終わってしまえば瞬息の間だった9連休
「わぁ、9連休のスタートだ!」と喜んでいたのも Long long ago のことのよう。
今日から2025年の仕事が始まる。それにしても令和になってもう7年目。これまた早いものだ。
そんな新たな幕開けの日に、去年の大晦日の話。
この日はときおり雪がちらついたが、まあまあ穏やかな天気。
窓にくっついた雪が、ちゃんと結晶の姿を残していたので PENTAX K-S1 で撮影。黒死病を患っている私の K-S1。お孫ちゃんを撮るために回復させようと、グリーンボタンを100回以上繰り返し押し続け、復活させたタイミングで撮れたのだった。
うま煮、半身揚げ、ザンギ ← チキントリオ
昼すぎに長男一家がやって来た。
お孫ちゃん(兄)とは完全にフレンドリーな関係を築いている『自称・江別の友蔵』的存在の私。しかし、生後10カ月のお孫ちゃん(弟)はまた私のことをお忘れになったようで、私を見て最初のうちは邪悪なものにおびえるように号泣。しかし、徐々に慣れ、夕方には笑顔で見つめ合える関係になった。
そして妻による大晦日の夜の料理。
手巻き寿司がメイン。いちばん下の鶏の半身は冷食の「小樽なると屋 若鶏の半身揚げ」。
かつての池田バンビのコマーシャルの「豆まきに、ピィーナッツ・トーリオ!」じゃないが、大晦日に鶏肉をけっこう食べたので翌日の元日の朝、起床した私の第一声が「コケコッコー」になってしまわないか心配になったが、杞憂に終わった。しかし、今年が酉年だったらその可能性があったかもしれない。←アホか!
年越しそばを食べたあと、まだ22時前だったがお孫ちゃん(兄)と私は一足先に寝室へ。お孫ちゃん(兄)は遊びに来るといつもおじいちゃんとおばあちゃんと寝ると言って、ジジババと『川の字』になって寝るのである。
穏やかな元旦
翌日は新たな雪もほとんど積もっておらず、私は心も体も穏やかに新年の朝を迎えることができた。除雪作業に携わる人々にとってもそうだったに違いない。
元旦仕様でいくつかの部で構成された分厚い-といっても、むかしに比べると迫力がなくなった-北海道新聞の通常面を見ると、やれやれ、元日から訂正記事。これじゃあまるで未明に執り行われる秘密の儀式みたいだ。
朝食はお雑煮。
昼は前日の年越しそばの残りの麺でかしわそば。ここに書いてあることに反し(とはいえ、朝ではなく昼だが)、ビールを飲んでしまった。
夜はふるさと納税(宮崎県小林市)の返礼品の牛肉ですき焼き。
この日も『爺』は、お孫ちゃん(兄)と早めに寝室へ。
挽き肉を求めて出かけたが、帰りのお孫ちゃんの手にはロングトミカ
2日。
朝、焼き鮭をほぐしてご飯にかけた『鮭ご飯』を食べていたお孫ちゃんが、「おじいちゃんの作ったお肉のご飯が食べたい」と、これまたうれしいことを言ってくれたので、「じゃあ、明日ね」と約束。お肉のご飯とは、肉そぼろをかけたご飯のこと。しかし、約束したはいいが冷蔵庫にも冷凍庫にも挽き肉のストックがない。スーパーも正月休みだ。いや、MaxValu なんかはやっているがわざわざ車で買いに行くほどのことでもない。
そうだ、LAWSON や セイコーマートに冷凍挽き肉が売っているかもしれないと思い、お孫ちゃんと買い物に。でもローソンにもセコマにも、挽き肉はさすがに置いてなかった。
そしてまた、ローソンにはトミカが何種類か売っていて、お孫ちゃんに買ってあげちゃった。
1,045円。豚挽き肉ならけっこうなグラム数が買えそうな金額だった。
この日の昼は「おせちもいいけどカレーもね!」のキャンディーズのハモリフレーズを思い出しながら、レトルトカレー。けどククレじゃなくて、ボンカレーゴールド。
午後、お孫ちゃん(兄)が「はい。おじいちゃんにお手紙!」と紙を渡してくれた。
開くと、3色ボールペンを駆使して描いた『メッセージ』が。
トミカのお礼なのだろう。にしても、『ジジ殺し』的なかわいいことをやってくれる。
夜はふるさと納税(当別町)の返礼品の「スマイルポーク」でしゃぶしゃぶ。
またまた、この日も『爺』は、お孫ちゃん(兄)と早めに寝室へ行き、2人そろって即寝。
朝から肉を切り刻む音が……
翌朝。
みんなより早く起きた私は、前日のしゃぶしゃぶの豚肉の残りをまな板の上にのせ、トントントンと包丁で細かく切り刻んだ。
嫌なことがあってその怒りを発散したかったわけではない。お手製の挽き肉作りだ。
けっこう粗めではあったが、その挽き肉で肉そぼろを作った(No Photo)。
1時間ほど後に起きたお孫ちゃん(兄)に「今日の朝ご飯は肉ご飯だよ」と伝え、朝食のときにご飯の上に肉そぼろをのせてあげると、大喜び(←お孫ちゃんが)。何度も「お肉、もっと」と追加をせがまれ、大喜び(←じいちゃんが)。トントンした甲斐があったってものだ。
この日の午後、お孫ちゃんたちは帰宅。
いつもは2泊3日なのだが、今回は3泊4日の滞在。
楽しく充実した時間だった。
そしてまた、来た日も帰った日も天気が穏やかで、JRが平常運転だったのも何よりだった(お孫ちゃんたちは JR を利用してやってきて、そして帰ったのだった)。