新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

器楽(独奏)曲

植えつける前にピーマンの苗の主枝をいきなり折ってしまい……

  ピーマンとキュウリはペットボトルとビニールで二重保護
 こないだの日曜日に、野菜苗をわが家の『家庭菜園エリア』に植えたことを先日報告した
 今日は無事植えつけと種まきが終わったという、その結果報告である。

 最初はピーマンを植えた。が、DCM の袋の中から苗が植わったポットを出すときに、いきなり1本の苗の主枝を折ってしまった。しくしくである。が、側枝が元気に育つことに期待しよう。

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 ピーマン3株とパプリカ1株を、写真左上の名付けて『PP エリア』に植えた。
 ミニトマト3株とキュウリ1株を、写真右上の名付けて『MK エリア』に植えた。MK エリアには(覆土して見えないが)長ネギの根も植えた。そう、利用したあとに残った根だ。これは食用にするために育てるというよりは、なんとなくキュウリのコンパニオンプランツとして良いらしいので植えた。このエリアには青しそも植えた。

 写真右下のエリアは『NP エリア』。NP は菜っ葉の意味だ。
 今回は、コマツナ、ルッコラ、はつかだいこん(菜っ葉じゃないが)、レタスミックスのタネをまいた。

 写真左下のエリアは『VS エリア』。ここも種子をまいたエリアだ。が、玄関寄りの場所には新聞配達や郵便配達の人の目の保養にとビオラを植えた。その隣にはビオラの存在と相性がぴったりとは言い難いが、サンチュの苗も植えた。
 種子はつるなしインゲンをまいた。
 ということで、V はビオラの V、S は seed の S だ(サンチュの S でもいいけど)。

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 暖かくなってきたといっても、まだ霜注意報が発令されていたほど。

 当然のこととして、苗たちは風と寒さ対策のためにビニールで囲ったが、特に寒さに弱いピーマンとキュウリはブラックニッカクリアの4Lペットボトルの底をくりぬいたものを、さらに温室代わりとしてかぶせた(夜間のみ)。日ごろからブラックニッカクリアの4Lペットボトルを買っていて良かったと心の底から思った。

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 こうして、植えつけ作業は終了。なお、MK エリアと NP エリアの境目には、絹さやエンドウのタネをまいた。

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 植え付け作業を終えたのは午後1時近く。
 遅めの昼食は、「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメン。
 ほぼ『かけラーメン』状態だが、アスパラガスとわかめを入れて繊維質を確保した。

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 月曜日には、仕事帰りに DCM に寄って、バジルとイタリアンパセリの苗も買った。
 バジルは2種類あって、私はまだあまり育っていない安い方の苗を買ったが、売り場にはほとんど枯死状態になっているポットもたくさんあった。夜間の寒さでやられたのだろう。そんななかから、なるべく状態の良さそうな苗を選んだ。

 当初はバジルは植える予定はなかったが、ミニトマトを3本植えたので、トマトと相性の良いバジルも植えることにした。

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 翌日の火曜日。
 仕事帰りに高砂駅から江別方向へ線路沿いの道(鉄東線)を歩いてみると、鉄道敷地内の貸し農園ではだいたいどこもすでに苗の植え付けが終わっていた。
 その光景を目にすると、私の植えつけ作業も決して早すぎたわけではなかったと安心した。

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 なお、フレックス勤務で15時半に仕事を終えた私が高砂駅で電車を降りたのは16時ころだったが、そのころに銭函駅近くの沿線で火災が発生、その後多くの列車が運転見合わせとなった。
 ギリギリセーフで無事帰って来れてよかった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ジョリヴェ(Andre Jolivet 1905-74 フランス)のフルート独奏曲「5つの呪文(Cinq incantations)」から、第3曲「農夫の耕す田畑の収穫が豊かであるように(Pour que la moisson soit riche qui naitra des silons que le laboureur trace)」。

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純連は長男、純真な私も長男、WFBはJSBの長男。そして今日はこどもの日

  地元民が留守番します
 もう5月も5日、こどもの日(お孫ちゃんとケーキを食べなきゃ!)。ホクレンショップは「奥さまGo!Go!デー」で、天変地異が起こらない限り『ホンコンやきそば』が税別55円になる日だ。

 ホンコンやきそばといえば、私がアップしたホンコンやきそばの写真が、S&Bの『お届けサイト』で紹介されている。もちろん事前に使ってよいか問い合わせがあったのだが、もちろん私は「よろこんでぇ~」とまでは言わなかったが(恥ずかしいから)、「ご自由にお使いください」と答えた。採用してくれるなんてありがたい話だ。

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 で、こどもの日だが、4月最後の日の話を(この文を書いている今日は、5月2日)。

 私は他の社員のことを思い、自己犠牲をいとわない敬けんな気持ちで、この日出社した。

 私を雇ってくださっているこの支社は、本州からの単身赴任者が多いのである。
 自分が現職のときに単身赴任していたころのことを思うと、単身赴任者がゴールデンウィーク中に帰省できるように、留守番をして私も少しは役立ちたいと考えたのだ。また、日ごろから昼の弁当を買いに出かけても文句を言わない寛大さに恩返しをしなければならないとも思った。とは言っても、5月2日は有給休暇を取ったのだけど(5月1日は会社自体が休み)。

 その4月30日の札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」はトンカツ。
 トンカツも悪くないけど、当たり前のことだがおかずがトンカツ主体になってしまうので、彩り豊かな「幕の内弁当」にした。味はこれまでとは違う、ってことは全然なくて、目をつぶってでもわかる味、って変な表現だが、とにかく慣れ親しみすぎた味に変わりはなかった。

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 この日に出社していたのは私を含め3名。
 一人は札幌が地元で転勤がない女性社員。もう一人は東京に家がある人だが、GW の後半に帰省するという。とはいえ、もともと支社には8名しかいないので、出社率は3割7分5厘と新庄監督も納得してくれる高率と言えるかもしれない。

  次男は何をしているのかしらん?
 で、人が少ないのを好機ととらえ――ずるずると麺をすすってもあまり迷惑にならないだろう――あのときに買って片袖デスクの3段のうち中段の引き出しに保管してあったカップ麺「純連 札幌 濃厚みそ」を弁当のお供にした。

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 しっかりとしたコシのある麺。カップ麺としては生麺っぽい仕上がり。が、味は思ったほど濃厚ではなかった(カップ麺ではないが、この「すみれ」のワンタンスープは濃厚である。『純連とすみれは創業者が同じで、純連は創業者の長男が、すみれは三男が経営している』と、検索したら AI が答えてくれた)。

♪ 今日の一曲 ♪
 大バッハことJ.S.バッハの長男、W.F.バッハ(Wilhelm Friedemann Bach 1710-84 ドイツ)の「10のファンタジア(10 Fantasien)」から、第6番ニ短調F.19(1733⇔46)。

 H.C.ショーンバーグはこう書いている。
 "ウィルヘルム・フリードマンはハレへ行き、次に放浪生活を始め、最後にベルリンに落ち着いた。彼は変わり者で世間に適応せず、大酒飲みだったといわれる。彼は非常な天分を持ち、父親の誇りだったが、目的を果たさずに死んだ。"(亀井旭・玉木裕 共訳「大作曲家の生涯:1977年・共同通信社)

 J.S.バッハの有名な「2声のインヴェンション」や「3声のシンフォニア」を含むいくつかのクラヴィア作品は、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィア小品集」に含まれており、この長男の練習用に作曲されたものである。

 なお、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの肖像画とされていたもの(下のCDの肖像画がそれだ)は実は別人のもので、本当の顔はこれだということだ。

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冷たい雨が降っていて外に出られないのでブログを書いた昭和の日

  昭和で生きた年数は28年、平成は元年から31年まで全期間
 火曜日の『昭和の日』は、江別も朝から強い雨。そして寒い。ニュースでは雪が積もっている帯広市内の様子なんかを映していた。

 先日私が通った中山峠も、この日は雪が積もったとニュースキャスターが言っていた。
 どこのテレビ局も中山峠で一休みしているドライバーに同じような質問をし、聞かれた方は「驚きました」と同じように答えていた。きっと「まっ、こんなことがあってもおかしくないでしょう」なんて答えたら、それはカットされるのだろう。どんなことになるかわからないから、やっぱり4月中はまだ夏タイヤに交換しない方がいい。

 ところで、このブログの読者の方々は、昭和生まれの人が多いような気がする。平成生まれよりも。なんとなくだけど。昭和の最後の年になった1989年に生まれた人が、今年の誕生日を迎えると
36歳。うん、やっぱり36歳より若い人よりも36歳よりも年上の人の方が、私の読者には多いような気がする。Google Analytics を見たら男女の割合とか年齢層の推定値がわかるんだっけ?

 昭和36年生まれの私だが(札響と同い年)、考えてみれば生きてきた年月は昭和の時代よりも平成の時代の方が長い。どっぷり昭和人間だと思っているのだが、平成の方が長かったなんて不思議な気がする。そしてまた88歳まで生きてしまったら、平成で過ごしたのと同じ年数を令和の時代で生きたってことになる。いえ、そんなに長生きしませんけど。

 そんな天気の中、外に出て庭いじりなんかをしても風邪をひいて肺炎になりかねないので、ゴールデンウィーク中は休むと宣言していたブログの記事をちまちまと書いた。
 ほかにやったのは、エアコンの電源のブレーカーのスイッチを ON にしたこと。これで、いつからでもエアコンが使えるようになった。試運転は『暖房』で行なった。
 ちなみに、家の暖房(セントラルヒーティング)は、もちろんまだ作動させ続けている。

  180g・約2人前……たべすぎでせうか?
 で、寒い日なのに昼は冷たい蕎麦。
 「まるなか」の「蝦夷開拓そば」をもりそばにして食べた。今回はライスは付けず。でも、そばを一人で一袋食べてしまった……(出来上がり写真に写っている麺の量は1/2)。

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 パソコンに向かう以外何もせずに夕食の時間に。
 この日の調理担当は私。
 鶏のもも肉があったので、照焼きを作った。味付けは砂糖としょうゆとみりんとコショウ(酒は切らしていた)。札幌駅立売商会(弁菜亭)の「鶏照焼き弁当」を真似て、ナポリタン風スパゲティを添えた(味付けはイオンの「基本のトマトミックスソース」)。
 よし、まあまあの出来上がり。合格点だ。

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 で、私のこのブログの来訪者の年齢層について、Google Analytics の4月分のレポートを見てみた。
 やはり若い人は年寄りのたわごとにあまり興味がないようだが、でもいちばん多い年齢層は『Unknown』だった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 アミルカニアン(Robert Amirkhanian 1939-  アルメニア)のピアノ曲「春の雫(Spring Drops)」(2009)。

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   タワレコ(広告) Armenian Piano Music


「知床ざるそば」が全国区になったり苫小牧から届いた弁当を食べた話

  間違いねっ、だって
 今日から(というよりも土曜日から)すでに長期連休に突入している人も少なくないだろうが、それはさておき、先週の木曜日の話。
 
 この日は出社日だった。つまり、自宅から札幌の職場まで通勤した。
 大安だし、北海道新聞の占いでは2月生まれの人はこの日、『愛される喜び運』があるということだった。良い日になりそうな予感がちょっぴりした。

 札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」は「鶏のケチャップ煮」という初めて見るおかずのものだった。皆さんご存じのとおり、鶏は私の鉱物である、いや好物である。ケチャップ系のチキン料理も先日作ってみたところだ。

 しかし、なんとなく鶏肉の色合いが良くなかった――自家中毒症で吐き気に襲われて苦しんでいる幼いころの私の顔色のようだった――ので、おいしくないのではないかというよりは、ご飯のおかずとしては味が薄いのではないかと瞬時に勝手に思い込んで、買うのを見送った。

 10時過ぎに、用事を足すために外に出かけた。
 この日も「無印良品」に妻が取り寄せを頼んでいた商品を、私は受け子役として取りに行ってきた。今回も店員さんはスクショの受取用バーコードを読み取ることはなかったが、同じ画面に表示されている注文番号はメモ紙に控え、バックヤードに商品を探しに行った。そして、頼んであった商品は無事、受け子である私の手に渡された。

 そのあと東急百貨店の地下に寄った。

 「天一」のあとに出店したホットドッグか何かの店の場所は2カ月ほどで閉鎖されていたが、またホットドッグ店が営業を再開していた。しかし、期間限定と書いてあったように思う。
 変わった名前だ。
 東急を訪れる客層は年齢層が高めの印象があってホットドッグよりはサザエのおやきの方が好きに違いないと思うが、果たしてどうだろう……

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 店内を2周したが弁当を定めきれず、ということはこの日すごく食べたい弁当はここにはないということだと気づき、「わくわく広場」に行った。

  予想以上に硬かった牛ハラミ
 食べたことのない弁当を食べて読者の方々に紹介したいというサービス精神から、「ヒマラヤダイニング」という店の「牛ハラミ焼き塩ダレ」弁当を買った。
 なんと「ヒマラヤダイニング」は住所が苫小牧。朝のうちに作って、10時過ぎにはここに届けているということだろう。函館駅のみかどの駅弁も特急列車に乗せて午前中に札幌駅の四季彩館に到着し陳列されるが、車でわざわざ札幌まで届けるのはたいへんだ。元は取れるのだろうか?

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 ハラミの味は良かった。が、肉はけっこう硬かった。
 差し歯である前歯が折れたらどうしよう、入れ歯である奥歯でかみ砕ききれなかったらどうしよう。そんな、牛への恐怖心を感じながら食べた。豚や鶏の場合は肉が硬くて嚙み切るのに苦労するってことはほとんどないが、牛肉の場合はこういうことは珍しくないことなので注意が必要だ。って、事前に注意のしようはないんだが……。

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 牛肉の弁当を買うのは久しぶりだったが、実は今回この弁当を買う決定打となったのは、細かい切り込みが食欲をそそるウインナーの存在だったことを、私は告白する。でも、これがアソコだったら、痛くて痛くて耐えられないだろうな。想像しただけで背筋が寒くなる ← 想像するな!

 で、大安だったが、特段吉日ではなかったし、愛される喜びもまったく感じることのないまま、この日は終わった。

 妻は妻で、この日は吉日どころか凶日となった。お孫ちゃん(兄)を除く長男一家が胃腸炎になり、何日か前に妻がヘルプに行ったのだが、それがうつったようで、胃痛、腹痛、吐き気に襲われたのだ。

  甘めのつゆが舌を喜ばせる
 そんなわけで、妻は何も食べられない状況なので、私の夕食――というか、つまみ――はウインナーを傷めた、いや、炒めたり、冷凍メンチをレンジアップしたりといったもの。でも、久しぶりに「菊水」の「知床ざるそば」を買ってきたので、締めに食べた。さすがロングセラー。安定のおいしさ。

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 下の写真は今年1月21日付の道新デジタル(北海道新聞のデジタル版)の記事(一部)である。

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 本州の人たちもこの「知床ざるそば」を食べることができるようになったことに、私は言いたい。「よかったね!」。

 ところで、ヒマラヤといえばアルプスである。アルプス・ヒマラヤ造山帯のことを中学の地理の授業で習ったはずだ。私は覚えていないが……

 この弁当を買う前日に、こんなスパムメール(迷惑メール)が、Yahoo のメールの受信箱に届いていた。

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 このメールと同じノリだ。やっぱり私、こういうセンス、けっこう好きである。

 さて、金曜日(25日)は、私には胃腸炎が感染した様子もなく、健康ながらも「めんどくさいなぁ」と気分は後ろ向きで出社。

 弁菜亭の「日替り弁当 A」は「すき焼き風」。迷ったが、やっぱり今の自分が求めているのはすき焼き味ではないと思い、買うのを見送り、ファミリーマートで二度目となる「チキンステーキ&ガーリックライス」を買った。
 昼になって、私がこのファミマの弁当をレンジアップしたおかげで、香ばしいガーリックの香りがオフィスを包み込んだことは言うまでもない。

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 さて、連休に入り読者のみなさんのなかには、こんなときに MUUSAN のブログなんて読んでる暇はないという人が超多数いることだろう。読者なんて薄情なものなのだ。

 なかには、読みたくてもチベット高原とかカシミール盆地といった電波状態が悪いか届かないところを旅行している人もいるかもしれない(無地帰国できることを祈る)。あるいは、国内旅行でも、知床ざるそばを食べに電波状態の悪い知床半島に出かけている人もいるかもしれない(知床ざるそばは家で作って食べるものなのに。いずれにしろヒグマに襲われずに無事帰宅できることを祈る)。
 実際、26日からこのブログへのアクセス数は現政権の支持者と同じくらい急減しているのである。読者も有権者もバカ正直である。

 そんなわけで、私もタイヤ交換をしたり、ガーデニング作業をしたり、それなりにやることがあるので、しばらくブログの更新を休むことにする。
 どうしても読みたいという病的愛好家の方は、豊富な品ぞろえと在庫量を誇る過去記事を読んで気を紛らわせていただきたい(気が向いたらエックスしちゃうかも。あるいはやることが諸事情でやれなくなって、ついついブログを更新しちゃうかもしれない)。

 ではみなさん、すてきな連休を!
 なお、「今週の私はエブリデイ・ホリデイである」というたわけた過ごし方はしないことを申し添えておく。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラビツキー(August Labitzky 1832-1903 チェコ)のピアノ曲「アルプスの乙女の夢(Der Traum der Sennerin)」Op.45。

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年金受給者の証(あかし)、自宅に届く

  2か月ほど待て!
 先月、びっくりドンキーのレギュラーハンバーグ S をテイクアウトで買って食べたことを書いた。
 いや、私がいまあなたに伝えたいことは、ドンキーに行く前に年金請求の手続きをしに行ったということである。つまり、ドンキーに行くことが第一の目的ではなく、あくまで年金請求の手続きに行くことが目的だったのである ← だから何だっていうんだよ!くどいなぁ。

 その際に、この受付日から約1か月後に「年金証書・年金決定通知書」が送られてくるという説明を受けた。
 そして約1か月経った先日、「年金証書・年金決定通知書」が手元に届いた。つまり、私は審査に通ったのである。晴れて、年金を受給する権利を与えられたのだ!

 あらためて説明すると、私は2月に64歳になった。
 まだ、65歳になっていないのになぜ年金が受け取れるのか?
 繰り上げ受給ではない。
 それは、ここに書いたように昭和35年度生まれの人までは、「特別支給の老齢厚生年金」というものが支給されるのだ。昭和36年2月生まれの私は64歳から「特別支給の老齢厚生年金」をいただけるわけで、その決定通知書が届いたのである。

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 いきなり「支給停止理由 01」なんて印字されていてドキッとしたが、裏面を見ると「01」というのは『厚生年金保険の被保険者等であるため』と書いてある。

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 つまり、在職老齢年金制度で年金額の一部が支給停止(減額)となるのである。しかし、まだこの段階では停止額は計算されていない。各月の総報酬月額相当額(ざっくり言うと手当等を含む給料の月額)が確定してから計算されるのである。

 前の会社を退職するとき(令和2年)に会社が試算してくれた支給停止額はけっこう大きな額だった。しかし、試算当時は28万円だった支給停止調整額が、令和7年度では51万円と当時と大きく変わった。この51万円であらためて自分で計算したところ、支給停止額は令和2年試算時よりも緩和されるはずだ(何か見落としがあるかもしれないので、実際に支給されるまでは楽観視できないが)。

 では、いつから年金をいただけるのか?
 実際に最初に年金が支給されるまでには、この証書が届いてからおおむね50日程度かかると、同封の『案内書』に書かれていた。

 年金が支給されるのは偶数月の15日。
 ということは、私の場合は6月に間に合うかどうかってところだろう。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「2声のインヴェンション(Inventione a 2)」BWV.772-786(全15曲。1723)。

 いつも読ませていただいているブログ「それでいいの」の管理人(ブロガー)さんが、この曲についてしばしば書いているので、聴きたくなった。そのブロガーさんはピアノを習っていてこの曲を演奏する側の視点から書いているのだが、私はもちろん聴く専門。今回はチェンバロではなく、ピアノによる演奏を選んだ。

 この曲を最初に聴いたのは、クラシック音楽を聴き始めてすぐの1973年のこと。
 J.S.バッハのクラヴィア曲の中では、そのときからずっと私のいちばん好きな曲である。

 あれから50余年。
 当時中学1年生だった美少年は、いまや年金をもらえる年齢の美老年になったってわけ。

BachSchiff

   タワレコ(広告)J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア シフ


感染症を防御できたのは私の免疫力?それとも強力な吸煙機のおかげ?

  やっぱり私はサガリが好き
 不幸中の幸いというか、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで弁当を買えなかったものの、そのおかげでファミマで魅力的な弁当に出会えた日の夜は、珍しく飲み会があった。

 4月1日付で当支社から東京へ異動となる人の送別会。
 場所は札幌駅の北側にある「味覚園」。「味覚園」は北見にある坂口精肉店が直営する焼肉店だ。札幌市内に何店舗かある。

 久しぶりの焼肉店での焼肉。おいしかった。

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 それにしても、スーパーでわりと高めの肉を買って焼いても、家庭での焼肉の味が焼肉店の味にかなわないのはなんでなんだろう?
 焼肉店で食べるたびにタレの違いなんだろうなと思うのだが、この店のタレは特製ではあるものの通販もされているボトル入り(テーブルにもこのボトルが置かれている)。市販の焼肉のタレと明らかに違うって味でもない(とはいえ『生たれ』ということで、冷凍流通。下の写真は「北見通販ショップ GREAT SAUCE 1」のサイトから転載)。
 ってことは、肉の仕込み方(下処理や下味付け)に違いがあるということなんだろうか?
 いや、このタレを買って、おうちでお試しするって価値はあるかもしれない。家で焼肉店の味が味わえるなら最高だから。

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  望んで大盛りにしたわけではなく
 翌日は在宅勤務。

 昼は冷蔵庫に中途半端に残っていて、不幸なことに前日で期限が切れた生うどん(玉うどん)1.5玉を煮込みうどんにして食べた。うどんのメーカーは菊水だったかマルちゃんだったかのどっちか。確認してなくてごめん。

 なぜ、1.5玉という中途半端な数なのか?
 0.5玉はその前の土曜日に遊びに来たお孫ちゃんのうち、弟ちゃんの食事に使ったからだ。

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 長ねぎのほか、とろろ、玉子、わかめ、あげだま入り。
 1.5玉は食べ応えがあった。

 こうしておなかもいっぱいになり、ベッドに横になってスマホでちょっとだけゲームをし(←自分的には昼休みの位置づけ)、午後なって一応は仕事に関することをネットで調べていたら、支社長から "Z子さんが新型コロナに感染した" という内容のメールが来た。Z子さんは同じ支社の社員である。
 朝から喉が痛く食事を飲み込むのもやっと(熱は平熱)。昼で早退して病院に行ったところ「コロナ大当たり!」と医者に言われたそうなのである。

  一夜明けると
 前日の送別会のときに、Z子さんは私の隣に座っていた。
 開宴前に「備えあれば憂いなし」とばかりヘパリーゼを飲んでいたし、サガリやレバー、ミノやホルモンを果敢に食べていた。そしてシメには冷麺にアイスクリームを頼んでいた。
 つまり、いたって元気だった。それが……

 2時間彼女の隣にいたということは、私は高確率で感染した可能性がある。
 のたぁ~と、たるみきった私の心身に一気に緊張感が走り、喉がいがらっぽく息苦しい感じがし始めた(このように、私は感受性が豊かなのだ)。

 だが、私には過去7回ワクチンを打ったという、功績、いや実績がある。
 とはいえ、7回目の接種を受けたのは令和5年の12月のことだ(場所は江別すずらん病院。7回目にして初めて集団接種会場ではなく病院で接種した)。
 で、何を言いたいのかというと、7回も受けたのに、いまとなってはもうワクチン効果は間違いなく消失しているだろうということだ。あれは何だったのだろうと、虚しさが残る。

 しかし、結論から言うと、いまこの文を書いている時点―3月30日・日曜日(仏滅)、午前11:30。先ほどまで叩きつけるようにみぞれが降り、雷が鳴っていた―で、私の体調に異常はない。ちょっと心配ごとはあるが、それはけさのテレビ番組「健康カプセル!ゲンキの時間」で、酒を飲みすぎると膵臓が溶けると脅かされたからである。

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 私の免疫力が、襲いかかる新型コロナウイルス―そういえば、大学のときの生物学の教授が、講義でウイルスのことをヴァイラス、ヴァイラスって言っていたのを思い出した―の感染力に勝ったのか?やはり、昼はなるべく発酵食品である味噌汁を飲むように心がけ、日ごろから積極的とは言えないまでもキノコ類を食べるよう心がけている賜物であろうか?

 それとも、焼肉店のコンロの上に位置していた強力な吸煙ダクトが、Z子さんから放出されたヴァイラスをことごとく吸引してくれたのか?
 あるいは、隣なのでコンロ越しではないものの、それでも炭火の熱波がコロナヴァイラスを死滅させたのか?(だったら、私たちも相当顔が熱くなるだろうけど)。

 と、ここまで書いたらまたみぞれっぽい雪が激しく降り出してきた。現在11:55。さて、昼食の準備をしよう。
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 今日の昼は、「マルナカ」の「まるなか 蝦夷開拓そば」でたぬきそば(とろろ入り)を作って食べた。まだ、感染の危機が過ぎ去ったわけではないので―Z子さんの症状が出てからまだ4日目なのだ―もりもり食べるべきだと判断し、目玉焼きトッピングご飯をお供にした。

20250330TanukiSoba

 話を戻すと、Z子さんのコロナ感染がわかった翌日の28日・金曜日は、出社日。
 その日の話はまた次回。

 【4月2日夕方・追記】 私は元気である。

♪ 今日の一曲 ♪
 クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「病み上がりの女(La convalescente)」。
 「第26組曲(Ordre No.26)」(全5曲。1730刊)の第1曲。

CouperinOrdreNAXOS




トイレリフォームレポート(5)……汚れがこびりついた菊座にかぶせもの

 私は自ら吐いた余計なひと言で、今後トイレ掃除をさぼってはいけないことになった。

  景観を損ねる菊の花
 オディールさんが転勤先から「その後、新しいトイレの使い心地は快適ですか?」と心配してメールを送ってくれるほど好評(もしくは不評)となったこのレポートも今回が最終回である。

 北海道の場合、冬場は水道管凍結の恐れがある。そのため床下の配管にはポリエチレンなどでできた保温チューブ(カバー)が着けられている。

 それはトイレ内に立ちあがっている床上まで水道管を覆っている。

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 そしてその上端は、チューブの端面を隠すために『菊座』というギザギザの金属のカバーで覆われている。
 『菊座』というのは肛門の異称でもあるが(えっ、知らなかった?余計なこと書いてごめん(←とは、これっぽっちも思っていない))、この場合はもちろんそうではなく、正統的な『菊の花をかたどった座金』のことである。菊の紋章で端面を化粧するわけだ。

 この『菊座』、新しいうちはキラキラと輝いて文字通り『化粧する覆い』としての役割を果たしていたが、年数とともにほこりがたまり、そのうち湿気などでほこりが固着し、いろいろやっても汚れがとれなくなってしまった。それはまるで、拭き足りない、あるいは洗い足りない肛門のようだ(って、やめなさい!)。

 せっかくトイレの床も便器も便座もきれいになったのに、いやきれいになったがゆえに、汚れが溝にはまり込んだ輝きを失った菊座はトイレ空間の景観を損ねることになった。

 そこでネットで『菊座』を調べると、こういう商品が売られていた(『菊座 隠語』と検索するとあらぬ方向へ行ってしまう)。

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 が、私には『20A』と言われても、サイズ感がまったくわからない。
 それでもこれで、「アルミ菊座」なる製品が世の中に一般的に売られていることはわかった。ならば、DCM などのホームセンターにもあるに違いない。実物を確かめて購入しよう。
 保温チューブの直径と水道管の直径を測り、後日 DCM に行った。

 しかし『アルミ菊座』は見当たらなかった。
 そのかわり、『シーリングプレート』という金属製の『覆い』が売られていた。
 サイズは4種類くらいあり、その中の『20A』というのが、測っていったウチのサイズと一致したので、1階と2階分の2つを購入した(なお、下の写真はワケあって『25』サイズのもの)。もちろん、会計のときには正々堂々、意気揚々とスマホで「マイボ会員証」を提示した。

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 『菊座』をはずし、『シーリングプレート』をかぶせた AFTER の様子がこれ。

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 これなら、汚れても簡単にとれそうだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の「ひな菊(Bellis)」。

 ピアノ曲「5つの小品花の組曲。5 Pieces(Die Blumen)」Op.85(1916)の第1曲。

SibeliusPf


頭文字の語呂合わせを覚える方が大変そうな子どもの防犯標語

  空白の午前中の2つの記憶
 なんだかよくわからないうちに問題が解決してしまった―こういうのがいちばんタチが悪いんだけど―土曜日の朝(この記事の文末に書いたように、この話には後日談がある)。
 とにかく、テレビとブルーレイレコーダーが復縁してくれたことにほっとしてしまったのか、この日の午前中、自分が何をして過ごしたのかよく覚えていない。でも、きっといまと同じようにパソコンに向かってブログ記事を書いていたと思う。それにしても、最近さらにキーの誤打が多くてイライラする。その解消のためにもっとカルシウムをとらなければ(って、そっちかい!)。

 でも、ポツンポツンと2つの出来事は覚えている。

 1つはネットで観た新聞記事で『スマタで訓練』という見出しがあったこと。
 なに?ナニ?何?
 素股で何の訓練をするの?
 ねえ?ネエ?姉?
 訓練中、間違って入っちゃったらどうするの?
 ワタシ、思わず頬を赤らめてしまったんです……と思ったら、ちゃんと読みましょうね。『サスマタで訓練 不審者対応で』だった。
 やれやれ。困ったジジイだ、私は。

 もう1つは、江別市から LINE で「声かけ事案の発生」というトークが届いたこと。

20250308ScreenS_Ebetsu

 で、防犯標語の「いかのおすし」って、私は初めて聞いたけど、これって『いか』はあれで、『の』はあの意味で……って覚える方がたいへんじゃないかって思った(2004年に警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が作った標語だそう)。
 いや、この不審な男と同じ60から70歳くらいの年齢の私の記憶力が悲惨なだけで、子どもならすぐに覚えるのかもしれないけど。実際、あるサイトには "子どもが簡単に思い出せるような形で構成されている" と書かれていた。後期中年者の後半に位置する私には、全然簡単に思い出せそうにない。
 私ならこの語呂合わせを覚えられないどころか、「えっと、あの『えびのおすし』って標語だけど」なんて、そこから間違ってしまいそうだ。
 まったくもって、アホなジジイだ、私は。

20240105Triton2

 あっ、この声かけ男。絶対に私ではないことをここに高らかに宣言する。

  私にはダブルは無理。トリプルは絶対無理
 そうこうしてるうちに(←上に書いたように何をしていたか定かでないが)、昼になった。
 この日は「ホンコンやきそば」、小ライス付きにした。

20250308HongKong1

20250308HongKong2

 一応、お野菜をお食べにならなきゃだめだわいとばかりにブロッコリーと、プロテインも大切だからと玉子焼きと、発酵食品は体に良いので漬物も食べた。っていうか、食事に気を遣っているというよりは、姑息な自己満足的逃避だ。

 ホンコンやきそばを昼に食べたという報告を、ブログより一足先にインスタグラムで公表すると、フォロワーさんの一人が「無性に食べたくなるときは ×2の大人食いをします」とコメントをくれ、さらに「×3はさすがに苦しかった」とのコメントもくれた。
 私は、小ライスは付けているものの、ホンコンやきそば ×2のダブルラーメン的事態を乗り切るのは、きっと無理だと思う。ましてや、×3は胃炎になること間違いなしだ。いや、それ以前に完食できない。

 この日の夜は、私が料理当番を買ってでた。
 って、鍋物の具材があると言われたので、じゃあ私が作るっていうだけの話で、威勢が良いわけでも積極果敢なわけでもない。

 豚肉とニラをしばし見つめること1分。
 よし、今日はみそ味の鍋にしようと決めた。

 味噌だけで味つけすると味噌の量が多くなってくどくなるし、味噌汁の変奏曲みたいな味になりかねないので(どんな味だ?)、だしパックでだしを取り、さらにそれにミツカンの白だしを入れてうすく味つけ。
 そこに豚肉を入れて煮込み、アクを取り、風味づけ程度に味噌を入れて味を調えた。残りの具材を投入し、仕上げにおろししょうがを入れて完成。
 (なぜか)いつもよりちょっぴり奥行きのある味に仕上がり、妻からも「おいしい」との評価を得た。

20250308Misonabe

 少しづつではあるが、進化している64歳だ、私は。

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♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750)の「ゴルトベルク変奏曲(Goldberg-Variationen)」ト長調BWV.988(1741/42)。

BachGoldberg



カレーを食べ続けたくないから、水の量は500ml、ルーは4片

  連続するのは肉体と精神の両方に良くない
 今日はひな祭りである。

20250225Hinakazari

 そんなこととは関係なく、8日前の日曜日の話。

 昼少し前に妻が「豚の小間切れを買ってあるから、今日はカレーにしようと思うんだけど、作るの頼んでもいい?」と私に聞いた。
 「もちろん!」と私は答えた。妻は忙しいのだ。もうすぐ1歳になるお孫ちゃん(弟)のよだれ掛けを作ってあげなきゃならないのだ。春から保育園に毎日通うようになるので何枚も作ってあげる必要があるのだ。

 カレー用の豚の角切りでなく、安物の小間切れであることが不満だが、物価高の折りなのでいたしかたない(カレールーの値上がり度合いもひどい。これって本当に便乗値上げじゃないのだろうか?)。

 「もちろん!」と答えた私は、昼は餅入りのラーメンにしようとひらめいた。
 だが、ちゃちゃっと済ませたかったのでラーメンはインスタントの袋麺にした。でも、由緒正しきマルちゃん正麺である。値段だっていっちょ前なのだ。それにしても、いやぁ、『The 炭水化物』!

20250223Seimen

 さて、カレーの問題点は、気がつけば量が多く出来上がってしまうということである。
 カレーを続けて食べるのは2食までで勘弁してほしい。私には2食までが限界だ。さらに3食続くと勘弁などと悠長なことを言ってる場合じゃなく、胸焼けする。確実に。鶏むね肉を焼いたものは好きだが(もも肉はもっと好きだ)自分が胸焼けになるのは嫌だ。そもそも2食続けてカレーを食べたら、そのあと数日間はカレーを食べたくなくなる。体が拒否するのだ。
 これから先、収入が減りプアーな暮らしになったらそんなわがままは通用しないのかもしれないが、今の時点では胸焼けしてまでがまんして食べたくない。

 こうして残ったカレーは深皿に移し替えられて冷蔵庫に保存され、そのうち茶色い液体が分離し始めて、結局何日かして「やっぱ食べちゃわないとだめか」と、かきまぜてはピピー、またかきまぜてはピピーと全体が均一に温まるように何回かに分けてレンジアップして、涙ながらに食べることになる。

  未開封のルーに手をつけるな
 そこで、今回私は、夫婦二人でそれぞれ2回食べたら鍋底が見える分量だけを作ることを最重要課題に位置付けることにした。カレーは作っている最中についつい水を増し増ししがちだが、今回は外で雪庇が落ちようと、カラスがウチの物置の屋根で油を売っていようと、江別市からの『江別市民会館の近くで中年の男性が寒さにもめげずヘラヘラした顔で下半身を露出して歩いていました』という注意喚起の LINE の通知音が鳴ろうと、水を足すために鍋のふたを開けることを絶対にしないよう決めた。

 それは中途半端に残っているカレールーを今回で使い切り、新たな半端も発生させないという目的も併せ持っていた。
 ウチで使っているハウスバーモントカレーのルーは1パック6片(6かけ)である。

202502Curryroux1

 しかし、冷蔵庫の中に中途半端に4片が残っていたのである。
 前回カレーを作ったときに1パック(6片)を鍋に入れたものの味が薄く(もしくはとろみが足りず)、さらに2片追加。その残りってわけだ。それにしても、そのときーこのときも私が作ったのだがーに鍋いっぱいに出来上がってしまったカレーのことを思い出すと、胸がうずく。出来上がった瞬間に、「これを夫婦二人で消費しなければならないのか」というプレッシャーに襲われたのだ。

 今回は、この4片しか使わない。水も足さなきゃルーも足さず。がんこじじいのようにそれを貫くことを、私は片手鍋に誓った。

202502Curryroux2

 ルー2分の1箱分(1パック=6片。6皿分)の場合の水の量は750ml と書いてある。ということは、4片なら理論上の水の量は、

 750 ÷ 6 × 4 = 500ml

ってことになる。そしてこれは4皿分ってことにもなるので、ほぅら、夫婦二人で2回分。バッチグーではないか!

 たまねぎは2個使用。印度カリー子のレシピでカレーを作るときに買った「ぶんぶんチョッパー」を久しぶりに箱から出し、今回はこれでみじん切り(1個半)。残り半個はくし切り(食感を残すため)。ニンジンは2分の1本、豚肉は300グラム。

 おろししょうが少々を入れて豚肉を炒め、いったん取り出す(余分な油を切るため)。
 みじん切りにしたたまねぎを茶色く色づくまで炒め、そのあとさいの目切りにしたニンジンとくし切りにしたたまねぎを入れ、さらに豚肉を戻す。
 少し炒めたあと水を500ml 入れ、沸騰してから20分くらい煮込む。
 加熱をやめ、あくを取ったあとカレールーを4片入れ、よくかき混ぜて溶かす。そのあと弱火で10分以上煮込む。
 加熱を終える数分前にすりおろしたリンゴ(8分の1個分。これ、入れすぎると甘ったるくなりすぎるので注意が必要)を入れてかき混ぜる。いや、嫌だったりめんどうだったりするならリンゴを入れる必要はない。もともと『りんごとハチミツとろ~りとけてる』んだし。この日、たまたま冷蔵庫の野菜室の中に取り残されていたリンゴを発見したから入れたに過ぎない。

 ってことで、心を鬼にして水もルーも当初計画を変更することなく作ったら、ちゃんとできました、ちょうど4食分が!

20250223Curry

 今回も味がちょっと物足りない感じがした。いつもならここで「じゃあ、もう1個か2個、ルーを足してみよう」って行動をとってしまうのだが(そして次回繰越の半端が発生)、印度カリー子が「味が落ち着かない?コクが足りない?と感じるときは、たいていが塩不足」と著書に書いてあったのを思い出し、塩をほんの少し入れてみた。すると、まさに味もバッチグー。ルーを足せばいいってもんじゃないことを実感した。塩ではなく味噌でもいけるかもと思ったが、取り返しのつかない味になる恐れもあるので今回はやめた。

  朝から元気だこと……
 この日の夜と翌日の振り替え休日の朝、私はカレーを食べた。
 これは朝のもの。俗に言う『朝カレー』ってやつだ。これで私の分は完食ってことになる。

20250224Curry

 手前に写っている謎の軟体動物のような物体は、ギョーザである。2日前に食べた餃子の残りをのせて、ちょいと「みよしののぎょうざカレー」風にしてみた(下の写真は「みよしの」の HP から転載)。

20250224MiyoshinoMenu


 さらに、この日の昼は「菊水」の麺(味わいづくり札幌生ラーメン)とスープで、しょうゆラーメンを作って食べた。小ライス付きで。「菊水」さん、創業75周年おめでとうございます。

20250224Ramen1

20250224Ramen2

20250224Ramen3

 朝からぎょうざカレー(しっかり両面を焼いた目玉焼き(オーバーハードという)と指サックのようなウインナーを添えて)を食べ、昼はラーメン+小ライスとは、なかなか旺盛な64歳ですこと(←食欲に関しては)。

 って、珍しいことでも、自慢するようなことでもない、ただ「少しばかりのカレーを作ってみました」っていう話を、たいそうなことのように長々と書いてゴメン。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)のピアノ曲「水の戯れ(Jeux d'eaux)」(1901)。
 ラヴェルが印象主義の手法を確立した最初の作品といわれる。

RavelHaas (2)


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トイレリフォームレポート(3)……だから私は急いでマイボ会員になった

 そのリモコンは遠くにあるものを操作することが目的ではなく、掃除するときにタンクがある奥の方まで手を入れやすくするために有効であることを知った私であった。

  ある事情の正体
 ということで、DCM にトイレのリフォームを頼むことにしたわけだが、ここに書いた『とある事情』というのは、DCM でそれなりの金額の『買い物』をするということだったのである。
 それでわざわざコンタクトセンターにまで電話するほど切羽詰まった状況に私は追い込まれたのだった。

 マイボでは1年間の利用金額(購入金額)に応じて会員のステージ『マイボステージ』が上がり、最大でポイントが8倍になる。
 基本は0.5%還元(200円の購入金額で1ポイント=1円)で、これはファミマや札幌東急百貨店の楽天ポイントの還元率と同じだ。大丸百貨店だと楽天ポイントは1%還元である。
 マイボステージが8倍になると4%還元となる。そう考えるとヨドバシカメラの10%還元ってのはすごい。

 今回、試行錯誤の末 DCM アプリをスマホにインストールし、晴れてマイボ会員になった私は、リフォーム代を支払ったことで付与されたポイント(このときはまだ基本ステージ)でトイレブラシを買った。そして、そのあとは一挙に8倍ステージに登りつめた。なんか、優越か~んっ!

20250215Maibo

 とはいえ、この先 DCM で大きな買い物をする予定は当面ないので、1年後には卵状態、つまり基本ステージに転落してしまうだろう。

  内装業者さんは老夫婦、水道業者さんは若い男性
 さて、リフォーム工事は私が在宅勤務日の平日に行なわれた。
 水道業者さん1名と、床と壁の張り替えの業者さん2名の計3名。
 最初に、壁紙は既存のままで張り替えず床だけ張り替える、2階のトイレから作業がスタート。
 古い便器の撤去 ⇒ 古い床材の撤去 ⇒ 新しい床材の張り付け ⇒ 新しい便器の取り付け ⇒ 新しい便座の取り付け ⇒ 古い紙巻器の取り外しと新しい紙巻器の取り付け。
 以上の作業は約1時間半で終わった。

 今回、私が「そういう名称だったのか!」と60歳を超えて新たに知ったのが、トイレットペーパーのホルダーの正式な日本語名が「紙巻器」だということ。いやぁ、知らなかった。
 紙巻器にはトイレットペーパーが横並びで2つ付けられる製品もあるが、これまた E 社さんの人曰く「だいたい使う側は決まってくるので、2つ並べる意味はあまりないと思います」というアドバイスで、棚付きだがシンプルなデザインのものにした(INAX 製)。

 リフォーム後の2階のトイレを写したのがこれである。

202501ToiletNew2F1

202501ToiletNew2F2

202501ToiletNew2F3

 実際の色合いよりも青っぽく写っているので色調整をしようと思ったのだが、この記事を書いている2月17日から "フォト" でトリミングや色調整した画像ファイルがなぜかブログにアップロードできなくなっている。実際には該当しないのに、以下のようなエラーメッセージがでるのだ。何とかしてくれないと、私としてはかなり困る(なんとなくフォト側の問題のような気がする)。

20250217Error

 2階トイレの便器設置工事中に、すでに内装ペアは1階トイレの壁紙剥がしに取りかかっていたが、そのレポートはまた次回。

♪ 今日の一曲 ♪
 サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「紙のフーガ(Fugue de papier)」。
 ピアノ連弾曲「馬の装具で(En habit de cheval)」(全4曲。1911)の第4曲。

SatiePlasson


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