【前回のあらすじ】
いままで乗ってきた車のいちばんのお気に入りは B-SPORT だった。
ロイズの庭はいまもバラの花ざかり
インプレッサがわが家にやってきたのは8月の末のことだった。
初年度登録2020年11月、走行距離42,000kmの「インプレッサ SPORT AWD 1.6iーL」。
1600cc だが3ナンバーである。
車が来る前のお盆前後、私は700ページに及ぶ本を読み、物置を片づけた。本は IMPREZA 取扱説明書(ダウンロードした PDF)であり、物置はただなんとなく中に置いてあるむかし使っていたカラーボックスを処分し、タイヤをしまっておけるスペースを確保した。
預かっている長男の車のタイヤはもともと物置に置いていたが、自分の車のタイヤは外にカバーをかけて置いてあった。が、その悪しき習慣を直すことにしたのだ。
新たにやって来た車は、フェースが以前乗っていたレガシィ・ツーリングワゴンの B-SPORT を彷彿とさせるところがうれしい(写真はロイズの駐車場にて)。
結局タイヤは買い換えました。夏用ですが
レガシィ B4の車検を受けるのを見送った理由の一つとして、スタッドレスタイヤをホイールごと買い換えなきゃならないということがあったが、今回買った車のタイヤ(夏)も溝がけっこう減っていて、結局は夏タイヤを新品に買い換えることにした。
SUBARU に車を取りに行き、特に「EyeSight」の説明を一通り受けて、自宅に帰る途中に寄ったのが、地元・江別の自動車整備工場。あらかじめ見積もりをとっていたタイヤを正式に注文。
実は、タイヤはスバルでも見積もってくれたが-もちろん同じ銘柄で-オートバックスよりも(4本で)1万円高かった。さらに地元の整備工場-去年B4 の修理を依頼したところ-は、オートバックスより1万円安かったのだ。
1600cc でこのボディならパワー不足かと心配したが、峠越えしたときもそのようなことは感じなかった。
停車中から発進時、少し動き出したときにカクっという変速ショックみたいなものが感じられるのが気になったが、ネットでも同じような声があったので、異常ではなくそういう特性があるのかもしれない。
再現できず、予期せぬ曇り発生
9月の末に SUBARU で『中古1カ月点検』を受けたが、そのときはこのショックは再現できず。メカニックの人が助手席に乗って再現すべく工場の周りを走ったが、失敗。まあ、そういうものだ。あまり気にしないことにする。
このとき自動洗車機で洗車してくれたのだが、帰宅してカーポートにバックで入れようとすると、バックモニターの画像がモヤモヤで何が何だかわからない。メガネをはずして温泉大浴場に入ったような視界だ。バックカメラのレンズを見ても外側は異常なし。きっと、レンズの中に水が入りこんだに違いない。
SUBARU に電話して、もう一度訪問。
フロントマンが言うには、
「レンズに細かな傷がついてますね。このせいじゃないかな」
「いや、でも、点検してもらう前はちゃんと映っていたんですから、傷のせいではないと思います」
「そうか。そうですよね」
「洗車してくれたみたいなので、そのときに中に水が入ってしまったんじゃないでしょうか?」
「レンズの中を見てみます」
フロントマンとメカニックの人が、リヤゲートの内張りを剥がしてカメラをはずし作業(待合室から見える)。中を拭いたらしく、元のように画像が映るようになった。
それほど高い圧力で水をかけて洗ったわけではないそうだが、今後は直接水を当てないように気を付けた方がよさそうだ。直って良かった。点検に出して(って、バックカメラの点検をしに行ったわけじゃないけど)、映らなくなったなんてしゃれにならない。
その日の夕方、セールス担当と電話で話をすることがあったので、このトラブルについては報告しておいた。やはり、なるべく水を直接当てないようにしたほうがいいと言っていた。
なお、ネットで調べると「Yahoo!知恵袋」で『リアカメラに水が入りこんだらしく曇っているがどうすれば直るか』と質問している人に「リアカメラに水が入るなんて聞いたことがない」と突っぱねた回答を寄せている人がいたが、私は言いたい。「いいえ、入ることはあります」。
こないだの土曜日に、そのトラブル後初めて洗車してみた。
手洗いである。リヤカメラには直接ホースの水を当てないよう注意した。
洗車後、どきどきしながらギヤをバックに入れると、無事問題なく後方の画像が映し出された。良かった。かなりほっとした。
関係ないが、そのあとの昼食はラーメンを作って食べた。
麺は「菊水」、スープは「西山製麺」で、しょうゆラーメンである。
さて、今回買ったインプレッサには EyeSight Ver.3が搭載されているが、アイサイトが誤作動しないよう、フロントガラスやダッシュボードに物を置いたり取り付けたりするのが禁止されているエリアがある。それも、けっこうなスペースを占める。
しかし私は、なんとかドライブレコーダーは取り付けたい(前方撮影のみ)。
ということで、その話は、また次回。