邦楽作品
そして今回、7:25発に乗ってみて、この電車でも座れてしまったという一大事を経験した。札幌駅にはいつもより22分も早く着いた。
そしてまた、136M は札幌駅の3番ホームに入線する。ということは、狭いホーム、狭い階段のせいで改札階に下りるのに長い時間がかかるというトラブルに巻き込まれなくて済む。
カウンター席といっても、厨房の中が直接見えるようになっていない、つまり対面でないので、へんな緊張感はなかった。
音更町にからむ話を書いたときは、ワンパターン的に伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の作品を取り上げる私だが、今回は音更町だけでなく伊福部昭の名前がニュースに出てきているわけで、ここで伊福部昭の作品をスルーするわけにはいかない。その翌日の昼食は、これまた今年初めての弁菜亭の「幕の内弁当」にした。
記録によると、なんと昨年の11月30日以来の購入ってことになる。が、このときすでにホンコンちゃんの旬は過ぎていたのだった。
【前回のあらすじ】
むかし仕事で世話になった人と東京で再会。夜は私が予約した『松尾ジンギスカン』でラムにマトンにラムハツ。「松尾ジンギスカン、楽しみです!」って久々に食べるかのような言い方をしていた彼は、そもそも『松尾ジンギスカン』を知らなかったという事実が暴露された。
大阪で買うつもりが、羽田で……
翌日。
私は10時過ぎに大阪空港に到着する便に搭乗した。つまり羽田出発は9時。
なんでそんなに早い便に乗るのって?(しかも空港に着いたときには、1時間前に出発する1本前の大阪行きの搭乗すら始まっていなかった)。
答えは簡単。首都圏の朝のラッシュに遭遇したくないからである。だから、朝も早から、まだ暗いなか羽田空港に向かったのだ。
当然、朝食は食べない。
その代わり、大阪に着いたら、この空弁を昼食用に買って支社に向かおうと前夜から心に決めていた。
が、羽田空港のANA FESTAで平積みされていた崎陽軒の『シウマイ弁当』と目が合ってしまい、あっけなく計画変更。
860円のこの弁当をカバンに忍ばせ、帰阪したのであった(移送中にアンズの位置がずれたことをおわび申し上げる)。
日本の航空会社ですもの
ところで、12月から放映されているANAの機内安全ビデオ。新たに作られた歌舞伎バージョンである。
今回、行きと帰りで2回観たが、これはいい!
これまで画面を観ることはあまりなかったが、思わず見入ってしまった。
歌舞伎とはみごとな着眼点。ちょっと事務的かつ厳しめのナレーションも実に良い。
企画・立案した人、この案を採用した人に敬意を表したい。
はっきりとは聴こえないが、音楽(歌舞伎の音楽)にも魅せられる。もし、私が西洋人だったら思わず「ワァ~オッ!」って言ってしまったかも知れない。
降機のときにはメイキングビデオが流れ、これを観てると「なかなか列が先に進まないな」というイライラ感も軽減される。
それでも、慣れてくると観なくなっちゃうのだろうか?
歌舞伎にかかわる楽曲は手元にないので、和楽器合奏の作品を。伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の
実際、出張から戻った日の夜は、あのビデオのことが頭から離れず(←なんだか誤解を招きそうな表現)、この曲を聴いたのだった。
作品についてはこちらをご覧いただきたいが、この曲もまた伊福部の傑作のひとつである。
田村拓男/日本音楽集団の演奏。
1981年録音。カメラータ。
ところで、『シウマイ弁当』のパッケージは2種類あるそうだ。
横浜の本社工場と横浜工場で製造されたものは掛け紙を紐で結わくスタイルで、東京工場のものはかぶせ蓋スタイルだと、崎陽軒のサイトに書いてあった。
ということは、この日私が買ったのは Made in Yokohama ってことになる。
個人の番号が知れるのも恐れない必死さ2週間ほど前のことだが、0120から始まる電話番号から着信があった。
その着信に気づかないでいたのだが、その数十分後には070から始まる電話番号からショートメールが届いた。
「重要なご案内がありますのでこちらへお電話をお願いします」と書かれていた。
相手は保険の相談窓口-『保険の窓口』とか『保険市場』といったところ-だった。
かつてそこに相談しに行って保険を見直したことがある。
だからこそ私の電話番号を知っていたわけだが、それにしても個人のスマホからショートメールを送って来るとは、ある意味たいしたものだ。
電話をしてみると、私の誕生日が近づいているのでいま加入している医療保険の見直しのチャンスだという。
私にとってどういうチャンスなのかというと、私が入っている医療保険はいまなら問題ないが、この先20年後、30年後になって高度医療による治療を受けるようになると、高度医療には適用されないので見直した方がよいと言う。
状況は180度変わった?
しかし-今回の担当者とは違ったが-この医療保険に入ったときにアドバイスされたのは、北海道では高度医療治療をできる病院は数えるほどしかないので、その特約をつける必要はないというものだった。
あれから10年ちょっと経っているとはいえ、あのとき無駄になると言っていたことと反対のことをお勧めしてきたのだ。
しかも、私の医療保険は65歳で払い済みになりあとは一生保障が続く。
ここで切り替えれば保険料を払う年数が延びるうえに、間違いなく保険料も上がるだろう。そうでなければ、ボランティアじゃあるまいし、保険の見直しを勧めてくるはずがない。
そしてまた、20年後はともかく、30年後の私なんて高度医療なんて高尚な治療など全く必要のない、単なる老弱で寝たきりになっているか、もう死んでいるだろう。
細川俊夫(Hosokawa Toshio 1955- 広島)の「さくら-オットー・トーメック博士の80歳の誕生日に(Sakura - for the 80th birthday of Dr.Otto Tomek)」(2008)。
笙のための作品で、日本古謡「さくらさくら」を素材にしているそうだが、「さくらさくら」のメロディーが姿を現すことはない。どうしたことざんしょ?
宮田まゆみの笙による録音がある。
2009年録音。ECM。
この博士は(誰なんでしょう?)は、いまもお元気なんでしょう。きっと。
勧誘電話はカード本体の契約にも悪影響を及ぼしかねない
そんなわけで見直すのは無駄だ。どう考えても見直すだけ無駄だ。
この保険相談の会社(単独の保険会社ではなく、いろいろな保険会社の総合窓口になっている)には、ニッセイから切り替えるときに相談にのってもらったので感謝しているものの、お断りした。
ここには全然ハラはたたなかったが-むしろ「お疲れさまです」とねぎらってあげたいくらいだ-、迷惑なのがクレジットカード会社からしばしばかかってくる保険の勧誘だ。
JCBだのセゾンだのから保険の勧誘が来るが、これは迷惑だ。
「今度電話してきたら、カード自体を解約しますよ」と言いたくなる。
そう思っていながらも、いつも言えないでいるけど……
さて、本日で年内の業務終了。
夕方の『北海道の翼』で北海道へ帰らさせていただきます。
みなさんは『プレ金』ですてきな時間をお過ごし……って人いるのかね?
毎年恒例、おバカショー
昨日は成人の日だった。
昭和の人間としては、成人の日たるもの1月15日であるに違いないという感覚がいまだに残っている。
と同時に、成人式を迎えるにあたって、その時点でもまだ共通一次試験を受ける身で、試験をそのあとに控えていたのか、試験は終わったけどかんばしい結果に終わらなかったのか定かでないが、いずれにしろ式に行くような状況になかったことが思い起こされる。
毎年のことだが、式で大暴れする頭の悪い連中を見ると、重~い罪に処すべきだと思う。
方向性としては、そういうおバカなことから卒業します。だって、ボクたち今日からおとなだもん。って考えるのが自然だと思うが、あれじゃ幼児返りだ。
式に参加している人たちの中には、こういうアクシデントを喜んでいる人もいるかもしれない。
が、参加している大半の良識ある人たちにとっては、人生に一度しかない成人式というものを-そりゃ単なる儀式かもしれないが、参加するということはその儀式を尊んでいるはずだ-少数のおバカのせいで台無しにされたことになる。
演奏水準は不明
ところで1月6日は、支社の管理職全員で熱田神宮にお参りに行った。
巫女さんが舞楽を演じているのを観ながら、その音楽-雅楽だ-を耳にすると、当たり前のように伊福部昭の鬢多々良のことが頭に浮かんだ。
神宮での雅楽(たぶんちゃんとした曲のタイトルはあるのだろう)は、それがアヤなのか、アンサンブルが合っていないのかよくわからなかったが、まあ味のあるものだった。
にしても、伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の郢曲「鬢多々良」(えいきょく「びんたたら」。1973)は、これまた名曲である。
こういう邦楽器合奏の作品ももっと残してほしかったなぁ。
ほかの人は喜んでいたと思います
神宮帰りに新年会。
店は居酒屋。
もちろん料理の好みを私に合わせる必要はまったくないし、好みに合わないと私が文句を訴える権利もない。しかし、しょっぱなから私が忌み嫌う品が出てきたときには、今年は食うに困る1年になるかも知れぬとおののいたものだ。
向かい座っていた千葉課長がそれをすぐに察知し、ニヤリとする。サディストか?
お通しが、鮟肝とたちぽんである。
全然好きでないものだ。いや、はっきり嫌いと断言しても完璧に間違いではない。
メインはあんこう鍋。
こう書くと高級料理店かと思うかもしれないが、すでに書いたように居酒屋である。
コース料理だったが、冒頭でここまで私の好みの裏をかかれるとは、やはり今年はあんこうならぬ暗黒の年になるかもしれない。
私は病変した肝臓標本のような色の鮟肝と萎縮した脳標本のようなたちぽんを千葉課長に押しつ、いや、献上した、
もっとも鴨肉や天ぷらなんかも出てきた。が、私がもっとも堪能したのはなんだかんだ言っても、あんこう鍋だった。白菜と豆腐……
まぁ、どっちにしろアルコールを飲み始めるとあまり食べないからいいと言えばいいんだけど……
気の毒に思ったのか、千葉課長が私を含め数人に声をかけ(彼は優しい心をもったサディストなのだ)、計5名でお口直しのために居酒屋へ。
北海道産チーズの盛り合せで良質なたんぱく質を補給することができた(驚くべきことに他に頼んだのは大根のおでんだけ。あとはひたすら飲料のみ)。
遅ればせながら初詣
とはいえ、翌朝はさわやかだった。
天気が、だが。見よ、東山動物園(方向)の朝焼けを(上の写真)。
私は1人、どうか食うことに困りませんようにと神社にお参りに行った。
上に書いたように私は成人式に縁がなかった。
いま、代わりに成人病の日でも作ってくれれば、毎年でも参加する権利を得られるだろう。
が、案内状が来ても、やっぱり行かないかも(それに行きたくても体の調子が悪くて行けない人も多数でてくるだろう)。
誰もメッセージをくれない……私が東京でよく利用するホテルの部屋にはこういう電話機がある。
メッセージランプがあって、それがピコピコ点滅しているときには何か伝えたいことがあるのでフロントに電話してちょーだいっていうシステムだ。
こういう機能を備えた電話機は、他にも少なからずのホテルで見かけたことがある。
が、いままで一度もそれがピコピコしていたという経験が私にはない。
だぁれも私には知らせることなどないってことか?
それも確かにそうだが、そもそもこの機能って意味があるのだろうか?どーもよくわからない。
そしてきっと今やこれを使っているところはないんじゃないだろうか?
ところで先日自宅の無線LANルーターの、いつもは消えているランプがオレンジ色に光っていた。
そのランプの役割は“お知らせ”。
つまり何かの私に知らせたいことがあるときに、このランプはいつ気づかれるかわからぬまま、物言わず光り続けるのである。
伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「物云舞」(1979)。作品についてはこちらを参考にしていただきたいが、二十絃筝のための作品である。
野坂恵子(現・野坂操壽)の演奏で。
1980年録音。カメラータ。
急がば回れ、みたいな……
さて、無線LANルーターは私に何を知らせたかったのだろう?
何か楽しいお知らせかな?と思いきや、どうやらファームウェアのヴァージョンアップをしなさいという親切な要
求だった。説明書(といっても1枚ものだ)に書かれたとおりに進める。
何ステップかを終えると、そのあとは画面に従って進めるように説明書には書かれていた。
ところがうまくいかない。
結局“画面で見るマニュアル”というのを開き、それに従ってヴァージョンアップを無事終えることができたが、取扱説明書で中途半端な書き方をするよりは、最初から「たいへんご面倒でしょうが“画面で見るマニュアル”を見なさい」と突き放された方がマシな気がしないでもない。
昔のパソコンの分厚い、しかも3分冊くらいのマニュアルにも困ったものだが(いったいあれに何が書かれていたのだろう?まったくもってすっかりごぶさた、じゃなく、思いだせない。フロッピーディスクは口に入れないでくださいとか、マウスは猫の手が届かないところに置いてくださいとか書いてあったんだろうか?)、あまりにあっさりしているのもねぇ……
なお、“画面で見るマニュアル”ではLANケーブルでパソコンとルーターを接続してやるように書いてあったが、無線のままでやってみたところ“お知らせランプ”は消灯。無事、成功したことを申し添えておこう(って、じゃあなんでLANケーブルで接続するようにって書いてあったのだろう?)。
無線とも電話とも関係ない、豚の話。
昨日、帯広駅前の行列ができる超人気豚丼店“ぱんちょう”に行った。
並んでる人々を目にするたびに、夏は熱中症になるのではないか、冬は低体温症になるのではないかと他人事ながら心配とその根性に感心していたが、昨日は1時半ごろなのに行列はなく、また店に入ると空席さえいくつかあった。観光時期のハザマなのか?
実はここに行くのは帯広に住むようになってから初めて。
いや、前回ここで食べたのは出張で来たときでいまから10年以上前のことになる。
が、店員さんたち(ALL女性)は1人の学生バイトらしき子を除き、みな留任しているように思われた(イメージ的に)。
実はこの店、歴史と味は間違いないが、店員の態度が殺伐としているのでも有名。
が、昔より良くなったように感じた。
やはり、競合店を意識してか?
ミシュランガイドにも載った“とん田”にトップの座をすっかり奪われた感があるもんな……(私はとん田に行ったことがない。並ぶのイヤ!)。
伊福部の邦楽傑作先だってEテレ(いつの間にかこの呼び名が“教育テレビ”よりもすっかり浸透してしまってる。そのスピードに驚く。いまだにホーマックのことを石黒ホーマという人だっているというのに)で放送された、「にっぽんの芸能 古典芸能玉手箱 文楽Ⅰ 作曲家 伊福部昭の世界」という番組。
この中で郢曲「鬢多々良(Bintatara)」(1973)が取り上げられた。
「鬢多々良」の作品についてはこちらをご参考にしていただければと思うが、日本音楽集団が演奏することを前提に文化庁が伊福部昭(Ifukube,Alira 1914-2006 北海道)に依頼したもの。
田村拓男指揮日本音楽集団の演奏によるCDも出ている(1981年録音。カメラータ)。
今回放送された演奏がいつ収録されたものかわからないが、指揮者をおかない演奏。田村は打楽器奏者の一員として加わっている。
CDの演奏よりもかなり奔放なもので、私の脳幹をズンズン刺激してくる。
なかなかすごい。
アドリブなのか、CDの録音が行なわれた81年よりあとに若干の改訂が行なわれたのかわからないが、CDに収められている演奏とけっこう違うのが能管。そして能管を吹いている人の表情や動きが、これまた気合十分って感じのもの。なんかアタシ、この怖そうな人を好きになっちゃいそう……
曲の終わりに向けどんどんテンポアップし、手に汗握る乱舞って感じ。丁丁発止の掛け合いなのにアンサンブルの方は乱れないのがすごい。
良いものを観させてもらった。
演奏者は、
篠笛:竹井誠,遠藤悠紀/能管:一噌幸弘/笙:宮田まゆみ/篳篥:八百合啓/龍笛:岩亀裕子/薩摩琵琶:久保田晶子/筑前琵琶:藤高理恵子/筝:吉村七重,木村玲子,山田明美/十七絃:丸岡映美/打楽器:田村拓男,藤舎華鳳,藤舎呂凰,島村聖香
再放送もされたようだが、見逃した方は再々放送に期待すべし!
一方的に「お久しぶりです」
ところで、上のメンバーのうち、宮田まゆみの笙の演奏を生で聴いたことがある。
2008年のPMFで細川俊夫の「笙と管弦楽のための『雲と光』」の独奏を務めたのである。
6年ぶりにTVを通じてお顔を拝見したが、それも楽器でよく見えはしなかったが、なんとなく懐かしい思いがした。
MUUSAN
クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。
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