いまではカップ麺もインスタントの袋麺もいろいろあるが
3月15日、つまり一週間前の土曜日は、土曜日だったがゆえに JR を利用することはなかった。
私は担担麺(担々麺)は人類の最大の発明の一つだと信じてやまないが、この日の昼は担担麺を食べた。カップ麺のだけど。でも、カップ麺のわりにこの担担麺、スープがなかなかおいしかった。飲み干しはしなかったが。
"since 2003" ってことは、私のブログ暦より長い。
2003年って、転勤で大阪に行った年だ。
初転勤で、初独り暮らしで、初道外居住。慣れるまでたいへんだった。精神的にも不安定だった。
そのころもうカップ麺の担担麺があったんだ。
担担麺好きの私だから目についたら絶対買っていたはずなんだけど、目についた覚えがないから、近くのスーパー(KOHYO(コーヨー)やいまは無きサカエ)やコンビニ(LAWSON やいまは無きam/pm)には置いてなかったのだろう。
湯通し時間が足りなかったようで……
翌日の日曜日。
この日も日曜日だったがゆえに JR を利用することはなかった。
昼は「菊水」の麺とスープを使ってしょうゆラーメンを作って食べた。
初めて木耳(キクラゲ)をトッピングしてみたが、もう少し戻すのに時間をかけるべきだった。まだちょっと硬かった。
余談だが、以前キクラゲはクラゲの一種だと思っていた知り合いがいた。
名前が "クラゲ" だし食感もクラゲに似ているといえば似てる(だからこそ『キクラゲ』という名前なのだが)。けど、キノコである。
夜のメインは私が調理を担当。豚肉の中華風炒め。
何が中華風かっていうと、鶏がらスープで味つけしたから。考えてみれば、これにもキクラゲを使えばよかった。で、味はもうひと工夫望まれる仕上がりだった。
17日の月曜日は、在宅勤務日だったがゆえに JR を利用することはなかった。
そして、18日。
それが行なわれて4日目で、ようやくそれを体験する日が私にやって来た。
それとは、3月15日に行なわれたダイヤ改正である。
江別駅に着き、駅舎のトイレ側のスペースで窓越しに1番ホームを通過する貨物列車(1083)を見届けたあと、トイレに行ってお小水を絞り出し、改札を抜けようとしたら、おや?いつも私と同じ列車(134M)に乗るために4番ホームの中間位置あたりで待っている見覚えのある人の姿が2番ホームに見えた。
今日は1本早い列車に乗るんだな。
私はそう思った。が、次の瞬間「ん?2番?」と、その不自然さに気づいた。
というのも、1本早く出発する電車は1番ホームにやって来て、1番ホームから発車するからだ。
もしや?
私は一歩下がって頭上の案内表示板を確認した。
『7:15 札幌行 6両編成 のりば2』
ダイヤ改正で出発番線が4番から2番に変わったのだ。
ありがとう。見覚えのある人。
ということで、間違って4番ホームの最先端まで一心不乱に進むことなく、「ちゃんと知ってるもんね」みたいな態度で2番ホームに行き、電車を待った私。
と、いた。
知らないで、過去の状況を信じ込んだまま慣習を打破できずに2番ホームに立って、来もしない電車を待つ人が一人ポツンと。女性だ。
通勤時間帯のこのホームに自分一人しかいないのに、「あれおかしいな」って思わないのだろうか?
いや、ここに電車が来ると思いこんでいるから、周りなんて目に入らないのだろう。
134M になる折り返しの回送列車が、4番ではなく2番の方向を目指して入ってきたのを見て、あわてて小走りで跨線橋の階段に向かっていた。
でも、一歩間違えると私もああなっていたかもしれない。
ありがとう。見覚えのある人。
なお、帰りにいつも利用している札幌駅からの電車の出発番線も、9番ホームから10番ホームに変わっていた。
ただ、今回のダイヤ改正では、自分が利用する電車の出発時刻に行きも帰りも変更がなかったのは、生活リズムがそのままで済むので助かった。
この時刻表の広告、一見まるで『暴力団が出稿している広告』みたいだ。
まさか、あの人はあのとき私という人間の役に立っているなんて思ってもいなかったでしょう。いや、私のこと自体、まったく認知していないでしょう。
今回の「マイ列車」の出発番線の変更はダイヤ改正によるものですので、トラブルが発生したなどがない限り、少なくとも次回ダイヤ改正まで毎日2番ホームからの出発です。
なぜダイヤ改正をするのか?JR側は利便性の向上を訴えていますが、そしてそれもあることはありますが、合理化の面も強いでしょうね。