安っぽい緑のプラ製ジョウロにおさらば
 ここにちらっと書いたが、こないだの土曜日に妻とJRで札幌まで出かけた。

 当初の目的は、「moyuk SAPPORO」にある水族館「AOAO」に一度行ってみようかということだったのだが、前日になって「2,000円を出してまで魚を見たい?」と言ったら、妻も「それもそうね」と、私の夢のない意見に同意してくれたので、最終目的地はまだ一度も行ったことのない「COCONO SUSUKINO」に変更となった。

 ご存じのとおり、COCONO SUSUKINO は「ラフィラ」の跡に建てられたが、「ラフィラ」になる前は「ロビンソン百貨店」で、さらにその前は「ヨークマツザカヤ」で、そのさらに前の開店当初は「札幌松坂屋」だった。

 私たち一家はかつて山鼻にあった社宅に住んでいたことがあり、妻にとってはロビンソンは比較的なじみのある店だった(自転車で行けた)。
 その思い出の地に新たにできたココノススキノを見学することにしたのだ。

 まずは、妻が寄りたいといった「in ZONE with ACTUS 大通店」に行った。
 かつて東急ハンズがあったビルの1階と2階である。

 ここで金属製にジョウロを妻が買った。ジョウロではあるが、蓮口(はすぐち)はない。水差しのようなジョウロだ。
 でも、おしゃれだ。

 当然、おしゃれな私も屋内管理のサボテンなどの水やりに使わせていただく。

  ココに来るノ、初めて
 次に、AOAOには足を踏み入れないもののモユクサッポロへ。

 でも、見たい店は特にない。「きたキッチン」くらい。だけどきたキッチンはオーロラタウンにも新札幌にもあるし……

 そしてココノススキノへ。

 オープン当初、マスコミが『地下入り口にある階段のようになっているベンチのことをおしゃれだ。待ち合わせにも便利』みたいに伝えていたが、実際に目にすると、なんでわざわざここに座ってんの?と思った。待ち合わせするなら『ダイイチ』の総菜売り場前の方が楽しいだろうし……
 それに、下の段の座面は上の段に座る人の靴底で踏まれることになるのでバッチイ。

 昼食は4階にある「ラーメンフードホール」へ。

20250524fuuraidou1

 前日の夜に TV 番組の「発見!タカトシランド」でトシと横山由依が(地下鉄東豊線の)学園前エリアにある「風来堂」という店でつけ麺を食べ、舌鼓を打っていた。
 そのすすきの店がここにあるのをたまたま見つけたので、食べてみることにした。
 テレビの影響力というのは、こんなあまのじゃくの私にも及ぶのだ。
 情報の取捨選択能力が個々人に問われるってもんだ。

20250524fuuraidou2

 頼んだのは私も妻も味玉味噌つけ麺。

 濃厚でおいしいつけ麺だ。
 しかし、(つけ麺を食べることは私はほとんどないが)ラーメンとしては私の好みの対極に位置する味。ご存じのように、私はむかし風のあっさり系が好きだから(若い人にはこれくらいのガッツリさがうれしいに違いない)。いや、対極にあるのは注文する前からじゅうぶんに予想はしてたんだけど……

 ボリュームもあって、食べ始めた直後から全部食べられるかなと思った。

20250524fuuraidou3

20250524fuuraidou4

20250524fuuraidou5

 フードコートなのでなんのプレッシャーも感じることはないのだが、なんとなく食欲は『非旺盛モード』に変化。
 食券を買うときにちょうど誰かが頼んだミニチャーハンがカウンターに出され、実においしそうだったが、つけ麺だけにしておいてよかった。
 でも、つけ麺はちゃんと完食できた。

 そのあと、1フロア下の「LEMONADE by Lemonica」で、妻が飲んでみたかったというレモネードを飲む(オリジナルのSサイズ)。

20250524lemonade1

20250524lemonade2

 うん、レモネードだ。
 でも、ふつうのレモネードの味だった。

 サツエキへは地下鉄で。

 APIA を歩いているときに、おなかがゴロゴロしてきて、トイレに行くべきだという雷警報が私の小脳から発せられた。
 ガッツリした濃厚スープとボリュームある太麺は私の大腸を速攻で刺激してしまったようだ。

 妻に「そこらへんの店を見てて。トイレに行ってくる」と告げ、APIA のトイレへ。

 個室は2つとも使用中。……ちぇ。

 東急百貨店の地下へ。1つしかない個室は使用中。……うぐ。
 おしっこにしては遅すぎると思われているだろうから、いったん妻の元に戻り、「ボク、実は、ポンポン痛いの」と言い訳し、ステラプレイスへ空き個室発見の旅。

 妻はソニプラ(ソニープラザ)を見てるというので、その横のトイレへ。
 個室は使用中。……ひぇ~。
 2階へ。
 個室は使用中。……ひゃあ。
 このあたりで、苦痛と焦りから私の視界はモノトーンになっていった。

 同じ2階の東。スタバの奥の方にあるトイレへ。
 よ、よ、よかったぁ~。2つある個室の2つともが空いてた。……幸いあれ!

 ということで、無事に用を済ませることができた。
 もちろん出てきたものは壊し気味のおなかが産出するようなものであった。
 幸い、この1回の個室内での行為だけでおなかは落ち着いた。

virus_benpi

 そのあとは、JR に乗り帰路に着いた。

 駅近くの駐車場にとめてあった車で、「トリトン」へ。

 夕食用の鮨をテイクアウトするためだ(先ほどまで血相を変えて個室を探していた人物と同一とは思えない転身ぶりだ)。

 あの商品券もそろそろ使わなければならない。せっかくいただいたものを活用しないのは失礼にあたる。
 そして、お鮨はとてもおいしかった。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のデュエット「われは急ぐ,弱けれど弛みなき足取りもて(Wir eilen mit schwachen)」。
 7曲から成るカンタータ第78番わが魂なるイエスよ(Jesu, der du meine Seele)」BWV.78(1724)の第2曲。

BachRedel