新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

お出かけ・旅行

食べすぎたのはぁ~、自分のせいよぉ!続いておなか急降下@長沼

  前に来たのはB4 に乗り換えてすぐのころだった
 こないだの土曜日は、天気も良かったので妻と紅葉を観に行くことにした。

 まずは由仁の「三好焼菓子店」に寄ってクッキーを購入。この店を訪れるの二度目。

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 そのあと行った先は、夕張の「滝の上自然公園」。ここを訪れるのも二度目だ(9年ぶりとは!)。
 そこそこの数の人たちが紅葉を楽しんでいた(中には葉が紅くなるはかなさを悲しんでいた人もいるかもしれないが)。

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 駐車場前の建物(何軒かの店が出店していた)で売っていた大福を購入。

  舌鼓打ったすぐそのあとに……
 昼食は長沼の Harvest。
 13時過ぎに行ったが、40~60分待ち。結局、受け付けをしてから1時間で案内された。

 妻は「農園ポテトとハンバーグのセット」。私は「道産ポークステーキとメークインのニョッキセット」。ポークステーキをオーダーするのは初めて。

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 肉はもちろん、野菜もご飯もおいしかった。
 が、食べ過ぎたのか、食後すぐにおなかがぎゅるぎゅる。今回はストレス性のものではなく、食べ過ぎでおなかが驚いたものと思われる。
 やれやれ、まったくもって『困ったちゃん』である。

 トイレから戻ると、テーブルにはすでに食後のコーヒーが置かれていた。
 私はトイレの便器に座ってきたばかりだということを周囲の客に悟られることもなく、優雅にコーヒーを味わった(妻はりんごジュース)。

♪ 今日の一曲 ♪
 芥川也寸志(Akutagawa,Yasushi 1925-89 東京)の「もみぢ葉」。
 歌曲集「車塵集」(1949.全5曲。訳詞:佐藤春夫)の第1曲。

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何県産?産地はわかりません。だってこのパールライスは複数原料米だから

  妻が例年よりも多く米を注文したワケは
 「TSUDOU(つどう)」での昼食後は、伊達のAEONやケーズデンキへ。
 父親への誕生日祝いとして、K's で妻が集音機を買ってあげた。

 さて、米である。
 毎年、買いに訪れたり、行けないときは電話注文し配送してもらう宮内農園の米を今年も買った。ここの米はとてもおいしいのだ。
 「ゆめぴりか」「ななつぼし」ともに値上げになっていたが、それでも10日ほど前にスーパーで買った複数原料米のコシヒカリ(無洗米)より安い。

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 宮内農園だが、生産者の名前は佐々木さん。

 そしてまた、どうやら洞爺には他にも宮内農園という農家があるようで-そこの生産者は宮内さん-、『水の駅』でも売っているのは宮内さんの宮内農園の米。しかし、私たちが買っているのは佐々木さんの宮内農園の米である(佐々木さんの奥さまの旧姓が宮内さん)。

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 今年はいつもより多めに買った。

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 いや、買い占めではない。
 長男や次男、知り合いに贈るのだ。特に東京にいる次男には、その後の米の販売状況は知らないが、多めに送ることにした。

 まだ、先にパールライスの方を食べてしまわなきゃならないのでこの「財田米」は食べていないが、とても楽しみだ。

 帰りは「くるみや」にも寄って、ケーキを買った。

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 中山峠経由で帰ってくるときには「くるみや」に寄るのが習慣なるかもしれない。

♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のクラリネット協奏曲イ長調K.622(1791)。
 私たちが「くるみや」に寄ったとき、店内でこの曲の第2楽章が流れていた。
 なかなかいい感じだった。

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『道の駅』には寄らず、『郷の駅』でキノコを買い『水の駅』で豚丼を食す

  燃費は13キロ。まあまあってところか
 先週は平日の2日間休みをとって、妻と洞爺~伊達~虻田方面へ出かけてきた。
 妻の両親の様子うかがいと、毎年お願いしている洞爺湖町(旧洞爺村)の米の生産者さんから米を購入するのが目的。車をインプレッサに入れ替えての初の遠出ということになる。

 今回は行きも帰りも中山峠経由。ただし、中山峠の道の駅には寄らなかった。
 そして、行きも帰りも喜茂別の「郷の駅 ホッと きもべつ」に寄ってみた。ここを利用するのは初めて。
 そこで売っていた「きのこ王国」の肉厚のシイタケを買って帰宅後に焼いて食べたが、実においしかった。また、クレードル興農のコーンスープなども買った。

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 自宅からここ喜茂別までのインプレッサの平均燃費は13.1km。こないだまで乗っていたレガシィとほぼ同じ感じ。そしてまた、1600cc だがパワー不足を感じることはなかった。

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  この日もミニオムライスは笑っていた
 昼食は妻の両親を乗せて「とうや 水の駅」の中にある「TSUDOU(つどう)」へ。この店を利用するのは約10カ月ぶり

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 私は前回品切れで食べられなかった豚丼を注文。妻はとんかつカレー。義母はオムライス。そして、ここ1年ほどで食が細くなった義父はミニオムライス。

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 濃い目の味つけの豚丼は、甘さ控えめで飽きのこない味だった。
 ごちそうさまでした。

 ……この『お出かけ報告』は次回に続く。

♪ 今日の一曲 ♪
 黄金豚のおいしさに敬意を表し、ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のバレエ組曲「黄金時代(The Age of Gold)」Op.22a(1929-30)。

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座ることに執着せずに、早い電車で出勤し早く退けることに方針転換

  意外や意外、行きも帰りもス~イスイ
 こないだの日曜日は、有珠方面へ日帰りの旅。
 次男を連れて、妻の実家へ3人で顔出し。今回の往路は中山峠経由で、昼は珍しく買った弁当持参ではなく、実家でそばをゆでて食べた。
 日曜日の朝ということもあり、江別から南郷通、環状通経由で国道230号線に入ったが、極めてスムーズな車の流れ。

 帰りは高速道路を利用。
 写真は有珠 SA から見た有珠山と駒ヶ岳。

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 妻と次男はソフトクリーム(Bocca 製)を食べていたが、私は冷たいものでおなかが急降下しては困るのでがまん。
 世の中は長い休みの最終日だったが、高速道路の車の流れも順調だった。

 こうして私の長い夏休みも終わった。

  行きは早く、帰りも早く
 翌朝は元気な振りして、きびきびとした動きで出勤。
 休み前と同じく、この日も岩見沢から来る江別7:25発の電車(136M)に乗車。フレックス勤務になっているので、早く行って早く退ける方が良いと、朝電車で座れなくとも、そのことを苦にせずに-いや、座れる程度には空いているのだが、無理に座らないようにしている-、以前のように座るために江別始発の電車を待つことなく、行動しているのである。
 いや、江別始発の折り返し電車をホームで15分ほど待っていたのは、ただ座りたいためではなく、いつも座っている席を他の人にとられたくないという、本能的な縄張り意識が働いていたのかもしれない。在宅勤務の日はそんなことどうしようもないのに、へんなことに固執していたように自分で思う。ただ、高校生の夏休みが終わり、7:25発が激コミになるようだったら、また元に戻す可能性はゼロではない。あるいは、もっと早い江別始発7:15の電車という手も全然アリだ(その場合は弁菜亭ワゴンでの弁当購入は無理だが)。

 フレックス勤務についてもう少し書くと、わが社は1年ほど前に北海道の支社もフレックス制になった。10時から15時までは必ずいなければならない時間だが、その前後は好きなときに来て計8時間(昼休憩1時間を含む)勤務したら好きなときに帰ることができる。
 7:25江別発の電車に乗ると、職場には8時ちょっとすぎに着く。
 ってことは、16時で8時間。ということで、16時半前の電車に乗って帰ることができるのだ。

 つまり、私が札幌期に到着し、改札機を抜けるときの時刻と開店の時刻が微妙なタイミングなのである。いまのところ、だいたいは営業を始めた直後で買うことができているが、けっこうどきどきするものである。いや、始まるのを待っていればいいのか。場合によっては、設営の手伝いもしちゃおうか。

 休み明けに買った弁当は「日替り弁当A(タンドリーチキン)」。
 初めて目にする弁当で、タンドリーチキンがご飯のおかずに合うのかわからなかったが、買ってみた。

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 タンドリーチキンがものすごくおいしいものだとは思わなかったが、不満も残らない、合格点の弁当だった(串に刺さったミートボールが地味にうれしかった)。
 なお、この日の割り箸は弁菜亭のオリジナルのものではなかった。

♪ 今日の一曲 ♪
 メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn-Bartholdy 1809-47 ドイツ)の劇音楽「真夏の夜の夢(Ein Sommernachtstraum)」Op.61(1842)の抜粋を(なお、すでに作曲されていた序曲の作品番号はOp.21(1826))。

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何年か後にはファミマになる?本日、樽前 SA の LAWSON がオープン

  公平性を保つため?
 こないだの連休、伊達市、洞爺湖町の方へドライブに行って来た。

 ゴールデンウィークの前半に道央道の樽前 SA に寄ったとき、セブンイレブンが閉店していたことを報告したが、今回も 樽前 SA に寄ると、セブンのあとは LAWSON になることがわかった。そしてそのオープンが本日の午前8時である。

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 私の知る範囲では、ここのコンビニは最初はセコマ(セイコーマート)だった。それがセブンイレブンにかわり、今度はローソンだ。公平性を保つために、このように交代させているのだろうか?とすれば、この次はファミリーマートになる?

 高速を降り、JR の洞爺駅に寄ってみたが、「洞爺駅構内立売商会」の『弁当売場』があった。
 今度機会があったら弁当を予約して買ってみようと思った。

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 それにしても、いつ、どこで目にしても、万博のキャラクターはきもいし意味わからん。

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 そのあと「Lake Hill Farm」に寄る。
 これまで何度か寄ったことがあるが、いずれも駐車場は十分にあいていた。しかし、この日は満杯。

 オディールさんが前回の記事を見て、「あんなにすいていることってあるんですね。私が行ったときはすごく混んでました」と言っていたが、確かにすでにレストランもいっぱい。祝日あるいは連休だったからだろう(私たちがこれまで行ったのは、いずれも平日)。

 世の中が活気づくのは良いことだが、駐車できないくらい混むのは困る……

♪ 今日の一曲 ♪
 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の序曲「命名祝日(Namensfeier)」Op.115(1814-15)。

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数日間続けて利用する人にとっては予約を取るのがとても難しい CTS の P

  「東京2024」紀行、番外編「駐車場予約奮闘記」
 さて、5月25日から28日にかけて東京に旅行したときに利用した、新千歳空港の駐車場の話である。

 昨年も同じように東京への旅行で新千歳空港の駐車場(A・B駐車場)を予約したが、ここに書いたように予約の受け付けは、利用する日の1カ月前の午前9時から電話にて、であった。

 ところが昨年7月1日に、電話予約から WEB 予約に変更となった、ということを知った。
 そして予約の受け付けの開始は、『出場予定日の前日から起算して30日前から』となった。

 今回の私の場合は、5月25日(土)に入場して駐車し、28日(火)に出場する。
 ということは、5月28日の前日の27日から30日前にあたる4月28日(日)の午前0時から予約受付が開始になるということだ。

 駐車場側としては、いろいろ検討した結果『出場予定日』基準になったのだろうが、これはなかなかしんどい。
 というのも、新千歳空港の駐車場の予約は(一般用予約枠は60台)、毎週土・日はいつもすぐに埋まる状況にあるからだ。

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 5月25日の土曜日だけ駐車したい人は4月25日の0時から予約ができるようになるし、5月25~26日の土日の2日間駐車したい人は、4月26日から予約の受け付けが始まる。
 しかし、私はイライラしながら、4月28日の0時までジリジリと待つしかない。この間に、私が駐車したい4日間のうち、どこか1日、特に土曜日が満杯になってしまうと、当然のことながら、4日間続けての予約をとることはできないのである。
 運を天に任せて「4月の28日の段階でも土日も空きがありますように!」と、祈るしかないのか?

 と、そのときひらめいた。

 4月25日朝。私は5月25日・土曜日の1日(日帰り)の予約を入れることを試みた。
 幸い、無事予約を取ることができた。

 4月26日早朝。
 前日予約した土曜日の予約をキャンセルし、5月25日~26日の土日の2日間の予約を入れた。
 幸い、無事予約を取ることができた。
 いったん、予約をキャンセルしたのは『予約の変更』はできないため。
 変更の場合はキャンセルしたあとに再度予約を入れ直さなければならないのだ。
 そしてそのあと、この日の午前中に5月25日は『満車』となった。

 5月27日(月)は満車になることはないだろうと思い、次の挑戦は4月28日に。

 4月28日の早朝(私はあえて0時過ぎをはずした)、5月25日~26日の予約をキャンセルした。これで満車だった土曜日は、私がキャンセルした分の1台分の枠が空いたわけだ。この枠を誰かに押さえられたら元も子もない。息つく暇もないスピードで5月25日~28日の予約を入力し、送信。
 そして……やったぁ~!予約がとれた。
 この時点で、当然25日・土曜日は再び満車。そして、状況を確認し続けたら、26日・日曜日の予約は4月29日に満車になった。
 この安堵感、達成感をなんと表現したらよいのだろう。
 こうして、今回の旅行の最大の難所を無事クリアできたのだった。駐車場の予約ができたから、もう旅行には行かなくてもいいくらいの充実感だった。

 ところで、上にも書いたが、なぜ『出場予定日』が基準となったのだろう?
 なにかそうすることが理にかなっているということなのだろうが、私には思いつかない。
 そしてまた、『予約可能日数は最大30日間まで』となっているが、30日間予約するとしたら予約の受け付けをしてもらえるのは入場日の前日ってことになる。その間、満車でない日があるはずがない。つまり、30日間連続して予約を入れるなんてことは不可能だ。

 ところで、出場日の28日。予約時に申請した出場予定時刻の1時間前に、メールが届いていた。
 でもこの時間、私は飛行機の中。メールは届かない。
 メールで『気づき』を促すという目的なら、出場時刻の2~3時間前の送信でもいいのではないかと思う。

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 ということで、予約をとるのはたいへんだったけど、今回も予約サービスの恩恵にあずかることができました。
 ありがとうございました!

 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「春の朝(Fruhlingsmorgen)」(1880⇔83)。
 歌曲「若き日の歌(Lieder und Gesange aus der Jugendzeit)」(全14曲)の第1曲。

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別々の器で出てくるのではなく、とろろとつゆが融合しているとろろそば

 旅行最終日。
 9時過ぎにホテルをチェックアウトし、東京駅へ。
 駅改札内の売店でおみやげを買い、さらに改札外(八重洲側)でもおみやげを買い、ウロウロしているとあんみつ屋さんを発見。妻が言うには有名な店で、こんなところに支店があるとは!ということで、入店。

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 「上野公園前 あんみつ みはし」の東京駅一番街店。
 私は「冷やしほうじ茶」、妻は「杏あんみつ」を注文。
 冷やしほうじ茶はお茶の味がしっかりしたし、妻はとてもおいしいあんみつだと言っていた。妻は最近食欲が落ちてきた父親にあんみつを発送してもらおうとしたが、残念ながら北海道は宅配対象エリア外だった。

  13年ぶりの小松庵
 昼は「丸の内 oazo」 の5階にある「小松庵」へ。
 私が東京勤務時代に社用でよく利用した蕎麦店。東京から札幌へ転勤になったあとも、出張の際には何度か立ち寄らせていただいた(最後に行ったのはこのときだと思う。つまり13年ぶりということになる)。

 11時過ぎに行ったのだが、すでに何組もの客が入店しており、「12時から予約が入っている席でよろしければ」「全然よろしいです」と、12時までの時間制限席に案内される。確かに、空いているテーブルもことごとく『予約席』の札が。
 店内の様子は、むかしと変わらず。

 私も妻も「とろろそば」を頼む。1,980円。高いなぁ、やっぱり東京の蕎麦は。「ごまそば処 八雲 札幌国際ビル店」のとろろそばの2倍以上の値段だ。

 でも、ただとろろが入った器がついてくるのではなく、すでにつゆととろろが混ぜ合わさせたものが供された(生卵も溶かれている?)。おいしい。
 高いけどおいしいから、開店してすぐからすでに混んでいるわけだ。
 新千歳空港から車を運転するので、この日もランチビールはなし。

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 当時いた、店長と小松庵子さんの姿は、さすがに店になかった。

 その後、空港へ。
 車両が新しくなってもモノレールはあいかわらず狭い。まあ、車体を大きくできないのだからしょうがないんだけど。
 帰りのフライトも順調!快適な ANA の旅。

 新千歳空港に着いて、夕食用の弁当(空弁)を「お弁当所 美食千歳(BISHOKU SENSAI)」を購入。妻は「幕の内 彩」、私は「北海道グルメ 豚丼」。

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 長沼経由で江別の自宅に無事帰還。
 日ごろの行ないが良いせいか(妻の)、4日間の旅行中、ほとんど雨に当たらずに済んだ(新千歳空港に着いたら、AIR DO のカウンターには長い列ができていた。天候が悪くなり、羽田便が何本か欠航したのだ。私たちも、帰りの便がもう少し遅ければフライトに影響が出たかもしれない)。

 スーツケースの中身を取り急ぎ片付け、羽田空港で買った漬物や新千歳空港で買った弁当をつまみながら、ハイボールを飲んだのだった。

 「東京2024」紀行の最終回は、旅行前の私の「駐車場予約奮闘記」を。

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の「タヒチ・トロット(Tahiti Trot)」Op.16(1928)。
 V.ユーマンスの「2人でお茶を(Tea for Two)」を管弦楽編曲した作品である。

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おいしい中華を食べたあと、レトロで由緒ある喫茶店で昭和気分を味わう

 北鎌倉駅から東京駅に着き、ホームから上の階に行くと(横須賀線のホームは地下深くにあるのだ)、たまたま偶然、改札内に鉄道系のおみやげを売っている店を発見。「東京駅グランスタ TRAINIART TOKYO」という店だ。

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(GRANSTA のホームページから転載)

 そこで、残り1つと書いてあった特急の絵が描かれたパズル(パズトレ)をお孫ちゃん(兄)に買った。対象年齢5歳以上なので、まだ早いんだけど……

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 そのあと丸の内側から改札を出て、丸ビルの地下を見て、丸の内仲通りを歩いて日比谷方向へ。
 帝国劇場の並びにある「パティスリー サダハル アオキ パリ」(*)でジャムとお菓子を買い、ルミネの「DEAN & DELUCA」(*)に寄り、そのあと御茶ノ水へ。
 御茶ノ水駅から「ソラシティ」と「ワテラス」を通り抜け、「近江屋洋菓子店」(*)に行き、お菓子を購入。

  様変わりしていた淡路町
 ここで私は驚いた。
 というのも、老舗の「近江屋洋菓子店」は、私が昭和60年代の勤めて間もないころ、東京出張のときはほとんど毎回使っていた「ホテル ニュー神田」の並び、すぐ近くのところにあったからだ。「ニュー神田」は現在「ホテル マイステイズ 御茶ノ水」にかわっているが、かつてよく泊まっていたホテルのすぐ近くにこんな洋菓子店があったなんてまったく気づかなかった。そしてまた、「ニュー神田」の目の前に「ワテラス」という大きなビルが建ち、さらにそれが「ソラシティ」に連絡通路でつながっていて、御茶ノ水駅前にすぐにたどり着けるとは思ってもみなかった。

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 思い起こしてみれば、当時、時間があるときは「ニュー神田」から歩いて昌平橋を渡り秋葉原の石丸電気に CD を買いに行ったものだが、御茶ノ水の方向へは出かけることはあまりなかった。
 それにしても、あれから40年近く。時の流れを強く感じた一瞬だった。神田郵便局の存在が懐かしかった。

 来たときと逆ルートで、再び御茶ノ水駅へ。
 さらに聖橋を渡り、同じく老舗の洋菓子店「小川軒」(*)へ。ここでもお菓子を購入。

 こうして旅行前に妻が調べて行きたいところとしてリストアップしていた施設や店(この日は * を付けたところ)のほぼ全部に行くことができた。

  ミルクセーキ!
 この日の夕食は神保町の「三幸園」。
 土曜日の夜に次男と食事をしたときに、次男が何度か利用したことがある店ということで、ここにしようと決めた。しかし、日曜日に電話をしたが予約エリアは満杯。当日、並んで席が空くのを待つことにした。

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 最大で1時間ほど待つかもと言われたが、30分ほどで店の中に案内された(ここのフロア係の人たちは、みな実に感じが良かった)。
 サラリーマンや友達同士、家族連れなどで店内は大賑わい。こういう雰囲気は、私は一人なら絶対無理。でも、今日はこちらも家族連れなので、全然平気。

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 さすが人気店だけあって、どの料理もおいしいし、価格もリーズナブル。
 この麻婆豆腐は、見た感じは丸美屋似で私の好きな系統の麻婆豆腐ではないが、食べてみると実においしかった。蒸し鶏、焼餃子、鶏のから揚げ(ハーフ盛り。ハーフなのに6個)、エビマヨネーズ、かに玉、五目チャーハン(ハーフ)を食べたが、隣の席の親子連れが頼んだラーメンがこれまた実においしそうで食べたくてしょうがなかったが、もうだめ、満腹でおなかに入らないということで断念した。

 食事のあと、次男ともまたしばらく会えないからとお茶をすることに。
 三幸園の近くの老舗喫茶店「ラドリオ」に行ったが、店の前の黒板に書かれたメニューが食事主体みたいだったので、隣の「ミロンガ・ヌオーバ」へ(ミロンガ・ヌオーバはラドリオの姉妹店。ラドリオはシャンソン喫茶、ミロンガ・ヌオーバはタンゴ喫茶)。

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 私はハイボール、妻はミルクセーキ、次男は、、、なんだっけかな。
 ミルクセーキがこれまたすごくおいしいと妻が言っていた。

 LPレコードをターンテーブルに置き、針を落とす。その店員さんの動きが、自分もむかしよく行った札幌のクラシック喫茶「クレモナ」や「シャンボール」、「ウィーン」の記憶をよみがえらせた。レコードのスクラッチノイズがまったく聞こえなかったのが不思議で、すごいと思った。

 昼の「ニュー神田」跡といい、この名曲喫茶といい、偶然にもダブルで昭和感覚に浸ることができた。

 こうして、3日目の東京の夜が終わった。
 3日間、夕食に付き合ってくれた次男にも感謝である。

 ピアソラ(Astor Piazzolla 1921-92 アルゼンチン)の「ミロンガ・アン・レ(Milonga en re)」(レのミロンガ)。
 ミロンガとはアルゼンチンなどの音楽のジャンル、およびその音楽で踊るダンスのことである。

 「ミロンガ・ヌオーバ」のヌオーバは『新しい』の意。1995年に店をリニューアルした際に『ミロンガ』の店名に『ヌオーバ』を加えたそうだ。

 それにしても、ホテルに戻って調べて、そこで初めてすごく由緒ある喫茶店だったと知った私たち夫婦であった。

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私がいちばん長く手を合わせたのは「しーちゃん」のご冥福を祈ったとき

 旅行3日目の月曜日は、朝から鎌倉へ向かった。
 鎌倉といっても、鎌倉駅や江ノ電沿線は激コミの可能性が大だということで、今回は北鎌倉駅周辺を平日の月曜日に目指す計画を、妻が立てた。

 北鎌倉駅に着いたのは9:30。

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 まずは駅のすぐ近くの「円覚寺」へ。
 入ってすぐのトイレとつながっている建物に、2年前に亡くなったという「しーちゃん」の祭壇が置かれていた。私は目を閉じて手を合わせた。

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 最初の門の横では、ピーター(池端慎之介)と賀来千香子がコマーシャルらしきものの撮影をしていた。「ウィッグ!」と言っていた。

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 境内の奥の方まで行って戻り、そのあとに向かったのは明月院。

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 まだアジサイの開花期を迎えていないので、ここも混雑しているというほどではなかった。
 アジサイもこのくらいの高さまで育てると見栄えがするんだろうと思ったが、江別の冬の雪のことを考えると、やっぱり低めに抑えておいたほうがいいか……。そんなことを考えた。

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 「花想い地蔵」を見て、私「花想いじじい」は温かな気持ちになった。

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  飲まなかったが食べ過ぎた?
 このあと、妻が旅行前にネットで調べ事前に席を予約していた店、「和創作料理 鈴や」に昼ごはんを食べに、再び北鎌倉駅の方へ向かった。

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 妻は「もり蕎麦、日替わり3貫、日替わり小鉢」、私は「もり蕎麦と海老と野菜天丼」。
 天丼セットはちょっと食べすぎかなと思ったが、強行した。
 このあともすぐにトイレに行けるようなところを歩かないので、ビールはやめておいた。
 開店と同時に入店したので、ほかにお客さんはおらず、また厨房から直接こちらを見られるような造りではないので、この日もリラックスした気持ちで料理を楽しめた。

 妻は、寿司もそばも、とくに寿司が、ネタが新鮮で、すごくおいしいと絶賛した。
 私が食べた天丼は、ふつうの天丼のようなタレがかかっていない。しかし、ご飯はほぼ無色透明のまるで出汁のようなタレがかかっており、そのしつこくない甘じょっぱさがとてもおいしかった。こういう天丼のタレは初めてだ。そしてまた、野菜がすごく新鮮に思えた。海老も尾をとってありオシャレに環状になっていた。もちろんそばもおいしかった。

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 昼食のあとは、建長寺へ。
 歩いて向かう途中、おなかがニヤニヤし始めた。いや笑い始めたのではなく、おなかをこわしそうな痛みには至らない違和感が生じたのだ。
 まずい!やっぱり食べすぎたか?蕎麦と天丼ではなく、蕎麦と天ぷらにしておくべきだったか?
 どうかお寺に着くまでおなかが下らないように!と祈ったが、祈りが通じたのか(←誰に?)じきに腹痛前風症状は治まった。

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 これが「さざれ石」。こういうものだったのね。

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 見学したあと、来た道を戻って北鎌倉駅へ。
 途中「三日月堂 花仙」でおみやげのどら焼きと最中(もなか)を買う。
 こんな自販機もあった(中はカラだったように見えた)。

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 そして、北鎌倉駅から東京駅に向け電車に乗ったのであった。

 この日は雨の予報だったが、ほとんど雨に当たることがなく済んだ。また、アジサイの時季にはまだ早く、かつ、平日のせいか、どこも混みあっていなかったことも幸いだった。

 鈴にちなんで、今日はマーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第4番ト長調(1892,’99-1901/改訂1901-10)。

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美術鑑賞のあとは散歩している犬もどことなくオシャレな街で店めぐり

 マティス展は思っていた以上に見ごたえがあった。

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 美術鑑賞を終えたあとは、自由が丘へ。
 自由が丘を訪れるのは、私はこのとき以来。
 妻が行きたいという店を訪れた。
 
 「MOMO NATURAL」では、使いやすそうな箸を買った。
 「JOURNAL STANDARD FURNITURE」や「TODAY'S SPECIAL」では何も買わなかったが、必ずしも日当たりが良いとは言えない店内で、数多く並べて売られているサボテンや多肉植物が元気に育っているのを見て、やはり私も外から室内に取り込もうと、旅行から帰って来て部屋の中に移動させた。余計な日焼けをさせてしまってすまなかった。

20240604Cuctus

 ただ、日焼けがあまりにもひどく、植え替え後も倒れやすく安定しないあの柱サボテンは、まだ外に出したままだ。

 「IDEE」にも寄ったが特に(妻が)買いたいものはなかった。
 「BREEZE」でお孫ちゃん(弟)の服を買った。近くの別な店のウィンドウに飾ってあった服もかわいかったが、よくよく見るとそこはペット用品店だった。
 犬を散歩させている人を少なからず見かけたが、どのワンちゃんもどことなくオシャレで気品が漂っているように感じた。さすが世田谷である。
 なお、お孫ちゃん(兄)にはこの日の午前中に「KELTY」で T シャツをおみやげに買った。

 「Marche de Bleuet plus」に寄り、その向かいの「ミルクランドホッカイドウ→トウキョウ」をちらっとのぞき、「自由が丘ベーカリー」でこの日の夜に再び会う次男におみやげとしてパンを買い、御茶ノ水に戻った。

 この日の夜は、御茶ノ水駅で次男と待ち合わせし、私たちがネットで調べ予約した、神保町の「BISTRO Kuu」へ。
 テレビなどでも何度も取り上げられているらしいフレンチイタリアンの店。私たちが店にいる間に、すぐに満席になった。

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 チーズの盛り合わせやトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ、地鶏のもも炭火焼、ムール貝の白ワイン蒸し、牛リブロースのステーキなどを食べた。
 料理はふつうにおいしかったが、ただ、食べログの口コミ評価のスコアはちょっと高すぎるような気がしないでもないと感じた。

 こうして東京での2日目が終わった。
 
 ヒンデミット(Paul Hindemith 1895-1963 ドイツ→アメリカ)の交響曲「画家マティス(Mathis der Maler)」(1934)を。

HinMathis

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