新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は札幌の「宮川本店」の鰻重。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

バルトーク

ギッチリがコツ,または醜い不法侵入者を私は許さない……

  貧乏性なもので……
 話が行ったり来たりして申し訳ないが(←口先だけで、実はそれほど申し訳なく思っていない)、再び先週の木曜日の話。
 そう、昼に「厚切りポークのジンジャーソース」弁当を食べた日のことだ。

 この日の夜も、調理担当は私。
 この日の私は出社日だったというのに、なんと感心な振る舞いだろう!と言いたいところだが、接客業の仕事をしている妻の方がはるかに疲れているのだ。

 冷蔵庫のチルド室に挽き肉があった。
 冷蔵庫の野菜室に安くなっていたので大袋で買ったピーマンが6個残っていた。
 なので、肉詰めピーマンを作った。←祝!三段論法成立

 しかし、出来上がった肉詰めピーマンは、肉とピーマンの間にニトリのすき間家具が入るくらいすき間ができてしまった。私に断りなく、焼いているうちに肉は縮み、ピーマンはハリとツヤを失って弛緩したのだ。

 妻が言うには「挽き肉をけっこうぎっちり詰め込まなきゃだめ」。

 そうなのか……
 私の生来の貧乏性が料理の仕上がりに正直に反映してしまった形だが、焼く前にぎっちり作戦のことを教えてほしかった。私としては、ご丁寧にピーマンの個数に合わせて挽き肉の量を分配したのだから。
 なお、左側の一品は湯豆腐。2日前に期限が切れた豆腐を消費するため、急きょテーブル上に強制参加させた。

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  いやな予感がいやなことに的中
 夜の9時過ぎに用事があって2階の自室――といっても、前にも書いたとおり長男が使っていた部屋だ――に行ったのだが、部屋に入る前に何か嫌な予感がした。

 照明をつけると、なんと、壁に大きな汚れが!
 その黒いものは汚れではなく、大きな邪悪極まりないゲジゲジ(正式にはゲジ)だった。

 私の予感は当たってしまったのだ。当たらなくていいのに。
 でも、すごい。予言者になれるかもしれない。ノストラダムーサン……

 もちろんゲジゲジの写真なんて撮っている余裕はない。
 目を離したすきに高速で逃走してしまう恐れがあるからだ。行方不明になったら不安で夜も眠れない。それに、あなただってゲジゲジの写真なんて見たくないだろう。

 ゲジゲジが張りついていた場所は、オーディオ機器の後ろ側の壁の床から1.5mほどの高さのところ。
 こっちの様子を窺うようにじっとしている。
 ゲジの目は左右それぞれ200個くらいの複眼から成るそうだ。ということは、いまあいつには私の顔が400個見えているということか?この岩城宏之みたいな感じで

 とにかく、アンプや CD プレーヤーの近くなのでアースジェットをかけるわけにもいかない。
 いや、殺虫剤をかけて苦しみもがきながら大暴れされても困る。カマドウマのように飛び跳ねまくることはないだろうが……

 私はとっさに近くにあった、たたんであったヨドバシ.com の小さい段ボール箱を手にしやや強めに叩き、床に落ちたあと逃げようとしたそいつを今度は怒りと憎しみを込めて強打した(実は最初の一撃で動けなくなると思っていたのだが、そこは私の計算ミスだった。身に着いた優しさが出てしまったのだろうか?)。
 こうして邪悪なものは駆除された。床にはもげた脚が何本かピクピク動いていた。
 ヤフオクで何か売れたときに発送に使おうと思っていたその段ボール箱は、汚らわしいものとして即刻屋外追放処分となった。

 それにしても今月に入って、家の中にゲジゲジが出現したのは2回目だ。
 前回は1階の廊下の壁、そして今回。いずれも同じ時間帯だ。
 春になったわいと喜んでばかりはいられない。陽気に駆られてこういう気味の悪い生物――ゲジゲジは益虫だというが(やつらは昆虫じゃないけど)、それ以前の問題だ――や変態が出没するようになるからだ。もっとも江別あたりでも、真冬でも下半身を露出しているオヤジがいたそうだが。

  ソウルフードで気を取り直し
 不快かつ怖い思いをした翌日は在宅ワークの日。

 昼はホンコンやきそばを作って食べた。
 爽快な気分にまではならなかったが、ソウルフードの味に幸せな気分にはなれた。
 どーでもいい話だが、最近ホンコンやきそばを作るときは、ほんのちょっと水の量を多めにしている。

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 この日の夜。
 寝る前に自室に行き、緊張感をもって臨戦態勢で照明のスイッチをオンにしたが、そこには邪悪な者の姿はなかった。
 とりあえずはほっとした。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「醜いもの(Egy torz)」(1911)。
 「2つの肖像(Ket portre)」Op.5,Sz.37の第2曲。

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またいけない行為に及んでしまったんです。酔った勢いで……

  コロナ単独犯ではなかった
 4月1日から Z子さんは職場復帰したのだが、新型コロナのほかに、「奥さまニコニコ W チャンス大当たり」とばかりインフルエンザにも同時感染していたそうだ。

 すごい!
 何がすごいかわからないが、すごい。
 私だったら二重苦で心も体もズタズタにされたあとに、たった5日間の自宅謹慎、いや自宅療養で職場復帰などできっこない。元通りに回復するには、最低でもゴールデンウィーク明けまでは安静にしておかなければならない。

 この文章を書いている現在は4月5日だが、私にはコロナらしき症状も、インフルエンザらしき症状もでてない(本人の感覚による)。ちょっと痛いのは耳の穴だけだ(耳掃除をしていて耳かきで強く引っかきすぎた)。
 ということは、少なくとも Z子さんからは感染することなく済んだということだろう。毎日の晩酌でアルコール消毒を怠らない努力をしてきた賜物だ。

 4月1日に話を戻すが、夜にチキンを焼いたあと、また炒飯が食べたくなって―悪い癖だ―酔った勢いで作って食べた。今回も「チャーハンの素」に頼らず鶏がらスープの素とオイスターソースで味付けした。
 ウソ偽りなくおいしかった。私の炒飯作りの腕も、すっかり安定してきたようでうれしい。
 こんな食生活をしているのに、体重は増えない(身長173cmで体重62kg)。
 でもそのかわり、血の中の中性脂肪の量は減らない

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  し、しるがあった方が好き
 翌日は在宅での仕事。
 起床時に体調の異状なし。

 昼は、先日の冷凍食品のおいしい担担麺に対抗(?)し、LAWSON の PB の汁なし担々麺(前日の残りの炒飯を添えて)。

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 この汁なし担々麺は、以前にも讃えたようにひじょうによくできている。
 が、もともと担担麺では汁なしよりも汁があった方が好きな、ウェッティな私。
 そんなわけで、今回私はこないだ食べた阿吽監修の(汁あり)担担麺に軍配を上げることにした。

  この日は口の中をソフトにしたかった
 さて、4月3日。
 この日も体調に異状なし。気分以外はすこぶる元気。

 というのも、朝から小雨が降っていておセンチ気分な私。つまりは気分はロー。

 そのせいかどうかは自分でもわからないが、この日は札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを覗いたにもかかわらず、そしてこの日の「日替り弁当A」は私の好物の「鶏照焼き」だったにもかかわらず、弁当は購入しなかった。
 なんとなく湿った気分だったので、(あまり関係ないけど)どちらかといえば硬めの炊き上がりのご飯は食べたくなかったのだ。

 弁菜亭の「非駅弁」の弁当のご飯は、私にとってはやや硬めである(最近は購入していないので、駅弁のご飯がどうなのかはわからない)。というか、粘りが少なめだ。
 炊き方なのか米の種類のせい(低価格のブレンド米?)なのかはわからない(米の質が多少劣っていたとしても、この価格で弁当を販売してくれているんだからそれはやむを得ないと思う)。
 ふだんはそんなに気にならないが、こういう気分のときは、口の中が殺伐とした感じになるのは避けたい。

 ということで、10時過ぎに出かけたついでに久しぶりに「わくわく広場」に行き、「アジト」の弁当を買った。新商品の「豚肉とキクラゲの卵炒め」である。ここのザンギの味は私好みなので、それも決め手になった。
 なお、わくわく広場に行く途中、粘着気質野郎のように弁菜亭ワゴンの様子を見に行ったが、すでに「日替り弁当A」の姿はなかった。鶏照焼きはやっぱり人気で売り切れたのだろう。

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 豚肉とキクラゲの卵炒めは、やや甘めの味つけでご飯が進む味。
 ザンギは皮の部分が多かったが、しっかりしたしょうゆ風味がおいしい。

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 このあと東急百貨店の地下に寄ったが、「天一」の跡地に出店したホットドッグかなにかの店の姿は、早くも無くなっていた。

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 いくらユニクロやビックカメラがテナントで入ったとはいえ、東急百貨店の地下食品売り場の客層は年齢層が高い。ホットドッグのような食べ物を売るのはなかなか難しいと思う。
 私も職場での昼食にホットドッグやハンバーガーを食べようと思わないし……(価格に終わりにボリューム的に足りない)。

 次は何の店がオープンするのだろう。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「ほろ酔い加減(Kicsit azottan)」。
 管弦楽のための「ハンガリーの風景(Magyar kepek)」Sz.97(1931。全5曲)の第4曲。

 原曲はピアノ曲「3つのブルレスカ(3 Burleszk)」Op.8,Sz.47の第2曲。

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   タワレコ(広告) バルトーク:管弦楽のための協奏曲 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/ハンガリー・スケッチ ライナー/CSO



むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第319回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  遠藤さん、ほんとうに遊びに行っていいんですか?(10ページ)
 この日の定期演奏会は、足を運んだ1月以来、10カ月ぶりに臨んだ定期演奏会である。
 「英雄の生涯」も好きな曲だが、それ以上にバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番を生で聴けるのが楽しみだった。バルトークのヴァイオリン協奏曲は、ご存じのとおり、第2番はそこそこ有名だが第1番はあまり聴かれることがないし、コンサートの演目にのることはまずない。
 私がこの第1番を初めて聴いたのは1981年1月。FM放送をエアチェックしてそれを繰り返し聴いているうちに好きになった。特に第2楽章の大太鼓のドンドンドンドンという音とともにオーケストラが盛り上がるところがツボになった。
 しかし、この日のコンサートに来ている人たちで、あらかじめこの曲を知っている人はそう多くなかったと思われるし、この日初めて聴くとなるとなかなかすぐには曲に共感できなかったと思われ、聴衆の反応はいま一つ。独奏のミンツも「なんで反応がいま一つなの?」と感想を漏らしている(第320回のプログラムに掲載された)。
 ミンツに言いたい。私としてはすばらしい演奏でとても楽しめた、と。

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♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)のヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36(1907-08)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第315回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  演奏会よりマイ・ベビー
 この演奏会も私は行っていない。
 実はこの年の春、私は会社の人事異動で同じ札幌勤務ながら部署が変わり異動当初はなかなかコンサートに予定を合わせるのが難しかった。そしてまた長男が誕生し、早く仕事が上がるときはコンサートよりもわが子ってことになった。そんなわけで演奏会から足が遠のいていたのである。

 とはいえ、札響ではない演奏会、この年が第1回目の開催となった PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の演奏会には、3回足を運んだ。
 3回ともこの年のレジデント・オーケストラとなったロンドン交響楽団のコンサートで、

 ・6月29日 指揮:バーンスタイン、vn:五嶋みどり
   ①ブリテン/「ピーター・グライムズ」~4つの間奏曲
   ②バーンスタイン/セレナード
   ③ベートーヴェン/交響曲第7番

 ・7月4日 指揮:M・T・トーマス、vn:五嶋みどり
   ①ワーグナー/「さまよえるオランダ人」序曲
   ②シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
   ③ストラヴィンスキー/春の祭典

 ・7月8日 指揮:大植英二(①②)、バーンスタイン(③)
   ①バーンスタイン/「キャンディード」序曲
   ②バーンスタイン/「ウェストサイド・ストーリー」~シンフォニックダンス
   ③シベリウス/交響曲第1番

という内容だった。

 さて、札響の第315回定期では、第282回でマーラーの第5番を振り、そのすばらしい演奏によって会場を興奮のるつぼと化したシャローンが、再び札響のステージに戻ってきた。
 どのような演奏だったのだろう?きっとすばらしかったに違いない。

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 この日のプログラムの1曲目のバルトークのヴィオラ協奏曲は、私のとても好きな曲である。

 そうそう、現在北海道新聞に連載されている土田英順さんの『私のなかの歴史』。楽しく読ませていただいている。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)のヴィオラ協奏曲Sz.120(1945)。

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レガシィからインプレッサへ交代⑥:「鎮座したのは助手席前の左側」編

 【前回のあらすじ】
 ドライブレコーダーの設置場所については、車をわが家にもってきてから『実地』を見て決めることにした。

  雨が降ったら写らない場所
 さて、ディーラーに車を取りに行って帰って来て、いよいよ実地確認である。

 まず運転席前の右側。

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 黄色の場所はフラットなのでドラレコを置けそうだがガラスに近すぎて高さが引っかかりそうだし、赤い場所は凹凸があって設置はむずかしい。
 また、黄色の場所(赤の場所も微妙)はフロントガラスがワイパーの拭き取り範囲から外れる。なので設置場所としては適さないということになる。

  存在感ありすぎな場所
 では、ダッシュボードの中央。マルチファンクションディスプレイの上。
 前のレガシィ B4 のときはこの中央位置に置いていた。
 ここは平らで貼り付けやすいだろうが、今回の車には中央に MFD があるわけで、高さがそれなりにある。ここに置くと、運転の視界を妨げはしないものの、ちょっと邪魔になる感じだ。
 アイサイトへの影響も出るかもしれない。

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  邪魔にならず雨の日もクリアな場所
 では、助手席側。

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 少し R(曲がり)はあるが、この程度なら貼り付けに問題はなさそうだ。位置的にも、アイサイトの禁止エリアから外れていそうだし、助手席側のエアバックが出てくる口からも外れていそう。フロントガラスもきちんとワイパーが拭き取ってくれるエリア。

 近くにあるカーナビのアンテナに影響が出るだろうか?そこが心配だったが、場所的にはここがいちばん良さそうだ。ということで、仮置きして(接着しないで)してテスト撮影。
 うん、映像も前面全体を問題なく網羅して写されている。
 ここに決定し、両面テープで固定。

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 電源コードはダッシュボードとドアの間の箇所はすき間に押し込み、その下は発煙筒付近を経由して、フロアマットの下を通し、ソケットへ。

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 エンジンをかけると、ドラレコも無事 ON(当たり前か)。

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 実際に撮影された映像がこれ。この映像の写真はビューソフトを使ってパソコンで再生したものである。

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 ダッシュボードの左端に設置したわけだが、ご覧のように左右の画角は十分に確保されている。設置から2カ月経つが EyeSight のエラーが発生したことはないし、カーナビも地図上で自車位置がずれたりすることもなく正常に作動している(カーナビのアンテナに対してのドラレコの干渉はなさそう)。

 『ダッシュボードの上にドラレコを設置すると、フロントガラス上部に取り付けるよりも撮影位置が低くなるので、もし衝突してボンネットがめくれ上がったら、それが邪魔になってそのあとはめくれ上がったボンネットしか映らなくなる。だから、フロントガラス上部に取り付けた方が良い』

 そのように書いているネット記事が少なからずある(記述内容が似ているので、元ネタは1つなのかもしれない)。
 ただ、ぶつかったあとよりもぶつかる前(信号の状況や、相手の動き)の情報が映像こそが大切であり、それが残っていればそれだけでもけっこうな証拠になると思われる。
 それにフロントガラスに取り付けても、衝突でフロントガラスが割れたりしたら、そのあとは撮影はできなくなる。
 なので、必ずしもダッシュボード上への設置だと情報不足になるとは言い切れないのではと、私は思っている。

 なお、このようにドライブレコーダーを設置したあと「中古1カ月点検」を受けたが、「この場所はだめですよ」という指摘を受けることはなかった。

 次回は、ドラレコの影響は受けていないアイサイトの話を。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「2つの映像(Ket kep)」Op.10,Sz.46(1910)。

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重量級の2本のクサビが木の幹をメリメリ引き裂く光景を見られる日は近い

  送料無料→かかる場合も→〇〇円以上のお買い上げだと無料
 昨日の記事の話題から話がさかのぼるが-いや、たった1日のことだから大勢に影響はない-13日(木曜日)の午前中、楽天市場に頼んでいた『重い物』が届いた。
 『楔』である。
 楔形文字でおなじみ(かどうかは知らないが)の『くさび』だ。

 昨年、枯れたプルーンの木を伐採し、しかし太いままなら江別市の『燃やせないごみ』にも『大型ごみ』にも出せないので、斧と木槌で懸命に薪のように割ったことを報告した
 しかし40cm 長に切断した幹4本のうち、2本を割った段階で力尽きてしまった。その残りは冬を越し、いまでも物置の横に放置されたままである。しかも今年になって切ったモモイロナツツバキの幹まで加わってしまった。

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 いつまでも置いておかないで早く割ってゴミとして出さねば……そうは思うものの、去年のあの作業のきつさを思うと、なかなか重い腰が上がらない。
 去年は斧を楔がわりにして割った(手斧としての使い方ではどう頑張っても割れない)。

 ネットで調べて、薪割り用の楔が売られているのは知っていた。
 それだと作業が楽かもしれない。なんといってもそのための『専用の道具』なわけだから。
 しかし、北海道へは送料がけっこうかかるので、躊躇していた。DCM(ホーマック)なんかで売っていればいいのだが、なぜか置いていない。

 ところが、あらためてネットで探してみると、楽天市場で北海道でも送料無料というのがあった。2本セットで3,000円弱の価格。
 申し込んだが、よく読むと『送料無料』のはずなのに、『北海道(と沖縄)は別途送料がかかる場合がある』だの、『〇〇円以上のお買い上げだと送料無料』だの(3,000円だとその条件には達しない)、どっちなんだという煮え切らないことがちまちま書かれていて、そしてまた送料が発生する場合は別途ショップからメールがいくだの、ややこしいしめんどくさいのですぐにキャンセルの手続きをとった(30分以内なら楽天市場のページからキャンセルできるが、それ以上経つとショップと直接やりとりしなければならなくなる)。

 もう一度探してみると、同じく楽天市場の「バンシルショップ」というショップで、「awnec」というアウトドアブランドの商品が送料無料で扱っていることがわかった。価格は3,000円弱。
 注文したら、予定通り7日後に届いた。

 配達に来たサガワのお兄さんから小さな箱を片手で受け取ろうとしたら、「重いですから気をつけて」と言われた。両手で受け取ったが、ほんとにずっしりしていた。

 商品名は「ねじりクサビ」。高炭素鋼製1.9kg 2本セット、ポーチ付き。

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 これを使った作業には、今月中に取り組む予定。
 実は近く『ある行事』があり、その前に体がヘロヘロになっては困るので、その行事が終わってから行なおうと考えているのだ。
 もちろん、作業が終わったらきちんと『楔体験記』として報告したいと考えている。

 この日の昼は、前日の帰りにローソンで買った冷凍食品の「汁なし担々麺」を食べた。
 この LAWSON の「汁なし担々麺」は前にも書いたように、私のお気に入りの冷食の一つである。

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 そしてまた、炒飯も作ってしまった(おのれの体のことを考え、半チャーハンにした)。
 今回の手作りチャーハンの味つけは、鶏ガラスープの素とオイスターソースとしょうゆ、にんにくとコショウ。
 気のせいか、最近私が作るチャーハンはおいしさが向上している(かもしれない)。

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 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「2台のピアノと打楽器のためのソナタ(Sonate fur 2 Klaviere und Schlagzeuge)」Sz.110(1937)を。

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膝にサポーター。これで中腰の姿勢から解放される?♪バルトーク/醜いもの

  これじゃ倒れるのが当たり前
 昨日の話の続きである。

 銀色のテープを羽に貼ったかざぐるまを庭のあちこちに立て-とても庭の景観を損ねると妻は言った-芝生のエッジ切りをした私。
 そのあとはサボテンを外に出した。

 豊中の「ICHIGO-YA」で買ったサボテンたちのうち、毛深くないあの柱サボテン(品種名不明)はその後もさらに伸長し、小さな鉢ではとても不安定になった。そして、私はやってしまった。服の裾を引っかけて倒してしまったのだ。床に散乱する土。あわてて拾い集めたあとの様子がこれ。よくこれまで、この小さな鉢で倒れなかったものだ。

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 ということで、外に出すにあたってこのサボテンをひと回り大きい鉢に植え替えることにした。同時に、これまた成長著しいメデューサの頭のようになった「金手毬」も大きめの鉢に植え替えた。

 外に出すにあたって、レンガなどの上に直に鉢を置くと、鉢の下に淫靡、いや、隠微な場所を好むワーラジやゲージなどの昆虫に近いが昆虫ではない醜い目にしたくない節足動物が忍び込む恐れがあるので、DAISO で買って来たワイヤーネットの上にサボテンたちを並べて置いた。

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  花を咲かせたベンジャミンは、ちゃんと元気
 DAISO でこのネットを買ったときに、近くの棚に膝用のサポーターが置いてあるのを発見。
 これをつけると、芝生などの雑草を抜く時に膝をついてもズボンが汚れないで済むと思い、2つ購入。腰にあまり負担をかけずに雑草抜きができそうだ。

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 サボテンを外に出したあと、今度はベンジャミンも外に持ち出し、葉についたほこりを落とすために
あ上から散水(そのあと再び家の中に取り込んだ)。このベンジャミン、昨年の夏に花をつけ、俗説によれば花を咲かせたベンジャミンは枯れるということだったが、ウチのベンジャミンは元気いっぱいである。

 この日の昼は「マルちゃんの激めん」。

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 朝はチャーハン、昼は激めんと、まったくもって元気な私である。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「醜いもの(Egy torz)」(1911)。
 「2つの肖像(Ket portre)」Op.5,Sz.37の第2曲。

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道新朝刊に『弦チェレ by 札響』のレビューが♪バルトーク/木製の王子

  お引っ越ししてくれてありがとう
 北海道新聞のコラム「卓上四季」に札幌交響楽団第656回定期演奏会で取り上げられられたバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」の『感想』が書かれていたことを、先日取り上げた。

 そして、昨日の道新(朝刊)にはその第656回定期についての中村隆夫氏によるレビューが掲載された。「弦チェレ」のみならず、プログラムすべての演奏を賞賛する内容で、この日の演奏会がいかにすばらしかったかが、伝わってくる文章だった。

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 そしてまた、私はあらためて、道新が夕刊を休刊したことでこのような恩恵を受けることを実感した。

 前に書いたように、私の家では道新の朝刊のみの購読で、夕刊はとっていなかった。
 しかし、夕刊が休刊になったことで、この音楽会評もそうだが、いろいろなコーナーが朝刊に引っ越ししてきて掲載されるようになった。
 なので、これまでは会社でとっていた夕刊で読んでいたものが、自宅で読めるようになったのだ。

 これって、新聞社のコスト削減と読者の費用軽減ということで、実は一挙両得だということだ。
 変な言い方になるが、夕刊を廃止(いや、あくまで休刊だが)してくれて感謝である。

 「弦チェレ」は前回取り上げたので、今日はバルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の、これまた魅力的な作品、バレエ音楽「木製の王子(A fabol faragott kiralyfi/Der holzgeschnitzte Prinz)」Op.13,Sz.60(1914-16)を。

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道新「卓上四季」に『弦チェレ by 札響』の話題が♪バルトーク/弦チェレ

  それは第3楽章のことですね
 私は行けなかったが-って、億劫がってもう何年も札響の定期演奏会に足を運んでいないのだが-先日の10月7日と8日の両日行なわれた札幌交響楽団の第656回定期演奏会のバルトークは(いや、きっと『バルトーク以外も』だろう)すばらしい演奏だったようだ。

 X(旧ツイッター)のフォロワーさんたちもそう呟いていたし、15日の北海道新聞のコラム「卓上四季」でも取り上げられた。「卓上四季」でこのような話題が載るのは珍しいことではないだろうか?

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 この文を読むと、ホリガー/札響による「弦チェレ」の演奏がいかに素晴らしかったかがじゅうぶんに伝わってくる。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(Musik fur Saiteninstrumente, Schlagzeuge und Celesta)」Sz.106(1936)は、実は私がバルトークという作曲者を知るきっかけになった作品。1974年3月23日(土)の20:05からNHK-FMで放送された(その前の5分間はニュースだ)「シンフォニーホール」をエアチェックしたのだった。岩城宏之/NHK 交響楽団の演奏で、「弦チェレ」の前には柴田南雄の「コンソート・オブ・オーケストラ」も流れた(尾高賞の受賞作品)。しかし、これまで生演奏で聴いたことがない。「管弦楽のための協奏曲」は何回も札響定期で聴いているのに、である。きっと私が札響定期に通っていたころは、この曲が取り上げられたことはなかったと思う。もしかすると、今回が札響初演なのかもしれない。

 バルトークは1936年の夏に指揮者の P.ザッヒャーにスイスのグリュイエールにある彼の山荘に招待されたのだが、そのときに着想されたのがこの曲。ブダペストに戻ってから完成、翌年1月にザッヒャー指揮のバーゼル室内管弦楽団によって演奏されたが、この初演は大成功を収めたという。そのすぐの10日後にはフルトヴェングラーがベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げ、バルトークは一躍有名人になった(定期演奏会の演目ってそんな直前に決めてよいものなのだろうか?)。

 大成功するには渋すぎる曲のようにも思うが、考えてみれば私もこの曲でバルトークに魅かれ、いまに至っているのだった。

 この曲では、私はやっぱりブーレーズ/CSO の演奏が好きだ。
 札響定期の日に、「今日は定期演奏会か。こっちはこっちで楽しもう」と、私は自室でイソップの「酸っぱいぶどう」の話のように、この CD を聴いたのだった。

BartokMandarin

今日の予定は久しぶりの会談とそのあとの楽しいお食事♪バルトーク/p協3

  事実上放置状態なので大切にしまうことに
 大阪に住んでいたときに『石好き魂』がよみがえり、買っては部屋に飾り、江別の自宅に戻ってからも飾り続けてきた鉱物標本たち。
 とはいえ、無印良品のアクリルケース(約35cm × 約27cm)を上からかぶせられた標本を、毎日欠かさず愛おしく眺めるわけではないので、いったん片づけることにした(ケース2つ分)。部屋のお片づけの一環である。

 各標本を DAISO で買ったクリアポケットに入れ、展示時は上から覆うように使っていた無印のアクリルケースだが、今度はその中に入れて保管することにした(ってほど、たいそうなことではないが)。

DSC_1270

 ただし、この黒曜石この水晶、タイガーアイとラブラドライト(東京サイエンスの商品のラブラドライト。ラブラドライトは特に好きな好物なので、いくつか所有しているのだ)は引き続き飾り続けることにした。しまいこんだ他の鉱物と、これらのどれかを気分に応じて替えていくのもよろしいかと……。でも、これだけじゃ、ちょっと貧相すぎるか……

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 なお、こちらのラブラドライトはせっかく勾玉の形をしているので、引き続き窓辺で運気をキャッチするアンテナ役として鎮座していただくことにした。

 さて、上のリンク先の記事にも名前が出てくるが、鉱物といえばオディール・ホッキーさん。

 今日はオディールさんのところに、いろいろと世の中の情勢について教えを請いに行って来る。
 オディールさんからは「そのあとお昼でもご一緒に」という昼食のお誘いも受けている。うれしいことだ。その『幸福なランチ』のひとときについては、後日報告いたしたい。

 以前も書いたが、バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)はいろいろなものを収集していたそうで、そのなかには鉱物コレクションもあった。

 そのバルトークの作品から、ピアノ協奏曲第3番Sz.119(1945。未完)を。
 不完全な形で書き残された最後の17小節を、弟子のT.シェルイ(セアリー)が完成した。


BartokRattle

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MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

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