コンサート・レビュー
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職場の観楓会で泊まったことがある朝里クラッセホテル
私にとってファリャの「三角帽子」は、クラシック音楽を聴き始めた年(1973年)の11月に有名な第2組曲をエアチェックして知り、特に終曲の盛り上がりにすぐに魅せられた思い出深い曲。
その三角帽子の全曲を生で聴けた貴重な一夜だった(感想はこちら)。
広告では「ギャラリー Norte」の広告が消え、「さっぽろ地下街」の『ダンダンフェア』が登場。
また。、朝里のクラッセホテルの広告も新たに現れた。
♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
アルチュニアン(ハルトゥニヤン.Alexander Grigori Arutiunian [Harutunyan] 1920-2012 アルメニア)のトランペット協奏曲(1949)。
アルチュニアン(ハルトゥニヤン.Alexander Grigori Arutiunian [Harutunyan] 1920-2012 アルメニア)のトランペット協奏曲(1949)。
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なぜ小檜山さんだったのだろう?
第372回定期演奏会は、奇をてらってるんじゃ全然ないんだけど、けっこうありそうでない『オール・チェコ・プログラム』。
感想はここに書いたが、売られた花嫁も、ドヴォコンも、シンフォニエッタもどれも心躍るような演奏だった。
この月から小檜山博氏の連載がスタート。
このころの私は小檜山氏のことを知らなかった。
もっとあとになって、JR 北海道の車内誌で小檜山のエッセイを読んで面白いと思うようになり、その後は出版されているエッセイ集はすべて買った。
にしても、はっきり言ってクラシック音楽とはほとんど縁がなく人生を歩んできたであろう小檜山博が、札響のパンフの連載を引き受けたとは、いま思えば驚きの話だ。
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私の名前はマスキング
17ページの "●座席のご寄付ありがとうございます" の寄付者の氏名は塗りつぶさせていただいた。
というのも、6月定期のサイン入りパンフをいただいたことを報告したとおり、ここには私の氏名が
載っているからである。
さて、第371回定期で初めて耳にしたロイド=ウェッバーのレクイエム。
すっかり感動してしまって、いまだにあのときのステージの光景がしっかりと記憶に残っている。
この演奏会があった日から約1カ月後。
私は初めて尿管結石の激痛に襲われ、入院した。
札響アワーで放送されたこのレクイエムをカセットにエアチェックした録音を、病室のベッドの中でイヤホンで聴いたことも懐かしい思い出だ。
ラジカセとかではなく、むかし札幌の南1西1あたりにあった「直販」という中古品を売る店で買った、ただのカセットテープレコーダーで。
それにしても、なんであんなものを買ったんだったけ?
ところで18日に亡くなった前の札幌市長の上田文雄氏。
23ページには個人の維持会員として、その名が掲載されている。
上田氏が札幌市長を務めたのは2003年6月からの12年間。
つまりこのときはまだ札幌市長ではなかったわけだ。
上田氏は札響の発展のためにもいろいろ尽力したらしいが、上田市長時代は私はもう札幌市民でなかったので、上田氏のさまざまな活動については良く知らない。
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PALS21誕生!
第366回の次に私が聴きに行った札響定期は第368回。
「シェエラザード」も楽しみだったが、なんといってもスクリャービンのコンチェルトを生で聴ける機会はそうそうない。
そして、期待通りすてきな演奏を伊藤&秋山は聴かせてくれた(感想はこちらを)。
広告では、「Norte」の『杏』の書体はかたくなに明朝のままだ。
玉光堂の広告では「PALS21」が登場し、ススキノ店の名が消えた。
それにしても PALS21にはずいぶんと行ったなあ。お金を払ったなあ。
その PALS21は2004年8月末で閉店した。
閉店の理由は確かテナント契約の関係だったと思う。
ANA の広告も変わったし、ホクレンの広告も変なうんちく&こじつけものから肩の力が抜けたものになった。
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『やしさい』って私のからだをどうするつもり?
あいかわらず『杏』だけ明朝だ。
8ページの「ギャラリー Norte」の広告のことだ。
こうなると、担当者のワケのわからないこだわりで、デザイン的にこれがいいとワザとこの字だけを明朝にしたのかもしれないと、洗脳されそうになってくる。
いやいや、だめだ。そんなはずはない。
担当者はまったくこのことに気づいていないか、気づいたものの『版』を作り直すのに金がかかるので見て見なかった振りをしているに違いない。
どーでもいいが、左端の女性に、どこがと言われるとどこかわからないが、なんと言うか『マダ~ムっ』って雰囲気を感じてしまう。
果汁ねぇ……
でも『杏』どころではないのが、5ページの「クラビーサッポロ」の意味不明なレストランの存在。
「からだにやしさいレストラン」。
何言ってんだか、さっぱりファンタジア。
どうせ間違えるなら『やらしい』だったら笑えたのに……
って、30年前の広告に今になってケチをつけてどうなるって……
さて、コンサートの感想はここに書いたが、この日初めて知った作曲家ルトスワフスキの(当然初めて聴く)「管弦楽のための協奏曲」が楽しめたし、気に入った。
そのあと、この曲を繰り返し聴いたものだが(「たくぎん 札響アワー」をエアチェックしたやつ)、いまこの曲を聴いても、不思議なほど楽しめない。
♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
ラフマニノフ(Sergei Vasil'evich Rachmaninov(Rakhmaninov) 1873-1943 ロシア)のピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(1890-91/改訂1917)
ラフマニノフ(Sergei Vasil'evich Rachmaninov(Rakhmaninov) 1873-1943 ロシア)のピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(1890-91/改訂1917)
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第361回はついに札響がマーラーの「復活」を取り上げた。
私が「復活」を生で聴くのはこのときが初めてではなかった。
札響以外のオーケストラの演奏会はほとんど行かない私だが、このときは「『復活』を生で聴く機会は、この先もないかもしれない」と出かけたのだった。
しかし、なんと札響で聴ける日が来た。
悪いが、期待の高まりが道響のときと全然違うのは当たり前というものだろう。
そして、その感想はここに書いたように、じわっと感動が胸にしみわたるすばらしい演奏だった。
いまとなってはどうでもいい話だが、23ページの広告にある「共済ビル」が建っているのは北4条西1丁目だから、営業部の住所も北4西1だと思うのだが……。
代表電話も、当時共済ビルに入っていた北海道共済連と同じ番号だし(←私、『共済』に加入してたことがあるんで電話番号が記憶に残っている)。
♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第2番ハ短調「復活(Auferstehung)」(1887-94/改訂1903)を、ギーレン/SWRso の演奏で。
マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第2番ハ短調「復活(Auferstehung)」(1887-94/改訂1903)を、ギーレン/SWRso の演奏で。
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2曲ならケチと言われそうなので……?
第360回定期には間違いなく足を運んでいるのだが、不思議なことに演奏の記憶がない。
23ページの「サッポロ ルネッサンス ホテル」の広告を見て、懐かしいなぁと思った。
「サッポロ ルネッサンス ホテル」の前は「ラマダ ルネッサンス ホテル」という名前だった。
広告に名がある「カプリッチオ」や中華の「オリエンタル」を社用で何度か利用したことがあるが、ほんと VIP 感覚になるすてきなレストランだった。もちろん、お高かったけど。
現在は「プレミアホテル-TUBAKI-札幌」となっている。
♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のディヴェルティメント ニ長調K.136(K6.125a)(1772)。
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のディヴェルティメント ニ長調K.136(K6.125a)(1772)。
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次男ちゃんの満1歳の誕生日にロ短調を耳にする
第351回の次に私が行った定期演奏会は第354回。
この日は次男の1歳の誕生日だったが、それでもまっすぐに帰宅せずに札幌市民会館に行ったのはショスタコーヴィチの交響曲第6番が演目にあったから。
ところがこのショスタコの演奏、ここに書いているようになんだか響きがスカスカ。
後日、AIR-G で放送されたのをエアチェックして聴いたが、会場で感じた以上にぎこちないような演奏だった。
いや、それが指揮者の狙い――無気力っぽくやりたい、とか――だったらすごいことだが。
でも、その狙いは私のお好みではなかったということだ。
次男坊の誕生祝いは、きっと前日の日曜日に行なったんだと思う。
プロフィール
MUUSAN
クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。
本館(~2014.6.21)入口
御多分にもれず参加中・・・
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