新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は札幌の「宮川本店」の鰻重。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

室内楽曲

玄関ポーチの柱の色を壁と同色ではなくしたら引き締まった見栄えに

  札幌は突然の強い雨、江別は?
 この話の続き。

 先週の金曜日は出社日。

 家の塗装も順調に進んでいるので、夕方に帰宅するころにはもう塗装屋さんたちは引き上げてるかな、と思っていると、昼前に猛烈な雨が突然降ってきた。

 こりゃ今日は中断だろうなと思いながら、この日の昼食のファミリーマートの「甘辛鶏から揚げ&ガーリック醤油まぶし飯」を食べた。

 この日の札幌駅立売商会(弁菜亭)の「日替り弁当 A」はトンカツだった。
 トンカツ気分じゃなかったので、ファミマに寄ってこの初めて見る弁当を購入。

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 にんにくしょうゆってこういう使い方もあるのね。
 地味においしかった。
 唐揚げも油っぽくなかったし。コロッケの存在は……まあ良しとしよう。世の中、多くの人がコロッケ好きのようだから。

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 夕方に帰宅すると、塗装屋さんたち(この日は5人)はまだ作業をしていた。

 「昼間、けっこう雨が降ったのでは?」と聞くと、「いえ。パラパラっと来た程度でしたので、作業に影響はなかったです」という答え。

 札幌はかなり強い雨が降っていたが、江別は何ともなかったようだ。

  支柱も壁と同色にするものと思い込んでいたが……
 前日に塗装屋さんの一人が、「玄関ポーチの支柱の色も壁と一緒でいいですか?変えることもできますけど」と教えてくれ、妻と相談し、またその人のアドバイスも聞いた結果、庇と同じチョコレート色にすることにしたのだが、そのようにしてよかった。
 引き締まった感じになった。

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 庇はこのように仕上がった。
 壁面の実際の色との兼ね合いから考えると、庇をレディシュオレンジやビバレッドにせずチョコレートにしたのは、結果論だが正解だった。

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  剥がれなどの補修にも対応してくれて
 庇の、何年か前に雪害で塗膜がはがれていた箇所もきれいに処理したあと塗装してくれた。

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 ところで、わが家の屋根は防水シートを貼り付けた平屋根だが、そのシートを庇のところで接着している箇所で、一部摩耗によって下地(庇の上部)のねじ穴のようなものが露出してしまっているところがあった。
 小さい穴だが、穴は穴。雨水が庇の内部に浸み込む恐れはじゅうぶんある。
 そのことを江別工務店の人に事前に相談すると、コーキング剤で塞ぐよう言っておきますと言ってくれた。なんて、親切なんでしょう。

 で、塗装屋さんが作業に入る前のコーキング作業の際に、コーキング剤で塞いでくれた(撮影したのは庇の塗装が終わったあと)。

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 灯油タンクの塗装も終わり、塗装作業は天気に恵まれたこともあって3日間で終了。
 連日朝早くから夕方遅くまで、親切丁寧な応対と誠実な作業に心から感謝である。

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のクラリネット五重奏曲イ長調K.581(1789)。

 クラリネットの名手でモーツァルトの親友でもあったA.シュタードラーのために作曲したため、この曲も「シュタードラー(Stadler)」の名で呼ばれることがある。

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マイ ガーデン リポート 2025.06.17~20:野菜の受精は順調のよう

  薔薇の部
 バラの原種(の一つ)だからということなのだろうか?
 ノイバラにはとにかくたくさんのアブラムシがたかっている。
 もちろん私は放っておかない。
 闘いの日々は続く。 

 なお、同じく原種だがオールドブラッシュチャイナにはあまりアブラムシはつかない。

 ウチでは植えていないが、やはりバラの原種であるハマナス。
 あれにはひどくコガネムシが集まってくる。

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▲ アブラハム ダービー(左)とクィーン オブ スウェーデン

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▲ クィーン オブ スウェーデン

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▲ ボッサ ノヴァ

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▲カレイドスコープ

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▲ ニコル

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▲ 凛(左)とアブラハム ダービー

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▲ クイーン オブ スウェーデン

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▲ イエスタディ

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▲ ブルー フォー ユー

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▲ シャルロット オースティン

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▲ グラハム トーマス

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▲ つるアイスバーグ(つるシュネービッチェン)

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▲ レディ エマ ハミルトン

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▲ ノイバラ

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▲ ピエール ドゥ ロンサール

  野菜の部
 イチゴもキュウリもミニトマトも実をつけ始めている。
 実がついているということは、きとんと受粉し、問題なく受精したということだ。
 あとは順調に大きくなることを願うばかりである。

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▲ イチゴ(あまごこち)

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▲ キュウリ(風神)

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▲ 絹さやエンドウ(春まき絹さや)

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▲ ミニトマト(あますぎちゃん)

 今日のようにほとんど文章が無くて写真ばっかりのコンテンツだと、Google には重要度や品質が低いページだと判定されるんだろうな、きっと……

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 キュイ(Cesar Cui 1835-1918 ロシア)の、ヴァイオリンとピアノのための24の小品「万華鏡Kaleidoscope)」Op.50から、第9曲「オリエンタル(Orientale)」。

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 「オリエンタル」といえばグラナドス(Enrique Granados 1867-1916 スペイン)のピアノ曲にも「オリエンタル」という作品がある。「スペイン舞曲集」Op.37(1892-1900.全12曲)の第2曲だ。
 その曲、私すっごく好きなのである(←だから?)。

久しぶりのデパ地下天丼は「蛯天」三越店のサービス天丼

  「天一」違い

 札幌東急百貨店地下の「天一」が1月末で退店してからというもの、札幌駅周辺のデパ地下では天ぷら専門店の天丼弁当を買うことができなくなった。

 いや、札幌駅周辺のデパートといっても、東急のほかには大丸しかないが……

 「天一」といえば、6月6日のライブドアニュースの見出しに『天一の大量閉店「離脱」が原因?』というものがあった。

 札幌東急百貨店以外でも、全国で「天一」の閉店が進んでいるのか?

 『離脱』って、海老から衣がはがれる事故が相次いだのか?

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 と思って記事を読んだら、「天一」って「天下一品」のことだった。

 そうだよな。「天冨良 天一」 が、『大量』と表現されるほど店舗の数があるわけがないもんな(でも、それなりにはある)。

  スタンダードに対抗するのは「サービス」
 で、話は戻るというかここから始まるが、時計台の横のビルに入っている「年金相談センター」まで行った私は、そこはもう大通公園のすぐ近くなわけで、15分ほど時間をつぶせば「丸井今井」が開店し、「ハゲ天」の「スタンダード天丼」(もしくは張り切って「大エビ天丼」)を買うことができることに気づいてしまい、十代の若者が入れない中華料理店やよだれが出そうになるプリンアラモードのサンプルを観察したあと、10:05に丸井今井の地下入口前に着いた。

 なぜ、10オクロックでないかというと、それならまるでがっついているかのようではないか!だから5分ずらしたのである。

 しかし!
 丸井の入り口は暗かった。
 店の中もうす暗かった。

 入り口前の立て看板を見ると、『開店10:30』と書いてあった。

 私は、天丼を買うのにまだあと30分も待たなければならないのかと、地下コンコースの天井を仰いだ。

 あと25分待つべきか?

 と、そのときひらめいた。

 もしかすると、三越は10時開店じゃなかっただろうか?
 三越の地下に天ぷら専門店が出店しているかどうかは知らないが、行ってみる価値はある。

 私はその価値に期待して地下を歩いた。

 三越は開いていた。

 地下1階のフロアに行く。

 あった!

 「蛯天」があった。

 急く気持ちを抑えながら店の前に行く。

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 すでに「サービス天丼」(779円)が並べられていた。

 しかし、私の窮状を救ってくれたことに感謝し、大盤振る舞いで特製天丼を頼んだ。

 店員さんは「特製天丼ですと、これから天ぷらを揚げますので少々お時間がかかります。お待ちいただけますか?」と言った。

 待っても良かったのだが、でも開店直後の忙しいときに、揚げ場担当の職人さんに余計な手間をかけさせてはいけないと思い、「では、サービス天丼にします」と答えた。
 厚かましいオバサンのように「だから、ちょっとサービスしなさいよ」なんてことは一切言わなかった。

 「申し訳ございません。ありがとうございます」と言う店員さんはとても応対が丁寧で感じが良かった。

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 こうして「サービス天丼」が入ったレジ袋をぶら下げて、私はチカホを歩いて会社へと戻った。

 私の好みではないサツマイモの天ぷらが入っているのは、定番アイテムだからしかたない。
 かつて食べていた「天一」よりやや硬めの衣だが、おいしかった。

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♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「フルートとチェンバロのための3つのソナタ(Sonaten fur Flote und obbligato cembalo)」から第1番ロ短調BWV.1030(1738)。

BachJSFlSonata


私は少しも依頼していないし、そもそも『ポコ』は私のじゃない

  すばらしいフィルターの精度
 「au one net WEB メール」には、私を寂しがらせないように世の中の悪党どもがこぞって気を遣ってくれているのか、毎日多くのスパムメール(迷惑メール)が届く。

 それはそれで、ときにはバカバカし過ぎるウィットに富んだーいや、書いている本人は真剣なんだろうがー心の空洞を埋めてくれるようなメールもあって私を笑わせてくれるのだが、そうは言っても鬱陶しいことの方が断然多いので、このように受信ボックスに届かないように、けどどんなのが襲来しているのかは気になるので襲来状況の報告は受けることにした。

 それから2カ月ほど経ったが、報告をチェックしても、本来ブロックされては困るメール、つまり迷惑メールではないメールが誤って迷惑メールと判断されたケースは1件もない。そろそろ、報告すら受けないで私がまったく知らないまま闇に葬ってしまう設定に変更しても良いかもしれない(が、まだもう少し様子を見る)。

 毎日届く『破棄通知メール』によると、迷惑メールは1日当たり40通~100通届いている。日によってばらつきがあるのは、もしかすると生身の人間がけっこう手間をかけて作業しているってことなのだろうか?

 届いているのは、相変わらず東京電力だったり、クレジット会社だったり、えきねっとだったり、Amazonだったり、銀行などからだ。だいたいが、その送信アドレスを見ると、いかにもってものだ(ただ、なかには見た目のアドレスではわからないものもある)。

20250306auonenetSpamReport

 一方、迷惑メールのくせしてフィルターをくぐり抜け、受信ボックスに入ってくる不届きものもいる。あっ、届いてるんだから不届きものじゃないか……

  なぜ、私がこの人たちの仲間に?
 これは、つい最近ヨドバシ・ドット・コムから来たメール。
 当たり前のように受信ボックスに入っていた。
 ヨドバシを名乗るスパムメールはこれまで受けたことがなかったので、新参者なのだろう。
 そしてまた、ヨドバシ.com は私も頻繁に利用し、購入のたびにメールが届くので、今回は一瞬「えっ?」と思った。

20250306Spam_poco

 しかし、よく見ると私だけに送っているのではないところが(そしてそれがあからさまにわかるのが)、まったくもってあり得ない話。
 送信先の1つが『自分』となっているということは、送信アドレスは私のアドレスに成りすましていると考えられる(水色地の部分で詳しく書かれているインフォメーションで、黒塗りしてあるのは私のアドレス)。そしてまた、私以外の送信先のアドレスは、当然のごとく、私にはまったく見覚えのないもの。私以外の送信先アドレスが実在するものなのかどうかはわからないが、一応部分的にバイオレット処理しておいた。

 いや、そもそも『From』のヨドバシ・ドット・コムのドメインが『.asia』ってところが、「おまえはヨドバシじゃないな!だって、『.com』じゃないじゃないか!」である。

 しかも、『パスワード再設定のご依頼をいただいた会員ID(メールアドレス)』が「poko990@*******」。これ、私のアドレスじゃないし……

 よ~く見ると、実は嘘くささにあふれかえっているんだけど、上に書いたようにヨドバシをよく利用する人にとっては、一瞬えっ?と思ってしまう。ご注意あれ。

 特に最近は、AI を使って作成しているスパムメールも少なくないようで、へんな日本語じゃない迷惑メールも増えているそう。『あなたとても平素は元気にお世話になってますが異常検知したので、昨日までに必ずクリックしなさい』みたいなのがなくなりつつあるってわけで、文面だけでは見抜けづらくなっている恐れがある。気をつけなきゃ。

 Yahoo メールにはこんな迷惑メールが届いていたが、ちょっぴり笑ってしまった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 これはショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のピアノ五重奏曲ト短調Op.57(1940)の第1楽章の楽譜(音楽之友社の「名曲スコア」)。

ShostakovichPquintetScore1stMvt

 練習番号[3]は第2部の開始の箇所で、「Poco piu mosso」の指示がある。poco は『少し』、piu は『今までより多く』、mosso は『躍動して』。
 ってことは、ここからは「これまでよりはもう少し多めに躍動して」演奏してね、ってことになる。

 えっ?
 見知らぬ誰かのアドレスは poco じゃなくて poko だって?
 そうでした、そうでした。

ShostakovichPquintettDelian


新芽はまだ青磁色じゃないのね,または今年は誕生日が来ないあの人

  もう閉鎖します、だって春だから
 ほうら、あほらぁ~と毎日を漫然と過ごしているうちにーいや、あなたのことではなく、もちろん私のことだー2月も最終日だ。かわいそうに、ロッシーニは2月29日生まれだから、今年は誕生日なし。

 江別市内の雪堆積場(雪捨て場)も来週の金曜日、3月7日に完全閉鎖だそうだ。
 なんだか、春がやってくるのがいよいよ現実味を帯びてきた。

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 私の部屋ー厳密には長男の部屋ーに置いてある柱サボテンの(おそらくその名は)アズレウスが新たな芽(枝)を出してくれて、その色合いが新緑の季節を思い起こさせる(生長すると灰色がかった青緑色=青磁色になる)。なんてったって、その姿がかわいい!

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 上のリンク先の記事のときに、すでに新たな芽(枝)を出していた(おそらくその名は)白雲閣のいまの姿がこれ。この芽吹いている陵(縦にとおったひだ)の時計回りで2つ目の陵の地際からもあらたな芽が出てきている。

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 ほかのサボちゃんたちも元気。
 この金手毬は伸びすぎて、理容室に行く前の私の髪の毛のようだ。

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 この2つは名前知らず。

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 ということで、札幌駅立売商会の『非駅弁』の「今月のおすすめ弁当(如月)」が買えるのも今日が最終日。明日からは「弥生」だ。

 そして、来月いよいよ年金の請求手続きをしに年金事務所に行って来る。予約はすでにした。

♪ 今日の一曲 ♪
 ロッシーニ(Gioacchino Rossini 1792-1868 イタリア)の「弦楽のためのソナタ(6つの四重奏のソナタ。6 Sonate a quattro)」(1804)。

 各曲とも3楽章から成り、編成は2vn,va,cb。

RossiniSonatas

 ところで、ロッシーニは『イタリア初期ロマン派歌劇の最大の作曲家』(井上和男編「クラシック音楽作品名辞典:三省堂)なわけだが、H.C.ショーンバークはこう書いている(「大作曲家の生涯(中)」亀井旭/玉木裕 共訳:共同通信社)。

 ……『ウィリアム・テル』のようなオペラでさえ、基本的には古典的で、優雅なメロディーと、明快で慎しいオーケストレーション、全音階的和声とを特徴としている。1830年にはロマン主義は強固な基盤を確立しており、ロッシーニは反ロマン主義者だった。彼はロマン派の音の大きさ、“突飛さ”、それに“気取り”を嫌った。とりわけ、その歌唱様式が大嫌いだった。テノールに高音を歌わせることが当時流行した。ロッシーニはロマン派のやることなすこと、すべてが気に入らなかった。高音の「嬰ハ」で聴衆に多大な感銘を与えていたエンリコ・タンベルリク(Enrico Tamberlik イタリアのテノール歌手 1820-89)が、ロッシーニを訪ねた時、彼は取り次ぎの者にこう命じた。
 「よろしい。お通ししなさい。ただし嬰ハ音はコート掛けにかけてくるように。お帰りの時、持ち帰って頂くようにね」



おかわりしちゃった爺特製肉そぼろ、またはテーブルの上での連結ごっこ

  お孫ちゃんの笑顔が見られるのは自分が齢を重ねた賜物
 こないだの土日。
 長男一家が遊びに来た。
 お孫ちゃん(兄)は着くなり「トイレ、新しくなった?」と私に聞いた。パパから「おじいちゃんの家のトイレが新しくなったらしい」と教えてもらっていたのだ。私も妻も、トイレをリフォームして良かったと、あらためて実感した瞬間だった。

 この日は朝のうちに、前回の過ちを繰り返さないよう買っておいた豚挽肉で、肉そぼろを作った。
 お兄ちゃんはご飯にかけて「おいしい、おいしい。おかわり、おかわり」と言って食べてくれた。褒められておじいちゃんの気分はハ長調!

 前にも書いたかもしれないが、私は肉そぼろを作るときは、最初に挽き肉を茹でて脂を抜くことが多い。そのあと炒めながら砂糖、みりん、しょうゆ、おろししょうがで味つけをする。脂を抜くことで冷蔵保存しても脂がギトギトして固まることがない。だが私の作り方は、ギトギトが好きな人にはお薦めできないのは言うまでもない。

 お孫ちゃんのためにコキとコキフを買っておいたことを報告したが、それを見せるとお孫ちゃんは大喜び。私の心も穏やかな幸福感に満たされニ長調気分となった。コキとコキフを連結してテーブルの上で押したり引いたりして遊んでいた(私ではなくお孫ちゃんが)。こうなるともう2両くらい連結できるようにするともっと喜ぶに違いないと、爺さんは追加購入を密かに決意したのであった。

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 もうすぐ1歳の誕生日を迎える弟ちゃんの方も、ずいぶんと活動的でハイハイするスピードも速いので目が離せない。
 そして、抱っこしてもなかなかの重さになっているので、月曜日には腕がダル重だった。でも、かわいい孫を抱っこして、腕や肩が丈夫に鍛えられるなら一石二鳥ってものだ。

  齢をとっても元気いっぱい、揚げ物完食
 その月曜日は午前中に出かける用事があったので、朝の札幌駅到着時に札幌駅立売商会(弁菜亭)で弁当を買うことはせず、用事を済ませたあと東急百貨店の地下に寄った。「天一」があった場所はまだ別な新しい店は出店しておらず、パネルで囲われていた。

 この日は「玉藤」の「ミックスフライ弁当」を購入。
 メンチカツもエビフライもイカフライも、さすが専門店の味でおいしいのはすでに承知のことだが、タルタルソースは1袋で間に合うのだが、ソースは1袋ではなく2袋にしていただけると、さらに満足度はアップする。だって、メンチカツもイカフライも大きいんですもの。これ、個人の感想だし、前にも書いたことだけれど。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「ヴァイオリン伴奏のクラヴサン・ソナタ(Sonates pour le clavecin, qui peuvent se jouer avec l'accompagnement de violon)」Op.1?。
 ハ長調K.6(1762⇔64。4楽章)、ニ長調K.7(1763⇔64。3楽章)の2曲から成り、フランスのヴィクトワール王女に献呈された。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタの通し番号では第1番、第2番となる。

MozartK6


お客さん、チェンジは不可です。最後の機会に拒否された私

  店の方針が変わった?
 今週のはじめ。
 「そうだ。今月いっぱいで札幌東急百貨店の『天一』が退店するんだった」ということを思い出し、食べ納めをしようと、天丼弁当を買いに行った。いつもの『竹』である。

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 えっ?サツマイモ(いも天)が入ってるじゃないかって?
 そうなのである。デフォルトの盛り付けである。

 この日以来、4年半近くにわたり、毎回いも天を同じ価格のナス天に替えてもらっていた私。
 もちろんこの日も「サツマイモをナスに替えていただけますか?」と店員さんに言った。

 その店員さんー初めて見る人だったかもしれないーは、振り返ってガラス張りの厨房に行き、中で天ぷらを揚げているおじさんにそれができるか尋ねた。と、そのおじさん、私に向かってひと言、「替えられないです」とだけ言った。

 ???
 ボラギノールのテレビ CM が突然動画になったのを目にしたかのように、意表を突かれた。
 「いままでは替えてくれていたのに、今日はどうして替えてくれないのですか?」と喉まで出かかったが、ここでそんなことを言ったところで良いことなんてひとつも起こらない。

 店員さんに「では、ナス以外で替えられるものがありますか?」と言うと、すまなそうに「替えられないんです」と言う。聞きに行ったときに「天ぷらの組み合わせは変えられない」とでも言われたのかもしれない。

 妥協するしかない。
 「わかりました。では竹を1つ下さい」
 「すいません。よろしいですか」
 「はい」と、腑に落ちないが購入を決意した。

 いままで毎回まったく問題なく替えてくれていたのに、退店を前にして方針が変わったのだろうか?イレギュラーなことはしない、と。でも、そもそも最初にいも天が苦手ならナスはどうですかとすばらしい提案してくれたのはお店の人だったんだけど(もちろん単品のいも天とナス天は、この日も同じ値段で売られていた)。

 そういえば今回、弁当のサンプルのうち、「特製天丼」のサンプルは置かれていなかった。退店を前に弁当のメニューも二種類に絞ったようだ。

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 こっちのわがままといえばそれまでだが、最後の最後に起こった『いも天不可避事件』。
 長年の感謝を込めて温かい気持ちでここでの最後の買い物にしたかったが、ちょっぴり苦く悲しい幕切れとなってしまった。
 いも天?私にはおいしく感じられなかった。だって、苦手だから。

 昨日の記事で、『日中の札幌駅の切符を買う人たちの数がひどい。特に西改札側が』と書いたが、この日天丼弁当をぶら下げて東改札側に行くと、いやいやこちらもかなりの混雑ぶり。これじゃあ、切符を買う必要があるときにはかなり時間に余裕をもって駅に行かなくてはならない。やれやれだ。

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♪ 今日の一曲 ♪
 テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767 ドイツ)の「ターフェルムジーク(食卓の音楽。Tafelmusik)」(1733刊)の第1集から「終曲(Conclusion)」ホ短調TM.Vol.1-6。
 編成は2fl,Str,bc(通奏低音)。

Telemann Tafel


ご家庭のものでも、たまには蓋を開けて中に異常がないか確認すべきこと

  私は定期的に確認しています
 先日、紀伊国屋書店に行ったときに、楽譜売り場でスコアの棚を眺めた。

 私自身はオーケストラ曲のスコアを買わなくなって久しいが(むしろ終活の一環でヤフオクに出品している)、国内譜のスコアもずいぶんとレパートリーが増えたものだ。むかしは高い輸入譜を買わなきゃならなかった曲のスコアも、全音楽譜出版社や音楽之友社、日本楽譜出版社から出版されているのを目にすると、私の青春時代のころよりもクラシック音楽が世の中に幅広く普及・浸透しているのだろうかと思ってしまう(もちろん、そんなことは悲しいかな、ないのだろうが)。

 むかしと変わらないのは、いまだに全音楽譜出版社のマーラーの交響曲第3番の背表紙の自社の会社名が、逆行カノンのように反転していることだった。
 9年前の店頭在庫がそのまま残っているのかもしれないけど……

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 逆行カノンというのは、2つのパートのうち、上のパートのテーマ(メロディー)を下のパートはそのテーマを逆に進行するもの。
 上のパートが、ドレミファソラシというテーマだとすれば、下のパートはシラソファミレドと進行する。

 この楽譜は J.S.バッハの「音楽の捧げ物」のなかの「逆行カノン」である(音楽之友社のスコア)。

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 ところで、紀伊国屋書店(sapporo55の1~2階)の北側玄関の横に、汚水桝が2つ並んでいる。
 そこには『定期的に掃除をして下さい』と書かれている。
 これに最初に気づいたのは、今年の7月のことだった。

202409KinokuniyaOsuimasu

 一般家庭にある汚水桝には、たまに手入れをしなきゃいけませんというようなことは書いていない。
 けど、やっぱりたまには点検した方が良いらしいということを、このメッセージは示唆している。

 私は、これまでに2度水漏れし(詰まった本当の原因は地盤沈下による排水管の勾配の変化)高圧洗浄もするはめになったキッチンからの排水管がつながっている家の外の汚水桝を1~2カ月に一度、汚れの塊が付着したりしていないか確認しているが、私のこの神経質すぎないかと思われるような行動も、決して病的ではないということなのだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「音楽の捧げ物(Musikalisches Opfer)」BWV.1079(1747)。

 「音楽の捧げ物」で最初に買った音源(当時は LP。この CD と同じジャケット写真)がこれ。
 1975年に西野の「ぴぴ」で購入した。

Bach1079Graf




auのHGW内蔵無線機能は10月1日の午前零時の解約後もしばらく生きていた

  二重 Wi-Fi 解消、二種ご飯の一つは昆布飯による鮭飯
 ここに書いたように新たに費用負担が発生することになるので、9月いっぱいで au のホームゲートウェイ(HGW)に内蔵されている無線 LAN 機能の利用をやめた。解約したのだ。

 つまり10月1日からはこの HGW では Wi-Fi が使えなくなる。HGW と LAN ケーブルでつないだ I-O データ機器の無線 LAN ルーターがわが家での Wi-Fi 通信を担うことになり(AP モード)、2台それぞれから放たれる電波が干渉を起こしかねないという事態も回避されることになる。

 1日の朝、私はちゃんと解約されて無線機能が無効になったかが気になって4時に目が覚めた。いや、単におしっこがしたくなったので目が覚めた。

 HGW を設置している1階のリビングに行き、HGW を見てみると、まだ暗闇状態の部屋で HGW の『無線』のランプは、鮮やかな緑色も光を煌々と放っていた。つまり、無線 LAN 機能が使える状態のままということだ。無線 LAN 機能が使えなくなると、『無線』ランプは消灯するという仕様なのだから。

 パソコンを起ち上げ、画面下のタスクバーの右側にある Wi-Fi アイコンを左クリックすると、『auhikari-*****』という SSID、つまり HGW の SSID(3種)も昨日までと同様に表示されていた。

 まだ HGW の無線 LAN 機能は死んでいない。
 てっきり10月1日の午前0時に使用不能になるものだと思い込んでいたので、肩透かしを食らった感じだ。

 会社に行くために6:30過ぎに家を出たが、そのときもまだランプは消えていなかった。
 この時点まで、使おうと思えば6時間半もタダで HGW の無線 LAN を使えちゃったってことだ。たぶん。

 夕方18時前に帰宅。
 そぅっと HGW の姿を見てみると(って、そぅっとやる必要は全然ないんだけど)、『無線』ランプは消えていた。
 なんだかほっとした。

20241003WiFi

 いったい何時ころに消えたのだろう?気になるが、もう確かめようがない。

 この日、つまり10月最初の日の昼は、札幌駅立売商会(弁菜亭)の「今月のおすすめ弁当(神無月)」を買って食べた。「今月のおすすめ弁当」を買うのは7月以来だ。
 メインのおかずは鶏肉唐揚げ黒酢あんかけ。いわゆる『酢鶏』だ。

20241001Kannaduki1

20241001Kannaduki2

 おかずが少なく感じたが(私にとってケチャップスパゲティとマカロニポテトサラダはおかずではない)、ご飯の半分が昆布入り鮭ご飯で味がついているので、まあこんな感じで不足はないのだろう、多くの人にとっては。

♪ 今日の一曲 ♪
 ピアソラ(Astor Piazzolla 1921-92 アルゼンチン)の「ブエノスアイレス午前零時(Buenos Aires hora cero)」。

Piazzolla_Kremer1


なぜ、うなぎ屋さんから私のスマホに電話が?と思ったら……

  ガストでうなぎ
 お孫ちゃんたちは2泊して帰ったが、帰った翌々日の水曜日(14日)は今度は私たち夫婦がお孫ちゃんのおうちに遊びに、いや、お世話をしに行った。というのも、息子(つまりお孫ちゃんのお父さん)は通常通りの仕事で、育休中のお母さん一人で2人の子供とアパートの部屋の中で過ごすのはお母さんにとっても子どもたち(特に兄)にとっても閉塞感が漂うからだ(保育園はやってはいるが、お盆期間中はできればお休みしてほしいというお願いがきているそう。つまり、去年報告したことと同様である)。

 去年は大通公園に水遊びをしにつれて行き、帰りにイオン桑園に寄ったが、この日もクソ暑くなりそうなくせして天気はパッとしない。それに、今年は春に誕生したお孫ちゃん(弟)もいる。なので、屋外で過ごすことは利口な選択ではない。

 苗穂の ARIO に行こうか?それとも、イオン桑園に行こうか。あるいは新札幌に行こうか……
 どこも激コミだろう。
 ということで、激コミとまではならないと思われるイオン石狩緑苑台店に行った。去年、ここに入っているガストで食事をしたが、それ以来2度目の訪問。駐車場が広く車をとめやすいのがいい。

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 9時半すぎには店に到着。
 まだお店はとてもすいている。
 お孫ちゃん(兄)はゆっくりとおもちゃ売り場を見て回ったり、ペットショップのワンちゃんを眺めたり、ゲームコーナーで遊んだ。ベビーカーに乗ったお孫ちゃん(弟)もふだん体験しない刺激的な雰囲気にきょろきょろしていた。

 ベビー休憩室でお孫ちゃん(弟)にミルクを与えおなかを満たしたあと、ガストの前を通ったら『お好きな席をご利用ください』という貼り紙。つまり、まだすいているということ。
 お孫ちゃん(兄)に「おなかすいた?」と聞くと、「まだ、すいてない」と言う。
 「ネコちゃんロボットのお店で食べなくていい?」と言うと、にこっとして「なんだか、おなかすいてきちゃった」。ということで、ガストへ。お孫ちゃんは1年前のネコちゃんロボットのことを覚えていたのだ。

 この日私は、『うな重』の『竹』を頼んだ。1,500円台と安い(写真はガストの HP より)。

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 まあ、この値段だから、まあだいたい味の想像はつくし、想像通りだった。そもそも専門店の味を求める方がおかしいのだ。この値段でウナギを食べられることに感謝しなければならない(自分で撮った料理写真がないのは、お孫ちゃん(弟)のお世話をしつつ食事をしたため、手に余裕がなかったためである)。
 とはいえ、私にとってガストといえばこれ!っていう『若鶏のグリルガーリックソース』にやっぱりすべきだったかもしれない。

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 ネコちゃんロボットにすっかり満足し(私ではなくお孫ちゃんが)、昼すぎにお孫ちゃんたちのウチに戻り、夕方まで戯れ、そのあと帰宅。帰りにイオン江別のサザエで、30%引きになっていた太巻を買った(イオンづくしだ)。

  うなぎ屋と同名
 ハイボールを飲み始めたら、スマホに電話の着信が。
 でると、相手は「かどやです」という。私は一瞬、『か・ど・や?、、、」と、なぜうなぎ屋から電話が来るのだろうと思った(注:「かど屋」はすすきのにあるうなぎ店)。昼、うな重を食べた余波が脳内に残っていたのだろう。

 そして、幸いなことに、次の瞬間それが誰か理解できた。
 A 社で同期入社の角谷さんだった。
 要約すると「今度飲みに行こう」という内容だった。初めて個人携帯に電話が来たのに、用件はそういうことだった。彼とは年賀状をやり取りしている。しかし「ここ2年は喪中で年賀状を出せなかった。整理していた3年前の年賀状を見て、電話番号を知った。お盆で家にいると思い、電話してみた」ということだった。お盆で家にいる、という意味がよくわからないが、とにかく懐かしかった。そして、近いうちに飲むことを誓い合ったのだった。

♪ 今日の一曲 ♪
 フランセ(Jean Francaix 1912-97 フランス)の「友人パパゲーノへのオマージュ(Hommage a l'ami Papageno)」(1984)。

Francaix100


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MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

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