新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

バルトーク

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第319回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  遠藤さん、ほんとうに遊びに行っていいんですか?(10ページ)
 この日の定期演奏会は、足を運んだ1月以来、10カ月ぶりに臨んだ定期演奏会である。
 「英雄の生涯」も好きな曲だが、それ以上にバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番を生で聴けるのが楽しみだった。バルトークのヴァイオリン協奏曲は、ご存じのとおり、第2番はそこそこ有名だが第1番はあまり聴かれることがないし、コンサートの演目にのることはまずない。
 私がこの第1番を初めて聴いたのは1981年1月。FM放送をエアチェックしてそれを繰り返し聴いているうちに好きになった。特に第2楽章の大太鼓のドンドンドンドンという音とともにオーケストラが盛り上がるところがツボになった。
 しかし、この日のコンサートに来ている人たちで、あらかじめこの曲を知っている人はそう多くなかったと思われるし、この日初めて聴くとなるとなかなかすぐには曲に共感できなかったと思われ、聴衆の反応はいま一つ。独奏のミンツも「なんで反応がいま一つなの?」と感想を漏らしている(第320回のプログラムに掲載された)。
 ミンツに言いたい。私としてはすばらしい演奏でとても楽しめた、と。

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♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)のヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36(1907-08)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第315回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  演奏会よりマイ・ベビー
 この演奏会も私は行っていない。
 実はこの年の春、私は会社の人事異動で同じ札幌勤務ながら部署が変わり異動当初はなかなかコンサートに予定を合わせるのが難しかった。そしてまた長男が誕生し、早く仕事が上がるときはコンサートよりもわが子ってことになった。そんなわけで演奏会から足が遠のいていたのである。

 とはいえ、札響ではない演奏会、この年が第1回目の開催となった PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の演奏会には、3回足を運んだ。
 3回ともこの年のレジデント・オーケストラとなったロンドン交響楽団のコンサートで、

 ・6月29日 指揮:バーンスタイン、vn:五嶋みどり
   ①ブリテン/「ピーター・グライムズ」~4つの間奏曲
   ②バーンスタイン/セレナード
   ③ベートーヴェン/交響曲第7番

 ・7月4日 指揮:M・T・トーマス、vn:五嶋みどり
   ①ワーグナー/「さまよえるオランダ人」序曲
   ②シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
   ③ストラヴィンスキー/春の祭典

 ・7月8日 指揮:大植英二(①②)、バーンスタイン(③)
   ①バーンスタイン/「キャンディード」序曲
   ②バーンスタイン/「ウェストサイド・ストーリー」~シンフォニックダンス
   ③シベリウス/交響曲第1番

という内容だった。

 さて、札響の第315回定期では、第282回でマーラーの第5番を振り、そのすばらしい演奏によって会場を興奮のるつぼと化したシャローンが、再び札響のステージに戻ってきた。
 どのような演奏だったのだろう?きっとすばらしかったに違いない。

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 この日のプログラムの1曲目のバルトークのヴィオラ協奏曲は、私のとても好きな曲である。

 そうそう、現在北海道新聞に連載されている土田英順さんの『私のなかの歴史』。楽しく読ませていただいている。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)のヴィオラ協奏曲Sz.120(1945)。

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レガシィからインプレッサへ交代⑥:「鎮座したのは助手席前の左側」編

 【前回のあらすじ】
 ドライブレコーダーの設置場所については、車をわが家にもってきてから『実地』を見て決めることにした。

  雨が降ったら写らない場所
 さて、ディーラーに車を取りに行って帰って来て、いよいよ実地確認である。

 まず運転席前の右側。

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 黄色の場所はフラットなのでドラレコを置けそうだがガラスに近すぎて高さが引っかかりそうだし、赤い場所は凹凸があって設置はむずかしい。
 また、黄色の場所(赤の場所も微妙)はフロントガラスがワイパーの拭き取り範囲から外れる。なので設置場所としては適さないということになる。

  存在感ありすぎな場所
 では、ダッシュボードの中央。マルチファンクションディスプレイの上。
 前のレガシィ B4 のときはこの中央位置に置いていた。
 ここは平らで貼り付けやすいだろうが、今回の車には中央に MFD があるわけで、高さがそれなりにある。ここに置くと、運転の視界を妨げはしないものの、ちょっと邪魔になる感じだ。
 アイサイトへの影響も出るかもしれない。

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  邪魔にならず雨の日もクリアな場所
 では、助手席側。

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 少し R(曲がり)はあるが、この程度なら貼り付けに問題はなさそうだ。位置的にも、アイサイトの禁止エリアから外れていそうだし、助手席側のエアバックが出てくる口からも外れていそう。フロントガラスもきちんとワイパーが拭き取ってくれるエリア。

 近くにあるカーナビのアンテナに影響が出るだろうか?そこが心配だったが、場所的にはここがいちばん良さそうだ。ということで、仮置きして(接着しないで)してテスト撮影。
 うん、映像も前面全体を問題なく網羅して写されている。
 ここに決定し、両面テープで固定。

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 電源コードはダッシュボードとドアの間の箇所はすき間に押し込み、その下は発煙筒付近を経由して、フロアマットの下を通し、ソケットへ。

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 エンジンをかけると、ドラレコも無事 ON(当たり前か)。

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 実際に撮影された映像がこれ。この映像の写真はビューソフトを使ってパソコンで再生したものである。

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 ダッシュボードの左端に設置したわけだが、ご覧のように左右の画角は十分に確保されている。設置から2カ月経つが EyeSight のエラーが発生したことはないし、カーナビも地図上で自車位置がずれたりすることもなく正常に作動している(カーナビのアンテナに対してのドラレコの干渉はなさそう)。

 『ダッシュボードの上にドラレコを設置すると、フロントガラス上部に取り付けるよりも撮影位置が低くなるので、もし衝突してボンネットがめくれ上がったら、それが邪魔になってそのあとはめくれ上がったボンネットしか映らなくなる。だから、フロントガラス上部に取り付けた方が良い』

 そのように書いているネット記事が少なからずある(記述内容が似ているので、元ネタは1つなのかもしれない)。
 ただ、ぶつかったあとよりもぶつかる前(信号の状況や、相手の動き)の情報が映像こそが大切であり、それが残っていればそれだけでもけっこうな証拠になると思われる。
 それにフロントガラスに取り付けても、衝突でフロントガラスが割れたりしたら、そのあとは撮影はできなくなる。
 なので、必ずしもダッシュボード上への設置だと情報不足になるとは言い切れないのではと、私は思っている。

 なお、このようにドライブレコーダーを設置したあと「中古1カ月点検」を受けたが、「この場所はだめですよ」という指摘を受けることはなかった。

 次回は、ドラレコの影響は受けていないアイサイトの話を。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「2つの映像(Ket kep)」Op.10,Sz.46(1910)。

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重量級の2本のクサビが木の幹をメリメリ引き裂く光景を見られる日は近い

  送料無料→かかる場合も→〇〇円以上のお買い上げだと無料
 昨日の記事の話題から話がさかのぼるが-いや、たった1日のことだから大勢に影響はない-13日(木曜日)の午前中、楽天市場に頼んでいた『重い物』が届いた。
 『楔』である。
 楔形文字でおなじみ(かどうかは知らないが)の『くさび』だ。

 昨年、枯れたプルーンの木を伐採し、しかし太いままなら江別市の『燃やせないごみ』にも『大型ごみ』にも出せないので、斧と木槌で懸命に薪のように割ったことを報告した
 しかし40cm 長に切断した幹4本のうち、2本を割った段階で力尽きてしまった。その残りは冬を越し、いまでも物置の横に放置されたままである。しかも今年になって切ったモモイロナツツバキの幹まで加わってしまった。

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 いつまでも置いておかないで早く割ってゴミとして出さねば……そうは思うものの、去年のあの作業のきつさを思うと、なかなか重い腰が上がらない。
 去年は斧を楔がわりにして割った(手斧としての使い方ではどう頑張っても割れない)。

 ネットで調べて、薪割り用の楔が売られているのは知っていた。
 それだと作業が楽かもしれない。なんといってもそのための『専用の道具』なわけだから。
 しかし、北海道へは送料がけっこうかかるので、躊躇していた。DCM(ホーマック)なんかで売っていればいいのだが、なぜか置いていない。

 ところが、あらためてネットで探してみると、楽天市場で北海道でも送料無料というのがあった。2本セットで3,000円弱の価格。
 申し込んだが、よく読むと『送料無料』のはずなのに、『北海道(と沖縄)は別途送料がかかる場合がある』だの、『〇〇円以上のお買い上げだと送料無料』だの(3,000円だとその条件には達しない)、どっちなんだという煮え切らないことがちまちま書かれていて、そしてまた送料が発生する場合は別途ショップからメールがいくだの、ややこしいしめんどくさいのですぐにキャンセルの手続きをとった(30分以内なら楽天市場のページからキャンセルできるが、それ以上経つとショップと直接やりとりしなければならなくなる)。

 もう一度探してみると、同じく楽天市場の「バンシルショップ」というショップで、「awnec」というアウトドアブランドの商品が送料無料で扱っていることがわかった。価格は3,000円弱。
 注文したら、予定通り7日後に届いた。

 配達に来たサガワのお兄さんから小さな箱を片手で受け取ろうとしたら、「重いですから気をつけて」と言われた。両手で受け取ったが、ほんとにずっしりしていた。

 商品名は「ねじりクサビ」。高炭素鋼製1.9kg 2本セット、ポーチ付き。

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 これを使った作業には、今月中に取り組む予定。
 実は近く『ある行事』があり、その前に体がヘロヘロになっては困るので、その行事が終わってから行なおうと考えているのだ。
 もちろん、作業が終わったらきちんと『楔体験記』として報告したいと考えている。

 この日の昼は、前日の帰りにローソンで買った冷凍食品の「汁なし担々麺」を食べた。
 この LAWSON の「汁なし担々麺」は前にも書いたように、私のお気に入りの冷食の一つである。

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 そしてまた、炒飯も作ってしまった(おのれの体のことを考え、半チャーハンにした)。
 今回の手作りチャーハンの味つけは、鶏ガラスープの素とオイスターソースとしょうゆ、にんにくとコショウ。
 気のせいか、最近私が作るチャーハンはおいしさが向上している(かもしれない)。

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 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「2台のピアノと打楽器のためのソナタ(Sonate fur 2 Klaviere und Schlagzeuge)」Sz.110(1937)を。

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膝にサポーター。これで中腰の姿勢から解放される?♪バルトーク/醜いもの

  これじゃ倒れるのが当たり前
 昨日の話の続きである。

 銀色のテープを羽に貼ったかざぐるまを庭のあちこちに立て-とても庭の景観を損ねると妻は言った-芝生のエッジ切りをした私。
 そのあとはサボテンを外に出した。

 豊中の「ICHIGO-YA」で買ったサボテンたちのうち、毛深くないあの柱サボテン(品種名不明)はその後もさらに伸長し、小さな鉢ではとても不安定になった。そして、私はやってしまった。服の裾を引っかけて倒してしまったのだ。床に散乱する土。あわてて拾い集めたあとの様子がこれ。よくこれまで、この小さな鉢で倒れなかったものだ。

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 ということで、外に出すにあたってこのサボテンをひと回り大きい鉢に植え替えることにした。同時に、これまた成長著しいメデューサの頭のようになった「金手毬」も大きめの鉢に植え替えた。

 外に出すにあたって、レンガなどの上に直に鉢を置くと、鉢の下に淫靡、いや、隠微な場所を好むワーラジやゲージなどの昆虫に近いが昆虫ではない醜い目にしたくない節足動物が忍び込む恐れがあるので、DAISO で買って来たワイヤーネットの上にサボテンたちを並べて置いた。

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  花を咲かせたベンジャミンは、ちゃんと元気
 DAISO でこのネットを買ったときに、近くの棚に膝用のサポーターが置いてあるのを発見。
 これをつけると、芝生などの雑草を抜く時に膝をついてもズボンが汚れないで済むと思い、2つ購入。腰にあまり負担をかけずに雑草抜きができそうだ。

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 サボテンを外に出したあと、今度はベンジャミンも外に持ち出し、葉についたほこりを落とすために
あ上から散水(そのあと再び家の中に取り込んだ)。このベンジャミン、昨年の夏に花をつけ、俗説によれば花を咲かせたベンジャミンは枯れるということだったが、ウチのベンジャミンは元気いっぱいである。

 この日の昼は「マルちゃんの激めん」。

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 朝はチャーハン、昼は激めんと、まったくもって元気な私である。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「醜いもの(Egy torz)」(1911)。
 「2つの肖像(Ket portre)」Op.5,Sz.37の第2曲。

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道新朝刊に『弦チェレ by 札響』のレビューが♪バルトーク/木製の王子

  お引っ越ししてくれてありがとう
 北海道新聞のコラム「卓上四季」に札幌交響楽団第656回定期演奏会で取り上げられられたバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」の『感想』が書かれていたことを、先日取り上げた。

 そして、昨日の道新(朝刊)にはその第656回定期についての中村隆夫氏によるレビューが掲載された。「弦チェレ」のみならず、プログラムすべての演奏を賞賛する内容で、この日の演奏会がいかにすばらしかったかが、伝わってくる文章だった。

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 そしてまた、私はあらためて、道新が夕刊を休刊したことでこのような恩恵を受けることを実感した。

 前に書いたように、私の家では道新の朝刊のみの購読で、夕刊はとっていなかった。
 しかし、夕刊が休刊になったことで、この音楽会評もそうだが、いろいろなコーナーが朝刊に引っ越ししてきて掲載されるようになった。
 なので、これまでは会社でとっていた夕刊で読んでいたものが、自宅で読めるようになったのだ。

 これって、新聞社のコスト削減と読者の費用軽減ということで、実は一挙両得だということだ。
 変な言い方になるが、夕刊を廃止(いや、あくまで休刊だが)してくれて感謝である。

 「弦チェレ」は前回取り上げたので、今日はバルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の、これまた魅力的な作品、バレエ音楽「木製の王子(A fabol faragott kiralyfi/Der holzgeschnitzte Prinz)」Op.13,Sz.60(1914-16)を。

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道新「卓上四季」に『弦チェレ by 札響』の話題が♪バルトーク/弦チェレ

  それは第3楽章のことですね
 私は行けなかったが-って、億劫がってもう何年も札響の定期演奏会に足を運んでいないのだが-先日の10月7日と8日の両日行なわれた札幌交響楽団の第656回定期演奏会のバルトークは(いや、きっと『バルトーク以外も』だろう)すばらしい演奏だったようだ。

 X(旧ツイッター)のフォロワーさんたちもそう呟いていたし、15日の北海道新聞のコラム「卓上四季」でも取り上げられた。「卓上四季」でこのような話題が載るのは珍しいことではないだろうか?

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 この文を読むと、ホリガー/札響による「弦チェレ」の演奏がいかに素晴らしかったかがじゅうぶんに伝わってくる。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(Musik fur Saiteninstrumente, Schlagzeuge und Celesta)」Sz.106(1936)は、実は私がバルトークという作曲者を知るきっかけになった作品。1974年3月23日(土)の20:05からNHK-FMで放送された(その前の5分間はニュースだ)「シンフォニーホール」をエアチェックしたのだった。岩城宏之/NHK 交響楽団の演奏で、「弦チェレ」の前には柴田南雄の「コンソート・オブ・オーケストラ」も流れた(尾高賞の受賞作品)。しかし、これまで生演奏で聴いたことがない。「管弦楽のための協奏曲」は何回も札響定期で聴いているのに、である。きっと私が札響定期に通っていたころは、この曲が取り上げられたことはなかったと思う。もしかすると、今回が札響初演なのかもしれない。

 バルトークは1936年の夏に指揮者の P.ザッヒャーにスイスのグリュイエールにある彼の山荘に招待されたのだが、そのときに着想されたのがこの曲。ブダペストに戻ってから完成、翌年1月にザッヒャー指揮のバーゼル室内管弦楽団によって演奏されたが、この初演は大成功を収めたという。そのすぐの10日後にはフルトヴェングラーがベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げ、バルトークは一躍有名人になった(定期演奏会の演目ってそんな直前に決めてよいものなのだろうか?)。

 大成功するには渋すぎる曲のようにも思うが、考えてみれば私もこの曲でバルトークに魅かれ、いまに至っているのだった。

 この曲では、私はやっぱりブーレーズ/CSO の演奏が好きだ。
 札響定期の日に、「今日は定期演奏会か。こっちはこっちで楽しもう」と、私は自室でイソップの「酸っぱいぶどう」の話のように、この CD を聴いたのだった。

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今日の予定は久しぶりの会談とそのあとの楽しいお食事♪バルトーク/p協3

  事実上放置状態なので大切にしまうことに
 大阪に住んでいたときに『石好き魂』がよみがえり、買っては部屋に飾り、江別の自宅に戻ってからも飾り続けてきた鉱物標本たち。
 とはいえ、無印良品のアクリルケース(約35cm × 約27cm)を上からかぶせられた標本を、毎日欠かさず愛おしく眺めるわけではないので、いったん片づけることにした(ケース2つ分)。部屋のお片づけの一環である。

 各標本を DAISO で買ったクリアポケットに入れ、展示時は上から覆うように使っていた無印のアクリルケースだが、今度はその中に入れて保管することにした(ってほど、たいそうなことではないが)。

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 ただし、この黒曜石この水晶、タイガーアイとラブラドライト(東京サイエンスの商品のラブラドライト。ラブラドライトは特に好きな好物なので、いくつか所有しているのだ)は引き続き飾り続けることにした。しまいこんだ他の鉱物と、これらのどれかを気分に応じて替えていくのもよろしいかと……。でも、これだけじゃ、ちょっと貧相すぎるか……

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 なお、こちらのラブラドライトはせっかく勾玉の形をしているので、引き続き窓辺で運気をキャッチするアンテナ役として鎮座していただくことにした。

 さて、上のリンク先の記事にも名前が出てくるが、鉱物といえばオディール・ホッキーさん。

 今日はオディールさんのところに、いろいろと世の中の情勢について教えを請いに行って来る。
 オディールさんからは「そのあとお昼でもご一緒に」という昼食のお誘いも受けている。うれしいことだ。その『幸福なランチ』のひとときについては、後日報告いたしたい。

 以前も書いたが、バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)はいろいろなものを収集していたそうで、そのなかには鉱物コレクションもあった。

 そのバルトークの作品から、ピアノ協奏曲第3番Sz.119(1945。未完)を。
 不完全な形で書き残された最後の17小節を、弟子のT.シェルイ(セアリー)が完成した。


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永遠のロックスターといえば……♪バルトーク/不思議なマンダリン

  ソーセージではなくてメなのね
 一時的なものに終わらないで、永久にロックなわけね。
 『ロック』って言い切るところが、通知文の体裁を自滅させている。

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 以上、日本国内発の矢沢永吉崇拝メールである。

  27,300,628年以内ってことね
 閏年は計算に入れてないけど、どっちにしろ生きてねぇし。

202212amazonSpam2

 以上、ガボン発の解読不明メールである。

  詐欺部門ってのがあるんですね
 道警にもそういう『部門』があるのだろうか?
 それにしても、いきなり『ザービス』はないだろうが!
 『そうしないと』なんて書いてるから緊迫感がないんだよねぇ。それに『后』とかね。

202212ETCspam

 以上、中国発の日本語不得意メールである。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「不思議なマンダリン(中国の不思議な役人。Der wunderbare Manderin)」Op.19,Sz.73(1918-19/改訂’24/再改訂'26-31)。

BartokRattle

四度なかったことは五度目もなかった♪バルトーク/子供のために

202212Omikuron  会場は意欲的な人であふれていた
 昨日の私のブログ(本館)で、今月に入り5回目の新型コロナワクチンの接種を受けたことを報告した。いや、ですからこの私が。
 江別の集団接種会場で受けたのだが、ガラガラかと思いきや、私が予約した時間はほぼ満席状態。接種率が良くないようなことをどこかで目にしたが(ネットでも政府広報が流れている)、そんな感じは、少なくともこの会場にはなかった。

 5回目になるというのに、私の次の順番のおばあさんは、問診票に何も書いてきていないし、身分を証明するものも持ってきていなかったようだ。その場で問診票を記入し、身分証明はどうしたかは知らないが、それでも何とか接種できたようだ。
 かくいう私も、今回『おくすり手帳』を持って行くのを忘れたが……

  会長だってかかるんだから……
 私の周りでは、最近ではアルフレッド氏が新型コロナに感染した。安否確認のためにメールしたら、症状は軽く元気だというメールが届いた。どこで感染したのかまったく心当たりがないそうだ。
 私の周りではないが、全国的に有名な新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長も、感染したそうだ。(たぶん)あれだけコロナウイルス予防に詳しい人だってなるんだから、一般人や凡人がどうにかしても防げるものじゃないって思うようになってきた。しかも、尾身会長は5回目の接種も終えていたというし……

 だとしたら、いまののマスク装着生活をいつまで続けるのかを、もっと検討してほしいと思う。
 というのも、マスクで覆われた人々の顔が、幼い子の情操の育みに影響を及ぼすのではないかと、小さい孫がいる私としては心配している。家庭内では親もマスクを外しているが、それ以外では接する人たちはみなマスクをしているわけで、表情から感情をくみ取るってことができなくなるんじゃないかと危惧するのである。

 昨日の北海道新聞朝刊に載っていた週刊新潮の広告(北海道は本州よりも2日ほど発売日が遅い)には、コロナ関連の見出しが載っていた。

20221216ShinchoAd

 ・追加接種推進の影で超過死亡の増加の謎
 ・接種後死亡1908件を評価不能で逃げる政府・厚労省の怠慢
 ・接種者の方が感染者になりやすい不思議
 ・『サイエンス』に「自然免疫を抑制」という論文
 ・今こそ考えるべき追加接種、子どもへの接種の是非

 なるほど、確かに不思議だったり、どうなのかなと思う話だ。
 子どもへの接種は、将来に向けて安全の担保が何もないので、特に心配だ。

 “今こそ考えるべき追加接種”と投げかけられても、もう5回目の追加接種を受けてしまった私には考えようがないが、副反応がひどくて3回どまりになっている氷山さんの場合は、もしかするとこのまま The end にした方が賢明なのかもしれない。
 それに、実は氷山さんも秋にコロナに感染したのだ。氷山さんの場合も、感染経路の心当たりはまったくなかったという。熱が下がったあとも長らく味覚が戻らないなど後遺症に苦しめられた。しかし、感染したということは、正統的な抗体保持者ってことになる。ウイルスの型がどうのこうのというのがあるかもしれないが、副反応のことを考えるなら、自然免疫を身に着けた氷山さんが4度目を受けるメリットはやはり小さいのかもしれない。

 副反応といえば、今回も私は接種箇所が少し痛んだだけで、副反応らしきものはなかった。
 5回すべてがそうだったなんて、ある意味、私ってすごいと思う。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の85曲(改訂版は79曲)からなるピアノ小品集「子供のために(Gyermekeknek)」Sz.42(1908-09/改訂'45)。

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