新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

オーディオ

わが家のネットオーディオ体系、消滅す♪LvB/Sym3

  マウスで選曲した方が楽でした
 CD 音源をリッピングして無線 LAN ディスク(NAS)に FLAC 形式のファイルとして取り込み、それをネットワークオーディオプレーヤー(NAP)に WiFi で飛ばし再生するという体制、つまりネットワーク・オーディオの体制を構築したのは2018年のことだった。

 その後もリッピング作業は続き、持っている CD のほぼすべてを取り込み終えたのは昨年の暮れのことだった。
 ところがその少し前、去年の夏に突然 NAS が身動き一つしなくなった。幸い外付け HDD にも音源をバックアップ保管していたので助かったものの、これで NAS をサーバーとして WiFi で NAP(NA6005) とつないで音楽を再生することができなくなった。

 その後は 外付け SSD を購入し、ここにもリッピング音源を保管。SSD とパソコンを USB 接続し、パソコンの音楽再生ソフト MusicBee で音源を再生することにした。パソコンと CD プレーヤー(SA8005)を USB で有線接続し、CD プレーヤーに搭載されている D/A コンバーターを使っての再生である(実際には NAS が崩壊する少し前から、この方法を使い始めていた)。

DSC_1402

 音楽を再生する際にいちいちパソコンを開かなければならないので手間がかかるかと思ったが、NAP の小さなディスプレイを見ながら操作するよりも MusicBee で選曲するほうがずっと使い勝手が良く、手間は気にならなかった。

20231015MusicBee


 また、NAS だとサーバーとして DLNA 規格で扱えるファイル数に上限があることもネックだった(私が持っていた NAS では1万ファイル。もっと多くを共有できる機種もあるがなかなかお値段も高い)。いくら高速と謳われた NAS でも、HDD からファイルをコピーするのにかなりの時間がかかる。それも億劫だった。

 なので、新たに NAS を買い直すことはやめて、この接続、再生方法でずっと行こうと考えたのだ。
 そしてまた、NAP では数年前からインターネットラジオの vTuner が有料になり、それもまたいつまでサービスが提供されているのか不透明。となると、NAP を持ち続ける意味がなくなってきた。使う機能としてはチューナーだけだ。

 それでも、USBフラッシュメモリに保管した音源ファイルを聴くこともあるかもしれないとは思った。この NAP の前面にある USB 端子に差し込むと、FLAC 形式の音源ファイルが再生できるのだ(CD プレーヤーの SA8005 の前面にも同様の USB 端子があるが、FLAC 形式には対応していない)。
 しかし、この1年間、一度もそういった使い方をすることはなかった。

 ということで、このたび NAP を売却処分した。
 これで わが家のネットワーク・オーディオの体系は無くなり、PC オーディオとなった。まあ、実際には NAS が壊れた時点でネットワーク・オーディオとしての体系は崩壊していたわけだけど。

 プリメインアンプと CD プレーヤーというシンプルな2段重ねになって、なんとなくすっきりしたといえばすっきりした。

20231014AMP

 なお、これまでは土曜日に STVラジオの 「ごきげんようじ」を聞くときは NAP のチューナー機能を使っていたが、これからは小さなラジオで聞くことになる。

 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の交響曲第3番変ホ長調Op.55英雄(Eroica)」(1803-04)を、刺激的なジンマンの演奏で。

EroicaZin

2度目の値上げに涙を、でも唾ものむ♪ゼンフル/小銭の歌

20221125Yodobashi  久しぶりのご対
 先週、A社-つまり私が青年時代から定年まで働かせてもらった会社だが-に凸川さんを訪ねて行った。
 まだ暮れのご挨拶には早いものの、まあ暮れのご挨拶みたいなものだ。顔もしばらく見ていなかったし、教えてもらいたいこともあったのだ。

 しばらくぶりに対面する凸川さんは元気だったし、変わりなかった。
 同じく名古屋支社時代も一緒だった牛坂課長も会話に加わってくれたし、さらに何かと要所要所で仕事でかかわりのあった崇城部長とも話ができた。
 崇城部長はあと数年後に迫った定年退職に向け、このあいだ私が読んだようなノウハウ本をいろいろと読んで勉強しているらしい。さすがだ。心構えが違う。

 この日は千葉部長東尻課長も在席していたので、久しぶりに顔を見ることができた。みな、元気そうだった。

 A社への訪問を終え、ヨドバシをぶらついていたら、光るスピーカーを発見。
 むかしクラリオンが作っていた、音に合わせてパネルがいろんな色に光るステレオを思い出した。
 でもこの光輪、言葉は悪いが『目障り』にはならないのだろうか?

 さて、この日は東急百貨店に寄って昼食用の弁当を調達。
 「魚一心惣菜亭」の「鶏西京焼き&豚西京焼き弁当」を買った。4カ月ぶりだが、価格はさらに上がって、税込み810円(税別750円)になっていた。

20221125Skanaisshin1

20221125Skanaisshin2

20221125Skanaisshin3

 ほんとに度重なる値上げ攻勢を何とかしてほしいものだ。

 ルネサンス期ドイツ音楽の最大の作曲家とされるゼンフル(Ludwig Senfl 1486-1542/43 スイス)の「彼に小銭を与えてはくれまいか(Oho, so geb' der Mann)」を。

 私としては小銭よりお札を与えられた方がいいんですけど。

Virture and Vice

楽々タイムのあとには涙目タイム♪ベルリオーズ/幻想交響曲

20220422Tamafuji1  2カ月順延、スイマセン!
 先週の金曜日は、歯科医院に定期検診に行って来た。
 つまり、入れ歯の状態のチェックと歯肉のクリーニングである。

 3カ月ごとの検診なので、実は前回からだと2月に受診しなければならなかったのだが、大雪による列車運休など通院を先延ばしするさまざまな出来事があり、4月になってしまったのだった。

 入れ歯の状態は、装着したときに緩すぎもきつすぎもなく良好。
 クリーニングでは、今回も衛生士さんが「楽にしてください」タイムをこまめに私に与えてくださったので、まったくオエオエしないで済んだ。

 帰りにデパ地下(ESTA)で昼食用の弁当を物色。
 この日は「なに食べよかな、あれ食べよかな、たまふじのとぉ~んかつ」で(少なくとも北海道では)おなじみの玉藤でロースかつ重を買った。
 実はいつもこの店の前を通るたびに、「トンテキ弁当」(豚ステーキ)を一度試してみようと思うのだが、そしてこの日もトンテキの意気込みだったのだが、いざ購入の段になると私はかつ重を指さしていた。

 それにしてもボリューミーだった。
 前にも経験しているのに、全然学習していない私。でも、今回は涙を浮かべながらも完食した。

20220422Tamafuji2

 やはりこのくらいが適量なのだ(でも食べる前にはそのことを忘却している)。なお、「まい泉」では「重」がフルサイズで「丼」が少な目の設定だが、玉藤では少量タイプの「丼」はない。だから玉藤ではかつ重しか選択肢はない。

 いずれにしろ、いまの私に言えることは、いつかは「トンテキ弁当」も食べてみなければ、ということである。

  スピーカー出力2系統使用に戻し、スピーカーの位置もずらしてみた
 ところでこのところ SACD を聴くことが多い。
 プレーヤーの瞬間的無音状況の発生は、以前ほどではないものの、まだある。
 でも SACD を再生したときの、音の良さ、というよりも、自然な音空間、音場の出現が心地よいからだ。

 また、サブウーファーを処分したあと、面倒だったのでアンプのスピーカーA出力からスピーカー側でバイワイヤリング接続していたものを、本来のバイワイヤリング接続(アンプのスピーカー出力のAとBの2系統の両方を使う)に戻し、さらにスピーカーを後ろの壁により近づけた。そのあとに試しに「幻想」を聴いたところ、低音が豊かになって、ますます良い感じになった。

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 ベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の幻想交響曲(Symphonie fantastique)Op.14,H.48(1830/改訂'31)を、ネゼ=セガンの演奏で。

ええ。15cm足りないんです♪GM/Sym7

  無線から有線に
 ここ数年は音楽を聴く方法としては、 CD をリッピングして NAS に保管した音源(flacファイル)にネットワークオーディオプレーヤーで WiFi 接続するのがもっぱらな私である。

 しかし、ここに書いたように、私が持っている NAS は、DLNA として共有できるファイルは1万以内という制限がある。1万というとすごい数ではあるが、例えばバレエ音楽などでは1曲で20や30ファイルになってしまう(1トラック1ファイルとすると)。これが何百曲ともなると、ファイル数は膨大な数になる。実際、現在もまだまだ進行中の私のリッピング作業だが、これまでリッピングが終了した分のファイル数は数日前の状況で、9,400フォルダ、23,800ファイルになっている。
 このなかから1万ファイル以内になるように選んで共有フォルダに入れておかなければならない。

 例えばマーラーの交響曲第7番で共有分に入れておくのはショルティとベルティーニの2種だけでがまんしておくとする。
 けど、クレンペラーのものを聴きたいとなると、共有フォルダにコピーしなければならない。
 当然、このようなことを繰り返していると数は増えるばかりなので、代わりに別なファイルを削除しなければならない。

 そこで、名古屋時代に-NAP を買う前に-やっていたように、パソコンとCDプレーヤーを接続して聴くことにした。CD プレーヤーを(内蔵されている)USB-DAC として使うのである。

 つまり、〔リッピングした音源がすべて保管されている外付け HDD〕 → 〔パソコン〕 → 〔CD プレーヤー〕という接続である。

202203USBDAC

 これまでこの方法をとらなかったのは、そういう概念を忘れかけていたこともあるが、オーディオ用のUSBケーブルの長さの限界と、メーカーから指定されている(そしてまた私が持っているケーブルの長さでもある)パソコンと CD プレーヤーとの距離が3メートルでは収まらないからだった。

 ふつうの5mのケーブルもあるが、前にこれでつないだときは音が飛んだりして使い物にならなかった

 でも、である。
 ダメもとで、この粗悪な、いやごく普通のタイプの5mの USB ケーブルでつないで HDD に保管してある音楽ファイルを再生してみると(プレーヤーは MusicBee。下がその再生中の画面)、もう何日か使い続けているが、音飛びはゼロだし、何かノイズが発生するわけでもないし、私の耳には音も悪くは感じない。

202203MusicBee3

 前に音が飛んだのは、じゃあ何のせいだったのだろうかというと、いま思えばあの時使っていたあまり能力が高いとは言えなかったパソコンのせいかもしれない。

 でも、オーディオ用の3mのケーブルでつないで、聴きたいなぁ……
 せっかくあるのに宝の持ち腐れってやつだ。音ももっと良くなるんじゃないかと思うし。
 あと15cmくらいで届くんだけどなぁ……

  Shared では避けられない
 そうそう、MusicBee を使って音楽を再生しているときに Windows が放つサウンドなど他の音が鳴っては邪魔である。
 MusicBee で再生中にそういった音が鳴らないようにするには、MusicBee の「設定」から「プレーヤー」の「出力」で「WASAPI(Exclusive)」を選ぶ(「WASAPI(Shared)」ではなく)。

202203MusicBee1

 このように説明が出ているが、逆いえば MusicBee で音楽を再生中は、他の音に邪魔させませんということだ。

202203MusicBee2

 もちろん、コントロールパネルの「サウンド」で、「排他モード」をこのように設定しておく必要がある。

202203排他モード

 で、マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第7番ホ短調「夜の歌(Lied der Nacht)」(1904-06)だが、マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏も、私はひそかに好きだ。

Mahler7Masur

若き日の演奏で、自らを悼むかのよう♪レヴァインのマラ10

20211207PL1  象形文字っぽいチキン
 弁当のことを書いた翌日は鳥の糞のことを書き、まるで消化作用講座のようだが、今日は再び『食』の話。

 このあいだの火曜日は、午前中に出かける用事があったので、あのビルの地下の弁当屋に寄り、そこは弁当販売糸筋なわけなので、私は弁当を買った。
 前回は「ミックス」が並んでいなかったので「ミックスフライ」を買ったが、この日も「ミックス」はなく、私は10種類以上に及ぶ弁当の中から「鶏テリ」を選んだ。もちろん、これも税込み500円である。それにしても、なんだかデザイン化された『鶏』の字だ。

 これまたコスパ抜群!味も抜群!すばらしい弁当だった。

20211207PL2

  安らかに……
 なお、今日も私は CD リッピング作業にいそしむつもりである。

 先週の土日にマーラーやショスタコのボックス物のリッピングをしたが、リッピング後に聴くと、ラトルやベルティーニのマーラーやコフマンやヤンソンスのショスタコのすばらしい演奏に、久々に、そしてあらためて、心がわきたった。

 せっかく買ったのに、ネットワークオーディオプレーヤーの楽さに慣れてしまい、CD再生するのを面倒くさがって、さらにリッピングも後回しにして、こういうすばらしい音源-すばらしいことは過去のブログで書いているように、十分わかっているのに-を放置していたなんて、バチ当たりな私である。

 レヴァインのマーラーも-第9番のことは先日書いたが-、いま聴いてもすばらしい。
 LP 時代に最初に聴いたレヴァインによる第10番の全曲版(クック版)も 、今回あらためて聴いてると、終楽章(第5楽章)がレヴァイン自身を追悼する曲のように聴こえてきた(レヴァインは今年3月に死去)。

MahlerRattle1-10 レヴァインによるマーラーの10番は廃盤。
 では、かわりにラトル盤を。




1年後には大胆にも33%の値上げ♪コープランド/ジョン・ヘンリー

O_HenryKobunsha  私の期限はしっかり切れていた
 初めてO・ヘンリの小説を読んだときには、なんておもしろいんだろうと思った。
 その機会は、大学のときの英語のテキストがO・ヘンリ―の短編小説集で、最初の一話で気に入ってしまって、文庫本を買った(だから英和辞典を使って苦労して和訳しなくても済むという恩恵も授かった)。
 2007年には光文社古典新訳文庫も発刊され、それも買った。
 
 で、1ドルの話である。

 私が持っているマランツのネットワークオーディオプレーヤー(NAP)で使えるインターネットラジオの無料聴取が、ある日突然有料になったことは怒りとともに報告した

 で、文句は言いつつも、年間3ドルなら支払うかと、根性も理念もなく屈したことも報告した(煮え切らない気持ちを整理するのにけっこう時間がかかったが)。

 最近インターネットラジオを聴くことがほとんどなくなっていたので確認していなかったが、3ドルを支払ってから1年以上経ち、私の立場はどうなっているのだろうと PC で vTuner のサイトを見てみると、はい、権利はしっかりと消失しておりました。

202109vTuner

 NAP でインターネットラジオを選び各項目に進むと、ディスプレイには以前と同じ「フルアクセス」がなんちゃらかんちゃらというメッセージが。
 それでもやはり、『最近再生したラジオ局』の履歴は残っており、そこに表示されている局を選ぶと、きちんと聴くことができる(履歴が残っているすべての局がきけるかどうかは未確認。また、いま聴ける局もそのうち聴けなくなるのかもしれない)。

20210925NAP

 さて、またお支払いして継続するか否か。

 やめた。

 去年3ドルを要求してきたのに、いまは4ドルとなっている。
 舌の根も乾かないうちに1ドルの値上げだ。
 
 年間たった4ドルではあるが、私にはこの1ドルの値上げに価値を感じることができなかった。

CoplandBox では、O・ヘンリ―ではなく、「ジョン・ヘンリー-オーケストラのための鉄道のバラード(John Henry - A Railroad Ballad)」(1940/改訂1952)を。コープランド(Aaron Copland 1900-90 アメリカ)の管弦楽曲である。

 ← 廃盤である。

 その代わりと言っちゃなんだが、今日は本館の記事も更新しておいた。





 

雨降って地固まる、か?♪チャイコフスキー/雷雨

20210914Blick  流れ込む砂……(見てないけど)
 物置前の地面に敷いてあった赤レンガを、意を決して敷き直したことを報告した

 そのとき、買った砂が1袋も余ってしまったことを併せて報告した(3袋買ったうちの1袋だから33%の在庫率である)。

 ところがその翌日、わが街・江別は雷雨となった(札幌もだけれど)。
 断続的に激しい雨が降り、それは赤レンガにもたたきつけた。
 ついでに書いておくと、一瞬停電し、ネットワークオーディオプレーヤーとプリメインアンプの電源が落ちた。にもかかわらず、音楽ファイルを保管してある無線LANディスク(NAS)の電源は落ちなかった。

 雨が上がって、見るとはなしに窓の外を見てみると、まぁ、なんということでしょう。
 私がレンガのレンガの間に入るようにと砂をまき、ほうきで根気よくはいたのに、入りきらなかった砂が、すっかりなくなってきれいになくなっているではないか!

 雨によって、砂はレンガとレンガの間の隙間に流れ込み、そしておそらくはレンガの下の隙間にまで入り込んだに違いない。
 ということで、残った砂をまたまいて、さらに隙間に入り込ませることを目指すことにした。

 まさに、雨降って地固まる、だ。
 あっ、砂だから固まらないか……

TchaikoSymRozhdes チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tcaikovsky 1840-93 ロシア)の序曲「雷雨(The storm)」Op.76(1864)を。

 ← 廃盤。市場からなくなった。








彼はむかしの勘を取り戻しつつあるのか?♪C.P.E.B/シンフォニア集

BachCPEZacharias
  問題発生に気づいたときよりは改善?
 あのときから、在宅勤務のお伴の BGM は SACD を再生するようにしている。

 久しぶりにプレーヤーの電源を入れ、音切れが発生したときには途方に暮れかけた。
 そして、その後も音切れは発生するが(やはり、ふつうの CD では異状は起こらない)、最初に症状が現れたときほど発生頻度が下がってきているような気がする。なかには、一度も症状が出ないで最初から最後まで再生されSainSaensJarviる SACD もあるほどだ。

 機械にも慣れ、というか、勘を取り戻すってことがあるのだろうか?
 それとも、また発生頻度が高まっていくのだろうか?

 いろいろ再生している SACDハイブリッドの中でも、このC.P.E.バッハシンフォニア集と、サン=サーンス管弦楽作品集はとっても良くって、何度も聴いた。どちらもお薦めである。




スーパーな層のときに問題が……♪サン=サーンス/戴冠式行進曲

20210829SA8005  かまってやらなかったからひねくれた?
 このところ音楽を聴く時はCDからハードディスクに取り込んだ(リッピングした)音源ばかりを聴いている。CDそのものよりも音は劣る。なんというか伸びやかさがなく窮屈に感じるのだが、それは私が使っているネットワークオーディオプレイヤーの性能的なものだ。

 先日、たまにはCDプレーヤーもたまに動かさなきゃと思い、久しぶりに電源をONにして、SACDハイブリッド盤を再生してみた。
 あっ、そうそう、今日は16日ぶりに本館の記事も更新してみたことを併せてご報告しておく。

 すると、である。
 1枚につき2回ほど一瞬音が途切れる場所があった。
 音が飛ぶというよりは、一瞬無音になるのである。ノイズなどはない。ハイブリッド的静けさだ。
 もう一度無音になった箇所を再生してみると、音が途切れることはない。つまり再現性はなく、ディスクのせいではないようだ。

 別なSACDハイブリッド盤を再生してみる。
 やはり何回かだが音が途切れることがある。一瞬か長くても1秒ほどだと思う。
 もう一度かけると先ほど途切れたところは大丈夫で、忘れかけたころに別なところで音が途切れる

 さらに別なSACDハイブリッドを再生。
 同様の現象が起きる。

 試しにふつうのCDをかける。
 すると問題は起こらない。ノープロブレムである。

SA8005ManuRayer そこで、SACDハイブリッド盤をトレイに入れてもSACDではなくCDレイヤーを再生するように(つまり通常CDの部分を再生するように)設定して再生してみた。

 あらあら、これまた問題なし。

 ということは、SACDを読み込むときにだけ、たまにエラーを起こしてしまうってことになる。
 これって、プレーヤーの使用頻度が低かったせいで、起こるようになったのだろうか?
 車だって走らさないと調子が悪くなるっていうではないか?

 あるいはもう少し動かし続ければ、本調子に戻るのだろうか?(まさかね……)

 いつもブログを拝見させていただいている「ウィッチ・ハウンド」さんが、音飛びするようになったSACDプレーヤーを修理に出し、それが戻ってきた、と書いた記事を先日読んで、「たいへんだったんだなぁ」と思っていたのだが、想定外なことにわが家のプレーヤーも不調になってしまった(買ってからもあんまり使ってないのに)。

 私の場合は持っているSACDの枚数があまり多くないことと、いまのところ通常のCDは問題なく再生できるので、様子見である。いや、使っているうちに奇跡的に治るかもと、非科学的根性論をかすかに期待している。

SainSaensJarvi 今回再生したSACDハイブリッド盤の1枚に、N.ヤルヴィが指揮したサン=サーンス(Camille Saint-Saens 1835-1921 フランス)の管弦楽作品集がある。
 いちばんの目的は「戴冠式行進曲(Marche du couronnement)」Op.117(1892)を聴きたくて買ったのだが、久しぶりに、それも何回も聴いたが、この曲やっぱり相当好きだわ、私。






サブちゃんとのお別れ♪ショルティ/CSOによるGM/Sym6

IMGP1999  ホームシアターのような鳴らし方はしないので
 それまで使っていたスピーカーのエッジがボロボロになり、もう大きなスピーカーは要らないかなと小型スピーカーに買い替えたが、そのすぐあとに低音不足を補おうとサブウーファーも導入した私。

 そう、タイトルの『サブちゃん』は『〇〇三郎』のことではなく、サブウーファーのことである。

 しかし、なかなかその力を発揮させることができない。というか、どう調整すればよいのかよくわからなくて自暴自棄に、いや、ボリュームやフィルターのつまみの位置をテキトーなところにしてお茶を濁していた私。そしてそのうち、サブウーファーをONにする機会が減っていった。これを使わなくてもそれなりに小型スピーカーから低音が(軽めな低音だが)出たからだ。

 大阪から自宅に戻って来てもサブウーファーはアンプに接続したものの、ほとんど出番はなし。効果が出ているかどうか私の耳にはわからなかったからだ(明らかに低音がが出ているとわかるほどにボリュームを上げるとバランスが崩れるので、それはしない)。
 そしてまた、いまは独立した子どもが使っていた6畳間を使わせてもらっているが、単身生活のマンションのリビングと違いサブウーファーの占める場所はけっこうばかにならない。

 ってことで、一刀両断、でなかった、一大決心して、サブちゃんを手放すことにした。
 オフハウスだかハードオフに持って行ってもいくらにもならないのは目に見えている。なので、オークションに出品。
 おかげさまでこちらの希望価格で落札され、サブちゃんを求めている人のもとへとゆうパックで旅立って行った。

 結局、私はサブちゃんを使いこなすことができなかったということだ。なんとかしようという気力も体力もみなぎらなかった。

Mahler06Solti でも、私がリファレンスCDにしている、ショルティ/シカゴ響によるマーラーの交響曲第6番(1970年録音)がまったくもって不満なく部屋に鳴り響いているのだから(冒頭からコントラバスがズンズン!)、使いこなせないでプラスに働いているのかマイナスに作用しているのかわからないままサブウーファーを接続しておくより、純粋に686S2単独駆動にしてよかったんだと思う。

 初めてステレオ装置を持ったときからずっと、「コンサート会場で味わうような低音(というか振動)を部屋でも再現したい。そのためにいつかはスーパーウーファーを」を思っていた私(当時はサブウーファーではなくスーパーウーファーと呼ばれていた)。あれから40年以上経ったが、なんだかあっけない結果になった。人生なんてこんなものなのね。

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