新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は札幌の「宮川本店」の鰻重。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

その他作曲家H~N

946は釧路、4949はしくしく。湯はねの受難

  トイレの中にこいのぼり
 妻の実家を訪問した日の翌日は、朝のうちに自宅に向け出発。

 帰りも中山峠経由のルート。
 喜茂別の「郷の駅」でトイレ&買い物タイム。買ったのは生しいたけとニンジン。

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 中山峠は濃霧。この日も峠は素通りし、豊滝除雪ステーションでトイレ休憩。
 トイレの中に手編みと思われるこいのぼりが。
 そういえば、有名な定山渓の大量(大漁)のこいのぼり。どこにあるのだろう?国道を走っていても車窓からはわからなかった。

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 「くるみや」に寄って電話予約しておいたたぬきケーキを買ったあと、環状通を通って江別へ。

 昼食は江別の丸亀製麺。考えてみれば、江別の丸亀製麺を利用したのは初めて。
 またまた、食べる前に撮影するのを忘れて、これが食べかけというか食 ing 状態のかけうどんをあわてて撮った。

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 帰宅後は、洗車。ただし、今回は水洗いのみ。
 今回もインプレッサ君は、快適な走りを提供してくれた。燃費は13.7km/L。

 この日の夜は冷蔵庫にある残り物をあれこれ食べた。
 
  最後の最後でボチャッと……
 次の日の日曜日は天気が悪く、ずっと家の中。
 午前中、ヨドバシ.com に注文した炭酸水が届いた。今回の配達は日本郵便。

 昼は買い置きしてあった冷凍の担担麺。これを食べるのは二度目

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 やっぱり、この担担麺(担々麺)は味が良い。今回は指定通りの時間レンジアップしたが、ただやっぱり麺がやわらかい(ちょっと伸びたような感触である)のが残念。

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 なお、注意するよう書かれてあるのに、丼に移すときに湯はねさせてしまった。ゆっくりと慎重に入れたのだが……しくしく。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第49番ヘ短調Hob.I-49受難(La passione)」(1768)。

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(この写真は本文の内容とは関係ありませんが、タイトルにはけっこうかすってます)

おねだりして買ってもらったトンカツは、その後どうなったでしょうね?

  洞爺駅近くで『踏切、停~まれ』
 先週の金曜日は今年度第1日目となる有給休暇をとり――来年の2月で65歳になり会社勤めが終わるので有給休暇を繰り越して残しても意味がない。だから、現在保有している日数の完全消化を、サラリーマン人生最後の年の目標としたい――、胆振地方に住む妻の両親のもとを訪ねた(もちろん妻と一緒に)。

 今回も、行きも帰りも中山峠経由。
 行きは豊滝除雪ステーションでトイレ休憩。

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 中山峠は素通りし(私、揚げいも好きじゃないし)、喜茂別の「郷の駅」でもトイレ休憩。

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 妻の実家には11時に着いた。

 妻の母が洞爺湖町虻田の「A マートとうや湖店」に行って豚肉を買いたいと言うので――この日は地元産の豚肉がセール品だったようだ――父と母を乗せて、妻と4人で虻田の A マートに向かった。

 場所は JR 洞爺駅のすぐ横で、店の近くの踏切に私が運転する車がさしかかったときに、走っている列車の本数が少ないこういう場所では珍しいことにカンカンカンカンと踏切が鳴りだし、運よく(?)特急「北斗」(7号)を見ることができた。



 A マートというのは、全農が全日食と組んで従来の A コープから転換を図った地方小型店だということだ。
 なかなかこぎれいで、品揃えも品物も悪くない印象。揚げたてのトンカツが総菜売り場で売っていたので義理ママに「ねぇ、ママン~」とおねだりして買ってもらった。というのはウソで、妻におねだりして買ってもらった。

  マルちゃん正麺を扱っていない?
 次に行ったのは伊達の AEON。義理ママが靴下を買いたいとのことだ。
 ここのイオンでは、前に「にんにく岩塩」を購入したことがある。江別では売っているのを見かけないので、ここでまた買おうと思ったが、今回その姿は棚になかった。
 姿といえば、インスタントラーメンの売り場にマルちゃん正麺の姿がなかったのが不思議に感じた。なので義理ママは義理パパのために「ラ王」を買っていた。

 そのあと、伊達市内にあるおいしいと人気が高い「回転寿司割烹 伊達和さび」へ。
 「和さび」には10年位前に一度来たことがあるが、そのときは駐車場が満杯でとめられず食べるのをやめたことがある。今回は平日の13:30近くということで、すんなりと入店することができた(でも、この時間でも次々とお客さんが来ていた)。

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 回転寿司が回転しなくなって久しい。
 回るのは楽しかったし、あれはあれで画期的だった。
 が、いまではタブレット端末でオーダーすることができ、食べたいものを確実に自分のところに出してくれるこのシステムがほぼ定着しつつあることは好ましいと思う。ガリだって、ここでは小皿に盛って各人の前に出してくれた。ウケてると勘違いしたおバカなニンゲンが悪さをして、その行為を英雄さながらに SNS で拡散した事件が相次いだせいだが、そしたまたコロナの流行もあったが、安心して食べられるということはありがたいことだ。

 『トロたくあん巻』は皿に1個しか寿司が載っていないが、それは私が3つ食べてしまってから、「おっと、写真を撮り忘れてしまった」という過ちを犯したせいだ。
 握り寿司はもちろん2貫ずつ皿に載って出されるが、生うにや生ほたては1貫である(ふつうの『ほたて』(2貫)もあるし、もちろんそれも生だが違いは何だろう。活きが違う、つまり生きているってこと?)。

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 食事のあと、妻の実家へ。

 今年は大きいと言っていたが、ほんとに大きかった。家の中にも多々入り込んでくるカメムシが。

 夜はイオンで買ってきた総菜やら何やらを食べたら、ほどなくしておなかがいっぱいになってしまい、トンカツを食べる機会を失ってしまった。
 翌朝はやはり前日にイオンで買ったサンドイッチが朝食だったので、トンカツを食べる気分ではなかった。
 ちゃんと忘れずに義理パパや義理ママが私に代わって食べてくれただろうか?その存在を忘れられ、いまだに冷蔵庫の棚の奥に置かれたままってことがありませんように!

♪ 今日の一曲 ♪
 弟子のドップラーの協力によって管弦楽曲に編曲したリスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)のハンガリー狂詩曲第5番ホ短調悲しい英雄物語(Heroide elegiaque)」S.359-5(1853刊)。
 リストのハンガリー狂詩曲は原曲のピアノ版と管弦楽編曲版とで通し番号が異なる曲があるが、この第5番は、第2番とともに原曲と編曲版の通し番号が一致している。

 また、ハンガリー狂詩曲第5番の元となっているのは1839年から'47年にかけてリストが書いたピアノ曲「21のハンガリーの民族旋律と狂詩曲(21 Ungarische Nationalmelodien und Rhapsodien)」S.242の第12番「メスト ホ短調『悲しい英雄物語』(Mesto 'Heroide elegiaque)」である。

Enescu


鶏むね肉を狩猟風に仕上げてみた,または必要なかったバーコード

  この日はモモスパをパス
 "〇〇のひとつ覚え" のようにまたまた言うが、「新しい週のスタートである。そして、あと10日ほどで4月も終わる。なんて早いのだろう!」。

 今週を明るく元気に過ごせば、ゴールドに輝くゴールデンウィークがやって来る。だから、元気に、でも体力を温存して過ごそう。あなたも私も。

 そこで、話は後退して、先週の月曜日の話。
 この日は出社日だったのだが、午前中に妻に頼まれた用事を済ませるために、会社を抜け出した。

 ということは、そのついでに『どこか』で弁当を買う機会が私に与えられるというわけだが、朝、札幌駅に着いて札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを一応はのぞいて見ると、「日替り弁当 A」は私のお気に入りの一つである「鶏ももスパイス」で、口角からよだれがタレタレしそうになったが、そこはうまく吸い込んで、「モモスパ」は見なかったことにしてその場をあとにした。

  名乗るだけでいいの?
 頼まれた用事というのは、「無印良品」に取り寄せした商品を取りに行くという、極めて重要な任務である。妻から私のスマホに送られてきた、受取バーコードが写ったスクショを店員さんにスムーズに示すことができるようリハーサルを重ね、ステラプレイスの MUJI の店舗に向かった。

 店員さんに「取り置きをお願いした商品を受け取りに来ました」と、スマホを持つ手が汗ばんでいるのを隠しながら申し出た。

 「お名前は?」
 私は妻の名前を言う。もちろん姓名だ。名だけではない。
 「お会計は済んでますか?」
 「はい」
 「では、少々お待ちください」。そう言うと、店員さんはバックヤードへ。

 へっ?バーコード、読まないの?

 店員さんが商品を持ってきて、受取終了。
 んっ?バーコード、ご提示しなくていいの?

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 リハーサルまでした私の努力は報われず、『おつかい』は終了した。
 でも、何も証拠を示さなかったが、私が妻の名をかたる妻とは無関係の単なるおっさんだったらどうなるのだろう?

  鶏は鶏でも、この日は田舎どり
 ステラプレイスに来たので、そのあと「わくわく広場」に寄った。
 先日「厚切りポークのジンジャーソース」弁当を買った「Delicatessen Casa K」の別な弁当を食べてみようと思ったのだ。

 しかし「Delicatessen Casa K」の弁当はなかった。店の中を3回まわってワン!と言ったが(マナーモードで)、一つも見つからなかった。

 と、そこに食欲をそそる肉の断面が視界に。

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 それはザンギ(唐揚げ)を2つに切った切り口だった。

 「中札内田舎どりの唐揚げ弁当」。
 「ニューアカシア」という弁当店の弁当で、あとから知ったが、この店は大きな唐揚げでけっこう有名らしい。

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 鶏はもちろん(だって中札内だもの)、米もじゃがいもも北海道産。ご飯には滑走路のようにラインが。
 唐揚げは2個。それがそれぞれ2つに切られている。

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 濃いめの味が食欲をそそる。おいしい唐揚げだが、いままで私が食べた唐揚げの中でもトップクラスだとまでは感じなかった。
 お値段もまあまあするけど、また、リピートしたくなるかもしれない。

 驚くことじゃないが、ファミマのカップスープ「たまごのスープ」のフリーズドライが入ったアルミ包装を見て驚いた。だって、ファミマの商品なのにマルちゃんが笑っていたから。
 いや、なんのことはない。
 ファミリーマートと東洋水産が共同開発した商品だということ。
 おいしいスープだった。

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 火曜日は在宅ワーク。
 昼は簡単に「ホンコンやきそば」ですませた。

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  今宵はムネスパ
 夜の調理担当は私。冷蔵庫に鶏むね肉があったので、ミートソースで煮込んだ。ついでにパスタも茹でた。ムネスパにしたのだ。
 そのむかし、西野のカスタムパルコの地下にあった「ニュー銀座」の「スパゲティ カチャトーリャ」をイメージして作った。なお、私は「ニュー銀座」では「カチャトーリャ」よりも定番の「ミートソース」の方が好きだった(いちばん好きだったメニューは「ポークステーキ ニュー銀座風」)。

 野菜室には前日に消費期限を迎えてしまっていたもやしが入っていたので、緊急的に茹でてめんつゆにつけたお浸しにした。今日のメインディッシュに実にふさわしくない一品となった。

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 チキンのミートソース煮は、もう少し塩を足したほうがおいしくなるかなと思ったが、血圧のことを考えてぐっとがまんした。
 
♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第73番ニ長調Hob.I-73「狩(La chasse)」。

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「感染者がでました」とのお知らせがあって消毒しまくっていたあのころ

  車掌さんから「おはようございます」の声が
 昨日の話の続きである。
 取り急ぎどんな話だったか知りたいせっかちな人のために、ご親切にリンク記事に飛ばなくてもわかるように説明すると、"焼肉店で私の隣に座っていた女性社員がコロナに感染した" ということである。

 さて、彼女のコロナ陽性が病院で認定された翌日の先週の金曜日。
 朝起きると、特に体調に異変はなく、まずはほっとする。

 江別駅で折り返し札幌行き普通列車(134M)になる回送列車。
 私は先頭車両(江別駅に着いたときは最後尾車両ということになる)に乗っているのだが、車内に乗り込み座席に座ると―この日は721系だった―女性の車掌さんが(回送時は最後部の)車掌室から出てきて、車内を通って逆側の車掌室に移動する際に、「おはようございます」と私にあいさつをしてくれた。
 こんなことは初めてだが、とても感じがよくて爽やかな気分になった。
 たまたまこのときはまだ車内に客は私一人だけ。だからあいさつをしてくれたのだろう。
 他に何人も乗客がいあたら、一人ひとりにあいさつするのはたいへんだもの。

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 そういえば、コロナの感染が広がっていたときには、この中扉も常時開放するようになっていた。ひどく遠い昔のことのように思えるが、あの『戸の開放にご協力ください』と書いたシールは、いつごろはがされたのだろう?

  この日は最初から「あれ」に決めた
 列車が札幌駅に着いたとき、この日は私は札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンには向かわなかった。
 おとといに続き、ファミリーマートに寄って「二段仕込みの炙り焼チキンステーキ弁当(オニオンソース)」を買ったのだ。

 いつ新型コロナの症状が出て食事をとるのもままならなくなるかわからない。
 としたら、食べたい弁当を確実にゲットして食べた方が良い。そう考えて、中一日ではあるが、二度目のご指名、再登板。だって、ホント、気に入ったんですもの。
 そしてまた、味噌汁のストックがなくなっていたので(マルちゃんのワンタンスープは2個ストックがあったが、今の状況では発酵食品である味噌汁を飲むべきだろう)、ファミマの PB の海苔のみそ汁を買った。

 会社でも、不思議なことに誰も特にコロナ感染の話題はしなかった。もう、コロナに感染したからって特別なことじゃないってわけだ。

 考えてみれば、感染拡大時は感染者が出たらビル管理室に連絡して、ビル管理室は各入居者に『昨日低層階で新型コロナ患者が発生しました。夜間のうちに共用部の消毒は済ませてあります』なんて案内文を各テナント入居者に配付していた。
 あるいは、企業によってはホームページに『本社で新型コロナ患者が発生しました。内勤者のため、お取引先との接触はありません』というようなお知らせをアップしていた。

 でも、今考えると、ああいうのって必要だったんだろうか?
 ほんの数年前の話だけど、おおむかしにこんなおかしなことをしていました、みたいな思いがする。
 よくわからない『敵』に、みんな怯えきっていたってことなんだけど……

 そんなわけで、当たり前のことのように Z子さんの感染をビル管理室に報告するなんてことはまったくなく(「言われた方も「はぁ?」ってもんだろう)、Z子さんの机を消毒しましょうって話もなく、そして私は私で、またおいしいチキンステーキを食べたのだった。

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 食べながら、Z子さんが今回感染したことにより、当支社内でコロナに感染したことのない者は私だけであることに、密かに気づいてしまった。案外私、狂人、いや、強靭なのかもしれない。

  搾菜よ、おまえもか!
 この日の帰りは、マックスバリュに寄って2割引きのシールが貼られたイカサラダ(正式な商品名は忘れてしまった)を買って帰った。同じく2割引きのシールが貼られた札幌パリのプリンも買った。
 桃屋の搾菜はちょっと目を離したすきに倍近くの値段に値上がりしていたので、200円までしない TOPVALUE の搾菜を買った。味も食感も桃屋のものに遜色なかった。

 土曜日。
 日中の私の精力的な奉仕活動についてはここで報告したとおりだ。

 夕食の調理は私が担当。
 鶏もも肉を焼いた。
 フライパンに皮を下にして2枚の肉を並べ(ってことは両脚だ)、アルミホイルをかぶせて水を入れた鍋を重しとして置く。こうすれば焼いている最中に縮むことはない。
 
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 弱火で15分。
 裏返してまたまた弱火で12分。

 この日のソースは、キッコーマンのステーキしょうゆ(にんにく風味)を水で割り、タマネギのみじん切りを入れて煮込んだものを作ってみた。
 が、ちょっとくどい味になってしまった。キッコーマンのステーキしょうゆ自体はおいしいものなので、負の相乗効果がでてしまったようだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ムソルグスキー(Modest Petrovich Musorgsky 1839-81 ロシア)の組曲「展覧会の絵(Tableaux d'une exposition)」(1874)から「鶏の足の上に建っている小屋(バーバ・ヤガーの小屋。La cabane sur des pattes de poule)」。

 ラヴェルによる管弦楽版を、マルケヴィッチの演奏で。

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アオサギも私もクロッカスも、いよいよ春の活動を開始した3日前

  きゅうくつなところが好きなの?
 こないだの土曜日。
 朝から天気が良く、春の日差し。そして、この時季の江別としては珍しくほぼ無風状態。
 って、ことで8時過ぎから太陽光を欲して止まないミドリムシのように外に飛び出した私。

 たまたま空には V 字編隊でグワァグワァと鳴きながら飛行しているアオサギたち(だと思う)の姿が。写真を撮る間もなく、通り過ぎて行ってしまった。

 足元を見ると、玄関のアプローチに敷いてあるレンガの隙間から、わが家の今年最初の開花を観測。
 クロッカスだ。
 去年より一週間ほど早い開花だ。ただ、庭のクロッカスは、この日はまだ咲いていなかった。
 それにしても、場所柄からか、超ミニサイズだ。

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 まずは、ベランダの物干し金物(ベランダ手すりにつけるタイプ)に物干し竿をつける作業。
 いや、物干し竿をつけるのは何も難しいことはないが、物置から2階まで運ぶのは、意外と面倒なのだ(天井や壁にぶつけないように煩悩を取り払って、サオに集中しなければならない)。

  『折からの風』にあおられず順調に完了
 次は4つあるエアコン室外機のカバーの取りはずし。
 はずしたカバーは元の折り目に従ってたたんだが、珍しく無風状態なのが幸いし、風にあおられることなく、順調に片づけることができた。

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 次の作業は、すでに株周りの雪がすっかり解けているバラ苗の冬囲いはずし。
 とはいっても、この日はずせたのは7株。
 ほかの苗木はまだ地際近くのネットが雪の下だったりして、もう少し先にならないと取り除けない。

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  手洗い洗車で『今日だけ』ピカピカ?
 そのあとは、『おしん』のように冷たい水に耐えながら洗車。
 最初は強めの水流で洗い流す程度でお茶を濁そうと思ったのだが、黄砂だか雪どけ泥水だか知らないが、頑固な汚れでお茶を濁せない状況。
 ということで、カーシャンプーを泡立てて手洗い洗車。
 でも、きれいになって満足。って、数日後にはまた汚れてしまうのだろうけど(あとから妻に車を洗ったことを誇らしげに報告したら、「明日は天気が崩れるらしい」と言われた。そして実際、翌日は妻が車で出かける9時過ぎになって、小雨が降り始めた。また、この日は風が荒れ狂っていた。荒れ狂っていた風は午後になってさらに狂暴になり、小雨は湿った雪になり、雷まで鳴った)。

 洗車の後は、桃色ナツツバキとオオデマリの枝の剪定。
 もう今年はあまり葉を生い茂らせないようにするのだ。どちらも害虫対策。

 ナツツバキは少し枝を伸ばさせて葉も生い茂らせたら、ポーポーちゃんが営巣してくれるかもという期待をしてきたが、あれから9年。あとにも先にも、ここに巣を作り子育てしたのはあの年の1回きりなので、もうポーポーちゃんの再来はあきらめることとし、それよりはカイガラムシによる黒すす病を防ぐために、葉を繁茂させないことに決めたのだ。それだとカイガラムシが発生した場合でも発見しやすいだろう(アリの行き先を追えばいいのだから)。

 オオデマリは気色の悪いサンゴジュハムシの繁栄を阻止することと、アシナガバチが巣を作らないように、ナツツバキ同様大胆に枝払いをした(後日、さらに追加作業をするつもり。こうすることでサンゴジュハムシ駆除の農薬を散布しやすくなるし、薬の量も少なくて済む)。
 私が昨年11月にアシナガバチに刺されたことをご存じの方も多いと思うが(いまだに思い出したように刺された箇所がつるように痛む)、断じてそんな種族をわが敷地内に住まわせるわけにはいかない。いや、今度刺されたら私、命にかかわるかもしれないのだ。
 そういえば、ナツツバキの周りにもけっこう飛来していた。やはりナツツバキも大胆に枝払いをして正解だったのだ。
 あとは、オディールさんが紹介してくれた『おにやんま君』を導入するかどうかだ。
 なお、オオデマリの強剪定は、開花数を減らすことで開花後の花びらの大散乱を抑える狙いもある。

 こうして、午前中はあっという間に過ぎ去った。
 昼は冷凍食品のチャーハン(No photo)。
 コープさっぽろのトドックで買った『生協限定品』というもの。製造しているのはニチレイ。
 ニチレイの通常の市販の炒飯との味の違いはよくわからなかったが、チャーシューがけっこうゴロゴロ入っていた。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第88番ト長調Hob.I-88(1787)。

 以前は「V字(Letter V)」のニックネームが添えられることが多かったが、さすがに最近では見かけなくなった。

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   タワレコ(広告) ハイドン:交響曲 第88~92番 クイケン/ラ・プティット・バンド



今の年齢ならエキノコックスに感染しても死ぬ前には発症しないだろうけど

  吹きさらしの家
 3月6日の朝は、前日とは違い新たな積雪もない穏やかな天気。
 リビングのカーテンを開けて外を見ると、庭にケダモノの足あとが。畜生め!勝手にウチの敷地に侵入しやがって。

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 たぶんキタキツネだ。エキノコックスをばらまくなよ(↓ は札幌市白石区のホームページより)。感染したらたいへんだ。

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 江別駅のホームもアスファルトが見えている。
 やたらこの日は1羽のカラスがカァーカァーうるさい。今まで気がつかなかったが、近くの木に巣があるのだ。こんな裸になった木じゃなく、冬でも葉が落ちない針葉樹に営巣すりゃあいいようなもんだけど、私にはカラスの考えてることはわからないし、わかりたくもない。でも、とにかくうるさい。腹減ってんのか?

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 ところで木の向こうに見える古い建物は、たぶん岩田醸造の蔵だと思う。いや、以前ここに岩田醸造があったので、きっとそうだろう。まだ看板は残っている。すごい控えめな看板。。。

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 カラスの独唱に不快な思いをしているうちに(って、3分間ぐらいのことだけど)岩見沢行き123M 列車が定時に入線し、定時に発車していった。

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 この列車に追いつけとばかり、そのあとすぐにやってくる 134M になる回送列車も定時到着。
 この日は座席がクロスシートの721系。

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  逆説的証明
 札幌駅に着き改札を抜けると、いつものように札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンを、ドギーマンの入った皿に駆け寄るはらぺこブッチ状態の犬のように、一直線に目指す。

 やったー!「日替り弁当 A」は「鶏照焼き」だ。
 ということは、前の日の朝はまだ並んでいなかった「日替り弁当 A」が「鶏の山賊焼き」だったらどうしようと疑心暗鬼になったが、その日は山賊焼きでなかったことが逆に証明された格好だ。なぜなら、鶏肉がメインの弁当が2日続く可能性は極めて少ないから。

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 相変わらず、そのおいしさに私は幸福に包まれた。それは「山賊焼き」のときと似ているが、またちょっと違う幸福感なのである。

 なお、セブンイレブンのみそ汁「小松菜とほうれん草」から小松菜が姿を消し、「ほうれん草」の独壇場となった。

  同じ屋根の下で30円の差
 この日の帰りにスーパーにテナントで入っている DAISO に寄ったら、先日は並んでいなかった「マルちゃん ワンタン しょうゆ味」が入荷していた。

 スーパーでは138円、セブンイレブンでは153円。それが DAISO では108円だ。
 もちろん買った。

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 この日、こまかいお金を持ち合わせていなかった。けど、いまここで買わなきゃまた棚から消えるかもしれないと思い、五千円札で会計した。ワンタン2個だけではちょっと申し訳ない気がしたので、たいして必要でもないスマホスタンドも買った。

♪ 今日の一曲 ♪
 イェッセル(Leon Jessel 1871-1942 ドイツ)/ビドゥグッド編の「おもちゃの兵隊の観兵式(Die Parade der Zinnsoldaten)」Op.123。

 「キューピー3分クッキング」のテーマ曲に使われている、多くの人がご存知の曲である。

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   広告:レコチョク(音楽配信)⇒ イエッセル:おもちゃの兵隊の観兵式 グローヴズ/PO


鮭へのトラウマを消し去るために至宝の力を借りる

  再冷凍後再解凍したのでまったく傷んでいません
 鮭の切り身に関し、私がとても気の毒な経験をしたことを、昨日書いた

 しかし、この思いをずっと引きずることは、自分自身のためにも、さけ・ます類のためにも、さらには弁菜亭のためにも、決してプラスになるものではない。鮭の切り身(それも一切れの半分にも満たないサイズだ)で私と札幌駅立売商会との関係にひびが入るようなことがあってはならない。

 気を取り直すために、日曜日の朝、私は鮭の切り身を焼いた。

 いやいや、心配には及ばない。
 とっくに消費期限が過ぎているが、買って来てすぐに冷凍庫にしまいこんだ。業界筋からは再冷凍はお薦めしないと言われそうだが、どうしようとこっちの自由だ。
 それにしても、このところ飲食店での食中毒発生(ノロウイルス)のニュースをよく目にする。飲食店で、それもミシュランに載ったこともある店なんかで大当たりとなっちゃうと、客としてはもう防ぎようのないお手上げ状態ののゲロゲロピーってもんだ。気をつけようがないもの。まあ、ミシュランガイドも、「えっ、この店が?」っていうのが載ってることもあるけど。

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 このイオン(マックスバリュ)で売っている「天然紅鮭 至宝」は、なかなか味が良い。
 甘塩なので、私は焼く前にほんの少しだけ振り塩をする。

 で、十数分後。「グリルの調理が終了しました」とグリル嬢(本名:日立ラク旨グリル HT-M8STF)が美しい声で私に教えてくれた。

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 この日の朝刊を背景にしたのは、「トランプってひどい奴、でもゼレンスキーって人もどうなのかな」と思ったことを、私の記憶にとどめておきたかったから。ってわけではなく、この二人とは違い、やはり私と弁菜亭との関係に決裂はないということを象徴的に訴えたかったのだ。決裂した記事を載せたんじゃ説得力がないかもしれないけど。

 焼き上がった鮭の切り身からは、骨がその存在を自己主張することなく「ごめんね。食べるのに邪魔でしょ」という謙虚な姿勢が伝わってきた。
 私のほんの気持ちばかりの振り塩が功を奏し塩加減もばっちりで、鮭のうまみが最大限に引き出されている。口に入れると、口腔内で香ばしさがスカッシュのボールのように飛び跳ねまくった。

  意気込みも大切だが形だって大切
 ところで、阿部直美・阿部了の「おべんとうの時間(3)」(木楽舎:2015年)な中で紹介されている音威子府村の「砂澤ビッキ アトリエ3モア」名誉館長の河上實さん。

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 河上さんは、中学生のころから木材店をやっていた父親の手伝いで雪深い山に入って丸太運びを手伝ったが、そのときに食べる弁当は、その状況から握り飯以外考えられなかった。仕事師たちが持ってきて食べていたのは豪快なでっかい握り飯だったと語り、こう続けている。

 僕の握り飯は母親が作ってくれる普通のだったけど、どうやったら冷えずに食えるか必死に考えたなあ。塩引き鮭の周りのご飯は、味が浸みてて旨かった。あの強烈な思い出もあって、今もうちの(妻)に毎日おにぎりを作ってもらってるんです。

 わかる、わかるなぁ。
 いや、丸太運びの過酷さじゃなく、鮭の周りの味が浸みたご飯の味。
 あれ、おいしいけど、ちゃんと焼いた鮭じゃないとそんな味はしない。フレーク?まったくしない。
 ちょっと塩が強めの焼き鮭じゃないと。
 けど、たとえば弁当のご飯の上に切り身をボンッと載せたりすると(どーだ、鮭弁当だぞ!みたいな弁当にありがち)、一歩間違えると、味が浸みるのを通り越して魚臭くなっちゃって、そうなると私は苦手(鮭の焼き方ー例えば大量調理のための蒸し焼きーの問題もあるのだろうけど)。

 で、何を言いたいかというと、味が浸みるのもいいけど、焼きたての鮭で炊きたてのご飯を食べるのがいちばん、ってこと。

 今回、鮭が焼き上がったあと(焼き時間はクッキングヒーター任せ)、もうちょっと焼き目がついた方がいいかなと思い、2分間の追加焼きをした。そのせいで、ちょっとパサつき気味になってしまった。

 この先1年後に会社勤めの生活が終わったら、雌鶏(めんどり)並みに朝起きるのが早い私は(最近、雌鶏にも雄鶏にもお目にかかったことがないが、きっといまでも早起きの習慣は変わっていないのだろう)、毎朝ちゃんとしたー健康的なという意味でー朝ご飯の用意をし、よく噛み噛みして食べるようにしなければならないが、それに向けて、いまから中までちゃんと火が通っているけどジューシーな鮭の焼き方、適正な塩加減でだしの旨味が舌をうならせる美味なみそ汁の作り方、妻がバイト先に持って行く弁当に入れても恥ずかしくないと合格点を得られる玉子焼きの味つけと仕上げ方を習得しなければならない。

 ただ、こういう前向きな姿勢も大切だが、『形』も重要である。
 ということで、エプロンが欲しいと妻にお願いしているところだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第83番ト短調Hob.I-83めんどり(La poule)」(1785)。

 子どものころ、ニワトリを飼っていた。
 スーパーで買い物をした景品がひよこだったのだ。
 どうしてひよこだったのだろう?

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腰痛は2時間で消え、翌日の気持ちの高ぶりは午後12時25分に治まった

  無理して動くと治った腰の痛み
 ちょうど一週間前の木曜日
 朝、起きようとするとけっこう激しい腰の痛みがあった。ぎっくり腰の痛みだ。またやっちまったか!

 突き刺すような苦痛に顔をゆがめながら起き上がり、歩くのもやっとだが、でも差し迫っている尿意のために陰部にも焼けるような苦痛が絶賛増加中で、その板挟みにあいながらもなんとかトイレに間に合い(便座に座るときにも衝撃的な痛みが走り、バリトン歌手がささやくような声で「おほぅっ」とうめいてしまった*)、そのあとまるで腰が痛くてしょうがないような人のような歩き方で階段を下りた。
  *)トイレリフォーム後、オシッコのときは男の子も座ってするよう、わが家の掟が改訂された。
    なお、今回新たに設置した INAX の「洋風タンク密結便器」の取説にはこう書かれている。

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 ところが朝ご飯の準備をしたり、なんだかんだ痛いながらも動き回っているうちに、2時間もすると痛みはほとんど消失した。不思議なことだが、寝返りをあまりしなかったか何かのせいで、腰の筋肉かなにかが一時的に固まったのだろう。この日は昼前に理容室に予約を入れていて、朝の段階では1時間椅子に座っているのは絶対無理ムリと散髪の儀の延期が危ぶまれたが、無事何ごともなかったように儀式は行なわれ、おまけに帰りにはうなぎふりかけまで買ったのだった。

 みなさんに私は言いたい。寝相が悪い方が健康的な生活ができるようだ、と。

  山賊生活に憧憬の念を抱く
 翌日は出社日。
 例のごとく、先行する特急「ライラック」が遅れて江別駅を通過したため、4分遅れで江別駅を発車した 『マイ列車』の134M は、律義に4分遅れで札幌駅に着いた。

 その数分後からおおよそ12時25分までの間、私は最上級レベルの幸福感に包まれまくっていた。この日すっかり腰の痛みがなくなっていたから、ではない。朝、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで買った「日替り弁当 A」が、私の大好物である「鶏の山賊焼き」だったからだ。

20250221Sanzoku1

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 つまり、上に書いた幸福極まりない時間帯は『弁当の購入から食べ終わりまで』ということになる。

 それにしても、山賊焼きはどうしてこんなに私の舌を歓ばすのだろう。おいしくて、困っちゃうほどだ。これが毎日食べられるのなら、私、山賊になってもいい。いや、さすがに毎日だと飽きるか……っていうか、山賊って悪人だよな。盗人だもん。

 そっか、家で自分で作ってみればいいのか。そしたら自らを罪人に貶めなくて済む。
 ネットで、弁菜亭の鶏の山賊焼きの味に近くなりそうなレシピを探してみよう。


あそこならワンタンものりたまもチャーハンの素もエブリディ108円

  108円だけど、正真正銘、マルちゃんや永谷園
 昨日の記事で、100円ショップでうなぎ蒲焼き風味のふりかけを買った話を書いたが、考えてみれば私、100円ショップの食品売り場ってこれまできちんと見ることがなかった。

 で、この日、これは見逃せないなということに気づいてしまった。

 マルちゃんのワンタンが、税込み108円なのである(軽減税率が適用されるので100円+8%)。よく利用するスーパーは138円。コンビニなら150円オーバーだ。でも100円ショップなら、当たり前だが、100円+税で買えちゃうのである。それも、エブリディ、開店と同時から閉店時間まで。

 あるいは、永谷園のチャーハンの素も108円だった(これはスーパーの特売でもっと安くなることはある)。

 写真は上から順に、CANDO、DAISO(2枚)、ホクレンショップ。

20250221CANDO

20250221DAISO1

20250221DAISO2

20250221Super

 100円ショップのワンタンとスーパーのワンタンは、そしてチャーハンの素は、完全同一の商品ではなく100円ショップ仕様なのだろうか?よくはわからないが、そうとは思えない。規格を変えるなんて面倒なことはしないように思えるのだが……

 いずれにしろ、ワンタンは100円ショップで買うに限るってことになるし、特売以外のときにどうしても焼豚チャーハンの素を買わなければならない状況に追い込まれたときには、100円ショップに駆け込むのが良いだろう。

 ただ、ワンタンに関してはレギュラー味であるしょうゆ味は置いてなかった。永谷園のチャーハンの素は、置いてあるのが『焼豚チャーハンの素』一種類だけだった。品目を絞って在庫ロスを減らすのだろう。

 ※ 2月26日補足:
 この日 CANDO に寄ったら、永谷園の五目チャーハンの素とカニチャーハンの素も陳列されていた。

  うなぎふりかけのおかげ
 あまり見かけない商品だがレギュラーサイズのカップ麺も108円なわけだし、永谷園のお茶漬け海苔やふりかけ各種も108円だ。

 100円ショップで売っている食品は、得体のしれないメーカーが作っている商品ばっかりだと、私は勝手に思い込んでいたが、全然それは違っていた。

 平気な顔して当たり前だとばかりになんでもかんでもどんどん値上げしてくる攻撃から生活を守るため、100円ショップを賢く使うことはかなり大切なことだと、64歳になって初めて気づかされた私であった。
 その気づきのきっかけとなった「うなぎふりかけ」に感謝しなければならない。

 ここまで書いている現在の日時は、22日の昼前。
 ってことで(どおってこと?)、昼は永谷園の焼豚チャーハンの素を使って炒飯を作った。この素は、先日ホクレンショップの特売のときに税抜き88円で買ったもの。つまり、100円ショップより安く買えていたわけだ(とはいえ、そのときの私は100円ショップで永谷園の焼豚チャーハンの素を売っているなんて知らなかったのだけれど)。

202502CyahannMoto

 具は必ず投入しなければならない卵のほかに、サニーレタス、長ねぎ、粗びきウインナー。
 これらの具材をプラスしたおかげで、『きわだつ旨さ』がより一層きわだつ旨さに仕上がった。めでたしめでたし。
 開封してからけっこう時が経った紅ショウガもこのときで使い切った。ヘンな浮遊物が発生する前に消費できて、これまためでたしめでたしだった。

20250222Cyahan

 ちなみにこの日の朝はうどん。
 6日前に日帰りでお孫ちゃんがウチに来たときに、昼食用として乾麺を茹でたもの。
 さすがにそろそろ消費しなければと、これまた正月に買って残っているミツカンの白だしを薄めたつゆで、生ワカメ入りとろろうどん、えび風味の天かす添えとして食べた。

20250222Breakfast

 ええ。もちろん酸っぱい臭いも味もしなかったし、特にタイムスリップしたような気分にもならず、ふつうにおいしかったです。

♪ 今日の一曲 ♪
 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第100番ト長調Hob.I-100「軍隊(Military)」(1973-94)。
 この曲、私がクラシックを聴き始めた1973年に、ハイドンの交響曲としては最初に耳にした作品だと思う。ちゃんとした記録は残ってないんだけど、そんな記憶がある。第2楽章のガチャガチャしているところがいいなぁと思ったものだ。
 編成は、(2)fl,2ob,2cl,2fg,2hrn,2tp,ティンパニ,大太鼓,トライアングル,シンバル,弦5部。

HaydnSymCompDorati


むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第322回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  数日間のうちに二人に何が起こったのか?(10ページ)
 この日の演奏会にも私は行っていない。
 そしてまた、最初のプログラムのニールセンの交響曲第6番だが、このブログ(本館&新館)で取り上げたことがなかった。いや、手元には2種類の音源があるが、もしかすると私はこの曲を聴いたことがなかったかもしれない。

 そしていま再生して聴いているのだが、うん、まったく記憶にない曲だ。
 初対め~ん、ってやつのようだ。

 とりとめのない、不思議触感の音楽。
 気難しくはないが、自ら名乗っているほど 『単純』とも言えない耳障り。第1~2楽章のグロッケンシュピールとトライアングルの響きが印象的だ。

 なお、掲載したパンフレットの楽器編成では『鐘』と書かれているが、この曲で使われるのはベルではなくグロッケンシュピール(鉄琴の一種)である。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ニールセン(Carl August Nielsen 1865-1931 デンマーク)の交響曲第6番FS.116「素朴な交響曲(Sinfonia semplice)」(1924-25)。

Nielsen


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MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

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