だってクマみたいに毛深いし……
私はずっとクマンバチ(クマバチ)と呼んでいたのだが、どうやらクマンバチではなくマルハナバチのようだ。
My Gardenにやって来ているずんぐりしたハチのことである。
彼らはよっぽど紫色が好きなようで、ラベンダーやサルビアの花に集まってくる。
↓ どこにいるかわかるかな?
↓ どこにいるかわかるよね?
外人さんですか?
わが家にやって来ているのがそれかどうかはわからないが、セイヨウオオマルハナバチというのが在来種を追いやって勢力を増しているそうだ。だとしたら、セイヨウオオマルハナバチには厳しく対処しなくてはならない。でも、在来種と区別がつかないのでどうしようもない。
リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)が書いた有名な「熊蜂の飛行(The flight of bumble bee)」も実はクマバチではないという。
ロシア語はわからないが、英訳されたbumble beeというのはマルハナバチのことなんだそうだ。
「熊蜂の飛行」は歌劇「サルタン皇帝の物語」(1900初演)の第3幕に出てくる曲。
今日は組曲「サルタン皇帝の物語(The Tale of Tsar Saltan)」Op.57(1899)をご紹介。
歌劇の中からリムスキー=コルサコフが『音画』として作ったものである。もちろん「熊蜂の飛行」も入っている。
アシュケナージ/フィルハーモニア管弦楽団の演奏を。
1986年録音。ロンドン(デッカ)。
今日は北見から富良野経由で札幌に向かう。