新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

ピアノ曲

朝早くから降りる人と乗る人が入り混じりホームはごったがえ

  駅の券売機でチャージするのもたいへん
 先週の金曜日。
 このところは恒常的になっているのだが、私が朝の通勤で乗っている『マイ列車』として登録してある134M 列車は、数分遅れで札幌駅に着いた。遅れるのは江別駅を発車する前に先行させる「ライラック4号」が、雪だの霧だのの影響で3回に1回くらいの頻度で遅れて通過するからだ。

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 前にも書いたように、134M 列車は定刻7:42に札幌駅に着くと7:48発新千歳空港行きの快速「エアポート28号」になる。だから、134M 列車が遅れるとエアポート28号をホームで待っている人たちはさぞかしイライラしてるんだろうなと思ってしまう。

 それにしても、まだ8時前だというのに134M が入線する6番ホームは快速エアポートを待っている人でいっぱいだ。新札幌方面への通勤客もいるのだろうが、圧倒的に観光客が多い。そして134M から降りた人はエアポートに乗る人の列に阻まれなかなか階段に行けない。つまりホームはごったがえだ。
 観光客だろうと何だろうと JR 北海道の売り上げが増すのは良いことだが、この混雑なんとかならないものだろうか。いや、ならないんだろうな。これもまた、オーバーツーリズムってやつだ。日中に札幌駅の券売機で Kitaca にチャージしようとしても混んでて全然できないし(特に西コンコース側)。

 と、いま確認のために「北海道時刻表」を開いたら、なんか変。千歳線の上りの最初のページの隣が何でいきなり下りなの?って、今初めて『乱丁』に気づいた。これ去年の9月号だけど。

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 前置きが長くなったが、この日札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで買ったのは、これまた私が愛好する「日替り弁当A(鶏ももスパイス)」。「山賊焼き」だったら二日続きでまったく違う山賊を味わうことになって面白かったんだけど、そうはうまくいかなかった。けど鶏ももスパイスはうまかった。

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  駆け込んでも待っている間にガソリンを消費するのでは、という考え方
 ついでに言うと、かなり雪が降るという予報が外れ、金曜日から土曜日にかけても新たな積雪はほとんどなかった。うれしいはずれだ。だから気象予報士を恨む気はまったくない。

 土曜日は朝のうちに車にガソリンを入れにSSに行った。
 1日だか2日前にガソリンの価格が上がったばかりだ。妻はそれなら値上がりする前に入れに行けばよかったのにと言うが、5円上がったとして30リットル入れても、150円だ。値上がり前の駆け込み給油で混みあうスタンドで、アイドリング状態で待つことを考えると、150円余計に払ってでもふだん通りに給油するのを選ぶ。それが私の価値観だ。
 ちなみに今回レギュラーガソリンの価格はリッター175円。会員割引が6円だったので、リッター169円だった。

 スタンドから帰ると、この一週間で積もった少しの雪を雪かきし、空き地に運ばず庭に捨てた。
 昼はまたまた江丹別そばを茹でて食べた。何日か前に妻が作った親子丼の具(鶏肉が少なかったので麩も入れてあるが、案外イケる)でミニ親子丼を作って、そばのお供にした。
 60歳過ぎにしては食べ過ぎだ。
 でも食べられるということは健康の証だ。仮にそれが不健康になる入り口であっても。

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♪ 今日の一曲 ♪
 C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)の「専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタと自由な幻想曲第6集(Clavier-Sonaten und freye Fantasien, nebst einigen Rondos furs Fortepiano, fur Kenner und Liebhaber. 6 Sammlung)」Wq.61(1787刊)。

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正月中の食生活は血液中の脂肪分にどう影響したか?

  Bad な項目は実質1つだけ
 昨年のクリスマスにはセコマのバタークリームのケーキを食べた。
 正月中はたくさん飲んだ(いや、これは正月に限ったことではなく365日エブリディの話だが)。和牛のすき焼きなど脂っこい料理も食べた。

 水曜日の朝に採血する、その2日前の昼は豚丼を食べ、夜はハイボールを飲んでいる最中に急に炒飯が食べたくなり、酔っているにもかかわらず面倒がらずにチャーハンの素に頼ることなく鶏がらスープの素やオイスターソースなどを使ってチャーハンを作って食べた。

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 採血する日の前日は、朝から前の日の残りのチャーハンを食べ、昼はレトルトのチキンバターカレーを食べた。夜はチキンを焼いて食べた。現実の健康状態を知るためにはふだんと変わらぬ食生活を続けることが肝要なので、いつもどおり成人男性の適量以上にハイボールを飲んだ。

 こうして臨んだ血液検査。
 午後に結果を聞きに行ったが、その結果は、予想に反し、前回よりも良かった。。。

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 基準範囲外なのは血糖値とアミラーゼと中性脂肪の3項目だけ。
 しかし、医者曰く、血糖値は空腹時に採血したわけではないので問題なし。アミラーゼ高いわけじゃないので問題なし。
 つまり問題があるのは中性脂肪の値だが、それも2カ月前に比べればオイリー度は3割減!正月明けという悪条件下での検査だというのに、これは立派だと私は思わざるを得ない。医者は「う~ん。このあたりから下にはなかなか下がらないね」と言っていた。
 ということで、いつものお薬をまた2カ月分処方してもらった。

 私が蜂に刺された悲劇について看護師がちゃんと医師に伝えてくれていて「ハチに刺されたって?まあ、アシナガバチはアナフィラキシーの危険はそんなにないから」と言ってくれた。

 帰りに札幌駅西コンコースを通ったが、朝は気づかなかったものの、弁菜亭のワゴンには大きく『550円』の文字が掲げられていた。

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 そうそう、いま気づいたが、私が作るチャーハンはあまり油を使わないので、中性脂肪の値にはあまり影響を与えないのかもしれない。

♪ 今日の一曲 ♪
 今年が没後100年となるサティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「3つのジムノペディ(3 Gymnopedies)」(1888)。

Satie




ゲル総裁の告白の宛先の謎。そして謎だった悪魔的サンドの名称を確認

  またの名を「カーボハイドレイトサンド」?
 15日から16日にかけて、Yahoo!のメールアドレスに「ゲル総裁の告白」という同じ内容のスパムメール(迷惑メール)が3通届いた。

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 「ごめんね」と言われても、こっちとしては謝られる筋合いはないし、書かれている内容に対しても「あぁ、そうなんですかぁ」と心の中でつぶやくしかない。この総裁の言っていることが当たれば「ほほう、すごい」と思わなくもないかもしれないので、記録としてここに残しておくことにした。

 このメール、不思議なのは送信先のアドレス、つまり私のアドレスが、全然私のアドレスじゃないこと。しかも、届いた3通それぞれの宛先のアドレスも異なるものだった。
 まあ、見かけ上の送信アドレスが表示されているんだろうけど、どういうからくりになっているのか私にはちっともわからない。
 そういえば、高校生のときに生物の授業で『見かけの光合成量』と『真の光合成量』っていうのを習った記憶があるな。

 迷惑メールといえば、私が利用しているプロバイダメール(au web mail)のアドレスには、ヤフーとは比較にならないほど迷惑メールが届く。届いたメールの9割以上が迷惑メールだ。逆に言えば、これだけ迷惑メールと判断してくれるのだから、セキュリティのレベルが高いってことなんだろう。[meiwaku]をタイトルの頭に付けて届くようにしているが、最初から届かないようはねてしまう設定も可能。だが、以前そうしていたら迷惑メールではない大切なメールが届かなかったことがあり、その設定には踏み切れないでいる。

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 先日紹介したナポリタンとコロッケとポテトサラダが具の日糧製パンの悪魔の誘惑的サンドイッチ。
 その名を確かめるべく、再びスーパーに行って来た。陳列が『乱れる』前の開店直後に(まったく、物好きな爺さんだわい)。

 そして、その名が判明した。
 考えてみれば当たり前のことだったが「ボリュームサンド」だった(ミックスサンドというものにはハムが必須なのだ)。
 でも、269kcal と私が思っていたよりも熱量は低かった。
 
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 ミックスサンドよりもボリュームサンドの方が値段が高いのが意外だった。

♪ 今日の一曲 ♪
 シューマン(Robert Schumann 1810-56 ドイツ)の20曲から成るピアノ曲「謝肉祭『4つの音符による面白い情景』(Carnaval 'Scenes mignonnes sur quatre notes')」Op.9(1833-35)から第17曲「告白(Aveu)」。

SchumannBiretBox


LINE電話の着信音が、なぜかちょっと鳴ったあと鳴らなくなる問題が発生

  直ぐ鳴りやんでしまう LINE 電話の「木琴」
 スマホを買い換えた。

 妻が au から料金が安い UQ へとキャリアを変えるのに合わせて私もと思ったのだが、去年スマホの機種変更をした妻はすんなりと切り替えられるものの、私のスマホは年が明けると使用年数がもう丸5年になり、そろそろ新しいものにしたほうがいいと au ショップ店員に警告めいた忠告をされ、キャリア乗り換え話は大ごとなってしまった。

 だが、au ショップで売られている機種は高いものばかり。
 そこで、一応は家電量販店にも行ってみた。

 現在の au から UQ にするには、まずは au との契約のうちに機種変更をしなければならないだか、そうでないと高くつくだかで、いろいろと教えてもらった末に、乗り換えキャンペーン中の Y モバイルにして格安スマホを買うことになった。
 それをしばらくの間使ったあとに、そのスマホで UQ へ契約変更する。そのワザがいちばん家計に優しいとアドバイスしてくれた。

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 だがそうすると、妻は UQ、私は Y モバイルということで、同じキャリア内での家族間通話の割引きがきかない。
 でも、LINE 電話なら通話は無料だ。

 ということで、家に帰ったあと、試しに妻に LINE で電話をかけてもらったのだが、『テケテケテケ』と着信音が鳴ったと思ったらすぐに『ポロン』という別なチャイム音が鳴り、そのその瞬間にテケテケテケの電話着信音が鳴らなくなってしまうという、なんともいらいらさせられる現象が起こってしまった。
 何度試しても同じ。電話をかけてと何度もお願いしているうちに、そりゃ妻だって暇じゃないわけで、まずは自分でいろいろ調べてみなさいと言われてしまった。

 ネットで調べても結局わからずじまいだったが、最後は自力で原因を突き止めることができた。

 これは LINE の設定画面のメニュー。

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 ここで『通話』を選ぶと、項目の上の方に『着信』がある。

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 『着信』を選ぶと「シンプル」という着信音が設定されていた。

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 この「シンプル」があの『ポロン』という音。

 一方で、設定画面のメニュー下の方には『着信』ではなく『着信音』という項目もある。

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 『着信音』を選ぶと、「木琴」が選ばれていた。これがすぐ止まってしまう電話の着信音である『テケテケテケ』のようだ。
 ここの設定では、ほかの着信音を選んでみてもサンプル音が鳴らないのが不便。

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 このとき私はひらめいた。

 『テケテケテケ』『ポロン』でそのあと無音になるということは、『着信』の「シンプル」が鳴った瞬間に通知終了となり『テケテケテケ』の音が鳴らなくなってしまうのではないか、と。

 そこで『着信』の『着信音』の「シンプル」を「なし」に変更してみた。

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 そのあと、妻に「お願いだから、もう一度 LINE で電話チョーダイ!」と懇願した。

 そしてかけてもらったら、思った通り『テケテケテケテケテケ』と鳴り続けた。

 どっちにしろ、LINE 電話を私にかけてくる可能性があるのは妻だけ。
 だけど、その妻からかかってくるのは用事があるときに決まってるから(「声が聞きたかっただけ」なんてかけてくることは地軸がずれてもありえない)、それに気づかなかったらお仕置きものだ。

 ということで、解決してめでたし、めでたしである。

 なお、スマホの機種変更にあたり、自宅で新しいスマホの画面の指示通りにこれまで使っていたスマホのデータやアプリを移行したが、ほぼ問題なくできた(マイクロ SD カードを入れ替えたりする必要はなかった)。
 唯一「あれっ?」と思ったのが、「連絡帳」(電話帳)のフリガナが空白になってしまっていた人が何人もいて、五十音順の登録がぐちゃぐちゃになったことだった。

♪ 今日の一曲 ♪
 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の「線形のロマンス(Alignment Romance)」。
 「プレイアデス舞曲第2集(Pleiades Dances II)」Op.28(1987)の第3曲。

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そりゃ探してもないわけだ。もう、この世には存在しないのだから

  39年の歴史に幕
 毎年買い続けて、愛用してもう20年くらい経っていたのではないだろうか。

 とてもおしゃれなデザインが、お世辞にもしゃれっ気があるとは言えない私を強く魅了した。

 去年は『Hands』で買った。その前の年は『Loft』だったろうか?
 そしてまた、去年『Hands』で買ったあと、ポイント還元の恩恵がある『ヨドバシ.com』でも扱っているのを知り、悔しい思いをした。

 そう「エトランジェ・ディ・コスタリカ(etranger di costarica)」の卓上カレンダーのことである。

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 ところが、今年は「ヨドバシ.com」を見ても、あるいは「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」、「amazon」などを見ても、2025年版のこの卓上カレンダー(や壁掛けカレンダーも)が見当たらない(まぎらわしいことに2024年版が売られたりしているところもあった)。
 「Hands」に行ってみるか……

 そう思いながら、さらにネットショップでなく、Yahoo!そのもので検索してみると、こんなのを発見した。

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 ぐひょおぉぉぉ~。なんと、今年の7月に会社がつぶれているではないか!
 これじゃあ、探してもないわけだ。
 「Hands」に行っても空振りになるところだった。

 やれやれ、来年は私のサラリーマンとして過ごす最後の年だっていうのに、机の上のカレンダーは長年にわたり毎年置いてあったカレンダーではなくなるなんて、オロロン、オロロンである。

 ところで、昨日は在宅ワークの日だったので、いつもよりゆっくりと起床し、朝チャ―の気分だったので、朝から炒飯を作って食べた。使ったのは永谷園の五目チャーハンの素。卵のほかにウインナーと長ねぎを投入。朝から満足、マンゾク!

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♪ 今日の一曲 ♪
 モンテーロ(Gabriera Montero 1970-  コスタリカ)のピアノ曲「インプロヴィゼーション(Improvisation)」第1番~第3番(2013)。

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中華弁当と言ってもいいくらいの色白豚の串カツ弁当、再び

  いまではすっかりこの揚げ餃子のファンに
 先週の金曜日の朝は雨も雪も槍も降ってなく、傘を持たずにうれしい『両手フリー』状態で元気に駅へ。

 なんとなく、また1083列車の写真を撮って-この日は横から-、そのあとは134M 列車に乗車(この日は横座りシートの733系)。
 そうそう、1083列車といえば、11月19日はなんと機関車だけの、つまり1両での運転だった。森駅近くでの貨物列車脱線の影響で、荷物がなかったのだろう。

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 話を戻すが、西改札を抜け札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに行くと、まだ店員さんは弁当を並べる作業の最中だったが、『非駅弁』たちは黒い布で覆われていなく、また近づく私に店員さんが「いらっしゃいませ」と言ってくれたので、これはもう売ってくださるに違いないと思い、私は「おはようございます」と言って「日替り弁当 A(串カツ)」を手に取って差し出した。「ありがとうございます」と店員さん。私は袋に入れられた「A」と引き換えに500円コインを渡したのだった。開店前に売ってくださってありがとう。

 この弁当を食べるのは二度目

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 串カツの中は白く透き通った玉ねぎ(右)と、それに負けないくらい色白の豚肉ちゃん(左)。が、前回書いたように、肉を食べているという食感は乏しい。でも、玉ねぎがとてもおいしい。

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 今回気づいたが、この弁当、串カツ以外のおかずを見ると、海老チリソース、春巻、揚げ餃子、焼きそばとまるで中華弁当のよう。なんだかうれしくなってしまった(←幸せ者だね、あたしゃ)。

 こうして一週間が終わり(平日が、という意味)、昨日の記事で懺悔、いや、報告したとおり土曜日はマイカーの冬用ワイパーを新しいものに交換。昼は「ラ王」。

 そして日曜日。
 この日は朝からけっこうな雨。
 冬囲いを終わらせておいてよかったわいと思いながら、昼は久々にチャーハンを作った。
 作ったといっても、今回は永谷園の五目チャーハンの素を使用。卵のほかに魚肉ソーセージと長ねぎを加えた。
 何かの本に書いてあったの読んで私も実践しているのだが、チャーハンを作るときは必ずごはんは(冷や飯のままではなく)温めること、カサカサにならないよう少し水か酒を振ること、火力は弱めにしてじっくり炒めること、でジューシーに仕上がる。中華料理店のコック長の陳さん(王さんでも周さんでもいいが)がやるのとは真逆の作り方だ。

 今回もおいしく出来上がった。が、紅ショウガを切らしていたことが腹立たしいほど悔やまれた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 陳怡(チェン・イ Chen,Yi 1953-  中国)のピアノ曲「北国の情景(Northern Scenes)」(2013)。

Echos of China


今シーズン札幌で初めて雪が積もった日、私が食べた山菜は芋づるだった

  痛くならないのは加齢のせい?
 先週の火曜日にインフルエンザの予防接種を受けたことを土曜日の記事で報告したが、接種した翌日に氷山さんから「腕が痛んだりしていませんか?」と私の体を案じるメールが届いた。

 なぜブログ記事で報告する前の、接種した翌日に、私がインフルエンザの予防接種を受けたことを氷山さんが知っているのか?
 それは私が教えたからである。

 実はその一週間前に、氷山さんがインフルエンザの接種を受けたのだが、注射を打った腕が痛んでいる、という内容のメールが来たので、「私は来週接種します」と返信したのだった。

 そういう経緯から気遣ってくれたのだが、翌日もその翌々日の7日も、ちっとも痛くならなかった。これは私が丈夫だというよりは、鈍感だということなのだろう。デリケートな氷山さんがちょっぴりうらやましい。でも、私の場合、おなかは鈍感でなく、何が不満なのか自分の意思に関係なくすぐにギュルギュルと俊敏に液状化現象を起こすのはいただけない。困ったものだ。

 コロナワクチンを接種したときは私も注射した箇所が2、3日の間は痛くなったが、それ以外の副反応はなかった(全7回すべてにおいて)。しかし、氷山さんは新型コロナワクチン接種でけっこうな副反応に襲われていた。やっぱり、氷山はデリケート、あるいはワクチンという名のものとの相性が悪いのかもしれない。
 いや、氷山さんと違って、私は若くない。私が痛くならないのは、歳のせいで筋肉もぜい肉も神経も皮膚も鈍感になっているからに他ならないのかもしれない。

  初積雪の日に『霜』をチョイス
 さて、7日の朝は、道路は濡れていたがカーポートの屋根の上にはうっすらと雪が積もっていた。今シーズン初の積雪だ。
 江別駅までの歩いているときは弱い雨は降っていたものの、ひどく天気が悪いという状況ではなかった。

 この日はいつもどおり江別7:15発、札幌7:42着の134M 列車に乗車。
 西改札を出て札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン-何回も書くがここの営業は8:00から-に行くと、駅弁はこれから陳列するところだが、非駅弁はもう並べてあって上に布がかけられていた。
 店員さんに「まだ早いですか?」と聞くと(←冷静に考えると当たり前のことをしゃあしゃあとよく質問できたものだ)、「えっ、いーですよ」と快く布をはがしてくれた。いいなぁ、この飾り気のないフレンドリーな対応。

 この日の肉系の弁当である「日替り弁当 A」は「トンカツ」だったのでパスし、「今月のおすすめ弁当(霜月)」を購入。500円玉を店員さんに渡し「ありがとうございます。行ってらっしゃい」の言葉をいただき、会社へと向かった。

 駅から出ると空はずいぶんと暗くなっており、そんななかピカッと雷光が閃く。そして雷鳴。霰と霙(あられとみぞれ)が入り混じったような粒が結構激しく空から直線的に落ちてきた。よかった、自宅から江別駅に行くときはこんなんじゃなくて。
 弁当が入ったレジ袋にもあられ的みぞれが容赦なく当たってくる。それは袋の開口部から中へも侵入した。弁当のラベルにシミのような跡がついているのは、そのみぞれのせいである(出社後、すぐに撮影)。

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 ご覧のように「霜月」のメインは鮭の味噌焼き。「鮭のちゃんちゃん焼き」風の一品。生鮭使用で私が苦手な魚臭さが残っているかなと思ったが、口に入れるとまったく魚臭さがない。生鮭ではなく塩鮭を焼いたものに味噌だれがかかっているようだ。私としてはありがたい。そして、なんといっても私の好きなメンチカツが添えられているのがとてもうれしい。ご飯は白ご飯と山菜ご飯のデュオ。

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 山菜というと『わらび』や『ねまがりたけ』(笹竹)を思い浮かべるが、原材料表示を見ると『芋づる』と書いてある。
 「へぇ~、芋づるっていうのも山菜なんだ」とちょっぴり驚き、ネットで調べると、長野市にある株式会社清水製粉工場のホームページに、芋づるについての説明があった。

Imoduru

 なんだか良いことづくめ。
 健康になれそう。

 ところで、その前日(つまり接種を受けた翌日)は在宅勤務だった。
 昼は「菊水」の麺(味わいづくり札幌生ラーメン)と西山のスープでしょうゆラーメンを作って食べた(ブロッコリーをのせた江別ラーメン!)。

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 過去3食は藤原製麺の太麺をお試ししていたが、やっぱり私としてはラーメンはこのように縮れているのが断然好みだ!

♪ 今日の一曲 ♪
 ニールセン(Carl August Nielsen 1865-1931 デンマーク)の「若い人と年寄りのためのピアノ音楽(Klavermusik for smaa og store)」Op.53,FS.148(1930)。

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そこのすき間にそぉ~っと糸を差し……あっ、糸の先が曲がって失敗

  2週続けて月曜日の朝は舞踊気分
 日本人なら誰でも知っているように(とは言い切れないが)昨日は休日だった。『文化の日』の代休を、私は非文化的に過ごした。そして今日は、平日である。仕事をしなければならない。そんな日の朝に、テンションが上がるわけがない。
 「X」では『今日も元気に……』みたくポストしたが、嘘ついてごめん。今の私の口は「あ~ぁ、また一週間が始まるのかぁ」とぶつぶつ言いたくてしょうがなくなっているのである(いや、今週は今日から始まったわけじゃないんだけど)。

 先週の月曜日の朝。電車が札幌駅に着き、さっそうと西改札を抜け、札幌駅立売商会のワゴンの前に行ったとき、またまた小躍りしそうになってしまった。この日はギャロップじゃなく、ジーグ的躍動感に襲われた。ジーグ(ジグ.gigue)がどんな踊りか、私は知らないが。

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 とにかく、私の目に飛び込んできたのは(←見えたという意味で、目に攻撃を受けたわけではない)「本日の日替り弁当 A」の「鶏の山賊焼き」。これで心躍らないとしたら、それは私が自分を見失っているってことになる。およそ3カ月ぶりの再会だ。

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 おいしかった。ピリッとしたコショウの風味の余韻がこれまたすばらいいアクセントになっている。それが楽しめる、口内炎でないことの歓び!
 満足、マンゾク。

  不器用さを克服

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 火曜日は3カ月に一度の歯科通院。
  朝起きた時につばを吐くと血が混じっているのは、以前よりは良くなったが、あいかわらず出血している。
 医者が診てみると、ブリッジの下にフロスを通して汚れ除去に努めた左上の箇所は、歯ぐきがとても良い状態になっているという。要するにほめられた。前回は、ここをつつくだけですぐに出血したのに、歯ぐきが締まって出血してこない。

 では、なぜまだ寝ている間に出血するのか。
 実はもう一カ所、歯ぐきが弱っている箇所があって、前回の診察のときにそこにもフロスを通すように言われたのだ。しかし、全然フロスを通すことができず(入っていかない)、そのままにしていた。

 「すいません。不器用なものでフロスを差し込めなかったんです」
 そう言うと、歯科医師はけっこう楽しそうに笑ってくれた。そして、もう一度入れ方見本を実演してくれた(私は鏡を使ってそれを観察。その間もそこからはけっこうな出血)。
 そのあと歯科衛生士に歯ぐきのクリーニングをしてもらい、会計時には新しいフロスも一緒に購入し、歯科医院をあとにした。

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 会社までの帰りにいろいろ寄り道して、昼食は APIA の「わくわく広場」で購入。
 アジトの「鶏五目ご飯」をリピート買い。
 ほんと、これおいしい!
 前回触れなかったが、煮物に入っているだし巻き玉子が私にとってはこれまで縁がなかった料理(ニンジンのお花の下のタケノコのように見えるもの)。こういう玉子焼きの食べ方もあるのね。

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 その日の夜。
 フロスを入れようと試みるが何度やっても入っていかない。すき間に入ったと思いきや、フロスの先はすき間の手前で曲がって、通っていない。それを繰り返すこと30分。さすがにこの日はここで断念。
 だが翌日の夜に再挑戦すると、10分ぐらいでついに挿入成功。
 不思議なもので、一回成功したあとはだいたいうまく通せている。この調子で続ければ、やがて寝起きの赤い唾液とはおさらばできそうだ。

 半日話はさかのぼるが、フロスを無事通せた日の昼は、まだ一玉残っていた「藤原製麺」の太麺と西山製麺のスープでしょうゆラーメンを作って食べた(No photo)。
 うん、やっぱり私はラーメンの麺は縮れている方が好みだ。と、あらためて実感した。

 10月最後の日、31日の木曜日。

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 この日も、札幌駅立売商会のワゴンで購入(この日は開店時間の15分前なのに、駅弁も非駅弁もすでに完璧に並べられていた。早くにオープンした場合、売り子さんには早出手当は払われるのだろうか?いや、それでないとかわいそうだ)。
 10月を締めるにあたって私が選んだのは、もちろん「幕の内弁当」。
 慣れ親しんだ、という以上に私と強固な間柄になっているこの弁当を味わいながら、「さあ、明日からは11月だ!」と当たり前のことを、心の中で叫んだのであった(「がんばるぞ!」とは叫ばなかった)。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1791 オーストリア)のピアノ曲「小さなジグ(Eine Kleine Gigue)」ト長調K.574(1789)。
 チャイコフスキーの組曲第4番「モーツァルティアーナ」の第1曲の原曲はこの作品である。

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危うくタイヤが浮いたままになってしまう恐れがあった雨の土曜の昼下がり

  私にとっては初体験。けど、意外とよくある話?
 こないだの土曜日、車のタイヤ交換を行なった。
 言うまでもなく、夏タイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えである。

 この日は朝から雨で、ベッドの中で「今日のタイヤ交換は延期」と決めた。
 しかし、厄介な作業は早く終わらせておきたいし、昼からは雨は上がるという天気予報だった。そして実際、12時には雨はかなりの小降りになった。
 そこで急きょ、実行に移した。結果的には、また断続的に雨が降り出し、冷たい雨を浴びながらの作業となってしまった。

 ジャッキは以前 Homac(現:DCM)で買ったものを使った。レガシィのタイヤ交換中に傾いて変形したジャッキの代わりとして買ったものだ。

 ところがなぜか、たたまれた状態に近い時(つまりまだあまり上がっていないとき)に回すと、妙に渋い。そして3本目のタイヤを交換し、ジャッキを下げると、途中でまったく回らなくなった。硬くて回せないのだ。

 幸いにもタイヤが接地し車体下からジャッキをはずせる高さまでは下がったので助かったが、もしもっと高い場所で動かなくなったら大ごとになるところだった。だって、車からジャッキがはずせなくなって車は浮いたままってことになるからだ。もしそうなったら、こういうときの救援も JAF にお願いできるのだろうか?

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 最後の1本のタイヤは、インプレッサ車載のジャッキを使って交換したが、こっちのジャッキの方が大きめのサイズでしっかりしているし、実にスムーズに上げ下げできた。最初からこっちを使えばよかった。

 タイヤ交換と空気圧チェックは13時過ぎに終了(今回はまだワイパーは交換せず)。

 そのあとは遅めの昼食。担担麺(商品名は『担々麺』)で体を温めた。

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 かたくなにシャフト(軸)が回ることを拒否するようになった原因はなんだろう?シャフトのねじ山がつぶれてバカになったのだろうか?あるいはシャフトを受けるナットに傷ができたのか?それとも、その両方か?
 いままで何十年とタイヤ交換をしてきたが、こんな体験は初めてだった。が、ネットで調べるとパンタジャッキの寿命はそう長いものではないらしい。ちょっとでも上げ下げにいつもと違う抵抗を感じたら、買い替えた方が良さそうだ。

 そしてまた、車載のジャッキがこんなに頼もしく思えたのも初めてだった(これに比べると、今回ダメになったジャッキは明らかに造りがちゃっちい)。

♪ 今日の一曲 ♪
 ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)の前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15雨だれ(Raindrop)」。
 「24の前奏曲(24 Preludes)」Op.28(1836-39)の第15曲。

Chopinpreludes


『嘆く63歳!』は江別市民だけではなく苫前町民にもいた

  いまや私の備蓄は1個か2個
 かねてより、かつては庶民の味方の代名詞的存在だった『さんま蒲焼缶詰』の高騰を嘆いている私だが、11日付の北海道新聞朝刊に私と同じような生き方をしてきて、同じように現状を憂いている人の投稿が載っていた。年齢も私と同じ63歳。1961年生まれの人は、さんま蒲焼缶詰にひときわ強い執着を持っている人が多いのだろうか?

20241011Doshin

 という私だが、さんま蒲焼缶詰がとても好きなわけではない。子どものころ十分食べたってこともあるし、食べ終わったあとに思わず上がってくるゲップのフレーバーが好きではないのだ。でも、1年に1回か2回は無性に食べたくなる。その『無性度』は強烈だ。だから、そのときのために家庭に最低でも1缶は常備しているのである。

 さて、この日は朝から良い天気。
 134M 電車の窓からも車内に「今日もがんばるぞ!」と思わせるような気がしないでもないような気がする陽が差し込んでいた。

20241011JR134M

  やきとりだけど豚なのに室蘭ではない
 そして、アサイチで外勤。
 10時過ぎに「わくわく広場」に行き、この日も「アジト」の弁当がターゲット。初めて「やきとり弁当」を買ってみた。自称「人気メニュー」である。

20241011Yakitori1

20241011Yakitori2

 『やきとり』といっても、鶏串ではなく豚串。3本とも豚串だ。
 じゃあ『室蘭やきとり』なのかというと、玉ねぎではなく長ねぎを使っているから、室蘭やきとりではない。

 味はちゃんとした豚串(タレ)の味だが、濃いめ。そして、口直しのおかずがないため-漬物までタレがたっぷり絡まっている-途中から単一の味の攻撃に負けそうになる。
 やっぱり、焼鳥弁当は「日本一」のが良くできていると思う(ハセガワストアのものは食べたことがない)。
 そしてまた、私がこれまで食べた「アジト」の弁当の中では、おかずが充実している点からも「鶏五目ご飯」がいちばん満足度が高いと思った。

 なお、店の端の方の平台の上に、納品記録帳のようなものが置いてあった。
 弁当やパンを納入した人たちが時刻や個数を記入するためのものらしい。
 ちらっとみるとこの日の「アジト」の納入時間は 9:05 になっていた。早くからお疲れさまです。いったい、何時から弁当を作り始めているのだろう?

♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のピアノ・ソナタ第1番Op.12(1926)。
 単一楽章のソナタである。

ShostakovichPfMusic



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