老人にいたわられてしまった
おとといの木曜日のこと。
この日も在宅勤務だったが、銀行に行ったり郵便局に行ったりしなければならない用事があった。
そこで、9時半過ぎに散歩を兼ねて出かけようと計画していたのだが ――勤怠上は『外勤』という位置づけにしておくのが良いと個人的には思っている―― そのころになると雲行きが怪しくなり(夫婦間の、とかではなく、ホントに空の状況が)、いつ雨が降り出してもおかしくない感じになったので、いつもは妻が仕事に行くときは妻が車を運転して行くのだが、私が妻を仕事先まで車で送り、そのあとの用事も車で行って済ますことにした。
23日という、21日が給料日とか25日が給料日とかいうのとは関係ない日なはずなのに、銀行も郵便局もそれなりに混んでいた、ATMは。窓口はガラガラだった、どちらも。
そして帰りにスーパーに寄って、2個セットのおにぎりを買った。
昼食用だ。
昨晩、もしくはけさの残りの、豚汁や玉子焼き、鶏肉のソテーは残っている。
が、おかずはあっても、ご飯がご飯茶碗1膳分弱しか残っていなかったのだ。
そこで、そのおにぎり2個パックだけを手にしてレジに向かった。
まあまあの列ができていた。
私の前で買い物かごをカートに乗せて並んで待っていたおじいさんが、私の購入商品を見て後ずさりし、「先にやっていいよ」と順番を譲ってくれた。
いや、おじいさんのかごが買った商品で荷崩れしそうなほど大量買いしていたわけではない。
だから、時間はそんなにかからないはずだ(その場で店員さんと話しこむ予定があれば別だが)。
譲ってもらうなんて忍びない(というか、あまり意味がない)。
「いえいえ、けっこうです」
「いいから、前に入んな」
「はぁ、ありがとうございます」
これ以上遠慮すると、かえっておじいさんの心を傷つけてしまうかと思い、このおじいさんよりももう少し若いこのおじいさんは、順番を譲ってもらった。
それにしても、「X」や「Threads」では、例えば下の画像のような常識外れのオカシナ人のことについての投稿があふれかえっているが、こういう譲り合い、親切心がまだまだニッポンには残っていることをうれしく思った。
こういうおじいさんなら、新幹線で勝手に他人様の指定席に居座ったり、居酒屋に缶チューハイを持ち込んだり、地下鉄の優先席の前でこれみよがしに席を空けろというような威圧的態度はとらないだろう。
もちろん、店で卵を求める人の列ができていても横入りなどするはずはない(でも、アクセルとブレーキを踏み間違える可能性はゼロではない)。
私が逆の立場だったら譲ってあげるのかって?
時と場合によります、ええ。
でも、自分で言うのもなんだが、私は基本的に親切です、はい。
なお、前の日にインスタで手作りおにぎりの写真を投稿し(その写真はこちら)、『家のおにぎりってなんでか美味しく感じます』というコメントをいただいたし、その人に対して『そうですね』と答えたのに、その翌日はスーパーのおにぎりを買って食べたことに、今回の私はちょっと節操が無いかなと反省した。
それにしても、豚汁ってどうしてあんなにおにぎりに合うのだろう?
♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪
イッポリトフ=イヴァノフ(イッポリトフ=イワーノフ.Mikhail Mikhailovich Ippolitov-Ivanov 1859-1935 ロシア)の「酋長の行列(Cortege du Sardar)」。
組曲「カフカスの風景(コーカサスの風景.Caucasian Sketches/Esquisses Caucasienne)」Op.10(1894.全4曲)の第4曲。
イッポリトフ=イヴァノフ(イッポリトフ=イワーノフ.Mikhail Mikhailovich Ippolitov-Ivanov 1859-1935 ロシア)の「酋長の行列(Cortege du Sardar)」。
組曲「カフカスの風景(コーカサスの風景.Caucasian Sketches/Esquisses Caucasienne)」Op.10(1894.全4曲)の第4曲。



