うなぎより手羽中、ウナギよりイカ
コテコテのたれを身にまといコチコチに硬直したうなぎのかば焼きをふんわり食感の美味状態によみがえらせるために、いままさに厚化粧を水洗いしようとした直前に、妻が言った言葉。
それは、
冷蔵庫に入っている30%引きになっているのを買った手羽中と、同じく30%引きで買ったイカを今日食べないと傷んでしまう
というものだった。
つまりウナギのかば焼きのわが家の食卓への登場は翌日に順延となったのだ。
手羽中は焼き肉のたれとおろしにんにくと豆板醤の混合物に30分ほど漬け込んだあと、フライパンで焼いた。これは私の担当。
やけくそで作ったわりには想像以上においしかったが、中まできちんと火が通るようにと長めに焼いた結果、けっこう焦げてしまった。なので No photo。
イカは、やはり買ってから日にちが経ってかなりけっこうしなびてしまったチンゲンサイと一緒にいた炒められた。これは妻の担当。photo はこの先、数行下に載せた。
朝は山のうなぎ
翌日の朝。
30リットルのゴミ袋2つと家庭用ごみが入った20リットルのゴミ袋1つをゴミステーションに出し、朝食を作った。
だし巻き玉子を焼き、ウインナーとシイタケを炒め、『山のうなぎ』ともいわれるヤマイモ(ナガイモ)も食べた。前日の残りのイカと青梗菜の炒め物も胃袋の中に片づけた。
なお、だし巻き玉子と、ウインナーとシイタケの炒め物は妻の昼の弁当のおかずにも採用された。
昼は畜産界のかば焼き
午前中、11時ころにセイコーマートに行った。
この日も(少なくともこの時間には)「しょうが焼き弁当」の姿はなかった。
ちょうどそのとき、HOTCHEF の厨房からシェフが「ただいま豚丼できあがりましたぁ!」と豚丼を持って出てきたので、それを買った。
豚丼はうな丼の豚肉版だ。
昭和初期に養豚業が盛んだった帯広で、市内の食堂が高価なウナギに代わって豚肉をウナギのかば焼き風のたれを使って作った丼を考案。それが豚丼の発祥と言われているからだ。
朝の山のうなぎに続き、昼は畜産のうなぎだ。
セコマでは、リテールブランド商品のカップ豚汁や「滝上町和ミントソーダ」も買った。
夜はようやくうなぎのかば焼き
そして夜になって、ようやくウナウナタイム。
たれを洗い流し、水気をキッチンペーパーでしっかり拭いて、フライパンで日本酒で3分ほど蒸し焼き。
ふたをとって、たれ(八本木樽醤油使用だ)をかけて約1分焼いて完成。
よし、大成功。
冷蔵庫から取り出した時にはしなりもしないほど硬かったのに、すっかりやわらか。
そしておいしくなさそうな濃い茶色も、おいしそうなかば焼き色に。
口に含むと、口腔内全体に幸せの味が広がった。
























































































