チャーハンとお孫ちゃんで『転調』
 つまり元気になってきたという証拠である。

 目覚めとともに「あぁ、チャーハンが食べたい」と思い、さっそく炒飯を作って朝から食べる人間が、元気でないわけがない。

 ここに書いたように、母親が亡くなったことに対して、私の気持ちは冷静であり、悲しみはない。
 ただし、母親と同居していて無職無収入であるどうしようもない次男(つまり私の弟)から、私がこの先、未来永劫、迷惑をかけられないように万全の態勢を整えていかなければならないと思うと、やはり『張り切った』気分にはなれない。

 そんなわけで母の死から5日間ほどは、私の食欲もやや静まりかえっていたが、こないだの土曜日は目覚めから『炒飯モード』に突入できたのである。

 この日は永谷園の「焼豚チャーハンの素」を使用。
 必須のご飯と卵のほかに、粗びきウインナーと長ねぎ、ピーマンを具として投入した。
 なお、朝だったので食べる量はやや控えめにした。

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 この日は午後から長男一家、つまりお孫ちゃんたちがわが家にやって来る予定だったので、朝のうちに MaxValu に豚挽き肉の大パックを買いに行き、お孫ちゃんたちが好きな『肉そぼろ』を作った。

 昼はカップ麺の「らーめん信玄 コク味噌味」(明星)と朝の残りの炒飯(作ったばかりの肉そぼろを少しだけトッピング)。

 「信玄」は有名な札幌のラーメン店。
 すすきののはずれにある店に、いまから20年ぐらい前に道外から来たお客さんと食べに行ったことがあるが、そのときの味の記憶は皆無。
 なので、このカップ麺が「信玄」の味を忠実に再現しているのかは私には不明。お値段の割には感動的な味とは思わなかった。

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 昼すぎにお孫ちゃんたちが到着。
 今回の息子の主目的は、江別で私が息子に成り代わって買ってウチの物置に保管してあるスタッドレスタイヤへのタイヤ交換。

 この日は荒れた天気で冷たい雨が降り続いているので、作業は翌日に延期。
 家の中でお孫ちゃんたちと戯れて過ごした。

 にぎやかで楽しい時間は、私の気持ちをさらに元気にしてくれたのだった。

♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
 ニールセン(Carl August Nielsen 1865-1931 デンマーク)の組曲「明けの明星(Den Luciferiske)」Op.45(1919-20)。

 6曲からなるピアノ曲である。

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