新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は札幌の「宮川本店」の鰻重。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

マーラー

マイ ガーデン リポート 2025.06.14:鳥を見た。いや、烏が来た

  飲み会での話題がドリーム化
 こないだの土曜日の朝。

 なぜか私は飛行機に乗るところなのだが、スマホをかざしてもうまくモバイル搭乗券を読み取ってもらえない。
 地上係員がスマホからマイクロ SD カードを取り出してそれを撮影し、SD カードの画像をかざしてみてという。そのとおりやると搭乗できた。ボーディングブリッジを進んで機内に入ると、そこは見たことのない和室で、でも置いてあるものは明らかに私のものなので私の家のようだが、かつて仕事で世話にはなっていないが付き合いのあった人(仮に Aさんとしよう) がいて、ザンギを揚げていた。そこは私のプリメインアンプのすぐ横で、揚げ物をやめるように言ったところで目が覚めた。

 なんであんな夢を見たのかわからない。

 でも前日に、今は大阪にいる凸川さん、そして札幌にいる村佐地さん氷山さんと札幌駅北口の「太陽ホエール」という店でお酒を飲み、その席でザンギを食べながら私が A さん――そこそこの変わり者だった――に3カ月ほど間に遭遇したことや、ANA カードの話をしたからじゃないかと思う。

 なんか、ヘンすぎる夢だったが、そのせいで土曜日の朝なのに5時すぎには目が覚め、2階の自室――実際には長男の部屋――のカーテンを開けると、向いの家の屋根に恰幅の良い、例のカラスがとまっていた。

 むかし――といっても私が小学校に入る前のことだ――「ウルトラQ」という特撮番組で「鳥を見た」という回があったが、このときの私は『烏を見た』であった。

 そのカラス。
 My gaeden のアーチにぶら下げた「SARABA カラスくん」を嫌がっているのだろうと思いきや、向いの家の屋根から我が家の庭の芝に降り立った。

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 えっ?SARABA 効果なし?
 反射する太陽の光の強烈な眩しさ(カラスの目にはそう見えるらしい)は怖くないの?

 なんというか、私は全身の力が抜けていくような失望感を味わった。

 でも、写真の位置以上は SARABA の方には近づかず、飛び立って行った(じゅうぶん近づいているが)。

 要するに、この日は「SARABA カラスくん」が効いているのかどうかははっきりしなかった。
 しかし、ひいき目に考えても強力な忌避効果があるとは断言できない気がしている。

 でも、もっと強力な「KUTABARE カラスくん」とかいった新商品が生まれないものかと願っている。

  メニー ハッピー リターンズやブルー フォー ユーも開花
 14日に新たに開花したバラは次のとおり。

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▲ メニー ハッピー リターンズ

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▲ ブルー フォー ユー

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▲ レディ エマ ハミルトン

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▲ カレイドスコープ(15日開花)

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▲ 凛(15日開花)

 クレマチスのドクター ラッペルも咲き始めた。

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 この日の「ミント抜き」の成果はこれ。

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 そしてこの日、さらに恐ろしいことを発見。

 アジサイのアナベルにアシナガバチが巣を作り始めていたのだ。
 こいつらが繁栄したら、たいへんだ。

 私にとっては今度また蜂に刺されたら冗談抜きで命にかかわるかもしれない。

 気の毒だが、作業中の女王バチに殺虫剤を噴霧し、死んでもらった。

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♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「いま太陽は輝き昇る(Nun will die Sonn' so hell aufgeh'n!)」(1901)。

 歌曲集「亡き子をしのぶ歌(Kindertotenlieder)」(1901,'04.全5曲.詞:F.リュッケルト)の第1曲。

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花火は鳴らないけど、そして昼で終わったけど、運動会だったらしい

  まだ弁当が到着していなかった木曜日 
 今日は、先週の水曜日までの私の日々を報告したこの記事の続きである。

 木曜日の朝は、札幌駅に着いて西改札を出て札幌駅t立売商会(弁菜亭)のワゴンの方を見ると、ワゴンだけがぽつんと置かれた状態だった。
 売り子さんはいたが、ワゴンの上に駅弁は載っていないし、非駅弁用の第2ワゴンもまだ準備されていない。
 そもそもまだ弁当類が到着していないのだ。売り子さんがガラガラガラとワゴンをどこからか押して運んできた直後という感じだった。

 こうなると「今日の日替り弁当 A は何かな?うふふ」なんて覗き見しちゃう状況ではない。
 だって、売り物がないんだから。

 そのままファミリーマートに向かい「ハンバーグ&豚焼肉弁当」と焼しゃけおにぎりを買った。
 お値段が手ごろな弁当のわりに、このハンバーグ、なかなかおいしかった。あとから変な味のげっぷが上がってくるようなこともなかった。

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  3つだけでも味は変わらず  
 この日の夜は私が調理担当。
 いや、正確に言えば、お熱を出して保育園を休んでいるお孫ちゃん(弟)の面倒を見に妻が出かけたので、夕食は各々買って来て食べましょうということになっていた。

 弁当を買うよりも何か作ろうと考えた結果、麻婆豆腐が食べたいという結論に私は達した。

 が、手作りマーボー豆腐は作るのが面倒だったので、CookDo の力を借りることにした。
 さらに、同じくクックドゥの八宝菜も買い、豚肉と白菜とシメジで八宝菜ならぬ三宝菜を作った。

 さすが、CookDo。味は間違いない。
 私よりあとに帰宅した妻は MaxValu の総菜を買ってきたが、もちろん私の作った麻婆豆腐と三宝菜も食べてくれていた。
 私も妻から「本気!のザンギ」を分けてもらった。

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  中に指を入れたのは『土』、抜いたのは根 
 金曜日は在宅ワークの日。
 朝のうちに行なうべき仕事をチャチャッと済ませ、陽気の良さに誘われ庭へ。

 数日前に目につくミントを引き抜いたが、またあらたに土から顔を出している芽をいくつも発見(例えば、下の写真のように)。

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 これらの周りから土の中に指をれ、横に伸びている根を引っこ抜くと、またまた大量の収穫。
 この先、まだ何回も何十回もこの戦いを繰り返さなければならないだろう。

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  野菜ガード、撤去 
 陽気の誘惑に負け、野菜苗のビニールガードをついにこの日取り外し、支柱を立てた。

 これはピーマンとパプリカ。

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 ミニトマトとキュウリ。

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 ミニトマトとピーマンは、さっそく余計な脇芽を摘んだ。

 はつかだいこんに続きコマツナも発芽。

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 ちゃんと「あまごこち」の名の通り、甘い心地になるイチゴの実が成ってくれるだろうか?

 この日の昼も、妻が作った弁当。
 前日に私が作った三宝菜も入っている。
 ご飯の上にはスヌーピーが……何匹いるでしょう?

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 弁当だけでは足りなさそうだったので、蕎麦を茹でた。
 「まるなか」の「蝦夷開拓そば」を1袋の3分の1(60グラム)ほど茹でて、ミニなざるそばをお供にした。

  物置の中の何に引き付けられるのか? 
 土曜日。
 小学校の方から運動会の応援歌が聞こえてきた。
 そう。今日は運動会なのだ。
 けど、朝に花火が鳴ることはない。
 騒音だ何だとうるさく言う人たちがいるのだろうが、なんだかなぁ。
 そういえば、カエルの鳴き声がうるさいと水田農家に文句をつける人がいるとかいないとか。
 つまらない世の中になったものだ。

 物置に行くと、エサとなるようなものもないのに、奥の方にアリの行列。
 いったい何が目的で入りこんでくるのか?
 殺アリスプレーを噴霧し、外回りにもパウダータイプの殺虫剤をまいた。

 庭ではクレマチス・メイリーン、コデマリ、フウロソウとチャイブが開花し始めた。

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♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の未完の交響曲第10番嬰ヘ長調(1909-10)の D.クックによる最終決定復元全曲版。

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 ところで、上の交響曲第10番のリンク記事に写真を載せたサボテン(金手毬)は、いまではだらしない感じでこんなに大きくなっている


むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第330回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  このとき「さっぽろ地下街」はまだ20周年
 第328回定期演奏会の次に私が聴きに行った札幌交響楽団のコンサートは第330回定期。
 第328回のブルックナーの第8番に続き、今度はマーラーの交響曲第3番と、大曲続きとなった。

 札響にとっては初めてのマラ3。
 どんな演奏だったか細かいところは覚えていないが、札響らしい(もちろん良い意味で)破綻のない演奏だったと記憶している。もうこのころ、とっくに札響の演奏技術は高水準にあったのだ。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第3番ニ短調(1893-96/改訂1902)。

 私がこの交響曲を最初に聴いたのは1976年2月25日のこと。中学の卒業直前だったときだ。
 NHK-FM で13:00から放送されていた「ホームコンサート」をエアチェックした。
 演奏はクーベリック/バイエルン放送響。

 カセットテープを処分したあとは、この演奏を聴く機会がないままだが、これまたどんな演奏だっただろう?

 覚えていないことが多すぎる……

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冬期間の激務に感謝し、棚の上で『休眠』していただくことに

  けっこう変色するものなんですね
 『春分の日』だった先週の木曜日、私は春分の日らしい行ないをした。

 短パン、半そで T シャツで近所を散歩した、のではない。

 厳しい冬―といっても、今季の江別の冬は全般的に穏やかな方だったが―の間、一生懸命働いてくれたスノーダンプ(パワーカッタージャイアントキャリー)などを物置にしまったのである。

 ヤマザキが「春のパンまつり」を、FANZA 動画が「春のパンツまつり」を行なっているくらいだから、もうスノーダンプにお暇を与えてもよい時期が来たということだ。

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 一番上に重ねているのが、日常的に使っていた『パワーカッタージャイアントキャリー』。その下の同じ製品に比べ変色している。2シーズンにわたって冬の間紫外線にさらされてきたせいだろう。下のやつは予備で、まだ使ったことがない。新品同様ってものだ。

 その横のダンボール?
 ゴミである。

 手前のダンボール。
 よく見るとおわかりのとおり、雪解けとともに地面に挿されアブラムシ予防のために回転してもらう『カザグルマ』が入っている。

 片づけ作業のあとの昼食は、この日も家ラー。
 「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメン。ワカメを多めにトッピング。

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  けっこう変心するものなんですね
 午後は、このごろの自分のブログに絡む話題から ↓ を聴いた。

 久しぶりに聴くインバル/フランクフルト放送響のマーラーの6番。「すごくいいじゃん!」と思った。表情が豊かというか……。ここではこんなにけなしているのに。ヒトの気持ちなんて、どう変わるかわからないものね。

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 この日の夕食は、妻から「冷蔵庫に入っている挽き肉を使って」というお題を与えられたので、初めてハンバーグ作りに挑戦した。

 ネットの Cookpad にアップされていたレシピを参考に、たまねぎをみじん切りにしてレンチンし、挽き肉とパン粉と卵を投入して、きれいに洗ったお手手でこね、扁平楕円形にし、焼いた。

 ちょいと焦げ目がついてしまったが、ジューシーなハンバーグが出来上がった。

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 さらに別なレシピを参考に、びっくりドンキーのハンバーグソース風のソースを作った。

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 けっこうドンキーの味に近いものができた。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第6番イ短調悲劇的(Tragische)」(1903-05/改訂'06)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪GM/交響曲第6番

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  あーゆーノリだったのね(9枚目)
 1991年3月の札響の定期演奏会(第323回)にも私は行っていないし、パンフレットも手元にない。
 定期演奏会は行っていないが、この月には仙台フィルと札響のジョイントコンサートがあった。プログラムはマーラーの交響曲第6番。万難を排して聴きに行った。

 中学3年生の春に第1番を耳にし、そこでマーラー教の信者になった私だが、あのころはオーケストラの規模からして(4番はともかく)札響の演奏で生でマーラーの曲が聴けるなんて思ってもいなかった。
 それが、その後、私がコンサートに行かなかったために聴きそびれた第10番の全曲復元版(クック版)と札響が取り上げたことのない「大地の歌」以外を聴くことができたのだから、隔世の感がある。

 これまでのところ、第6番を生で聴いたのはこの仙台フィルとの合同演奏のときの1回、そして第8番は名古屋フィルとの合同演奏のときの1回のみ。それ以外のマーラーの交響曲(1~5番、7番、9番)は、札響以外のオケのコンサートも合わせると、各曲複数回、生で聴けている。

 このジョイントコンサートのとき、私はホーム企画センターという会社のことは知らなかったが、このコンサートに協賛(?)してくれたことに感謝した。そして、この6年後に自分が家を建てるときに、ホーム企画センター縁ができそうだったのだが、すぐに縁がないことになってしまった

 演奏は良かったと思う。いや、目の前でこの大好きな交響曲が演奏されていることに圧倒されて、良い悪いなどと考えながら聴く意識はまったくなくなったのである。
 
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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第6番イ短調悲劇的(Tragische)」(1903-05/改訂'06,その後たびたび管弦楽配置を変更)をショルティ/CSOの演奏で(1970年録音)。

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鳥居に礼をした40分後にワンコイン弁当の絶滅を知った衝撃の朝

  蓬莱-1
 仕事始めの日となった月曜日の朝は、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン(西コンコース臨時売店)では駅弁を並べ始めたところで、『非駅弁』はまだ到着していないようだった。1年の最初の勤務日の昼食を弁菜亭の弁当でスタートできなかったのは残念だが、それはしょうがない。
 そのため、昼食はセブンイレブンで買った「ぶたはげ監修 炭火焼き豚丼」にした。

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 火曜日は在宅ワーク。昼は2カ月前に期限が切れた「無印良品」のレトルトカレー。
 特にカレーが食べたかったわけではない。でも、妻が「無印のカレー、まだ残ってるわよ」と私に言ったということは、消費しなさいと促していることに他ならない。だから妻の意向に沿うために食べた。

 水曜日。
 この日は定例の通院日。アサイチで採血の予約。
 しかし、いつも乗っている 134M 列車だと札幌に早く着きすぎて開院まで時間がありすぎる。なので、遅めの電車に乗ることにした。
 このため時間に余裕もできたので、駅に向かう途中、江別神社に寄って正月飾りをどんど焼きの場所に置いて来た。

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 8時過ぎに札幌駅に着いてーこれでもまだ開院まで25分あるー、弁菜亭のワゴンで幕の内弁当を買った。
 これから病院に行くのに弁当を買うなんて、と自分でも思ったが、弁当を買うために帰りにまた駅に戻るのは賢くない行動だと思い、弁当が入った袋をぶら下げて病院に行くことにしたのだ。

 売り子さんに「幕の内弁当」を差し出すと、「550円です」。

 えっ?いま、なんと?

 でも、聡明な私はすぐに「今月から50円値上がりしたんだ」と理解し、慌てて小銭入れから100円玉を取り出し、あらかじめ持っていた500円玉と一緒に渡し、50円をお釣りでもらった。

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 弁菜亭、お前もか!
 いや、責めてはいけない。よくここまで500円で踏ん張ってきてくれた。もううっちゃりきれなくなったのも無理はない。

 でも500円ワンコインで買えなくなったのは痛い。1,000円札があれば2日間続けて買えた。そのすがすがしさ、切りの良さが失われた。切りがよかったから購買意欲を掻きたてられていた面もある。なので、今後の私の消費行動に微妙な影響を及ぼす恐れもある。

  弁当を持って病院へ
 それにしても、ありとあらゆる物価が上がっているのに、こっちはもうすぐ年金が支給される身。つまり、収入は減る一方なのだ。不安が募る。豊かな老後どころか、ふつうの老後も迎えられなさそうだ。

 いったい、こんな暮らしにくい日本にしたのは誰だ?
 誰のせいでこうなった?

 自分たちだけ肥えれば国民のことなんてどーでもいいと考える政治家が悪い!
 同じ国民のくせして、出世のために議員センセに褒められようとヘンテコな政策や仕組みを考える官僚が悪い!
 「ニホンはナンデモ安いデス」と言ってキッチンカーの3,000円のカツ丼を喜んで食べる外国人観光客が悪い。
 裏金だの増税だのなんだかんだよりも中居正広のことが日本国における一大事のように報道しているマスコミが悪い。

 そう嘆きたくもなる。

 そんな風に過剰な被害者意識に襲われながら、550円の弁当が入ったレジ袋を持った私は病院に着き、健保組合が発行した『保険証』と診察券を出し、「その後おかわりありませんか?」という看護師の質問に「内科的なことは変わりないですが、11月に蜂に刺されてひどく腫れてとても痛くて皮膚科にかかりました。まだ少し痛いです」と答えたが、「スズメバチ?」「いえ、たぶんアシナガバチ」「アシナガバチ?聞いたことないわね。でもたいへんだったわね」というくらいの反応しか得られなかった。「今回、ハチ毒の抗体検査もしてもらえないでしょうか?」と言おうとしたが、そうなると医者の判断が必要になってめんどくさい話になりかねないと思って口を閉ざし、おとなしく注射針を刺してもらい、血を抜いてもらったのだった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1980-1911 オーストリア)のカンタータ「嘆きの歌(Das klagende Lied)」(1880/改訂1892-93,'98-99)。

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病院3軒に行っても治るどころか悪化。4軒目の医者の別な見立てで即治癒

  オディールさんの奥さん、受難
 先週の金曜日、オディール・ホッキーさんのところを訪ねた。
 鉱物の話や蜂やユキムシの話、『九帆さん』とはいったい誰かというオディールさんの疑問(かなり苦労して謎解きを試みたようだ)についてや、皮膚科の話などで盛り上がった。

 皮膚科については、オディールさんの奥さんが、唇の周りがただれたようになり、皮膚科にかかったら、「それは〇〇です。ステロイドを出しておきましょう」と医者に言われたという内容。
 ところが何日かしても一向に良くならない。いや良くならないどころかひどくなる。そこで別な病院にかかると、そこの医者も「それは〇〇です。ステロイドを出しておきましょう」と言ったという。
 でも、やっぱり良くならない。3軒目の病院へ。医師は言う「それは〇〇です。ステロイドを出しておきましょう」。これじゃあ、「大地の歌」の第1楽章で3度歌われる「生は暗し、死もまた暗し」みたいだ。そして、ただれはひどくなるばかり。

 そして、4軒目の病院にかかってみた。医者が言うには「それは△△です。抗菌薬を出しておきましょう」。そして、それを塗るとあっという間に治ったそうだ。

 3人の医者が同じことを言って、その見立てはまったく同じ間違い。
 これって怖い。
 私の腫れと痛みは本当にハチによるものだったのだろうか?まあ、それ以外考えられないか……

 私の手の甲の痛みはまだ残っているが、『強力』なステロイド剤を処方してもらい、それを10日以上塗ったので、この日(金曜)の夜で中止した。あとは自然に痛みが治まっていくのを待つことにする。

 オディールさんとの会話の中で、先日紹介してくれた『おにやんま君』の話題にもなり、そこから庭仕事 → アブラムシに対するキラキラの効果へと話題は移っていった。

 しかし、私はここでキラキラ効果については、もう1年様子を見なければならないようだと答えた。

 確かに今年の My Garden ではバラにアブラムシがついている姿をほとんど見かけなかった。間違いなく、風車(かざぐるま)にキラキラテープを貼ったことで、悪代官がかざぐるまの弥七を恐れるように、アブラムシはその光を嫌がり寄ってこなかったと確信していた。

 しかし11月9日の北海道新聞にこんな記事が載った。

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 バラに被害をもたらすアブラムシとユキムシであるケヤキフシアブラムシは別な種類だろうが、同じアブラムシの仲間には7違いない。同じようにセンチュウにやられて、今年はたまたまほとんど発生しなかった可能性もある。
 来年、また状況を見続けなければならない。
 そのように、オディールさんに私は宣言したのだった。

 この日は、オディールさんが昼食をごちそうしてくれた。
 ありがとうございました!

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「大地の歌(Das Lied von der Erde)」(1908-09)。

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シミ対応に不安ならちょい漏れ対応を選べ!それでも心配なら……

  これを穿けば長い曲のコンサートでも安心?
 先日、妻と私のパンツを買いにイオンに行ってきた。

 パンツというのはズボンではなく、下着のパンツである。
 パンツといっても私が穿いているのは、ピッチピチ、モコモコになるラインが鮮明になるパンツではなく、ブカブカ、ひらひらで陰部や臀部の状況を察することができないトランクスである。

 いつもは無印良品でトランクスを買っているのだが、この日は他の買い物ついでに10%引きセールということもあって、イオンに行ったのだった。

 イオンの下着売り場になんてふだんは行くことがないので知らなかったが、いまはこういったパンツが実に充実した品ぞろえで並んでいた。

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 う~ん、迷う。
 シミ対応よりもちょい漏れ対応の方が安心か?
 いや、それを言うんだったら軽失禁対応の方が間違いないだろう。
 でも、穿いた感覚はどうなんだろう?厚みは?ズボンが盛り上がったりしないのだろうか?

 このようにいろいろ夢、いや、想像がふくらんだが、ふくらませただけ。
 よりどり2枚で980円のふつうのトランクスを買ったのだった。

 しかしながらこれから先、近い将来の生活を考えたとき、こういう商品が売られていることに私は大きな安心感を得ることができた。

 ところで、この世でいちばん(時間的に)長い交響曲としてかつてギネスブックに載っていたのはマーラーの交響曲第3番(とブライアンという人の交響曲第1番)だった(現在はこの項目なし)。

 私は過去2回、マーラーの第3交響曲を札響定期で聴いているが、ええ、そりゃ緊張したものだ。お股のあたりが気になる。気にするとさらにしたくなるような感覚が強くなる。まあ、幸いにも、途中で音楽に引き込まれ、股間の存在を忘れることができたけど。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「たくましい想像力(Starke Einbildungskraft)」。
 歌曲「若き日の歌(Lieder und Gesange aus der Jungendzeit)」(全14曲)の第9曲。

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道産バター2種使用のセコマのX'masケーキを予約しちゃった師走の初日

  サツエキ周辺のデパ地下から天ぷら専門店が消える
 今年の12月は日曜日で始まった。
 その1日・日曜日はいつもと違ってしょうゆではなくみそラーメンを食べたかったので、菊水の「濃厚味噌」スープを使ってみそラーメンを食べた。
 しばらくぶりに食べても「濃厚味噌」はとても濃厚だった。体が温まった。

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 そしてこの日、私はセイコーマートのバタークリームのクリスマスケーキをネットで予約したのだった。

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 セコマのクリスマスケーキを買ってみるのは初めて。
 大好きなバタークリーム!
 楽しみだ。

 月曜日。
 朝の通勤電車134M は先行するライラック4号が遅延したため、江別駅を4分遅れで発車。札幌駅に着いたときも4分ほど遅れ。

 西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンはすでに営業開始中。
 「今月のおすすめ弁当(師走)」と迷ったが、「日替り弁当 A(ミックスフライ)」にした。
 過去にも買ったことがあるが、ミックスフライといっても、メインはトンカツ。
 エビフライのエビの存在感がなさすぎではあるが、こういう弁当にアルアルなこと。そしてまた、タルタルソースが地味においしい。
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 この日の夕方は、用事があって A 社へ。
 九帆さんF さん上原さんと話をしてきた。

 千葉さんとも話をすることができた。
 なんと、千葉さんは私がみそラーメンを食べた日に(つまりこの日の前日)、札響の定期演奏会を聴きに奥さんと Kitara に行って来たそうだ。

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 初めてのクラシックのコンサートにとまどいもあったようだが-たとえば何度も続くカーテンコールなど-その話しぶりから、マーラーの交響曲第1番を堪能したようだった。

 この日は九帆さんと氷山さんとお酒を飲むことになっていた。お誘いしてくれたのだ。
 会食開始時間まで時間があったので、店は道庁近くの「おたる三幸」だったのだが、わざわざ東急百貨店のなかの「Hands」に行ってみた。ねちっこく、あのカレンダーがほんとに姿を消したのか確認するためだ。

 ほんとになかった。
 当たり前だけど。

 そのあと、地下食品売り場に行ってみた。
 「天一」でこんな案内が。

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 た、い、て、ん……

 もう、思い立ったが吉日とばかりに「天丼弁当」を食べようと思っても、それはかなわぬ夢となる。
 悲しい。

 大丸百貨店の地下にあった「つな八」の売り場が無くなって久しい。
 つまりサツエキ周辺では天ぷら専門店の天丼弁当を買うことができなくなるということだ。

 沈んだ気持ちになったが、お酒を飲み始めたらそのことを忘れてとても楽しい時間を過ごすことができた。

 写真はお通しの「酢モツ」。
 お下品ながらも「スマタみたいな響き!」と言ったら、九帆さんはとてもうれしそうに笑ってくれた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第1番ニ長調巨人(Titan)」(1883-88/改訂'93-96)。

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時が止まったままの本物そっくりさん

  日付なんて関係ない。焦ってクリックしてくれれば儲けもの
 先月(10月)の話だが、毎月来るように今回も20日過ぎに JCB カードから『11月11日のお振替内容確定のご案内」のメールが届いた。

 しかし、10月31日なって(しかも JCB の始業開始時間前に)、また JCB カードから『お振替内容の確定のご案内』メールが届いた。
 といっても、au の迷惑メールフィルターで 栄誉ある [meiwaku] の冠を与えられていたので、すぐにうそメールだということはわかった。

202411JCBspam

 上に載せたメールの写し。左側が本物、右側が迷惑千万な偽物。
 偽物の方には、本物と違う箇所に赤のアンダーラインを引くか、赤枠で囲っている。

 この手のにせメールの特徴は、まず第一に宛名としてお客さんの氏名が記載されてないことだ。そりゃそうだ、私の名前を知ってるわけがないのだから。

 それと JCB からの正規のメールにはクレジットカードの種類が記載されているが、にせメールにはカード名称が書かれていない。
 そしてまた、ここが迷惑メールであるキモの部分なのだろうが、『My JCBログインはこちら』の箇所ではURL が記載されてなく『ご利用確認はこちら』とご丁寧に大きな文字を使ってどこかへリンクするようにしてある。ここをクリックすると、ワクワクドキドキのワンダーワールドへ連れていかれるのだろう。

 ただ、ほかに記載されている URL はなんと本物のメールと同じ(見せかけだけかもしれないが)。
 それよりなにより、送信者のアドレスも本物と同じなのがいやらしいったらありゃしない(とはいえ、迷惑メールフィルターに引っかかるのだからこれも見かけ上のアドレスなのだろうが(なりすましメール))、こうなるとこのアドレスを受信拒否アドレスに登録できないので厄介だ。

 なお、このメール、日本語に変なところはないし、妙な書体の漢字も混じっていない。そこがまた本物っぽい。
 ただ、おバカにもほどがあるのは、10月31日に送りつけておきながら『10月10日分お振替内容』となっているところ。
 その後も同じメールが繰り返し何通も来ているが、どれも『10月10日』になっている。彼(彼女)のなかでは時は止まっているようだ。

202411JCBspam1010

 私は、ご親切に「詐欺師さん、間違ってますよ」と教えてあげたいくらいだ。

 そっくりといえば、上の受信メール一覧にある楽天カードの『【速報版】カード利用のお知らせ』のにせメールも、本物とそっくりだ。

 これがニセモノ。

202411SpamRakuten

 そしてこちらが本物である。

202411RakutenMail

 みなさん、お気をつけあれ!

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第4番ト長調(1892,'99-1901/改訂1901-10)。

Mahler4Tennstedt



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MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

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