新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

オーディオ

「新しい生活様式」ならぬ「新しいX'mas」♪サティ/いやな気取り屋……

20201224b  やはり能力不足を感じる NAP
 おとといはクリスマスイヴであった。と同時に、イエス様とは関係ないがその日は友引だった。

 私は在宅勤務の日で、午前中はN.ヤルヴィが指揮するチャイコフスキーの「くるみ割り人形」のSACDを聴いた。

 やはり SACD(SACD だけじゃなくて CD でも)は、ハードディスクに取り込んだ flac ファイルをネットワークオーディオプレーヤー(NAP)で再生するよりも音がよい。音場の広がりが違う。息づかいに余裕がある。

 もっともこれは flac というファイル形式が悪いのではなく、たぶん(というか間違いなく)私が持っている NAP の力不足によるものなのだ。逆に言えば、私が持っている SACD プレーヤーがなかなか優秀だってことでもある。ああ、もっと良い(要するに圧縮ファイルを楽々と演算して元に戻して再生してくれる能力を持った)NAPが欲しい……

  マジックソルトを使ってみた
 で、夫婦2人で過ごすクリスマスってことで、ケーキはデコレーションケーキを予約するなんてことはせず、いちごショートケーキに(昼ころに妻が野幌の「樹里庵」で買ってきたが、ショーケースの中にあったのはこのいちごショートのみで、しかも4個しかなかったそうだ)。
 モスチキンを予約することもなく、生のレッグを自分で焼いてみた(オーブンレンジの庫内が汚れると厄介なので、魚焼きグリルを使用)。
 私はマジックソルトのペッパー味とおろしにんにくを混ぜ、それを太ももからすねへとオイルマッサージ師のごとく塗りたくって、そのあと弱火で焼いたのだった。

20201224a

 で、完成品の写真は……撮り忘れました。。。

 ってことで、コロナとは関係ないがクリスマスの過ごし方も変わった2020年だった(って、単身赴任していた去年は大阪で1人で過ごしてたわけだから、実はもっとクリスマスっぽくなかったんだけど……(こんなのコンビニで買ったし))。

SatieTakahashi サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「彼の脚(Ses jambes)」。
 ピアノ曲「いやな気取り屋の3つのワルツ(3 Valses du precieux degoute)」(1914)の第3曲である。









むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪1974年〈第9〉の夕べ

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  !!!
 一昨昨日の今日という中2日での登板、いやこのシリーズの掲載に、うんざりあきあきしている人もいるかもしれない。しかし、許してほしい。ネタ切れ、時間切れ、やる気切れが重なったのだ。
 ストックしてあったこの記事を使わざるを得なかったのである。

 ってことで、12月である。日本では伝統的に「第九」の季節である。
 今年の札幌交響楽団の第九演奏会の指揮者には飯守泰次郎が予定されていたが、今月の上旬に急性胆のう炎の手術を受けることになり、秋山和慶に変更となった。

 そして、今日取り上げるのは1974年12月の札響の第九である。

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 それにしても、このころのレコードの広告にはワケのわからない勢いがあった。
 “アルプスの秀峰をも凌駕する雄大なスケール!!”とか、“帝王ふたり〈皇帝〉の中の〈皇帝〉”やら、とにかく“”が多い。

 そしていまになって私は、“今後、2度と考えられない最大の全集”と謳われているドラティのハイドンの交響曲全集を聴いているのであった(2015年に購入。CD33枚セット)。

 なお、この全集について当時大木正興が書いた月評を取り上げた記事が、2年ほど前の『レコード芸術』誌に載っていた。

Recogei201806Haydn

 この1年後、私は自分のステレオ装置を持つことになるが、それはパンフレットの表4(裏表紙)に広告が載っている、パイオニアのS-8Dの下位機種のS-7だった。

HaydnSymCompDorati

IE6時代で足踏み状態の会社に募る不安♪プロコフィエフ/オレンジへの恋

vTuner_IE  1年後もサービスは続いているのだろうか?
 突如、「金を払わないと手も足も出せないよ」と、貧乏人たちをシャットアウトするという一方的手段に出た vTuner(radiomarantz)

 額こそ年3ドルとまったく高くないものの(政府が中曽根元総理の葬儀に支出しようとしている額の30万分の1だ)、こういう横暴で身勝手な会社に金を払ってまでサービスを提供してもらわなくたっていいわいと見栄を張ったものの、やっぱりインターネットラジオの他の局も探してみたいと、結局権力に屈するがごとく、あるいは長いものに巻かれるがごとく 3ドルを払った私。

 まさに《現金なもので》、お金の支払いを済ますと瞬時にサービスを享受できるようになった

 先日、久しぶりにこの vTuner のページにアクセスしてみた。
 ところがログインしようとしたら、上のような画面に。

 私がふだん使っているのは Firefox であるが、このブラウザでは Cookie がオフになっているってことなんだろう。

 にしても、この画面ひどくね?
 Internet Explorer の6とか5.0のバージョンの場合の説明だ(他に Netscape と Opera についての説明もある)。私の PC の IE のヴァージョンは11である。
 vTunerのCookieをONにする説明は、おおむかしのまま更新されていないということだ。

 Firefoxの設定をいじってみたが、よくわからず断念。
 幸い Google Chrome を使ってログインできた(IE11 でも OK だった)。

 でも、である。
 これだけ新しいヴァージョンのブラウザについての情報を提供しないで放置している会社ってどうなんだろう?
 それとも、私が詳しくないだけで、IE7以降は cookie がオフになるって概念がないのだろうか?
 いや、でも、Firefox のことに触れてくれていないってことが、やはり不親切だ。

 ここのように、金の問題でなく、根本的な事象としてサービスというかサポートというか会社自体がなくなってしまう可能性はけっこう高そうだ。

 やれやれ……

Proko3Chailly プロコフィエフ(Sergei Prokofiev 1891-1953 ソヴィエト)の「逃亡」。
 6曲からなる組曲「3つのオレンジへの恋(L'amour des trois oranges)」Op.33bis(1924)の第6曲である。

 ところで Firefox を使ってこの livedoor ブログの記事を書き、蛍光ペンを引こうとすると、カーソルがマウスの動きに従わずに変な動きをすることがたまにある(以前はそういう現象は起こらなかった)。
 これって私だけに対するオプショナル・サービス?

屈してお金を払った私,または$3の誘惑♪PMD/復活

IMGP2217  意地をはらずに宝の持ち腐れを解消
 マランツのネットワーク・オーディオ・プレーヤーで、《最近再生したラジオ局》以外が、突然聴くことができなくなったことは、憤りを感じながらここに書いた

 そしてこんな理不尽なことを平気でやる会社なんて信じられないと思い、引き続き利用したいなら金を出せという脅しに屈する気はなかった。

 だが、せっかくのインターネットラジオの機能を使わないなんて宝の持ち腐れじゃないのか?と、ふと自省の念にかられた。なんで私が反省しなきゃならないのかわからないが、三浦綾子の小説を読んで、許しの気持ちが芽生えたのかもしれない。

 それに、vTuner 以上に不誠実なのは、「知らないもん」と放り投げた marantz の方ではないか?
 そんな気持ちが強くなってきた。例えば、該当する自社のネットプレーヤーのユーザーが1万人だから3万ドルを marantz が vTuner側に払い、少なくとも1年間は使い続けられるよう激変緩和措置をとる手だってあるわけだ。

 vTuner が信用できる会社かどうかはハテナではあるものの、ここは勇気を奮って金を払ってみようと決心した。だって、パナソニックのコンポのインターネットラジオの方は金を払っても解決できない状況に陥ってしまったのだ。まだこっちの方が救われている。

 年間3ドルだ。1日当たり1円以下だ。
 もし払っても変化がなかったら、それは詐欺にあったのだと、今後の教訓にしよう。
 もし払って、後日3,000ドル分の請求が来たら警察に届け出よう。
 そう覚悟して、クレジットカードで払った。

  急に機嫌が戻ったように……
 払った瞬間に、この画面が。

20200826vTuner


 一瞬あせった。“あなたは完全に支配されました”って見えたので。

 そして、vTuner(radiomarantz)の画面は、以前のものに戻った。
 まるでチップを渡した瞬間に、愛想が良くなり気遣いしてくれるようになる温泉宿の女性従業員のようだ。

20200826vTuner2

 以前登録したブックマークの中身もそのままの状態で復活。

20200826Vtuner3

 プレーヤーのディスプレイに表示される文字も、もう“vTunerのフルアクセスサービスの詳細についてはradiomarantz.comをご覧ください”なんていう無味乾燥とした、役所の窓口にいる係員風ではない。

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 こんなふうに《日常》に戻った。
 これがちゃんと1年間続くことを願う。そして、請求は清く正しく3ドルでありますように!

 P.M.デイヴィス(Peter Maxwell Davis 1934-2016 イギリス)の歌劇「復活(Resurrection)」Op.129(1987)を。

 ↓
 ↓
 ↓

 その数日後にクレジットカード会社のサイトにログインし利用状況を確認したら、換算レート109円で326円のご利用と表示されていた。
 ふ~っ、よかった。暴利バーみたいなところじゃなくて。

IRに募る不信感♪オルフ/時の終わりのコメディア

2020.06AllPlay_Doc  天下のパナソニックでも
 以前、マランツのネットワークオーディオプレーヤー(NAP)でインターネットラジオを聴く場合に、選局に使うサイトがおかしくなった、というか、急に有料を主張し、払わなければ使えなくなったことを書いた

 ということで、タイトルの IR は『統合型リゾート施設』のことではなく、インターネットラジオのことである。

 そしてまた、取扱説明書にもこのサイト(radiomarantz.com = vTuner)を利用できますと書いておきながら、vTuner 側の問題なのでどうしようもないとさじを投げた、マランツ側の誠意になさにがっかりしたところである。
 ってことは、タイトルの“ IR に募る不信感”というのは厳密には正しくなく、インターネットラジオが聴けなくなったのを放置しているのが悪いわけで、インターネットラジオそのものになんの罪もない。

 ただ、vTuner に関しては年に300円ほどを払えば使えるようになる。私は、どうもここを信用できないのと、こういうやり方に不満があるので(予告なく急に使えなくするというやり方)いまのところ払う気はない。

 ところが有料化どころか、すでにまったく使えないって事象が、パナソニックで起きていた。

 リビングに置いてあるオーディオ(いわゆるむかしで言うところのミニコンポ)。PanasonicのPMX150だが、これにインターネットラジオの別な局を登録しようとスマホを操作していたら、サポート終了なる文字が。

 パソコンであらためて調べて出てきたのが上の画面である。

 こうなるとお手上げだ。
 スイマセン、スイマセン、3ドル払うから許してくださいって話では済まないのである。

 Panasonic も Panasonic だ。
 “何卒ご理解賜りますよう”って、完全に私を放り投げた状態だ。
 冷たいのね……

 それにしても、vTunerにしろ AllPlay にしろ、こんなことになって、インターネットラジオ自体大丈夫なのかってものだ。

 だって、ネットワークオーディオ装置では聴きたくても聴けないんだから?
 それとも何か別な方法があるのだろうか?

OrffFine では、オルフ(Carl Orff 1895-1982 ドイツ)の「時の終わりのコメディア(De temporum fine comoedia)」(1971)でも聴いてみましょう、今日は。

 しつこく書くが、販売していたときの機能の一部が使えなくなっているのに、すいませんで終わらせて済むことなんだろうか?





いきなり金銭を要求してきた奴♪クープラン/緋色と枯葉色のドミノの中で

  冷奴が恋しくないいまごろの季節
 断っておくが、タイトルの“奴”は『やっこ』ではなく、ここでは『やつ』と読んでいただきたい。

 引っ越しのためにオーディオ機器を箱詰めしたのが1月の25日。
 が、そのときすでに世の中では異変が起こっていたらしい。

 マランツのネットワークオーディオプレーヤー(NAP)でインターネットラジオを聴くために、膨大にあるラジオ局から好みのものを探し出し登録するには、radiomarantz.com というサイトを使うことになるが、それがおかしなことになっていた。

20200217NA6005vTunerManual

  詳細も何も、サービス放棄状態
 まぁ、いくつかの曲を検索して登録したあとはそうそうしょっちゅう使うものでないので気が付きにくかったのだが、自宅に帰ってきてインターネットラジオを聴こうとすると、NAPを操作するとディスプレイに変な表示が。

20200216vTuner3

20200216vTuner4

 “vTunerのフルアクセスサービスの詳細についてはradiomarantz.comをご覧ください”と表示される。
 なお、“最近再生したラジオ局”は機能するが(つまりその言葉通り、最近聴いた記録が残っているいくつかの局のみ表示され、選択できる)、それ以外を選択肢も上述の“ご覧ください”が表示され先に進まない。ブックマークさえ機能しないのだ。

20200216vTuner1

20200216vTuner2

 そこでパソコンからradiomarantz.comにアクセスしてみる。

 すると、

20200217vTunerTop

って、住人が夜逃げしたあとの家のように、あっさりとした画面になっているではないか。

  なんか怪しいサイトのようにも見える 
 クリックしてほしいようなのでクリックすると、

20200217vTuner_pay

要するに「金よこせ」ってことだ。

 マランツの製品ページを検索してみると、このような『お知らせ』が載っていた。

20200216vTunerPressL

 年3ドルが高いとは思わないけど、でもそれほど自分がインターネットラジオを利用(新たな局を検索・選局)するかというとそれもまた疑問だし、そもそも今回のように突然サービスを変更する vTuner というところが果たして信用できる組織体なのか、私には疑問だ。

CouperinOrdre13-15Baumont F.クープランの「年老いた伊達男と時代後れの守銭奴-緋色と枯葉色のドミノの中で」(この場合の“奴”は『ど』と読むべきである)。

 「第13組曲」(全5曲)の第4曲「フランス人気質、またはドミノ(仮面舞踏会の頭巾)」の第9部分(この第4曲は12の部分からなる)。

 ってことで、3ドル払うかどうかはしばらく静観してから決断することにしたい。

 けど、マランツのネットワークオーディオを持っている人たちはけっこう困ってるんじゃないだろうか?それとも、インターネットラジオってまだまだ普及してないのだろうか?

 あるいは、マランツはお客様のご不便を解消すべく(っていうか、使い物にならないですよね?)別な手を打たないのだろうか?

マランツのNAPも操作できちゃったんです♪エリシュカ/札響のLvB/Sym4

IMGP2224  Remote Play 機能に挑戦
 昨日はスマホを使うことによって、NAS に保管された音楽ファイルを CDステレオシステム(Panasonic SC-PMX150)で再生することに成功したことを報告した

 とはいえ、最初は再生機をこの CDステレオシステムに指定したのにスマホ本体から音楽なりだして、思わずスマホを取り落としそうになったのだった。なんであんなことになったのだろう?

 さて、同じようにこのスマホを、マランツのネットワークオーディオ(NA6005)で NAS の音源を再生するリモコンとして使えないか?
 そう思ってトライしてみた。

 いや、NA6005 のリモコンで操作すればいいことなのだし、これまでそうやってきた。
 しかし、NA6005 のディスプレイは表示が 3行(実質2行)で、操作性が良いとは言えない。ジャケット写真も表示されない。文字だけである(上の写真)。

  書いてる意味はわかるが、どうしてよいかわからない
 NA6005 のマニュアルを見ると、スマホから操作(Remote play 機能)するには、

 スマートフォンから DMS や本機(DMR)を操作するために、スマートフォンに DLNA の音楽再生のためのアプリをインストールする必要があります。これらの適応アプリはスマートフォンによって異なります。
 一部のスマートフォンでは初めから DLNA 音楽再生に対応している機種もあります。スマートフォンの取扱説明書でご確認ください。

ということとある。

 またアプリかい……

 で、適応アプリはスマホによって異なるだの、最初から対応している機種もあるだの、私の脳内は濃霧状態……

 が、待てよ。
 もしかして、PMX150 を鳴らすことに成功した(インストールした)Panasonic Music Streaming が使えるかもしれないと思い、アプリを起動してみた。

 すると、マランツの NA6005 も表示されているではないか!

 それを再生機として選択すると、あらあら操作できちゃった。

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20200217Sma1

 部屋にはエリシュカ/札響のベートーヴェンの第4番が鳴り響いたのであった。

 必要ないでしょ?と言われればそうではあるのだが、スマホでの操作だと登録したジャケット写真が表示される。
 また選曲も2行しかないディスプレイを見ながらよりも、かなりしやすい。

BrahmsSym4Sapporoso

カメラは壊れ、電子書籍端末はフリーズ。そして私は♪JSB/vn協1

20200209PMX150b  三太郎派閥加入を決意
 さて、スマホの話である。
 いまさらスマホの話だなんて遅れてるぅ~って言われるのは百も千も万も承知だ。が、そう思わずにお付き合い願いたい。

 まずスマホを持つことにした理由の最大の理由。
 それはこれまで会社から与えられていた携帯電話を、出向を機に返却することになるからである。
 これまでも故人の形態を、おっと何たること、個人の携帯を持ったことは何度かあった。しかし、メールや電話が入ってくるのはもっぱら会社携帯。要するにプライベートで私にアプローチしてくる人はほぼいなかった。
 それに、常に携帯を2台持ち歩くのはひどく邪魔である。ワイシャツメーカーがなぜ左だけで、左右両側に胸ポケットをつけてくれないのか不思議だ。

 それはともかく、そんなわけで個人携帯は2年縛り後に解約ってことが何度かあった。

 家族との連絡?
 単身赴任中もイエデン(固定電話)の契約はしていたので、唯一の友人である妻とはそれで通話したし、メールはパソコンでやり取りできた。

 出向先でも会社の携帯は貸与されることになっている。
 しかし、もうそろそろ《スマホ》なるものを持つべき時が来たような気がしたのだ。
 この世の中、どんどんスマホが必須になってきている。いまのうちにスマホに慣れておかないと、年齢的に慣れる前に、そもそも操作を覚えられもしなくなる状況に陥る恐れがある。なので思い立ったってわけだ。

  もうコンデジも書籍端末も持ち歩かなくて済む
 そんなタイミングで、コンパクトデジタルカメラが突然おかしな行動をとるようになった。
 それに加えて BookLive! の電子書籍端末 Lideoのサポートが年内で終了するうえ(販売はとうの昔に終わっていて、後継機もない)、私の持っている端末も生意気なことにこのごろ頻繁にフリーズするようになった。

 つまりスマホを導入することで、写真も撮れるし、BookLive! で購入した本も読める。
 あるいは、今回持ち帰った無線LANディスク(NAS)に保管してある音楽ファイルをパナソニック機で再生する操作も、すべてこれ1台でできることになる。

 そもそも新たなコンデジを買うよりも安い値段で(各種割引があるので)、スマホが買えるのだ。
 買わないという選択肢はないやろっ!ってほどではないが、どう考えても合理的だ。

 ちなみに、CDのリッピング作業はその後もちんたら進めており、現在までに取り込んだファイル数は15,105、容量は410GB である。
 ただし、ここに書いたように私が使っている NAS の DLNA の上限ファイル数は1万までなので、取り込んだファイルのうちの一部を共有ファイル用のドライブに保管して聴いている。

20200209PMX150a  スマホが仲介しPCとオーディオが縁結び
 さて、初スマホであーだこーだ未だにこの小さな巨人の全貌どころか、ほんの一部しか利用していないが、最初にやってみたのが、大胆にもパナソニックのCDステレオシステム SC-PMX150が NAS に保管されている音源を再生できるようにすることだった。

 まずはアプリを入手。Panasonic Music Streaming ってやつだ。
 そしてそれはいともかんたんに手に入れることができてしまった(上の写真)。便利なのね……

 そして、途中つまずくところはあったが、みごと PMX150 から NAS に収められたバッハのコンチェルトが流れはじめたのであった。

 プチ感動……

20200209PMX150c

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20200209PMX150e

 いまさら言うことではないが、このPMX150もスマホを利用して使うことを前提としているのだ(もちろんラジオやCDを聴く分には必要ないけど。インターネットラジオを聴くには必須)。


 そうそう、BookLive!で購入した本もスマホで読めるようにできました!

うれしい《高値安定維持状態》♪JSB/クリスマス・オラトリオ

Century_Ad2  世界に一つだけのこの日の飲み会
 村佐地さんと氷山係長と飲んだことをちらっと書いた

 会場となる店-『魚民』である-に行く途中、APIAで「くるみ割り人形」を耳にしたこともここに書いた

 APIAを通り抜け、センチュリー・ロイヤル・ホテルに通じる地下通路-ここはヨドバシカメラや紀伊国屋書店に行くときにしばしば通る-で、いつものようにむかしっぽい広告を目にした。

 この花嫁役のモデルさんはかわいい。笑顔でくしゃくしゃのこの顔しか知らないが。
 花婿役のお兄さんは八重歯が独特だ。
 この2人は札幌のモデルなんだろう。

 どっちにしろかなり年季の入った広告だ。すでも2人ともけっこう年をとっているはずだ。

 さて、この広告の前を通り過ぎ、すぐに右に折れ暗い階段を上り地上に出る。
 ヨドバシに向かう。

20191121Yodobashi2  本体を買ったほうが賢明そう
 つい最近ブラウンの電気シェーバーの外刃に微細な欠けを発見したので、替え刃を見たが6,000円弱もした。

 もうそろそろシェーバー本体のバッテリーも弱ってきそうだし、これだけ出して替え刃(外刃と内刃のセット)を買うぐらいなら、新しい製品を買った方が賢い選択かもと思い、結局この日は替え刃も新しいシェーバーも買わなかった。

 そのあと2階のオーディオ・コーナーで、今年の4月に購入したマランツのプリメインアンプの価格がどうなっているかチェック。

20191121Yodobashi3 私が買ったときの価格よりも高い値段をずっと維持していることに、根性の悪い快感を覚え、満足感にひたる。

 そしてキーボード売り場でバッハの姿を目にした。

 となると、クリスマス・シリーズ第3弾はバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)にするしかない。

 「クリスマス・オラトリオ(Weihnachts-Oratorium)」BWV.248(1734)。

BachCristmasSuzuki 作品についてはこの記事を読んでいただきたいが、全6部のうち第1部から第3部がクリスマス用、第4部から第6部は年が明けた新年用である。

 鈴木雅明/バッハ・コレギウム・ジャパン他の演奏を。

 1998年録音。BIS。

 さっ、今日もお仕事に精を出しましょうぜ!




綾子さんのせいで超熟を求めてしまった私♪ショパン/英雄ポロネーズ

Chopinpolo
  閉店時間を気にしながらハムカツをほお張る
 昨日の記事は、木曜日のうちにほぼ書き上っていた。

 金曜日は仕事が終わった後、飼馬課長(初登場)と柊木課長、それに江部乙係長(初登場,too)と梅田の観覧車がある建物の中にある居酒屋に行った。その店に行くのは初めてで、店の新規開拓のために利用してみたのだった(取り立てて良くもなかったが、かといって二度と行くまいというような欠陥もなかった)。

 しかし、木曜日にほぼ仕上げていた記事のことが、金曜日の昼ぐらいから気になっていた。いや、ですから私が、である(ほかの人は知らないわけだし)。

 で、本当はその観覧車のある建物の中にある居酒屋にもう少し居たかったのだけれども、私は帰りにスーパーに寄ってホットサンドの材料を買わなければならないという強迫観念に襲われていた。
 最初に出てきた枝豆を食べているときはそうでもなかったが、ニンニク風味の牛ステーキを食べているときにはその観念が明確化し始め、ソース焼きそばをすするころにはいてもたってもいられなくなり、ハムカツを食べているときには時間ばかり気にしていた。
 そこで、7時半過ぎにはお開きにして、帰路についたのだった。

 他の3人も同じ思いだったようで、いや、ですからホットサンドの材料を仕込まねばということではなくもっと飲んでいたかったということで、その3人はそのまま家へは帰らずに、別な店(十三に違いない)に向かったようだ。
 3人には悪いことをした。

  売り切れのリスクにおびえつつ
 私は自宅マンション最寄りの駅に近いスーパーに寄った(閉店まであと30分だった)。8枚切りの食パンが売り切れていたらどうしよう、総菜コーナーにポテトサラダの姿が跡形もなくなっていたらセブンイレブンを攻めなければならない、などという心配も、その数分後には『いまでは笑い話』へと変わり、無事にホットサンドの材料を買ったのだった。

 こうして、記事にジョルジュ・サンドが出てきたせいで、猛烈にホットサンドが食べたくなった私の欲求を満たす準備が整ったのだった。

 ホットサンドは土曜日の夜に作ると、欲望が生じ始めていたときから決めていた。
 じゃあ、買い物をするのは土曜日でいいじゃないかって?

 Non,non,non だ!

 土曜日は台風が来る。台風が来る前から雨が降る予報だ。
 だからこそ、楽しいパーティーを早めに切り上げてでも、金曜日のうちに食材を買い求めておくことが必要だったのだ。

 ホットサンドイッチは好きだ。
 小学校高学年になったころから、私はガス火を弱にしながらバウルーの鍋でよく作ったものだ。

 いまは電気式の名もなきメーカーのものを使っているが(いや、EUPAという名がちゃんと書かれてある)、ここしばらくは作っていなかった(おお!調べてみると、1年以上ぶりだ。どおりでその時買ったバターの期限が切れているわけだ)。

 というのも、近ごろはハムとキュウリのサンドイッチの方がお気に入りだったからである。

  2本の棒を使うという大進歩
 それがなぜ、今回はホットサンドにしたのか?
 実はホットサンドはバターを使って焼くので、食べるときに手がべとべとになる。私は自分の指がべと病になるのがいやなのだ。
 しかし先日、ホテル・ヌプカで朝食としてムッシュムレムレだか何とかいうパンを食べたときに、ナイフとフォークで食べるという方法があることを私は知ってしまった。あれは衝撃的だった。猿が道具の使い方を発見したことに匹敵する革新性があった。
 そして私は、ホットサンドも箸で持って食べればいいということに気づいてしまったのである(ナイフとフォークでもいいが、ここはお箸の国の人にこだわってみた)。こうすれば指も手も脂漏性にならずに済む。文明開化だ!小学校高学年以来の大発見、大進歩である。
 そしてまた、天気の悪い日はなんとなくふつうのハムサンドイッチより、温かいサンドの方が合うような気がしたのである。

 材料群である。

20191012hotsand1

 じゃがいももチーズも北海道産だ。

 パンにポテサラを塗る。

20191012hotsand2

 ハムをのせる。

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 チーズをのせる。

20191012hotsand4

 下側は鍋にバターを敷くが、上になる側はパンにバターをのせる。

20191012hotsand5
 
 そして4~5分で焼き上がり。
 ガス火のバウルーと違って、途中で表裏をひっくり返さなくてよいのが、電気式のメリットである。
 このあと慎重に対角線のくぼみにナイフを入れ切り離し、完成!

20191012hotsand6

 この日は三角型4切れを食べた(パン換算でも4枚)。
 残りは冷凍。
 サンドイッチと違ってホットサンドは冷凍しても、食べるときに30秒ぐらいレンジアップすればなかなかおいしく仕上がるのである。

 そんなわけで、私がホットサンド用に買ったパンは超熟だったが、ジョルジュ・サンドといえばショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)。

 今日のところは、ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」Op.53(1842)。
 俗に「英雄ポロネーズ(Polonaise heroique)」と呼ばれている曲である。

ChopinAnderCopycontrol このアンデルジェフスキのディスク(2003年録音。Virgin)、購入したのは2004年のこと。
 だが1回聴いたっきり。

 というのも、このCD、《コピー・コントロールド》CDなのである。
 つまりウォークマンなどに取り込めない(=リッピングできない)。

 リッピングできないのは別にいいのだが、そもそもコピー防止CDはCDプレーヤーに異変をもたらす可能性がある(つまりぶっ壊れる)ということを、購入後に知ったのだった。
 だから聴いていないのである。

 コピー・コントロールされたCDは問題視され、いまでは世の中には売られていないはずだ(たぶん)。

 このディスク、同一音源のものが現在エラートから出ているが、コピー・コントロール処理はされてないと思う。

 ↓ は、たくきよしみつ著「大人のための新オーディオ鑑賞術 : デジタルとアナログを両立させた新発想」(講談社ブルーバックス)のコピー・コントロールに関して書かれた箇所の一部である。

 興味のある方は読んでみることをおすすめする(もちろん買って)。

TakukiYoshimitsuBook_AUdio

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