新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は札幌の「宮川本店」の鰻重。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

その他作曲家O~U

行きも帰りも運行の乱れの間隙を縫って無事行き来できた私

  繰り返し語られているのは不運の報せ
 おとといの水曜日は、現在の私にとっては希少な『出社日』だった。

 張り切ってズボンの下にタイツを履き、江別駅8:31発の列車に乗るべく、気がせいているわけではないが、早めに家を出た。

 駅に近づくにつれ、繰り返し何やらしゃべっているアナウンスが聞こえてきた。
 こういうふうに駅員さんが繰り返し(たぶん進展の無い内容を)アナウンスしているときは、98.75%の確率で私の行動に悪影響を及ぼす出来事が起こっている状況だってことである。

 いよいよ駅に近づきはっきり聞こえるようになると、そのアナウンスの内容は、幌向と上幌向の間で特急「宗谷」が車両点検を行なっており列車に遅れが生じているというものだった。
 それにしても『車両点検』って理由はそれはそれで正しいのだろうけど、もう少し『何が起こきているか』ちゃんと説明してくれてもいいじゃないかといつも思う。

 2番ホームには、江別駅を定刻なら何時何分に発車するものなのかわからないが(7:57か?)、岩見沢行きの列車が停車したままだ。

 私は8:31発に乗って札幌に行こうとしていたわけだが、この152M 列車は始発の岩見沢を8:09に発車するもの。
 瞬時に「この電車はいつ来るかわからない」と私は判断。
 そしてまた、早めに家を出たせいでこのときの時刻はまだ8:15。

 4番ホームでは江別始発の手稲行150M 列車がいままさに発車しようとしていた。

 私は老骨に鞭を打ち、心臓に激励の言葉をかけながら走った。

 この列車の発車時刻は8:16だが、不幸中の幸いと言うべきか、「宗谷」のトラブルの影響で発車が1分遅れていたために、無事に乗り込むことができた。これもひとえに、早めに自宅を出た私の善行の賜物だ。

 会社で小1時間ほど仕事をし、今度は江別に向かうことに。

 ダイヤの乱れはいっこうに治まっておらず、いやむしろ拡大していたが、これまた幸いにも、私は定刻運転していた江別行の列車に乗って帰ることができた。

20251105JR_Screenshot1

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 この電車には JR の運転士さん、もしくは車掌さんが数人乗り込んでいた。
 江別駅まで乗っていたが、駅前に岩見沢のタクシーが迎車で待機していたので、人員のやりくりのために江別駅からタクシーで岩見沢に向かったのかもしれない。

 こういうときにあらてめて思い知らされるが、いまや江別から岩見沢に行く公共交通機関は JR しかない。とても貧弱な交通網だ。むかしは岩見沢行きのバスがあったのに(札幌⇔岩見沢の高速バスは走っている)。

 なお、無事通勤できたか氷山さんから私を心配するメールも届いた。
 ありがたいことである。

 どうでもよい話だが、帰り道に私は昼食で食べる冷食のメンチカツとハンバーグを買って、計画通り昼に食べたことを報告しておく。

 併せて、その前日の昼は S&B の「ホンコンやきそば」を作って食べたが、水の量が多めになってしまい、かなり軟体な麺の仕上がりになってしまった。

20251104HongKong

 まったくもって、何十年経ってもホンコンやきそばの水加減をピシッと決まるのはむずかしい。

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 今日の一曲といっても、私も1976年の2月にエアチェックしたものを何回か聴いてみたが、その後は50年間耳にしていない曲を。

 トン・デ・レーウ(Ton De Leeuw 1926-96 オランダ)の「マリンバソロのための『みだれ』('MIDARE' for Marimba Solo)」(1972)。

 中学3年生のとき、あるコンクールで私は賞をとり、その商品としてステレオセットをもらったのだが、カセットデッキになにかを録音したくてたまらなく、たまたま放送していたのを録音したのがこの曲。1976年2月5日17:30からのNHK-FMの「夕べのリサイタル」。

 この時間、いかにもクラシック音楽らしい曲は放送されていなかった。しかも放送はモノラル(笑)。デッキなのに宝の持ち腐れ状態。
 「みだれ」の演奏は高橋美智子。

 どんな曲だったのかなぁ。
 バリバリのゲンダイオンガクだったと思うけど。

 と思ったら、YouTube で動画を発見。

TonDeLeeuwMidare

 49年ぶりに聴いたわけだが、なかなかすさまじい曲だ。
 こりゃ、なかなか中学生にはなじめないな。

咳と痰だけで熱はないんです。なのに有熱者扱いになるんですね

  母が死んだが、それとは関係ない話
 日曜日の未明に私の実の母が亡くなった。

 入院してから亡くなるまで Prestissimo(きわめて速い) のように進んだ。
 これまでも書いてきたように、私は母とは絶縁状態だったので悲しみはない。

 しかし、やはり混乱はしている。今後いろいろと整理しなければならないことに関して。
 そして、ブログで今回の出来事を書くにもまだ、頭の中は『切れ子』の『わけありたらこ』状態。
 なので、今日は全然関係のない、先週の金曜日のことについて書くことにする。

 インフルエンザの予防接種の副反応なのか、あるいはコロナ感染の後遺症なのかわからないが、インフルエンザの予防接種の数日後からしつこい咳と痰が続いていたので、先週の金曜日の朝にかかりつけの病院(総合病院)に行った。たくましくも、自転車で。

 ふだんかかっているのは循環器内科なので、受付に「今日は呼吸器内科にかかりたいのですが」と告げた。

 「どうなさいましたか?」
 「咳と痰が続いているものですから」
 「……それでは有熱者外来となりますので、午後からの診察になります」
 「熱はまったくないんですけど。いや、ゼロ度とかいう意味じゃなく、平熱なんですが」
 「それでも有熱者外来になります」

 どうやらコロナとかを疑われているらしい。
 看護師から説明があるということで、廊下の奥の方にある机の前に座って待機する。

 看護師が来て問診票に記入。
 「10日前にインフルエンザの予防接種を受けました。コロナも先月かかったばかりですけど」
 「コロナは1カ月後にまたかかるってこともないことはないですからね」
 そう言われて、午後に来るよう地図を渡される。

 なんの地図かというと、有熱者外来の入り口への行き方の地図だ。
 つまり、有熱者外来は一般の外来者とは隔離され、別棟の部屋に直接行くようになっていたのだ。

 午後、今度は車で病院まで行く。
 指定された時間の少しに行くと、有熱者外来のドアはまだ鍵がかかっていた。

20251024Hospital

 時間ちょうどになって看護師さんがやって来て、解錠し建物の中に入った。

 入ってすぐが待合室、というか待機場で、パイプ椅子が8脚か9脚置かれていた。
 新型コロナウイルス予防接種の集団接種会場の待合場所のミニ版という感じだ。

 私の少し後に、あと2人が患者としてやってきた。

 名前を呼ばれ、奥に行く。
 そこで鼻に綿棒を入れられ粘液を採取。つまり、コロナとインフルが陽性か陰性かの検査である。

 結果が出るまでそこで待ち(車で待つことも可)、医者がやって来て診断。
 私の結果はコロナもインフルも陰性。ほっ……

20251024HospitalResult

 まあ、ただの風邪か?ってこと。

 咳を鎮める薬と痰を出しやすくする薬が処方された。

 これなら個人病院に行った方が『簡単』だったかもしれない。
 そもそもは気管支や肺に炎症が起こっていないかエックス線検査をしてもらえないかと総合病院に行ったのだが、その検査も必要無しと判断された。

 まっ、なんでもなかったから『良し』とするか。
 と、帰りにお祝いとしてセコマでデザートを買ったのだった。

20251024SNS_Secoma

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 A.スカルラッティ(Alessandro Scarlatti 1660-1725 イタリア)の無伴奏5声のマドリガル「昔いちどは燃やした情熱(Arsi un tempo e l'ardore)」。

ScaelattiAMadrigali


しつこい咳と痰はインフル接種の副反応ではなくコロナの後遺症?

  出始めた咳、絡みだした痰
 一週間前のこの記事で『インフルエンザワクチン接種後も私の体に異変無し』と自慢げに書いたが、その後は咳と痰に悩まされるようになっている。

 インフルエンザワクチン接種後は、人によっては長ければ一週間ほどこのような副反応が出ることがあるというが、もう一週間は過ぎている。
 そう考えると、もしかするとこれはコロナの後遺症なのかもしれないと思えてきた。

 ネットで調べると、3カ月ほど咳や痰が続くこともあるそうで、場合によってはそのあとも続くという。まったくもって嫌な話だ。とっても迷惑な話だ。

 妻が「これを飲んでみれば」と私に与えてくれたのはこの漢方薬。
 どのくらい効くかわからないが、言われた通りに素直に飲んでいるところである。
 『食前』に服用するというのに慣れていないので、毎回失敗しそうになる。

20251005KanpouBakumon

 先週末からずっとなんだかはっきりしない天気が続いている。
 そして間違いなく言えることは、まったくもって急に寒くなったということだ。

 わが家でも朝と夜はセントラルヒーティングのボイラーが稼働するようタイマーをセットしたが、こうなると在宅勤務というのはあまり良い環境下で過ごせる勤務形態ではなくなる。だって、日中は寒いんですもの。

 いま私のそばには、私を温めてくれるパートナーがたたずんでいる。
 そう、電気ストーブである。

 でも、それなりに電気代はかかりそうなので、つけたり切ったりを繰り返している。
 だから、この咳や痰はインフル接種とかコロナ感染とかとは関係なく、寒暖差による体調不良ってことも考えられる。

 あっ、日曜日に洗車したけど、それが原因で風邪をひいてしまったのだろうか?
 だから咳が出て痰が絡むのだろうか?
 その可能性はゼロではない。

  テイクアウト鰻重に大満足 
 さて、月曜日は在宅勤務日だった。

 昼は、仕事に行く妻が自分用に作るついでに私の分も作ってくれた弁当を食べたが、それだけだとちょっと足りないので「まるなか」の乾めんの「みのりそば」を1把(70グラム)ゆでて、温かいつゆをつくってたぬき蕎麦(だましそば)にして食べた。

20251020Bento and Soba

 火曜日は出社日。
 朝に出社して、済ませるべき仕事を済ませ、そそくさと帰ってきた

 高砂駅で降りて上江別の「吉野家」に行き、「鰻重」をテイクアウト。
 それを家でうやうやしく食べた。

20251021Unajyuu1

20251021Unajyuu2

 このうな重はコストパフォーマンス抜群だ。

 そりゃ、「宮川本店」などの専門店のようなうなぎのふんわり感にはかなわないものの、それでもじゅうぶんに柔らかふんわりだし、専門店以外のうなぎにありがちな泥臭さのようなヘンテコな癖も、これにはない。ボリュームも申し分なし(家にあったご飯をプラスしようとしたが、その必要はなかった)。

 このクオリティのうな重が1,200円ほどで食べられるのだから、ありがたいったらありゃしない。
 へたな弁当を買って食べるより、間違いはないかも(って、1,200円クラスの『下手な弁当』って何だ?)。

 アタシ、クセになりそ……

 うなぎパワーで咳も痰も完治してみせるぞ!

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)の「暖炉ナターシュカ。Le four)」。

 4曲から成る男声独唱と8楽器のための「おどけた歌プリバウトキ。Pribaoutki)」(1914)の第2曲。

StravinskySrtBoulez


「今年も」じゃないでしょーが!←灯油消費増の季節到来

  『今シーズン』始まる
 今週の水曜日にやって来た。
 ホクレン SS の灯油配送車が(写真はホクレンの HP から)。

20251017HokurenTouyu

20251017HokurenTouyu2

 6月の中旬以来、4カ月ぶりの配送である。

 ウチは暖房と給湯に灯油を使っているが、暖房を使っていない給湯ボイラーだけの6月中旬から10月中旬までの期間の灯油の使用量はけっこう少なく、今回の給油量は95リットルだった。

20251015TouyuTank

 それがこれからの季節は定期的にだいたい20日おきに配送車がやって来て、その都度容量が490リットルの灯油タンクを満タンにするには200リットルくらい入れなければならない。

 つまり、1日当たり10リットルくらい灯油を使うことになるのである。

 灯油もとても高くなっているわけで、夏場のエアコンの電気節約による熱中症死と同じように、これから先の世の中は家の中で凍死するなんていう、恐ろしく貧しい国家に日本はなっていくに違いない。

 その灯油配送が来たときに、私は自宅にいた。そこで外に出て、配送ドライバーさんに「今年もまたよろしくお願いします」と、私は心の底から自然とわきあがる感謝と期待の気持ちを素直に伝えた。

 「よろしくお願いします」とドライバーさんも笑顔で答えた。

 が、私はここで「しまった!『今年も』じゃないだろーに。『今シーズンも』か『今季も』と言わなきゃならないのに、なんてバカなんだ。そもそももう10月も半ばだ。今年はあと2カ月半で終わるのだ」と深く悔い、恥じた。

 でも、給油作業中のドライバーさんに「さっきのは今年じゃなく今シーズンの誤りでした」と訂正に行く勇気もなく、そのままにした。

 せめてもの罪滅ぼしのために作業を終え走り去っていくローリー車に深々とお辞儀をした。

 ところで、私は灯油タンクの『ゲージ』にペットボトルを半分に切ったものをカバーとしてかけている。雨とか雪から守るためだ。でも、意味があるのかどうかわからない。

  ミニなのでそっちが『お供』
 昼は「藤原製麺」の「札幌専門店 生ラーメン 中太ちぢれ麺」と「菊水」のスープでしょうゆラーメンを作って食べた(麺の期限が切れているが、冷凍保存してあったのだ)。

20251015RamenFujiwara1

20251015RamenFujiwara2

 お供に ――こっちの方がお供の立場になってしまった――したのは、 妻が作って置いて行ってくれた小さめのおにぎり。
 参考までに申し上げると、おにぎりの具はコープさっぽろの PB のごまこんぶだった。

 さらに参考までに申し上げると、コープさっぽろの PB の昆布の佃煮はフジッコが作っている。
 つまり、味がまったく同じってことはないにせよ、フジッコの NB より PB の方が安いわけで、本来の PB の存在意義を果たしている。

 そうそう、PB といえば先月末にはセコマの「とよとみミルクコーヒー」を欲して飲んでいたが、あれからあと、つまりコロナ感染から健康生活に帰還したあとは、あまり『コーヒー牛乳』を欲しなくなったことを申し添えておく。
 やはりコロナ感染による一時的な味覚の好みの変化だったのだろうか?

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 スボボダ(スヴォボダ.Tomas Svoboda 1939-  チェコ→アメリカ)の「シーズンへの序曲(Overture of the Season)」Op.89(1978)。

Svoboda


洞爺湖町の「KOTTA」のミックスフライ弁当をテイクアウト

  並ぶ場所を間違えるとお姉さんに叱られちゃう
 今週の月曜日は、休みを取って妻の両親の様子をみてきた。
 元気ではあるが、もうアラナー(ナは ninety のナ)なので行けるときに行くようにしているのだ。

 行きも帰りも中山峠経由。

 行きの行程で、「道の駅 230ルスツ」に寄って野菜を買った。

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 ここは地場の野菜が豊富に並べられていて、価格ももちろん安い。
 けど、レジのお姉さんが醸し出している殺伐とした雰囲気が怖い……

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 昼は洞爺湖町の洞爺駅近くにある「Bistrante & Bento KOTTA」の弁当をテイクアウト。

20251006KOTTA

 私はミックスフライ弁当を、妻はカツカレーを食べた。
 食べたあと時間が経っても胸もたれがまったくないのは、きちんとした食材と油を使っている証しだろう。もちろん、味もとても満足のいくもの。ボリュームも満点だった。

 弁当の写真、撮り忘れ、うっかり八兵衛、ごめんなさい!(上のメニュー写真は コッタの HP から)

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 ペルト(Arvo Part 1935-  エストニア)の「サラは90歳だった(Sarah was ninety years old)」(1976/改訂'90)。

Part (2)


あそこを剃るにはどうやれば?←舌足らずな私が生んだ誤解

  バリカンが壊れたのならカミソリで? 
 先週の土曜日の朝 ――といっても、近所に騒音迷惑をかけないよう8時までじっとがまんしていたが―― 電動バリカンで芝刈りをした。

 前回は刈込バサミで芝を切っていて腰を痛めた。
 その痛みはいまだに残っているが、今回は腰に負担をかけないようじゅうぶんに注意しながら、電動バリカンで芝を刈った。

 作業開始から30分ほど。
 ほぼ作業が終わりかけたとき、いったんスイッチをオフにした(モーター負荷がかからないよう、けっこうこまめにオフにしている)。そして再びオンにすると、息をひそめた害虫のようにジーという小さな音をたてるだけで、まったく動かなくなった。

20251004GlasssBarikan

 何度やってもダメだ。
 腹が立って足で蹴っても、足が痛いだけだった。

 つまり電動バリカンは突然死した。

 そのことを『Threads』で報告した。
 『お気の毒に』とコメントを下さった方がいた。

 「途中で止まってしまったのなら剃ってはどうか」というアドバイスをいただいた。

 いや、私の書き方が悪かったのだ。
 電動バリカンは電動バリカンでも、途中で止まってしまった電動バリカンは芝刈り用のバリカンなのだ。
 芝はふつう、剃れない……

 ということで、私はあらためて「芝刈り用のです」と報告した。

202510ThreadsBarikan

 スイマセン。
 ご親切にありがとうございました!
 なかなかおもしろいやりとりでしたね!

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 シューマン(Robert Schumann 1810-56)の「草刈り人の死(Schnitter Tod)」。詞は「子供の不思議な角笛」から。

 5曲から成る無伴奏混声四部合唱曲「ロマンスとバラード第2集(Romanzen und Balladen, Heft 2)」Op.75(1849)の第1曲。

SchumannChore


セコマのブラック醤油ラーメンを食べて「爐」の味を思い出す

  ハイ・カーボハイドレートなディナー
 時系列としては昨日の記事に書いた出来事(ウナ話)からさかのぼることになるが、先週の火曜日の午前中にわがインプレッサ号を SUBARU に車検に出した。

 いまでは車検は切れる2カ月前から受け付けてくれるそうで、今回は1カ月半前に受検ということになった。

 車を持って行き、代車のインプレッサに乗って家に帰る。
 すごいね。
 いまのインプレッサ、ディスプレイがこんなに大きいんだ。
 慣れてないのでなんだか落ち着かない。

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 帰宅して、この日の昼食は妻が職場で食べるために自分用に作ったほかに私にも作ってくれたおにぎり。具はチーズおかか(ピンボケ sorry)。激めんの

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 夕食の調理担当は私。

 鶏もも肉の照焼き(ベルの豚丼のたれを使用)と麻婆豆腐(CookDo のマーボー豆腐の素を使用)。
 まったくもって私自身の味つけはなされていないが、おいしく出来上がったので良しとしよう。

 翌10月1日の昼は、朝、セイコーマートの新聞折込チラシで目にしたラーメンがどうしても食べたくなり、妻が作ってくれた弁当のお供に(しては量が多いが)するべく、セコマに買いに行って来た。

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 その名も「ブラック醤油ラーメン」。
 これはまた、実においしい。こういう商品の宿命として、麺はややのび気味だが、味はすばらしい。
 ただ、私が好きなラーメンはむかし風のあっさり系なので、好みかといえば、そうではなかった。
 むかし札幌センタービルの地下にあった「爐」の真っ黒いラーメンを思い出した。

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 木曜日の昼は、期限が迫っていたレトルトカレー。

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 夕方、SUBARU に車を取りに行く。
 中一日で点検・検査が終了したことになるが、前日は SUBARU の定休日だったので、実質、2日間で終えたことになる。
 車検3カ月前点検でも指摘されたエンジン右のカムキャリアのオイルの滲みと、今回見つかったフロントのブーツの亀裂は経過観察することに。
 車を買ったときに「スバルあんしん保証ロング」っていうのに入ったが、こういう修理は保証の対象になるのだろうか?

 この日の夜は、妻は職場のお仲間 ――パートの奥さんたち―― との飲み会。
 私は妻に買い与えていただいた総菜類で独り、ハイボールを飲んだ。

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 これらはすべて完食。
 ポテサラに太巻にアンパン……。やれやれだ。

 そして、妻が帰って来たのにも気づかないほど熟睡してしまった。

 翌日聞くと、飲み会は盛り上がったそうだ。
 親の介護や老人施設の入居費などの話題で……

 そういう世代なのだ。

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 ゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43 スイス)のリート「昔,外出したがる妻がいた(Es wollt ein Frau zuem Weine gahn)」。

Virture and Vice


なんで、私がコロナに!? (4) 終結部「和室でノンアル独り飯」

  再現部排除
 序奏部 - 呈示部 - 展開部と進んだら、次は再現部ってことになる。ソナタ形式ならば。

 でもアタシ、ひとこともこのシリーズはソナタ形式に従って話が進むなんて言ってないもんね。
 だいたいにして、あの高熱が『再現』されるなんてまっぴらごめんだ。

 ということで、リポートは再現部無しの終結部。

  当面の生活空間確保
 病院に行きコロナと判定されて自宅に帰った私は、1階の和室で生活するために(それまでの布団に加え)折りたたみ式の座卓テーブルを押し入れから出してきて布団の横に置いた。
 これからは当面の間、私はここで独り、窓に向かいながら食事をすることになる。

20250929Table

 妻は1階のトイレの前に ――しばらくの間、私専用となる―― にアルコールスプレーを置いた。
 使ったら、ちゃんと消毒しなさいということだ。

 この日の夕飯は、妻が作ったシューマイ。
 幸いにして熱はずっと平熱だし、咳はたまに出る程度。なんといっても心強いことに、食欲はある。
 しかし残念なことにカロナール服用中はアルコールはダメということで、炭酸水にポッカレモンを垂らしたものを飲んでがまんした。

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  鍋物を鍋から取り分け一人炭酸水で黙食
 翌25日はもともと在宅勤務シフト。
 起床時の体温は36.5度。のどの痛みも少し和らいだ感じがする。
 が、横になっている時間が長いので、逆にぎっくり腰の痛みは再び悪化。たまに咳をすると腰に痛みが響く。

 この日は妻も仕事が休みだったけど、昼ごはんは何を食べたんだっけ?

 午後、少し長めに昼寝をしてしまったが、やはり夜はあまり熟睡できていないせいだ。
 日中も平熱を保ち、夕方の検温結果も36.5度。

 この日も禁酒。
 とんちり鍋だというのに(写真は以前作ったときのもの)。

20241110Tonchiri

 2日続けてアルコールを飲むのを休んだのは、このときに3日間休まざるを得なかった以来のことだ。

  剃刀の刃を飲んだことはないけれど……
 26日。
 この日の朝、ブログで自分がコロナに感染していたことを公表

 起床時の5時の検温結果は36.5度。
 ということで、私の平熱は規則正しく36.5度だということを初めて認識する。

 ブログを見た、大学時代の友人 Kbys 君から激励のメッセ―ジが届く。
 ありがたいことだ。

20250926MessageKbys

 いやぁ、「奇人変人コーナー」、私も楽しみにして観てた。
 電球男は知らないけど、金魚とか飲み込む人がいた。
 そこまでして白いギターが欲しかったというのが、また不思議だ。

 で、私の場合は『ガラスや剃刀を飲み込んだよう』っていう表現が当てはまるような痛みは全然なかったです、Kbys 君。

 この日は「コロナ感染自主的自宅待機」として有給休暇取得。

  ハチにおびえつつ庭仕事
 部屋の中にいてもしょうがないので、庭に出て、夏の間豊作で私にうれしい悲鳴を上げさせたキュウリと、後半は実りの勢いが失速したミニトマトの苗を抜いて片づけた。

 あたりにはやたらとアジナガバチが飛んでいる。
 去年私を刺した、危険害虫だ。

20250926Bee

 オニヤンマのブローチを地面に置くと、しばらくするとアシナガバチはいなくなる。間違いなく追い払う効果はあるようだ。
 ただ今回わかったのは、このように設置するよりも地面に置いたり、地面に水平になるようにした方が効果があるようだ。
 そっか、そうだよな。
 考えてみればトンボって地面に垂直にはとまらないもんな。

20250926Yamma

 ただ庭のほかの場所にもアシナガバチが飛び回っているので、きちんとマスクをして DAISO に買い足すために行って来た。
 が、もう売り切れていた。

  ふだんはブラック志向なのに
 昼は妻が作って置いてくれたサンドイッチ。
 妻は仕事で出かけていないのに、私は律義に和室にこもって食べた。

 DAISO に行ったついでにスーパーで買った Piknik をお供にしたが、コロナによる味覚に変化ってことはないのだろうが、やたらに『コーヒー牛乳系』の味が恋しくなったのだった。

20250926Sand

 「カフェ・オ・レ」だけど、これ『コーヒー入り清涼飲料』であって『乳飲料』ではないのね。

 この日の夜は、ハイボールをふつうに飲んだ(そのかわり夜の薬は休んだ)。
 夕食も残っていたサンドイッチやら、買ってあったアンパンなんかを食べた。
 サンドイッチにアンパン。同じ仲間だ。
 ハイボールにアンパン。そんな変な組み合わせではない。

 こうして予想もしなかった発熱から始まった一週間の平日5日間が終わった。

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「家でただ一人(Seul a la maison)」。

 3曲から成るピアノ曲「犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲(Veritables Preludes flasques)」(1912)の第2曲。

SatieTakahashi


なんで、私がコロナに!? (1) 序奏「月曜日の朝、目覚めると」

  それは弱い口蓋痛から始まった
 9月22日・月曜日。
 この日は在宅勤務日だったので、出社する日とは一緒にする必要もなくゆっくり寝ていて構わないのだが、ニワトリのコッコちゃんような気質と性分の私はいつもどおり5時に目を覚ませた。目覚まし時計との張り合いってもんだ。

 今日は特別な日である。
 帯状疱疹ワクチンの2回目の接種を午後に受けに行くのだ。だからこそ、この日を在宅勤務に充てたのである。
 2回目を打ち終えたあかつきには、少なくとも10年近くは帯状疱疹の痛みに襲われる恐怖から解放されるのである、理論上は。

 そのためにも景気づけに前日の夕食はトンカツを揚げて食べた。
 私が豚肉を叩き、衣をつけ、揚げた。

 昼にはえび天を食べ、夜はトンカツ。このように、ワクチン接種に耐えうる体作りに励んだわけだ。

20250921Tonkatsu1

 ところが、この日の朝はめずらしくのどにちょっとした痛みというか違和感がある。
 いや、のどというよりはノドチンコの前の辺り、つまり口蓋に辛さを感じるような違和感があったのだ。

 でも、こういうことはたまにある。
 無防備なライオンが大口を開けて寝ているような感じで、口呼吸中心に寝てしまうとこういう『モーニング・ペパー・マウス』状態になることはある。

 そんなのは何か食べて、歯磨きをすれば何ごともなかったように戻る。
 そのとき戻らなくても、半日もすれば治る。
 それでも治らないときは風邪っけの状況に投げ込まれたことになる。

 どうせすぐに治るだろうとは思ったが、この日は午後からワクチン接種という一大イベントが控えている。
 そこで念のため体温を測ってみた。

 ピピピピピ、ピピピピピ。
 そして「ひょえぇぇぇぇ~」。
 
  午前5:00 37.1度
 微熱があるではないか!
 むかしの水銀式の体温計なら、赤字ラインを突破だ。

 私は熱に弱い。
 ちょっと上がってもオカンに、いや、悪寒に襲われる。
 が、このとき、37.1度()あるのに口蓋の違和感以外はなんの異状も感じなかった。

 まあいい。
 ワクチン接種は通常は37.5度以下なら可能だと、説明書きに書いてあった。
 まだ許容範囲内だ。

 そう思いながら、目玉焼き(片目)と、ウインナーとピーマンの炒め物を作り、炊きたての新米をご飯茶碗で2杯食べた。ほら、どー考えても元気だ。

 そのあとは夏に別れを告げるため、というよりも妻から「もう使わないんじゃない?」と暗にしまうよう匂わされ、扇風機2台を箱に入れ押し入れ上の棚にしまった。
 このとき7時。
 朝から精力的な働きぶりではないか!

 この肉体労働のあとは(どのように緩衝材をセットするかという頭脳労働も伴う)いよいよもって会社の仕事をし、それを終えて、また体温を測る。

  午前9:00 37.6度
 まずい。
 ワクチン接種可能な体温を超えている。

 いやいや、たまたま誤差の範囲に違いない。
 だって、私は相変わらず体にだるさやのどの渇き、悪寒などといった症状はまったく感じないのだから。
 おでこを触っても熱があるように感じないし、デコピンしても正しき鋭い痛みを感じる。

 悶々とした気分ではあるが、でも『測れば熱がある』という、ただそれだけの状態。

  午前10:00 38.0度
 ええっ~~!38度だってぇ?
 こんなんならば、どう考えても体はブルブルガタガタしてくるに違いない。
 でも、私にはなんの自覚症状もない。

 だが、アレグロ(速く)で体温が上がっている恐れが。

  午前11:00 37.6度
 ほぅら、下がった。
 このまま下がるに違いない。
 予定通り、接種しに病院に行こう。

  午前11:30 37.8度
 やばいではないか。
 また上昇気流に乗ってしまった。

 果たしてどうするべきか。
 早めの昼食にして、善後策を考えよう。

 私はマルちゃんの赤いきつねを食べた。
 が、なんとなく気持ちが落ち着かず、お揚げは半分残した。

20250921AkaiKitsune

  解熱剤でその場をしのごうとする愚策
 さて、接種しに行くかどうか?
 上に書いたよいうに、私には熱が高いこと以外にほかに症状がないので、コロナやインフルエンザかもしれないとはまったく思わなかった。

 問題なのは熱だけなんだから、いっそこと解熱剤で下げて受けようか?

 ホントの体温と、解熱させた体温。
 高校生物で習った『真の光合成と見かけの光合成』という言葉が頭に浮かぶ。

 いやいやそんなことは本末転倒。
 見かけで熱を下げて、ほぅら平熱ですから大丈夫と接種を受けて、わが身に何か起こったらたいへんだし、病院にも迷惑をかける。

 だが、このまま熱が高い状態で行ったところで、決まりによって接種してくれない可能性が高くなりつつあるし、熱があるのに病院に行くというのは非常識なことであることには違いない。
 でも、今日を逃すと次に打つめどが立たないし……

 最終的な判断をするために、また熱を測ってみると……

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1927 フランス)の「序奏とアレグロ(Introduction et allegro)」(1905)。

DebussySQ_KOdalyQ


巻かれたパスタの美しい姿(Casa K のごほうび洋食プレート)

  単に私がイモやカボチャを好まないだけの話で……
 先週の木曜、金曜は出社する日だった。

 木曜日の130M 列車も733系のエアポート編成。
 u シートに座って通勤。

 午前中に APIA の富士メガネにメガネの調整に行ったついでに、「わくわく広場」に行って昼の弁当を購入。
 ボンビーだが大奮発して一度は試してみたかった「Casa K」の「ごほうび洋食プレート」を購入。

 さすがにおいしい。
 おいしいが、かぼちゃやポテト(鶏肉の下にある)の専有面積が想像以上に広いのが、私としてはちょっと不満(あくまで『私としては』)。
 また、エビフライだと思い込んで口にした円筒状のフライがエビではなく、何かよくわからなくて、とにかくエビじゃなかったショックは大きかった。

20250918CasaK1

20250918CasaK2

20250918CasaK3

 それにしても、パスタ(トルコ産)もこのように盛り付けると、すっごくオシャレに見えるのね。

 ちなみに米は北海道産ななつぼし、鶏もも肉はブラジル産、牛肉は北海道産、豚と一部の牛はアメリカとカナダ産である。

 なおこの弁当をぶら下げて地上に出ると、いつの間にか強い風を伴った雨が降っていた。
 仕事をさぼっていたバチが当たったのだった。

  やっぱり「いしかり」は魅力十分
 翌日の金曜日の朝に通勤電車も733系のエアポート編成。
 またまた u シート車両で座って札幌へ。

20250919JR130M

 この日は駅改札内の「弁菜亭」の店舗で駅弁の「幕の内 いしかり」を購入。
 ものすごく久しぶりだ。
 「いしかり」を入れたレジ袋はずっしりとした重さ。

 やっぱりこの弁当はおいしい。
 米も550円の『非駅弁』弁当(日替り弁当や幕の内弁当など)とは違うようで、もっちりしていてリッチな気分になれる。。

20250919Ishikari1

20250919Ishikari2

20250919Ishikari3

 10月からは100円値上がりして1,200円になるそうだ。

 土曜日の昼は炒飯を作って食べた。
 永谷園の「焼豚チャーハンの素」を使用。
 具材は卵、長ねぎ、ピーマン、粗びきウインナー。
 ちょっと食べすぎた。

20250920Cyahan

 夜は MaxValu で妻が「鳥せい」の唐揚げを買ってきたので、それがメイン。
 期限が切れた豆腐を「搾菜乗せ湯豆腐」にした。

20250920Torisei

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)のピアノ連弾曲「3つの軍隊行進曲(3 Marches militaires)」Op.51,D.733(1818頃)。

 第1番ニ長調が突出して有名である。

SchubertD733Pires


プロフィール

MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。

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