新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

ロシア国民楽派

「終う宣言」もやめ、例年通り大切なすべての人々に感謝を込めて

  この透明度はいつまで続く?
 先週の木曜日。
 この日の朝も、いつも乗る134M 列車として運行するためにやって来た電車は733系の新しい車両

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 新しい車両の何がいいって、そりゃ窓ガラスの透明度
 でも、この車両のガラスもよく見ると、薄いフィルムのようなものが貼られているのがわかる。時の経過とともに、だんだん外の景色が見えづらくなっていくのだろう。

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 この日の札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」は「鶏ももスパイス」。
 またまた歓びのあまり小躍りしそうになった私。
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 うん。『ナポリタンソース』が実に良い味!

 翌日の金曜日の朝は、まだ弁菜亭ワゴンは陳列の途中で、「日替り弁当 A」の姿はなかった。
 そこで定番の「幕の内弁当」を購入。

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  21日にクリスマスケーキを食べた私
 翌日は朝のうちにセコマ(セイコーマート)に行って、予約してあったバタークリームのクリスマスケーキを受け取って帰宅。

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 そのあとは、自宅で水道工事店の人と打合せ。私はときおりおなかの調子が悪くなるが、ウチのトイレの調子もよろしくなくなっているのだ。
 1時間ほど打ち合わせをし、そのあとは雪かき&雪運び。ただ、この2日間は雪があまり降らなかったこともあって、雪運びは5往復で終了。

 昼は「菊水」の麺と、西山製麺のスープでしょうゆラーメン。

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 午後は年賀状書き。
 そう。あーだこーだ悩んだが、妻のご指摘・ご指導に従い、例年通り出すことにした。
 先週の某日、上江別簡易郵便局で年賀はがきを買った(なるべくならこういう住民の利便性のために頑張っている簡易郵便局で買って売上げに貢献したい私)。買ったのは80枚。おまけとして布巾をくれた。もちろん局内で使っていた布巾ではなく、新品未開封の布巾である。
 ミッキーマウスのデザインのものもヘビデザインのものと同じ85円だというので、年がいもなく「ミッキーさんのを」と頼んだ。

 こうして買った年賀はがきの裏面をまずは印刷。例年はバラの花の写真を載せるのだが、今年は「筆まめ」の『謹賀新年』のデザイン文字とイラスト。そのせいか印刷速度も速く、あっという間に終了。さらに宛名面を印刷し、手書きのメッセージを書く。
 年賀状じまいの宣言は書かなかった。
 年賀状を書き終えると、でも、やっぱりちょっぴり重圧から解放されたような気分になる。

 さて、そんな私に来る年賀状は何通くらいだろうか?

 では、メリークリスマス!
 セコマのこのケーキ、とぉっっっっってもおいしかった!

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♪ 今日の一曲 ♪
 リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の組曲「クリスマス・イヴ(Christmas Eve)」(1903)。

ChiristmasEve

ファミマとクールデリカのチキンの双子度♪ボロディン/だったん人の踊り

  ジューシーで本格的な味のハンバーグ
 今週も週の前半の3日間のうち、2回はファミリーマートの弁当を昼に食べた。
 このように、私は一度興味、関心、好感を抱くと、ストーカーのように、いや、熱心な研究者のように、いや、単なる弁当マニアのように、模範的なリピート行動に出てしまうのだ。

 では3日間のうち残りの1日はどうしたのかというと、在宅勤務だったので、昼は目玉焼きのブロッコリー添えと長いものとろろを食べた。冷蔵庫に妻が使わずに残していた納豆のタレがあったので、試しにとろろいもに入れてみたが、納豆のタレはとろろいもに合わないことが明らかになった(少なくとも私にとっては)。

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 月曜日に食べたのは、チルド弁当の「鉄板焼ハンバーグ&かにクリームコロッケ弁当」である。

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 もちろんハンバーグの下に鉄板が敷いてあるわけではない。
 先日食べた「ミックスグリル弁当」にもハンバーグが入っていたが、こちらもハンバーグはその1ランク、いや2ランク上を行く味わい。とってもジューシーだ。
 カニクリームコロッケは、予想はしていたが、カニの存在感はほぼ無い。が、カニに執着せずに口に入れれば、これまた実においしいクリームコロッケだった。

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  タルタルソースは半分しか使わなかったけど……
 水曜日に買ったのは「3色そぼろ&チキン南蛮弁当」。これはチルドではなくふつうの『直射日光・高温多湿回避弁当』。

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 この弁当も製造しているのは山崎製パンだが、この弁当のチキンを見てすぐに頭によみがえったのが、同じヤマパンが作っている「三色鶏弁当」だった。

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 チキンの味は、こちらのファミマの弁当の方が上を行く。「三色鶏弁当」でちょっぴり感じる独特な油の臭いを感じないで済む。味付けもこちらのほうがやや薄いかもしれない(タルタルソースがついているせいだろうか?)。ただ、キヨスクが激減したために、営業を続けているいつも行っていた Kiosk(ラッチ中店)が激コミするようになったので立ち寄らなくなってしまい、もう久しく「三色鶏弁当」を食べていない。なので、味の記憶もあいまいになってきている。

 鶏肉の厚みも、こちらの方が厚い。チキンの見た目は酷似しているし、『3色』という共通のキーワードがついていて双子のような感じだが、総合的に見るとファミマの弁当は「三色鶏弁当」の兄貴分って感じだ。

 それにしても、2週間で4回ファミマの弁当を食べたが、どれも当たりだった!
 ローソンやセブンイレブンも、ぜひとも私好みの新商品を次々と発売して欲しいものだ。

 ボロディン(Alexander Borodin 1833-87 ロシア)の「だったん人の踊り(ポロヴェツ人の踊りと合唱。Polovtsian dances and chorus)」。
 歌劇「イーゴリ公(Prince Igor)」(1869-70,'74-87。未完)のなかのひじょうに有名な曲。
 だったん人はタタール人のことであり、タルタルソースはタタールが語源であるとの説がある。どうでもよい話かもしれないが……

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珍しく2日連続で『家族市場』へ行って来た♪R-コルサコフ/シェエラザード

  ちょっと足を延ばしてみると
 サツエキから私を雇ってくださっている会社までの通勤路にはセブンイレブンもローソンもファミマもある。残念ながらセコマはない。そしてまた、ファミマの場所はちょっとほんのちょっと迂回する形になる。なので、コンビニで弁当を買うとしたら、セブンかローソンになることがほとんどだ。

 しかし LAWSON の弁当は、ときおり私のツボにはまる商品が売り出されるものの、私にとってはセブンに比べると全般的に魅力が劣る。
 でも、セブンイレブンの弁当もじゅうぶんに食べているので、飽き気味でないといえば嘘八百になってしまう。

 ってことで、現状打破のためにネットで Family Mart の弁当のラインナップを調べてみると、おやおや、なかなか興味深い商品があるではないか。
 そこで先週の木曜日の朝は、ちょっと回り道して(といっても60歩ほどだ)ファミリーマートに寄って、ネットを見て狙いをつけていた新商品の「ミックスグリル弁当」(税込560円)を買って出社した。

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 前日か前々日からの在庫なのだろう。賞味期限は私が食べ始める予定のわずか1時間後だったが、レンジアップして食べたところご飯がパサつき気味なんてことも全然なく、ジューシーなご飯だった。

 ハンバーグ(デミソース)、チキンステーキ(トマト風味ソース)、豚焼肉(和風玉ねぎソース)と味の変化が楽しめる。ほかにスパゲティと、コーンと(私としてはおかずとは認めたくないが)フライドポテトが入っていた。どの肉料理も高水準の味だが、豚焼肉の存在感はほかに比べ希薄に感じた。

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 実はこの日の私はファミマだけでおさまらなかった。
 ご飯が足りなそうだと危惧し、セブンイレブンで赤坂四川飯店監修の「五目炒飯」おにぎりも買ってしまったのだ(中華フェア開催中の限定商品だ)。もし弁当を食べ進めて足りそうだったら、おにぎりは家に持ち帰って食べればいいと考えたのだ。が、弁当も残り3分の1ぐらいのところでやはり足りないだろうと判断。封を切って、白米と炒飯のデュオを楽しんでしまった。いやはや、糖質のとりすぎだ。とりすぎだが、元気である証拠でもある。
 このチャーハンも実においしかった。四川飯店の看板に偽りのない味だ。

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  コンビになっちゃった
 この「ミックスグリル弁当」でファミマの弁当もなかなかなものだと感心し『あなたと、コンビに、』モードになった私は、この日横目でチェックした「ぶた丼のとん田監修 炙り焼豚丼」(税込680円)を、また翌日の朝にファミマに寄って買った。こちらはチルド弁当である。

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 「にんにく一味」なるものが付いていたが(にんにくの仲間ってことではない)、これがけっこう辛い。『決め手のスパイス』と書かれているが、私はちょっとだけ肉につけて食べたものの、燃えるような辛さは苦手なのでほとんど使わなかった。

 帯広に4年間住んでいたし、その前も、その後もけっこう帯広に行っているのだが、私は有名店「とん田」に行ったことがない。だからこのファミマの豚丼がとん田の味にどのくらい近いのか私にはわからないが、甘辛さが絶妙でおいしかった。自ら『決め手』を欠かしてしまったが、なんの問題もなくとてもおいしかったのである。

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 話は変わって、49年前の今日、1974年10月17日の夜、私は第20回北電ファミリコンサートを聴きに札幌市民会館に行った
 演目のどの曲も初めて聴く曲だったが、なかでもメインのシェエラザードにはひどく感動させられた。中学のクラスメイト数人と聴きに行ったのだが、みんな大興奮。
 終演後、みんなで札幌駅まで行って国鉄バスの手稲営業所行き(手稲鉱山行きだったかもしれない)に乗って、「手稲東町」バス停で降りた。その間も、あの印象的な動機を忘れないよう、懸命に頭の中で反復していたことを思い出す。

 その後この曲のLPとして最初に買ったシルヴェストリの演奏を。

SilvestriBox

「街とその不確かな壁」への不確かな理解と感想(2)♪ボロディン/SQ2

MurakamiMachito  過激な性描写はないが、春樹ワールドの典型的女性ではある
 村上春樹の「街とその不確かな壁」。前回に続き消化不良の感想。

 第二部の最初の章、第27章の2ページ目にはこう書かれている。
 私の身にいったい何が起こったのだろう?私は今、なぜここ(、、)にいるのだろう?私にはそのことが-今こうして私を含んでいる「現実」のありようが-どうしても呑み込めなかった。どのように考えても、私はここにいるべきではないのだ。私ははっきり心を決め、影に別れを告げ、あの壁に囲まれた街に単身残ったはずなのだ。それなのにどうして私は今、この世界に戻っているのだろう?私はずっとここにいて、どこにも行かず、ただただ長い夢をみていただけなのだろうか?
 そして、“こちらの「現実の世界」にあって、私は中年と呼ばれる年齢にさしかかった、これという際立だった特徴を持たない一人の男性だ。私はもうあの街にいたときのような、特別な能力を具えた「専門家」ではなくなっている” のだそうだ。

 ちょっとちょっと、どうしても呑み込めないのはこっちの方だ。
 『不思議な話』じゃなくて、矛盾した話になっていないか?春樹さまの頭の中は整理がついてるのだろうか?だったら、何がどうなってんだか教えてほしい。いや、春樹さまがそんなことをするわけがない。どなたか、攻略本を書いてくれませんか?

 第二部で、('ぼく’じゃなく)'私' は書籍取次業の会社を辞め、福島県の図書館の館長に就く。
 そして、まあ簡単に言ってしまえば不思議な体験をするわけ。

 この町でコーヒーショップを経営する女性-’とりたてて美人とは言えないまでも、感じの良い顔立ちの女性だ’-と食事をする仲になるが(このような街でいったい1日に何人の客が来て、ブルーベリー・マフィンが何個売れるというのだろう?)、二人で逢うようになってからまだそれほど経っていないのに、彼女は ’私’ に「簡単に言うと私はセックスというものにうまく臨むことができないの」って早々に告げる。いったいなんなんだ、この女性。
 そしてまた、このあたりですでに口の利き方もなれなれしいというか、まあ、過去の春樹作品にでてくる女性たちと同じようなじゃべり方になる。「多かれ少なかれ、というのは、具体的に言ってどれくらいのことなのかしら?もしよかったら教えてもらいたいんだけど」みたいな。
 過激な性描写がないのはありがたいが、このしゃべり方になって、この女性が最初に出てきたときの好印象は私の中から消え失せた。

 第二部では、壁に囲われた街の壁は ’疫病を防ぐため’ に造られたことが明らかになる。おっ、コロナ禍をからめてきたのか?と思いきや、全然。疫病についてのツッコミはない。
 やれやれ。

 いずれにしろ、「ロシア五人組」で、最後まで名前を思い出してもらえなかったキュイが気の毒だ。無理もないけど。

BorodinSQnaxos この小説のなかに出てくる、「ロシア五人組」のなかの一人ボロディン(Alexander Borodin 1833-87)の弦楽四重奏曲第2番ニ長調(1881)を。

 「街とその不確かな壁」の壁を行ったり来たり(なのかどうかも定かでないが)。

 さて、あとから『ベこ餅』でも買いに行ってくるか。

このトンカツにはなによりしょう油が合いそうだ♪ボロディン/中央アジア

  私もアジア人ではあるが……
 先週の2月22日は、猫の日にちなむこともなく、昼食は ESTA の「屋台屋亜細亜」で『揚げていないトンカツ』のカツ丼弁当を買って食べた。正式名称は「豚ロースのチリカツ弁当」である。

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 一口目から濃厚なアジアの味の世界が口の中から鼻腔へと広がった。
 よく見ないで買った私が悪いのだが、ソースにはコチュジャンやナンプラーが使われている。どう考えても保守的な私の舌に合わない。おいしくないのではない。ただ単にエスニックが不得意な私の口に合わなかっただけだ。カツ自体は食べやすい厚さで衣もあっさりしていて良かったのだが……。しょう油をかけて食べたいなと思った。
 このお店の味付けは、私にはダメということがこの日はっきりした。

 先週のこの『亜細亜体験』の前日は「日本一」の「焼鳥弁当」、天皇誕生日を挟んだ『体験後』は弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内 いしかり」にしたが、日本人に生まれて良かったと実感した(いや、特段和食が好きというわけではないが)。

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 ボロディン(Alexander Borodin 1833-87 ロシア)の交響詩「中央アジアの草原にて(Dans les steppe de l'Asie centrale)」(1880)。

BorodinJarvi

棚まで行って確認してくれた親切な店員さん♪バラキレフ/イスラメイ

  毎日は入荷しないらしい
 先週の木曜日の夕方に LAWSON に行くと、弁当の棚に「ぎんねこ監修 新子焼き風焼鳥丼」がいくつも並んでいた(またもや『風』である)。
 『旭川・道北フェア』というのが始まったというのだ。この弁当はそのフェアのメニューの一つだ。
 しかし、すでに夕方。チルド弁当ではあるが、翌日の昼食用に買って職場の冷蔵庫に入れておくというのもどうかと思う(誰かが間違って食べてしまう恐れもある)。

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 なので、翌日はこの弁当にしようと熱き内なる思いを抱き、店をあとにした。結局何も買わなかったが、私はこのとき、何をしに LAWSON へ行ったのだろう?

 翌日の金曜日。
 朝、LAWSON に寄ると、なんと「新子焼き風焼鳥丼」は1つも残っていなかった。
 POP がむなしい。13日の金曜日だけあって、良くないことが起こってしまった。

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 いや、きっとこのあと入荷するだろう。
 そう思って、このときは取り乱さずにおとなしく会社に向かった。

 10:30過ぎ。
 再び LAWSON に行く。
 しかしあの弁当は入荷していない。

 店がすいていたので、レジにいたおばさん店員に尋ねる。
 「旭川フェアの弁当は入ってこないんですか?」
 おばさん店員は「えっ?どれ?ラーメンとか?」
 「いえ、焼鳥丼なんですけど」
 「どれどれ」と店員さんは売り場に向かった。私もついていく。コンビニの店員というよりは個人商店のノリで、こういうのっていまの日本には必要なものだ。
 棚を見て「今日は金曜日か。入ってこないわ……ごめんね」と言い、あの POP をはずした。

 そっか。
 残念だが、おばさんは悪くない。

 私は気持ちを切り替え、その横に1つだけあった「照焼チキン丼」を買うことにした。
 これこれに似ているが、でも違う商品だ。私にとっては LAWSON での第3の「チキン丼」である。

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 これもまたおいしかった。「新子焼き風」は食べられなかったが、この弁当に出会えたことは不幸中の幸い、災い転じて福となす、棚から照焼丼、であった。

 なお、土曜日に家の近所の LAWSON に行ってみた。休日に家にいるときも職場と同じくコンビニ弁当か?って感じだが、今回は特別だ。
 『旭川・道北フェア』の「よし乃 みそラーメン」や「天金 汁なし正油ラーメン」、「いかげそ丼おにぎり」はあったが、「ぎんねこ監修 新子焼き風焼鳥丼」はなぜかなかった。私は冷凍の汁なし担々麺を昼食用に買った。

 フェアの期間が終わるまでに口にすることができるだろうか?
 旭川で有名な新子焼きがあるなんてちっとも知らなかったくせに、私はいま、ちょっぴり焦っている(さらに、いかげそ丼というのも知らないし)。

 バラキレフ(Mily Alexeyevich Balakirev 1837-1910 ロシア)のピアノ曲「イスラメイ(東洋風幻想曲。Islamey)」(1869)を。

 廃盤 ↓

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大量に積もった雪をかき始めた途端に追い打ちが♪R=コルサコフ/雪娘

  除雪非出動が決まったあとの天変
 1月2日の未明から降った(と思われる)雪。
 朝、目覚めて窓の外を見ると、ベランダの手すりに高く積もったその量に、私はぼう然とした。未明から急に大量に降ったと思った理由は、市の除雪が入っていなかったからだ。確か、出動すべき降雪量でも、出動しても、交通量が増えてくる午前7時までに除雪作業を終えられない場合は、安全のために除雪に入らないのだ。

 正月休み最後の日は、ひたすら雪かきに(敷地内の雪を距離でいえば家4軒分離れた雪捨て場となっている空き地に運ぶ方が時間的にはウエイト大)いそしむことになった。

  これからが本降り
 まずはベランダの雪下ろし。
 落としたまま放っておくと雪が締まって硬くなるので、あまり置いておけない。
 しかし、この日はそれ以前に境界不明となってしまっている道路と敷地あたりの雪をかいて運ぶことが先決。そんなときに、市からの防災メールが。「9時52分 発表 大雪警報が発表されました。 なだれ注意報が発表されました」。

 なにぃぃぃぃぃ~っ。
 追い打ちをかけるとは、まさにこのことだ。
 これからもっと降り方がひどくなるというのか?しかもなだれ注意報もでたということは、気温がやや高めで、雪が解けかける、つまり重くなるということだ。
 気が焦る。
 焦っても、作業速度には限界がある。肉体がついていかない。正直言って、気力も乏しい。

 周りの家からも人が出てきて、雪かき、雪運びをする。
 最初は「ひっどいですねぇ~」などとあいさつを交わすが、そのうち疲れがたまってきて、また余計な体力を消耗しないためということもあるのか、無言になっていく。私の頭の中には「津軽海峡冬景色」の歌が流れる。そしてそれを「雪を捨てる人の群れは誰も無口で」などと替え歌にしてみる(←自分に余裕があるわけではない)。
 雪捨て場というのは-雪国の人はご存じのように-スロープを作って奥へと広げていくが、疲れてくるとスロープを上がるのもつらくなる。また新たに広がった捨て場は、まだ雪が柔いのでときおりズボッと足がぬかってしまう。

 結局この日は午前と午後を合わせて、私は6時間半にわたって雪かきをした。
 家の敷地が広いのね、などというのは、まったくあたっていない。
 狭くなった道を3cmでもいいから広げたり(でないと、バックで曲がって車庫入れする際に、バンパーを硬い雪壁に擦ってしまう)、庭に積みあがった雪山を少しでも低くするために削ったりもしなければならないのだ。灯油タンクに給油しに来てくれる配送の人のために、タンクまでの道も確保しておかなければならないのだ。近所の家は夫婦と成人の息子と娘の4人総出で雪かきしていたが、1時間半ほどで家に入った。
 つまり、4人で1時間半だから、私1人で6時間半というのは、決しておかしな数字ではない。

R-KorsakovAnsemet ここで音楽を。
 R=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov 1844-1906 ロシア)の組曲「雪娘(Snow Maiden)」。
 1882年初演の歌劇「雪娘」(プロローグと4幕,台本はオストロフスキーの劇により作曲者)から組曲化した作品である。
 そしてまた、このアンセルメ盤は廃盤となった。

  そりゃ、足も痛くなるって
 足、特に膝が痛くなってきた。腕もだるくなってきた。腰も嫌な感じがしてきた。長靴の中も湿ってきた(これは汗で蒸れたものが液化することによる)。最初からのことだが、吹雪き模様の中での作業でメガネはレンズに当たった雪がとけて水滴となり、さらに曇って視界が悪いまま。フードもいったん溶けた雪が凍りかけている。鼻水もタラタラとだらしなく垂れ下がってくる。
 そして、最後は足が重くてスロープを上がれなくなった。

 この日は雪かき以外では歩いていないが、スマホが示した歩数は3万9,000歩だった。
 1万歩で距離にして約7kmというが、雪かきという性格上歩幅は小さいものの、それでも20km以上は歩いたのだろう。

  一度は駅まで行ったものの
 翌4日の朝。
 この日も雪は降り続いていた。
 前の日からどのくらい積もるのだろうと気になっていて、午前3時に目が覚めた。ちょうど市の除雪車がやってきたタイミングだった。こんなに早く目が覚めたのは、雪のことも気になってはいたが、前日に6時間以上も運動したせいの妙な疲れと、なぜか寝汗をかいて、熟睡できなかったせいもある。
 除雪車がゆきをかき分けて作っていく道の幅は狭い。
 雪かきして2cmでもいいから道幅を広げたいが、その時間はない。
 間口除雪をお願いしている民間業者の除雪が取り除ききれなかった雪をかくのにとどまった。

 また、市の除雪車は雪捨て場のスロープを破壊していった。
 この日は仕事始め。最低限の雪かきをして、江別駅に向かった。

 JR北海道のホームページによると、何本かの運休や遅延は出ているが、私の通勤には支障ない程度だった。いつも乗る電車も定刻通り動くようだ。

 ところが駅に着くと、変な光景が。

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 滝川行きの普通列車が2番ホームと3番ホームに停車している。岩見沢方面に進んでいけない状況にあるということだ。
 私がいつも乗っている電車も運休になっていた(2番ホームから発車するのだが、滝川行きが出発できないでホームをふさいでいるので、来られなくなったのだろう)。
 札幌方面の列車は、岩見沢から来るやつがいちばん早く発車するというが、岩見沢駅構内除雪中で、まだ岩見沢を出発していないという。
 ほどなくして25分遅れで出発したというアナウンスがあったが、駅はすでに多くの人がたまっていて、これに乗ると激密な環境に置かれコロナ感染のリスクが高まるし、これまでの経験から帰りの電車が動くかどうかもかなり微妙だと判断。上司にメールして、急きょ在宅勤務することの許可を得て自宅に引き返した。
 私のこの判断は結果的に正しかった。運休は時間とともに増えた。翌日の北海道新聞には岩見沢駅だけでなく、その後は江別駅でもポイントに雪が詰まって切り替えられなくなったと書かれていた(写真は道新電子版記事の一部)。

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 実は仕事始めの日は、業務に支障がなければ昼で退社してよいことになっていた。
 なので、昼からはまた雪かき&雪運搬。
 破壊されて壁のようになっていたスロープは2軒隣の阿三さんのご主人が修復していた。あんなにひどく壁のように固い雪を置いていかれたのに、すでに元のように開通させたとは驚きだ。
 実はこの雪捨て場のスロープはいつも阿三さんが作っていたもので、周りの人がそれを利用させてもらっている。ほんとうに頭が下がる。私より10歳ぐらい年上だが、黙々と雪かきを進める姿はたくましいというしかない。

 この日は前日に下ろしたベランダの雪も運んだ。
 それも含め、13時から始めた作業は17時までかかった(灯油タンクまでの道も、あらたに作り直した。それぐらい1日でまた多くの雪が積もったのだ)。

 「5日の話」に続く。

脇役交代でなぜか男らしい雰囲気の弁当に♪R-コルサコフ/クリスマス・イヴ

  鶏肉値上がりの影響?
 昨日のこのブログでは、ソーセージならぬメーセージと書かれた迷惑メールを取り上げさらしものにしたが、今日はソーセージを話題としたい。

 ところで、先日マニアックなことに日本農業新聞なる業界紙を目にすることがあったが、第一面に大きく卵と鶏肉が値上がりしているという記事が載っていた。
 卸売価格は1993年以降で最高値となっていて、鶏卵は平年比3割高、鶏肉(モモ)は同じく2割高なんだそうだ。でも、そんななか、今日はクリスマスイヴだから、チキンを食べようではないか!

 で、値上がりとは関係ないのかもしれないが、大金畜産のビーフハンバーグ弁当に入っていたザンギが、先日(月曜日)に見かけたところ、ウインナーソーセージに替わっていた。

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 男として、長いウインナーが横たわっている姿になんとなく勇気をもらったような気になって(いや、深い意味はない)、12日前にも食べたこの弁当の、このマイナーチェンジ版を買った。

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 チキンから脇役の座を奪った主役並みの態度のウインナーは、ちゃんとした粗びきウインナーでおいしかった。
 それにしてもこのハンバーグは肉がギュッと押し固められている。箸で切るのが大変なほどだ。ぜいたくな悩みだが、もう少しジューシーだったらいいのにと思ってしまう(←消費者というものは、このようにどんどんわがままになる。実によろしくないことだ)。

 有名とは言えないが、魅了的なメロディーと色彩感にあふれていてこれまで何度も取り上げている、そしてそれにもかかわらず私の影響力のなさであいかわらず有名にならないままの、リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の組曲「クリスマス・イヴ(Christmas Eve)」(1903)を。

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おにぎりを包むフィルムの底にたまっているものは?♪ボロディン/Sym3

  水滴?いや、油滴じゃない?
 先週の月曜日の朝は、Kiosk で日糧の「おにぎりおかずセット」を買った。言うまでもなく、昼に食べるためである。311円でがんばり抜いているところがけなげで愛おしい。

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 そしてまた、言うまでもなくこれだけでは足りないので、セブンイレブンでおにぎりを1個買い足した。
 初めて見るおにぎりだった。
 厚切りのベーコンがのった「ベーコンエッグ」おにぎりである。
 私には松山であのおにぎりに出会ったときの衝撃の免疫があるので、それほど驚きはしなかったが、それでも驚くべきおにぎりではある。

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 机の上に置いたら底面が目に入った。水が溜まっていた。汗か?いや、これはベーコンからしみ出た油に違いない。

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 確かに厚いベーコンだ。それだけちゃんとしたベーコンなんだろう。でも、脂っこくないのだろうか?封を開けたとき、油が飛び散る恐れもある。注意しなければ。

 昼である。
 ベーコンエッグおにぎりは、ほんのちょっとだけレンジアップ。

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 封を開けたときに油が飛び散るという事態は避けられたものの、指には油がついてしまった。

 ベーコンエッグのエッグの方は、これは卵1個分はない。もし鶏ではなくてこれがウズラの卵のものなら1個分かもしれないが……
 そもそもベーコンエッグのエッグが目玉焼きだと思い込むのがいけない。これはあくまで焼いた卵なのである。
 味は悪くないが(むしろ想像通りの素材の味がした)、未完成品を食べているような気分になった。

 ボロディン(Akexander Borodin 1833-87 ロシア)らしい魅力的なメロディに満ちているが、残念ながら未完に終わってしまった交響曲第3番イ短調(1886-87)を。
 ボロディンの死後、スケッチを頼りにグラズノフが第2楽章までまとめた。

BorodinSvetlanov

フレッシュな場所で定番商品を買う♪ムソルグスキー/展覧会の絵

20220404FreshKiosk  寿司祭りもやっているらしい
 今週の月曜日。
 朝の通勤電車は721系で、それだけで幸先の良い気分になった。

 見上げると、そこにあった中吊り広告は「フレッシュキヨスク」の「春のフレッシュキャンペーン」のもの。

 フレッシュな状態とは対極にある私ではあるが、この広告にちょっぴり背中を押され、札幌駅に着くと Kiosk に寄って、これまたフレッシュどころか私の昼食ルーチンの一角を堂々と占めている弁菜亭の「幕の内弁当」を買った。
 なお、この日はマルちゃんのワンタンをお弁当のお伴にした。

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 ところで、ムソルグスキー(Modest Petrovich Mussorgsky)の組曲「展覧会の絵(Tableaux d'une exposition)」(1874)の終曲は「キエフの大きな門(La grande porte de Kiev)」だが、今後は「キーウの大きな門」という表記にかわっていくのだろうか?

 それよりなにより、すぐにでも戦争が終わることを切に願っている。

MussorgskySolti

激励のお気持ち承り所
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