新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

デパ地下

またいけない行為に及んでしまったんです。酔った勢いで……

  コロナ単独犯ではなかった
 4月1日から Z子さんは職場復帰したのだが、新型コロナのほかに、「奥さまニコニコ W チャンス大当たり」とばかりインフルエンザにも同時感染していたそうだ。

 すごい!
 何がすごいかわからないが、すごい。
 私だったら二重苦で心も体もズタズタにされたあとに、たった5日間の自宅謹慎、いや自宅療養で職場復帰などできっこない。元通りに回復するには、最低でもゴールデンウィーク明けまでは安静にしておかなければならない。

 この文章を書いている現在は4月5日だが、私にはコロナらしき症状も、インフルエンザらしき症状もでてない(本人の感覚による)。ちょっと痛いのは耳の穴だけだ(耳掃除をしていて耳かきで強く引っかきすぎた)。
 ということは、少なくとも Z子さんからは感染することなく済んだということだろう。毎日の晩酌でアルコール消毒を怠らない努力をしてきた賜物だ。

 4月1日に話を戻すが、夜にチキンを焼いたあと、また炒飯が食べたくなって―悪い癖だ―酔った勢いで作って食べた。今回も「チャーハンの素」に頼らず鶏がらスープの素とオイスターソースで味付けした。
 ウソ偽りなくおいしかった。私の炒飯作りの腕も、すっかり安定してきたようでうれしい。
 こんな食生活をしているのに、体重は増えない(身長173cmで体重62kg)。
 でもそのかわり、血の中の中性脂肪の量は減らない

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  し、しるがあった方が好き
 翌日は在宅での仕事。
 起床時に体調の異状なし。

 昼は、先日の冷凍食品のおいしい担担麺に対抗(?)し、LAWSON の PB の汁なし担々麺(前日の残りの炒飯を添えて)。

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 この汁なし担々麺は、以前にも讃えたようにひじょうによくできている。
 が、もともと担担麺では汁なしよりも汁があった方が好きな、ウェッティな私。
 そんなわけで、今回私はこないだ食べた阿吽監修の(汁あり)担担麺に軍配を上げることにした。

  この日は口の中をソフトにしたかった
 さて、4月3日。
 この日も体調に異状なし。気分以外はすこぶる元気。

 というのも、朝から小雨が降っていておセンチ気分な私。つまりは気分はロー。

 そのせいかどうかは自分でもわからないが、この日は札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを覗いたにもかかわらず、そしてこの日の「日替り弁当A」は私の好物の「鶏照焼き」だったにもかかわらず、弁当は購入しなかった。
 なんとなく湿った気分だったので、(あまり関係ないけど)どちらかといえば硬めの炊き上がりのご飯は食べたくなかったのだ。

 弁菜亭の「非駅弁」の弁当のご飯は、私にとってはやや硬めである(最近は購入していないので、駅弁のご飯がどうなのかはわからない)。というか、粘りが少なめだ。
 炊き方なのか米の種類のせい(低価格のブレンド米?)なのかはわからない(米の質が多少劣っていたとしても、この価格で弁当を販売してくれているんだからそれはやむを得ないと思う)。
 ふだんはそんなに気にならないが、こういう気分のときは、口の中が殺伐とした感じになるのは避けたい。

 ということで、10時過ぎに出かけたついでに久しぶりに「わくわく広場」に行き、「アジト」の弁当を買った。新商品の「豚肉とキクラゲの卵炒め」である。ここのザンギの味は私好みなので、それも決め手になった。
 なお、わくわく広場に行く途中、粘着気質野郎のように弁菜亭ワゴンの様子を見に行ったが、すでに「日替り弁当A」の姿はなかった。鶏照焼きはやっぱり人気で売り切れたのだろう。

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 豚肉とキクラゲの卵炒めは、やや甘めの味つけでご飯が進む味。
 ザンギは皮の部分が多かったが、しっかりしたしょうゆ風味がおいしい。

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 このあと東急百貨店の地下に寄ったが、「天一」の跡地に出店したホットドッグかなにかの店の姿は、早くも無くなっていた。

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 いくらユニクロやビックカメラがテナントで入ったとはいえ、東急百貨店の地下食品売り場の客層は年齢層が高い。ホットドッグのような食べ物を売るのはなかなか難しいと思う。
 私も職場での昼食にホットドッグやハンバーガーを食べようと思わないし……(価格に終わりにボリューム的に足りない)。

 次は何の店がオープンするのだろう。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「ほろ酔い加減(Kicsit azottan)」。
 管弦楽のための「ハンガリーの風景(Magyar kepek)」Sz.97(1931。全5曲)の第4曲。

 原曲はピアノ曲「3つのブルレスカ(3 Burleszk)」Op.8,Sz.47の第2曲。

BartokReiner

   タワレコ(広告) バルトーク:管弦楽のための協奏曲 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/ハンガリー・スケッチ ライナー/CSO



2番ホームから電車に乗り込んだ私が車中で考えていたことは

  しょうゆ味、イケます
 3月18日の話の続き。

 134M 列車の到着番線はダイヤ改正前と同じ6番線。

 2月よりは混雑していない駅構内をさっそうと改札に向かって進み、そして西改札を抜けて札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。
 この日の「日替り弁当 A」は「メンチと鶏そぼろ」という初めて目にするもの。

 しかし、私は買わなかった。かなり魅惑的だったが、ズボンのポケットの中の股間近くにある小銭入れを出すことはなかった。というのも、電車に乗っている最中に頭の中で想像をふくらませているうちに、欲望によってムクムクと大きくなってしまったからだ。チャーハンを食べたいという思いが。

 そのため、午前中にたいした用もないのに外出し、そのついでに―実はこれこそが本来の目的なのだが―東急百貨店に行って「点心札幌 翠心」で、また「炒飯中華弁当」を買おうと心に決めたのだった。
 だったら、冷やかしで弁菜亭ワゴンを覗きに行くなよって話だが。

 早々に用事を済ませ、水たまりに足を踏み入れないように気をつけながら「かに本家」前の交差点を渡りって宝くじ売り場には目もくれず東急の店内へ。

 ESTA があったころはしばしば利用した「点心札幌」の店舗だが、特に理由もないのになぜか東急百貨店の店は利用したことがほとんどなかった。
 しかし最近になって、「点心 札幌」が松尾ジンギスカンの「マツオ」のグループ会社だということを知り(ということは謎の中国人に牛耳られていないということだ)、にわかに「点心札幌」に親近感があらためてわいてきた。

 「炒飯中華弁当」はメインのおかずが違ういくつものバリエーションがあった。
 今日はキクラゲと卵の炒め物にしようかな、それとも回鍋肉(ホイコーロー)にしようかなと、『迷える小羊』ならぬ『迷える小爺』のように悩んでいたが(『ように』じゃなくて、そのものだ)、ふと(ってことはないが)「炒飯中華弁当」の横に「麻婆弁当(四川風)」というのがあるのを発見。これをお試ししちゃうことにした。
 価格はこちらの方が43円安い。

 「今日はこれ!」と、「炒飯中華弁当」と同じくメインのおかずが違ういくつものバリエーションがあるなかから、回鍋肉のものを買った。

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 「麻婆弁当(四川風)」が「炒飯中華弁当」と大きく異なる点は、もちろん麻婆豆腐が入っているからだが、そのほか焼売とエビチリが入っていない代わりに肉団子とやきそばが入っている。
 メインのおかず(回鍋肉)と炒飯の量は「炒飯中華弁当」より少なめだが、おかずとして麻婆豆腐(こちらの弁当ではこれがメインのおかずとなる)が、そして主食として焼きそばも入っているのでボリューム的には同じ感じだ。

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 麻婆豆腐はそれなりに辛い。加齢とともに舌の味蕾が鈍感になっているはずなのに、でも辛い。辛いが旨い。ただ辛いだけではない。
 なお、マーボー豆腐の下にはチャーハンは隠れていない。

 焼きそばはしょうゆ味(しょうゆだけでないのは明らか。オイスターソースも使われているのだろうか?)。これがまた、あっさりしていながらも実においしい。しつこくなくて飽きがこない私の好きな味。
 ほんのかすかに反省したのは、焼きそばにキャベツが入っているから、おかずは回鍋肉じゃないものにすれば良かったかなってこと。まっ、ちっぽけなことだが。いや、少しおさまってきたとはいえ高騰しているキャベツが食べられることに感謝だ。

 この日の夕食のメインも私が調理を担当した。
 グリル(魚焼きコーナー)で鶏の手羽中を焼いた。
 塩・コショー、または「にんにく岩塩」で食べるわけだから、調理ってほどのものじゃないんだけど。

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 あまりおいしく見えないって?
 いや、ちゃんと手羽中の味はした。

♪ 今日の一曲 ♪
 先日のブログ記事にコメントを寄せてくれたあるお方が、北海道は好きだけどシベリウスは苦手と書いていて、じゃあ自分はどうなんだろうとあらためて振り返ってみると、交響曲の第1番と第2番、ヴァイオリン協奏曲は好きでたまに聴く。交響曲第3番と第5番は年に1度か2度聴く。「カレリア」組曲はけっこう好きで、でも聴くのはたまぁに。「フィンランディア」はすっかり聴くことがなくなった。有名な「悲しきワルツ」とか「トゥオネラの白鳥」も聴くことはほとんどない。
 札響のサウンドはシベリウスの曲に合うが、それは札幌と北欧の気候が似ているせいだ、なんて言っていたわりには、私、シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)、そんなにいつもいつも聴いているわけではないことが判明してしまった。

 で、過去1回か2回しか聴いたことがない交響曲第6番ニ短調Op.104(1923)を聴いてみた。ブログでは一度取り上げただけで、自分がこの曲を好きだとも苦手だとも書いていない。
 今回聴いて、第1番や第2番よりもさらに透明感のある響きでそれこそ北国の空気の中で生まれたってサウンドだなと、わかってるような意味不明のような感想をもった。
 ハッカ飴を食べたときのような爽やかさがあるが、曲が終わったあとは、スッキリしたけどなんか終わっちゃったみたいね、みたいに私の心のなかからあっという間に曲に対する印象が昇華して消えてしまった。
 この曲とは私、お友だちになれない気がする。ま、記録によると初めて聴いたのが1989年のことで、それから36年。いまさら言うことでもないんだけど。

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ブラビアリンクの怪と、電源 OFF なのに録画した番組が再生できる謎

  命名「すたみなそば」
 先週の木曜日は、朝起きると10センチくらい新たに雪が積もっていた。
 この日は在宅勤務の日だったのであわてることはなかったのだが、それでも早々と家の前の雪かきをした。これまでも報告しているように、『掻いた』雪は空き地に運ばず庭に投げ込んでいるので、積み上がった雪山の上に放り投げる力はいるが、雪かき時間は大幅に短くて済んでいる。

 この日の昼は「ヱベツ百貨店」で買った「蝦夷開拓そば」を茹でて、玉子とじ力わかめたぬきそばを作って食べた。仰々しい名前だが、何のことはない。玉子とじそばに、焼き餅、ワカメ、揚げ玉(商品名は「あげだま」)もトッピングしちゃっただけだ。

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 「長寿庵」の「すたみなそば」には全然かなわないが(食べログを見ると、現在は1,500円のようだ)、「MUUSAN 監修家庭版すたみなそば」と呼んでもマルナカ様は許してくださるだろう。
 あまり品が良い感じがしない見た目だが、でもおいしかった。

  治療を無事終え、昼はチャーハン弁当
 7日・金曜日は、朝、数センチの新たな積雪。
 5時少し前に軽く雪かき。

 午前中に歯科医院へ。

 本当は1月に顔を出せというお誘いを受けていたのだが、なんだかんだしているうちにカップうどんと間違えて5分間放置してしまったカップヌードルのように延び延びになり、せめて1カ月遅れの2月には行ってわずかばかりでも誠意を見せようと思い、予約するために2月20日に電話したら、もう2月中はお互いの思惑が一致する日時に空きはなく、結局3月になってしまった。

 今回も、まだ朝起きると唾液に血が混じることがあるという状態が不評継続中なこと以外は、特に問題なし。「入れ歯は着けたときにきつくないに越したことはないのですが、いまの状態で緩いということはありませんか?」と医師が聞くので、「力そばの餅を食べてもまったく平気です」と私は周囲の笑いを誘ってあげた(といっても、笑ったのは医師で、もう一人そばにいた衛生士さんの反応は確認できなかった。少なくとも笑い声は聞こえなかった)。
 この日も歯科衛生士さんがこまめに「楽にしてください」と言ってくれたおかげで、頻繁に口を閉じて唾液を飲み込むことができたのでまったくもってオエッとなるようなことはなく(もちろんバキュームしてくれているが、それでも徐々に唾液や水がたまってきて苦しくなるのだ)、一切嫌な思いをすることなく治療終了。

 この日はいつもよりも予約時間が遅めで、治療が終わり会計を済ませたら11:30。
 ということは、もうあの界隈の店の前にも弁当が並んでいるだろうと、久しぶり北農ビルの地下に弁当を買いに行こうかなとも思ったが、わざわざそっちまで行ったのに食べたくなる弁当が見当たらなかったら無駄足になるので、確実性の高い東急百貨店の地下にやはりわざわざ行き、「点心札幌」の店舗の一つである「翠心」で「炒飯中華弁当」を買った(東急には同じく点心札幌の「包の家」という店もある)。この弁当には、青椒肉絲(チンジャオロースー)だったり酢豚だったりとメインのおかずが異なる何種類かがあった。私はなんとなくこれを買った。

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 食べてみて初めて鶏肉のオイスターソース炒め的な料理であることがわかった。が、私のチョイスに間違いはなかった。ちゃんとおいしかった。

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 ところで ESTA が営業していたときには、ここここでしばしば弁当を買っていた「点心札幌」。実はマツオのグループ会社だということを最近知った。もともとは1978年に五番館西武の地下食品売場でシュウマイや肉まんを売っていたという。

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 私もなんとなくその売り場の記憶があるようなないような(ときどき五番館の地下に昼食の弁当を買いに行ったものだ)。もしかして西友西野店にも入っていた?ガラス張りのなかで湯気立ちあがっていた、そんな記憶もあるようなないような。
 そして2014年12月に松尾ジンギスカンの「マツオ」の一員になったのだそうだ。

  何もしていないのに突然縁が切れた
 さて、この日家に帰ると、妻が「急にテレビのリモコンの『レコーダーホーム』ボタンを押しても反応しなくなった」と私に訴えてきた。

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 とりあえずタイツを脱ぎ、その前にズボンを脱ぎ、ワイシャツも脱ぎ、いわゆる『私服』に着替え、『レコーダーホーム』ボタンを押すと、テレビ本体下部中央の LED は点灯するが、本来なら入力が切り替わって画面がブルーレイレコーダーのメニュー画面になるはずが、テレビ画面のまま。
 サポートページで調べると、『ブラビアリンク』していたレコーダーの認識が変わってしまった場合は設定し直すよう説明があったので、その手順通りにやってみた。

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 やってみたが、『つないだ機器の HDMI 機器制御を有効にしますか』の画面で『有効』→決定とリモコンボタンを押しても、『機器が見当たらない』というつれないメッセージが。これは危機だ。

 何度やっても、いろいろやっても、有効にならない。こちらが技をかけても、相手選手から金をもらってえこひいきしてこちらの攻撃を認めてくれない柔道の審判員のようだ。

 とりあえずおなかもすいたし、ハイボールで喉を潤さないと脱水状態になりかねないし、夜分電話してもなんだから、明日また取りかかることにした。
 なお、これが直らないからといって、録画したものが見られないわけではない。ひと手間かかるが、テレビの入力切替をして、レコーダーの電源を入れて、ふつうに操作すればよい話なのだ。

 翌朝。
 土曜日なのになぜかけっこう早い時間に目が覚めた。目が覚めた瞬間に忘れてしまったが、きっとテレビとレコーダーが手をつないでいる夢を見ていて、はっと目が覚めたに違いない。
 外を見ると10センチくらいの新たな積雪(江別の土木事務所での観測では23センチ)。
 土曜の朝なので、あまり早くからガサゴソと音をたてては悪いと思いー雪の下は一度融けてまた凍っているので雪かきをするとうるさいのだー7時過ぎに軽いとは言い切れないくらいの雪かき。

 家に入り、気になって食事も喉に通らないので、しつこく「ブラビアリンク」の設定に挑戦。
 しかし、相変わらず『機器が見当たらない』』というつれない反応。
 この世に二人だけの世界の相思相愛の関係ようになんの障害も不都合もなく、ケーブルをつなぐだけで当たり前のように結ばれなければならないはずだ。だって、テレビは『BRAVIA』で、レコーダーはこれが最適とケーズデンキでおすすめされた SONY のブルーレイレコーダーなのだ。なのに、なぜこうなってしまうのだ?
 サポートページにも「機器が見当たらないとつれなくされた場合は」というQ&Aは見当たらない。

  何もしていないのに急に復縁した
 そのとき、ふとリモコンの「レコーダーホーム」ボタンの横に「録画リスト」ボタンというのがあるのを初認識。

 これを押してみると、あ~ら不思議。テレビに録画リストが表示された。でも、レコーダーの存在を認識していないはずだ。あるいは「ブラビアリンク」ではない『ふつう』のレコーダーとして反応してるのか?いや、そんなばかな。
 と、さらにレコーダーの電源ランプが消灯したままで、表示ディスプレイも暗黒星雲のように暗いままなことに気づいた。つまりレコーダーの電源が入っていない。

 テレビのリモコンでリストの中から適当に番組を選び再生してみると、あら、再生できるではないか!レコーダーの電源は OFF のままなのに。

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 不思議だ。まるで狐につままれたようだ。
 これらの録画はレコーダー以外のどこか秘密の場所に保管されているとでもいうのか?

 試しに早送りしてみる。
 するとレコーダーからカタカタというかすかな音が。

 ということは、やはりこの録画はレコーダーから再生されているということだ。
 じゃあ、なぜレコーダーの電源ランプもディスプレイの表示も点灯しないのだろう?
 テレビのリモコンの「録画リスト」ボタンから録画リストを表示させ、再生する場合には、レコーダーは見かけ上 OFF のふりをするという仕様なのだろうか?そうとしか考えられない。

 そんな怪奇現象を経験したあと、もう一度しつこい男のように「ブラビアリンク」の設定を試みる。
 いや、試みるというか、その途中の過程で何事もなかったかのように「ブラビアリンク」の相手先としてブルーレイレコーダーの機種型番が表示された。ということは、『有効な機器が見当たった』のだ。自然に。
 いままで再三にわたり『有効にする』で『決定ボタン』を押しても、『種類』のところは空欄で「機器が見当たらない」ととぼけていたせいに、突如認識し、そのレコーダー名が表示されたのだ。

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 もしかすると『録画リスト』ボタンを押して録画したものを再生したので、「おっと、うっかりしてた」とブラビアがリンクしていないことに気づいたのだろうか?
 なぞは深まるばかりだが、事務仕事しかできない嘱託社員の私が複雑な物理学について考えたところで、何かわかるわけがない。

 間違いなく言えることは、前の晩に SONY に問い合わせなくてよかったということだ。

 「にほんブログ村」のときはすぐさま問い合わせたが、その回答が理解できず茫然とし放置せざるを得なかったが、自然と問題は解決した
 
 また、すぐさま不調をブログで報告した「BookLive」アプリのインストールができない件
 これは、(その後試していないが)未解決なままだ。

 つまり、「あわてない、あわてない」が功を奏することもあるってことだ。今回も結果的にそれに近い形で解決した。

 とにかく、解決するかダメかはともかく、なんでも焦ってすぐさま騒ぎ立てたり思い悩んだりするのはあまり賢いやり方ではないようだということに気づき始めた今日この頃の私である。 

 ※ このテレビとレコーダーの話は、後日談がある。それについては、こちらを
 
♪ 今日の一曲 ♪
 シェーンベルク(Arnold Schoenberg 1874-1951 オーストリア→アメリカ)の「急転(Peripetie)」。
 「5つの管弦楽曲(5 Orchesterstucke)」Op.16(1909/改訂'22,'49)の第4曲。

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   タワレコ(広告) シェーンベルク: 5つの管弦楽曲、チェロ協奏曲、ブラームス: ピアノ四重奏曲



おかわりしちゃった爺特製肉そぼろ、またはテーブルの上での連結ごっこ

  お孫ちゃんの笑顔が見られるのは自分が齢を重ねた賜物
 こないだの土日。
 長男一家が遊びに来た。
 お孫ちゃん(兄)は着くなり「トイレ、新しくなった?」と私に聞いた。パパから「おじいちゃんの家のトイレが新しくなったらしい」と教えてもらっていたのだ。私も妻も、トイレをリフォームして良かったと、あらためて実感した瞬間だった。

 この日は朝のうちに、前回の過ちを繰り返さないよう買っておいた豚挽肉で、肉そぼろを作った。
 お兄ちゃんはご飯にかけて「おいしい、おいしい。おかわり、おかわり」と言って食べてくれた。褒められておじいちゃんの気分はハ長調!

 前にも書いたかもしれないが、私は肉そぼろを作るときは、最初に挽き肉を茹でて脂を抜くことが多い。そのあと炒めながら砂糖、みりん、しょうゆ、おろししょうがで味つけをする。脂を抜くことで冷蔵保存しても脂がギトギトして固まることがない。だが私の作り方は、ギトギトが好きな人にはお薦めできないのは言うまでもない。

 お孫ちゃんのためにコキとコキフを買っておいたことを報告したが、それを見せるとお孫ちゃんは大喜び。私の心も穏やかな幸福感に満たされニ長調気分となった。コキとコキフを連結してテーブルの上で押したり引いたりして遊んでいた(私ではなくお孫ちゃんが)。こうなるともう2両くらい連結できるようにするともっと喜ぶに違いないと、爺さんは追加購入を密かに決意したのであった。

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 もうすぐ1歳の誕生日を迎える弟ちゃんの方も、ずいぶんと活動的でハイハイするスピードも速いので目が離せない。
 そして、抱っこしてもなかなかの重さになっているので、月曜日には腕がダル重だった。でも、かわいい孫を抱っこして、腕や肩が丈夫に鍛えられるなら一石二鳥ってものだ。

  齢をとっても元気いっぱい、揚げ物完食
 その月曜日は午前中に出かける用事があったので、朝の札幌駅到着時に札幌駅立売商会(弁菜亭)で弁当を買うことはせず、用事を済ませたあと東急百貨店の地下に寄った。「天一」があった場所はまだ別な新しい店は出店しておらず、パネルで囲われていた。

 この日は「玉藤」の「ミックスフライ弁当」を購入。
 メンチカツもエビフライもイカフライも、さすが専門店の味でおいしいのはすでに承知のことだが、タルタルソースは1袋で間に合うのだが、ソースは1袋ではなく2袋にしていただけると、さらに満足度はアップする。だって、メンチカツもイカフライも大きいんですもの。これ、個人の感想だし、前にも書いたことだけれど。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「ヴァイオリン伴奏のクラヴサン・ソナタ(Sonates pour le clavecin, qui peuvent se jouer avec l'accompagnement de violon)」Op.1?。
 ハ長調K.6(1762⇔64。4楽章)、ニ長調K.7(1763⇔64。3楽章)の2曲から成り、フランスのヴィクトワール王女に献呈された。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタの通し番号では第1番、第2番となる。

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お客さん、チェンジは不可です。最後の機会に拒否された私

  店の方針が変わった?
 今週のはじめ。
 「そうだ。今月いっぱいで札幌東急百貨店の『天一』が退店するんだった」ということを思い出し、食べ納めをしようと、天丼弁当を買いに行った。いつもの『竹』である。

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 えっ?サツマイモ(いも天)が入ってるじゃないかって?
 そうなのである。デフォルトの盛り付けである。

 この日以来、4年半近くにわたり、毎回いも天を同じ価格のナス天に替えてもらっていた私。
 もちろんこの日も「サツマイモをナスに替えていただけますか?」と店員さんに言った。

 その店員さんー初めて見る人だったかもしれないーは、振り返ってガラス張りの厨房に行き、中で天ぷらを揚げているおじさんにそれができるか尋ねた。と、そのおじさん、私に向かってひと言、「替えられないです」とだけ言った。

 ???
 ボラギノールのテレビ CM が突然動画になったのを目にしたかのように、意表を突かれた。
 「いままでは替えてくれていたのに、今日はどうして替えてくれないのですか?」と喉まで出かかったが、ここでそんなことを言ったところで良いことなんてひとつも起こらない。

 店員さんに「では、ナス以外で替えられるものがありますか?」と言うと、すまなそうに「替えられないんです」と言う。聞きに行ったときに「天ぷらの組み合わせは変えられない」とでも言われたのかもしれない。

 妥協するしかない。
 「わかりました。では竹を1つ下さい」
 「すいません。よろしいですか」
 「はい」と、腑に落ちないが購入を決意した。

 いままで毎回まったく問題なく替えてくれていたのに、退店を前にして方針が変わったのだろうか?イレギュラーなことはしない、と。でも、そもそも最初にいも天が苦手ならナスはどうですかとすばらしい提案してくれたのはお店の人だったんだけど(もちろん単品のいも天とナス天は、この日も同じ値段で売られていた)。

 そういえば今回、弁当のサンプルのうち、「特製天丼」のサンプルは置かれていなかった。退店を前に弁当のメニューも二種類に絞ったようだ。

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 こっちのわがままといえばそれまでだが、最後の最後に起こった『いも天不可避事件』。
 長年の感謝を込めて温かい気持ちでここでの最後の買い物にしたかったが、ちょっぴり苦く悲しい幕切れとなってしまった。
 いも天?私にはおいしく感じられなかった。だって、苦手だから。

 昨日の記事で、『日中の札幌駅の切符を買う人たちの数がひどい。特に西改札側が』と書いたが、この日天丼弁当をぶら下げて東改札側に行くと、いやいやこちらもかなりの混雑ぶり。これじゃあ、切符を買う必要があるときにはかなり時間に余裕をもって駅に行かなくてはならない。やれやれだ。

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♪ 今日の一曲 ♪
 テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767 ドイツ)の「ターフェルムジーク(食卓の音楽。Tafelmusik)」(1733刊)の第1集から「終曲(Conclusion)」ホ短調TM.Vol.1-6。
 編成は2fl,Str,bc(通奏低音)。

Telemann Tafel


2024(令和6)年を振り返る(2)

 昨日の記事に引き続き、年の後半を振り返ることにする。

  7月
 9月が車検月のレガシィ B4。
 車検を受けて2年後に買い替えかなと思い、一応最近の中古車の価格動向を知っておこうと SUBARU に見に行って、そこでインプレッサ・スポーツを買うことにしてしまった。

  8月
 7 or 8年ぶりに次男が帰省した。

 初めてコストコに行ってみた
 夫婦2人暮らしなら特に買うものはないなというのが私の感想。

 インプレッサが納車された。
 アイドリングストップになじめない私。最近は運転する前にアイドリングストップを OFF にすることが多い。ネット情報によると、近年、バッテリーに優しくないアイドリングストップ機能を装着しない車種が増えてきているらしい。

  9月
 au のホームゲートウェイの無線LAN機能を利用する料金が値上げ。そして、これまではスマートバリューの割引きで相殺されてゼロ円だったものが、月に330円かかるようになるため、無線 LAN 機能の利用を停止(解約)。再び自前で無線 LAN ルーターを購入した。

 20年数年ぶりに札幌市青少年科学館に行った
 私独りで、ではない。お孫ちゃんたちとだ。
 青少年でない上に札幌市民でもない私も、無事入館させてもらえた。

  10月
 ブルーレイディスクレコーダーが壊れたことが発端となって、新しいブルーレイディスクレコーダーのみならず、新しいテレビとテレビスタンドを買った。

  11月
 スマホを買い替えた
 もう「au スマートバリュー」が適用されている恩恵(上記9月の出来事のこと)がなくなり、これを続ける意味もなくなった。そこで、賢い節約術のため、キャリアも au からソフトバンクに替えた。

 11月、November、Novembre、霜月だというのに、こんな時期に(おそらく)蜂に刺された。
 私の体について外から入ってきたのかどうかわからないが、手が腫れ始めた日の夕方に帰宅すると、2階の寝室に1匹のハチが飛んでいるのを発見。その場で近くにあった「北海道時刻表」で床に叩きつけた。この状況から、手の腫れはハチに刺されたとしか思えない(そのハチの写真を撮るのを忘れたのは失態だった。憎しみのあまり冷静さを失っていたのだ)。手の痛みはまだ『少し』以上『それなり』未満に残っている。

 マイナンバーカードの更新のため、市役所を訪れた。
 運転免許の更新のように、5年ごとに市役所に行かなければならないとは、もっと歳をとったらけっこうめんどうなことだ。運転免許証なら歳でよぼよぼになって返戻すれば、もう行かなくて済むのに。

 「年金請求書」が届いた
 年金生活が現実味を帯びてきた。

  12月
 札幌東急百貨店地下の「天一」が1月末をもって退店するということを知り、自分へのクリスマスプレゼントとして25日に最上位の天丼弁当「松」を初めて買って食べてみた。またの名を「特製天丼」である。1,425円。
 たまたまこの日の店員さんの気分で、ではなく、『特製』ゆえなのだろう。容器が違う。「」は白い容器でふたは透明だが、「特製」は全体が品格のある黒だ。そしてまた、「竹」はポリ袋に入れて渡されるが、「特製」は紙袋に入れて渡された(手提げ袋ではない)。さらには「特製」にはお手拭きまでついていた。


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 載っている天ぷらは、ピーマン、なす、海老2本、いか、きす、だ。
 ふだん買っている「竹」(972円)はさつもいもが載っていて、いも天が苦手な私はそれを同じ価格のナスに替えてもらっている。そのため『私の竹』は、いつもピーマン、なす、海老2本、いか、だ。

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 ということは、『私の竹』と「特製」との差は、きすの天ぷらがあるかないかだけってことになる。
 きすの天ぷらだけで453円アップということは、いくら容器や包装が違っていてお手拭きもついているからといっても、価格差がありすぎる。

 たぶん、「竹」とは海老の大きさとか、天ぷらのアイテム数以外の素材の高級化がなされているのだろう。食べていて私には違いはわからなかったけど。でも、「竹」のときより満足感が大きかった気はする。

♪ 今日の一曲 ♪
 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「青少年のための管弦楽入門-パーセルの主題による変奏曲とフーガ(The young person's guide to the orchestra - Variations and fugue on a theme of Henry Purcell)」Op.34(1945)。

BrittenStern


道産バター2種使用のセコマのX'masケーキを予約しちゃった師走の初日

  サツエキ周辺のデパ地下から天ぷら専門店が消える
 今年の12月は日曜日で始まった。
 その1日・日曜日はいつもと違ってしょうゆではなくみそラーメンを食べたかったので、菊水の「濃厚味噌」スープを使ってみそラーメンを食べた。
 しばらくぶりに食べても「濃厚味噌」はとても濃厚だった。体が温まった。

20241201NoukouMiso

20241201RamenNoukouMiso

 そしてこの日、私はセイコーマートのバタークリームのクリスマスケーキをネットで予約したのだった。

20241201SecomaCake

 セコマのクリスマスケーキを買ってみるのは初めて。
 大好きなバタークリーム!
 楽しみだ。

 月曜日。
 朝の通勤電車134M は先行するライラック4号が遅延したため、江別駅を4分遅れで発車。札幌駅に着いたときも4分ほど遅れ。

 西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンはすでに営業開始中。
 「今月のおすすめ弁当(師走)」と迷ったが、「日替り弁当 A(ミックスフライ)」にした。
 過去にも買ったことがあるが、ミックスフライといっても、メインはトンカツ。
 エビフライのエビの存在感がなさすぎではあるが、こういう弁当にアルアルなこと。そしてまた、タルタルソースが地味においしい。
20241202MixFry1

20241202MixFry2

 この日の夕方は、用事があって A 社へ。
 九帆さんF さん上原さんと話をしてきた。

 千葉さんとも話をすることができた。
 なんと、千葉さんは私がみそラーメンを食べた日に(つまりこの日の前日)、札響の定期演奏会を聴きに奥さんと Kitara に行って来たそうだ。

20241201SSO665th

 初めてのクラシックのコンサートにとまどいもあったようだが-たとえば何度も続くカーテンコールなど-その話しぶりから、マーラーの交響曲第1番を堪能したようだった。

 この日は九帆さんと氷山さんとお酒を飲むことになっていた。お誘いしてくれたのだ。
 会食開始時間まで時間があったので、店は道庁近くの「おたる三幸」だったのだが、わざわざ東急百貨店のなかの「Hands」に行ってみた。ねちっこく、あのカレンダーがほんとに姿を消したのか確認するためだ。

 ほんとになかった。
 当たり前だけど。

 そのあと、地下食品売り場に行ってみた。
 「天一」でこんな案内が。

20241202Ten_ichi

 た、い、て、ん……

 もう、思い立ったが吉日とばかりに「天丼弁当」を食べようと思っても、それはかなわぬ夢となる。
 悲しい。

 大丸百貨店の地下にあった「つな八」の売り場が無くなって久しい。
 つまりサツエキ周辺では天ぷら専門店の天丼弁当を買うことができなくなるということだ。

 沈んだ気持ちになったが、お酒を飲み始めたらそのことを忘れてとても楽しい時間を過ごすことができた。

 写真はお通しの「酢モツ」。
 お下品ながらも「スマタみたいな響き!」と言ったら、九帆さんはとてもうれしそうに笑ってくれた。

20241202Sankou

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第1番ニ長調巨人(Titan)」(1883-88/改訂'93-96)。

Mahler1BernsteinOrg



かつてあちこちで店を見かけた「リトルスプーン」がキヨスクで買える!

  未経験だけど懐かしいのはよく目にしていたから
 その日の札幌駅立売商会の日替り弁当 A が何だったかわからないまま終わった日の帰り。

 近頃の Kiosk の弁当事情はどうなっているんだろうと、かつてはよく利用していたキヨスクのラッチ中店を覗いてみた(それにしてもキヨスクがどんどん閉店し、残っているこの店が激コミになるのは不便なことだ)。 
 夕方の4時少し前だったので弁当の数も少なくなっていたが、初めて見る「リトルスプーン」監修というチキンカツカレーがあった。

20241112LittleSpoon

 リトルスプーン。

 懐かしい!
 かつては札幌市内でいくつも店を展開していた。

 次回、ラッチ中店がたとえ朝で混んでいても、レジに並んで買ってみようか……
 一瞬そう思ったが、考えてみれば私はリトルスプーンのカレーを食べた経験がない。つまり、この弁当を見て懐かしく思ったのは、その名前とシールの色合い。かつてマチナカでよく目にした看板を思い出して懐かしく思ったわけで、味は知らないのだ。

 翌朝。
 江別駅に行くと、私に断りもなく、いつも乗っている134M 列車は運休(家を出る前に JR 北海道のサイトで運行状況を確認したときは『〇』だったのに……)。
 スマホで調べると、うん、いま駅員がアナウンスしていることは冗談ではないようだ。やっぱり現実は現実として受けいれなきゃならない。

20241113JR_ScreenShot1

20241113JR_ScreenShot2

 私が駅に着くのは6:55から6:58くらいの間なので、岩見沢から来る江別7:03発の小樽行き(132M)に乗ることができた。

 電車が札幌駅に着いたのは7:30すぎ。
 キヨスクはそれほど混んでいなかったが、でもリトルスプーンのチキンカツカレーは買わなかった。
 札幌駅立売商会のワゴンは、というと、ワゴンだけはもう置いてあったが、店員の姿も商品もなかった(でも、この時間にもうワゴンを移動させてきているとは!)。

  カツカレーが気づくとチキンカレーに
 この日は午前中に出かける用事があったので、その帰りにデパ地下で弁当を買うことにした。
 その外勤のときに、わざわざ弁菜亭ワゴンをのぞいてみたら、カツカレーがあった。急にというかやっぱりというか、カツカレーが食べたくなったが、そうだ、とんかつ専門店である玉藤のカツカレー弁当を食べてみようと、急に妙な意欲がわいてきた。

 用事を済ませ、11時に東急百貨店の地下の玉藤に行ったが、なんとまだカツカレーは並んでいなかった。このとき、かつ重が並んでいたら迷わずにカツカレーからかつ重に方針転換したと思うが、かつ重の姿もまだなかった。
 こうなると焦って正常な判断ができなくなってしまい、カツカレーを求めていたくせになぜか私はカツ欲求から遠のき、「ビエンナーレ」のチキンカレーを買ってしまった。チキンカツカレー → カツカレー → チキンカレーと、私の頭の中は変遷をたどったのだった。

20241113Biennale1

20241113Biennale2

 そのチキンカレーはこれまた本格的でスパイシー。そして私にとってはけっこうな辛さ。
 私はその辛さに泣く思いで食べたのだった。
 こんなことなら札幌駅立売商会の600円のカツカレーを買って食べるべきだった。食べたことはないが、カレールーの味はなんとなく私の口に合いそうな気がする。

 でも、職場でカレーの香りを漂わせるのはちょっとした迷惑行為に当たるかもしれない。

♪ 今日の一曲 ♪
 M.モンク(Meredith Monk 1942/43?-  ペルー→アメリカ)の「近ごろの婦人(Our Lady of Late)」(1973)。

MonkLady


太ももまでびしょびしょになってしまった『大安』の夜

  おそとが見えないよぅ
 今週の月曜日。

20241021JR134M

20241021JR134M2

 天気も良いし、通勤電車がクロスシートの721系でちょっぴりごきげんだった私は-それにしても窓の不透明度合いは絶望モノだ。子どもが窓から外を見る楽しみまでなくなってしまっている-期待と不安を胸に、西改札前の札幌駅立売商会のワゴンに向かった。

 幸いこの日も正規の開店時間の20分前だというのに、すでに販売を始めていた。
 そして、そこにある「日替り弁当 A」を目にし、私はうれしさのあまりギャロップ(galop)で西コンコースを左へ右へと動き回りたい気分になった。ギャロップというのは19世紀の中頃に流行した2/4拍子の急速な輪舞である。しかし、私は実際には踊らなかった。ギャロップがどんな踊りなのか知らなかったからだ。

 この日の「日替り弁当 A」はメンチカツだったのだ。そう聞くと、あなたも私が歓喜と狂乱に襲われたことをご理解していただけるだろう。

20241021Menchi1

20241021Menchi2

20241021Menchi3

 そして昼に食べて、またまたハッピーフィーリングに。
 でも、前に書いたように、メンチ自体の味は幕の内弁当のメンチの方が私の舌に合っているかも。

 火曜日の昼は『家ラー』。

  朝は小雨、でも帰りはかなりの悪天候
 そして水曜日。朝から雨。しかし、駅までの通勤路では風も弱く小雨でおさまってくれていた。
 この日の電車も721系。

20241023JR134M

 9時半に外出する用事があったので弁菜亭ワゴンでは弁当を購入せず、用事が済んだ10時半ころに東急百貨店の地下に寄った。

 まだ開店から30分しか経っていなかったが、「玉藤」を覗いてみると、この日はすでに「特製弁当」が並べられていたので購入。久しぶりに買ったが、おやおや、50円値上がりしている。それでもコスパはかなり良いけど。
 
20241023Tamafuji1

20241023Tamafuji2
 
 帰りは強い風と雨で、すっかり濡れ鼠状態。
 濡れたズボンが太ももにまとわりつき、靴の中もびしょびしょ。家の玄関に入ると、その場で下半身ヌードショー(いや、パンツを脱ぐのはがまんした)。

 ってことで、週の前半が終わった。

♪ 今日の一曲 ♪
 カバレフスキー(Dmitry Borisovich Kabalevsky 1904-87 ソヴィエト)の組曲「道化師(The comedians)」Op.26(1939)から「ギャロップ(Galop)」。

 小学校の運動会なんかでよくかかる、とても有名な曲である。

MasquaredeSuite


衣の中はとろりとして甘いオニオンちゃん。翌日は衣の下のご飯が……

  ロングシートの733系だとちょっとがっかり
20241017JR134M

 先週の火曜日の朝は、毎日札幌駅西改札前に設置される札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンの姿はあったものの、まだ弁当類が並んでいなかったので(本来の営業開始は8時。私が行ったのは7:40ころ)、ファミマのおにぎりの弁当を食べたということを報告したが、翌日の在宅勤務-この日はマルちゃん正麺を食べたわけだが-明けの木曜日の朝は、すでに「西コンコース臨時売店」は営業を始めており-ありがたいことだ-この日は「日替り弁当 A(串カツ)」を買った。

 完全なる想定内のことで、弁当に入っている小ぶりな串カツには『あるある』な話だが、串カツの衣の中には肉片はわずかで、玉ねぎフライと改名させてあげたい一品だった。しかし、甘みのあるタマネギがこれまたおいしかった。

20241017Kushikatsu1

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  次の日も、また733系
20241018JR134M

 金曜日の朝も臨時売店はすでに営業を始めてくれていた。この日の「日替り弁当 A」はチーズハンバーグ。このチーズハンバーグも私の好きな味だが、なんとなくハンバーグの気分ではなかったので、ここでは買わず、午前中の外出ついでに東急百貨店に立ち寄り、「天一」の「天丼(竹)」を買って会社に帰った(もちろんサツマイモ天はナス天に変更)。

20241018Tennichi1

20241018Tennichi2

 気のせいかもしれないが、少しばかりご飯がふっくらしてなくて食感が良くないと感じた。汁通りを良くするためにはこのくらいの方がいいのかな。
 それにしても、天丼には赤だし系の、このセブンイレブンの「なめこ」みそ汁がよく合う。

 なお、「お菜屋 ふく亭」があった場所は、隣の「梅祭」が店舗拡大で使っていた。

20241018APIA_Umesai

 土曜日は(結果的に)雨の中、タイヤ交換をしたが、そのあと期日前投票に行ってきた。
 親切で秘密ごとを隠せない私は、出口調査にも協力した。

♪ 今日の一曲 ♪
 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「民主主義を進めよ(Advance democracy)」(1938)。

 今日の私の選曲にも政治的な意図はまったくない。

BrittenChoralEditionBox


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