新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

その他作曲家V~Z

改革を進め札響を再建した元事務局長、新型コロナでお亡くなりに

  コントラバス奏者は優れた改革者
 9連休最後の日。
 この日の北海道新聞にはーそれにしてもずいぶんと薄い朝刊だった。たったの20ページだー札幌交響楽団の元の事務局長だった宮沢敏夫さんの訃報記事が載っていた。

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 私が転勤で東京から札幌へ戻った2008年から帯広に転勤する2012年までの間は、けっこう高い頻度で札響の定期演奏会を聴きに Kitara に行っていたが、ロビーで宮沢さんの姿をよくお見かけした。
 謹んで哀悼の意を表したい。

 そしてまた、多くの人がもう忘れかけている感があるが、やはり新型コロナはいまでも怖い病気なのだ。日々の暮らしの中で、そのことを忘れてはいけない。

 話はガラッと変わるが、この日の昼食は今年最初となるラーメン。家ラーだった。
 麺は菊水、スープも菊水。スープはお値段お高めの「濃厚醤油」ではなく、レギュラー価格(73円)の醤油スープ。このスープを食べるのは久しぶりだ。

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 うん。このスープはこのスープでおいしい。大衆食堂(って死語じゃないだろうけど、使わなくなったな)で食べるような、あっさり系の懐かしい味。

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 血圧が高めなので完飲はしなかったが、けっこうスープも飲んでしまった。これもまた、脂っぽくないおかげ。
 ふぅ~、おいしかった!

♪ 今日の一曲 ♪
 今年没後200年となるヴォルジーシェク(Jan Vaclav Vorisek 1791-1825 チェコ)の交響曲ニ長調Op.24(1821)。

Tchaikovsky6Sapporo

 この演奏(ライヴ録音)は宮沢さんが退任した翌月に行なわれた定期演奏会のものである。

ついさっき届いたんです。お売りすることができて良かったです

  この日は赤くなかったアレ
 先週の木曜日、つまり自分の気持ちをクリスマスモードからニューイヤーモードに切り替えた26日の朝は、札幌駅西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで「日替り弁当 A(ハンバーグ)」を買った。
 日替りでハンバーグの弁当が売られる日は、きっと定番の「ハンバーグ弁当」は製造・販売していないのだろう。はっきりとは覚えていないが、この日も「ハンバーグ弁当」の姿はなかったと思う。

 比較すべきことではないが、前日食べた「特製天丼」はこの弁当の約3倍の価格だ。札幌駅立売商会の努力には、まったくもって感謝である。

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 そしてまた、この日の弁当には珍しい光景が広がっていた。
 そう、ウインナーが赤くない『畜肉』によるウインナーで、さらには痛々しい切れ目も入っていなかった。赤いウインナーでないのがちょっぴり残念な気もしたが、正統的なウインナーが味わえてうれしいなって思いもした。このジレンマを解決するためには、一つの弁当に両方を入れてもらうしかないだろう。

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  悪路と渋滞を乗りこえて届いたアレ
 翌日の金曜日。
 前日は朝から雨(!)が降っていたが、この日はまたまた冷え込み道路はツルツル。
 「ツルツル路面が怖いので今日は会社を休みます」というわけにはいかない。だって、今日は仕事納めの日なのだ。今日行かないと、職場の人たちに悪印象持たれた上に存在感が薄れ、幽霊部員のようにひっそりと一年を終わることになる。そうなったら、仕事始めも行きづらいったらありゃしないだろう。

 この日も江別駅から先行する札幌行きの「ライラック4号」が遅れたため、私が乗った134M 列車は江別駅を2分遅れて発車。しかし、札幌駅に着くときは、ちょっぴり誇らしげに車掌さんが言うには「遅れを取り戻し、定時に到着」した。

 西改札を抜け、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンの方に行くと、いつもは2つ並んでいるワゴン(1つは駅弁が、もう1つは日替り弁当などの非駅弁が置かれている)が1つしかない。そう、この日は駅版だけで、もう非駅弁は売っていなかった。だからワゴン1台だったのだ。日にち的に勤め人などの昼食需要が少ないと判断したのだろう。

 このとき私は、今年最後の『職場めし』はあれにしようと心に決めた。
 そして、アイスバーンの危険を顧みず、10時過ぎに会社を抜け出し外出。
 札幌駅東コンコースの「The Smoke Shop」へ向かった。

 店に着き目にしたのは、もう弁当が数個しか並んでいない私にとっては危機的な現実。
 お店の人に「チキンはもう売り切れましたか?」と聞くと、「あります!あります!」と売り場の台の内側の下の方から出してくれた。
 「今日は道が混んでて、ついさっきお弁当が届いてようやく並べ始めたところなんです」。
 そういう事情か。これだけ滑る路面なのだから無理もない。
 そして、目の前で今着いたばかりの弁当に『たすき掛け』をしてくれ、「よかったです。ちょうど間に合ってお売りすることができて」と言って渡してくれた。

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 今年最後の『サラメシ』は、買うときに逆に店員さんから温かい気づかいの言葉をいただくという思わぬ展開になった。
 そして肉厚ジューシーチキンは、もちろんおいしかった!
 逆に言えば、私がもっと早くに会社を抜け出して店に行っていたら、いつ弁当が到着するかわからない空っぽの売り場を見て、朝の決心が揺らぎ「わくわく広場」に方向転換していたことだろう。

♪ 今日の一曲 ♪
 ワルトトイフェル(Emil Waldteufel 1837-1915 フランス)のワルツ「スケートをする人びと(スケーターズ・ワルツ。Les patineurs)」Op.183(1882)。

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女子トイレが男子トイレの隣から消え遠くへ移ったのは新幹線のせい

  赤いウインナーに五つ目玉子
 会場は札幌駅北口側にある「太陽ホエール」という餃子の店。人気店らしい。もちろんギョウザ以外のメニューもある居酒屋。そして私は頼んだ。『揚げ物』ジャンルにあった赤ウインナーを。
 料理はなかなかおいしかったが、店内(通路)がとにかく狭い。店が混みあってくるとトイレに行くのに通路を歩くのがたいへんだった。

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 名古屋で共に過ごしたときの懐かしい話で2時間があっという間に経ってしまい、珍しくもう一軒行くことになり、同じく札幌駅北口側のクラフトビールの店「HININITUKA」へ。1軒目とは対照的に静かで落ち着いたくつろげる空間。江別の地ビール(NORTH ISLAND BEER)もメニューにあったが、私はウイスキー「余市」の炭酸割りを飲んだ。

  改札内を30分間さまよう酔っ払い
 帰るために札幌駅に行ったのは21時。
 上原さんが乗る手稲方面の列車は平常運行だったが、江別方面は岩見沢の大雪の影響で運休列車が少なからず発生、結局21:34発の岩見沢行きまで改札内コンコースで時間をつぶすことになった。

 しかし、駅の中で(仕方ない状況ではあるが)ゆっくりと過ごすのはそうそうないこと。
 このとき発見したのは、

 ・新しい男子トイレができていた
  7・8番線の下の、かつて「四季彩館」(のちにコンタクトレンズショップ)があったあたり。
  けっこう広々としたトイレだ。
  飲んだ後なので、電車に乗り込む前にここで2回もオシッコをした。
  これまでの9・10番線下の男子トイレは翌日の18日を最後に閉鎖されるという。
  また、女子トイレは現在の2番ホーム下になるが、男子トイレを廃止し広さを拡大する。
  下の3枚の写真のうち、1枚目は17日に撮影したもの。
  2枚目と3枚目は19日に撮影したものである。

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 ・駅弁の自販機は売れ行き好調のようだった 
  この時間、札幌駅立売商会の駅弁自販機の中はけっこう売れてしまったようで、残り少なかった。
  そしてまた、しばらく買わないうちに「幕の内弁当 いしかり」が値上がりしていた。
  1,050円から1,100円になっていた。850円だった頃がひどくむかしのことのように感じる。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ワーグナー(Richard Wagner 1813-83 ドイツ)の歌劇「さまよえるオランダ人(Der fliegende Hollander)」(1841/改訂'46)の序曲。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第316回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  『ほんもののシェフの味』は『シェフが作るほんものの味』ということか?
  きっとそうに違いない
 この定期演奏会も、私は聴きに行っていない
 そしてまた、札響は毎年8月は定期演奏会が休みだが、このときはなぜ8月に行なわれたのだろう。
 表紙に書かれている「札幌国際音楽祭」にスケジュールを合わせたということなのだろうか?あるいはこの年から開催されるようになったパシフィック・ミュージック・フェスティバルの影響か?(とはいえ、PMF は7月の中旬で閉幕したのだが)。

 そしてまた、大の「幻想交響曲」好きの私が、このときもまた会場に足を運ばなかったのは、なぜだったんだろう?いまとなっては、まったく思い出せない。

 このパンフレットでは、世の中には『偽物』のシェフも存在するってことが示唆されている(5ページ)。

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♪ 今日の一曲 ♪
 この日の演目にはないが、バス・テューバの協奏曲を。
 ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872-1958 イギリス)のバス・テューバと管弦楽のための協奏曲ヘ短調(1954)を。

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朝刊で話題を目にしたあと、実際に上江別東町で目にした恐ろしき光景

  危険すぎる……
 9月4日の北海道新聞に、これからの時季、スズメバチの活動が活発化するという記事が載っていた。
 それを読んで、ふむふむ、気をつけなきゃなと思った。

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 自宅のあたりでスズメバチの巣を見かけたことはないが、スズメバチが単独飛行しているのを目にしたことは何度かあるからだ。また、スズメバチではないが、何かのハチが庭に植えてあるオオデマリの木に巣を作りかけていたのを阻止したこともある。
 小学生のときにミツバチに刺された経験がある私としては、スズメバチに刺された経験はないものの、「みなしごハッチ」を観ていたのでその怖さはわかっているつもりだ。
 ガーデニング作業も警戒心を忘れずに行わなければならない。

 新聞を読みながら朝ご飯を食べ、歯をみがいたあとシャワーを浴び、裸で出勤するわけにはいかないので服を着て、家を出た。

 通勤途中の道沿い、上江別東町にある空き家らしき建物。
 そこに貼り紙が貼ってある。前々日(前日は在宅勤務だった)通ったときにはなかったと思う。
 その紙には『スズメバチ注意』の文字が。

 見上げると、、、ひょぇぇぇぇぇぇぇ~っ、大きな巣があるではないか!

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 貼り紙がなければ気がつかなかった。
 貼り紙がなければ不用意にスズメバチを刺激し-周囲に人がいないことをいいことにおならをするなど-ボッコボコにされたように顔を刺されまくり、あげくのはてにショック死してしまうところだったかもしれない。

 いや、1日や2日であれほどまでに巣が大きくなり悪いやつらがたむろするようになるはずがないので、前々日も単に私が気づかなかっただけで、頭の上には危険がすでに存在していたに違いない。知らぬが仏とはよく言ったものだ。

 私は息を殺して、足早にその場を通り過ぎたが、やっぱり戻って写真を撮ってしまった。
 スイマセン。

 場所はむかし船越歯科だったところ(現在は世界平和統一家庭連合江別家庭教会)の隣である。
 ここを通るときは十分に注意してほしい。

  って、注意!って貼り紙はしてあるが、撤去の手配はしないのだろうか?

 ※9月5日夕方追記:仕事帰りにここの前を通ると、巣は撤去されていた。
           歩道には何匹かのスズメバチの死骸が落ちていた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872-1958 イギリス)のアリストファネス組曲「すずめばち」(Aristophanic Suite 'The wasps'.1909)。

V-WilliamsBoult



There?それとも It?とにかく「近いうちに」と思っていた間に起こった惨事

  これまでの予防策が無意味なものに
 腕時計のガラス面を護るために貼っているガラス製のフィルム『SCREEN PROTECTOR』。
 どこかにぶつけたのだろう。先日、そのフィルターにヒビが入っているのを発見した。
 危険なので剥がした。
 またヨドバシカメラに買いに行って、貼り直さなきゃと思っていた。

 ところが、フィルムを貼っていない、いわば裸で笹薮を歩くような無防備な状態であるのに-ダニに噛まれ放題だ-、私は腕時計をしたまま会社が入居しているビルの郵便受けに、左手を突っ込み新聞を取り出そうとし、そのときに金属製の扉に時計をぶつけてしまった。

 傷が4本もついてしまった。
 右利きでふだんは右手で新聞や郵便を取り出すというのに、なぜこのとき左手を突っ込んでしまったのだろう。

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 後の祭り、だ。
 後悔先に立たず、だ。
 覆水盆に返らず、だ。

 これ以上傷をつけないためにも、早急に新しいフィルムを貼るべきだろうか?
 それとも、どうせ傷ついちゃったんだから、もうそのままにしておこうか?
 私はいま、重大な二者択一を迫られている。

 傷心をいやすために、この日の昼は札幌東急百貨店の地下の「天一」で天丼の弁当を買った。
 傷心のため、若干食欲の低下を感じたので、いつも買う「」ではなく、海老天が1本の「今週天丼」にした(「竹」は2本)。サツマイモはナスに替えてもらった
 ここの天丼弁当は3ランクあり、一番高いのが「松」、2番目が「竹」、そして3番目は「梅」ではなく、「今週天丼」(または「今週の弁当」)という名なのである。毎週あって、その内容も毎週同じなのに「今週天丼」とは、どのような経緯から名づけられたのだろう?

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 なお「今週天丼」は税込み853円である。
 ちなみに、↓ が「竹」(税込972円)。

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 んっ?「今週天丼」に119円を足すとエビが2本の「竹」が買えるってことは、「竹」はかなりお買い得ってことか?
 私には、のっている他の天ぷらに違いはないと思えたのだが……
 
 ところで、高校のグラマーの授業で「覆水盆に返らず」は英語で「It is no use crying over spilt milk」と習った記憶がある。今回、一応調べてみると、「It is ~ 」と書いているサイトもあったが、「There's no use crying over spilt milk」と書いているサイトの方が多いように感じた。

 いえ、別にいいんです。
 There だろうが It だろうが、傷は消えませんもの……

♪ 今日の一曲 ♪
 武満徹(Takemitsu,Toru 1930-96 東京)の「波の盆」(1983)。

Naminobon


かまきり夫人は何を告ったのか?♪R.de.ヴァケイラス/五月

  プレイボーイとか平凡パンチとか
 早いもので(といつも書いているが)、あと一週間で5月も終わりである。

 私の知り合いに-といっても、もうほぼ付き合いはないが-『五月さん』という名前の人がいるが、その人は実は4月生まれだった。『五月さん』の親がまぜそういう紛らわしい命名をしたのか知らないが、四月より五月の方が好きだったのだろう。

 名前の由来が5月と関係あるのかどうかわからないが、My Garden では19日にクレマチス(モンタナ系)の「メイリーン(Mayleen)」が開花し始めた。

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 そういえば、五月みどりさんはお元気なのだろうか?
 中学生のとき、本当は中学生は買ってはいけない雑誌に載っていた映画の広告を目にして、『かまきり夫人』に誘惑されてみたいと思ったものだったが……

Kamakiri

 で、これが昨日(23日)のメイリーンの様子。
 この日はオオデマリの花も(緑から)白へと色が変化してきた。

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 ラインバウト・デ・ヴァケイラス(Raimbaut de Vaqueiras 1160-1207 フランス?)の「五月(Kalenda Maya)」。

Under the Greenwood

ほたて?鮭?私は迷わず鶏!…お菜屋ふく亭の釜めし♪RVW/揚げひばり

  780の8%は62
 APIA に「ふく亭」が出店したものの、私がかつて ESTA 時代に愛した「港町ザンギ海苔弁当」の姿はなく、何も買わないままいたずらに月日が経ってしまっていることを、ここで報告した

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 こないだ(このあいだ)その「お菜屋ふく亭」をのぞいてみたら、新たな弁当、4種の釜めしが並んでいた。私は嬉しさのあまり、ルーペをお尻で踏みそうになった女性のように「キャッ!」と叫びそうになった。

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 五目、牡蠣ほたて、鮭いくら、鶏照焼き。
 私が買ったのは、もちろん「鶏照焼き釜めし」、842円。他の3種が918円なのに、鶏照焼きだけ842円だったからこれにした、のではない。そう思ったあなたは、私のことを何もわかっていない。私は鶏肉が好きなのだ!(なお、包装紙に824円と書かれているのが、これは印刷ミスである。税別780円なので税込み価格は842円。事実、私は842円支払った)

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 見た目も美しいが、味がまたとっても上品。上品な私が上品な味だと感じるのだからかなり上品なことは明らか。これはもう『釜めし』という炊き出しがヒントになって生まれたという料理ではなく、『和食』の域だ(←言っていることがよくわからなくてもスルーしてよろしい)。

 ただ上品すぎて、私にはちょっと味が薄く感じた。上品な私だが、舌は下品なのかもしれない。
 購入者のターゲットは必ずしも一致しないが、この釜めしの存在がメジャーになると、これこれにとっては価格面からも脅威になるかもしれない。

 以上の話と全然関係ないが、家の外に出ると、どこからかひばりのピピピピピという鳴き声が聞こえてくる。昨日は在宅勤務だったが、昼前に外に出ると、やはり聞こえてきた。春はすばらしい、自然が残っているってすばらしい、そう感じずにはいられなかった。

 ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872-1958 イギリス)の「ロマンス『揚げひばり』(Romance 'The lark ascending)」(1914-20)。
 こういう曲を聴くと、最近心がほっとするようになるのはナゼ?

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『高齢者の時』じゃなくて…My Garden 2024.5.11♪ビクトリアの声楽曲

  お孫ちゃんは虫が嫌い
 先週の火曜日(7日)は雨が降り風も強く寒かった。
 翌日の8日は雨はやんだが、前日よりもさらに気温が低かった。
 私は気が気でなかった。
 早く買いに行ってしまったがゆえに、早く庭に植えてしまった野菜の苗たちがこの寒さで萎えてしまわないだろうかと。私の気持ちはすでに萎えてしまっていたほどだ。

 しかし、土曜日に確認すると、特に問題は起こっているようには見えなかった。
 かつてビニールに包まれて飢えた狼から守られていた本があったように、苗たちはビニールのおかげで寒さから守られたのだ。見た感じでは血色、いや、葉の色つやも元気そうだ(写真はミニトマト)。

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 キュウリも、特製ペットボトル温室では温度が上がりすぎるかもしれないと思い、この日(土曜日)ビニール(野菜苗ガード)に変更した。

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 タネをまいたコマツナの発芽はあまり進んでいないが、絹さやえんどうは順調
 エカキムシ(ハモグリバエ、ハモグリガの幼虫)の予防的防除を目的として、オルトランDX粒剤をばらまいた。
 そういえば、ゴールデンウィークにお孫ちゃんが遊びに来たときに、「あのとき〇〇ちゃん(←孫の名前)に手伝ってもらってタネをまいたお豆の芽が出てきたよ」と教えてあげたが、まったく関心を示さなかった。

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 関心を示さないといえば、お孫ちゃんは絵本の「はらぺこあおむし」が好きだったのに、庭にアゲハチョウが飛んで来た時も喜ばないどころか、「ムシ、ムシ」とむしろ怖がっていた(ウチから帰った直後に熱を出したお孫ちゃんは、金曜日にようやく熱が治まったという)。

 ゲウム(ミセス・ブラッドショー)は花ざかり。ユーフォルビアも咲き始めた。

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 昨年寄せ植え用に購入し、今年も寄せ植えに使おうと庭に移植して越冬させた3つの宿根草
 そのうちシルバータイム(タイムは time ではなく、Thymus という綴りである)とスカビオサは無事に冬を越してくれたが、オステオスペルマムは消滅してしまった。

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 この日は桃色夏椿(モモイロナツツバキ)の幹も剪定、というか、切り詰めた。

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 すでにアリが幹を上へ下へ、あちらへこちらへと行き来していた。
 ということは、もうカイガラムシの幼虫が発生し始めているのかもしれない。しかし、この日は風が強く、農薬散布はできなかった。

 なお、この日の昼は永谷園の「五目チャーハンの素」を使い、卵のほか長ねぎとカニカマを入れて、炒飯を作って食べた。もちろん上手く、かつ、美味くできた。

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 ビクトリア(ヴィクトリア。Tomas Luis de Victoria 1548-1611 スペイン)の「あちらへとこちらへと(Vadam et circuibo)」。

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オレンジや黄色や緑の彩りは?♪ヴォルフ=フェッラーリ/マドンナの宝石

  手作りラーメン一杯200円、ミニわかめラーメン153円
 先週の月曜日は4月最初の日だったので、昼はこの日から登場した札幌駅立売商会(弁菜亭)の「今月のおすすめ弁当 卯月」を買って食べたことはすでに報告したとおりである。

 翌火曜日は午前中のお出かけついでに-サラリーマン社会ではこれを『外勤』という-大丸の地下の「OBENTO29」で「北海道余市産 北島農場 北島豚の豚丼」を買って、これをランチとして召し上がってしまったことも、すでに報告したとおりである。私が思うに、北島農場で育てられた豚のブランド名が「北島豚」だということは実に理にかなっている。もしこれが「斉藤豚」とかだったら消費者を混乱に陥れるだろうからだ。

 水曜日は在宅での仕事だったので、昼はラーメンを作って食べた。
 「菊水」の麺に「菊水」のスープ「濃厚醤油」である。
 このときふと思ったのは、ラーメンの麺って安いなぁってことだ。特にこの菊水の麺は。
 だって3玉(3食)で138円なのだ。つまり1食あたり46円!すばらしい!

202403RamenReceipt

 一方で、スープ-セレブ仕様の「濃厚」シリーズだが-は1食分149円。なんと麺の3倍以上の価格だ。
 いや、良い悪いの話ではない。麺ももちろん大切だが、スープが命なのだ、ラーメンは。そして、『かけラーメン』ではあるが、200円もしないでおいしいラーメンがご家庭でも味わえるのだ。

20240403Ramen

 それにしても『濃厚体験』に味をしめてしまった私は、これまで長きにわたり愛食してきた西山のスープを買うことが減ってしまった。値段も西山より高いが、濃厚プレイがくせになってしまった私……(何度も言うが、製造しているのはどちらも同じ和弘食品である)。

  消えてしまっていた色とりどりの宝石たち
 木曜日は札幌駅立売商会(弁菜亭)の「幕の内弁当」。
 無謀にもお供にはファミリーマートで買った「ミニわかめラーメン ごま・しょうゆ」(153円)を任命した。「わかめラーメン」はあまり食べたことがなかったが、おいしかった。
 ファミマといえば、サッポロ一番のみそとしょうゆ味も置いてあったのに、今回行くと、サッポロ一番は塩らーめんしかなく、かわりにこのわかめラーメンと、スーパーカップミニもやしラーメン(みそ味)が置いてあった。

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20240404Makunouchi2

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 金曜日は、またまた札幌駅立売商会の「ハンバーグ弁当」。
 札幌駅西改札前の弁菜亭のワゴンに行ったのは、8時25分ころだったが、なんと「ハンバーグ弁当」は残り1個だった。売り子さんが「最後です」と言ったので、ワゴンの下にまだ隠してあるってことはないだろう。ゲットできて、なんだか気分が高揚した。
 「幕の内弁当」とは比較にならないものの、それでもこの弁当も何度も食べ続けているが、この日になって初めて気づいたことがあった。私としたことが、なぜ気がつかなかったのだろう。

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 少なくともこのときまではあった、ポテトフライとミニトマト、そして雪印がむかし製造販売していた「宝石箱」(知らない人は検索してみるように)を思い起こさせるような、ハンバーグの上に散らされた彩り豊かなミックスベジタブルが消えているではないか!
 いつからなくなったのだろう?
 それにしても、値段を据え置くための工夫には頭が下がる思いだ。

 ヴォルフ=フェッラーリ(Ermanno Wolf-Ferrari 1876-1948 イタリア)の歌劇「マドンナの宝石(I gioielli della Madonna)」(1911初演)。

WolfFerrariMadonnaHaider

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