車掌さんから「おはようございます」の声が
昨日の話の続きである。
取り急ぎどんな話だったか知りたいせっかちな人のために、ご親切にリンク記事に飛ばなくてもわかるように説明すると、"焼肉店で私の隣に座っていた女性社員がコロナに感染した" ということである。
さて、彼女のコロナ陽性が病院で認定された翌日の先週の金曜日。
朝起きると、特に体調に異変はなく、まずはほっとする。
江別駅で折り返し札幌行き普通列車(134M)になる回送列車。
私は先頭車両(江別駅に着いたときは最後尾車両ということになる)に乗っているのだが、車内に乗り込み座席に座ると―この日は721系だった―女性の車掌さんが(回送時は最後部の)車掌室から出てきて、車内を通って逆側の車掌室に移動する際に、「おはようございます」と私にあいさつをしてくれた。
こんなことは初めてだが、とても感じがよくて爽やかな気分になった。
たまたまこのときはまだ車内に客は私一人だけ。だからあいさつをしてくれたのだろう。
他に何人も乗客がいあたら、一人ひとりにあいさつするのはたいへんだもの。
そういえば、コロナの感染が広がっていたときには、この中扉も常時開放するようになっていた。ひどく遠い昔のことのように思えるが、あの『戸の開放にご協力ください』と書いたシールは、いつごろはがされたのだろう?
この日は最初から「あれ」に決めた
列車が札幌駅に着いたとき、この日は私は札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンには向かわなかった。
おとといに続き、ファミリーマートに寄って「二段仕込みの炙り焼チキンステーキ弁当(オニオンソース)」を買ったのだ。
いつ新型コロナの症状が出て食事をとるのもままならなくなるかわからない。
としたら、食べたい弁当を確実にゲットして食べた方が良い。そう考えて、中一日ではあるが、二度目のご指名、再登板。だって、ホント、気に入ったんですもの。
そしてまた、味噌汁のストックがなくなっていたので(マルちゃんのワンタンスープは2個ストックがあったが、今の状況では発酵食品である味噌汁を飲むべきだろう)、ファミマの PB の海苔のみそ汁を買った。
会社でも、不思議なことに誰も特にコロナ感染の話題はしなかった。もう、コロナに感染したからって特別なことじゃないってわけだ。
考えてみれば、感染拡大時は感染者が出たらビル管理室に連絡して、ビル管理室は各入居者に『昨日低層階で新型コロナ患者が発生しました。夜間のうちに共用部の消毒は済ませてあります』なんて案内文を各テナント入居者に配付していた。
あるいは、企業によってはホームページに『本社で新型コロナ患者が発生しました。内勤者のため、お取引先との接触はありません』というようなお知らせをアップしていた。
でも、今考えると、ああいうのって必要だったんだろうか?
ほんの数年前の話だけど、おおむかしにこんなおかしなことをしていました、みたいな思いがする。
よくわからない『敵』に、みんな怯えきっていたってことなんだけど……
そんなわけで、当たり前のことのように Z子さんの感染をビル管理室に報告するなんてことはまったくなく(「言われた方も「はぁ?」ってもんだろう)、Z子さんの机を消毒しましょうって話もなく、そして私は私で、またおいしいチキンステーキを食べたのだった。
搾菜よ、おまえもか!
この日の帰りは、マックスバリュに寄って2割引きのシールが貼られたイカサラダ(正式な商品名は忘れてしまった)を買って帰った。同じく2割引きのシールが貼られた札幌パリのプリンも買った。
桃屋の搾菜はちょっと目を離したすきに倍近くの値段に値上がりしていたので、200円までしない TOPVALUE の搾菜を買った。味も食感も桃屋のものに遜色なかった。
土曜日。
日中の私の精力的な奉仕活動についてはここで報告したとおりだ。
夕食の調理は私が担当。
鶏もも肉を焼いた。
フライパンに皮を下にして2枚の肉を並べ(ってことは両脚だ)、アルミホイルをかぶせて水を入れた鍋を重しとして置く。こうすれば焼いている最中に縮むことはない。
弱火で15分。
裏返してまたまた弱火で12分。
この日のソースは、キッコーマンのステーキしょうゆ(にんにく風味)を水で割り、タマネギのみじん切りを入れて煮込んだものを作ってみた。
が、ちょっとくどい味になってしまった。キッコーマンのステーキしょうゆ自体はおいしいものなので、負の相乗効果がでてしまったようだ。
♪ 今日の一曲 ♪
ムソルグスキー(Modest Petrovich Musorgsky 1839-81 ロシア)の組曲「展覧会の絵(Tableaux d'une exposition)」(1874)から「鶏の足の上に建っている小屋(バーバ・ヤガーの小屋。La cabane sur des pattes de poule)」。
ラヴェルによる管弦楽版を、マルケヴィッチの演奏で。
タワレコ(広告)
⇒
ムソルグスキー:展覧会の絵/禿山の一夜<限定生産盤> マルケヴィッチ/LGO
ムソルグスキー(Modest Petrovich Musorgsky 1839-81 ロシア)の組曲「展覧会の絵(Tableaux d'une exposition)」(1874)から「鶏の足の上に建っている小屋(バーバ・ヤガーの小屋。La cabane sur des pattes de poule)」。
ラヴェルによる管弦楽版を、マルケヴィッチの演奏で。
タワレコ(広告)

今度商品を確かめてみますね。