新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

ハイドン

2024(令和6)年を振り返る(1)

 2024年は、ひと言でいえば「支出が多い1年」だった。
 贅沢をしたというのではない、少なからずのものが寿命を迎えたり古くなって、買い替えの必要性に迫られるものがたくさんあったのだ。

  1月
 富士メガネで新しいメガネを作った
 前回作ったのが2020年の春だから、4年ぶりということになる。
 過去2回は『中近』にしたが、今回は『遠近』に戻した。この先仕事を辞めたら、アウトドア活動の頻度を高めるようにしたほうがいい。それなら遠くまで見えるようにした方が良いだろう(特に車の運転)と思ったからだ。が、スマホのゲームをするときは、メガネを外さないと目がつらい。

 このゲームは「Find N Seek」というもののなかの、「楽しい子供時代」というもの。
 画面の中から、下に表示されているアイテムを探し出すゲームだ。
 この絵がかわいくて、ほのぼのさせられる。
 老眼が進み近視はやや改善傾向にある老いた私は、遠近両用メガネをはずして、老いてるくせに「楽しい子供時代」で遊んでいる。

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 お孫ちゃんが来たときに作ってあげたら喜ぶと思ったからだ(噛めるようにタコの代わりに魚肉ソーセージを入れる)。
 けど、爺ちゃんが夢見ていたほどの大喜びはしなかったし、作るのも結構面倒なので3回作ったあとはしまいこんだままになっている。

  2月
 実母から電話が来たが、話をしているうちに、相手が逆切れ。私の中でもうこの老女を母親と思うことはできないと確信。以後、音信は完全に途絶えたままである。
 働かないまま、親の年金を頼りにして同居している彼女の次男とともに、世捨て人(いや、捨てられ人か)のように暮らしていくのだろう。あ~、怖!。

 口座引き落としにしていた電気料金の支払いを、クレジットカード払いにした。
 公共料金などの支払いを ANA カードに集約することでマイルをためるという作戦の一環だ。この作戦をいままで実行しようとしなかった愚かな私。

  3月
 お孫ちゃん(弟)が誕生!
 いまではつかまり立ちができるようになっている。

  4月
 タケモトピアノに妻のピアノを売ってあげようと思ったら、年式が古すぎて、逆にお金を払って引き取ってもらうことになった。

 寝室と和室にエアコンを設置した。まとまったお金が出て行ってしまったが、ベッドの中でスルメになってしまう恐れがあることを考えると、しょうがない。健康維持のための投資だ。

 ピアノがなくなったので可能になった、和室の畳の表替えを行なった。
 新しいい草の香りがかげるかと思いきや、香らなかった。というのも、今回の畳表はい草ではなく「ダイケン」の「健やかおもて」という和紙畳にしたからだ。25年以上経った畳は日焼けして茶色くなりぼろぼろだったが(もちろん、ピアノが置いてあった場所は新品同様だった)、新しい表になって部屋が明るくなった。

  5月
 上江別南町で火事があった

 ここ数年は妻専用となっていたノートパソコン(LAVIE)がダメになった。2016年に購入したものだ。まあ、最近の挙動を見ていたら「そのうち来るな」と思ってはいたが、こんなに突然とは思わなかった。処分せずに、まだ家の中に安置してある。


  6月
 自宅のセントラルヒーティングの不凍液交換(4年に1回)をしてもらった。

 イオンシネマでアンパンマンの映画を観た。私独りで、ではない。お孫ちゃんと妻の3人でだ。

 こうして、2024年の前半が終わった。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第59番イ長調「火事(Fire)」Hob.I-59。

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 上の「火事」でリンクする過去記事への補足。

 江別市のホームページのトップページからは左側の "防災・災害情報" のバナーをクリックすることで
消防出動にかかわる情報のページにたどり着くことができる。

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 ニュースを観ていると、このところ本当に火災が多い。
 お互い気をつけましょう。

破産した江別の老舗「やか多」の建物は『売』りに出されていた

  「江別5丁目」バス停前の寂しき空き家
 先月の末に、江別市役所に出向いたことを報告した。読み間違えたあわてんぼさんがいると厄介だからしつこく念を押すが、「出向した」のではなく「でむいた」のである。

 市役所まではそれなりの距離があるにもかかわらず、歩いて行った。タウン(というほどのタウンではないが)ウォッチングして、ブログのネタが見つかればいいなと思ったからである。

 で、見つかった。
 というか、つぶれたことは知っていたが、現実を目の当たりにした。

 江別の老舗「釜めしのやか多」。
 鶏五目ご飯系が好きな私は、ご多分に漏れず釜めしも好きなのだが、そのうち食べに行こうと思いつつ延ばしのばしにしていたら、実現する前に店がつぶれてしまった。7月31日に自己破産を申請し、翌月20日に札幌地裁から破産手続き開始決定を受けた。
 それを報じた帝国データバンクの「TEIKOKU NEWS」の記事がこれ。

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 『館』は売りに出されていた。

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 これまでまったく知らなかったが、「やか多」のすぐ隣には「酒房 優心」という飲み屋があった。
 こんな場所に飲み屋さんがあるなんて意外だった。

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 家に帰って「そういえば」と、保管してある飲食店の出前や持ち帰りメニューのチラシを調べてみると、その中に「やか多」のもあった。
 たぶんコロナで飲食店がデリバリーや持ち帰りに力を入れているときに、新聞の折り込みかあるいは郵便受けに入っていたものだと思う。

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 コロナの感染拡大の影響が原因となって破産した「やか多」。
 自称『全道一の味自慢』という自慢の味を味わえないまま終わったのは痛恨の極みだ(味を自慢するのは全道一って意味にもとれるが……)。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第53番ニ長調Hob.I-53帝国(L'imperiale)」(1778)。

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その店は席が16しかなく、駐車場は店の裏にあるらしい

  料理の味は良いが、店では落ち着けないだろう
 今週の月曜日。
 出勤時には雨に降られずに済んだのにそのあと降り始めた雨のなか、わざわざ昼食を求め、いやいや、用事があったために外勤し、その帰りに、ついでに昼食を調達すべくこの日も APIA の「わくわく広場」に寄った。

 ちなみに、朝に札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに行ってみたが、この日の日替り弁当は A が「すき焼き風」、B は「カレイの煮つけ」だった。「北風や夜風は聞いたことがあるが、すき焼き風とはどんな風だ?」と思った人は、『風』は『ふう』とも読むことが推奨されていることに気づいていただきたい。

 10時過ぎに「わくわく広場」に行ったのだが、いくつもある平台にはまだ空きスペースがあった。この時間だと早いので納品されていない弁当がたくさんあるのだ。それでも「アジト」の弁当はすでに並んでいた。この時間にすでに陳列されているのはうれしい。

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 なお、公平性を保つためだろうか。アジトだけではなく各製造者の弁当は日によって置かれている場所(台)が違う。各店の弁当の置き場所を日々ぐるぐる動かしているのだ。

 この日も「鶏五目ご飯」に強烈に魅かれたが、他の弁当にも挑戦してみなきゃならないという、誰からも期待されていないにもかかわらず一方的な義務感から、新商品のシールが貼られた「チキン南蛮弁当」を買ってみた。闘牛が赤い布に反応するがごとく、赤いウィンナーに気持ちが高ぶったということもある。

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 この弁当もおいしかった。甘酢系の味つけは私の好みってわけではないが、しつこくない味つけに好感がもてた。ただ、揚げすぎってことではないのだろうが肉がやや硬めだった(そのほうが半ナマ状態より500倍良いが)。

 この弁当を作っている「アジト」だが、札幌市白石区北郷7条9丁目にある。
 「食べログ」によるとカウンター4席、小上がり12席の計16席という小さな店らしい。たぶん狭い空間で、終始圧迫面接を受けているような気持ちになるだろうから、私一人ならプレッシャーを感じて絶対に中に入れないだろう。

 しかし、とても気になったので基地(アジト)を訪ねてみることにした。
 といっても、実際に現地に赴いたわけではない。Google のストリートビューだ。

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 なんかすごい。
 「トムとジェリー」の世界なら、マッチ一本で「ボァ」っと一瞬で燃え尽きそうな建物ではある。

 それにしても、夜遅くまで居酒屋営業をしていて、昼もランチ営業をし、その上さらに弁当を作って納入しているのだから、すごいと言わざるを得ない。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第79番ヘ長調Hob.I-79(1784)。
 編成は、fl,2ob,2fg,2hrn,str。

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交換後1年も使わなかったHWGの無線機能。開店後半年で閉まった『ふく』

  交換後に内蔵無線 LAN を使ったのは1年未満
 解約したために、夕方仕事から家に帰ると『無線』のランプが消えていた、わが家の au のホームゲートウェイ(HGW)。それは、10月1日のことだった。

 いったい何時何分に、その内蔵無線 LAN 機能がこちらの申し出通りに使えなくなったかはわからないが、少なくとも私が出勤する前の6:40にはまだランプがついていた。私としては、10月1日の0:00に日本全国の解約申込者の HGW の『無線』ランプが一斉に消灯すると思いこんでいたので、ちょっと残念な気もしたものだ。

 翌日2日の朝。
 最近はこれに乗るのがすっかり習慣化した、江別始発の134M 列車に乗車。何度も書くが、この電車は札幌駅到着後には新千歳空港行きの「快速エアポート」になる。なので、フリー Wi-Fi が使える。使えるが、この日はうとうと寝て過ごした。車両は721系だった。

 なお、この電車に乗るときは先頭車両に乗り込むうようにしている。というのも、この電車が札幌駅に到着したときには、新千歳空港に向かう人たちが、すでにホームにあふれかえっているからで、ホーム上で少しでも人口密度が低いところに降り立てるようにするためである。

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  来年に向けた準備開始
 午前中は外に出かけた。帰りに書店(三省堂書店)に寄ると、毎年使っている博文館新社の手帳(サジェス No95)の2025年版が売られていたので、今年も3カ月あるものの、早々に買った。

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 早々といっても、去年は同じく三省堂で9月に買っている。
 再来年の2月で会社勤めも終わるので、手帳を買って持ち歩く生活もあと1年か長くて2年ってところか?

  佐藤さん、ありがとう!
 この日は三省堂に寄る前の10時過ぎに行ってみた、札幌駅東コンコースの「The Smoke Shop」も、そして APIA の「お菜屋 ふく亭」も、なぜか閉まっていた。
 そこで、先日「しょうが焼き弁当」で私の視床下部に衝撃の感動のもたらせた「アジト」の弁当を買いに「わくわく広場」に向かった。

 買ったのは「鶏五目ご飯」(648円)。
 ただでさえ鶏五目ご飯が大好きな私なのだ。厳しい評価が……まいりました。うまい!う、うまい!ご飯もおかずも大満足。お会いしたことはないが、佐藤賢一さんに感謝、感謝である。おいしい料理をありがとう!

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  半年で『ふく』はいなくなった
 翌日の3日は在宅勤務。
 午前中、妻が札幌に行く用事があり、帰りにサツエキの自販機で買ってきたサンドリアのサンドイッチ。
 sandria の本店は東屯田通りにあるそうだ。山鼻に住んでいるときに、何度か東屯田通りに行き、そこの商店街のお祭りにも行った記憶があるが、サンドイッチ専門店があったという記憶が全然ない(1978年開店だそう)。
 サンドリアはもともと日糧製パンが始めた店で、その後日糧が店舗出店をやめることになり、それを引き継いだ形でいまの店がある。パンは日糧で作っている特注品だそう。なかなかおいしいパンだ。

 4日は出社後、また徘徊、いや外勤。
 この日も「お菜屋 ふく亭」は閉まったまま。
 と、よく見ると隣の「梅祭 プラス」のガラスに「ふく亭」閉店の案内文が。

 確か開店が今年の3月ころだったから、半年しかもたなかったようだ。もっとも、その横(現在「梅祭 プラス」があるところ)には一時期「札幌パリ デイリーショップ」が入っていたが、あっという間に撤退した。

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 あそこの場所は目立たない。東急の方へ向かう人も、逆にサツエキに向かう人もあまりキョロキョロして歩いていない。店の存在に気づかない人も多いだろう。

 残念な思いを抱きながら、心配しつつ「The Smoke Shop」へ。
 よかった!この日はふつうに営業していた(運営は北海道フレッシュキヨスク)。
 そして、これまたよかった!この日は「照り焼きスモークチキン弁当」(698円)があった。

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 肉厚のチキンが、うれしさのあまり私をチキン肌にした。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第44番ホ短調Hob.I-44「悲しみ(Trauer)」(1772)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第310回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  インバル指揮の5番で予習した人もいた?(19ページ)
 この日の演奏会でいちばん楽しみにしていたのは、伊福部昭の土俗的三連画。しかし、ここで書いているように、MUUSAN の心には響かなかった。さらにはショスタコの5番でさえ印象に残っていないっていうんだから、困ったものだ。

 それにしても、個人で札響に1,000万円を寄付した人がいるとは(13ページ)、たいしたものだ。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)のチェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.IIb-1(1761頃-65?)。

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旅先から自宅に戻ると、庭に初めて目にする『変異的』な花が咲いていた

  『本家』よりもワイルドで強健な姿
 妻との3泊4日の旅行から家に帰ってきたのは、先週の火曜日の夕方のことだった。
 翌日、庭を見ると、留守のあいだに何種類かの植物の花が咲いていた。

 バラも開花。今年も最初に咲いたのは「オールド ブラッシュ チャイナ」だった。

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 オオデマリは開花のピーク。雪解けのころ見えた姿は、雪の重みでずいぶんと枝が折れて痛々しく、開花が危ぶまれたコデマリも、みごとに復活して花ざかり。しかも、あの『風車』の効果のせいか、いまのところコデマリにはまったくアブラムシが発生していない。虫のことを気にせずにそのまま切り花にして家の中に飾れるのだ。

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 クレマチスのメイリーンはたくさんの花をつけ、蔓の成長も旺盛。

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 フウロソウも咲き始め、バーバスカム・ビオレッタも次々と花を咲かせている。

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 このもともとあった(買った株の)バーバスカム・ビオレッタの株から50cm ほど離れたところにも、今年はバーバスカム・ビオレッタの株が育っている。元々の株よりも葉が大きく花茎も太い。
 そして、それが私の帰宅を待ちわびたかのように、帰って来た翌日に咲いた。

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 それがこれ ↑。
 なんだか、もともとのバーバスカム・ビオレッタとは花の色も、つぼみの付き方も、花の形も違う。
 株分れしたと思っていたが、50cm も離れているということは、きっとこぼれダネから成長したのだろう。ということは、これは『変異種』というか、雑種で、だから姿かたちが違うと考えられる。
 けど、予期せぬ姿のバーバスカム・ビオレッタ(の変種)を目にしたときには、うれしいようななんで?っていうような-だってなんとなく大雑把な感じの姿で可憐さに欠けるんですもん-複雑な心境になってしまった。

 トマトも風除けガードのビニール袋よりも背が高くなった。
 しかし、今日の時点(5月31日)でも寒く、まだガードを外せるような気温ではない。

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 絹さやえんどうも順調に育っている。

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 が、早くも葉にはエカキムシの被害の痕跡が。
 オルトラン粒剤をまいたというのに……

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 ナスは1本枯れかかっている。キュウリも元気がない。
 なお、6月1日、庭でスギナ抜きをしていたら、今年初めてカッコウの鳴き声を耳にした。

  旅の始まりは空港での朝食から
 で、話は最初に戻るが、旅行に行って来たのである。東京に。
 その旅は土曜日の朝に新千歳空港に着いて-私の場合は-「北の弁当工房 かな」(金歳堂)の「知床産鮭山漬けおにぎり」」を買って食べることから始まった。

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 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第6番ニ長調Hob.I-6(Le matin)」(1761?)を。

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 読者の皆さんにとってはまったくもってどうでもよいことだが、今月からブログのタイトルにその日取り上げる音楽作品名を記すのをやめることにした。

彼女に尋ねてもらえず、ポイントももらえなかった日♪ハイドン/Sym26

  自分から言い出せない小心者の私
 先週の火曜日は、午前中に鉋さんを訪問した。
 鉋さんに会うのは3年ぶり。鉋さんも少し前に札幌に転勤してきたのだった。
 訪問したのは呼ばれもしないのに大胆にもずうずうしく押しかけたのではなく、あることを頼まれて、その報告に行って来たのだ。

 いろいろと話をしたあと、この日はちょっぴり節約して東急百貨店地下の「玉藤」の「特製弁当」。しつこく書くが、これで600円はお買い得すぎる。メンチカツも大判サイズのものの半分。専門店のメンチはもちろんおいしいが、でも札幌駅立売商会(弁菜亭)のメンチも大好きな私。

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 なお、この日のお姉さんは「東急のカードか楽天カードはお持ちですか?」とは聞いてくれなかった。つまり、私はポイントをもらえなかったのだ。
 これまでも、ここなどで何度か書いたように、東急百貨店の地下では店によって、あるいは同じ店でも店員さんによって楽天カードを持っているかどうか尋ねてくれないことがある。客に尋ねると「うるさい!」と逆切れされる可能性があるから控えているのだろうか?そんなことはないだろう。このあたりの対応の均質化を求めたいところだ。

 で、これだけならご飯が足りないかもと思い、APIA の「わくわく広場」で「ふか河」の納豆細巻(108円)を買ってしまった(つまり、ESTA がなくなったあと、サツエキ周辺では「わくわく広場」で「ふか河」の弁当をゲットすることができる)。ちょっぴり節約したつもりがそうじゃなくなった。それにしても、食べすぎか?

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 でも、納豆巻もおいしかった(納豆巻の太巻きがあったらちょっとイヤだなと、余計な考えが頭に浮かんだ)。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第26番ニ短調Hob.I-26悲しみ(Lamentazione)」(1770以前)。

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世話にならないのが、そりゃ理想だが……♪ハイドン/「薬剤師」序曲

  値段を確認しないままタァァ~チ!
 その忘年会があった日私は、まずはアサイチでかかりつけ医のいる病院に直行。採血をした。それにしてもこういう日の朝に限って、札幌駅構内糞詰まり状態で(小樽方面行きの列車の出発が遅れ、進入する予定のホームが空かない)、私が乗った電車は停止信号によって駅手前でしばし停車。危うく予約の時間に遅れるところだった。速足で病院に向かったので、着いてすぐに測った血圧は高いは、脈も速いはで、看護師にまるで病人を見るような目で見られた。

 そのあと出社。落ち着いた時間を見計らって、ファミリーマートへ昼食の調達に。
 しかし、逆に中途半端な時間になったせいか、弁当の棚はスカスカ。そこで、原点に立ち返り(←何の?)、おにぎりのセットにした。その名も「俵おむすびとおかずセット」。これだけでは足りないので、新発売と書かれたおいしそうなおにぎりも一緒にレジに出し、このときに晴れて成功体験をしたのと同じように、店員のお兄さんに楽天カードの裏側をかざしてスキャンしてもらったあと、「クレジットで」と優雅に言ってタッチ決済をした。が、そのとき妙に値段が高いことに気づいた。私はトリバゴのコマーシャルに出ている若いカップルのように困惑した。

 が、レシートを見て不本意ながら納得した。新発売と書かれた「紅鮭といくら」のおにぎりはなんと320円もしたのだ。値段を確認しないでレジに持って行った、おとな買いみたいな振る舞いをした自分が悪い。
 それにしても、俵おむすびとおかずのセットが398円なのと比較すると、近年の紅鮭の不漁やイクラの品不足 による暮らしにくさを肌で感じる。

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 「俵おむすびとおかずセット」は豪華さはないが、けっこういろんな種類のおかずが入っていてお得感がある。コロッケだけではなくメンチカツまで入っているのはすごい。さらに製造しているのがコープさっぽろの関連会社であることも(ファミマとコープとは意表を突いてきた)、勝手なイメージながらヘルシーなように思える。


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 「紅鮭といくら」の「ごちむすび」も、320円が妥当な値段かどうかは別として、さすがにおいしい。こちらもコープフーズの製造。

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  忘年会シーズン?いえ、私には関係ないんです
 さて、午後になって病院に結果を聞きに行く。
 中性脂肪は500をちょっと超えた。それでも2カ月前よりは12% ダウン(改善)だ。
 医師「あいかわらず中性脂肪は落ちないねぇ」
 私「お酒を飲む機会が続いているもので」
 医師「忘年会シーズンだもね。しかたないか、ははははは!」
 私(苦笑)
 いえ、センセイ、違うんです。1年365日エブリディ飲んでます。ボーネンカイ、カンケーないデス。

 なお、中性脂肪以外の数値-血糖値やHbA1cや肝機能系やコレステロールなど-はすべて GOOD
だったことを、ここに高らかに宣言しておきたい。そしてまた、今回は、このところおなかの調子が良いし、まだ手元に残っているということで、整腸剤はお断りした

 処方箋を持って調剤薬局へ。
 薬をもらい帰るときに、薬剤師さんに「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします」と言われた。
 「ほんとうは来年はよろしくお願いされない体になりたいんですけど、やっぱり無理ですから、こちらこそ来年もよろしくお願いします」と言ったら、声を立てて笑ってくれた。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の歌劇「薬剤師(Lo speziale)」Hob.XXVIII-3(1768初演)の序曲を。

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酷暑の中、らしくなくそよぐススキ♪ハイドン/Sym82

  胃袋が膨れ、計画変更
 先週の月曜日は朝から人間ドック。
 前日の夜から絶食しているわけで、ドックのメニューの最後である胃内視鏡検査が終わったあとは、歌舞伎役者が楽屋で食べるような豪勢な弁当(←勝手なイメージ)を買って食べようかと思っていたのに、左の耳は気圧の変化でフォワ~ンと聞こえが悪くなるのと同じような状態だし(左の鼻穴からカメラを入れた)、胃をふくらませるために大量の空気を入れられおなかがパンパンだし(検査中もおならが出そうになったが、いくら看護師さんとはいえ見知らぬ女性の前で放屁するのははばかられるし、万が一実まで出てしまったらたいへんなので、必死にがまんした)、喉のあたりは当然のごとく違和感が残っているので、食欲はあったものの豪勢でなくてもいいやとトーンダウンしてしまって、会社近くのセブンイレブンで「おにぎりランチ」を買って食べたということは、すでに報告済みである(健診センターで近隣の飲食店で使える900円分の食券がもらえるが、ご存じのように私は独りで外食することが苦手である。ましてや内視鏡検査のあと消化器系に何かトラブルが発生するかもしれないのだ(実際、おならブーブーになったではないか!)。それなのに、どうして店に食べに行くなんて危険な行動に出ることができようか!)。

 火曜日は在宅勤務だったので、昼食は手作り。
 といっても、インスタントラーメンである。
 なかなか魚介の風味が濃厚なスープだった(このあたりは『X』とやらで告白済み)。
 熊だって、利尻昆布の旨味に笑顔、、、には見えないか……
 それよりなにより、くそ暑い日にラーメンを食べるという見上げた根性を称えていただきたい。なお、このときすでに左耳の、水の中にいるときのようなモゴモゴした聴感が消失していることに気づいた。

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  ピンとこなくて、予定変更
 水曜日は午前中外勤があったのだが、まったくもって自分がロウソクなら交差点の真ん中でぐにゃりと曲がった挙句に横たわってしまうだろうというくらい暑かった。
 用事を終え、ESTA に寄る。
 もうエスタで弁当を買えるのも1回か2回ってところだ。

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 ところが、この日はどの弁当を見ても、なんとなく「これだ!」とピンとくる弁当がなく、結局は札幌駅西改札前の弁菜亭のワゴンに向かうことにした。

 この日は、あのおじさん(って、わたしよりも若いだろうけど)、つまり弁菜亭氏(仮称)が売り子だった。
 そして、11時近くになっていたので、もう第2弾の配達が来て弁当が入荷したあと。つまり、駅弁ワゴンの横のもう一つのワゴンには『非駅弁』の弁当たちが種類豊富に並んでいた。
 あの、私好みのカツ丼もあったが、初めて見る「生姜焼き弁当」(550円)を購入した。

 この弁当、肉は脂っぽくなく味付けもあっさりめ。もっと濃い味つけが好きな人もいるだろうが、私は特に物足りなさは感じなかった。
 肉の下には、さっと茹でたと思われるキャベツがけっこうな量、入っていた。味付けはされておらず、付いてきたマヨネーズはこのキャベツのためにあるのだろう(私は使わなかった)。

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 《生姜焼き弁当》としては十分に合格点をつけられる味だし、野菜もそれなりに摂ることができるバランスの良い内容だが、でも、カツ丼にすればよかったかなぁ……

 この日は夕方になっても、暑いまま。
 江別の線路沿い(高砂-江別間)ではススキの穂やらセイタカアワダチソウの花が見られ、これだけ見ると秋の風景なのだが……

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 家に着いたときの私は(つゆ)だく、いや、汗だくだった。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第82番ハ長調Hob.I-82(L'ours)」(1786)を。

会社の売上向上とMUUSANの食生活に寄与するために♪ハイドン/Sym94

  新たな売場、設けました!
 コロナが収まり、通常どおり出勤する人が増え、また、旅行者も増えたことによって、朝の札幌駅はふつうどおりに混むようになった。
 人出が多くなり、そしてまたこの間に札幌駅の Kiosk が相次いで閉店となり、以前私が出勤の日は毎回弁当を物色しに寄っていた「ラッチ中店」も連日、レジは長い列。
 そんなわけで、このところキヨスクからすっかり足が遠のいている。

 キヨスクで売っている弁当は、日糧、ヤマザキ、そして弁菜亭(札幌駅立売商会)の(駅弁ではない)弁当だ。
 キヨスクに近寄っていないということは、これらの弁当を買えないということである。

 そんな私の窮状を知ったかのように、先週から西改札前(改札外)の弁菜亭の(臨時的)ワゴンの横に、もう一台ワゴンが並べられた。
 おそらく、キヨスクの店舗が減ったことで販売の場が少なくなり弁菜亭にとって販売のチャンスロスが出ていることと、一方で買いたいのに混雑したキヨスクに立ち寄ってられない私のような人への利便性を考えて、こういうアイデアを提案した人がいるのだろう。

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 『弁菜亭の日替わり弁当』ワゴンである。

 キヨスクで売っている弁菜亭の弁当は「幕の内弁当」と「ハンバーグ弁当」の2種類だけだが、このワゴンではまさに『日替わり』の弁当も置いてあり、値段はどれも500円。

 私はこの日、「日替わり弁当 A ミックスフライ」を買ってみた(興奮のあまりよく覚えていないが、幕の内とハンバーグを含め、全部で5種類ほど置いてあったと思う)。

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 トンカツにエビフライ、白身魚フライにシューマイ、茹でたブロッコリーにマカロニサラダである。

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 しょうゆの容器がタルタルソースに溺れているのがちょっと悲しげだが(黄色いキャップのものはソース)、そしてほっぺたが落ちそうになるくらいおいしいってわけではないが、500円でこれだけの内容の弁当が買えるのは、まさに庶民の味方!驚くほど良心的だ。
 これからはこのワゴンのチェックを怠るわけにはいかない。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第94番ト長調Hob.I-94驚愕(The surprise)」(1791)を。

Haydn94

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