この日はモモスパをパス
"〇〇のひとつ覚え" のようにまたまた言うが、「新しい週のスタートである。そして、あと10日ほどで4月も終わる。なんて早いのだろう!」。
今週を明るく元気に過ごせば、ゴールドに輝くゴールデンウィークがやって来る。だから、元気に、でも体力を温存して過ごそう。あなたも私も。
そこで、話は後退して、先週の月曜日の話。
この日は出社日だったのだが、午前中に妻に頼まれた用事を済ませるために、会社を抜け出した。
ということは、そのついでに『どこか』で弁当を買う機会が私に与えられるというわけだが、朝、札幌駅に着いて札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを一応はのぞいて見ると、「日替り弁当 A」は私のお気に入りの一つである「鶏ももスパイス」で、口角からよだれがタレタレしそうになったが、そこはうまく吸い込んで、「モモスパ」は見なかったことにしてその場をあとにした。
名乗るだけでいいの?
頼まれた用事というのは、「無印良品」に取り寄せした商品を取りに行くという、極めて重要な任務である。妻から私のスマホに送られてきた、受取バーコードが写ったスクショを店員さんにスムーズに示すことができるようリハーサルを重ね、ステラプレイスの MUJI の店舗に向かった。
店員さんに「取り置きをお願いした商品を受け取りに来ました」と、スマホを持つ手が汗ばんでいるのを隠しながら申し出た。
「お名前は?」
私は妻の名前を言う。もちろん姓名だ。名だけではない。
「お会計は済んでますか?」
「はい」
「では、少々お待ちください」。そう言うと、店員さんはバックヤードへ。 へっ?バーコード、読まないの?
店員さんが商品を持ってきて、受取終了。
んっ?バーコード、ご提示しなくていいの?
リハーサルまでした私の努力は報われず、『おつかい』は終了した。
でも、何も証拠を示さなかったが、私が妻の名をかたる妻とは無関係の単なるおっさんだったらどうなるのだろう?
鶏は鶏でも、この日は田舎どり
ステラプレイスに来たので、そのあと「わくわく広場」に寄った。
先日「厚切りポークのジンジャーソース」弁当を買った「Delicatessen Casa K」の別な弁当を食べてみようと思ったのだ。 しかし「Delicatessen Casa K」の弁当はなかった。店の中を3回まわってワン!と言ったが(マナーモードで)、一つも見つからなかった。
と、そこに食欲をそそる肉の断面が視界に。
それはザンギ(唐揚げ)を2つに切った切り口だった。
「中札内田舎どりの唐揚げ弁当」。
「ニューアカシア」という弁当店の弁当で、あとから知ったが、この店は大きな唐揚げでけっこう有名らしい。
鶏はもちろん(だって中札内だもの)、米もじゃがいもも北海道産。ご飯には滑走路のようにラインが。
唐揚げは2個。それがそれぞれ2つに切られている。
濃いめの味が食欲をそそる。おいしい唐揚げだが、いままで私が食べた唐揚げの中でもトップクラスだとまでは感じなかった。
お値段もまあまあするけど、また、リピートしたくなるかもしれない。
驚くことじゃないが、ファミマのカップスープ「たまごのスープ」のフリーズドライが入ったアルミ包装を見て驚いた。だって、ファミマの商品なのにマルちゃんが笑っていたから。
いや、なんのことはない。
ファミリーマートと東洋水産が共同開発した商品だということ。
おいしいスープだった。
火曜日は在宅ワーク。
昼は簡単に「ホンコンやきそば」ですませた。
今宵はムネスパ
夜の調理担当は私。冷蔵庫に鶏むね肉があったので、ミートソースで煮込んだ。ついでにパスタも茹でた。ムネスパにしたのだ。
そのむかし、西野のカスタムパルコの地下にあった「ニュー銀座」の「スパゲティ カチャトーリャ」をイメージして作った。なお、私は「ニュー銀座」では「カチャトーリャ」よりも定番の「ミートソース」の方が好きだった(いちばん好きだったメニューは「ポークステーキ ニュー銀座風」)。
野菜室には前日に消費期限を迎えてしまっていたもやしが入っていたので、緊急的に茹でてめんつゆにつけたお浸しにした。今日のメインディッシュに実にふさわしくない一品となった。
チキンのミートソース煮は、もう少し塩を足したほうがおいしくなるかなと思ったが、血圧のことを考えてぐっとがまんした。