SANZOKU に MANZOKU
 今週の月曜日の朝。
 札幌駅の西改札を通り抜け、その先の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン(西コンコース臨時売店)の前に立った私は、とてつもなく大きな幸福感に包まれた。

 というのも、今日の「日替り弁当 A」は「鶏の山賊焼き」だったからだ。
 山賊焼きを目にしてそれを買わないなんて、私にとっては手持ちのお金が549円以下しかないとき以外はありえないことだ。
 500円玉と50円玉を1枚づつ、つまり550円をちょっきり出して袋に入れてもらった「鶏の山賊焼き」弁当をぶら下げてルンルン気分で会社へと向かった。

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 この日は自宅から、いなりずしくらいの大きさの白ご飯と賞味期限が切れたオニオンスープを持参。
 手持ちのご飯がなかったら足りないところだが、ちょうどいい量となった。
 それにしても「みんながくれるから、米を買ったことがない」という身分になってみたいものだ。そうことを平気でしゃべる愚かな人間にはなりたくないけど。

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 ああ、このコショウのスパイス感!
 おとなの味だ。
 満足、マンゾク、MANZOKU!

  電話が多くて看護師さんもたいへんだ
 火曜日は朝から景気の良くないどんよりした天気。
 この日は在宅ワーク日。
 9時半過ぎには一時はどしゃ降りになるほどの激しい雨。昼前にはやんだが、昼過ぎには一時、霰(あられ)が降った。

 そういえば、高校のグラマーかコンポの教科書に "It never rains but it pours" って英語のことわざが載っていて、その日本語訳が「降ればどしゃ降り」だった。
 でも、なんじゃい?「降ればどしゃぶり」って。英語圏では小雨や霧雨は降らないのか?

 さて、そんな天気だから、在宅業務をそこそこにお庭で作業、なんてことはせずに、家の中で漠然とした時間を過ごしたかというとそうではなく、何度も電話をかけた。江別市立病院に。

 先日書いた、高齢者帯状疱疹ワクチンの予防接種の予約をしたのだ。
 何度も電話をかけたというのは、代表電話番号で交換手(っていまは言わないか……)は出るのだが、「帯状疱疹ワクチンの予約をしたいのですが」「では、内科外来につなぎます……申し訳ありません、ただいま電話中です」というのが何度も続いたからだ。

 ようやくつながり、予約を入れた。
 前回の記事ではお値段の関係で生ワクチンにしようと思っていたが、北海道新聞の記事を読んだ妻が「高くても効果が持続する組換えワクチンの方にしたら?」と言ってくれたので(ということは、家計費のなかから特別に支出してくれるということだ)、組換えワクチンを打つことに考えを変えた。
 きっと妻は、ワクチンの効力が切れた5年後あたりに帯状疱疹にかかり、猛烈な痛みで騒ぎ立て生活にも支障が出てしまった私のめんどうをみるくらいなら、組換えワクチンの費用を出すのは決して高くないと判断したのだろう。

 1回目のワクチン接種は1カ月以上先の話。
 実は私、江別市立病院を利用するのは初めてである。
 病院に行くのが楽しみっていうのはへんな言い方になるが、でもどんな病院か興味深い。

 この日の昼は「菊水」の麺とスープで、しょうゆラーメン。
 数日前に作った豚丼の具(豚肉を炒め、ベルの豚丼のたれをからませただけだが)をご飯の上に載せたミニ豚丼をお供にした。

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♪ 今日の一曲 ♪
 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)のピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2テンペスト(Tempest/Der Sturm)」(1802)。

 いつも読ませていただいているブログ「それでいいの」の管理人さん(ブロガー)が、毎回のように取り上げている曲。ただし、ここにも書いたように、弾く立場で
 私はしばらくベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴いてなかったので、今回「テンペスト」を聴いてみた。
 あまりよく知らない曲なのに、第3楽章はなぜか懐かしい気がした。なんでだろ?

BeethovenSonataHeidsieck