新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は江別市「らーめん しょう」の味噌ラーメン。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

チェロ協奏作品

純喫茶で逢いませんかぁ~?♪カバレフスキー/vc協2

  いえ、「TOKYO2020」じゃなくて……
 今日のタイトルを、むかしテレビで流れていた札幌駅名店街の CM の「さっぽろぉ~えきであーいーませんかぁ~」のメロディーで口ずさんでみていただきたい。
 えっ?そんな CM 知らないって?
 そっか、そうだよな。かなりむかしのことだもんな。

 さて、今週の初めに檜さんと食事をした。檜さんととゆっくり話をするのはこのとき以来。まだ、私が大阪で勤務していたころだ。
 その約半年後に札幌に転勤となり、檜さんとは年に何回か偶然に顔をあわせたり、そのたびにメールをやり取りし「今度、また食事でもしましょう」と誓い合っていたのだが、コロナだのなんだので延び延びになっていたのだった。
 そして、先月の末に檜さんから電話が来て、一緒にランチを食べる約束が成立。ようやくゆっくり会って話す機会を持つことができたのだった。

 檜さんが指定してきた店は北海道庁近くにある「純喫茶 オリンピア」。
 この店、私は一度だけ、いまから20年くらい前に入ったことがある。道庁に用事があったのだが、指定された時間まで待つためにここでコーヒーを飲んだ。
 「オリンピア」の名は、東京オリンピックが開催された1964年に開店したことに由来するという。

 檜さんは11:30に店の中で待っていてほしい言ったが、私は「嫌だ」と答えた。だって、中で待っていて、もしすっぽかされて来なかったら困るではないか!なので店(ビル)の前で待ち合わせることにした。

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 檜さんは11:28にやって来た。
 店に入ると、圧倒的に女性客が多い。デザートがお目当てのようだ。

 檜さんに「よく利用するの?」と尋ねると、「いいえ」と言う。なんでも少し前にたまたまここに入ってみたら、雰囲気が気に入ったので、今日もここにしたということだった。

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 メニューの写真が見にくくて申し訳ないが、私はランチの A(ミニハンバーグ+ミートスパゲティ)、檜さんは B(ミニハンバーグ+ビーフカレー)を注文した。ハンバーグもスパゲティもむかしの洋食屋さんって感じのもの。超感動的なおいしさではないが、ほっとする味(店内では話に花がてんこ盛りだったため、撮影失念)。

 限られた時間のなか-次から次とお客さんが来て満席状態が続いているので、喫茶店とはいえ長居しづらいのだ-いろいろな話をしたが、この数年間は檜さんも仕事でいろいろな困難にぶちあたったそうで、たいへんだったようだ。

 LINE を交換しようと言われたが、私は LINE は妻とだけだからとお断り(厳密には、ほかに江別市と「帯広2015の会」が友だちとして登録されている)。今後もメールでやりとりしましょうねということにした(ただし、檜さんとはインスタグラムで相互フォローしている関係にもなっている)。

 偶然にも、この日は夜も飲酒を伴う会合があったのだが、その報告はまた後日。

 1964年に生まれた楽曲の中から、今日はカバレフスキー(Dmitry Borisovich Kabalevsky 1904-87 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第2番ハ短調Op.77(1964)を。

Kavalevsky Vc

名古屋時代の仲間と「よし兵衛」で牛タンに舌鼓!♪PMD/炎の舌

  そこには葦山課長の姿も
 先日、若園課長に会った。若園さんの顔を見るのは、私が名古屋から大阪に転勤することになった2018年1月末以来だ。やや6年近くぶりということになる。
 若園さんは2年ほど前に A 社の札幌の本社に転勤になったが、コロナが流行っていたということもあったし、もともと仕事柄出張が多い人なので、なかなか会う機会が見いだせないでいた。しかしようやく実現した。
 私が A 社を訪れたのだが、若園課長がいるそのフロアには上原課長や回平さん-このお二人とは3月にお酒を飲む機会があった-や、これまたおよそ4年ぶりに顔を見る葦山課長の姿もあった。今回アポをとっていたのは若園課長と上原課長なので、葦山課長とはほんの立ち話(未満?)。

 30分ほど応接室で思い出話をしたあと、お昼ご飯を食べに行きましょうということで、「よし兵衛」という牛タンのお店に連れて行ってもらった。若園課長お薦めの店だというが、こんなところに牛タンのお店があるとはまったく知らなかった(このビルに入るのは、30年以上前に一度、眼科にかかったとき以来だ)。だから、今日のタイトルで「よし兵衛で」なんて日常的なことのように書いているが、私にとって「よし兵衛」初体験だったのである。

  勝手にプレッシャーを感じそうな造りと思いこむ私
 店内はあまり広くない。
 カウンター席の内側に焼き台があるが、焼いている大将からは店内が見渡せる造り。私たちはそこから一番離れたテーブル席に着いたが、それでも(監視しているわけではもちろんないが)大将からは丸見え。
 これが私一人なら、「噛み切れなくて残したらどう思われるだろう?」「おなかがいっぱいになって残したらどう思われるだろう?」「混んできて相席になったらどうしよう?」などと考えてしまって、瞬時に食欲不振モード、さらには吐き気モードになってしまうと思う。
 しかし、今回は若園課長と上原課長と一緒でそれだけでリラックスできるし、若園課長がご飯を少なめにとオーダーしたので、私もそれに便乗させてもらった。初めて来た店なのでもともとご飯の量がどのくらいなのか知らないが、量が多くて涙が出そうという状況は、これで回避できると予想できた。
 3人とも「牛舌定食」を頼んだのだが、運ばれてきた牛タンはやわらかく、部分入れ歯の私でもまったく問題なし。しかも絶妙な塩加減でとってもおいしい。テールスープも絶妙な味加減。おいしい料理を口にしながらの楽しい会話。充実したひとときだ。店に入ったときによぎったいろいろな不安は杞憂に終わった(そのあとおなかをこわすこともなかった)。

 なお、今回は写真を撮らなかったので、ネットで紹介されているものの中から3点ほどお借りした。

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Yoshibee

 P.M.デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「炎の舌(Linguae Ignis)」(2002)を。

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江別のゆめみ野南町にラーメン店オープン♪タヴァナー/奇蹟のヴェール

  のれんは出ていなかったけど……
 先週の仕事帰り。
 K's デンキに用事があって、私は高砂駅で下車。ケーズに寄ったあと、きらら街道を南幌方面に向かって歩いて行った。
 すると、きらら街道と南大通の交差点近く、以前「すし一丁」だった建物の前にのぼりが立っていて、入口に明かりが灯っている。
 近くに寄ってみると、ラーメン屋になっていた。数日前もこのあたりを歩いたのに気づかなかった。
 店の名は「らーめん しょう」。「すし一丁」だったこの建物の半分を使っている。

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 のれんはかかっていないが、なかでは女性2人が食べているのが見えた。
 私としてはとても一人ではこの小空間に入る勇気はないので、こんど妻と来てみようと思う(月曜日が定休日らしいが詳しいことは未確認)。
 このあたりは夜は真っ暗。なので、ラーメン屋があると気づかずに通り過ぎる車は多いだろう。明かりが灯る看板があればいいのに。

 ラーメン店の隣の残り半分のスペースも工事中だった。
 きっと、ここも新たに何かの店ができるのだと思う。

  衣が邪魔をしないザンギ
 ところでこの日の昼は「すし一丁」を出店していた「にぎりや」が運営している「ZANGI 一番」の弁当を買った。北農ビルの地下である。
 この日は牛坂さんと F さんのところに、わが社のカレンダーを持参。その帰りに、めぼしい弁当があるかなぁと、しばらくぶりにここに寄ってみたのだ。

 11:30すぎのこの時間。「ZANGI 一番」や「菅家」「とれたて北海道」など各店の前は弁当がずらりと並んでいた。
 そのなかから、私は「ZANGI 一番」の「生姜焼き&ザンギ弁当」を選んだ。ちょうど店のお兄さんが弁当のふたに品名と価格を書いているところだった。そのお兄さんにお金を渡し、お兄さんはおつり400円と箸をくれた。弁当は勝手に手にして持って行ってって感じだった。

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 さすが、ザンギ専門店だけある。バランスの良いしょうゆ加減の味が浸み込んでいて、そして衣が薄いヴェールのよう。衣をまとっているという見た目では、まったくない。ということは、衣で肉の大きさをごまかしていない。こうじゃなきゃ。肉そのもの食感だ。
 豚の生姜焼きは濃い目の味付け。生姜がたっぷりでこれも美味。ご飯のやわらかさもちょうど良い。
 ビルの地下を探検しに行ってよかった。

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 その帰りに、MOGMOG ストリートを通ったら、D×M MARKET の店はすでに無くなっていた。

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 たまたま「にぎりや」が経営している「ZANGI 一番」の弁当を買った日の夜に、かつて「にぎりや」が出店していた「すし一丁」の跡にラーメン店がオープンしたことを知ったのは、偶然としてはできすぎのように思える。
 そんなふうに偶然を強引に意味があるようにこじつけて考えながら、昨日の昼はラーメンを作って食べた。タンパク質補強のため、溶き卵をレンジアップしてのせた。なお、麺は菊水、スープは西山である。

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 タヴァナー(タヴナー。John Kenneth Tavener 1944-2013  イギリス)の「奇蹟のヴェール(The protecting veil)」(1987)を。 

Tavener

どこの駅弁の味なのかな?♪カーニス/ムジカ・セレスティス

  空腹感が消えたのは空気のせい
 実は、今週の月曜日は人間ドック受診日だった。
 もちろん、約束ごとをきちんと守る私は、ちゃんと受診しに行って来た。

 前日は、昼過ぎにアサヒのノンアルコールビールを買って来て、夕食時にそれを飲んでいたら、妻から「いつもと同じ生活で検査を受けないと意味がない」との指摘を受け、まったくその通り、反論の余地もないと妻の主張に賛同した私は急きょ飲み物をハイボールに切り替えて、『いつもの自分』を取り戻した。

 検査結果は後日郵送である。
 私もあなたも、結果が届くのを心静かにして待ちましょう(胃については、その場で異常は見当たらないとありがたいお言葉をいただいた)。

 ドックの最後の、そしていちばん苦痛を伴うイベントである胃内視鏡検査が終わったのが11時。
 医師が「すまないけど、12時まで食事はがまんしてね」と言う。
 「はい、がまんできます」と、優等生のように答える。

 デパ地下(閉店まであと10日となったESTA)に寄って、ちょっと奮発した弁当を買って会社に戻ろうかとも思ったが、エスタに行くと遠回りになるので今日はコンビニ弁当に甘んじようと、会社近くのセブンイレブンに寄る。

 おなかが空いているはずなのに、脂っこい弁当に食指が動かないのは、胃カメラを飲んだあとで喉のあたりに違和感があることと、胃の中に空気をたっぷり注入されたせいだろう。
 結局、意外にもふだんより控えめっぽく「おにぎりランチ」と、さすがにこれだけでは足りないので「かにめしおむすび」を購入(これは初購入。この流れを汲んでいるのだろう)。腸に発酵食品を送り込むためにみそ汁も買った。

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 いちばん下の写真は「かにめしおむすび」を箸で割ったところ。食べかけではない。かにとタケノコ、シイタケが入っている。
 『北海道の駅弁の味』という触れ込みだが、どこの駅の『かにめし』をモデルにしているのかについては触れられていない。
 けど、たしかに駅弁の『かにめし』の味がした。どこの駅弁の「かにめし」かは私にもわからないが……

 では、カーニス(Aaron Jay Kernis 1960-  アメリカ)の「ムジカ・セレスティス(Musica celestis)」(1990)を。

MorkCello

車内販売とかも無くなったしな……♪チン/チェロ協奏曲第1番

  列車の利用時における飲酒機会の喪失
 北海道のニュースサイトの「リアルエコノミー」に6月9日、“北海道の駅名標から「本場の味サッポロビール」が消える!主要駅は新デザインに!という記事が載った

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 そう、これである。

 記事によるとこの広告が掲出されるようになったのは1984年からだそうだ。もっと前からだったような気がしていたが、違ったのね。
 うん、この1978年ころの写真には、確かに広告はない。

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 サッポロビールの広告施策の見直しの一環で終了するのだが、6月から順次撤去または塗りつぶされるという。

 ということで、私も盗った、いや、撮った。江別駅のものを。

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 考えてみれば、特急列車の車内ワゴンサービスもなくなり、車窓から「サッポロビール」の文字が見えて飲みたくなっても、車内では買えない状況になった。また、江別駅もそうだが、小さな駅では Kiosk もどんどんなくなってしまった。「電車に乗る前に缶ビール買っちゃおうかな」ってこともできなくなったわけだ。
 ってことは、駅でのこの広告の意味はなくなったと言えるのだろう。

 ってことで、ぎっくり腰の痛みは昨日よりさらに弱くなってきているものの、打鍵活動がはかどらなかった後遺症によって、いつものように無駄に長いブログ記事の執筆には至っていないということに変わりないため、今日はこのくらいで堪忍してほしい。

ChinSym3 チン(金希文 Chin,Gordon Shi-Wen 1957-  台湾)の「ひどい苦痛の後に(After Great Pain)」。
 3楽章からなるチェロ協奏曲第1番(2006)の第3楽章である。

 一部の心ない鉄道ファンよ!くれぐれも駅名標を勝手に持ち帰ったり、つまり盗んだりしないように!

対象年齢は何歳以上?(あるいは何歳以下?)♪チン/vc協1

  老い先長くない私には何年もかけられない
 そんなわけで、ステラの三省堂書店でこの本を買い、そして APIA の弘栄堂書店の店頭に積んであった(いや、並べてあった、かもしれない)、この本も思わず買ってしまった。

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 このような脳の萎縮につながりかねない現象を予防するために、本能的に買ってしまったのだ。

 買ってしまったあとに、「はて?この本はもしかしてお子様向けなのかしらん?」とも思ったが、まあいい。どうせそろそろ赤ちゃんがえりする年ごろの私だ。

 このまちがいさがし、「なんだカンタ~ン」と思いきや、全部見つけるのはけっこう難しい。
 たとえば30のまちがいがあるとして、20数個まではお茶の子さいさい(←よく考えると不思議な言葉だ)で見つけられるのだが、そのあとがなかなか発見できない。イライラ……

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 ぺんたと小春が『鏡の王国』から自分たちの世界に帰って来られるように、脳を酷使する所存である。

 ゴードン・シーウェン・チン(金希文 1957-  台湾)の「鏡の中の夢の罠(Dreams trapped inside the Mirror)」。
 チェロ協奏曲第1番(2006)の第2楽章にこのタイトルがつけられている。


日曜の朝。窓の外は雪、部屋の中は疾風怒濤♪CPEB/vc協Wq.170

202103Saba  制定したのは八戸市
 本日3月8日は「サバの日」につき、そのことが私の日常に関係あるのかと問われれば「まったく無い」と答えるしかないのですが、でもお休みさせていただきます。

 昨日の朝は大粒の雪が降っていましたが、AIR-Gの朝クラで(バッハの次男である)C.P.E.バッハチェロ協奏曲イ短調Wq.170がかかった。

 やっぱいいなぁ~、CPEB(コストパフォーマンス・エベツではなく、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ)。
 この曲を聴くと、もう雪なんかに負けるもんか!って気になる(もうすぐ春だからこそ、そう思えるわけだけど……)。

BachCPEHM

 ※ masaさん、慰労メッセージありがとうございます!

140年の節目の年なのに……♪ドヴォルザーク/vc協

  箱は別な弁当のものを流用?
 昼に天丼弁当を食べた先週の某日の翌日。

 朝、札幌駅で電車を降り、ホームからの階段も降り、一応はいつもの Kiosk を覗いてみた。もちろん昼の弁当を物色するためである。
 しかしながら、完全に予想がついていた通り、Kioskの棚の品ぞろえは安定のラインナップ。つまりいつもどおりの定番商品が幅を利かせ、変化が見られなかった。

 そこで構内の駅弁店の様子を店員さんの死角になる斜め横の位置からさりげなくうかがってみた。正面から近づくと、相手も買ってくれるものと身構える可能性があるからだ。

 すると、見たことのないパッケージが。
 私は正面に瞬間移動し、内容見本写真をチラ見し、これは駅弁ハンター(誰が?いつから?)としては無視できないと観念し、買うことを決意した。

 「北海道鉄道140年記念駅弁」という立派な名前の弁当で、880円である。

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 昼になって、まずは箱にかけられているスリーブ状の包装紙をはずす。
 すると、箱にはこんな文字が。

 ちょっぴりあの感覚に襲われた。
 つまり、宿泊したホテルの部屋の壁に飾ってある絵画をずらしたら鳥居が描かれたお(ふだ)が貼ってあったってやつだ。だって、いきなり“四季彩”って、140年と関係あるようには思えない唐突感があるではないか!(きっと仕出し弁当用の箱なんだろう)

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  満足の炭水化物量
 この弁当はロングセラー弁当である「石狩鮭めし」(鮭とイクラご飯)と、紅白の俵ご飯が入っている。『紅』は赤飯である。さらに、これまた札幌駅のロングセラー「柳もち」(あんころ餅。金粉をトッピング)も入っている。つまり、ボリュームは十分なのである。

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 ご覧のように、これまた駅弁らしい駅弁、北海道らしい駅弁だ。
 鮭のチャンチャン焼きは鮭の生臭さがなくおいしい。ザンギは、残念なことにちょっとミニ過ぎ。一方できんぴらごぼうはちょっと多くないか?そのあたりのバランスを考慮していただけると-ザンギをもう少し大きくして、きんぴらをもう少し減らすとか-私はより大きな歓びを感じることだろう。

 なお、あんころ餅は警戒して食べたが、入れ歯が外れるというトラブルに見舞われることなく、無事胃の中に納まった。

 この弁当は10月10日から販売が開始されたそうで、限定1,000食だそうだ。
 君も札幌駅へ急げ!

BrahmsSym3Eliska では、鉄道マニアだったドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の作品を。
 今日は、チェロ協奏曲ロ短調Op.104,B.191(1894-95/改訂1895)。
 

 140年という記念の年だっているのに、JR北海道は来春のダイヤ改正で運行列車の減便を発表した。
 そりゃ新型コロナの影響が深刻なのはわかるが、便数が減る→不便になる→ますます利用客が減る、って負の連鎖が起こることは間違いないだろう。

 通勤時間帯も心配だ(普通列車は主に日中の便を減らすとは言っているが)。朝夕の混むときに減便とか、6両編成を減らして3両編成を増やすなんて痛勤になるような改悪はやめてほしいものだ。

 いまの首相が官房長官のときに強行した快速エアポートの1時間当たり5本運行(それまでは4本)も見直し、減便になるようだ。

綾子さんはカラスがお好き?(続・旭川紀行その1)♪DSch/vc協2

DSCN2788  強がり?それとも本気?
 9月の末に旭川に行き、街中を散策-というよりも脱水症状になるんじゃないかというくらい歩いた-したことはここで報告したが、その余話(の方が複数回にわたるというのも、いかがなものかと思うが)。

 その記事では忠別川の河川敷(忠別橋公園)の芝生にやたらとカラスがいたことも書いたが、それにしてもあの芝生にエサになるようなものがあるのだろうか?
 とっても気になるが、カラスの群れの中に入って行って尋ねるのも怖いので、謎は残ったままである。

 三浦綾子の自伝「道ありき」のなかで紹介している、彼女自身が書いた手紙。そのなかの1つにこのような文面が出てくる。

 ……わたしはこれから、この手紙を出しにポストへ行きます。そして、牛朱別川(うしゅべつがわ)のゴミ捨場に、カラスが群れている様を見に行きます。わたしは雪景色の中で、このゴミ捨場を漁る黒いカラスの群が好きなのです。……

 手紙の相手に対していきがって(強がって)このように書いているのだと思うが、そうではなく本当にそれが好きだとしたら、けっこう変わり者だったのかもしれない。

  ワタシはアナタの話を聞いていると落ち込みます
 これを目にしたとき、大学のときにクラスにいた女性-つまり女子大生ってやつだ-が放った言葉を思い出す。

 「気持ちが落ち込んだときは、ショスタコの5番を聴くの。ますます落ち込めるから」

RKorsakovVox 私はこいつの横っ面を張り倒したいと思ったが、特に親しくもいないヘンテコ女に余計なことをして犯罪者扱いされるはご免なので、黙ってこのマトリョーシカみたいな体型の《クラスメイト》の前から立ち去った(なお、写真はイメージである。彼女が知っているショスタコーヴィチの作品は交響曲第5番だけだった可能性が非常に高い)。

 いまなら、「同じショスタコでも、チェロ協奏曲第2番の方が這い上がれなくなるぐらい落ち込めるよ」と寛大にアドバイスできると思うのだが、残念である。

MorkCello ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第2番ト短調Op.126(1966)。

 作品についてはこちらをどうぞ(自分で言うのもなんだが、けっこうわかりやすい解説)。

 モルクのチェロ、ヤンソンス/ロンドン・フィルの演奏を。

 1995年録音。エラート。

 なお、牛朱別川は、もちろん旭川の街の中を流れる川である。

 それにしても、旭川ってむかしから(そしていまでも)カラスが多い街なんだろうか?

 さて、旭川駅からちょいと離れた場所で、こんな店を発見。

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 ぱっとみ、さいしょはなんのみせかかいどくできなかった。

 それと、これも旭川にて。
 こんなゴミステーションだとカラスも近寄らないかもねって、かすかに思った。

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振休で再会がかなわなかった1週間前の火曜日♪PMD/リングァ・イグニス

  『なつぞら』号でGo!
 先週の今日、つまりはわかりやすく言えば先週の火曜日。私は『スーパーとかち3号』で帯広に向かった。
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 帯広駅に『スーとか』が着くと、ラッキーナンバーのキハ40が、ちょうど新得に向け出発するところだった。この車両を目にするのはこれで3度目だ。

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 さて、13時すぎに着き、目指すは『美珍楼』。今日の昼はここの担担麺+ライスと1か月前から決めていた。

  海の日のせいで……
 美珍楼は月曜が定休日。しかし、この週の月曜日は『海の日』で祝日。
 もしかしたら祝日なので営業し、この日の火曜日が休みかも……、とイヤな予感がしてはいたが、その予感は的中してしまった。

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 『“いつもの”お姉さん』に再会できなかったし、絶品の担担麺を口にすることができなかった。。アンラッキーだ。

 ただ予感がしていたということは、私は代替案をすでに用意していたということだ。

 向かったのは、美珍楼のすぐ近くの『みすゞ』。

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  緊張のあまり注文を間違えて……
 『ふつう』のしょう油ラーメンを頼むつもりが、口が滑って独特の風味を持つ『みすゞラーメン』(もちろんこれもうまい!)を頼んでしまった。プラス小ライス。
 注文したあと『一口ライス』なるものもあることを知ってしまった。それで十分だった。
 きちんと確認しないからこういうミスを犯してしまう。

 しかも慌てることはないのに、なんとなく急いで食べてしまい、さらに奥歯が1本無いということで麺がすすりにくく、食べ終わったあと舌がヒリヒリした(それでも私のあとに入ってきて、カウンター席の私の隣に座った人の方が先に食べ終わった)。『みすゞラーメン』は『ふつうのラーメン』より脂が多いので、やけどをしたのだった。

MaxwellDavisNAXOS マクスウェル・デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「独奏チェロとアンサンブルのためのリングァ・イグニス(Linguae Ignis)』」(2002)。

 「リングァ・イグニス」は「炎の舌」の意。ファイアー・タンじゃないのね。
 なお、この曲に対しての私の無知さはこのときと変わっていない。

 V.チェカンティのチェロ、M.チェカンティ/コンテンポアルト・アンサンブルの演奏で聴くことができる。

 2004年録音。ナクソス(原盤:コリンズ)。

 さて、ひりひりモードで店を出ると、そのすぐあとから店員さんも外に出てきてドアに何やら書いた紙を貼った。

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 なんてことでしょう!
 担担麺攻めではアンラッキーだったが、私はラッキーだったと言わざるを得ない。
 しかも前日の『わか竹』に続く幸運だ(ということは777効果とは言えない)。

  料金に見合った接待ができないわけで……
 夜は兵庫県から夕方に帯広に到着したお客さまと、こちらの取引先と合流し会食。
 場所は2012年の北海道版のミシュランガイドで星2つの評価を受けた日本料理店のH。

 料理の味は良いのかもしれないが-私には過去2回来たときも、今回もそんなにすごいとは思わなかった-、今回も(ということは、過去もそうだったということ。、とにかく席に料理を出す順序がめちゃくちゃ。接待で使っているのはわかると思うのだが、誰が客で誰が接待する側かお構いなしに料理を置いていく。

 赤坂の「黒澤」なら予約した段階でそのあたりを入念に確認してくる。そこまでは要求しないが、こんなに気遣いができない店が星2つを得たのが不思議である(ちなみに今回、この店を選び予約したの帯広の取引先の方。利用するのは初めてだということだった)。

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