新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

モーツァルト

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第332回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  「こな雪のタンゴ」(8ページ)がどんな曲か気になる
 私にとって、R.シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」は高校生活が始まった当時のさまざまな思い出――それは明るく希望に満ちたというものではなく、不安と疲労の塊だったが――と強く結びついたいる作品だ。

 というのも、ここに書いたように、それまでの中学生活では自宅から中学まで徒歩2分だったのが、朝6時には起きてバス→地下鉄→バスと、遠距離通学する生活にかわり、朝の目覚まし時計代わりに使っていた曲の1つが「ドン・キホーテ」だったからだ。

 カセットテープに録音したこの曲。デッキを再生状態にしてタイマーを ON。つまり、強制的にカセットデッキへ電気の供給を止めるわけで、朝に動き出すまでデッキのゴム製のピンチローラーはキャプスタンに押しつけられたまま。ピンチローラーが変形する恐れもあったわけで、なんともひどいことをしていたものだ。

 この日、初めて「ドン・キホーテ」を生演奏で聴くことができた。が、このように私には心に響くものがなくて残念だった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(1786)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第331回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  学んで美しくなった人の笑顔が私は苦手(表3)
 この日の演奏会は、プログラムがモーツァルトのレクイエム1曲のみという、とてもコスパが良くないもの。

 が、聴き終わったあと、この曲の前にも、そしてもちろんあとにも、何の曲も耳にするべきではないのだと、強く感じた。

 曲が終わると、徐々に、感動が心の中でふくらんでいった。
 それは心が揺さぶられるのではなくだ、静かなる感動だった。 
 このレクイエムの演奏も、強く記憶に残るものの一つとなっている。


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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のレクイエムK.626(1791)。

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「ぱんだ」の隣にできたのは「Panda」,または K の弁当と110円の差

  どこか懐かしい洋食屋さんの味
 木曜日は気温が上がった。
 午後、会社が入っているビルの前の温度計を見ると、20℃と表示されていた。
 ただ、翌日の「tenki.jp」によると、この日の札幌の最高気温は17℃だった。

 さて、この日の札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」はチーズハンバーグ。
 でも、午前中に外勤する用事があったのでそのときに弁当を買おうと、どちらかといえばそんなモードだった私は、ウネウネしたチーズの姿を目に焼き付けただけでその場を離れて出社した。

 用事を済ませ、APIA の富士メガネでメガネの調整をしてもらい、東急百貨店の地下に行ったが私の心はわくわくせず―そういえば「グゥー」が1月末で退店していた。「天一」と同じタイミングだが、私は全然気づいていなかった。その跡地はまだ封鎖されたままだ―、それならばわくわくしに「わくわく広場」に行ってみようと、再び APIA に向かった。

 「アジト」の弁当はあいかわらず内容も価格も魅力的だったが、たまには別なところのを食べてみようと、そしてちょっと奮発してみようと「Delicatessen Casa K」という店の「厚切りポークのジンジャーソース」を買ってみた。

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 とてもちゃんとした『料理』だ。
 マチの洋食屋さんで食べるような、ちょっと懐かしい感じがして幸せな気分になる味。私は浦河に住んでいた小学生のときに一度か二度行った「レストラン森」とか(そこではスパゲティミートソースしか食べたことがなかったが)、小中学生のころときおり行った西野のカスタムパルコにあった「レストラン ニュー銀座」の雰囲気を思い起こした。

 おいしい。

 これで1,062円は安い。
 次回はハンバーグを買ってみよう。

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 唯一の難点は、この容器のフタがレンジ対応していないこと(あっ、あと、ご飯が少なめなことも)。とはいえ、冷えた厚切りポークはつらいので、今回はほんのり温かくなる程度にレンジアップした。
 フタをとってレンジアップしても大丈夫(飛び散らない)かな?……

  行きは580円、帰りは470円(荒天時を除く)
 この日の帰り。
 列車が大麻駅に停車するために減速したあたりの線路沿いで、フクジュソウが咲いているのが車窓から見えた。
 春らしい光景。
 あと半月もしたらエゾエンゴサクの可憐な青い花もこの辺りで見られるだろう。

 江別駅ではなく、一つ手前の高砂駅で降りる。
 節約を兼ねたウォーキングのためだ。

 4月からの JR 料金改定で、江別⇔札幌の運賃は540円から580円になった。7.4%アップだ。
 一方、高砂⇔札幌は、440円から470円へ。こちらは6.8%の上昇。

 これまで江別ではなく高砂で降車すると100円節約できたのが、値上げ後は110円の節約になる。
 歩いて健康増進が図れるうえに、110円節約できるのだ。あとは歩きすぎで、脚の関節の骨が擦り減らないことを祈るだけだ。

 鉄東線を歩いていると、後ろから「ライラック27号」が私を追い抜いていく。

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 おや?
 マルハンの北東側、サームの南西側がすっかり更地になっていた。
 えっと、確かここは家が一軒建っていて、あとは農地だったような記憶が(すでにあいまいな I My Me)。

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 マンションが建つのだろうか?それとも戸建て分譲か?

 そうそう。
 更地といえば、ここで取り上げた「ぱんだ動物病院」の隣、道道江別恵庭線ときらら街道との交差点角の土地に、マンション(アパート)が建った。ほぼ完成した感じだ(門灯などの配線が飛び出したままで、そういった工事が残っているようだ)。

 その名も「Casa Panda」。

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 ってことは、どう考えてもこのアパートが「ぱんだ動物病院」と無縁とは考えにくい。
 しかも、ペット OK のアパートらしい。
 飼っているペットが病気になっても隣接する病院で診てもらえるなんて便利ぃ~、ってことですでに部屋はうまったそうだ。

 車窓からフクジュソウの花が見えたので、家に帰る前にちょっと回り道をして近くの雑木林に行ってみた。
 ここでもフクジュソウが咲いていた。
 こんなふうに野草がふつうに育っている姿を見ると、なんだかうれしくなる。自然が残ってる、と。

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 帰宅すると、庭ではチオノドクサもこの日開花していた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第12番ト長調K.110(K6.75b)(1771)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第328回定期演奏会(2)

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  まだ3管編成だった札響
 この冊子は創立30周年となった1991年9月に行なわれた第328回定期演奏会の会場で(確か)パンフレットと一緒に配られたものである。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の歌劇「フィガロの結婚(Le nozze di Figaro)」K.492(1785-86)の序曲

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 むかし(1990年前後)、ドラッグストアの店先なんかで、こういうリプリント盤が売られていた。定価は2,000円と書かれているが、どこでも示し合わせたように1,000円で売られていた。確か、この FIC という会社と、エコー・インダストリーという2社があったと思う。

 私も「安い!デジタルなんだから音質は変わらないだろう」と思って何枚か買ったものの……

 いまでもブックオフなんかで見かけることもあるが(580円くらいの販売価格設定)、ということは買い取ってくれる対象なんだろう。

 このモーツァルトの序曲集のCDに、このシリーズのラインナップが載ったチラシが入っていたので、当時の記録として載せておくことにしたい。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第324回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

   LSO より、やっぱり SSO
 この日の定期演奏会には、もちろん私も聴きに行った。
 だって、札響が「春の祭典」をやるのだ。はってでもずってでも行かなければならない。

 私はこの前年に、初めて生で「春の祭典」を聴いている。PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)での M・T・トーマス/ロンドン響による演奏だ。
 だが、『札響による春の祭典』ということは、またまったく別の、画期的な体験になるのだ。札響ファンって『札響が演奏するからこそ格別」という感覚を、みんな大なり小なり抱いているものではないだろうか?

 解説に "ストラヴィンスキーの名作「春の祭典」が札響定期で初めて取り上げられるという。" と書いてあるが、これは逆に、定期以外では取り上げたことがある、とも読み取れる。

 そして、実はそうらしいのだ。
 創立25周年記念の定期演奏会となった、1986年9月の第273回定期演奏会。
 その日のパンフレットの別冊の「25年間の作曲家別演奏曲目」にストラヴィンスキーの「春の祭典」の記載があるのだ。

 いつどこでだれの指揮で演奏されたのだろう?

 この日の『札響による春の祭典』は、すばらしい演奏だった。
 秋山和慶の指揮ということで、演奏前から不安定になることはないことは確信していたが、この複雑なリズムの曲を余裕さえ感じるくらい見事に演奏しきった。

 「春の祭典」にばかり関心が向いてしまったこの日だったが、ピアノ協奏曲で J-P.コラールがソリストとして協演していることも、すごいことだ。演奏は記憶に残っていないけど。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1791 オーストリア)の交響曲第1番変ホ長調K.16(1764)。

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おかわりしちゃった爺特製肉そぼろ、またはテーブルの上での連結ごっこ

  お孫ちゃんの笑顔が見られるのは自分が齢を重ねた賜物
 こないだの土日。
 長男一家が遊びに来た。
 お孫ちゃん(兄)は着くなり「トイレ、新しくなった?」と私に聞いた。パパから「おじいちゃんの家のトイレが新しくなったらしい」と教えてもらっていたのだ。私も妻も、トイレをリフォームして良かったと、あらためて実感した瞬間だった。

 この日は朝のうちに、前回の過ちを繰り返さないよう買っておいた豚挽肉で、肉そぼろを作った。
 お兄ちゃんはご飯にかけて「おいしい、おいしい。おかわり、おかわり」と言って食べてくれた。褒められておじいちゃんの気分はハ長調!

 前にも書いたかもしれないが、私は肉そぼろを作るときは、最初に挽き肉を茹でて脂を抜くことが多い。そのあと炒めながら砂糖、みりん、しょうゆ、おろししょうがで味つけをする。脂を抜くことで冷蔵保存しても脂がギトギトして固まることがない。だが私の作り方は、ギトギトが好きな人にはお薦めできないのは言うまでもない。

 お孫ちゃんのためにコキとコキフを買っておいたことを報告したが、それを見せるとお孫ちゃんは大喜び。私の心も穏やかな幸福感に満たされニ長調気分となった。コキとコキフを連結してテーブルの上で押したり引いたりして遊んでいた(私ではなくお孫ちゃんが)。こうなるともう2両くらい連結できるようにするともっと喜ぶに違いないと、爺さんは追加購入を密かに決意したのであった。

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 もうすぐ1歳の誕生日を迎える弟ちゃんの方も、ずいぶんと活動的でハイハイするスピードも速いので目が離せない。
 そして、抱っこしてもなかなかの重さになっているので、月曜日には腕がダル重だった。でも、かわいい孫を抱っこして、腕や肩が丈夫に鍛えられるなら一石二鳥ってものだ。

  齢をとっても元気いっぱい、揚げ物完食
 その月曜日は午前中に出かける用事があったので、朝の札幌駅到着時に札幌駅立売商会(弁菜亭)で弁当を買うことはせず、用事を済ませたあと東急百貨店の地下に寄った。「天一」があった場所はまだ別な新しい店は出店しておらず、パネルで囲われていた。

 この日は「玉藤」の「ミックスフライ弁当」を購入。
 メンチカツもエビフライもイカフライも、さすが専門店の味でおいしいのはすでに承知のことだが、タルタルソースは1袋で間に合うのだが、ソースは1袋ではなく2袋にしていただけると、さらに満足度はアップする。だって、メンチカツもイカフライも大きいんですもの。これ、個人の感想だし、前にも書いたことだけれど。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「ヴァイオリン伴奏のクラヴサン・ソナタ(Sonates pour le clavecin, qui peuvent se jouer avec l'accompagnement de violon)」Op.1?。
 ハ長調K.6(1762⇔64。4楽章)、ニ長調K.7(1763⇔64。3楽章)の2曲から成り、フランスのヴィクトワール王女に献呈された。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタの通し番号では第1番、第2番となる。

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お姉さまが悪いわけではありません。だから私に謝らないで

  ソーセージは入っていないが双生児
 月曜日の朝。
 この日の札幌駅立売商会(弁菜亭)ワゴン(西コンコース臨時売店)は、すっかり商品陳列も終わっていて、「あぁら、選ぶのが楽しくなっちゃうわ」てな状態。

 「日替り弁当A」は初めて目にする「豚の黒胡椒ソース」というもの。
 これを買わない手はない。

 あいにくこのときは代金の550円ちょっきりの小銭を持ち合わせていなかったので、1000円札(野口英世バージョン)を売り子の女性に渡した。
 すると彼女は「450円のお返しです。値上がりしちゃったもので、すいません」と言ってお釣りを渡してくれた。

 いえいえ、お姉さま。値上がりしたのはあなたのせいではありません。謝ることなんてないんです。
 それより100円玉4枚と50円玉1枚をミニ金庫から取って私に渡すという手間をかけさせてしまって、こちらこそすいません。
 私は心の中でそう思ったのだった。
 でも、こういうひと言ってすごく素敵だと思う。善い人に違いない。

 なおこの日は、ふだんはこの時間にまだ到着していないミニカツ丼などもすでに並んでいた。いや、弁菜亭にはカツ丼はあるがミニカツ丼はこれまでなかったはずだ。品目拡大を図ったのだろうか?次の機会に、もっときちんと観察しなければ。

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 「豚の黒胡椒ソース」は「鶏の山賊焼き」の双子のような弁当。こちらの原材料表示が「豚肉の醤油胡椒ソース焼」なのに対し「鶏の山賊焼き」は「鶏肉の胡椒醤油照焼」となっており、ソース焼と照焼の違いは不明なれど山賊焼きの豚肉版と言っても良い料理。
 他のおかずも、焼売、もち巾着煮、ナムル、小松菜ごま浸し、梅干し、スパゲティと両者同じ。ただし「鶏の山賊焼き」は前回買ったときにはこれらのほかにオムレツと漬物も入っていた。だが、食材費高騰のいまなら「鶏の山賊焼き」が作られてもこの二品は、もう入っていないのかもしれない。

 黒胡椒という名だが、黒胡椒っぽいものの姿はあまり見られず、「うわぁ、すっごくコショーが効いてる!」って強すぎることもない、ほどよいピリッと感。「鶏の山賊焼き」と甲乙つけがたいおいしさだった。

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  後回しにすればするほど値上がりするだろうから思い切って
 コショーといえば、わが家の1階のトイレの温水洗浄便座の調子が悪く、だましだましー座ったお尻の位置を微妙に変えたりしてー使っていたが、昨年の12月にはついぞケツを捻ろうが腰を浮かせようが乱暴に座り直そうが、洗浄水がまったく出なくなり完全なる故障。年末に2社に見積もりを依頼。
 先月の20日過ぎについに便器と便座の両方、それも1階と2階の両方のものを交換した。
 そのことはここで臭って、いや、匂わせているが、近いうちに詳しく報告したいと考えている。

 なお、上で「ウォシュレット」と書かずに『温水洗浄便座』と書いたのは、ウチの便座が TOTO のものではなかったからである(便器は TOTO 製)。TOTO のものでないものはウォシュレットと呼んではいけない。
 ウチの便座は1階トイレが「CLEAN WASH」、2階トイレが「ビューティ・トワレ」。前者は東芝、後者はパナソニックの製品なのである。
 新しい便座は、1階も2階も「シャワートイレ」を選んだ。LIXIL(INAX)の商品名だ。
 これで便座は家の新築時から数えて、1階2階ともに3代目(3台目)となる。

♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の6声のカノン「おれの尻をなめろ(Leck mich im Arsch)」K.231(K6.382c)。

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復活する人たちとチェックが入る人たち。そして抹消される人びと

  師走、早くも中旬入り!
 もう今日から12月も『中旬』である。逆に言えば、もう12月の3分の1が過ぎ去ってしまったことになる。これは、冷静に考えると「正月が近づいた!」と喜ぶべき話ではなく、余命が10日分短くなったと憂う話だ。

 いま、部屋にはモーツァルトの交響曲第40番の第1楽章が流れている。
 12月も10日が過ぎてしまったなどと書きながらこの曲を聴いていると(在宅ワーク中のくせに)、涙がチョチョ切れそうになってくる。でも、考えてみれば『チョチョ切れる』ってどういう状態なんだろう。わからないで書いて、ゴメン(その後、ネットで調べ理解したが、関西の俗語とは知らなかった)。

 で、このあいだの日曜日に、いつまでも逃げ回ってられないそろそろ取り組むべき作業に『ちょっとだけ』取りかかった。
 年賀状である。

 私は年賀状作成ソフトに「筆まめ」の廉価版を使っている。しかも、2020年版である。

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 だってこれでじゅうぶんなのである、私には。『謹賀新年』とか『賀正』、『初春のお慶びを申し上げます』といった素材に干支は関係ないから。干支や年号の素材を使わないなら、毎年買い直す必要はないのだ。

 その「筆まめ」の住所録を開き、前回(2024年正月分)『年賀状は喪中につき失礼させていただきます』と挨拶状が来ていた人の住所録の『年賀状の宛名を印刷しない』のチェックをはずし、復活させる。

 次に、今回『喪中につき』のはがきが来た人の名簿の『年賀状の宛名を印刷しない』にチェックを入れる。
 さらに、今年の年賀状で『今回でおしまい』と年賀状じまいを伝えてきた人を、住所録から削除する。

 というところまでの作業を行なった。
 もっと減るかと思ったが、まだ住所録には90人ほど登録されている。私にはあまり友だちがいるという実感はふだんないのに、実に不思議な現象である。

 しかし、年賀はがきを買うアクションはまだ起こさない。さらに喪中はがきが来そうな感じがするからだ。年賀はがきを何枚買うかぎりぎりまで待つことにする。

  で、やめるの?やめないの?
 そしてまた、今回でウチも『年賀状おしまい宣言』をするかどうか、私は迷っているところだ。
 それにしても、郵便料金がこんなに上がらなければ、自分が字を書けるうちは、あるいはボケて字を忘れるまでは、執念深く年賀状を送り続けようと思っていたのに、ちょっぴり悩ましいところだ。
 物価高に敏感な妻も、年賀状じまいを真剣に考えているに違いない。

 で、その場合は、どういう文面にすべきか?

 『郵便値上げに断固反対のため、ペンを置いて抵抗します。そうです。今回をもって年賀状を出すのをやめることを涙を呑んで決断します』

とか、

 『もうすぐ年金生活者。ボンビーな私には年賀はがきを買うお金がないので、金の切れ目を縁の切れ目にします。私のせいではありません。郵政を民営化し、物価高を放っておいている政治のせいです』

って感じにすればいいのだろうか。いやいや、ダメダメ。失礼がないようにまじめに考えねば。

 いずれにしろ、やめるならこの先もご縁が続きますようにと、メールや SMS でのやりとりができるようにメールアドレスやスマホの電話番号をお伝えすることになるだろう。そしてまた、逆に「今年でおしまいにします」と書かれた年賀状も来るだろう。数年前からちらほらとあったが、はがきの値上げによってかなり増えるに違いない。

 ということで、妻に「ウチも今回で年賀状じまいをしようか?」と聞いてみたら、意外にも「なんで?」とあっさりと言われた。やめるほどまでには歳をとりすぎていないというのが理由だった。
 ただし、こちらがやめずに送り続けているので相手もやめられないというオーラを発している年賀はがきの送り主については-たとえば子どもが幼稚園に通っていたころに知り合った同じ幼稚園の園児のお母さん(←いや、私が、ではなく、妻が知り合ったのである)-どうするか、もう少し考えてみることにした。

 この日(日曜)の昼は、数日前の夕食の残りの親子丼の具(←妻が調理)でミニ親子丼と、「藤原製麺」の江丹別そばをゆでて前日の夕食の残りのかき揚げ(←妻が調理)をのせてかき揚げ天蕎麦を作って食べた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第40番ト短調K.550(1788)。

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そこのすき間にそぉ~っと糸を差し……あっ、糸の先が曲がって失敗

  2週続けて月曜日の朝は舞踊気分
 日本人なら誰でも知っているように(とは言い切れないが)昨日は休日だった。『文化の日』の代休を、私は非文化的に過ごした。そして今日は、平日である。仕事をしなければならない。そんな日の朝に、テンションが上がるわけがない。
 「X」では『今日も元気に……』みたくポストしたが、嘘ついてごめん。今の私の口は「あ~ぁ、また一週間が始まるのかぁ」とぶつぶつ言いたくてしょうがなくなっているのである(いや、今週は今日から始まったわけじゃないんだけど)。

 先週の月曜日の朝。電車が札幌駅に着き、さっそうと西改札を抜け、札幌駅立売商会のワゴンの前に行ったとき、またまた小躍りしそうになってしまった。この日はギャロップじゃなく、ジーグ的躍動感に襲われた。ジーグ(ジグ.gigue)がどんな踊りか、私は知らないが。

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 とにかく、私の目に飛び込んできたのは(←見えたという意味で、目に攻撃を受けたわけではない)「本日の日替り弁当 A」の「鶏の山賊焼き」。これで心躍らないとしたら、それは私が自分を見失っているってことになる。およそ3カ月ぶりの再会だ。

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 おいしかった。ピリッとしたコショウの風味の余韻がこれまたすばらいいアクセントになっている。それが楽しめる、口内炎でないことの歓び!
 満足、マンゾク。

  不器用さを克服

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 火曜日は3カ月に一度の歯科通院。
  朝起きた時につばを吐くと血が混じっているのは、以前よりは良くなったが、あいかわらず出血している。
 医者が診てみると、ブリッジの下にフロスを通して汚れ除去に努めた左上の箇所は、歯ぐきがとても良い状態になっているという。要するにほめられた。前回は、ここをつつくだけですぐに出血したのに、歯ぐきが締まって出血してこない。

 では、なぜまだ寝ている間に出血するのか。
 実はもう一カ所、歯ぐきが弱っている箇所があって、前回の診察のときにそこにもフロスを通すように言われたのだ。しかし、全然フロスを通すことができず(入っていかない)、そのままにしていた。

 「すいません。不器用なものでフロスを差し込めなかったんです」
 そう言うと、歯科医師はけっこう楽しそうに笑ってくれた。そして、もう一度入れ方見本を実演してくれた(私は鏡を使ってそれを観察。その間もそこからはけっこうな出血)。
 そのあと歯科衛生士に歯ぐきのクリーニングをしてもらい、会計時には新しいフロスも一緒に購入し、歯科医院をあとにした。

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 会社までの帰りにいろいろ寄り道して、昼食は APIA の「わくわく広場」で購入。
 アジトの「鶏五目ご飯」をリピート買い。
 ほんと、これおいしい!
 前回触れなかったが、煮物に入っているだし巻き玉子が私にとってはこれまで縁がなかった料理(ニンジンのお花の下のタケノコのように見えるもの)。こういう玉子焼きの食べ方もあるのね。

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 その日の夜。
 フロスを入れようと試みるが何度やっても入っていかない。すき間に入ったと思いきや、フロスの先はすき間の手前で曲がって、通っていない。それを繰り返すこと30分。さすがにこの日はここで断念。
 だが翌日の夜に再挑戦すると、10分ぐらいでついに挿入成功。
 不思議なもので、一回成功したあとはだいたいうまく通せている。この調子で続ければ、やがて寝起きの赤い唾液とはおさらばできそうだ。

 半日話はさかのぼるが、フロスを無事通せた日の昼は、まだ一玉残っていた「藤原製麺」の太麺と西山製麺のスープでしょうゆラーメンを作って食べた(No photo)。
 うん、やっぱり私はラーメンの麺は縮れている方が好みだ。と、あらためて実感した。

 10月最後の日、31日の木曜日。

20241031JR134M

 この日も、札幌駅立売商会のワゴンで購入(この日は開店時間の15分前なのに、駅弁も非駅弁もすでに完璧に並べられていた。早くにオープンした場合、売り子さんには早出手当は払われるのだろうか?いや、それでないとかわいそうだ)。
 10月を締めるにあたって私が選んだのは、もちろん「幕の内弁当」。
 慣れ親しんだ、という以上に私と強固な間柄になっているこの弁当を味わいながら、「さあ、明日からは11月だ!」と当たり前のことを、心の中で叫んだのであった(「がんばるぞ!」とは叫ばなかった)。

20241031Makunouchi

♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1791 オーストリア)のピアノ曲「小さなジグ(Eine Kleine Gigue)」ト長調K.574(1789)。
 チャイコフスキーの組曲第4番「モーツァルティアーナ」の第1曲の原曲はこの作品である。

MozartKeyboardWorks99725


レガシィからインプレッサへ交代⑤:「目に悪影響を与えない場所は?」編

 【前回のあらすじ】
 アイサイトが誤作動しないよう、後付けの装備品が置けない禁止エリアがあるなか、私はなんとかしてドライブレコーダーを取り付けようと考え続けていた。

  リモコンで解錠したあとついついキーをポケットに入れてしまうクセが
 わが家にやってきたインプレッサ 1.6i-L は、現行モデルとして売られていた期間では、ラインナップとしてはいちばん廉価なグレードだったものだ。

 こないだまで乗っていたレガシィ B4は、キーレスアクセス&プッシュスタート装備車だったし、走りのモードが切り替えられる SI-DRIVE も備わっていた。ヘッドライトも光が白色のものだったし(HIDってやつ?)、バックフォグランプもあった。シートは運転席も助手席もパワーシートで、なかなかグレードの高い車だったのではないかと思う。

 しかし、インプレッサ 1.6i-L はウインカーがドアミラーについているタイプではないし(フェンダーにウインカーがついている)、ヘッドライトは電球色のハロゲン。シートはヒューマンパワーシート。キーはリモコンキーである。

 キーレスアクセスに慣れてしまったため、いちいちキーのボタンを押して開錠したり、キーを差し込んでエンジンをかけなきゃならないことにとまどうことはあっても、しかしながら、他に不便さや不自由さは感じない(余談だが、スバルオンラインショップでキーホルダーを買っちゃった……うふ)。

202408ImpKey

 考えてみれば、SI-DRIVE やバックフォグランプは一度も使ったことがなかった。走行モードはずっとインテリジェントモードのままにしていたし、バックフォグランプを使うような濃霧の中を走ることもなかった。宝の持ち腐れ、、、

 B4 の走りは重厚さを感じさせ大人の貫禄のようなものがあったが、インプレッサはキビキビと反応し軽快に走ってくれる。B4 からインプレッサへ乗り換えた感覚は、革靴からスニーカーに履き替えたようなものに似ている。
 60歳過ぎの夫婦が街乗りでちょこちょこ運転するには、ちょうどよい車だ。いや、実力はそれ以上にあるだろう。遠出だって運転を楽しめるに違いない。
 宝の持ち腐れとなってしまう使わない装備がないのは合理的だが、ちょっぴり寂しい気もしないではない。

  安全確保のための目の邪魔をしないために
 さて、この車には EyeSight Ver.3 が搭載されている。これまた機能が豊富で、宝の持ち腐れになるものもあるかもしれない。いや、安全運転のためにできるだけフルに活用しよう。操作や一つの機能からそれに連動する機能を覚えるのがたいへんそうだが……(下の写真でフロントガラスに筋が入っているように見えるのは、カーポートの屋根(天井)が反射しているせいである)

202410InprezaDashB3

 アイサイトには誤作動しないための制限がいろいろとある。
 ダッシュボードとかフロントガラスに余計なものを置いたりつけたりすると誤作動をおこす恐れがあるというのだ。江別神社の交通安全御守を安易にぶら下げておくことはできないのだ。
 取扱説明書や SUBARU のホームページ、東京スバルのホームページには禁止エリアや注意事項がいろいろと書かれている。

202409TokyoSUBARU_Eye1

202410EyeSightText


IMG_0004

 でも、私はドライブレコーダーはぜひともつけたい。
 それも、フロントガラスからぶら下げるようにつけるのではなく-いつ剥がれて落ちてくるかわからないし、配線もめんどう-ダッシュボードに設置したい。

 フロントガラスからぶら下げてつけてもダッシュボードの上に置いても OK の、二刀流で使用できる画像反転機能がついたコムテックの HDR002 という機種を、ヨドバシ.com で納車前に買った。

 買ったはいいが、問題はダッシュボードのどこに設置するかだ。現物の車で確かめるまでは細かなスペースの状況やボードの平坦の度合いがわからない。

 そしてまた、世の中のアイサイト搭載車に乗っている人たちが、ドラレコや飾り物をどうしているのかの実情を調べておく必要がある。

 納車までの間、通勤帰りに私はできるだけマックスバリュやマルハン-もう私は40年以上パチンコをしたことがない-の駐車場を迂回するように通って、SUBARU 車を観察した。
  
 ドラレコをアイサイトのカメラのすぐ横(運転席側)につけている車が多かったが、運転席側のダッシュボードの端に設置している車もあった。レーダーもその位置に置いてある車もあった。
 なかにはルームミラーにマスクをぶら下げている車もあったが、これはどう考えてもフロントガラスに反射してアイサイトのカメラに写り込むだろうなと思った。運転するときはそのマスクを顔につけるのかもしれないが。

 ネットでも調べた。一般ドライバーの投稿もあれば整備工場の設置例もあった。多かったのは、やはりフロントガラスのアイサイトのカメラの真横(運転席側)かルームミラーの真裏。運転席前の右上角という例もあった。
 氷山さんからは「ルームミラーの少し下のあたりが良いのではないでしょうか」というアドバイスをいただいた。

 なかには、ダッシュボードの上、運転席前に設置した-スバルのディーラーにフロントガラスに取り付けるよりはその場所の方がマシと言われたそう-という記事もあった(ブログ「企業勤務ワーママの会社に依存しない生き方」2018年12月7日付/2020年3月22日更新。このお方のアイサイトはVer.2)。

IMG_0003

 さてウチのインプレッサはどこにドラレコを置けるだろうか?
 実際のダッシュボードの状況を確認するまで、悩み続けることになった。

♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のノットゥルノ「愛らしい2つの瞳(Due pupille amabili)」K.439(1787?)。

MozartNotturniBrill



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