むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第328回定期演奏会(1)

　※　このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

　 この前の月に山田一雄が亡くなった

　札響が創立されたのが1961年9月。

　

　そして、1991年の9月の創立30周年の定期演奏会にはP.シュヴァルツが登場。

　私が札響の定期演奏会に通い始めたころの常任指揮者がシュヴァルツ。

　その姿を見られるのは1975年の送別演奏会以来。そして生でブルックナーの8番が聴けるとあって、もちろん私も足を運んだ。

　しかし、上のリンク記事に書いているように、どこかもの足りなさが残る演奏だった。

　創立30周年ということで、この日は今日ここに載せた通常のパンフレットのほかに、『札響30周年全演奏曲目』と『札幌交響楽団30周年を迎えて』という2つの冊子も配られた。

　この2冊についても、何回かに分けてご紹介する予定である。

　それにしても、20ページの記載が "シュバルツ" なのが気になる。

♪ 今日の一曲 ♪
　この記事を書きながら、ブルックナー（Anton Bruckner 1824-96 オーストリア）の交響曲第8番ハ短調WAB.108（1884-87／改訂'89-90）を、インバル／フランクフルト放送響の演奏で聴いた。

　1884-87年の第1稿に基づくノヴァーク版第1稿による演奏。最初にこの楽譜の演奏を聴いたときには、第1楽章の終わりにファンファーレが吹かれて、おったまげたものだ。

Comments

[5. MUUSAN]

→ ロンネフェルトさん
　ありがとうございます。世の中が笑顔であふれるといいですね！

[4. ロンネフェルト]

あまりに D.ラッセル. ディヴィスの 記事が 面白すぎたので ( 2013年 )、本日の一曲の所を ポチッと押して、そちらの方にも コメントを 書きました。大変 面白いので 沢山の方々に 笑顔で楽しんで頂きたいナと 思いました。

[3. ロンネフェルト]

ヤマハの 音楽防音 "アビテックス " や、" 私の音楽紀行 オーストリア鉄道の旅 " " モーツァルトの手紙寸考 " ...等 普通の雑誌や読み物以上に 楽しめました。一時期 ヤマハの防音室 話題になりました。私の知っている 大手のレコード店では ロック, ポップスの売り場を通り抜けた 一番奥に 防音室に囲まれた クラッシックコーナーがあり、その防音扉を開けて入ると シ～ンと 嘘の様に静かでした。お客さんは 私ぐらいしか いつ行っても 居なくて、クラッシックを聴く人は 世界中に存在するはずなのに (なぜ ? ) と 思ったものです。防音室を入れてある レコード店は そこぐらいしか無いのに...

シュバルツさんの 生の演奏は 聴いた事はないのですが、生の演奏は 録音したものとは 全くの別物で、それぞれの良さがありますね。
又 同じ曲でも やたらと 繰り返しの多いバージョンがあったり、打楽器 ( ティンパニー)が 物凄く 目立って びっくりするものや、 指揮者の解釈一つで それぞれに 変わって来ますね。 あるベテランマニアの方が 昔 おっしゃっていましたが ( レコードの中には 音楽が入っている。それを取り出してくるものが オーディオなんだ ) と....なるほど深い御言葉です。そうなってくると 生演奏の場合は どういう考え方になるのかな ? と思いました。

" 本日の一曲 " の所を 押してみると 、ディヴィスについて 大変 面白い事が書いてあり、一瞬 コリン.ディヴィスかと ? いやいや コリン.ディヴィスが ピアス , ポニーテール ? 等 する訳もなく、別のディヴィスとわかり、大笑いしてしまいました。無茶苦茶 面白かったです ! ! その記事 影に隠れてしまっては あまりに 勿体無いので こちらの方に 書かせて頂きました
因みに 私は コリン.ディヴィス 好きですよ.♪

[2. MUUSAN]

→ unagi さん
　テープのカタログなんてあったのですね。
　言われてみれば、ブラウン管TVですね。私が小・中学生のころはブラウン管はもちろん、まだ真空管だったと思います。家具調のテレビでした。
　コメントをいただき、ものすごく久しぶりに第4番の第1稿の録音をいま聴き終えたところです（D.R.デイヴィス／リンツ・ブルックナーo）。8番の初稿と改訂版との違いと比べものにならないくらい、今通常演奏される4番とはひどく違いますよね。まるで度の合ってないメガネをかけてしまったようにいびつさを感じて、笑えるというよりも、悪夢を見てるような感覚に襲われます。

[1. unagi]

私クラシックに興味を持ってすぐの頃、なぜか楽器屋でインバルのあの版が入ったCDじゃなくテープのカタログをもらった記憶があります。
それでクラシック界にどんな作曲家と曲があるかを知りましたが、ジャケットで似た顔のシベリウスと混同していました。

あのシリーズのジャケット結構好きでしたが、ブラウン管テレビまで過去のものになっちゃったんですね。
あの8番初稿を買って聴くまでに20年かかり
4番の初稿も聴いて驚き笑いました
これじゃなと思うけどでも面白かった。