」と答えたが、「スズメバチ?」「いえ、たぶんアシナガバチ」「アシナガバチ?聞いたことないわね。でもたいへんだったわね」というくらいの反応しか得られなかった。「今回、ハチ毒の抗体検査もしてもらえないでしょうか?」と言おうとしたが、そうなると医者の判断が必要になってめんどくさい話になりかねないと思って口を閉ざし、おとなしく注射針を刺してもらい、血を抜いてもらったのだった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1980-1911 オーストリア)のカンタータ「嘆きの歌(Das klagende Lied)」(1880/改訂1892-93,'98-99)。

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ゲル総裁の告白の宛先の謎。そして謎だった悪魔的サンドの名称を確認

  またの名を「カーボハイドレイトサンド」?
 15日から16日にかけて、Yahoo!のメールアドレスに「ゲル総裁の告白」という同じ内容のスパムメール(迷惑メール)が3通届いた。

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 「ごめんね」と言われても、こっちとしては謝られる筋合いはないし、書かれている内容に対しても「あぁ、そうなんですかぁ」と心の中でつぶやくしかない。この総裁の言っていることが当たれば「ほほう、すごい」と思わなくもないかもしれないので、記録としてここに残しておくことにした。

 このメール、不思議なのは送信先のアドレス、つまり私のアドレスが、全然私のアドレスじゃないこと。しかも、届いた3通それぞれの宛先のアドレスも異なるものだった。
 まあ、見かけ上の送信アドレスが表示されているんだろうけど、どういうからくりになっているのか私にはちっともわからない。
 そういえば、高校生のときに生物の授業で『見かけの光合成量』と『真の光合成量』っていうのを習った記憶があるな。

 迷惑メールといえば、私が利用しているプロバイダメール(au web mail)のアドレスには、ヤフーとは比較にならないほど迷惑メールが届く。届いたメールの9割以上が迷惑メールだ。逆に言えば、これだけ迷惑メールと判断してくれるのだから、セキュリティのレベルが高いってことなんだろう。[meiwaku]をタイトルの頭に付けて届くようにしているが、最初から届かないようはねてしまう設定も可能。だが、以前そうしていたら迷惑メールではない大切なメールが届かなかったことがあり、その設定には踏み切れないでいる。

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 先日紹介したナポリタンとコロッケとポテトサラダが具の日糧製パンの悪魔の誘惑的サンドイッチ。
 その名を確かめるべく、再びスーパーに行って来た。陳列が『乱れる』前の開店直後に(まったく、物好きな爺さんだわい)。

 そして、その名が判明した。
 考えてみれば当たり前のことだったが「ボリュームサンド」だった(ミックスサンドというものにはハムが必須なのだ)。
 でも、269kcal と私が思っていたよりも熱量は低かった。
 
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 ミックスサンドよりもボリュームサンドの方が値段が高いのが意外だった。

♪ 今日の一曲 ♪
 シューマン(Robert Schumann 1810-56 ドイツ)の20曲から成るピアノ曲「謝肉祭『4つの音符による面白い情景』(Carnaval 'Scenes mignonnes sur quatre notes')」Op.9(1833-35)から第17曲「告白(Aveu)」。

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病院3軒に行っても治るどころか悪化。4軒目の医者の別な見立てで即治癒

  オディールさんの奥さん、受難
 先週の金曜日、オディール・ホッキーさんのところを訪ねた。
 鉱物の話や蜂やユキムシの話、『九帆さん』とはいったい誰かというオディールさんの疑問(かなり苦労して謎解きを試みたようだ)についてや、皮膚科の話などで盛り上がった。

 皮膚科については、オディールさんの奥さんが、唇の周りがただれたようになり、皮膚科にかかったら、「それは〇〇です。ステロイドを出しておきましょう」と医者に言われたという内容。
 ところが何日かしても一向に良くならない。いや良くならないどころかひどくなる。そこで別な病院にかかると、そこの医者も「それは〇〇です。ステロイドを出しておきましょう」と言ったという。
 でも、やっぱり良くならない。3軒目の病院へ。医師は言う「それは〇〇です。ステロイドを出しておきましょう」。これじゃあ、「大地の歌」の第1楽章で3度歌われる「生は暗し、死もまた暗し」みたいだ。そして、ただれはひどくなるばかり。

 そして、4軒目の病院にかかってみた。医者が言うには「それは△△です。抗菌薬を出しておきましょう」。そして、それを塗るとあっという間に治ったそうだ。

 3人の医者が同じことを言って、その見立てはまったく同じ間違い。
 これって怖い。
 私の腫れと痛みは本当にハチによるものだったのだろうか?まあ、それ以外考えられないか……

 私の手の甲の痛みはまだ残っているが、『強力』なステロイド剤を処方してもらい、それを10日以上塗ったので、この日(金曜)の夜で中止した。あとは自然に痛みが治まっていくのを待つことにする。

 オディールさんとの会話の中で、先日紹介してくれた『おにやんま君』の話題にもなり、そこから庭仕事 → アブラムシに対するキラキラの効果へと話題は移っていった。

 しかし、私はここでキラキラ効果については、もう1年様子を見なければならないようだと答えた。

 確かに今年の My Garden ではバラにアブラムシがついている姿をほとんど見かけなかった。間違いなく、風車(かざぐるま)にキラキラテープを貼ったことで、悪代官がかざぐるまの弥七を恐れるように、アブラムシはその光を嫌がり寄ってこなかったと確信していた。

 しかし11月9日の北海道新聞にこんな記事が載った。

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 バラに被害をもたらすアブラムシとユキムシであるケヤキフシアブラムシは別な種類だろうが、同じアブラムシの仲間には7違いない。同じようにセンチュウにやられて、今年はたまたまほとんど発生しなかった可能性もある。
 来年、また状況を見続けなければならない。
 そのように、オディールさんに私は宣言したのだった。

 この日は、オディールさんが昼食をごちそうしてくれた。
 ありがとうございました!

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「大地の歌(Das Lied von der Erde)」(1908-09)。

MahlerErdeNottVPO


シミ対応に不安ならちょい漏れ対応を選べ!それでも心配なら……

  これを穿けば長い曲のコンサートでも安心?
 先日、妻と私のパンツを買いにイオンに行ってきた。

 パンツというのはズボンではなく、下着のパンツである。
 パンツといっても私が穿いているのは、ピッチピチ、モコモコになるラインが鮮明になるパンツではなく、ブカブカ、ひらひらで陰部や臀部の状況を察することができないトランクスである。

 いつもは無印良品でトランクスを買っているのだが、この日は他の買い物ついでに10%引きセールということもあって、イオンに行ったのだった。

 イオンの下着売り場になんてふだんは行くことがないので知らなかったが、いまはこういったパンツが実に充実した品ぞろえで並んでいた。

20241203Aeon

 う~ん、迷う。
 シミ対応よりもちょい漏れ対応の方が安心か?
 いや、それを言うんだったら軽失禁対応の方が間違いないだろう。
 でも、穿いた感覚はどうなんだろう?厚みは?ズボンが盛り上がったりしないのだろうか?

 このようにいろいろ夢、いや、想像がふくらんだが、ふくらませただけ。
 よりどり2枚で980円のふつうのトランクスを買ったのだった。

 しかしながらこれから先、近い将来の生活を考えたとき、こういう商品が売られていることに私は大きな安心感を得ることができた。

 ところで、この世でいちばん(時間的に)長い交響曲としてかつてギネスブックに載っていたのはマーラーの交響曲第3番(とブライアンという人の交響曲第1番)だった(現在はこの項目なし)。

 私は過去2回、マーラーの第3交響曲を札響定期で聴いているが、ええ、そりゃ緊張したものだ。お股のあたりが気になる。気にするとさらにしたくなるような感覚が強くなる。まあ、幸いにも、途中で音楽に引き込まれ、股間の存在を忘れることができたけど。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「たくましい想像力(Starke Einbildungskraft)」。
 歌曲「若き日の歌(Lieder und Gesange aus der Jungendzeit)」(全14曲)の第9曲。

Mahler4Gatti


道産バター2種使用のセコマのX'masケーキを予約しちゃった師走の初日

  サツエキ周辺のデパ地下から天ぷら専門店が消える
 今年の12月は日曜日で始まった。
 その1日・日曜日はいつもと違ってしょうゆではなくみそラーメンを食べたかったので、菊水の「濃厚味噌」スープを使ってみそラーメンを食べた。
 しばらくぶりに食べても「濃厚味噌」はとても濃厚だった。体が温まった。

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 そしてこの日、私はセイコーマートのバタークリームのクリスマスケーキをネットで予約したのだった。

20241201SecomaCake

 セコマのクリスマスケーキを買ってみるのは初めて。
 大好きなバタークリーム!
 楽しみだ。

 月曜日。
 朝の通勤電車134M は先行するライラック4号が遅延したため、江別駅を4分遅れで発車。札幌駅に着いたときも4分ほど遅れ。

 西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンはすでに営業開始中。
 「今月のおすすめ弁当(師走)」と迷ったが、「日替り弁当 A(ミックスフライ)」にした。
 過去にも買ったことがあるが、ミックスフライといっても、メインはトンカツ。
 エビフライのエビの存在感がなさすぎではあるが、こういう弁当にアルアルなこと。そしてまた、タルタルソースが地味においしい。
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 この日の夕方は、用事があって A 社へ。
 九帆さんF さん上原さんと話をしてきた。

 千葉さんとも話をすることができた。
 なんと、千葉さんは私がみそラーメンを食べた日に(つまりこの日の前日)、札響の定期演奏会を聴きに奥さんと Kitara に行って来たそうだ。

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 初めてのクラシックのコンサートにとまどいもあったようだが-たとえば何度も続くカーテンコールなど-その話しぶりから、マーラーの交響曲第1番を堪能したようだった。

 この日は九帆さんと氷山さんとお酒を飲むことになっていた。お誘いしてくれたのだ。
 会食開始時間まで時間があったので、店は道庁近くの「おたる三幸」だったのだが、わざわざ東急百貨店のなかの「Hands」に行ってみた。ねちっこく、あのカレンダーがほんとに姿を消したのか確認するためだ。

 ほんとになかった。
 当たり前だけど。

 そのあと、地下食品売り場に行ってみた。
 「天一」でこんな案内が。

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 た、い、て、ん……

 もう、思い立ったが吉日とばかりに「天丼弁当」を食べようと思っても、それはかなわぬ夢となる。
 悲しい。

 大丸百貨店の地下にあった「つな八」の売り場が無くなって久しい。
 つまりサツエキ周辺では天ぷら専門店の天丼弁当を買うことができなくなるということだ。

 沈んだ気持ちになったが、お酒を飲み始めたらそのことを忘れてとても楽しい時間を過ごすことができた。

 写真はお通しの「酢モツ」。
 お下品ながらも「スマタみたいな響き!」と言ったら、九帆さんはとてもうれしそうに笑ってくれた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第1番ニ長調巨人(Titan)」(1883-88/改訂'93-96)。

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時が止まったままの本物そっくりさん

  日付なんて関係ない。焦ってクリックしてくれれば儲けもの
 先月(10月)の話だが、毎月来るように今回も20日過ぎに JCB カードから『11月11日のお振替内容確定のご案内」のメールが届いた。

 しかし、10月31日なって(しかも JCB の始業開始時間前に)、また JCB カードから『お振替内容の確定のご案内』メールが届いた。
 といっても、au の迷惑メールフィルターで 栄誉ある [meiwaku] の冠を与えられていたので、すぐにうそメールだということはわかった。

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 上に載せたメールの写し。左側が本物、右側が迷惑千万な偽物。
 偽物の方には、本物と違う箇所に赤のアンダーラインを引くか、赤枠で囲っている。

 この手のにせメールの特徴は、まず第一に宛名としてお客さんの氏名が記載されてないことだ。そりゃそうだ、私の名前を知ってるわけがないのだから。

 それと JCB からの正規のメールにはクレジットカードの種類が記載されているが、にせメールにはカード名称が書かれていない。
 そしてまた、ここが迷惑メールであるキモの部分なのだろうが、『My JCBログインはこちら』の箇所ではURL が記載されてなく『ご利用確認はこちら』とご丁寧に大きな文字を使ってどこかへリンクするようにしてある。ここをクリックすると、ワクワクドキドキのワンダーワールドへ連れていかれるのだろう。

 ただ、ほかに記載されている URL はなんと本物のメールと同じ(見せかけだけかもしれないが)。
 それよりなにより、送信者のアドレスも本物と同じなのがいやらしいったらありゃしない(とはいえ、迷惑メールフィルターに引っかかるのだからこれも見かけ上のアドレスなのだろうが(なりすましメール))、こうなるとこのアドレスを受信拒否アドレスに登録できないので厄介だ。

 なお、このメール、日本語に変なところはないし、妙な書体の漢字も混じっていない。そこがまた本物っぽい。
 ただ、おバカにもほどがあるのは、10月31日に送りつけておきながら『10月10日分お振替内容』となっているところ。
 その後も同じメールが繰り返し何通も来ているが、どれも『10月10日』になっている。彼(彼女)のなかでは時は止まっているようだ。

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 私は、ご親切に「詐欺師さん、間違ってますよ」と教えてあげたいくらいだ。

 そっくりといえば、上の受信メール一覧にある楽天カードの『【速報版】カード利用のお知らせ』のにせメールも、本物とそっくりだ。

 これがニセモノ。

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 そしてこちらが本物である。

202411RakutenMail

 みなさん、お気をつけあれ!

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第4番ト長調(1892,'99-1901/改訂1901-10)。

Mahler4Tennstedt



駅に着いたら内ももがだるかったのは歩道に積もったべちゃべちゃ雪のせい

  歩みを進める足に抵抗を感じた朝
 札幌や江別で今シーズン初めて雪が積もった日は、午後からは曇りになるという予報に反してしつこく降り続け、初めてのくせに芋づる式に積もりに積もって5センチくらいになった(←表現が変ではあるが、私としてはここでどうしても『芋づる』と書きたい欲望を抑えきれなかった)。

 翌日-つまり大安の金曜日-の朝は晴れてはいたが、足元はシャーベット状のグシャグシャした雪がたっぷり。歩きづらいったらありゃしないわけで、余計なところに力も神経も使って歩いたので、江別駅に着いたときには内もものあたりがすっかり疲れてしまった。

 この日も乗ったのは134M 列車(721系だった)。

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  あの貨物列車の正体は?
 この列車は7:02に回送列車として札幌方面から江別駅に到着するが(4番線)、その3~4分前には小樽が始発の岩見沢行きの普通列車(123M)が江別駅に到着(6:58)し出発(6:59)したばかりだし(3番線)、123M列車の4~5分前には札幌方向から岩見沢方向へと貨物列車が通過する(3番線。この貨物列車は札幌貨物ターミナルを出発したものに違いないが、JR 貨物のコンテナ時刻表で調べてもこの時間帯に北見(あるいは北旭川)に向かう列車はなぜか載っていない(江別を通る貨物列車は北旭川か北見、富良野に行く便に限られるはずだ)。

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 函館線(札幌貨物ターミナル→北旭川,滝川)の部分を拡大掲載。
 なお、富良野行きは札幌貨物ターミナル9:30発。

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 毎日定期的に走っているようなのだが、回送列車なのだろうか?あるいは臨時列車か?

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 また、134M 列車として折り返すべく4番線に入線した回送列車が到着して数分後には、札幌6:52発網走行きの特急「オホーツク1号」が通過する(3番線。写真は134M 車内から撮った最後尾。『最』といっても3両編成なんだけど)。
 何を言いたいかというと、この時間、下り線はなかなか(函館線としては)過密ダイヤなのである。
 ついでに言うと(余計な情報だが)、134M 列車は車掌が女性であることが多い。

 この日は西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンは、まさにワゴンを設営し終わったばかりでこれから弁当を並べるところ。男性2人-そのうち一人は弁菜亭氏-が焦り気味に準備に追われていた。
 まだワゴン上には弁当がない。弁当を運ぶのに使うプラスチックのボックスコンテナを見ると、ハンバーグ弁当や今月のおすすめ弁当(霜月)、幕の内弁当の姿はあるが、日替り弁当は見当たらない(きっと下のボックスに入っているのだろう)。ということで、日替り弁当が何か気になったが忙しそうにしているおじさんたちに「今日は山賊だったりしなぁ~い?」と聞くのも悪いので、この日は「幕の内弁当」にした。

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 それにしても、7:50過ぎに江別駅を通過するあの貨物列車の正体が気になる。

♪ 今日の一曲 ♪
 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の交響曲「イタリアのハロルド(Harold en Italie)Op.16,H.68(1834)から第4楽章「山賊の饗宴,前景の回想(Orgie de brigands, souvenirs de scenes precedentes)」。

BerliozRomeoMaazel


薬の分量を増した効果が認められず、医者も口数少なめ、お小言無し

  この日、私がいつもより遅い電車に乗ったワケは…
 休み明けの今週の火曜日は、朝イチで定期の血液検査の採血の予約を入れていた。
 朝イチといっても、病院が始まるのは8:30。ということは、2カ月ほど前から通勤電車で利用し始めた134M 列車では、札幌駅に着くのが早すぎる。 そのため、それ以前に『マイ列車』に登録していた142M 列車に乗った。

 札幌駅に着いたが、まさかここで札幌駅立売商会(弁菜亭)の弁当を買って病院に行くわけにもいかず(いや、行けないこともないのだが)、そのままワゴンの前を素通り。

 予定通り採血したあと、わざわざまた札幌駅西改札まで戻り、弁菜亭ワゴンで弁当を買った。
 「今月のおすすめ弁当(霜月)」と迷ったが(メンチの姿がそこにあった)、「日替り弁当 A(鶏竜田揚げ)」に魅かれ、そちらにした。

 札幌駅立売商会の非駅弁である弁当に入っている鶏唐揚げ(ザンギ)の味や食感に対しては私は好意的ではないが、この竜田揚げは衣がサクサクしていそうで色合いもおいしそうだった。試してみない手はない。

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 そして実際、ザンギとは違っていわゆる『出来合い』というものを感じさせない味だった。ちょっと衣が硬かったが、許容範囲だ。

 午後になって再び病院へ。
 結果を聞くために診察を受ける。

 前々回に k 点超え(この場合の k はキロ=1,000)し、前回(8月)はドックの結果を持参(値は314)。そして、あらためて薬を替えた効果が問われる今回の検査。その結果はというと、中性脂肪の値は509。
 まあ、だいたいいつもどおりの高い数値だ(前日もいつもと同じ食生活、つまりハイボールを飲んだことは言うまでもない)。

 問題は薬を替えた(分量が多くなった)のに、目立った改善が見られないこと。医者は「う~ん。薬替えたのになぁ」とは言ったが、あとは言葉少なめ。ということは、どうしてなのか判断がつかないのだろう。私も余計なことを言わないことにした(例えば「次回の検査の前の日はお酒を休んでみましょうか?」など)。
 
 なお、中性脂肪の値以外は、すべて基準値内だった。

 この日はインフルエンザの予防接種も予約していた。
 そして、予定通り接種。
 また一つ冬への備えを終えることができた。
 
♪ 今日の一曲 ♪
 ビゼー(Georges Bizet 1838-75 フランス)の歌劇「カルメン(Carmen)」(1873-74)から「間奏曲第1番『アルカラの竜騎兵』(Entracte No.1 'Les dragons d'Alcara')」。
 第2幕の間奏曲で、組曲にも含まれている。

BizetCarmen


『毒』の字の思い出……

  痛恨!上履き(スリッパ)忘れる!
 先週の日曜日(あいまいさ回避のために申し添えると、昨日の11月3日ではなく10月27日)、「江別市都市と農村交流センター・えみくる」で開催された「Country Market in 江別」に行って来た。

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 会場を見て回っていると、あるものが目に入り55年くらい前のある光景がガチョーンと鮮烈によみがえった。

 それはこの催しの主催者が出している恵庭の「Sweet onion」という店で売っていた商品である。
 
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 この『消毒器』と書かれた琺瑯(ホーロー)の容器。

 小学生のときに行っていた浦河町堺町にあった床屋(理容室)「くずの」にこれとそっくりな容器が置いてあって、なんというかなぜか『毒』という文字に強烈な記憶が残っていて、その思い出がよみがえったのだ。

 予約制ではなかったので店が混んでいると、延々と待たされる。マンガ本を読むのも飽きる。あと何人待てばいいのだろう。そう思いながら『毒』の字をぼんやりと眺めたものだ。

 ネットで検索すると、どうやらこのホーローの消毒容器はいまでもまだ製造販売されているようだが、ここで売られていたのは骨董品、というか、中古品なのだろう。いくらだったのか確認すればよかった。

 この三角の容器も売られていた。
 これって揚げ油をとっておくものだったっけ?

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 会場は多くの人が訪れていて盛況だった。

20241027Countrymarket2

 妻は小物を何点か買ったが、私自身は受付時に一足110円のスリッパを買っただけ(妻も買った)。上履きやスリッパをご持参くださいということを、すっかり失念してしまっていたのだ。夫婦そろってやれやれである。

♪ 今日の一曲 ♪
 ロッシーニ(Gioacchino Rossini 1792-1868 イタリア)の歌劇「セヴィーリャの理髪師(Il barbiere di Siviglia)」(1816初演)の序曲。

RossiniOvtGrohs



カラスどもよ、途中で休憩などせずに一目散に帰り給え!

  カラスの楽園の跡地、開発始動
 先日野幌駅周辺の開発について発表されたが、そのことを知っている人も少なくないだろう(江別市民や江別に関心がある方に限るだろうが。群馬に住んでいる Kbys 君はこのこと知らないだろう)。
 これは、10月17日付けの北海道新聞の記事である(下は江別の地域面)。

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 その JR北海道が計画する戸建て用地とコープさっぽろの新店舗が建つという場所がここ。JR 車内から21日に撮影。写真が不鮮明なのは、夕暮れ時なのと電車が走行中なのと窓が濁っているから。

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 このあたりはかつて鉄道防風林だったところ。ここのほかに、イオン江別の裏手あたりの鉄道防風林も伐採され公園になったため、これらの広大な林地に営巣していたと思われる多くのカラスたちは立ち退きせざるを得なくなった。いったいどこに転居したのだろう?

 棲家を失ったことと関係あるのかどうかはわからないが、6~7年ほど前から高砂駅周辺は夕方になると不気味なほどカラスが集まりだし、電線で一休みしたり、辺りを飛び回っている。

 先日は高砂駅で電車を降り、歩道を歩いていたら、上から私のすぐ脇に糞が投下された。危ないところだった。
 マックスバリュやツルハ界隈は、相変わらず一大中継地となっている。

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  休憩場所、徐々に拡大中?
 しかし、最近はさらに上江別方面まで勢力を拡大しつつあるのが嫌な感じである。きらら街道旧恵庭線の交差点を中心とした周辺の電線もやつらの休憩場所になってきている。

 観察していると、南幌方向から飛んできている。
 南幌方面で何をしてきているのだろう?
 そして、どこに帰るのか知らないが、寄り道しないでまっすぐ帰ってくれ。

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 わが家の周辺も、マックスバリュの駐車場界隈のようになったら耐えられない。
 何か有効な対策はないのだろうか?ないんだろうな。

♪ 今日の一曲 ♪
 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の歌曲集「冬の旅(Winterreise)」Op.89,D.911(1827.全24曲。詞:W.ミュラー)から、第15曲「(からす。Die Krahe)。

Schubert Winter


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