そして今回、7:25発に乗ってみて、この電車でも座れてしまったという一大事を経験した。札幌駅にはいつもより22分も早く着いた。
そしてまた、136M は札幌駅の3番ホームに入線する。ということは、狭いホーム、狭い階段のせいで改札階に下りるのに長い時間がかかるというトラブルに巻き込まれなくて済む。
カウンター席といっても、厨房の中が直接見えるようになっていない、つまり対面でないので、へんな緊張感はなかった。
クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。 背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)
【前回のあらすじ】
むかし仕事で世話になった人と東京で再会。夜は私が予約した『松尾ジンギスカン』でラムにマトンにラムハツ。「松尾ジンギスカン、楽しみです!」って久々に食べるかのような言い方をしていた彼は、そもそも『松尾ジンギスカン』を知らなかったという事実が暴露された。
大阪で買うつもりが、羽田で……
翌日。
私は10時過ぎに大阪空港に到着する便に搭乗した。つまり羽田出発は9時。
なんでそんなに早い便に乗るのって?(しかも空港に着いたときには、1時間前に出発する1本前の大阪行きの搭乗すら始まっていなかった)。
答えは簡単。首都圏の朝のラッシュに遭遇したくないからである。だから、朝も早から、まだ暗いなか羽田空港に向かったのだ。
当然、朝食は食べない。
その代わり、大阪に着いたら、この空弁を昼食用に買って支社に向かおうと前夜から心に決めていた。
が、羽田空港のANA FESTAで平積みされていた崎陽軒の『シウマイ弁当』と目が合ってしまい、あっけなく計画変更。
860円のこの弁当をカバンに忍ばせ、帰阪したのであった(移送中にアンズの位置がずれたことをおわび申し上げる)。
横浜の本社工場と横浜工場で製造されたものは掛け紙を紐で結わくスタイルで、東京工場のものはかぶせ蓋スタイルだと、崎陽軒のサイトに書いてあった。
ということは、この日私が買ったのは Made in Yokohama ってことになる。
毎年恒例、おバカショー
昨日は成人の日だった。
昭和の人間としては、成人の日たるもの1月15日であるに違いないという感覚がいまだに残っている。
と同時に、成人式を迎えるにあたって、その時点でもまだ共通一次試験を受ける身で、試験をそのあとに控えていたのか、試験は終わったけどかんばしい結果に終わらなかったのか定かでないが、いずれにしろ式に行くような状況になかったことが思い起こされる。
毎年のことだが、式で大暴れする頭の悪い連中を見ると、重~い罪に処すべきだと思う。
方向性としては、そういうおバカなことから卒業します。だって、ボクたち今日からおとなだもん。って考えるのが自然だと思うが、あれじゃ幼児返りだ。
式に参加している人たちの中には、こういうアクシデントを喜んでいる人もいるかもしれない。
が、参加している大半の良識ある人たちにとっては、人生に一度しかない成人式というものを-そりゃ単なる儀式かもしれないが、参加するということはその儀式を尊んでいるはずだ-少数のおバカのせいで台無しにされたことになる。 演奏水準は不明
ところで1月6日は、支社の管理職全員で熱田神宮にお参りに行った。
巫女さんが舞楽を演じているのを観ながら、その音楽-雅楽だ-を耳にすると、当たり前のように伊福部昭の鬢多々良のことが頭に浮かんだ。
神宮での雅楽(たぶんちゃんとした曲のタイトルはあるのだろう)は、それがアヤなのか、アンサンブルが合っていないのかよくわからなかったが、まあ味のあるものだった。
にしても、伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の郢曲「鬢多々良」(えいきょく「びんたたら」。1973)は、これまた名曲である。
こういう邦楽器合奏の作品ももっと残してほしかったなぁ。
ほかの人は喜んでいたと思います
神宮帰りに新年会。
店は居酒屋。
もちろん料理の好みを私に合わせる必要はまったくないし、好みに合わないと私が文句を訴える権利もない。しかし、しょっぱなから私が忌み嫌う品が出てきたときには、今年は食うに困る1年になるかも知れぬとおののいたものだ。
向かい座っていた千葉課長がそれをすぐに察知し、ニヤリとする。サディストか?
お通しが、鮟肝とたちぽんである。
全然好きでないものだ。いや、はっきり嫌いと断言しても完璧に間違いではない。
メインはあんこう鍋。
こう書くと高級料理店かと思うかもしれないが、すでに書いたように居酒屋である。
コース料理だったが、冒頭でここまで私の好みの裏をかかれるとは、やはり今年はあんこうならぬ暗黒の年になるかもしれない。
私は病変した肝臓標本のような色の鮟肝と萎縮した脳標本のようなたちぽんを千葉課長に押しつ、いや、献上した、
もっとも鴨肉や天ぷらなんかも出てきた。が、私がもっとも堪能したのはなんだかんだ言っても、あんこう鍋だった。白菜と豆腐…… まぁ、どっちにしろアルコールを飲み始めるとあまり食べないからいいと言えばいいんだけど……
気の毒に思ったのか、千葉課長が私を含め数人に声をかけ(彼は優しい心をもったサディストなのだ)、計5名でお口直しのために居酒屋へ。
北海道産チーズの盛り合せで良質なたんぱく質を補給することができた(驚くべきことに他に頼んだのは大根のおでんだけ。あとはひたすら飲料のみ)。
遅ればせながら初詣
とはいえ、翌朝はさわやかだった。
天気が、だが。見よ、東山動物園(方向)の朝焼けを(上の写真)。
私は1人、どうか食うことに困りませんようにと神社にお参りに行った。
上に書いたように私は成人式に縁がなかった。
いま、代わりに成人病の日でも作ってくれれば、毎年でも参加する権利を得られるだろう。
が、案内状が来ても、やっぱり行かないかも(それに行きたくても体の調子が悪くて行けない人も多数でてくるだろう)。